JPH0453669Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0453669Y2 JPH0453669Y2 JP1987109730U JP10973087U JPH0453669Y2 JP H0453669 Y2 JPH0453669 Y2 JP H0453669Y2 JP 1987109730 U JP1987109730 U JP 1987109730U JP 10973087 U JP10973087 U JP 10973087U JP H0453669 Y2 JPH0453669 Y2 JP H0453669Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- sensitive adhesive
- board
- adhesive layer
- touch panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Position Input By Displaying (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、商品説明書等や実物写真等の表示物
を展示するためにこれらを張り付けるためのパネ
ルに関する。
を展示するためにこれらを張り付けるためのパネ
ルに関する。
従来のこの種のパネルとしては、例えば特開昭
48−69841号公報に示されるように、発泡スチロ
ール板に再剥離性粘着剤を配し、再剥離性粘着剤
の上に剥離紙を合わせる構造のものが知られてい
る。
48−69841号公報に示されるように、発泡スチロ
ール板に再剥離性粘着剤を配し、再剥離性粘着剤
の上に剥離紙を合わせる構造のものが知られてい
る。
また、実開昭51−77992号公報に示されるよう
に、プラスチツク等の台紙に感圧接着剤を塗布
し、感圧接着剤の上に合成樹脂フイルム等の透明
薄膜を着剥自在に被覆する構造のものが知られて
いる。
に、プラスチツク等の台紙に感圧接着剤を塗布
し、感圧接着剤の上に合成樹脂フイルム等の透明
薄膜を着剥自在に被覆する構造のものが知られて
いる。
この種のパネルとしての台紙は、保形性を有し
且つ軽量であることが理想的であるが、この条件
を満たす好適品として発泡性プラスチツクがあ
る。
且つ軽量であることが理想的であるが、この条件
を満たす好適品として発泡性プラスチツクがあ
る。
また、貼着面及び表示物へのゴミ等の付着によ
る汚損を回避するために、透明フイルムで貼着面
を着剥自在に被覆することが理想的である。
る汚損を回避するために、透明フイルムで貼着面
を着剥自在に被覆することが理想的である。
ところで、発泡性プラスチツク(発泡スチロー
ル)に感圧接着剤を直接塗布した場合、溶剤タイ
プのものでは溶剤で発泡スチロールが侵されると
いう問題があり、また、水溶性タイプのものでは
水分が長期間抜けずにべとついたり、あるいは発
泡スチロールの凹凸面によつて食い付き力が弱い
ために保持力が小さいといつた問題がある。
ル)に感圧接着剤を直接塗布した場合、溶剤タイ
プのものでは溶剤で発泡スチロールが侵されると
いう問題があり、また、水溶性タイプのものでは
水分が長期間抜けずにべとついたり、あるいは発
泡スチロールの凹凸面によつて食い付き力が弱い
ために保持力が小さいといつた問題がある。
このため、特開昭48−69841号のものでは、乾
燥炉を通す等の手段によつて溶剤や水分を発散さ
せているが、工程数の増加並びに設備費の増加に
よつて製造コストの増大を来しており、また、発
泡スチロールの凹凸面に起因する問題は依然とし
て抱える現状にある。
燥炉を通す等の手段によつて溶剤や水分を発散さ
せているが、工程数の増加並びに設備費の増加に
よつて製造コストの増大を来しており、また、発
泡スチロールの凹凸面に起因する問題は依然とし
て抱える現状にある。
而して、本考案は上記諸般の実情に鑑みてさら
に開発されたものであつて、発散等の特別な処理
工程を得ることなく、且つ、保持力を低下させる
ことなく発泡性プラスチツクに感圧接着剤層を設
けることができるワンタツチパネルの提供をその
目的とするものである。
に開発されたものであつて、発散等の特別な処理
工程を得ることなく、且つ、保持力を低下させる
ことなく発泡性プラスチツクに感圧接着剤層を設
けることができるワンタツチパネルの提供をその
目的とするものである。
上記目的を達成するための本考案に係るワンタ
ツチパネルの特徴は、発泡性プラスチツクで所定
の大きさを有するボードと、このボード片面に固
着され接着剤保持部を構成する中性紙から成る保
護紙と、この保護紙に線状に塗布されて含浸され
るとともに前記表示物の貼着面を構成する感圧接
着剤層と、この感圧接着剤層全面に着剥可に設け
られる透明フイルムとから構成されることにあ
る。
ツチパネルの特徴は、発泡性プラスチツクで所定
の大きさを有するボードと、このボード片面に固
着され接着剤保持部を構成する中性紙から成る保
護紙と、この保護紙に線状に塗布されて含浸され
るとともに前記表示物の貼着面を構成する感圧接
着剤層と、この感圧接着剤層全面に着剥可に設け
られる透明フイルムとから構成されることにあ
る。
透明フイルムを貼着面から剥がし、貼着面の感
圧接着剤に商品説明書等や実物写真等を貼り付け
する。その後に、透明フイルムを非貼着面に押し
付けて貼り付けする。
圧接着剤に商品説明書等や実物写真等を貼り付け
する。その後に、透明フイルムを非貼着面に押し
付けて貼り付けする。
図面は本考案に係るワンタツチパネルの一実施
例を示す。
例を示す。
パネルは、所定の大きさのボード1の片面に貼
合された中性紙から成る保護紙2に貼着面となる
感圧接着剤層3が線状に略等間隔に形成され、こ
の貼着面に貼り付けした表示物5の上に透明フイ
ルム4が、着剥自在に設けられて構成されてい
る。
合された中性紙から成る保護紙2に貼着面となる
感圧接着剤層3が線状に略等間隔に形成され、こ
の貼着面に貼り付けした表示物5の上に透明フイ
ルム4が、着剥自在に設けられて構成されてい
る。
詳述すると、前記ボード1は発泡性プラスチツ
クで薄板状を呈し、保形力と軽量とを比較考量し
て発泡の良好な発泡ウレタンの如き素材で形成さ
れる。
クで薄板状を呈し、保形力と軽量とを比較考量し
て発泡の良好な発泡ウレタンの如き素材で形成さ
れる。
前記保護紙2は、上記ボード素材発泡による凹
凸を解消するためには0.1〜0.5mm程度、好ましく
は0.3〜0.4mmの薄さが必要で、上質紙を略同一面
積に貼合される。斯る保護紙2は展示に伴う光線
焼け等を防止するために、例えば、PH7.5〜PH8.5
程度の中性紙が望ましい。また、感圧接着剤の食
い付きを減殺させないためにコート処理を施さな
いものが用いられる。
凸を解消するためには0.1〜0.5mm程度、好ましく
は0.3〜0.4mmの薄さが必要で、上質紙を略同一面
積に貼合される。斯る保護紙2は展示に伴う光線
焼け等を防止するために、例えば、PH7.5〜PH8.5
程度の中性紙が望ましい。また、感圧接着剤の食
い付きを減殺させないためにコート処理を施さな
いものが用いられる。
前記感圧接着剤層3は、水溶性タイプのもんで
はアクリル樹脂或いはゴム系のものが好適に用い
られる。水溶性の場合には、劣化しない最低量を
集合させた状態で塗布されている。感圧接着剤層
3の線状塗布は、第3図に示すように、保護紙2
を有するボード1をロール10〜12の間を通過
させ、ロール10の表面溝から上記最低量が集合
されて塗布されることによつてなされる。上記に
代えて、溶剤タイプを用いることを妨げない。
はアクリル樹脂或いはゴム系のものが好適に用い
られる。水溶性の場合には、劣化しない最低量を
集合させた状態で塗布されている。感圧接着剤層
3の線状塗布は、第3図に示すように、保護紙2
を有するボード1をロール10〜12の間を通過
させ、ロール10の表面溝から上記最低量が集合
されて塗布されることによつてなされる。上記に
代えて、溶剤タイプを用いることを妨げない。
透明フイルム4として、ポリプロピレン等が用
いられる。
いられる。
而して、、上記構成のワンタツチパネルは、透
明フイルム4を被せた状態で取引、保存される。
使用に際しては、透明フイルム4を剥離して感圧
接着剤層3を表出させる。この感圧接着剤層3に
表示物として例えば写真5aと説明文5bとを配
列するが、希望によつて位置や大きさ等を変更等
したうえで押し付けて位置決めする。その後に、
透明フイルム4を押し付ければ、非貼着面6に接
着されて一体化されるので、必要に応じて枠7で
囲む等して展示する。
明フイルム4を被せた状態で取引、保存される。
使用に際しては、透明フイルム4を剥離して感圧
接着剤層3を表出させる。この感圧接着剤層3に
表示物として例えば写真5aと説明文5bとを配
列するが、希望によつて位置や大きさ等を変更等
したうえで押し付けて位置決めする。その後に、
透明フイルム4を押し付ければ、非貼着面6に接
着されて一体化されるので、必要に応じて枠7で
囲む等して展示する。
上記一実施例によれば、保護紙2を介在させる
ことによつて、溶剤タイプのものにあつてはボー
ド1を侵すことなく、また、水溶性タイプのもの
にあつては接着力の低下を招来することなく発泡
性プラスチツクのボード1に感圧接着剤層3を形
成することができるとともに、発散等の処理工程
を経ることなく実施できる。従つて、製造コスト
の低減を図ることができる。
ことによつて、溶剤タイプのものにあつてはボー
ド1を侵すことなく、また、水溶性タイプのもの
にあつては接着力の低下を招来することなく発泡
性プラスチツクのボード1に感圧接着剤層3を形
成することができるとともに、発散等の処理工程
を経ることなく実施できる。従つて、製造コスト
の低減を図ることができる。
また、感圧接着剤層3を線状に塗布しているの
で、表示物を容易に剥がして貼り付け直すことが
できる。
で、表示物を容易に剥がして貼り付け直すことが
できる。
また、保護紙2を設けることによつて、表示物
の背景色、すなわちバツクカラーを容易に形成で
きるメリツトがある。
の背景色、すなわちバツクカラーを容易に形成で
きるメリツトがある。
上記一実施例において、表示物5として商品説
明書5bや実物写真5aを図解したが、他の各種
表示物であつても良いことは勿論である。
明書5bや実物写真5aを図解したが、他の各種
表示物であつても良いことは勿論である。
以上説明したように本考案によれば、軽量でパ
ネル台紙として最適な発泡性プラスチツクに溶剤
による劣化問題や水溶性タイプの食い付きの悪さ
等の問題を来すことなく、且つ発散等の特別な処
理工程を経ることなく感圧接着剤層を形成でき、
よつて良好なパネルを得ることができるととも
に、製造コストの低減を図ることができる。
ネル台紙として最適な発泡性プラスチツクに溶剤
による劣化問題や水溶性タイプの食い付きの悪さ
等の問題を来すことなく、且つ発散等の特別な処
理工程を経ることなく感圧接着剤層を形成でき、
よつて良好なパネルを得ることができるととも
に、製造コストの低減を図ることができる。
また、保護紙の介在によつて発泡性プラスチツ
クの凹凸を無くすことができるので凹凸による表
示物への悪影響を回避することができる。
クの凹凸を無くすことができるので凹凸による表
示物への悪影響を回避することができる。
また、感圧接着剤を線状に塗布する構成である
ので、表示物の貼り替え等における剥がしを容易
に行うことができる。
ので、表示物の貼り替え等における剥がしを容易
に行うことができる。
さらにまた、保護紙を中性紙で構成することに
よつて光線焼け等の問題をクリアできるとともに
表示物の背景色を容易に設定することができる。
よつて光線焼け等の問題をクリアできるとともに
表示物の背景色を容易に設定することができる。
図面は本考案に係るワンタツチパネルの一実施
例を示し、第1図は使用状態を示す同斜視図、第
2図は第1図のA−A線断面図、第3図は製造状
態の概略説明図である。 1……ボード、2……保護紙、3……感圧接着
剤層、4……透明フイルム、5……表示物、6…
…非貼着面。
例を示し、第1図は使用状態を示す同斜視図、第
2図は第1図のA−A線断面図、第3図は製造状
態の概略説明図である。 1……ボード、2……保護紙、3……感圧接着
剤層、4……透明フイルム、5……表示物、6…
…非貼着面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 商品説明書等や実物写真等の表示物を添着す
るためのパネルにおいて、 発泡性プラスチツクで所定の大きさを有する
ボードと、このボード片面に固着され接着剤保
持部を構成する中性紙から成る保護紙と、この
保護紙に線状に塗布されて含浸されるとともに
前記表示物の貼着面を構成する感圧接着剤層
と、この感圧接着剤層全面に着剥可に設けられ
る透明フイルムとから構成されるワンタツチパ
ネル。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の考案に
おいて、感圧接着剤層は水溶性タイプで且つ劣
化しない量が集合塗布されて構成されるワンタ
ツチパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987109730U JPH0453669Y2 (ja) | 1987-07-17 | 1987-07-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987109730U JPH0453669Y2 (ja) | 1987-07-17 | 1987-07-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6415272U JPS6415272U (ja) | 1989-01-25 |
| JPH0453669Y2 true JPH0453669Y2 (ja) | 1992-12-16 |
Family
ID=31346240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987109730U Expired JPH0453669Y2 (ja) | 1987-07-17 | 1987-07-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0453669Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018104996A1 (ja) * | 2016-12-05 | 2018-06-14 | 株式会社ナム | 貼着部材 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4869841A (ja) * | 1971-12-25 | 1973-09-21 | ||
| JPS5177992U (ja) * | 1974-12-17 | 1976-06-19 | ||
| JPS5744687A (en) * | 1980-09-01 | 1982-03-13 | Toshiko Momokawa | Adhesive paper having weak tackiness |
-
1987
- 1987-07-17 JP JP1987109730U patent/JPH0453669Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6415272U (ja) | 1989-01-25 |
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