JPS6237474A - シリンダ錠 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は住宅用ドアに設けられるドア錠のコンストラク
ションキーであってそのシリンダ錠に関するものである
。

従来の技術 従来、新築された住宅を施工主が、入居者に引渡すとき
は、玄関や洗面所などのドアに設けたドア錠の鍵を施工
中に使用さ１１．た鍵をそのまま渡すか、あるいは別の
専用鍵を渡すようにしている。特に施工中に使われた鍵
が複製されて不正に使われることがないように鍵の引渡
し時にシリンダ錠内に設けた鍵変更部材を挿入するか、
または抜取りするかして施錠の安全性を高めている。例
えば特公昭５１−４４４７５号及び特開昭５２−１５７
９９号が既に存在する。

発明が解決しようとする問題点 合い鍵を変更するために、予めシリンダ錠内に設けた鍵
変更部拐をシリンダ錠内から引抜く際の引抜用鍵が必要
なためそのコストと作業が面倒であった。

また、引抜鍵の複製による不正解錠があり防盗性に欠け
る問題があった。

問題点を解決するだめの手段 本発明の目的は斯かる欠点を除去するために、施工中に
施工者が使用した鍵が、入居者が所有する鍵の使用によ
って、再度使用できないようにすることにちる。すなわ
ち、シリンダ錠内に設けられた複数枚のタンブラ−の中
、少なくとも先端部分のタンブラ−が予め挿入された解
除片によって、解除されているシリンダ錠を提供するこ
とにある。

作　　用 シリンダ錠内の先端部分にある複数のタンブラ−が解除
片により解除されているので、予め施工者が所持してい
る短い鍵を挿入し、前記解除片で解除されていない複数
のタンブラ−１すなわち後端部分の複数のタンブラ−を
解除することによりシリンダ錠が解錠されるようにする
。

また施工完了後、入居者が所有する長い鍵、すなわち前
記解除片と施工者が所有している短い鍵を合せた長さの
鍵をシリンダ錠内に挿入すると、解除片はこの長い鍵に
より前進させられロータ軸の割溝に嵌合する。このとき
全部のタンブラ−は各々解除位置に整列するのでシリン
ダ錠が解錠される。

実施例 以下、本発明の実施例について図面と共に説明する。

第１図はシリンダ錠Ｃの縦断面図であって、第２図は施
工者の短い鍵を挿入したシリンダ錠Ｃの縦断面図、第３
図は入居者の所有する長い鍵を挿入したシリンダ錠Ｃの
縦断面図である。

１はシリンダ錠Ｃのケースであって、このケース１内に
鍵にで回動されるロータ２が嵌挿されている。このケー
ス１の内壁面に軸線方向に溝１′を形成する。またロー
タ２に軸線方向に鍵に、に’を挿入する挿入孔２′と、
またこの挿入孔２′と直交する方向に等間隔を有する縦
溝３を各々形成する。この縦溝３に嵌挿される複数枚の
タンブラ−４ａ　Ｉ　４　ｂ　＋　４ｃ＋　４ｄ＋４ｆ
、４ｇ、４ｈ、４ｉは各々上下方向にスプリング（図示
せず）で付勢され、また、鍵Ｋ。

Ｋ′を挿入孔２′に挿入しなければ解除片５により後退
しているものを除く全てが溝１′に嵌入し係止する。こ
れらのタンブラ−４ａ乃至タンブラ−４１は、ロータの
挿入孔２′に鍵Ｋを挿入すると、全て解除位置にスプリ
ングに抗しながら後退し整列する。すなわち、ケース１
の内壁面とロータ２の接触面（以下シャーライン形とい
う）に全てのタンブラ−４ａ・・曲４１が整列し、鍵に
の回動と共にロータ２も回動され解錠がおこなわれる。

第１図のシリンダ錠Ｃのロータ２の先端部分にある複数
のタンブラ−４ａ。

４ｂ、４ｃを、解除片５でシャーライン、、ｅまで後退
させ解除させている。

つぎに第２図の如く、施工者が短い鍵に′を挿入すると
後端部、すなわち残りの複数のタンブラ−４ｄ、４ｆ、
４ｈ、４ｉは、全てシャーラインまで後退１〜シヤーラ
インノに位置する。

このように全てのタンブラ−４ａ乃至タンゲラ−４ｉが
シャーラインノに整列すると、ロータ２の回動が鍵に′
と共に可能となり解錠がおこなわれる。

つぎに第３図の如く、入居者の鍵Ｋを第１図のシリンダ
錠Ｃに挿入すると、ロータ２内の解除片５が鍵にの先端
に１で押１〜出されロータ２の割溝２″に進出する。こ
のとき全てのタンプ５−４　ａ乃至タンブラ−４１はシ
ャーラインでに整列されロータ２が鍵にと共に回動可能
となる。

発明の効果 本発明は以−ヒの如く、予めシリンダ錠内に嵌挿したロ
ータ内に解除片を嵌挿しこの解除片Ｃ（より先端部ガの
複数のタンブラ−をシャーラインまで後退させて解除位
置にしであるから、施工者と入居者の鍵の使い分けがで
きるので、迎製による盗難を未然に防止１〜得るという
効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】 図は本発明の一実施例であって、第１図はシリンダ錠Ｃ
の縦断面図、第２図は施工者の鍵に′を挿入したシリン
ダ錠の縦断面図、第３図は入居者の鍵Ｋを挿入１−だシ
リンダ錠の縦断面図を表わすものである。 Ｃ・・・シリンダ錠、Ｋ、に’・・・鍵、１・・・ケー
ス、２・・ロータ、３・・・縦溝、４ａ、４ｂ、４ｅ、
４ｄ。 ４ｆ　、４ｇ、４ｈ、４ｉ・・・タンブラ−１５・・・
解除片。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 全長が長、短二種類の鍵が使用されるシリンダ錠におい
   て、内壁面の軸線方向に溝を形成するシリンダ錠ケース
   とこのケース内に嵌挿され且つ鍵で回動されるロータと
   このロータに鍵を挿入する挿入孔を軸線方向に形成しこ
   の挿入孔の先端部分に挿入されたタンブラーを解除する
   解除片と且つこの挿入孔と直交する方向に等間隔を有し
   形成される縦溝とこの縦溝に嵌挿されるタンブラーとを
   設け長い鍵を挿入したとき解錠され且つ解除片が鍵の先
   端により排除されることを特徴とするシリンダ錠。