JPH045327Y2 - - Google Patents

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JPH045327Y2
JPH045327Y2 JP8044485U JP8044485U JPH045327Y2 JP H045327 Y2 JPH045327 Y2 JP H045327Y2 JP 8044485 U JP8044485 U JP 8044485U JP 8044485 U JP8044485 U JP 8044485U JP H045327 Y2 JPH045327 Y2 JP H045327Y2
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] オフセツト輪転印刷機等の走行紙(ウエブ)を
使用する印刷機における断紙検知装置に関する。
[従来の技術] ウエブを使用するオフセツト輪転印刷機等で
は、ウエブが破断して印刷機の印刷胴等に巻き付
き、印刷胴やインキローラ等の機械部品および刷
版やブランケツト等の印刷資材の損耗を招くこと
になる。そのため従来の1色または多色印刷のオ
フセツト輪転印刷機においては、第7図に示すよ
うに断紙検出器とウエブカツト装置を印刷機内の
各部に多数配設している。即ち、左側の図示しな
い給紙部から供給されたウエブ1は第1印刷部1
0、第2印刷部11、第3印刷部12および第4
印刷部13を順に通り、乾燥部14、冷却部15
を経て右側の図示しない折機へと高速に印刷され
て移送されるが、給紙部と第1印刷部10間にウ
エブカツト装置C1と断紙検出器D1、第1および
第2印刷部10,11間にウエブカツト装置C2
と断紙検出器D2、第2および第3印刷部11,
12間にウエブカツト装置C3と断紙検出器D3
第3および第4印刷部12,13間にウエブカツ
ト装置C4と断紙検出器D4、第4印刷部13およ
び乾燥部14間にウエブカツト装置C5と断紙検
出器D5、乾燥器14と冷却部15の間には断紙
検出器D6がそれぞれ配設されていて、断紙検出
器D1〜D6の何れかで何らかの原因でウエブ1が
破断したことを検出すると、ウエブカツト装置
C1〜C5へ電気信号を送ることによつて、カツタ
ーがウエブ1の通路をよぎつてウエブ1をカツト
し、印刷胴等へのウエブ1の巻き付きを少なくな
るようにしている。上記断紙検出器D1〜D6は従
来周知のリミツトスイツチ等でウエブ1の断紙を
検知して作動するようにしたものである。
今、第8図に示すように、例えば乾燥装置14
のように、その中に断紙検出器を設置できないよ
うな装置の中でウエブ1の断紙がX位置で起こつ
たとすると、ウエブ1がl1だけ走つて、断紙検
出器D6で検出するか、第4印刷部13に巻戻
されたウエブ1がl2だけ走つて断紙検出器D5で検
出するかの何れかである。この間この断紙検出器
D1〜D4は正常なウエブ走行と同じなので、ウエ
ブ1の破断を検出せず、また、断紙検出器D5
ウエブカツト装置C5は通常隣設しているので、
断紙検出器D5で検出してもウエブカツト装置C5
が作用する前にウエブ1の破断端はウエブカツト
装置C5を通過してしまう。
その結果、乾燥装置14の中央で断紙が起こつ
たとすると(l2=l1)、第4印刷部13に巻きつく
ウエブ1の全長は先行部分L(L=l2+l3)および
それと同じ長さの後続部分、即ち、合計2Lの長
さのウエブが印刷部13に巻き付くことになり、
印刷胴やインキローラ等の機械部品および刷版、
ブランケツト等の印刷資材の損耗を少なからず惹
起することになる。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の断紙検知装置では前項記載のように、例
えば輪転印刷機の乾燥装置の中央付近で断紙した
場合に、断紙検出器D5はウエブの走行方向を検
出せず、ウエブ1の存在の有無を検出するだけの
ものであつた。したがつて、第4印刷部13にL
の2倍もの長さのウエブを巻きつけてしまうこと
になる。
そこで、本考案では、ウエブに断紙が起きたら
速やかにそれを検出して信号を出力させ、ウエブ
カツト装置を働かせるとともに機械を緊急停止さ
せて、印刷部へのウエブの巻き付きによる印刷資
材の損耗を最少限に防止させることを目的として
いる。
[問題点を解決するための手段および作用] 本考案の断紙検知装置は、ウエブの破断のよつ
て印刷胴等に巻きつくためにウエブが逆進するの
で、このウエブの逆進を検知することにより、よ
り確実なウエブの破断を検出できるとともに、印
刷胴等に巻き付くウエブの量を極力少なくし、機
械を速やかに停止させて、機械部品に与える損傷
等もすくなくするものである。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図は、本考案の断紙検知装置の一実施例を
示すもので、例えば図示しない右側の乾燥装置内
でウエブ1の断紙が起こると、矢印Aで示す通常
のウエブ方向に走行していたウエブ1は左側方向
に逆進し、上下の印刷胴21または22に矢印B
で示すように巻きつくようになる。このため、ウ
エブ1の走行路中のカツターブレード24とカツ
ター受け25からなるウエブカツト装置26の直
ぐ近くに配設された上下一対のローラからなるウ
エブ方向検知装置30がウエブ1の逆進を検出
し、この出力信号によつて上記ウエブカツト装置
26を作動させ、カツターブレード24がウエブ
1の通路をよぎつてウエブ1をカツトするととも
に、機械を急停止させる。
このため、印刷胴21,22等に巻きつくウエ
ブの長さを極力短くすることにより、機械部品や
印刷資材の損耗を防止するようになつている。
上記ウエブ方向検知装置30は、第2図Aに示
すように、ウエブ1の走行に追従して回転する一
対のローラ31,32が回転自在に作動杆35,
36の先端部寄りにそれぞれ取り付けられ、同作
動杆35,36の基端部は図示しない機枠に設け
られた枢軸33,34に回転自在に枢着されてお
り、また、ローラ側の先端部には機枠との間に圧
縮バネ37,38がそれぞれ配設されている。し
たがつて、ウエブ1に対し、ローラ31,32は
上下からバネ37,38によつて圧接されて回転
するようになつている。
上記圧縮バネ式の代わりに、第2図Bに示すよ
うに引張バネまたはねじりバネ式にウエブ方向検
知装置30を構成することもできる。即ち、ウエ
ブ1を挟んで圧接して回動するローラ31,32
は、作動杆35′,36′の先端部側に配設され
る。これらの作動杆35′,36′の中間部はそれ
ぞれ機枠に設けられた支軸33′,34′に回動で
きるように枢着され、他端部または支軸には不動
の機枠との間に引張バネ37′またはねじりバネ
38′がそれぞれ取り付けられている。したがつ
て、ローラ31,32はウエブ1に圧接して回転
できるようになつている。
さらに、上記圧縮バネ式および引張りバネまた
はねじりバネ式の代わりに、第2図Cに示すよう
にウエブ方向検知装置30を重力式とすることも
できる。即ち、上側の作動杆35″はその一端部
が枢軸33″に回動自在に枢着され、その中間部
にローラ31が回転自在に取り付けられ、他端部
はねじ部33aとなつていて、ここに中心に雌ね
じを穿設された重錘39が取り付けられている。
一方、下側の作動杆36″は一端部にローラ32
が回転自在に取り付けられ、中心部は枢軸34″
に回動自在に枢着されるとともに、他端部は上記
作動杆31″と同じくねじ部36aとなつており、
ここに雌ねじが穿設された重錘39が取り付けら
れている。したがつて、ローラ31,32は重錘
39の作用でウエブ1を圧接して回転できるよう
になつている。
この他にも、エア圧による方法やローラ表面に
巻いたゴムの弾性を利用する方法なども利用する
ことができる。
そして、上記のようにウエブ1の走行に追従し
て回転するローラ31,32を有するウエブ方向
検知装置30は印刷後のウエブを汚さないように
するためウエブ1に接触するローラは第3図に示
されるb寸法以内のロール幅を有する円板状のも
のである。また、上記何れの方式の場合も、ウエ
ブ方向検知装置30は非印刷部分に合わせるため
のウエブ幅方向に移動調整する装置を備えてい
る。
次に、上記ウエブ方向検知装置30の逆転検知
装置を第4図に基づいて説明する。上記ウエブ方
向検知装置30を構成する一対のローラ31は横
方向に調整可能になつている固定軸41にベアリ
ング51を介して取り付けられる。上記ローラ3
1には中心部に穴があけれられた突起付き回転板
42がボルト43で固定されている。同回転板4
2には突起44があり、これと当接する位置に上
記固定軸41にボルト45で固定された支持部材
46に設けた回動軸47に回動自在に取り付けら
れたレバー48が枢着されている。また、同支持
部材46は上記回動軸47が設けられている水平
部46aからは立上がり部46bが設けられて上
記レバー48のストツパーとなつており、同立上
がり部46bの回動軸47を挟んで反対側には立
上つた板バネ49がねじ50により取り付けれら
れている。そして、上記支持部材46の水平部4
6aからは上記立上がり部46bとは反対方向に
立下り部46cが設けられ、その回動軸47側に
はリミツトスイツチ52が取り付けられ、上記レ
バー48の揺動側にリミツトスイツチ52の検知
用アクチユエータが相対するように配設されてい
る。
したがつて、ウエブ方向検知装置30のローラ
31がウエブ1に圧接して、第4図Bの矢印で示
すように反時計方向に正転している場合には突起
付き回転板42の突起44はレバー48をL1
示す位置に押し込みながら回転する。したがつ
て、レバー48は揺動するだけで、ローラ31は
正転できる。一方、ウエブが断紙して逆進する
と、ローラ31もそれに伴ない逆転し、突起付き
回転板42も逆回転する。すると、突起付き回転
板42の回転に伴ない突起44がレバー48を第
4図BにL2で示す位置に押し、さらに回転する
とレバー48の一端はリミツトスイツチ52のア
クチユエータを作動させるとともに他端はバネ4
9を押動してローラ31は時計方向に逆回転をす
ることになる。上記リミツトスイツチ52の作動
による出力信号によつてウエブカツト装置を作動
させるとともに機械を緊急停止させる。
次に、逆転検知装置の他の例を第5図に基づい
て説明する。この例ではローラ31は同ローラ3
1を回転自在に保持する固定軸41にワンウエイ
クラツチ53を介して取り付けられている。ま
た、また、このローラ31には上記第4図の逆転
検知装置と同じく突起付き回転板42がボルト4
3で固定されている。そして、上記突起付き回転
板42の円周には突起54がボルト55で固着さ
れており、この突起54と接触する位置には支持
部材56にねじ58で固着した折り曲げ板バネ5
7が配設されている。さらに、上記支持部材56
にはリミツトスイツチ52が、そのアクチユエー
タが上記ローラ31に設けた突起54の回転範囲
内に臨む位置にくるように配設されている。
したがつて、ローラ31が第5図Bで示す反時
計方向に正転しているときは、板バネ57がスト
ツパーとして突起付き回転板42の突起54に当
接しているので、ローラ31は回転しない。しか
し、ローラ31即ち、上記突起付き回転板42が
時計方向に逆転すると、ローラ31の外輪も内輪
も一緒に回転するので、突起54が回転してリミ
ツトスイツチ52のアクチユエータを押すので、
逆転が検知される。この出力によつてウエブカツ
ト装置を作動させてウエブ1を切断するととも
に、機械を急停止させる。
さらに、逆転検知装置30に光電スイツチを使
用した例を説明する。上記第4図、第5図に示し
たローラ31とともに回転する突起付き回転板4
2およびローラ31のそれぞれ突起の回転領域に
臨ませてレバーがあり、突起44および54が逆
転して上記レバーを動かしたときに光電スイツチ
を作動させウエブの逆進を検知し、その出力信号
によつてウエブカツト装置および機械を停止させ
るものである。
上記の例は、リミツトスイツチ52を光電スイ
ツチに置き換えたものであるが、第6図に示すよ
うに構成することもできる。
即ち、ローラ31には切欠き円板60がボルト
61で固定される。この切欠き円板60はその外
周に扇形の突起部60′と切欠き円板60″とが位
置をずらせて複数設けられているセクター板で、
この突起部60′と切欠き円板60″が臨む回転領
域には光電スイツチ62が配設されていて、その
切欠き円板60の正転または逆転によつて生じる
光電スイツチ62から発生するパルスが正転と逆
転とで異なることを利用してウエブの逆進を検知
するものである。
また、上記のようなローラを使わずに、ウエブ
に印刷された絵柄や非印刷部分が逆方向に走行す
ることを直接センサーで検知して非常時の信号と
して利用することも考えられる。
[考案の効果] 本考案は、叙上のようにウエブの破断によつて
ウエブが逆進することを検知するようにしたた
め、断紙を確実にかつ速やかに検知でき、印刷胴
等へのウエブの巻き付きを最少限にすることがで
き、印刷胴、インキローラ等の機械部品ならびに
刷版、ブランケツト等の印刷資材の損耗を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の断紙検知装置の概略図、第
2図A,B,Cは、本考案の断紙検知装置の各実
施例を示す側面図、第3図は断紙検知装置のロー
ラとウエブの関係を説明するための線図、第4図
A,Bは、ウエブの逆転検知装置の断面図および
側面図、第5図A,Bは、上記第4図と異なる逆
転検知装置の断面図および側面図、第6図A,B
は、上記第4図、第5図と異なる逆転検知装置の
断面図および側面図、第7図は従来の断紙検出器
とウエブカツト装置の配置図、第8図は、従来の
断紙検知装置において、ウエブが破断したときの
説明図である。 1……ウエブ、30……ウエブ方向検出装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ウエブを使用する輪転印刷機において、 印刷中に走行するウエブが破断したときのウ
    エブが逆進することを検知するため、一対のウ
    エブ圧接ローラから構成されるウエブ方向検知
    装置を設けたことを特徴とする輪転印刷機の断
    紙検知装置。 (2) 上記ウエブ方向検知装置は圧縮バネ式である
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の断紙検知装置。 (3) 上記ウエブ方向検知装置は、引張バネまたは
    ねじりバネ式であることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の断紙検知装置。 (4) 上記ウエブ方向検知装置は重力式としたこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の断紙検知装置。
JP8044485U 1985-05-29 1985-05-29 Expired JPH045327Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8044485U JPH045327Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8044485U JPH045327Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

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Publication Number Publication Date
JPS61196030U JPS61196030U (ja) 1986-12-06
JPH045327Y2 true JPH045327Y2 (ja) 1992-02-14

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ID=30626298

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JP8044485U Expired JPH045327Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

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DE4105559C1 (ja) * 1991-02-22 1992-09-17 Heidelberger Druckmaschinen Ag, 6900 Heidelberg, De

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JPS61196030U (ja) 1986-12-06

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