JP2588952B2 - キー装置 - Google Patents

キー装置

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JP2588952B2
JP2588952B2 JP26363088A JP26363088A JP2588952B2 JP 2588952 B2 JP2588952 B2 JP 2588952B2 JP 26363088 A JP26363088 A JP 26363088A JP 26363088 A JP26363088 A JP 26363088A JP 2588952 B2 JP2588952 B2 JP 2588952B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、キープレートをキーロータケース内に設け
られたキーロータのキープレート挿入穴並びに前記キー
ロータのサンブラ溝内のタンブラのキープレート挿入穴
に差し込むと、前記タンブラが整列し、キーロータケー
スの内壁面に穿設された係止溝との係合が解かれ、前記
キーロータの回転が可能になるキー装置に関し、更に詳
しくはピッキングによる解錠を防止するキー装置に関す
る。
(従来の技術) 次に図面を用いて従来例を説明する。この種のキー装
置として、例えば、第5図乃至第10図に示したシリンダ
錠がある。第5図は従来のキー装置の長手方向の断面
図、第6図は第5図においてキープレートを差し込んだ
ときの断面図、第7図は第5図におけるB−B断面図、
第8図は第6図におけるC−C断面図、第9図は第5図
におけるD−D断面図、第10図は第9図においてキープ
レートを差込みキーロータを回転させたときの断面図で
ある。
これらの図において、1はキーロータケース、2は狭
幅面に山ぎり端面が形成されたキープレートである。3
はキーロータケース1内に回動可能に保持されているキ
ーロータで、その端面中央部にはキープレート挿入穴4
が開設されている。他方の端部にはロック用爪等(図示
せず)が取付けられている。更に、キーロータ3には直
径方向に貫通する溝5が複数刻設され、ここにタンブラ
6やストッパプレート7が摺動可能に配設されている。
この内、タンブラ6は、第7図及び第8図に示すように
圧縮コイルスプリング8の反発力により、キープレート
2の非挿入状態では、キーロータケース1の内面に軸方
向に刻設された長溝9内へ押し込まれている。尚、長溝
9はロック位置LK用として1対(180゜間隔)設けら
れ、アンロック位置UK用としてこれよりも90゜程度ずれ
て1対(180゜間隔)設けられている。又、このタンブ
ラ6には、キープレート2が挿入されるキープレート挿
入穴6aが中央付近に穿設されている。一方、ストッパプ
レート7は、第9図及び第10図に示すように最も内側の
溝5に嵌合され、圧縮コイルスプリング13の反発力によ
りその一端は、キーロータケース1の端面円周部の一部
に開設された円弧状の溝10に嵌合している。又、このス
トッパプレート7の中央には、キープレート2の進入の
障害とならないようにキープレート挿入穴7aが穿設され
ている。ストッパプレート7の働きは、キーロータ3を
ロック位置,アンロック位置に停止させることと、キー
ロータ3の抜け止めを図ることである。
この構成のシリンダ錠の場合、キープレート2をキー
プレート挿入穴4へ差し込むと、第6図及び第8図に示
すように、タンブラ6のキープレート挿入穴6aへキープ
レート2が貫通し、タンブラ6は、キープレート2の山
ぎり端面によって、所定の位置に引っ込められて整列
し、タンブラ6と長溝9との係合により禁止されていた
キーロータ3の回動が可能となる。
(発明が解決しようとする課題) 上記構成の従来例において、第11図及び第12図に示す
ように、トルクレンチ14をキーロータ3のキープレート
挿入穴4に係止させ、解錠方向(第11図において矢印I
方向)のトルクをかけた状態で、キープレート2の代わ
りにピック15を差込み、タンブラ6を押下げて、タンブ
ラ6をキーロータ3内の所定の位置に整列させ解錠する
所謂ピッキングによる盗難が発生する問題点がある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目
的は、ピッキングによる解錠を防止するキー装置を提供
することにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決する本発明は、キープレートをキーロ
ータケース内に設けられたキーロータのキープレート挿
入穴並びに前記キーロータのタンブラ溝内のタンブラの
キープレート挿入穴に差し込むと、前記タンブラが整列
し、キーロータケースの内壁面に穿設された係止溝との
係合が解かれ、前記キーロータの回転が可能になるキー
装置において、前記キーロータのキープレート挿入穴の
内壁面に点対象な2つの対向する突起を設け、前記キー
プレート非挿入時には、前記2つの突起のうち一方の突
起近傍まで閉塞部が延出し、他の部分はキーロータのキ
ープレート挿入穴に突出しないような形状に前記タンブ
ラのキープレート挿入穴を穿設し、前記キープレート挿
入時には前記キープレートが前記閉塞部を押圧すること
によって、前記タンブラが前記キーロータ内で整列する
ようにしたものである。
(作用) 本発明のキー装置において、キープレート非挿入時に
は、タンブラのキープレート挿入穴に設けられた閉塞部
がキーロータのキープレート挿入穴の幅広内壁面に設け
られた2つの対向する突起のうち一方の突起近傍まで延
出している。
(実施例) 次に図面を用いて本発明の一実施例を説明する。第1
図は本発明の第1の実施例を示す構成図である第2図に
おけるE−E断面図、第2図は本発明の第1の実施例を
示す構成図、第3図は本発明の第2の実施例を示す構成
図である第4図におけるF−F断面図、第4図は本発明
の第2の実施例を示す構成図である。
先ず、第1図及び第2図を用いて本発明の第1の実施
例を説明する。図において、21はキーロータケース、22
は狭幅面に山ぎり端面が形成されたキープレートであ
る。23はキーロータケース21内に回動可能に保持されて
いるキーロータで、その端面中央部にはキープレート挿
入穴24が開設されている。このキープレート挿入穴24の
内壁面の幅広面には点対象な位置に対向する突起24a,24
bが設けられている。キーロータ23には直径方向に貫通
するタンブラ用の溝25が複数刻設され、ここにタンブラ
26が摺動可能に配設されている。タンブラ26は、第1図
に示すように圧縮コイルスプリング28の反発力により、
キープレート22の非挿入状態では、キーロータケース21
の内面に軸方向に刻設された一対の長溝29内へ押し込ま
れている。タンブラ26には、キープレート22が挿入され
るキープレート挿入穴26aが中央付近に穿設されてい
る。このキープレート挿入穴26aには第1図に示すよう
にキープレート22の非挿入時には突起24aの近傍まで延
出する閉塞部26bが設けられている。そして、キープレ
ート22の非挿入時にはキーロータ23のキープレート挿入
穴24には閉塞部26b以外は突出しないようになってい
る。突起24aと閉塞部26bとの間隔Lは0.3〜0.8mmの範囲
が好ましく、0.5mmが好適である。
この構成のシリンダ錠の場合、キープレート22をキー
プレート挿入穴24へ差し込むと、従来例と同様にタンブ
ラ26のキープレート挿入穴26aへキープレート22が貫通
し、タンブラ26の閉塞部26bは、キープレート22の山ぎ
り端面によって押圧され、タンブラ26はキーロータ23の
所定の位置に引っ込められて整列する。そして、タンブ
ラ26と長溝29との係合により禁止されていたキーロータ
23の回動が可能となる。
上記構成によれば、第1図に示すようにピック30を用
いて解錠しようとしても、閉塞部26bと突起24aとの間隔
Lは0.5mmしかなく、ピック30は閉塞部26bを押圧するこ
とができないので、ピッキングによる解錠が困難とな
る。
次に、第3図及び第4図を用いて、本発明の第2の実
施例を説明する。尚、これらの図において、第1の実施
例と同一部分には同一符号を付し、それらの説明は省略
する。
本実施例において、第1の実施例と相違する部分は、
タンブラ26及びタンブラ26と同一形状の26′が溝25に互
いに逆方向より挿入されていることである。そして、タ
ンブラ26及び26′は互いに対向配置された圧縮スプリン
グ28及び28′によって、逆方向に付勢されている。
この様な構成によれば、溝25に2つのタンブラ26およ
び26′を配設しているので第1の実施例以上にピッキン
グによる解錠が困難となる。
(発明の効果) 以上述べたように本発明によれば、キーロータのキー
プレート挿入穴の内壁面に点対象な2つの対向する突起
を設け、キープレート非挿入時には、前記2つの突起の
うち一方の突起近傍まで閉塞部が延出し、他の部分はキ
ーロータのキープレート挿入穴に突出しないような形状
に前記タンブラのキープレート挿入穴を穿設し、キープ
レート挿入時にはキープレートが閉塞部を押圧すること
によって、タンブラが前記キーロータ内で整列するよう
にしたしたことにより、ピッキングによる解錠を防止す
るキー装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す構成図である第2
図におけるE−E断面図、第2図は本発明の第1の実施
例を示す構成図、第3図は本発明の第2の実施例を示す
構成図である第4図におけるF−F断面図、第4図は本
発明の第2の実施例を示す構成図、第5図は従来のキー
装置の長手方向の断面図、第6図は第5図においてキー
プレートを差込んだときの断面図、第7図は第5図にお
けるB−B断面図、第8図は第6図におけるC−C断面
図、第9図は第5図におけるD−D断面図、第10図は第
9図においてキープレートを差込みキーロータを回転さ
せたときの断面図、第11図及び第12図は従来例における
問題点を説明する図である。 これらの図において、 1,21……キーロータケース 2,22……キープレート 3,23……キーロータ 4,24……キープレート挿入穴 5,25……溝、6,26,26′……タンブラ 24a,24b……突起 26a……キープレート挿入穴 26b……閉塞部 28,28′……圧縮スプリング

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キープレートをキーロータケース内に設け
    られたキーロータのキープレート挿入穴並びに前記キー
    ロータのタンブラ溝内のタンブラのキープレート挿入穴
    に差し込むと、前記タンブラが整列し、キーロータケー
    スの内壁面に穿設された係止溝との係合が解かれ、前記
    キーロータの回転が可能になるキー装置において、 前記キーロータのキープレート挿入穴の内壁面に点対象
    な2つの対向する突起を設け、 前記キープレート非挿入時には、前記2つの突起のうち
    一方の突起近傍まで閉塞部が延出し、他の部分はキーロ
    ータのキープレート挿入穴に突出しないような形状に前
    記タンブラのキープレート挿入穴を穿設し、 前記キープレート挿入時には前記キープレートが前記閉
    塞部を押圧することによって、前記タンブラが前記キー
    ロータ内で整列するようにしたことを特徴とするキー装
    置。
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