JPH0453414Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0453414Y2 JPH0453414Y2 JP7330085U JP7330085U JPH0453414Y2 JP H0453414 Y2 JPH0453414 Y2 JP H0453414Y2 JP 7330085 U JP7330085 U JP 7330085U JP 7330085 U JP7330085 U JP 7330085U JP H0453414 Y2 JPH0453414 Y2 JP H0453414Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- locking
- cam surface
- lock
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 10
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 10
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 claims 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000011900 installation process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Patch Boards (AREA)
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、弾性支持具を利用した扉施錠装置に
関するものである。
関するものである。
（従来の技術）
従来、扉を閉鎖位置に仮止め施錠する手段とし
てローラキヤツチやボールキヤツチ等が用いられ
ているが、これらは扉を箱本体等の固定枠体に対
し本格的にロツクする機能を有しないため、扉を
完全に本止め施錠したい場合には、別個に錠前を
取付ける必要があつた。
てローラキヤツチやボールキヤツチ等が用いられ
ているが、これらは扉を箱本体等の固定枠体に対
し本格的にロツクする機能を有しないため、扉を
完全に本止め施錠したい場合には、別個に錠前を
取付ける必要があつた。
（考案が解決しようとする問題点）
しかしながら、このようにローラーキヤツチと
錠前を同じ扉に取付けることは、施錠システム全
体の部品点数を増加させ、作業工程を複雑化させ
ると共に、扉正面や背面の利用可能なスペースを
それだけ減少させることになつた。
錠前を同じ扉に取付けることは、施錠システム全
体の部品点数を増加させ、作業工程を複雑化させ
ると共に、扉正面や背面の利用可能なスペースを
それだけ減少させることになつた。
従つて本考案の目的は、ローラーキヤツチと錠
前とを合体して施錠システム全体の構造を簡略化
してあるため、製作組立コストの節減と取付作業
工程の簡略化及びスペースの有効利用が可能であ
る扉施錠装置を提供することである。
前とを合体して施錠システム全体の構造を簡略化
してあるため、製作組立コストの節減と取付作業
工程の簡略化及びスペースの有効利用が可能であ
る扉施錠装置を提供することである。
（問題点を解決するための手段）
以下、添付図面中の参照符号を用いて説明する
と、本考案の扉施錠装置は、固定枠体１に固着さ
れる支持具２と、相互の間隔を増減可能に該支持
具２に取付けられた一対の係合子３，３と、扉４
に固着された錠前５と、錠前５のロータ６の先端
部に固着され、前記係合子３，３間に差込まれる
ロツク部材７とから成り、該ロツク部材７には、
その差込方向に対して正傾斜した第１カム面８
と、差込方向とは逆傾斜した第２カム面９と、差
込方向に対して直角または鋭角に傾斜した係止鍔
１０とを設け、該係止鍔１０を前記第１カム面８
及び第２カム面９に対して、ロータ６の施解錠時
の回転角度分だけ位相をずらして配置し、扉施錠
時には係止鍔１０を係合子３，３に弾性的に係合
させるものである。
と、本考案の扉施錠装置は、固定枠体１に固着さ
れる支持具２と、相互の間隔を増減可能に該支持
具２に取付けられた一対の係合子３，３と、扉４
に固着された錠前５と、錠前５のロータ６の先端
部に固着され、前記係合子３，３間に差込まれる
ロツク部材７とから成り、該ロツク部材７には、
その差込方向に対して正傾斜した第１カム面８
と、差込方向とは逆傾斜した第２カム面９と、差
込方向に対して直角または鋭角に傾斜した係止鍔
１０とを設け、該係止鍔１０を前記第１カム面８
及び第２カム面９に対して、ロータ６の施解錠時
の回転角度分だけ位相をずらして配置し、扉施錠
時には係止鍔１０を係合子３，３に弾性的に係合
させるものである。
（作用）
扉４の閉鎖時の際に錠前５のロータ６の先端部
のロツク部材７が、支持具２の一対の係合子３，
３間に進入する。扉４の閉鎖が更に進行すると、
該ロツク部材７の第１カム面８が係合子３，３を
押し開き、扉全閉時には、該係合子３，３は第２
図に示したように第２カム面９に到達する。
のロツク部材７が、支持具２の一対の係合子３，
３間に進入する。扉４の閉鎖が更に進行すると、
該ロツク部材７の第１カム面８が係合子３，３を
押し開き、扉全閉時には、該係合子３，３は第２
図に示したように第２カム面９に到達する。
その段階で錠前５のロータ６を所定角度を回転
させると、第３図に示したように係止鍔１０と係
合子３，３との弾性的係合が成立する。これによ
つて、扉は全閉鎖位置に保持され、錠前５から鍵
を引抜くことにより、扉４は箱本体に対しロツク
される。
させると、第３図に示したように係止鍔１０と係
合子３，３との弾性的係合が成立する。これによ
つて、扉は全閉鎖位置に保持され、錠前５から鍵
を引抜くことにより、扉４は箱本体に対しロツク
される。
（実施例）
第１図に示した第１の実施例では、支持具２を
板バネで製作し、その両先端部にローラ型の係合
子３，３を装備してある。
板バネで製作し、その両先端部にローラ型の係合
子３，３を装備してある。
第５図に示した第２の実施例では、該支持具２
に圧縮バネ型の弾性部材１１とボール型の係合子
３を使用し、該係合子３，３間へロツク部材７の
挿入するようにしている。
に圧縮バネ型の弾性部材１１とボール型の係合子
３を使用し、該係合子３，３間へロツク部材７の
挿入するようにしている。
第６図に示した第３の実施例では、係止鍔１０
はロツク部材７の差込方向に対して逆斜めに形成
され、係合子３，３を深く取り込むようになつて
いる。
はロツク部材７の差込方向に対して逆斜めに形成
され、係合子３，３を深く取り込むようになつて
いる。
（考案の効果）
以上のように本考案は、固定枠体１に固着され
る支持具２に一対の係合子３，３を相互の間隔を
増減可能に取付け、扉４に固着される錠前５のロ
ータ６の先端部に前記係合子３，３間に差込まれ
るロツク部材７を固着し、差込方向に対して正傾
斜した第１カム面８と、逆傾斜した第２カム面９
と、差込方向に対して直角または鋭角に傾斜した
係止鍔１０とを該ロツク部材７に設け、該係止鍔
１０を第１カム面８及び第２カム面９に対してロ
ータ６の施解錠時の回転角度分だけ位相をずらせ
て配置したものであり、扉４を閉鎖した時、ロツ
ク部材７が係合子３，３を押動して係止鍔１０の
位置まで到達し、錠前５のロータ６を施錠位置ま
で回転させたとき、ロツク部材７が係止鍔１０と
弾性的に係合するため、本考案装置は従来のロー
ラーキヤツチやボールキヤツチと同様な扉の仮止
め施錠機能と共に、扉の完全な本止め施錠機能を
有している。
る支持具２に一対の係合子３，３を相互の間隔を
増減可能に取付け、扉４に固着される錠前５のロ
ータ６の先端部に前記係合子３，３間に差込まれ
るロツク部材７を固着し、差込方向に対して正傾
斜した第１カム面８と、逆傾斜した第２カム面９
と、差込方向に対して直角または鋭角に傾斜した
係止鍔１０とを該ロツク部材７に設け、該係止鍔
１０を第１カム面８及び第２カム面９に対してロ
ータ６の施解錠時の回転角度分だけ位相をずらせ
て配置したものであり、扉４を閉鎖した時、ロツ
ク部材７が係合子３，３を押動して係止鍔１０の
位置まで到達し、錠前５のロータ６を施錠位置ま
で回転させたとき、ロツク部材７が係止鍔１０と
弾性的に係合するため、本考案装置は従来のロー
ラーキヤツチやボールキヤツチと同様な扉の仮止
め施錠機能と共に、扉の完全な本止め施錠機能を
有している。
そのため、本考案の扉施錠装置によれば、ロー
ラーキヤツチやボールキヤツチと錠前とを別個に
取付ける従来方式と異なり、施錠システム全体の
構造が簡略化され、製作組立コストの節減と、取
付作業の簡略化と、スペースの有効利用が可能と
なるのである。
ラーキヤツチやボールキヤツチと錠前とを別個に
取付ける従来方式と異なり、施錠システム全体の
構造が簡略化され、製作組立コストの節減と、取
付作業の簡略化と、スペースの有効利用が可能と
なるのである。
第１図は本考案の第１実施例に係る扉施錠装置
の扉開放時の平面図、第２図は同装置の扉閉鎖時
の平面図、第３図は同装置の扉施錠時の平面図で
ある。第４図は第１実施例に用いたロツク部材７
の透視図である。第５図は係合子をボールキヤツ
チ型とした本考案の第２実施例の要部断面図であ
る。第６図は係合子をローラーキヤツチ型とした
本考案の第３実施例の要部平面図である。 １……固定枠体、２……支持具、３，３……係
合子、４……扉、５……錠前、６……ロータ、７
……ロツク部材、８……第１カム面、９……第２
カム面、１０……係止鍔。
の扉開放時の平面図、第２図は同装置の扉閉鎖時
の平面図、第３図は同装置の扉施錠時の平面図で
ある。第４図は第１実施例に用いたロツク部材７
の透視図である。第５図は係合子をボールキヤツ
チ型とした本考案の第２実施例の要部断面図であ
る。第６図は係合子をローラーキヤツチ型とした
本考案の第３実施例の要部平面図である。 １……固定枠体、２……支持具、３，３……係
合子、４……扉、５……錠前、６……ロータ、７
……ロツク部材、８……第１カム面、９……第２
カム面、１０……係止鍔。
Claims (1)
- 固定枠体１に固着される支持具２と、相互の間
隔を増減可能に該支持具２に取付けられた一対の
係合子３，３と、扉４に固着された錠前５と、錠
前５のロータ６の先端部に固着され、前記係合子
３，３間に差込まれるロツク部材７とから成り、
該ロツク部材７には、その差込方向に対して正傾
斜した第１カム面８と、差込方向とは逆傾斜した
第２カム面９と、差込方向に対して直角または鋭
角に傾斜した係止鍔１０とを設け、係止鍔１０を
前記第１カム面８及び第２カム面９に対してロー
タ６の施解錠時の回転角度分だけ位相をずらせて
配置し、扉施錠時には係止鍔１０を係合子３，３
に弾性的係合させる扉施錠装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7330085U JPH0453414Y2 (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7330085U JPH0453414Y2 (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61189951U JPS61189951U (ja) | 1986-11-26 |
| JPH0453414Y2 true JPH0453414Y2 (ja) | 1992-12-15 |
Family
ID=30612531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7330085U Expired JPH0453414Y2 (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0453414Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6356388B2 (ja) * | 2013-04-11 | 2018-07-11 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1985
- 1985-05-17 JP JP7330085U patent/JPH0453414Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61189951U (ja) | 1986-11-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0453414Y2 (ja) | ||
| JPH0443615Y2 (ja) | ||
| JPH0541166Y2 (ja) | ||
| JPS5915573Y2 (ja) | シリンダ−錠 | |
| JPH0543173Y2 (ja) | ||
| JPS5926049Y2 (ja) | アコ−デオン式門扉用錠 | |
| JPH04138115U (ja) | 板材の固定構造 | |
| JP3848225B2 (ja) | 錠前装置 | |
| JPH04103969U (ja) | ロツクパネル取付け構造 | |
| JP2588952B2 (ja) | キー装置 | |
| JPS5921246Y2 (ja) | シリンダ−ロツクとキ−の組合せ | |
| JPH0352941Y2 (ja) | ||
| JP2506242Y2 (ja) | シリンダ錠 | |
| JPH0234376Y2 (ja) | ||
| JPS6022657U (ja) | ドアロツク操作用等のアクチユエ−タ | |
| JPS6035727Y2 (ja) | 開閉体の取付具 | |
| JPH0715324Y2 (ja) | 回転子軸ロック機構 | |
| JPH0735063Y2 (ja) | シリンダ錠 | |
| JP3022498U (ja) | 鍵穴カバーロック装置 | |
| JPH07238719A (ja) | 車両用シリンダ錠 | |
| SU1609928A1 (ru) | Кодовый замок | |
| JPH0738592Y2 (ja) | キーロックシリンダーの取付構造 | |
| JPS5920532Y2 (ja) | シリンダ錠 | |
| JPS60112566U (ja) | 仮錠装置 | |
| JPS6259777A (ja) | シリンダ錠の取付装置 |