JPS5840198Y2 - レバ−タンブラ−シリンダ−錠 - Google Patents

レバ−タンブラ−シリンダ−錠

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Publication number
JPS5840198Y2
JPS5840198Y2 JP1979064958U JP6495879U JPS5840198Y2 JP S5840198 Y2 JPS5840198 Y2 JP S5840198Y2 JP 1979064958 U JP1979064958 U JP 1979064958U JP 6495879 U JP6495879 U JP 6495879U JP S5840198 Y2 JPS5840198 Y2 JP S5840198Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever tumbler
locking
locking bar
cylinder
keyhole
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979064958U
Other languages
English (en)
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JPS55128851U (ja
Inventor
一久雄 中井
Original Assignee
美和ロツク株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 美和ロツク株式会社 filed Critical 美和ロツク株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は悪意の第3者がマスターキー用ロッキングバー
係合溝を察知できないレバータンブラ−シリンダー錠に
関するものである。
従来この種レバータンブラーシリンダー錠においてはマ
スターキー装置について考慮されていなかったので、レ
バータンブラ−シリンダー錠にはマスターキー装置を設
けていながった。
本考案はこのような従来のこの種レバータンブラーシリ
ンダー錠の欠点を解消することを目的とするものである
すなわち本考案はレバータンブラ−1の形状を略C字形
とし、一端を回動自在に軸支し他の自由端部を長い彎曲
部1Aに形成し、この長い彎曲部1Aを利用して、予備
用ロッキングバー係合溝14とは別個にマスターキー専
用のマスターキー用ロッキングバー係合溝14mを設け
たものである。
このような横取をとることにより、レバータンブラ−シ
リンダー錠にマスターキー装置を構成することを可能と
し、がっマスターキー用ロッキングバー係合溝14mの
位置を全く察知できない安全性の大きいレバータンブラ
−シリンダー錠を提供しようとするものである。
実施例の説明 以下図面に記載された本考案の実施例について説明する
実施例記載のレバータンブラ−シリンダー錠は次の部材
からなる。
錠ケースカバー10、外筒9、内筒フロント12、内筒
連動部13、外筒フロントカバー11、支軸3、バック
アップピン4、ロッキングパーの押圧スプリング6、レ
バータンブラ−1、仕切板7、仕切板止め8、レバータ
ンブラ−の位置決めスプリング2、ロッキングパー5、
そして少なくともレバータンブラ−1、仕切板7、仕切
板止め8はプレス部材で作られ、他の部材もなるべくは
プレス成型によるものである。
以下その組立順序を説明する。
■ まづ内筒フロンI・12にバックアップピン4と支
軸3が例えば受入穴に圧入するなどして固定される。
■ つぎに支軸3とバックアップピン4に複数のレバー
タンブラ−1仕切板7が交互に挿通される。
レバータンブラ−1には支軸3の支軸穴b′が穿設され
、かつロッキングバー係合溝14位置決めスプリング2
の係止溝eが凹設されている。
また仕切板7には両側に仕切板止め8への挿入部a、a
’支軸3の支軸穴b、バックアップピン4の挿通孔C、
ロッキングバー5の嵌入切込dが設けられている。
■ つぎに内筒連動部13が支軸3、バックアップピン
4に固定される。
■ つぎに仕切板7の両側の挿入部a、a’を仕切板止
め8の対応するスリツl−sに嵌め込んでこれらの仕切
板止め8,8と仕切板7,7とを相互に結合する。
かくして内筒部が形成される。
また予めタンブラ−位置決めスプリング2はその固定端
がタンブラ−1の係止溝eに挿入され、自由端が仕切板
止め8に係止され、固定される。
■ つぎに内筒フロント12及び連動部13のスプノン
グ収納凹所にロッキングパーを外筒9に向って押しつけ
る押圧スプリング6を挿入した後、仕切板7の切込dに
ロッキングパー5を挿入する。
しかる後外筒9を仕切板止め8の外側に嵌め込み、錠の
内外筒が形成される。
■ 最後に外筒フロントカバー11を内筒フロント12
と外筒9とで形成されるドーナツ状溝にはめ込み次に錠
ケースカバー10が内外筒全体を被覆して本考案錠は形
成される。
つぎにその作用について説明する。
■ いま合鍵を鍵穴りに挿入すると、レバータンブラ−
1は支軸3を中心として回動し、タンブラ−1のそれぞ
れの係合溝14はロッキングパー5に対向した位置に直
線的にそろう、続いてその状態で鍵を回し内筒部を回転
すればロッキングパー5は外筒溝fの斜面に沿って内筒
の中心に向って移動を開始し、その移動先端がロッキン
グバー係合溝14に入り込むので内筒は回動可能となる
■ 施錠状態においてはレバータンブラ−1のロッキン
グバー係合溝14は位置決めスプリング2によりロッキ
ングパー5と対向しない位置に保持されている。
この状態の時バックアップピン4はシリンダーの内筒が
外部から攻撃されてもその回動を阻止する働らきをして
いる。
すなわち鍵穴りにマイナスドライバー等を挿入し内筒を
強制的に回動させようとした時、ロッキングパー5が外
筒溝fの斜面に沿って内筒の中心に向って移動しようと
し、その時内筒中心向きにレバータンブラ−1の彎曲部
1Aを押圧する力が掛る。
もしバックアップピン4が無ければその押圧力がレバー
タンブラ−1の彎曲部1Aを曲げ破壊してロッキングパ
ー5が外筒溝fよりはずれ回動可能に至ることが考えら
れる。
しかるにバックアップピン4があることにより前記押圧
力に対してレバータンブラ−1だけでなく、バックアッ
プピン4でも抵抗するので内筒の強制回動は困難となり
、外部からの攻撃に対して安全である。
■ レバータンブラ−1は上部に位置する支軸3を中心
として揺動し下端に彎曲部1Aを有する弧状に形成され
ているので、彎曲部1Aの回動範囲が広くとれ、彎曲部
1Aの長さが大きくとれる。
したかって彎曲部1Aに多くのロッキングパー5の係合
溝14がとれ、鍵違いの数が多く取れる利点がある。
さらにマスターキー装置を適用する場合にはマスターキ
ー用のロッキングバー係合溝14mを予備用のロッキン
グバー係合溝14と別個に取れるだけの長さを彎曲部1
Aに有することができるのでマスターキーと予備は全く
異なった刻みをもつことになり予備からマスターキーを
推測することは不可能である。
したがってマスターキーの悪意の製作が不可能であり、
安全な鍵を提供できる。
■ 位置決めスプリング2のレバータンブラ−1へのと
りつけ方はつぎのように行なわれる。
スプリング係止溝eの側面は開放され、その入口部Xは
狭く形成され、奥部が円形の比較的広い大径部yをもつ
またスプリング2の一端はボトルネックの形状としてス
プリング係止溝eに側面からさし込まれる。
位置決めスプリング2の固定端をスプリング係止溝eに
係止するとともに、自由端を仕切板止め8内壁面に係止
させると、位置決めスプリング2はレバータンブラ−1
と仕切板止め8間に弾力的に固定される。
またスプリング2は仕切板7,7間に挟持されているの
で、係止溝eの両側面から抜は出ることもない。
■ 本考案は前述したように実施例記載のようなレバー
タンブラ−シリンダー錠において、レバータンブラ−1
の彎曲部1Aに手錠用ロッキングバー係合溝14と別個
にマスターキー用ロッキングバー係合溝14mを設けた
ことを要旨とする。
レバータンブラ−1は前記したように上部に位置する支
軸3を中心として揺動し、下端に彎曲部1Aを有する弧
状に形成されている。
この弧状の形状は仕切板7、仕切板止め8で形成される
内筒部の横断面一杯を占めるように内筒部の空隙を有効
に利用している。
したがって、その彎曲部1Aはロッキングバー5に対設
する位置に可及的に長くとれることになる。
本考案はこのように長くとれることの可能な彎曲部1A
を利用して、マスターキー用ロッキングバー係合溝14
mを手錠用ロッキングバー係合溝14と別に設けたもの
である。
そしてこのようにマスターキー用ロッキングバー係合溝
14mを手錠用の係合溝14と別に設けたとしても彎曲
部1Aの長さが大きくとれるので、係合溝14は数はそ
れだけ多くとれ、鍵違いの数が少なくなるという弊害も
生じない。
本考案の作用効果: [有] マスターキー用ロッキングバー係合溝14mを
手錠用ロッキングバー係合溝14と別個に設けたので、
悪意の第3者が手錠に設けられた刻みの情報からマスタ
ーキー用ロッキングバー係合溝14mの位置を察知でき
ないので、きわめて安全性の高いレバータンブラ−シリ
ンダー錠が得られる。
■ レバータンブラ−1を内筒部の内容積を充分に利用
できる弧状としであるので、彎曲部1Aの長さを大きく
とれ、マスターキー用ロッキングバー係合溝14mと手
錠用ロッキングバー係合溝14とを別個に設けてマスタ
ーキー装置を構成することを可能とした。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案しバータンブラー錠の正断面図、第2図
:同じく正面図、第3図:同じく側断面図、第4図:同
じくその分解斜視図。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外筒9とこの外筒9内に回動可能に嵌め込まれ鍵穴りを
    貫通させた内筒部と、これら外筒9および内筒部間のシ
    ャーライン上で母線方向に延在するロッキングバー5と
    を備え、上記内筒部内に、全体の形状が鍵穴りを半ば包
    囲する略C字形で、一端を回動自在に軸支され、がっ鍵
    穴に近接する方向に付勢されたレバータンブラ−1の複
    数を内筒部の軸線方向に沿って列設すると共に、上記レ
    バータンブラ−1の自由端外縁のわん曲部に、正しい鍵
    が鍵穴りに挿入された時、内筒部の円周方向において相
    互に整合するロッキングバー係合溝14.14mを形成
    し、解錠操作時にこれらの係合溝14.14mに上記ロ
    ッキングパー5の一部を係入させ、ロッキングパー5を
    シャーライン上がら移動させて、内筒部を回動可能とす
    るレバータンブラ−シリンダー錠において、前記レバー
    タンブラ−1の自由端外縁のわん曲部に予備用およびマ
    スター用のロッキングバー係合溝を支軸3を中心とした
    法線方向に設けた事を特徴とするレバータンブラ−シリ
    ンダー錠。
JP1979064958U 1979-05-17 1979-05-17 レバ−タンブラ−シリンダ−錠 Expired JPS5840198Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979064958U JPS5840198Y2 (ja) 1979-05-17 1979-05-17 レバ−タンブラ−シリンダ−錠

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JP1979064958U JPS5840198Y2 (ja) 1979-05-17 1979-05-17 レバ−タンブラ−シリンダ−錠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55128851U JPS55128851U (ja) 1980-09-11
JPS5840198Y2 true JPS5840198Y2 (ja) 1983-09-09

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ID=28969568

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979064958U Expired JPS5840198Y2 (ja) 1979-05-17 1979-05-17 レバ−タンブラ−シリンダ−錠

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JP (1) JPS5840198Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2524339A (en) * 1945-03-01 1950-10-03 Young Leonard Weare Cylinder lock

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2524339A (en) * 1945-03-01 1950-10-03 Young Leonard Weare Cylinder lock

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Publication number Publication date
JPS55128851U (ja) 1980-09-11

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