JPS5919099Y2 - レバ−タンブラ−シリンダ−錠 - Google Patents

レバ−タンブラ−シリンダ−錠

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Publication number
JPS5919099Y2
JPS5919099Y2 JP1979027530U JP2753079U JPS5919099Y2 JP S5919099 Y2 JPS5919099 Y2 JP S5919099Y2 JP 1979027530 U JP1979027530 U JP 1979027530U JP 2753079 U JP2753079 U JP 2753079U JP S5919099 Y2 JPS5919099 Y2 JP S5919099Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition plate
locking
lever tumbler
outer cylinder
keyhole
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979027530U
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English (en)
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JPS55128848U (ja
Inventor
一久雄 中井
Original Assignee
美和ロツク株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高強度なプレス部材を組立てて形成する大量生
産可能なレバータンブラ−シリンダー錠に関するもので
ある。
従来この種のレバータンブラ−シリンダー錠は内筒外筒
などの部が一体形成のダイキャスト製であったため、強
度的に劣り更に組立工程の自動化が困難なため大量生産
が困難であり、結果的に製作コストが高価にならざるを
得なかった。
本考案はレバータンブラ−シリンダー錠の主要部材を組
立可能でかつ高強度のプレス部材で製作することにより
大量生産可能かつ高強度なレバータンブラ−シリンダー
錠を提供することを目的とするものである。
すなわち、本考案は以下詳述するように前記したレバー
タンブラ−錠において、 ■ 内筒部をプレス成型品である仕切板7とレバータン
ブラ−1とを同じくプレス成型品である仕切板止め8に
よって、一体的に結合して形成したこと、 ◎ 施錠時、ロッキングパー5を外筒溝fに向けて、ロ
ッキングバー押圧スプリング6により弾圧保持するよう
にしたこと を構成の要旨とするものである。
そして、このような構成により、高強度で、大量生産可
能なレバータンブラーシリンダー錠を得ようとするもの
である。
実施例の説明 以下図面に記載された本考案の実施例について説明する
実施例記載のレバータンブラ−シリンダー錠は次の部材
からなる。
錠ケースカバー10、外筒9、内筒フロント12、内筒
連通部13、外筒フロントカバー11.支軸3、バック
アップピン4、ロッキングパーの押圧スプリング6、レ
バータンブラ−1、仕切板7、仕切板止め8、レバータ
ンブラ−の位置決めスプリング2、ロッキングバー5、
そして少なくともレバータンブラ−1、仕切板7、仕切
板止め8はプレス部材で作られ、他の部材もなるべくは
プレス成型によるものである。
以下その組立順序を説明する。
■ まづ内筒フロント12にバックアップピン4と支軸
3が例えば受入穴に圧入するなどして固定される。
■ つぎに支軸3とバックアップピン4に複数のレバー
タンブラ−1仕切板7が交互に挿通される。
レバータンブラ−1には支軸3の支軸穴b′が穿設され
、かつロッキングバー係合溝14位置決めスプリング2
の係止溝eが凹設されている。
また仕切板7には両側に仕切板止め8への挿入部a、a
’支軸3の支軸穴b、バックアップピン4の挿通孔C、
ロッキングパー5の嵌入切込dが設けられている。
■ つぎに内筒連動部13が支軸3、バックアップピン
4に固定される。
■ つぎに仕切板7の両側の挿入部a、a’を仕切板止
め8の対応するスリブ)Sに嵌め込んでこれらの仕切板
止め8,8と仕切板7,7とを相互に結合する。
かくして内筒部が形成される。
また予めタンブラ−位置決めスプリング2はその固定端
がタンブラ−1の係止溝eに挿入され、自由端が仕切板
止め8に係止され、固定される。
■ つぎに内筒フロント12及び連動部13のスプリン
グ収納凹所にロッキングパーを外筒9に向って押しつけ
る押圧スプリング6を挿入した後、仕切板7の切込dに
ロッキングパー5を挿入する。
しかる後外筒9を仕切板止め8の外側に嵌め込み、錠の
内外筒が形成される。
■ 最後に外筒フロントカバー11を内筒フロント12
と外筒9とで形成されるドーナツ状溝にはめ込み次に錠
ケースカバー10が内外筒全体を被覆して本考案錠は形
成される。
つぎにその作用について説明する。
■ いま合鍵を鍵穴りに挿入すると、レバータンブラ−
1は支軸3を中心として回動し、タンブラ−1のそれぞ
れの係合溝14はロッキングパー5に対向した位置に直
線的にそろう、続いてその状態で鍵を回し内筒部を回転
すればロッキングパー5は外筒溝fの斜面に沿って内筒
の中心に向って移動を開始し、その移動先端がロッキン
グバー係合溝14に入り込むので内筒は回動可能となる
■ 施錠状態においてはレバータンブラ−1のロッキン
グバー係合溝14は位置決めスプリング2によりロッキ
ングパー5と対向しない位置に保持されている。
この状態の時バックアップピン4はシリンダーの内筒が
外部から攻撃されてもその回動を阻止する働らきをして
いる。
すなわち鍵穴りにマイナスドライバー等を挿入し内筒を
強制的に回動させようとした時に、ロッキングパー5が
外筒溝fの斜面に沿って内筒の中心に移動しようとし、
その時内筒中心向きにレバータンブラ−1の彎曲部1A
を押圧する力が掛る。
もしバックアップピン4が無ければその押圧力がレバー
タンブラ−1の彎曲部IAを曲げ破壊してロッキングパ
ー5が外筒溝fよりはずれ回動可能に至ることが考えら
れる。
しかるにバックアップピン4があることにより前記押圧
力に対してレバータンブラ−1だけでなく、バックアッ
プピン4でも抵抗するので内筒の強制回動は困難となり
、外部からの攻撃に対して安全である。
■ レバータンブラ−1は上部に位置する支軸3を中心
として揺動し下端に彎曲部1Aを有する弧状に形成され
ているので、彎曲部1Aの回動範囲が広くとれ、彎曲部
1Aの長さが大きくとれる。
したがって彎曲部1Aに多くのロッキングパー5の係合
溝14がとれ、鍵違いの数が多く取れる利点がある。
さらにマスターキー装置を適用する場合にはマスターキ
ー用のロッキングバー係合溝14mを子鍵用のロッキン
グバー係合溝14と別個に取れるだけの長さを彎曲部1
Aに有することができるのでマスターキーと予備は全く
異なった刻みをもつことになり予備からマスターキーを
推測することは不可能である。
したがってマスターキーの悪意の製作が不可能であり、
安全な鍵を提供できる。
■ 位置決めスプリング2のレバータンブラ−1へのと
りつけ方はつぎのように行なわれる。
スプリング係止溝eの側面は開放され、その入口部Xは
狭く形成され、奥部が円形の比較的広い大径部yをもつ
またスプリング2の一端はボトルネックの形状としてス
プリング係止溝eに側面からさし込まれる。
位置決めスプリング2の固定端をスプリング係止溝eに
係止するとともに、自由端を仕切板止め8内壁面に係止
させると、位置決めスプリング2はレバータンブラ−1
と仕切板止め8間に弾力的に固定される。
またスプリング2は仕切板7,7間に挾持されているの
で、係止溝eの両側面から抜は出ることもない。
本考案の作用効果 ■ 従来のこの種錠は内筒、外筒が一体形成のダイキャ
ストで作られていたため、強度的に劣り更に組立工程の
自動化が困難で大量生産が困難であり、結果的に製作コ
ストも高価にならざるを得なかった。
本考案は錠を形成する主要部材が高強度のプレス部材で
しかも内筒部材がタンブラ−1仕切板7仕切板止め8を
組立てて形成するようにしたため、各々の部材をプレス
工程で大量生産し、流れ作業により組立てればよいので
、高強度かつ大量生産が可能となり、製作コストの低下
をもたらす利点がある。
◎ レバータンブラ−1が下部に彎曲部1Aを形成する
弧状であり、かつレバータンブラ−1の上部に支軸3が
貫通されているのでレバータンブラ−1の揺動角度が大
きくとれロッキングバー5の保合溝14の数が多くとれ
る。
したがって鍵違いの数も多くとれる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案しバータンブラー錠の正断面図、第2図
:同じく正面図、第3図:同じく側断面図、第4図:同
じくその部解斜視図。 1・・・・・・レバータンブラ−11A・・・・・・彎
曲部、2・・・・・・位置決めスプリング、3・・・・
・・支軸、4・・・・・・バックアップピン、5・・・
・・・ロッキングバー、6・・・・・・押圧スプリング
、7・・・・・・仕切板、8・・・・・・仕切板止め、
9・・・・・・外筒、10・・・・・・錠ケースカバー
、11・・・・・・外筒フロントカバー、12・・・・
・・内筒フロント、13・・・・・・内筒連動部、14
・・・・・・ロッキングバー係合溝、a、a’−・・・
・・挿入部、b。 b’−・・・・・支軸穴、C・・・・・・ピン4の挿通
孔、d・・・・・・嵌入切込、e・・・・・・スプリン
グ係止溝、f・・・・・・外筒溝、h・・・・・・鍵穴
、X・・・・・・入口部、y・・・・・・大径部、S・
・・・・・スリット。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外筒9とこの外筒内に回動可能に嵌め込まれ鍵穴りを貫
    通させた内筒部と、これら外筒9および内筒部間のシャ
    ーライン上で母線方向に延在するロッキングバー5とを
    備え、上記内筒部内に、全体の形状が鍵穴りを半ば包囲
    する略C字形で一端を回動自在に軸支され、かつ鍵穴り
    に近接する方向に付勢されたレバータンブラ−1の複数
    を内筒部の軸線方向に沿って列設するとともに、上記レ
    バータンブラ−1の自由端外縁に、正しい鍵が鍵穴りに
    挿入された時、内筒部の円周方向において相互に整合す
    るロッキングバー係合溝14を形成し、解錠操作時にこ
    れらの保合溝14に上記ロッキングパー5の一部を係入
    させロッキングパー5をシャーライン上から移動させて
    、内筒部を回動可能とするレバータンブラ−シリンダー
    錠において、円板の外周部を切り欠いて周辺に挿入部a
    。 a′およびロッキングパー5と係合してこれを半径方向
    に移動可能に案内する嵌入切込dを形威し、中央部に鍵
    穴りを開口させた仕切板7と、上記レバータンブラ−1
    とを交互に積層し、これらをレバータンブラ−1の一端
    および仕切板7を共通に貫通する支軸3および上記仕切
    板7の挿入部a、a’が嵌め込まれる複数のスリットS
    を開口させたわん曲板状の仕切板止め8によって一体的
    に結合して内筒部を構成し、一方上記外筒9の内側にそ
    の母線方向に沿ってロッキングパー5が係止する外筒溝
    fを形成し、施錠時ロッキングバー押圧スプリング6の
    弾力によりロッキングパー5を外筒溝fに弾圧するよう
    にし、かつ少くとも前記レバータンブラ−1、仕切板7
    、仕切板止め8はプレス成型品である、 ことを特徴とするレバータンブラ−シリンダー錠。
JP1979027530U 1979-03-06 1979-03-06 レバ−タンブラ−シリンダ−錠 Expired JPS5919099Y2 (ja)

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JPS55128848U JPS55128848U (ja) 1980-09-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2524339A (en) * 1945-03-01 1950-10-03 Young Leonard Weare Cylinder lock
JPS4823113U (ja) * 1971-07-23 1973-03-16
JPS5129866B2 (ja) * 1973-02-20 1976-08-27

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JPS5129866U (ja) * 1974-08-27 1976-03-04

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