JPS5921246Y2 - シリンダ−ロツクとキ−の組合せ - Google Patents

シリンダ−ロツクとキ−の組合せ

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Publication number
JPS5921246Y2
JPS5921246Y2 JP7881979U JP7881979U JPS5921246Y2 JP S5921246 Y2 JPS5921246 Y2 JP S5921246Y2 JP 7881979 U JP7881979 U JP 7881979U JP 7881979 U JP7881979 U JP 7881979U JP S5921246 Y2 JPS5921246 Y2 JP S5921246Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
sub
master
cylinder lock
insertion hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP7881979U
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English (en)
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JPS55178557U (ja
Inventor
治男 持田
武士 深沢
Original Assignee
日産自動車株式会社
國産金属工業株式会社
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Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社, 國産金属工業株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はキーの山形形状が同じであってもキーの挿入を
異にする所謂マスター用、サブ用のシリンダーロックと
キーの組合せに関する。
自動車等の車両を始めとして各種建築物のドアのシリン
ダーロックにはマスターキーシステムか゛採用されてい
る。
この一般的なマスターキーシステムのシリンダーロック
の構造を第1図によって説明すると、1はマスターキー
、2はサブキーでこれらマスター・サブ両キー1,2の
キー山形酸部5゜6の山形形状は同一に形成してあり、
また両キー1.2の胴部3,4の横幅t1.t2を同一
に形成しであるが、サブキー2のキー山形成部6の横幅
t4はマスターキー1のキー山形酸部5の横幅t3より
も大きく形成して横幅を異ならせている。
一方、マスターシリンダーロック7およびサブシリンダ
ーロック8の各キー挿入孔9,10は対応するキー1,
2の断面形状に一致させている。
このようにマスターキー1のキー山形酸部5とサブキー
2のキー山形酸部6の横幅を異ならせることにより、マ
スターキー1によるサブシリンダーロック8の施、解錠
を可能とし、サブキー2によるマスターシリンダーロッ
ク7の施、解錠を不可能にしている。
ところが、かかる従来の構造ではマスターキー1をサブ
シリンダーロック8のキー挿入孔10に挿込んだ状態で
は、マスターキー1のキー山形酸部5とキー挿入孔10
との間にギャップGが生じ、マスターキー1の回転方向
のガタッキが大きくなってしまう。
また、前述のようにサブキー2のキー山形酸部6の横幅
を大とし、これに伴ってサブシリンダーロック8のキー
挿入孔10の前記キー山形酸部6に対応する上下部分1
0aの横幅を大とすると、これら上下部分10 a 、
10 aの左右オフセット量が挟まり、換言すればこれ
ら上下部分10 a 、10 aがラップして俗に言う
キ一孔形状から遠のいて鎖線に示す如く薄板材Pの挿入
が可能となり防盗性が低下してしまう欠点か゛ある。
そこで、第2図に示すようにマスターキー1、サブキー
2の胴部3,4の横幅t1.t2およびキー山形酸部5
,6の横幅t3゜t4を同一に形成し、そして、マスタ
ーキー1の肩部11の高さをサブキー2の肩部12の高
さよりも低く形成して、該マスターキー1のサブシリン
ダーロック8のキー挿入孔10への挿入を可能にしたも
のがある。
この場合、マスターキー1をサブシノンダーロツク8の
キー挿入孔10に挿入する場合に、肩部11でガイドで
きなくなるためマスターキー1、サブキー2の各胴部3
,4にガイド溝13.14を設ける一方、マスターシリ
ンダーロック7、サブシリンダーロック8のキー挿入孔
9,10に前記ガイド溝13.14と対応してガイド突
起15.16を設けて、マスターキー1をサブシリンダ
ーロック8のキー挿入孔10に挿込む時にガイド溝13
とガイド突起16との係合によりキー1の上下位置を思
料して挿入できるようにしている。
しかし、このようにガイド溝13とガイド突起16とに
よりマスターキー1の挿入ガイドを行うようにした場合
、前述のようにマスターキー1の肩部11とサブシリン
ダーロック8のキー挿入孔10との間に間隙か生じるた
め、マスタ−キー1挿入時にガイド溝13とガイド突起
16とを正確に位置合せして挿入しなければならず、従
って、マスターキー1の挿入性を著しく悪化させてしま
う欠点がある。
本考案はかかる従来の実状に鑑み、マスターキーによる
サブシリンダーロックの施解錠時のガタッキがなく、か
つマスターキーの挿入性がよく、シかもサブシリンダー
ロックのキー挿入孔を防盗性を損なわずに形成すること
のできるシリンダーロックとキーの組合せを提供するも
のである。
以下、本考案の実施例を図面と共に前記従来の構成と同
一部分に同一符号を付して詳述する。
即ち、本考案にあっては第3図に例示するように、マス
ターキー1とサブキー2のキー山形成部5.6の横幅t
3.t4を同一に形成すると共に、山形形状を同一に形
威してあり、そして、サブキー2の胴部4の横幅t2を
、該胴部4の両側に突起4aが生ずるようにマスターキ
ー1の胴部3の横幅t1よりも大きく形威しである。
また、マスターシリンダーロック7、サブシリンダーロ
ック8の各キー挿入孔9,10は当然乍ら対応する前記
マスターキー1、サブキー2の断面形状に適合してキー
挿入(Lloの横幅t5をキー挿入孔9の横幅t6より
も広く形成する。
以上の構成により、サブキー2をマスターシリンダーブ
ロック7のキー挿入孔9に挿込もうとしても、該サブキ
ー2の胴部4がキー挿入孔9に突支えてマスターシリン
ダーロック7の施、解錠を不可能とし、逆にマスターキ
ー1をサブシリンダーロック8のキー挿入孔10に挿込
む時は、該マスターキー1の胴部3の横幅t1がサブキ
ー2の胴部4の横幅t2よりも小となっているのでその
挿入を許容し、該サブシリンダーロック8の施、解錠を
可能とする。
ここで、マスターキー1、サブキー2の各キー山形成部
5,6の横幅t3.t4を前述のように同一に形威しで
あるので゛、マスターキー1をサブシリンダーロック8
のキー挿入孔10に挿込んだ状態では、該マスターキー
1のキー山形酸部5がサブシリンダーロック8のキー挿
入孔10の上下部分に適合して従来のようにこれら両者
間にギャップが生ずることがなく、従ってマスターキー
1の回転方向のガタッキをなくすことができるのである
また、このマスターキー1をサブシリンダーロック8の
キー挿入孔10に挿入する時は、マスターキー1とサブ
キー2の肩部11,12の位置は変化させていないので
、この肩部11で挿入時のガイドが行われ、のってマス
ターキー1の挿入性もよい。
第4図に示す実施例は、マスターキー1の胴部3両側に
ガイド溝17を設けると共に、マスターシリンダーロッ
ク7のキー挿入孔9に前記ガイド溝17と対応してガイ
ド突起18を形成したものである。
これは、前記第3図に示す実施例においてサブキー2の
胴部4両側の突起4aをヤスリ等で削り落した場合、該
サブキー2をマスターシリンダーロック7のキー挿入孔
9へ挿入して該マスターシリンダーロック7の施、解錠
が可能となってしまうが、本実施例の場合、たとえサブ
キー2の胴部突起4aを削り落してもマスターシリンダ
ーロック7のキー挿入孔9の突起18で該サブキー2の
挿入を阻止し、のって、防盗性を高められるのである。
この場合、マスターキー1とマスターシリンダーロック
7のキー挿入孔9にガイド溝17とガイド突起18が存
在していても、該マスターキー1を前記キー挿入孔9に
挿入する時は、マスターキー1の肩部11が主たる挿入
ガイドとなるので、前記ガイド溝17とガイド突起18
とを適正に位置合せしなくても済み、前記肩部11によ
る挿入ガイドによってマスターキー1の挿入性を確保で
きるのである。
第5図に示す実施例はマスターキー1およびサブキー2
のそれぞれの胴部3,4の両側に上下にオフセットして
各胴部中央に延びる溝19.20を形成する一方、マス
ターシリンダーロック7、サブシリンダーロツク8の各
キー挿入孔9,10に前記マスターキー1、サブキー2
の溝19.20に対応してキー挿入孔中央に延びる突起
21.22を形成したものである。
二の実施例によればマスターキー1またはサブキー2に
よる解錠の他は、同図鎖線で示す如く複雑な形状のプレ
ート23を挿入しない限り不正な解錠をできず、防盗性
が一層向上する。
以上、本考案によればマスターキーによるサブシリンダ
ーロックの施、解錠時のガタッキを防止できると共にマ
スターキー1の挿入性がよく、またマスターキー1とサ
ブキー2の各キー山形酸部5.6の横幅t3.t4を同
一にしであるので、サブシリンダーロック8のキー挿入
孔10の上下部分10aを、サブキー2の上下キー山形
酸部6,6の左右方向オフセット量に合せて十分にオフ
セットして形成することができ、該サブシリンダーロッ
ク8の防盗性を十分図ることもできるのである。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は従来のシリンダーロックとキーとの関係の
各界なる例を示す断面図、第3図は本考案のシリンダー
ロックとキーとの関係の一実施例を示す断面図、第4,
5図は本考案の各界なる例を示す断面図である。 1・・・・・・マスターキー、2・・・・・・サブキー
、3・・・・・・マスターキー胴部、4・・・・・・サ
ブキー胴部、5・・・・・・マスターキーのキー山形成
部、6・・・・・・サブキーのキー山形酸部、7・・・
・・・マスターシリンダーロック、8・・・・・・サブ
シリンダーロック、9・・・・・・マスターシリンダー
ロックのキー挿入孔、10・・・・・・サブシリンダー
ロックのキー挿入孔、17・・・・・・ガイド溝、18
・・・・・・ガイド突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マスターキー1とサブキー2に同一の横幅t3゜t4を
    有する同一の山形形状のキー山形成部5,6を形成し、
    該マスターキー1の胴部横幅t1をサブキー2の胴部横
    幅t2よりも狭く形成すると共に、該マスターキー1と
    サブキー2の挿入を許容するサブシリンダーロックのキ
    ー挿入孔10の横幅t5をマスターキー1の挿入を許容
    するマスターシリンダーロックのキー挿入孔9の横幅t
    6よりも広く形成したことを特徴とするシリンダーロッ
    クとキーの組合せ。
JP7881979U 1979-06-08 1979-06-08 シリンダ−ロツクとキ−の組合せ Expired JPS5921246Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7881979U JPS5921246Y2 (ja) 1979-06-08 1979-06-08 シリンダ−ロツクとキ−の組合せ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7881979U JPS5921246Y2 (ja) 1979-06-08 1979-06-08 シリンダ−ロツクとキ−の組合せ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55178557U JPS55178557U (ja) 1980-12-22
JPS5921246Y2 true JPS5921246Y2 (ja) 1984-06-22

Family

ID=29312264

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7881979U Expired JPS5921246Y2 (ja) 1979-06-08 1979-06-08 シリンダ−ロツクとキ−の組合せ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011076778A1 (de) * 2011-05-31 2012-12-06 Aug. Winkhaus Gmbh & Co. Kg Schlüssel für einen Schließzylinder

Also Published As

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JPS55178557U (ja) 1980-12-22

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