JPH0453450B2 - - Google Patents

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JPH0453450B2
JPH0453450B2 JP63132955A JP13295588A JPH0453450B2 JP H0453450 B2 JPH0453450 B2 JP H0453450B2 JP 63132955 A JP63132955 A JP 63132955A JP 13295588 A JP13295588 A JP 13295588A JP H0453450 B2 JPH0453450 B2 JP H0453450B2
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JP
Japan
Prior art keywords
output
inverting logic
input
logic gate
gate
Prior art date
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JP63132955A
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English (en)
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JPS6457815A (en
Inventor
Yasoji Suzuki
Minoru Takada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP63132955A priority Critical patent/JPS6457815A/ja
Publication of JPS6457815A publication Critical patent/JPS6457815A/ja
Publication of JPH0453450B2 publication Critical patent/JPH0453450B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はMOS集積回路化に適したプリセツト
またはクリア付のフリツプフロツプ回路に関す
る。 本出願人は、J入力、K入力とかクロツク信号
に影響されずに、プリセツト、クリア入力で出力
Q,のレベルを確定し得るJ−Kフリツプフロ
ツプ回路として、第1図に示されるものを提案し
た(特願昭53−113341号)。いまこのフリツプフ
ロツプにプリセツトをかけた場合を考えてみる。
プリセツトもクリアもかけない場合は、Preset=
≫1”、Clear=≫1”なので、プリセツトをかけ
てPreset=≫0”とすれば、インバータ1の出力
は≫1”で、ノアゲート2の出力は≫0”、従つ
て出力Qは≫1”となる。一方、インバータ3の
出力は≫0”なので、ナンドゲート4の出力QM
は≫1”であり、またクリア入力Clearは≫1”
なので、インバータ5の出力は≫0”、インバー
タ6の出力は≫1”である。またオアゲート7の
出力は、インバータ1の出力が≫1”であること
により、≫1”となり、結局ナンドゲート8の入
力は全て≫1”となるから、出力Mは≫0”と
なる。これによりアンドゲート9の出力は≫0”
で、結局ノアゲート10の入力は全て≫0”とな
るから、その出力QSは≫1”、従つては≫0”
となるものである。このようにプリセツトをかけ
た場合にQ=1が定まるには、インバータ1、ノ
アゲート2、インバータ11の3段のゲートで済
むが、出力=0が定まるには、インバータ1,
3、ナンドゲート4,8、ノアゲート10(アン
ドゲート9を含む)、インバータ12の6段のゲ
ートを必要とする。またゲート1〜17を見れば
分るように、第1図の回路は上側と下側が対称的
な構成だから、クリアをかけた場合も、上記プリ
セツトをかけた場合と同様のことがいえる。 なお上記ゲート段数を数えるとき、例えば前段
のアンドゲート9を含めて後段のノアゲート10
を1段と数えたが、このことは集積回路において
は正しい。というのは、集積回路においては電源
(例えば接地)から出力(例えばゲート10の出
力)までが1パスのものを1段とする。だから実
際の配線図でゲート9,10を画くと、これら両
ゲート回路の電源からゲート10の出力までが1
パスとなり、ゲート9,10は分けられない関係
となり、従つてこれら両者でゲート1段と数え
る。このことは、後述のゲート段数の数え方でも
同じことが言える。 上記のようにプリセツト、クリア共に該信号が
入力されてから出力Qまたはが定まるには、ゲ
ート3段分の応答時間で済むが、逆相出力また
はQに対してはゲート6段分の応答時間がかか
り、結局この応答時間が第1図の回路を用いた場
合のプリセツトまたはクリアをかけた時の応答時
間となる。 一方、クロツク入力Clockに対する第1図の回
路の応答時間を考えてみると、この回路はクロツ
ク入力に対して≫1”アクテイブだから、出力端
Q,の応答時間は、QMMがクロツク入力=
0の間に定まつていれば、ノアゲート2及びイン
バータ11、またはノアゲート10及びインバー
タ12のゲート2段の応答時間で済む。 ところで、現在集積回路は高速動作、低消費電
力化を志向しており、第1図の回路について該回
路を構成するMOSトランジスタのスイツチング
速度を速めても、前述のように出力Q,が定ま
るのにゲート段数の差があると、プリセツトまた
はクリアをかけるシステムの高速化が阻害される
ものであつた。またこのシステムを単チヤンネル
型MOSトランジスタで構成した場合には、両出
力Q,が共に確実に定まるまでは、これら出力
が同レベルになる期間があり、その期間だけ出力
部に直流パスが生じて、無駄な電流が消費される
ものであつた。 本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、プ
リセツトまたはクリアをかけた際に各出力端のレ
ベルが定まるまでの応答時間の差を少くすること
により、高速動作及び低消費電力化が可能となる
フリツプフロツプ回路を提供しようとするもので
ある。 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明す
る。第2図は本発明にD型フリツプフロツプを用
いた場合の実施例である。なお本実施例におい
て、前記第1図のものと対応し得る個所には同一
符号を用い、かつ適宜ダツシユを付しておく。第
2図に示される如く入力Dの供給端は、インバー
タ41を介してアンドゲート14′の一入力端に
接続され、またインバータ41の出力端はインバ
ータ42を介してアンドゲート7′の一入力端に
接続される。また第2図の回路は、ノアゲート
4′の入出力端とノアゲート8′の出入力端とを互
いに接続しかつノアゲート4′,8′の一入力端に
それぞれアンドゲート14′,7′を縦続接続した
マスターフリツプフロツプ19を構成し、またア
ンドゲート46の出力を一入力とするノアゲート
2′からなる第1の反転論理ゲートの入出力端と、
アンドゲート44の出力を一入力とするノアゲー
ト10′からなる第2の反転論理ゲートとの出入
力端とを互いに接続し、アンドゲート46,44
の入力端にそれぞれオアゲート45,43を縦続
接続し、このオアゲート45,43の一入力端に
それぞれノアゲート4′,8′の出力端を接続した
スレーブフリツプフロツプ20を構成する。また
プリセツト入力Presetを、インバータ1′を介し
てノアゲート2′,8′の各一入力端に接続し、イ
ンバータ1′の出力端を、インバータ3′を介して
アンドゲート14′の一入力端に接続する。クリ
ア入力Clearはインバータ5′を介してノアゲート
4′,10′の各一入力端に接続し、インバータ
5′の出力を、インバータ6′を介してアンドゲー
ト7′の一入力端に接続する。またクロツク入力
Clockは、インバータ17′を介してアンドゲー
ト14′,7′、オアゲート45,43の各一入力
端に接続する。ノアゲート2′の出力はインバー
タ11′を介してフリツプフロツプ出力Qを得、
ノアゲート10′の出力はインバータ12′を介し
てフリツプフロツプ出力を得るようにしてい
る。 この第2図の回路にプリセツトをかけた場合、
プリセツト入力Preset=0、クリア入力Clear=
1だから、インバータ1′の出力は≫1”、これに
よりノアゲート2′の出力は≫0”、従つてインバ
ータ11′の出力Qは≫1”となる。この時ノア
ゲート2′の出力≫0”はアンドゲート44の一
入力となるため、アンドゲート44の出力は一義
的に≫0”となる。しかもインバータ5′の出力
も≫0”だからノアゲート10′の出力は≫1”、
従つてインバータ12′の出力は≫0”に設定
される。即ち上記出力Q,は、オアゲート4
5,43の如何にかかわらずプリセツト入力によ
つて設定が行なわれるものである。 この第2図の回路にプリセツトをかけた場合
は、出力Q側はインバータ1′、ノアゲート2′、
インバータ11′の3段で出力レベルが定まり、
出力側はインバータ1′、ノアゲート2′,1
0′、インバータ12′の4段で定まる。両出力間
の段差は1段のみである。 従つて第2図の回路は第1図のものと比較し
て、プリセツトをかけてから出力Q,が定まる
までに要するゲート段数が少ないし、かつQ,
間のゲート段数差は、4−3=1段のみとなるか
ら、第2図の回路を構成する個々のMOSトラン
ジスタのスイツチング速度を早めれば、応答時間
を大幅に短縮できるようになる。また上記出力
Q,間で応答時間差が少ないということは、出
力Q,が同レベルになることにより生じる無駄
な電流を減少できるので、低消費電力化も可能と
なる。また第2図の回路は上側と下側つまりプリ
セツト入力供給ラインとクリア入力供給ラインが
対称的な構成であるから、クリアをかけた場合
も、上記プリセツトをかけた場合と同様のことが
言えるものである。 次に示す表は、第2図のフリツプフロツプ回路
の動作をまとめて表示した真理値表であり、第3
図aは第2図の回路をCMOS(相補型MOS)回路
で実現した場合の具体的回路例、第3図bは第3
図aの動作波形図である。
【表】 なお本発明は実施例のみに限定されるものでは
なく、例えば種々のフリツプフロツプに適用可能
であり、またCMOS型のみに限られず、片チヤ
ネル型MOSなど種々のタイプのものに適用でき
る。また実施例ではプリセツトとクリアの双方を
かける構成としたが、いずれか一方のみとしても
よい。 以上説明した如く本発明によれば、プリセツト
またはクリアをかけた際に各出力端のレベルが定
まるまでの応答時間及びその差を少なくできるの
で、高速動作及び低消費電力化が可能なフリツプ
フロツプ回路を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はマスタースレーブフリツプフロツプ回
路図、第2図は本発明の実施例の回路図、第3図
aは第2図の具体例を示す回路図、同図bは同図
aの動作を示すタイミング波形図である。 1′,3′,5′,6′,11′,12′…インバー
タ、2′,4′,8′,10′…ノアゲート、7′,
14′44,46…アンドゲート、43,45…
オアゲート、19…マスターフリツプフロツプ、
20…スレーブフリツプフロツプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の反転論理ゲート4′の入出力端と第2
    の反転論理ゲート8′の出入力端とを互いに接続
    し前記第1、第2の反転論理ゲートの一入力端に
    それぞれ第1の非反転論理ゲート14′、第2の
    非反転論理ゲート7′を縦続接続したマスターフ
    リツプフロツプと、第3の反転論理ゲート2′,
    46の入出力端と第4の反転論理ゲート10′,
    44の出入力端とを互いに接続し前記第3、第4
    の反転論理ゲートの一入力端にそれぞれ第3の非
    反転論理ゲート45、第4の非反転論理ゲート4
    3を縦続接続し第3、第4の非反転論理ゲートの
    一入力端にそれぞれ第1、第2の反転論理ゲート
    の出力端が接続されたスレーブフリツプフロツプ
    と、制御信号を第3の反転論理ゲートの他の入力
    端に供給しかつ第3の反転論理ゲートの出力を第
    4の反転論理ゲートの他の入力端に供給し、前記
    スレーブフリツプフロツプの出力及びその反転出
    力を設定する制御信号供給ラインとを具備し、前
    記第4の反転論理ゲートの他の入力端に、この入
    力端への入力以外の入力で第4の反転論理ゲート
    の出力が決まる論理信号が与えられたとき、前記
    第3、第4の非反転論理ゲートの出力に係わら
    ず、前記制御信号によつて前記スレーブフリツプ
    フロツプの出力及び反転出力の設定が行なわれる
    構成としたことを特徴とするフリツプフロツプ回
    路。 2 第1の反転論理ゲート4′の入出力端と第2
    の反転論理ゲート8′の出入力端とを互いに接続
    し前記第1、第2の反転論理ゲートの一入力端に
    それぞれ第1の非反転論理ゲート14′、第2の
    非反転論理ゲート7′を縦続接続したマスターフ
    リツプフロツプと、第3の反転論理ゲート2′,
    46の入出力端と第4の反転論理ゲート10′,
    44の出入力端とを互いに接続し前記第3、第4
    の反転論理ゲートの一入力端にそれぞれ第3の非
    反転論理ゲート45、第4の非反転論理ゲート4
    3を縦続接続し第3、第4の非反転論理ゲートの
    一入力端にそれぞれ第1、第2の反転論理ゲート
    の出力端が接続されたスレーブフリツプフロツプ
    と、プリセツト入力を第3の反転論理ゲートの他
    の入力端に供給しかつ第3の反転論理ゲートの出
    力を第4の反転論理ゲートの他の入力端に供給
    し、前記スレーブフリツプフロツプの出力及びそ
    の反転出力を設定するプリセツト信号供給ライン
    と、クリア入力を第4の反転論理ゲートの他の入
    力端に供給しかつ第4の反転論理ゲートの出力を
    第3の反転論理ゲートの他の入力端に供給し、前
    記スレーブフリツプフロツプの出力及びその反転
    出力を設定するクリア入力供給ラインとを具備
    し、前記第3、第4の非反転論理ゲートの出力に
    係わらず、前記プリセツト入力またはクリア入力
    によつて前記スレーブフリツプフロツプの出力及
    び反転出力の設定が行なわれる構成としたことを
    特徴とするフリツプフロツプ回路。
JP63132955A 1988-05-31 1988-05-31 Flip-flop circuit Granted JPS6457815A (en)

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JP63132955A JPS6457815A (en) 1988-05-31 1988-05-31 Flip-flop circuit

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JP63132955A JPS6457815A (en) 1988-05-31 1988-05-31 Flip-flop circuit

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JPS6457815A JPS6457815A (en) 1989-03-06
JPH0453450B2 true JPH0453450B2 (ja) 1992-08-26

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JP63132955A Granted JPS6457815A (en) 1988-05-31 1988-05-31 Flip-flop circuit

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5246064A (en) * 1975-10-07 1977-04-12 Teijin Ltd Process for preparation of novel tetrahydrofuran derivatives
JPS54148463A (en) * 1978-05-15 1979-11-20 Nec Corp Jk flip-flop

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5246064A (en) * 1975-10-07 1977-04-12 Teijin Ltd Process for preparation of novel tetrahydrofuran derivatives
JPS54148463A (en) * 1978-05-15 1979-11-20 Nec Corp Jk flip-flop

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JPS6457815A (en) 1989-03-06

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