JPH045326B2 - - Google Patents

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JPH045326B2
JPH045326B2 JP23088584A JP23088584A JPH045326B2 JP H045326 B2 JPH045326 B2 JP H045326B2 JP 23088584 A JP23088584 A JP 23088584A JP 23088584 A JP23088584 A JP 23088584A JP H045326 B2 JPH045326 B2 JP H045326B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は表面に起伏や凹凸のあるワークの表面
を連続的に走査して、最大値・最小値の判断、そ
れらの位置の決定、設定されたしきい値範囲の判
断などを容易に実行できる自動計測装置に関す
る。
〔従来の技術〕
表面に起状や凹凸のあるワークの加工に先立つ
て、第2図に示されるような断面形状の最大値
Xpやその位置pなどのデータを数値制御装置で
処理する必要がある場合、従来は、タツチセンサ
を使用して、第3図に示されるように、計測送り
(a)→数値読取り(b)→後退(c)→計測点移動(d)を繰返
し、数値制御装置のスキツプ機能を頼りに計測値
をサンプリングしていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記の手段では、センサの当接した点
を読取るだけで、計測は断続的かつ密度も粗く、
計測点間の移動に無駄な操作と冗長な時間を浪費
するうえに、計測点の位置は偶発的なサンプリン
グ次第になり、最大値を逸するおそれも大きかつ
た。また、しきい値を設定して、その値より大な
る値の範囲もしくは小なる値の範囲を収集する計
測法も困難であつた。
〔目的〕
本発明の目的は、上記の問題点に鑑みて、ワー
クの形状を連続的に計測し、最大もしくは最小の
ピーク値とその位置、設定されたしきい値を基準
とする範囲領域などを精密かつ迅速に判断する自
動計測装置を提供することにある。
〔問題を解決するための手段と作用〕
本発明の自動計測装置は、上記の目的を達成す
るために、表面に起伏・凹凸のある計測対象物の
形状を定方向に走査しながら計測し、形状データ
の重要値を収集する自動計測装置であつて、前記
計測対象物の表面に定方向に移動して当接し、そ
の移動値を計測値として検出するプローブを含
み、このプローブを移動自在に支持する計測器
と、前記プローブの移動方向と直交する定方向
に、前記計測対象物の計測位置と異なる位置の計
測値を求める前記計測器を連続して移動させる第
1の移動手段と、この第1の移動手段によつて移
動された前記計測器の移動位置を記憶する軸現在
値メモリと、前記計測器の計測値がこの計測器の
測定範囲を超えたか否かを判別するスケールオー
バー判別手段と、このスケールオーバー判別手段
が測定範囲を超えたと判別したとき、前記計測器
の計測方向に前記計測器を前記計測対象物に対し
て相対的に前記プローブの移動する定方向と同方
向に所定量移動させる第2の移動手段と、この第
2の移動手段により前記計測器が所定量移動した
とき、この所定量を前記計測器の計測値に加算し
て計測値とする計測値加算手段と、前記計測器ま
たは前記計測値加算手段より得られる計測値と比
較するための基準値が記憶される比較基準値メモ
リと、この比較基準値メモリの比較基準値と前記
計測器または前記計測値加算手段より得られる計
測値とを比較し、この計測値がこの比較基準値よ
りも大を示すとき所定の信号を出力する第1の比
較手段と、この計測値がこの比較基準値よりも小
を示すとき所定の信号を出力する第2の比較手段
とからなる主判断回路と、前記比較基準値メモリ
に前記計測器または前記計測値加算手段より求め
られた計測値が記憶されたとき、前記軸現在値メ
モリの前記第1の移動手段による前記計測器の移
動位置を記憶するピーク時座標値メモリと、計測
開始時においては比較基準値として前記比較基準
値メモリに前記計測器または前記計測値加算手段
より得られる初期計測値を、前記ピーク時座標メ
モリに前記軸現在値メモリの前記第1の移動手段
による前記計測器の計測開始位置を記憶させ、か
つ、計測器走査中においては前記主判断回路が所
定の信号を出力した場合にその出力時の前記計測
器または前記計測値加算手段より得られる計測値
を前記比較基準値メモリに、そのときの前記軸現
在値メモリの前記第1の移動手段による前記計測
器の移動位置を前記ピーク時座標メモリに更新し
て記憶させることを計測終了時まで繰り返し、最
大値・最小値およびその走査方向出力位置を特定
する最大・最小値判断回路と、前記各移動手段、
各回路および各メモリを統轄制御する中央処理装
置とを備えた構成とする。また、所望のしきい値
を記憶するしきい値設定メモリと、このしきい値
設定メモリのしきい値と前記計測器または前記計
測値加算手段より得られる計測値が一致したとき
の前記軸現在値メモリの前記第1の移動手段によ
る前記計測器の移動位置を記憶する範囲データメ
モリと、前記しきい値に対して前記計測値が超え
るか否かを監視し、前記計測値が前記しきい値に
対して大より小または小より大の範囲に移動して
このしきい値と一致したとき前記範囲データメモ
リに前記軸現在値メモリの前記第1の移動手段に
よる前記計測器の移動位置を記憶させる範囲判断
回路とを備えたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面によつて詳細に
説明する。
第4図は、本発明を実施した自動計測装置の計
測方法を説明する座標図である。第4図におい
て、計測器51は工具取付用の取付台Hに取付け
られ、ワークWとの接触表面にセツトされ、この
表面に沿つてXおよびZの二軸をそれぞれ駆動す
るモータにより移動させられる。X軸のデータが
ワークWの表面形状を示し、Z軸のデータがその
計測位置を示すものとなるが、ここで注意しなけ
ればならないのは、X軸のデータは前記取付台H
のX軸モータの駆動による移動量と、計測器プロ
ーブPの伸縮量との和であることで、プローブP
の伸縮だけでは計測限界にオーバースケールを生
じるので、X軸モータの駆動によるシフト量で補
うことになる。
本発明の自動計測装置の一実施例の回路構成図
が第1図である。第1図において、本発明の自動
計測装置は以下のように構成される。すなわち、
CPU(中央処理装置)1のメインバスにCRTデイ
スプレイ2およびキーボード3が、入出力用イン
タフエイス4を介して接続され、更に、前記X軸
駆動用モータ5がアンプ6を介して第1の位置制
御回路7により駆動さ、Z軸駆動用モータ8がア
ンプ9を介して第2の位置制御回路10により駆
動されるが、これらの2つの位置制御回路7およ
び10も前記メインバスに接続されていて、
CPU1の指示を受ける。また、前記計測器51
も計測器インタフエイス52を介してメインバス
に接続され、前記計測器51の計測値がCPU側
へ送られる。計測器51は、差動トランスもしく
は磁気スケールが適当である。装置全体の動作
は、装置制御用メモリ11に格納された基本プロ
グラムに基づいて行われ、計測動作は計測動作用
メモリ12に格納された計測動作プログラムに基
づいて行われる。
一方で、判断回路側には、まずメインバスから
直接入出力されるメモリとして、前記計測器51
がスケールオーバーした場合に計測器自体をX軸
移動させるシフト量を記録するシフト量設定メモ
リ101と、計測器インタフエイス52からの測
定値をそのまま入力される測定値メモリ102
と、計測器取付台Hの前記Z軸現在値を位置制御
回路10から代入される軸現在値メモリ103
と、所定の値より大きいか、または小さい値であ
る領域の範囲を判断したい場合いその所定値をし
きい値として設定する設定値メモリ104とが設
けられている。測定値メモリ102には、スケー
ルオーバー判別器106が接続されていて、計測
器から入力される測定値が計測器の仕様よりもス
ケールオーバーであると判断されるとビツト信号
SOVをCPUlへ送り、スケールオーバー処理を起動
させる。CPUlは、計測器51の取付台Hにシフ
ト動作を行わせると共に、そのシフト量MSFを前
記シフト量設定メモリ101から出力させ、前記
測定値メモリ102から出力される測定値MVA
と、両出力端に接続された加算器105において
加算し、計測値MOUTを出力する。スケールオー
バーが起らない場合は、シフト量が0であり、従
つて、測定値MVAがそのまま計測値Mputになる。
このスケールオーバー処理は、判断処理と別個
に、本発明の自動計測機構の計測機能を強化する
もので、実施例として効果がある。
さて、加算器105および前記設定値メモリ1
04の出力端には、それぞれアンド・ゲート20
1および209が接続されていて、それらのアン
ド・ゲートへ押釦等から入力されるピーク値判断
指令もしくは範囲判断指令のビツト信号と“1”
アンド“1”の関係にならなければ、前記計測値
MOUTもしくは前記設定値MSETを通過させない。
2つのアンド・ゲート201および209の出力
は、同一のオア・ゲート202へ入力され、計測
値MOUTもしくは設定値MSETのいずれかが比較基
準値MREFとして、比較値メモリ107へ登録さ
れる。
加算器105の出力端は、更に分流して、2つ
の比較器へ並列に接続されている。2つの比較器
は計測値MOUTと比較基準値MREFとを比較、第1
の比較器109はMOUT≧MREFの場合にビツト信
号“1”を出力し、第2の比較器110はMOUT
≦MREFの場合に“1”を出力する。前者はアン
ド・ゲート204によつて、大比較指定(最大値
判断)信号が起動されている場合にのみ“1”を
伝達し、後者はアンド・ゲート205によつて、
小比較指定(最小値判断)信号が起動されている
場合にのみ“1”を伝達する。そして、この両者
はオア・ゲート206へ入力されるので、該オ
ア・ゲート206はいずれかの入力が“1”であ
れば、“1”を出力する。(オア・ゲートは双方が
“1”でも“1”を出力するが、普通オペレータ
は大比較か小比較かのいずれかを選択する)。出
力された“1”は分流されて、2つのアンド・ゲ
ート207および208の双方へ入力される。一
方のアンド・ゲート207には範囲判断の指示信
号が入力されるようになつていて、範囲判断が指
示されれば、信号Hnを後記する範囲データ判断
回路へ出力し、他方のアンド・ゲート208には
ピーク値判断の指示信号が入力されるようになつ
ていて、ピーク値判断が指示されれば、ビツト信
号“1”を出力する。このビツト信号“1”は2
つの回路で使用される。第1の回路は、加算器1
05の直後の前記アンド・ゲート201の入力側
へ接続されて、計測値MOUTを比較値メモリ10
7へ入力させるか否かの判断に使用される。すな
わち、大比較の場合は前回計測値よりも今回計測
値が大であるか同一であれば比較値メモリ107
を更新して今回計測値を代入し、小比較の場合は
逆に今回計測値が小か同一であれば比較値メモリ
107を更新するわけで、比較値メモリ107の
内容が大小いずれかのピーク値に達するまでこの
判断が続けられる。比較基準値MREFがピーク値
に達すると、前記比較器109もしくは110に
接続されたアンド・ゲート204もしくは205
からは“1”が出力されなくなるので、メモリの
更新は行われなくなる。前記アンド・ゲート20
8からビツト信号を入力される第2の回路は、前
記軸現在値メモリ103の出力を登録するために
配設されたピーク時座標値メモリ108の入口の
アンド・ゲート203に接続されていて、前記ビ
ツト信号が“1”である限り、ピーク時座標値メ
モリ108が軸現在値を更新し続けるが、ビツト
信号が“0”になると、更新されなくなる。すな
わち、前記比較基準値MREFがピーク値に達した
瞬間の軸現在値が、該ピーク時座標値メモリ10
8に残されるわけである。従つて、比較値メモリ
107およびピーク時座標メモリ108の更新が
行われなくなり、この2つのメモリに残された値
がピーク値およびその座標位置で、前記CRT2
へ読み出される。なお、前記アンド・ゲート20
8からのビツト信号は、当初値は“0”であつ
て、そのままでは比較値メモリへ入力が開始され
ないことになるので、オア・ゲート213を介設
し、該オア・ゲート213へ比較開始信号1”を
入力する手段を接続して、イニシヤライズを行う
ものである。また、比較器109,110におい
て、計測値MOUTと比較基準値MREFが同一(MOUT
=MREF)である場合でもビツト信号“1”を出
力するが、この場合、同一ピーク値が複数あつて
も、それぞれのピーク時座標値が得られ、以後の
処理に適用できるものである。
一方、範囲判断の場合は、前記アンド・ゲート
207からビツト信号Hnが出力され、範囲判断
回路へ入力されるが、その入力ルートは下記の3
ルートへ分流される。第1のルートは、メモリセ
ツト用のアンド・ゲート210を介して、判断結
果メモリ111へ入力されるもので、計測開始時
は今回信号Hnが格納され、以後の比較信号であ
る前回信号Ho-1として出力される。判断結果メ
モリ111は、今回信号Hoによる範囲判断終了
の時点で、メモリセツト信号が自動的に出力さ
れ、今回信号Hoの1か0かの信号を、前回判定
結果の比較信号Ho-1として毎回記憶する。第2
のルートは排地オア・ゲート211へ入力される
もので、該排地オア・ゲート211のもう1つの
入力は前記判断結果メモリ111からの前回信号
Ho-1になつていて、該排地オア・ゲート211
からの出力は、今回信号Hnと前回信号Ho-1とが
同一ビツトならば“0”、互に異なるビツトなら
ば“1”である。ところで、前記のとおり、範囲
判断の場合は、比較値メモリ107には設定値
MSETが入力されているので、前回信号Ho-1と今
回信号Hoとが異なるということは、計測値MOUT
が設定値MSETより領域から小なる領域へ通過し
たか、小なる領域から大なる領域へ通過したかの
いずれかを示し、前記排地オア・ゲート211か
ら“1”が出力されるのは、しきい値通過を示す
ことにある。第3のルートは、計測開始もしくは
終了の起動信号用アンド・ゲート214を介し
て、オア・ゲート215へ入力されるもので、該
オア・ゲート215のもう1つの入力は、前記排
地オア・ゲート215からの出力で、たとえ排地
オア・ゲート215からの出力が“0”であつて
も、第3のルートからのビツト信号が“1”であ
れば、オア・ゲートからの出力は“1”になるよ
うに優先させることになつて、これは前記大比較
もしくは小比較を指定することにより、しきい値
よりも大もしくは小の領域に対する軸位置巾を判
断させるためのものである。通過点のみを判断さ
せたい場合は、前記起動信号用アンド・ゲート2
14へ入力する計測開始・終了の信号を“0”に
すれば、前記排地オア・ゲート211からの信号
により、該オア・ゲート215の信号が決定され
ることになる。そして、その出力は、前記軸現在
値メモリ103に接続された範囲データ・メモリ
112の入力端に介設されたアンド・ゲート21
2のもう1つの入力となり、軸現在値メモリ10
3から連続時に出力される位置データの通過を判
断し、通過点もしくは範囲のデータを範囲デー
タ・メモリ112へ登録させる。
第5図は、上記の範囲判断を示す説明図で、曲
線Aで示される計測値MOUTが点線Bで示される
設定値MREFと交叉する都度、前記排地オア・ゲ
ート211は信号“1”を出力し、対応する軸位
置ZA1,ZA2,ZA3,ZA4を登録させる。大比較を指
定すれば、計測範囲ZADからZAoまでにおけるZA1
〜ZA2とZ3A〜ZA4とが該当し、小比較を指定すれ
ば、計測開始信号および計測終了信号により得ら
れた計測開始点軸位置ZAOおよび計測終了軸位置
ZANの範囲におけるZAO〜ZA1とZA2〜ZA3、および
ZA4〜ZAoが該当する。
範囲データ・メモリ112は、上記の軸現在値
ZA1,ZA2…を順次記憶する記憶手段で、出力側は
メインバスに接続され、格納されたデータを所要
に応じてCRT2に表示することができる。通常、
前記軸現在値は一対で(たとえばZA1・ZA2の如
く)範囲を表示される。
第6図は、上記の実施例におけるピーク値判断
手順を示すフローチヤートである。ピーク値判断
フローは、まず第段として、押釦等によりあら
かじめピーク値判断であることと大小いずれかの
比較とを指定する。ピーク値判断の指定は第1図
におけるアンド・ゲート201および208へ入
力され、大比較指定はアンド・ゲート204へ、
小比較指定はアンド・ゲート205へ入力され
る。フローの第段は、計測器51を測定対象に
当接し、第段で、測定値MVAとZ軸現在値ZAo
とをメモリ102および103へ読込む。第段
では、判別器106へ指示してスケールオーバー
か否かも判別し、第段としての判断結果がスケ
ールオーバーでなければ、第段へ進んで、比較
開始信号を第1図のオア・ゲート213へ入力す
る。その後、第図段および第段と同じ動作が
第および第段で繰返される。第段もしくは
第段でスケールオーバーと判断された場合は第
段で前記シフト処理を行ない、第段から再開
する。スケールオーバーでなければ、第〓段とし
てCPU1へ演算指示が与えられ、第〓段の計測
終了に至るまで、Z軸移動を続けながら計測と判
断が実行される。計測が終了すると、比較値メモ
リ107およびピーク時座標値メモリ108へ代
入されていた最終値を読み取る。
第7図は、同じ実施例の装置における範囲判断
手段を示すフローチヤートである。範囲判断フロ
ーは、まず第段として、押釦等により、あらか
じめ範囲判断であることと大小いずれの比較であ
るかとを指定する。範囲判断の指定は第1図にお
けるアンド・ゲート207および209へ入力さ
れ、大小の比較指定はピーク値指定の場合と同じ
アンド・ゲート204および205へ入力され
る。また、しきい値を設定値メモリ104に設定
するが、その数値はキーボード3から入力され
る。第段は、計測器51を測定対象に当接し、
第段で測定値MVAとZ軸現在値ZAoをメモリ1
02および103へ読込む。第段では、判別器
106へスケールオーバーの判別を指示し、第
段で判別結果がスケールオーバーと判断された場
合は、第段で前記シフト処理を行ない、第段
から再開する。スケールオーバーでなければ、第
段でCPU1へ演算指示が与えられ、演算処理
終了の時点で第段で1サイクル毎のメモリセツ
ト信号が与えられ、判断結果メモリ111へ今回
信号Hoの“0か1”の信号が指示され記憶され
たのち、第段で計測終了に至るまで、Z軸移動
を続けながら計測と判断が実行される。計測され
たデータは前記範囲データ・メモリ112へその
都度代入されるが、2つ毎にデータを読み出して
大小いずれかの領域を表示することができる。
上記の説明で明らかなように、本発明の判断
は、第1図に示される2つの比較器109および
110を中心とする主判断回路をピーク値判断お
よび範囲判断の双方に使用するように構成され、
その比較基準値を前回計測値とするか、設定しき
い値とするかによつて、各種の運用を可能とする
もので、この技術思想を論理ゲートの組合わせに
より、連続的な自動計測機能に実現している。
なお、本実施例では、X方向をピーク値、Z方
向をその座標位置として説明したが、如何なる2
軸にも適用可能なことは言うまでもない。
また、第1図における計測器51は増分式のも
のでも差支えない。その場合、第8図イに示すよ
うに、位置データの明確な基準面Dに計測器52
を当接し、その方向の軸座標値XPOSを得、基準面
の座標値XREFからパラメータで、 MXOF=XREF−XPOS の演算を行い、計測器51にプリセツトすれば、
測定対象物の絶対値測定が可能になる。第8図ロ
は、そのプリセツト手順を示すフローチヤートで
ある。
〔発明の効果〕
以上、説明したとおり、本発明によれば、ワー
ク等の測定対象物の表面形状を連続的に計測し、
そのデータからピーク値とその位置、もしくは設
定しきい値に対する範囲領域などを精密かつ迅速
に判断でき、有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動計測装置の自動計測
機構の回路構成図、第2図および第3図は従来技
術の説明図、第4図は本発明の計測器の説明図、
第5図は範囲判断の説明図、第6図および第7図
は判断手順のフローチヤート、第8図イおよびロ
は増分式計測器の説明図およびそのプリセツト手
順のフローチヤートである。 1……CPU、2……CRT、3……キーボート、
4……入出力インタフエース、5,8……モー
タ、6,9……アンプ、7,10……補間器、5
1……計測器、101……シフト量設定メモリ、
102……測定メモリ、103……軸現在値メモ
リ、104……設定値メモリ、105……加算
器、106…スケールオーバー判別器、107…
…比較値メモリ、108……ピーク時座標値メモ
リ、109,110……比較器、111……判断
結果メモリ、112……範囲データ・メモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表面に起状・凹凸のある計測対象物の形状を
    定方向に走査しながら計測し、形状データの重要
    値を収集する自動計測装置であつて、 前記計測対象物の表面に定方向に移動して当接
    し、その移動値を計測値として検出するプローブ
    を含み、このプローブを移動自在に支持する計測
    器と、 前記プローブの移動方向と直交する定方向に、
    前記計測対象物の計測位置と異なる位置の計測値
    を求める前記計測器を連続して移動させる第1の
    移動手段と、 この第1の移動手段によつて移動された前記計
    測器の移動位置を記憶する軸現在値メモリと、 前記計測器の計測値がこの計測器の測定範囲を
    超えたか否かを判別するスケールオーバー判別手
    段と、 このスケールオーバー判別手段が測定範囲を超
    えたと判別したとき、前記計測器の計測方向に前
    記計測器を前記計測対象物に対して相対的に前記
    プローブの移動する定方向と同方向に所定量移動
    させる第2の移動手段と、 この第2の移動手段により前記計測器が所定量
    移動したとき、この所定量を前記計測器の計測値
    に加算して計測値とする計測値加算手段と、 前記計測器または前記計測値加算手段より得ら
    れる計測値と比較するための基準値が記憶される
    比較基準値メモリと、 この比較基準値メモリの比較基準値と前記計測
    器または前記計測値加算手段より得られる計測値
    とを比較し、この計測値がこの比較基準値よりも
    大を示すとき所定の信号を出力する第1の比較手
    段と、この計測値がこの比較基準値よりも小を示
    すとき所定の信号を出力する第2の比較手段とか
    らなる主判断回路と、 前記比較基準値メモリに前記計測器または前記
    計測値加算手段より求められた計測値が記憶され
    たとき、前記軸現在値メモリの前記第1の移動手
    段による前記計測器の移動位置を記憶するピーク
    時座標値メモリと、 計測開始時においては比較基準値として前記比
    較基準値メモリに前記計測器または前記計測値加
    算手段より得られる初期計測値を、前記ピーク時
    座標メモリに前記軸現在値メモリの前記第1の移
    動手段による前記計測器の計測開始位置を記憶さ
    せ、かつ、計測器走査中においては前記主判断回
    路が所定の信号を出力した場合にその出力時の前
    記計測器または前記計測値加算手段より得られる
    計測値を前記比較基準値メモリに、そのときの前
    記軸現在値メモリの前記第1の移動手段による前
    記計測器の移動位置を前記ピーク時座標メモリに
    更新して記憶させることを計測終了時まで繰り返
    し、最大値・最小値およびその走査方向出力位置
    を特定する最大・最小値判断回路と、 前記各移動手段、各回路および各メモリを統轄
    制御する中央処理装置とを備えることを特徴とす
    る自動計測装置。 2 所望のしきい値を記憶するしきい値設定メモ
    リと、 このしきい値設定メモリのしきい値と前記計測
    器または前記計測値加算手段より得られる計測値
    が一致したときの前記軸現在値メモリの前記第1
    の移動手段による前記計測器の移動位置を記憶す
    る範囲データメモリと、 前記しきい値に対して前記計測値が超えるか否
    かを監視し、前記計測値が前記しきい値に対して
    大より小または小より大の範囲に移動してこのし
    きい値と一致したとき前記範囲データメモリに前
    記軸現在値メモリの前記第1の移動手段による前
    記計測器の移動位置を記憶させる範囲判断回路と
    を備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の自動計測装置。
JP23088584A 1984-11-01 1984-11-01 自動計測装置 Granted JPS61108907A (ja)

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JP23088584A JPS61108907A (ja) 1984-11-01 1984-11-01 自動計測装置

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