JPH045398Y2 - - Google Patents

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JPH045398Y2
JPH045398Y2 JP1987046269U JP4626987U JPH045398Y2 JP H045398 Y2 JPH045398 Y2 JP H045398Y2 JP 1987046269 U JP1987046269 U JP 1987046269U JP 4626987 U JP4626987 U JP 4626987U JP H045398 Y2 JPH045398 Y2 JP H045398Y2
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JP
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mirror
mirror holder
holder
wall
mounting frame
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JP1987046269U
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JPS63152739U (ja
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本考案は自動車用後視鏡のミラー保持体の改良
に関するものである。
考案の背景: 自動車用後視鏡は、周知のように金属板または
合成樹脂で成形した保持体(背板あるいはミラー
フレームと称されている)の前面部に、鏡板が嵌
め込まれて、任意の向きに調節支持されるよう構
成してある。このような構成であるから、一般に
金属板製保持体の場合、その外形を意匠的効果の
高い形状にするにはプレス加工に多くの工費がか
かり、しかも形状的に特異性のあるものは製作が
困難であつた。また、合成樹脂製の場合は、主に
射出成型によるため意匠的効果を高めた形状のも
のが、任意に製作可能となるが、その反面成形型
を必要とするので、その分高価となる。当然多量
生産される場合に前二者の方式が採用される。
しかし乍ら、需要層の要望により、車輌の多機
種化と共に、これに付属する後視鏡の形状も多様
化し、これに伴い外形の異なるものを少量多種製
作することが要求されるようになつてきた。この
ような多種の形状の製品を得るには、従来の方式
によると型製作費が嵩んで製品単価が上昇するこ
とになり、合理化を図るにも困難がある。
解決しようとする問題点: このような状況に鑑みて、製作費を低減して、
多種のものを製作できるようにするため、後視鏡
の保持体を合成樹脂により少量生産でも製品価格
を過度に高めないで製作でき、多様化する需要者
の要望に対応できる形成構造の後視鏡におけるミ
ラー保持体を目的とする。
本考案にては、成形型の製作が比較的容易で、
成形構造上合目的なものが得られるように、いわ
ゆるブロー成形技術を取り入れて二重構造に成形
した後視鏡のミラー保持体を提供することにあ
る。
考案の構成: 本考案にては、合成樹脂製の後視鏡のミラー保
持体において、ミラー取り付け枠を収める開口縁
を除いた主体部を二重構造にされ、前記開口縁は
ミラー取り付け枠が受け入れられる段付の受け座
に形成され、支持金具取り付け部は内壁形成部と
外壁形成部とを密接状態に形成されるようにした
のである。
実施例: 以下本考案の後視鏡ミラー保持体について、一
実施例図に基き詳述すれば、次の通りである。
第1図及び第2図に示すのは、電動機を組込ん
だ遠隔操作型の後視鏡に採用した本考案のミラー
保持体であつて、ミラー保持体1は合成樹脂によ
り二重構造に成形したものであり、内側にXY両
軸方向に鏡板10面を変位させるための2台の電
動駆動機22を基板を介して内蔵支持させる内懐
の深い形状にしてある。この保持体1は外壁2を
所要の外形に形成するようにして、内壁3は外壁
2との間に適当な空間部4を配して、内部に収容
する機器の取り付け部に対応する座等を形成し、
開口縁部5において鏡板10取り付け枠11の受
け座6を形成した部分で、内外両壁2,3が一体
的になるように形成してある。なお、支持金具2
3に連絡する駆動機取り付け基板20の支持座2
1取り付け部7も内外両壁2,3を一体的に形成
してある。なお、保持体1開口部に対する鏡板1
0の取り付けは、周知のように弾性のある材料で
作られた取り付け枠11の溝部12に鏡板10の
周縁を嵌め合せて、保持体1の受け座6に、該取
り付け枠11の一端面が当接するよう嵌め込み、
保持体1開口部外周面側から、小ねじ13などを
取り付け枠11の外周に形成した凹部に、係合す
るようねじ込んで外脱不能に固着する(この方式
に限定されるものでない)。
このようにミラー保持体1を内外壁2,3で二
重構造にしたことで、その成形に際して、たとえ
ばブロー成形方式を採用して、内壁の形状と外壁
の形状とをそれぞれ雌型によつて一挙に成形する
ことができ、しかも両壁2,3間に空間部4を所
望の寸法で構成できる。この際、内壁3部と外壁
2部との形状は、各各別個なものとすることがで
きる。そして局部的に強度を高める必要がある支
持体との連結もしくは連絡個所、鏡板取り付け部
は、内外壁を重ね合せる状態にして、部分的に外
力を受けても破損することなく安定状態を保ち得
る。
なお、本考案の保持体は、上記したような電動
式の遠隔操作型以外の後視鏡にも、採用できる。
すなわち、内懐が浅い形状のものであつても同様
である。
また、本考案ミラー保持体によれば、鏡板の背
後に、面ヒーターを配設して、防曇効果を高めよ
うとする形式の後視鏡にあつても、二重構造にな
つているから、外気に対しての断熱効果を発揮で
きて効果的である。
考案の効果: 本考案によれば、上記したようにミラー保持体
全体をブロー成形のような方式で成形できるの
で、型の製作費も比較的低減でき、使用材料を節
約して保持体の内外壁を要望に応じた形状に、均
衡のとれた肉厚で製作可能となり、多種少量製産
が経済的に可能にして、しかも得られた製品は強
度の高い、装飾性も高め得るものが提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ミラー保持体を用いた後視鏡の
一実施例縦断面図、第2図は第1図の中央平断面
図である。 1,1′……ミラー保持体、2……外壁、3…
…内壁、4……空間部、5……開口縁部、6……
受け座、7……遠隔操作駆動部の支持座取り付け
部、10……鏡板、11……鏡板取り付け枠、1
2……溝部、13……取り付け用小ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製の後視鏡のミラー保持体において、
    ミラー取り付け枠を収める開口縁を除いた主体部
    を二重構造にされ、前記開口縁はミラー取り付け
    枠が受け入れられる段付の受け座に形成され、支
    持金具取り付け部は内壁形成部と外壁形成部とを
    密接状態に形成されていることを特徴とする後視
    鏡のミラー保持体。
JP1987046269U 1987-03-27 1987-03-27 Expired JPH045398Y2 (ja)

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JP1987046269U JPH045398Y2 (ja) 1987-03-27 1987-03-27

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JPS63152739U JPS63152739U (ja) 1988-10-06
JPH045398Y2 true JPH045398Y2 (ja) 1992-02-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4799940B2 (ja) * 2005-07-19 2011-10-26 日野自動車株式会社 ミラー構造

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JPS59117553U (ja) * 1983-01-31 1984-08-08 市光工業株式会社 アウトサイドミラ−のミラ−ボデ−

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JPS63152739U (ja) 1988-10-06

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