JPS5840196Y2 - 安全性の高いレバ−タンブラ−シリンダ−錠 - Google Patents
安全性の高いレバ−タンブラ−シリンダ−錠Info
- Publication number
- JPS5840196Y2 JPS5840196Y2 JP3511879U JP3511879U JPS5840196Y2 JP S5840196 Y2 JPS5840196 Y2 JP S5840196Y2 JP 3511879 U JP3511879 U JP 3511879U JP 3511879 U JP3511879 U JP 3511879U JP S5840196 Y2 JPS5840196 Y2 JP S5840196Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner cylinder
- locking
- lever tumbler
- keyhole
- cylinder part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は外部からの攻撃に対して安全性の高いレバータ
ンブラ−シリンダー錠に関するものである。
ンブラ−シリンダー錠に関するものである。
従来のレバータンブラ−シリンダー錠は後述するように
鍵穴h(図面参照以下同じ)にマイナスドライバーなど
を挿入して内筒を強引に回動されると、レバータンブラ
−1の彎曲部1Aが破壊されロッキングパー5が、外筒
9より外れ、解錠可能となるおそれがあった。
鍵穴h(図面参照以下同じ)にマイナスドライバーなど
を挿入して内筒を強引に回動されると、レバータンブラ
−1の彎曲部1Aが破壊されロッキングパー5が、外筒
9より外れ、解錠可能となるおそれがあった。
本考案はこのような従来のこの種錠の欠点を解消するこ
とを目的とするものである。
とを目的とするものである。
すなわち本考案はレバータンブラ−1の彎曲部1Aを挾
んでロッキングパー5の対向位置にバックアップピン4
を挿通し、内筒強制回転時にレバータンブラ−1がロッ
キングパー5によって破壊されるのを阻止し、錠の安全
性を向上したものである。
んでロッキングパー5の対向位置にバックアップピン4
を挿通し、内筒強制回転時にレバータンブラ−1がロッ
キングパー5によって破壊されるのを阻止し、錠の安全
性を向上したものである。
実施例の説明
以下図面に記載された本考案の実施例について説明する
。
。
実施例記載のレバータンブラ−シリンダー錠は次の部材
からなる。
からなる。
錠ケースカバー10、外筒9、内筒フロント12、内筒
連動部13、外筒フロントカバー11.支軸3、バック
アップピン4、ロッキングパーの押圧スプリング6、レ
バータンブラ−1、仕切板7、仕切板止め8、レバータ
ンブラ−の位置決めスプリング2、ロッキングパー5、
そして少なくともレバータンブラ−1、仕切板7、仕切
板止め8はプレス部材で作られ、他の部材もなるべくは
プレス成型によるものである。
連動部13、外筒フロントカバー11.支軸3、バック
アップピン4、ロッキングパーの押圧スプリング6、レ
バータンブラ−1、仕切板7、仕切板止め8、レバータ
ンブラ−の位置決めスプリング2、ロッキングパー5、
そして少なくともレバータンブラ−1、仕切板7、仕切
板止め8はプレス部材で作られ、他の部材もなるべくは
プレス成型によるものである。
以下その組立順序を説明する。
■ ます内筒フロント12にバックアップピン4と支軸
3が例えば受入穴に圧入するなどして固定される。
3が例えば受入穴に圧入するなどして固定される。
■ つぎに支軸3とバックアップピン4に複数のレバー
タンブラ−1仕切板7が交互に挿通される。
タンブラ−1仕切板7が交互に挿通される。
レバータンブラ−1には支軸3の支軸穴b′が穿設され
、かつロッキングバー係合溝14位置決めスプリング2
の係止溝eが凹設されている。
、かつロッキングバー係合溝14位置決めスプリング2
の係止溝eが凹設されている。
また仕切板7には両側に仕切板止め8への挿入部a、a
’支軸3の支持穴b、バックアップピン4の挿通孔C、
ロッキングバー5の嵌入切込dが設けられている。
’支軸3の支持穴b、バックアップピン4の挿通孔C、
ロッキングバー5の嵌入切込dが設けられている。
■ つぎに内筒連動部13が支軸3、バックアップピン
4に固定される。
4に固定される。
■ つぎに仕切板7の両側の挿入部a、a’を仕切板止
め8の対応するスリットSに嵌め込んでこれらの仕切板
止め8,8と仕切板7,7とを相互に結合する。
め8の対応するスリットSに嵌め込んでこれらの仕切板
止め8,8と仕切板7,7とを相互に結合する。
かくして内筒部が形成される。
また予めタンブラ−位置決めスプリング2はその固定端
がタンブラ−1の係止溝eに挿入され、自由端が仕切板
止め8に係止され、固定される。
がタンブラ−1の係止溝eに挿入され、自由端が仕切板
止め8に係止され、固定される。
■ つぎに内筒フロント12及び連動部13のスプリン
グ収納凹所にロッキングパーを外筒9に向って押しつけ
る押圧スプリング6を挿入した後、仕切板7の切込dに
ロッキングパー5を挿入する。
グ収納凹所にロッキングパーを外筒9に向って押しつけ
る押圧スプリング6を挿入した後、仕切板7の切込dに
ロッキングパー5を挿入する。
しかる後外筒9を仕切板止め8の外側に嵌め込み、錠の
内外筒が形成される。
内外筒が形成される。
■ 最後に外筒フロントカバー11を内筒フロント12
と外筒9とで形成されるドーナツ状溝にはめ込み次に錠
ケースカバー10が内外筒全体を被覆して本考案錠は形
成される。
と外筒9とで形成されるドーナツ状溝にはめ込み次に錠
ケースカバー10が内外筒全体を被覆して本考案錠は形
成される。
つぎにその作用について説明する。
■ いま合鍵を鍵穴りに挿入すると、レバータンブラ−
1は支軸3を中心として回動し、タンブラ−1のそれぞ
れの係合溝14はロッキングパー5に対向した位置に直
線的にそろう、続いてその状態で鍵を回し内筒部を回転
すれは゛ロッキングパー5は外筒溝fの斜面に沿って内
筒の中心に向って移動を開始し、その移動先端がロッキ
ングバー係合溝14に入り込むので内筒は回動可能とな
る。
1は支軸3を中心として回動し、タンブラ−1のそれぞ
れの係合溝14はロッキングパー5に対向した位置に直
線的にそろう、続いてその状態で鍵を回し内筒部を回転
すれは゛ロッキングパー5は外筒溝fの斜面に沿って内
筒の中心に向って移動を開始し、その移動先端がロッキ
ングバー係合溝14に入り込むので内筒は回動可能とな
る。
■ 本考案はバックアップピン4を円筒部軸線方向に挿
通した点を要旨とする。
通した点を要旨とする。
すなわち、施錠状態においてはレバータンブラ−1のロ
ッキングバー係合溝14は位置決めスプリング2により
ロッキングパー5と対向しない位置に保持されている。
ッキングバー係合溝14は位置決めスプリング2により
ロッキングパー5と対向しない位置に保持されている。
この状態の時バックアップピン4はシリンダーの内筒が
外部から攻撃されてもその回動を阻止する働きをしてい
る。
外部から攻撃されてもその回動を阻止する働きをしてい
る。
すなわち錠穴りにマイナスドライバー等を挿入し内筒を
強制的に回動させようとした時に、ロッキングパー5が
外筒溝fの斜面に沿って内筒の中心に向って移動しよう
とし、その時内筒中心向きにレバータンブラ−1の彎曲
部1Aを押圧する力が掛る。
強制的に回動させようとした時に、ロッキングパー5が
外筒溝fの斜面に沿って内筒の中心に向って移動しよう
とし、その時内筒中心向きにレバータンブラ−1の彎曲
部1Aを押圧する力が掛る。
もしバックアップピン4が無ければその押圧力がレバー
タンブラ−1の彎曲部1Aを曲げ破壊してロッキングパ
ー5が外筒溝fよりはずれ回動可能に至ることが考えら
れる。
タンブラ−1の彎曲部1Aを曲げ破壊してロッキングパ
ー5が外筒溝fよりはずれ回動可能に至ることが考えら
れる。
しかるにバックアップピン4があることにより前記押圧
力に対してレバータンブラ−1だけでなく、バックアッ
プピン4でも抵抗するので内筒の強制回動は困難となり
、外部からの攻撃に対して安全である。
力に対してレバータンブラ−1だけでなく、バックアッ
プピン4でも抵抗するので内筒の強制回動は困難となり
、外部からの攻撃に対して安全である。
■ レバータンブラ−1は上部に位置する支軸3を中心
として揺動し下端に彎曲部1Aを有する弧状に形成され
ているので、彎曲部1Aの回動範囲が広くとれ、彎曲部
1Aの長さが大きくとれる。
として揺動し下端に彎曲部1Aを有する弧状に形成され
ているので、彎曲部1Aの回動範囲が広くとれ、彎曲部
1Aの長さが大きくとれる。
したがって彎曲部1Aに多くのロッキングパー5の保合
溝14がとれ、鍵違いの数が多くとれる利点がある。
溝14がとれ、鍵違いの数が多くとれる利点がある。
さらにマスターキー装置を適用する場合にはマスターキ
ー用のロッキングバー係合溝14mを手錠用のロッキン
グバー係合溝14と別個に取れるだけの長さを彎曲部1
Aに有することができるのでマスターキーと予備は全く
異なった刻みをもつことになり予備からマスターキーを
推測することは不可能である。
ー用のロッキングバー係合溝14mを手錠用のロッキン
グバー係合溝14と別個に取れるだけの長さを彎曲部1
Aに有することができるのでマスターキーと予備は全く
異なった刻みをもつことになり予備からマスターキーを
推測することは不可能である。
したがってマスターキーの悪意の製作が不可能であり、
安全な鍵を提供できる。
安全な鍵を提供できる。
■ 位置決めスプリング2のレバータンブラ−1へのと
りつけ方はつぎのように行なわれる。
りつけ方はつぎのように行なわれる。
スプリング係止溝eの側面は開放され、その入口部Xは
狭く形成され、奥部が円形の比較的広い大径部yをもつ
。
狭く形成され、奥部が円形の比較的広い大径部yをもつ
。
またスプリング2の一端はボトルネックの形状としてス
プリング係止溝eに側面からさし込まれる。
プリング係止溝eに側面からさし込まれる。
位置決めスプリング2の固定端をスプリング係止溝eに
係止するとともに、自由端を仕切板止め8内壁面に係止
させると、位置決めスプリング2はレバータンブラ−1
と仕切板止め8間に弾力的に固定される。
係止するとともに、自由端を仕切板止め8内壁面に係止
させると、位置決めスプリング2はレバータンブラ−1
と仕切板止め8間に弾力的に固定される。
またスプリング2は仕切板7,7、間に挟持されている
ので、係止溝eの両側面から抜は出ることもない。
ので、係止溝eの両側面から抜は出ることもない。
本考案の作用効果:
本考案しバータンブラーシリンダー錠は内筒軸線方向に
バックアップピン4が挿通されているので、鍵穴りにマ
イナスドライバーなどを挿入して内筒部材を強制的に回
動しようとしても、レバータンブラ−1の彎曲部1Aが
バックアップピン4に押えられているため、彎曲部1A
は破壊されない。
バックアップピン4が挿通されているので、鍵穴りにマ
イナスドライバーなどを挿入して内筒部材を強制的に回
動しようとしても、レバータンブラ−1の彎曲部1Aが
バックアップピン4に押えられているため、彎曲部1A
は破壊されない。
したがってロッキングバー5が外筒溝fより外れること
なく、解錠できないので、安全性の高いレバータンブラ
−シリンダー錠が得られるものである。
なく、解錠できないので、安全性の高いレバータンブラ
−シリンダー錠が得られるものである。
第1図:本考案しバータンブラー錠の正断面図、第2図
:同じく正面図、第3図:同じく側断面図、第4図:同
じくその分解斜視図。 1・・・・・・レバータンブラ−11A・・・・・・彎
曲部、2・・・・・・位置決めスプリング、3・・・・
・・支軸、4・・・・・・バックアップピン、5・・・
・・・ロッキングバー、6・・・・・・押圧スプリング
、7・・・・・・仕切板、8・・・・・・仕切板止め、
9・・・・・・外筒、10・・・・・・錠ケースカバー
、11・・・・・・外筒フロントカバー、12・・・・
・・内筒フロント、13・・・・・・内筒連動部、14
・・・・・・ロッキングバー係合溝、14m・・・・・
・マスターキー用のロッキングバー係合溝、a、a’・
・・・・・挿入部、b、b’−・・・・・支軸穴、C・
・・・・・ピン4の挿通孔、d・・・・・・嵌入切込、
e・・・・・・スプリング係止溝、f・・・・・・外筒
溝、h・・・・・・鍵穴、X・・・・・・入口部、y・
・・・・・大径部、S・・・・・・スリット。
:同じく正面図、第3図:同じく側断面図、第4図:同
じくその分解斜視図。 1・・・・・・レバータンブラ−11A・・・・・・彎
曲部、2・・・・・・位置決めスプリング、3・・・・
・・支軸、4・・・・・・バックアップピン、5・・・
・・・ロッキングバー、6・・・・・・押圧スプリング
、7・・・・・・仕切板、8・・・・・・仕切板止め、
9・・・・・・外筒、10・・・・・・錠ケースカバー
、11・・・・・・外筒フロントカバー、12・・・・
・・内筒フロント、13・・・・・・内筒連動部、14
・・・・・・ロッキングバー係合溝、14m・・・・・
・マスターキー用のロッキングバー係合溝、a、a’・
・・・・・挿入部、b、b’−・・・・・支軸穴、C・
・・・・・ピン4の挿通孔、d・・・・・・嵌入切込、
e・・・・・・スプリング係止溝、f・・・・・・外筒
溝、h・・・・・・鍵穴、X・・・・・・入口部、y・
・・・・・大径部、S・・・・・・スリット。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 外筒9とこの外筒9内に回動可能に嵌め込まれ鍵穴りを
貫通させた内筒部と、これら外筒9および内筒部間のシ
ャーライン上で母線方向に延在するロッキングバー5と
を備え、上記内筒部内に、全体の形状が鍵穴りを半ば包
囲する略C字形で一端を回動自在に軸支され、かつ鍵穴
りに近接する方向に付勢されたレバータンブラ−1の複
数を内筒部の軸線方向に沿って列設すると共に、上記レ
バータンブラ−1の自由端外縁に、正しい鍵が鍵穴りに
挿入された時、内筒部の円周方向において相互に整合す
るロッキングバー係合溝14を形成し、解錠操作時にこ
れらの係合溝14に上記ロッキングパー5の一部を係入
させロッキングパー5をシャーライン上から移動させて
、内筒部を回動可能とするレバータンブラ−シリンダー
錠において、レバータンブラ−1はその自由端部がわん
曲してわん曲部を形成し、そのわん曲部を挾んでロッキ
ングパー5と対向する位置にバックアップピン4を内筒
部の軸線方向に挿通した、 ことを特徴とする安全性の高いレバータンブラ−シリン
ダー錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3511879U JPS5840196Y2 (ja) | 1979-03-20 | 1979-03-20 | 安全性の高いレバ−タンブラ−シリンダ−錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3511879U JPS5840196Y2 (ja) | 1979-03-20 | 1979-03-20 | 安全性の高いレバ−タンブラ−シリンダ−錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55128849U JPS55128849U (ja) | 1980-09-11 |
JPS5840196Y2 true JPS5840196Y2 (ja) | 1983-09-09 |
Family
ID=28893776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3511879U Expired JPS5840196Y2 (ja) | 1979-03-20 | 1979-03-20 | 安全性の高いレバ−タンブラ−シリンダ−錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840196Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-20 JP JP3511879U patent/JPS5840196Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55128849U (ja) | 1980-09-11 |
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