JPH07129219A - 数値制御装置 - Google Patents
数値制御装置Info
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- JPH07129219A JPH07129219A JP5275605A JP27560593A JPH07129219A JP H07129219 A JPH07129219 A JP H07129219A JP 5275605 A JP5275605 A JP 5275605A JP 27560593 A JP27560593 A JP 27560593A JP H07129219 A JPH07129219 A JP H07129219A
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- JP
- Japan
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- parameter
- display
- measurement result
- shape
- shape measurement
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Abstract
(57)【要約】
【目的】検出した情報を意図した形式に表示可能な数値
制御装置を提供する。 【構成】被加工物の加工を行う工作機械と、前記被加工
物について、その外形を表す複数点の形状測定を行なう
形状測定装置とに接続され、前記形状測定装置の形状測
定結果に基づいて前記工作機械を制御し、前記形状測定
装置の形状測定結果を表示出力する表示手段を有する。
パラメータ受付手段で受け付けたパラメータに基づき前
記形状測定結果をグラフ表示に編集する手順を記憶して
おく。表示形式に関するパラメータの入力を受け付け、
前記形状測定装置の形状測定結果を記憶する。前記受け
付けたパラメータに基づき、前記手順に従い、前記記憶
した形状測定結果をグラフ表示に編集し、前記編集され
た形状測定結果を表示出力する。
制御装置を提供する。 【構成】被加工物の加工を行う工作機械と、前記被加工
物について、その外形を表す複数点の形状測定を行なう
形状測定装置とに接続され、前記形状測定装置の形状測
定結果に基づいて前記工作機械を制御し、前記形状測定
装置の形状測定結果を表示出力する表示手段を有する。
パラメータ受付手段で受け付けたパラメータに基づき前
記形状測定結果をグラフ表示に編集する手順を記憶して
おく。表示形式に関するパラメータの入力を受け付け、
前記形状測定装置の形状測定結果を記憶する。前記受け
付けたパラメータに基づき、前記手順に従い、前記記憶
した形状測定結果をグラフ表示に編集し、前記編集され
た形状測定結果を表示出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数値制御装置(NC装
置)に係り、特に、表示手段を備える数値制御装置に関
する。
置)に係り、特に、表示手段を備える数値制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、NC装置による数値制御において
は、工作機械の加工終了後に被加工物の形状等を測定器
により測定している。図2を参照して従来における作業
を説明する。図2に、従来の接続形態である、数値制御
装置および測定器を使用する時の概略図を示す。図2に
おいて、数値制御装置1は、工作機械3に接続され、工
作機械3における加工を制御する。工作機械3は、数値
制御装置1により制御されて被加工物の加工を行う。検
出器5は、加工後の被加工物について、その外形を表す
複数点の形状測定を行ない、測定結果として、予め定め
た原点からの相対位置関係を電圧値にして出力する。測
定器20は、検出器5から出力された電圧値を表示出力
する。また、検出器5に測長計を備えて被加工物の位置
データを測定できる場合には、位置データとそれに対す
る電圧値とを測定器20に入力している。測定器20に
プロッタなどの出力手段を有する場合には、位置データ
に対する電圧値を図示する。従来は、図2に示すよう
に、工作機械3に取り付けた検出器5の出力電圧を確認
する場合は、作業者は、数値制御装置1における動作の
理想値と、測定器20の表示出力値とを比較し、数値制
御装置1を操作して再度加工制御を行っている。
は、工作機械の加工終了後に被加工物の形状等を測定器
により測定している。図2を参照して従来における作業
を説明する。図2に、従来の接続形態である、数値制御
装置および測定器を使用する時の概略図を示す。図2に
おいて、数値制御装置1は、工作機械3に接続され、工
作機械3における加工を制御する。工作機械3は、数値
制御装置1により制御されて被加工物の加工を行う。検
出器5は、加工後の被加工物について、その外形を表す
複数点の形状測定を行ない、測定結果として、予め定め
た原点からの相対位置関係を電圧値にして出力する。測
定器20は、検出器5から出力された電圧値を表示出力
する。また、検出器5に測長計を備えて被加工物の位置
データを測定できる場合には、位置データとそれに対す
る電圧値とを測定器20に入力している。測定器20に
プロッタなどの出力手段を有する場合には、位置データ
に対する電圧値を図示する。従来は、図2に示すよう
に、工作機械3に取り付けた検出器5の出力電圧を確認
する場合は、作業者は、数値制御装置1における動作の
理想値と、測定器20の表示出力値とを比較し、数値制
御装置1を操作して再度加工制御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の方法
では、上述の比較を作業者の手作業で行うためリアルタ
イム性に欠け時間がかかる。また、高精度が要求される
加工においては、位置データに対する電圧値を図示して
いる場合には、実際の座標位置と検出器の電圧値との全
体の関係が正確に把握できないという問題がある。
では、上述の比較を作業者の手作業で行うためリアルタ
イム性に欠け時間がかかる。また、高精度が要求される
加工においては、位置データに対する電圧値を図示して
いる場合には、実際の座標位置と検出器の電圧値との全
体の関係が正確に把握できないという問題がある。
【0004】本発明の目的は、上記課題を解決し、検出
した情報を意図した形式に表示可能な数値制御装置を提
供することにある。
した情報を意図した形式に表示可能な数値制御装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、被加工物の加工を行う工作機械と、前記被
加工物について、その外形を表す複数点の形状測定を行
なう形状測定装置とに接続され、前記形状測定装置の形
状測定結果に基づいて前記工作機械を制御する数値制御
装置において、表示形式に関するパラメータの入力を受
け付けるパラメータ受付手段と、前記形状測定装置の形
状測定結果を記憶する情報記憶手段と、前記パラメータ
受付手段で受け付けたパラメータに基づき前記形状測定
結果をグラフ表示に編集する手順を記憶する手順記憶手
段と、前記パラメータ受付手段で受け付けたパラメータ
に基づき、前記手順記憶手段に記憶する手順に従い、前
記情報記憶手段に記憶した形状測定結果をグラフ表示に
編集する編集手段と、前記編集手段により編集された形
状測定結果を表示出力する表示手段とを有する。
成するため、被加工物の加工を行う工作機械と、前記被
加工物について、その外形を表す複数点の形状測定を行
なう形状測定装置とに接続され、前記形状測定装置の形
状測定結果に基づいて前記工作機械を制御する数値制御
装置において、表示形式に関するパラメータの入力を受
け付けるパラメータ受付手段と、前記形状測定装置の形
状測定結果を記憶する情報記憶手段と、前記パラメータ
受付手段で受け付けたパラメータに基づき前記形状測定
結果をグラフ表示に編集する手順を記憶する手順記憶手
段と、前記パラメータ受付手段で受け付けたパラメータ
に基づき、前記手順記憶手段に記憶する手順に従い、前
記情報記憶手段に記憶した形状測定結果をグラフ表示に
編集する編集手段と、前記編集手段により編集された形
状測定結果を表示出力する表示手段とを有する。
【0006】また、前記編集手段は、前記情報記憶手段
に記憶した形状測定結果の代わりに、前記形状測定装置
の形状測定結果について、編集を行うようにしてもよ
い。
に記憶した形状測定結果の代わりに、前記形状測定装置
の形状測定結果について、編集を行うようにしてもよ
い。
【0007】また、前記情報記憶手段に記憶した複数の
形状測定結果のそれぞれに対応するあらかじめ定めた識
別情報と、該複数の形状測定結果を記憶した前記情報記
憶手段の領域との対応関係を記憶する対応関係記憶手段
をさらに備え、前記パラメータ受付手段は、前記パラメ
ータとして、前記情報記憶手段に記憶した複数の形状測
定結果ごとに、表示を行なうか否かの指定を受け付け、
前記編集手段は、前記パラメータ受付手段で表示すると
いう指定がされた形状測定結果に対応する前記識別情報
に基づいて前記対応関係記憶手段を参照し、前記情報記
憶手段に記憶した形状測定結果を読み出すことができ
る。さらに、前記パラメータ受付手段は、前記パラメー
タとして、重ね書きをするか否かの指定を受け付け、前
記編集手段は、前記パラメータ受付手段で複数の形状測
定結果についてのグラフ表示を重ね書きをするという指
定を受け付けたときに、指定された形状測定結果につい
て、重ね書き行うことができる。もしくは、前記パラメ
ータ受付手段は、前記パラメータとして、表示を行う際
の表示する範囲、表示倍率のうち少なくとも一つの指定
をさらに受け付け、前記編集手段は、前記パラメータ受
付手段で前記指定を受け付けたときに、前記形状測定結
果について当該指定にしたがって編集を行うようにして
もよい。
形状測定結果のそれぞれに対応するあらかじめ定めた識
別情報と、該複数の形状測定結果を記憶した前記情報記
憶手段の領域との対応関係を記憶する対応関係記憶手段
をさらに備え、前記パラメータ受付手段は、前記パラメ
ータとして、前記情報記憶手段に記憶した複数の形状測
定結果ごとに、表示を行なうか否かの指定を受け付け、
前記編集手段は、前記パラメータ受付手段で表示すると
いう指定がされた形状測定結果に対応する前記識別情報
に基づいて前記対応関係記憶手段を参照し、前記情報記
憶手段に記憶した形状測定結果を読み出すことができ
る。さらに、前記パラメータ受付手段は、前記パラメー
タとして、重ね書きをするか否かの指定を受け付け、前
記編集手段は、前記パラメータ受付手段で複数の形状測
定結果についてのグラフ表示を重ね書きをするという指
定を受け付けたときに、指定された形状測定結果につい
て、重ね書き行うことができる。もしくは、前記パラメ
ータ受付手段は、前記パラメータとして、表示を行う際
の表示する範囲、表示倍率のうち少なくとも一つの指定
をさらに受け付け、前記編集手段は、前記パラメータ受
付手段で前記指定を受け付けたときに、前記形状測定結
果について当該指定にしたがって編集を行うようにして
もよい。
【0008】また、被加工物の加工を行う工作機械と、
前記被加工物について、その外形を表す複数点の形状測
定を行なう形状測定装置とに接続され、前記形状測定装
置の形状測定結果に基づいて前記工作機械を制御し、前
記形状測定装置の形状測定結果を表示出力する表示手段
を有する数値制御装置における形状測定結果表示方法と
しては、表示形式に関するパラメータの入力を受け付
け、前記形状測定装置の形状測定結果を記憶し、前記パ
ラメータに基づき前記形状測定結果をグラフ表示に編集
する手順を記憶しておき、前記受け付けたパラメータに
基づき、前記手順に従い、前記記憶した形状測定結果を
グラフ表示に編集し、前記編集された形状測定結果を表
示出力する。
前記被加工物について、その外形を表す複数点の形状測
定を行なう形状測定装置とに接続され、前記形状測定装
置の形状測定結果に基づいて前記工作機械を制御し、前
記形状測定装置の形状測定結果を表示出力する表示手段
を有する数値制御装置における形状測定結果表示方法と
しては、表示形式に関するパラメータの入力を受け付
け、前記形状測定装置の形状測定結果を記憶し、前記パ
ラメータに基づき前記形状測定結果をグラフ表示に編集
する手順を記憶しておき、前記受け付けたパラメータに
基づき、前記手順に従い、前記記憶した形状測定結果を
グラフ表示に編集し、前記編集された形状測定結果を表
示出力する。
【0009】
【作用】パラメータ受付手段では、表示するか否かの指
定や、複数の形状測定結果についてのグラフ表示を重ね
書きをするか否かの指定、表示を行う際の表示する範
囲、表示倍率の指定などのようなパラメータの入力を受
け付けておく。保持テーブルを設けて、あらかじめ初期
パラメータが設定されている場合には初期パラメータを
利用してもよい。情報記憶手段は、前記形状測定装置の
形状測定結果を記憶する。また、手順記憶手段は、前記
パラメータ受付手段で受け付けたパラメータに基づき前
記形状測定結果をグラフ表示に編集する手順を記憶して
おく。
定や、複数の形状測定結果についてのグラフ表示を重ね
書きをするか否かの指定、表示を行う際の表示する範
囲、表示倍率の指定などのようなパラメータの入力を受
け付けておく。保持テーブルを設けて、あらかじめ初期
パラメータが設定されている場合には初期パラメータを
利用してもよい。情報記憶手段は、前記形状測定装置の
形状測定結果を記憶する。また、手順記憶手段は、前記
パラメータ受付手段で受け付けたパラメータに基づき前
記形状測定結果をグラフ表示に編集する手順を記憶して
おく。
【0010】編集手段では、前記パラメータ受付手段で
受け付けたパラメータに基づき、前記手順記憶手段に記
憶する手順に従い、前記情報記憶手段に記憶した形状測
定結果をグラフ表示に編集する。表示手段は、前記編集
手段により編集された形状測定結果を表示出力する。ま
た、パラメータは、前記情報記憶手段に記憶した複数の
形状測定結果ごとに、受け付けるようにしてもよい。
受け付けたパラメータに基づき、前記手順記憶手段に記
憶する手順に従い、前記情報記憶手段に記憶した形状測
定結果をグラフ表示に編集する。表示手段は、前記編集
手段により編集された形状測定結果を表示出力する。ま
た、パラメータは、前記情報記憶手段に記憶した複数の
形状測定結果ごとに、受け付けるようにしてもよい。
【0011】このように、パラメータ入力手段で、どの
形状測定結果をどのようなグラフにして表示するか等を
指定できるので、希望するグラフ表示に編集して表示手
段に表示することができる。形状測定結果をグラフ表示
することによりこれらの関係を正確に見ることができ
る。
形状測定結果をどのようなグラフにして表示するか等を
指定できるので、希望するグラフ表示に編集して表示手
段に表示することができる。形状測定結果をグラフ表示
することによりこれらの関係を正確に見ることができ
る。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す概略ブロッ
ク図である。図3〜図8は、本発明の表示操作盤の表示
例を示す説明図である。
ク図である。図3〜図8は、本発明の表示操作盤の表示
例を示す説明図である。
【0013】図1において、工作機械3に接続され、工
作機械3における加工を制御する数値制御装置1と、数
値制御装置1の表示部202および操作部201を備え
る表示操作盤2と、数値制御装置1に制御される工作機
械3と、工作機械3の制御に必要な位置座標データを測
定する測長計91と、工作機械3に取り付けられている
検出器5とを有する。検出器5は、加工後の被加工物に
ついて、その外形を表す複数点の形状測定を行ない、測
定結果として、予め定めた原点からの相対位置関係を電
圧値にして出力する。また、検出器5は、気温や湿度、
気圧等の環境情報を検出し、対応する電圧値を出力する
機能を備える。検出器5からは、形状測定結果である相
対位置関係と、環境情報とを合わせて複数の信号として
それぞれ出力するようにしてもよい。また、測定すべき
環境情報に対し、それぞれ専用の検出器も用いても構わ
ない。検出器5および測長計91とを合わせて形状測定
装置100とする。表示操作盤2は、数値制御装置1に
備えることができる。なお、検出器5は、電気信号(電
圧値)の形で出力されるものであれば、測定する対象は
特に限定されない。
作機械3における加工を制御する数値制御装置1と、数
値制御装置1の表示部202および操作部201を備え
る表示操作盤2と、数値制御装置1に制御される工作機
械3と、工作機械3の制御に必要な位置座標データを測
定する測長計91と、工作機械3に取り付けられている
検出器5とを有する。検出器5は、加工後の被加工物に
ついて、その外形を表す複数点の形状測定を行ない、測
定結果として、予め定めた原点からの相対位置関係を電
圧値にして出力する。また、検出器5は、気温や湿度、
気圧等の環境情報を検出し、対応する電圧値を出力する
機能を備える。検出器5からは、形状測定結果である相
対位置関係と、環境情報とを合わせて複数の信号として
それぞれ出力するようにしてもよい。また、測定すべき
環境情報に対し、それぞれ専用の検出器も用いても構わ
ない。検出器5および測長計91とを合わせて形状測定
装置100とする。表示操作盤2は、数値制御装置1に
備えることができる。なお、検出器5は、電気信号(電
圧値)の形で出力されるものであれば、測定する対象は
特に限定されない。
【0014】数値制御装置1には、検出器5の出力信号
を数値制御装置内に取り込む信号入力部6と、測長計9
1から出力された位置データを受け付ける位置データ入
力部10と、信号入力部6および位置データ入力部10
で受け付けた出力信号および位置データを記憶するデー
タ記憶部61と、表示操作盤2の表示制御を行う表示制
御部9と、表示操作盤2で受け付けた表示形式に関する
パラメータをパラメータ入力信号線11を介して入力す
るパラメータ入力部7と、パラメータ入力部7に入力さ
れたパラメータを記憶するパラメータ記憶部71と、デ
ータ記憶部61およびパラメータ記憶部71へのアドレ
スを指示して記憶制御を行う記憶制御部62と、後述す
るデータの編集を行うデータ編集部8と、パラメータ入
力部7で受け付けたパラメータに基づき形状測定結果を
グラフ表示に編集する手順を記憶する手順記憶部91
と、工作機械3の制御を行う数値制御部13とを備え
る。数値制御部13は、予め定めた加工プログラムにし
たがって制御を行う。また、表示操作盤2は、パラメー
タ入力部7に検出器の信号を希望の形式に編集する際に
必要なパラメータを、キーボードなどの操作部201で
受け付け、編集後のデータを、ディスプレイなどの表示
部202に表示する。表示面をタッチパネルにすれば、
表示部と操作部とを一体に形成することができる。
を数値制御装置内に取り込む信号入力部6と、測長計9
1から出力された位置データを受け付ける位置データ入
力部10と、信号入力部6および位置データ入力部10
で受け付けた出力信号および位置データを記憶するデー
タ記憶部61と、表示操作盤2の表示制御を行う表示制
御部9と、表示操作盤2で受け付けた表示形式に関する
パラメータをパラメータ入力信号線11を介して入力す
るパラメータ入力部7と、パラメータ入力部7に入力さ
れたパラメータを記憶するパラメータ記憶部71と、デ
ータ記憶部61およびパラメータ記憶部71へのアドレ
スを指示して記憶制御を行う記憶制御部62と、後述す
るデータの編集を行うデータ編集部8と、パラメータ入
力部7で受け付けたパラメータに基づき形状測定結果を
グラフ表示に編集する手順を記憶する手順記憶部91
と、工作機械3の制御を行う数値制御部13とを備え
る。数値制御部13は、予め定めた加工プログラムにし
たがって制御を行う。また、表示操作盤2は、パラメー
タ入力部7に検出器の信号を希望の形式に編集する際に
必要なパラメータを、キーボードなどの操作部201で
受け付け、編集後のデータを、ディスプレイなどの表示
部202に表示する。表示面をタッチパネルにすれば、
表示部と操作部とを一体に形成することができる。
【0015】データ編集部8は、信号入力部6で受け付
けた検出器5の出力信号と、位置データ入力部10で受
け付けた位置データとを、パラメータ入力部7に入力さ
れたパラメータに基づいて、予め定められた手順にした
がって表示データに編集する。例えば、表示データとし
ては、形状測定結果の位置データと、環境情報とがあ
る。また、パラメータとしては、グラフ表示を行うか否
かの指示、リアルタイム表示を行うか否かの指示、表示
範囲の指示、表示倍率の指示、グラフの重ね合わせの指
示等のそれぞれの指示であることを示すものがある。こ
れらについては後述する。また、これら全てを使用する
必要がなく、必要であれば追加してもかまわない。ま
た、他のパラメータとしては、形状測定結果を変換する
際のパラメータがあり、検出した電圧値を任意の指定し
た倍率で増幅するための増幅率、検出した電圧値を長さ
に変換する際の比率を示す変換率、変換後の単位等があ
る。例えば、検出した電圧値をV[mV]、増幅率a、
変換率b、変換後の値Lとし、その単位を[mm]とす
ると、L[mm]=a×b×V[mV]として求めるこ
とができる。増幅率aと変換率bとを合わせて、定数k
としてもよい。パラメータ入力部7には、外部からのパ
ラメータの入力を受け付ける外部パラメータ入力信号入
力端子をさらに備えるようにしてもよい。
けた検出器5の出力信号と、位置データ入力部10で受
け付けた位置データとを、パラメータ入力部7に入力さ
れたパラメータに基づいて、予め定められた手順にした
がって表示データに編集する。例えば、表示データとし
ては、形状測定結果の位置データと、環境情報とがあ
る。また、パラメータとしては、グラフ表示を行うか否
かの指示、リアルタイム表示を行うか否かの指示、表示
範囲の指示、表示倍率の指示、グラフの重ね合わせの指
示等のそれぞれの指示であることを示すものがある。こ
れらについては後述する。また、これら全てを使用する
必要がなく、必要であれば追加してもかまわない。ま
た、他のパラメータとしては、形状測定結果を変換する
際のパラメータがあり、検出した電圧値を任意の指定し
た倍率で増幅するための増幅率、検出した電圧値を長さ
に変換する際の比率を示す変換率、変換後の単位等があ
る。例えば、検出した電圧値をV[mV]、増幅率a、
変換率b、変換後の値Lとし、その単位を[mm]とす
ると、L[mm]=a×b×V[mV]として求めるこ
とができる。増幅率aと変換率bとを合わせて、定数k
としてもよい。パラメータ入力部7には、外部からのパ
ラメータの入力を受け付ける外部パラメータ入力信号入
力端子をさらに備えるようにしてもよい。
【0016】位置データおよび相対位置関係を説明する
ために、工作機械3、検出器5および測長計91の構成
を図10を参照して説明する。
ために、工作機械3、検出器5および測長計91の構成
を図10を参照して説明する。
【0017】図10に、加工制御システムの概要を示
す。図10において、被加工物50に対する加工を行な
う工作機械3と、これに接続される数値制御装置1と、
工作機械3に設けられて、被加工物50の形状を測定す
る形状測定装置100とを有する。工作機械3は、被加
工物50およびこれを保持すると共に回転駆動するワー
ク駆動機構87と、駆動機構87を載置するステージ8
1と、ステージ81を移動自在に支持するための支持台
82と、ステージ81を必要量移動させるためのステー
ジ駆動装置83と、工具台51および測定端子70を支
持するためのステージ84と、ステージ84を移動自在
に支持するための支持台85と、ステージ84を必要量
移動させるためのステージ駆動装置86とを有する。数
値制御装置1は、予め定めた加工プログラムにしたがっ
て、工作機械3の、ステージ駆動装置83、86および
ワーク駆動機構87の動作を制御する。また、形状測定
を行なう際に、数値制御装置1からの指示に応じて、ス
テージ駆動装置83、86の動作を制御する。また、形
状測定装置100は、被加工物50に対して相対移動可
能に設けられて、被加工物50の相対位置関係を検出す
る測定端子70(検出器5)と、予め定めた原点を基準
として、この測定端子70の位置を測定して位置データ
を出力する測長計91とを備える。測定端子70と測長
計91とは、図1に示すように、工作機械3に搭載され
る。この場合、測長計91により、水平横方向(以下、
X軸方向という)の位置データが出力され、測定端子7
0により、垂直方向(以下、Z軸方向)の相対位置関係
(位置データ)が出力されて、これらのデータにより被
加工物50の形状を把握できる。測長計91からはパル
スによる位置データが出力され、このパルスによる位置
データとしては、パルス幅により長さを示すものと、パ
ルス数により長さを示すものとがある。また、これらの
データは、指示されたときに測定されて出力される。例
えば、加工前の形状と、加工後の形状と、さらに加工修
正した形状とを測定する場合には、その都度指示するこ
とにより測定を行う。これらの測定データは、DATA
1(加工前の形状)、DATA2(加工後の形状)、D
ATA3(加工修正した形状)というように、一連のデ
ータとしてそれぞれ出力される。
す。図10において、被加工物50に対する加工を行な
う工作機械3と、これに接続される数値制御装置1と、
工作機械3に設けられて、被加工物50の形状を測定す
る形状測定装置100とを有する。工作機械3は、被加
工物50およびこれを保持すると共に回転駆動するワー
ク駆動機構87と、駆動機構87を載置するステージ8
1と、ステージ81を移動自在に支持するための支持台
82と、ステージ81を必要量移動させるためのステー
ジ駆動装置83と、工具台51および測定端子70を支
持するためのステージ84と、ステージ84を移動自在
に支持するための支持台85と、ステージ84を必要量
移動させるためのステージ駆動装置86とを有する。数
値制御装置1は、予め定めた加工プログラムにしたがっ
て、工作機械3の、ステージ駆動装置83、86および
ワーク駆動機構87の動作を制御する。また、形状測定
を行なう際に、数値制御装置1からの指示に応じて、ス
テージ駆動装置83、86の動作を制御する。また、形
状測定装置100は、被加工物50に対して相対移動可
能に設けられて、被加工物50の相対位置関係を検出す
る測定端子70(検出器5)と、予め定めた原点を基準
として、この測定端子70の位置を測定して位置データ
を出力する測長計91とを備える。測定端子70と測長
計91とは、図1に示すように、工作機械3に搭載され
る。この場合、測長計91により、水平横方向(以下、
X軸方向という)の位置データが出力され、測定端子7
0により、垂直方向(以下、Z軸方向)の相対位置関係
(位置データ)が出力されて、これらのデータにより被
加工物50の形状を把握できる。測長計91からはパル
スによる位置データが出力され、このパルスによる位置
データとしては、パルス幅により長さを示すものと、パ
ルス数により長さを示すものとがある。また、これらの
データは、指示されたときに測定されて出力される。例
えば、加工前の形状と、加工後の形状と、さらに加工修
正した形状とを測定する場合には、その都度指示するこ
とにより測定を行う。これらの測定データは、DATA
1(加工前の形状)、DATA2(加工後の形状)、D
ATA3(加工修正した形状)というように、一連のデ
ータとしてそれぞれ出力される。
【0018】つぎに、パラメータにしたがって位置デー
タを編集して表示する動作を、表示例および図9に示す
フローチャートにしたがって説明する。本実施例におい
ては、測定された位置データをグラフ表示する。また、
データ記憶部61(図1)に記憶する領域と、測定デー
タ名とを対応づけて指定することにより、測定データ名
を複数指定してグラフを重ね書きすることができる。ま
た、表示操作盤2は、タッチパネルを使用する場合を例
にする。
タを編集して表示する動作を、表示例および図9に示す
フローチャートにしたがって説明する。本実施例におい
ては、測定された位置データをグラフ表示する。また、
データ記憶部61(図1)に記憶する領域と、測定デー
タ名とを対応づけて指定することにより、測定データ名
を複数指定してグラフを重ね書きすることができる。ま
た、表示操作盤2は、タッチパネルを使用する場合を例
にする。
【0019】図1におけるパラメータ記憶部71には、
初期値として予め定めたパラメータを保持しておく。図
13に、パラメータ記憶部71に記憶するパラメータテ
ーブルの例を示す。パラメータテーブルには、例えば、
グラフ表示をするか否か、入力したデータをそのまま出
力するリアルタイム表示するか記憶データを表示する
か、表示データのデータ名、表示範囲、表示倍率、重ね
あわせをするか否か等の初期値を設定しておく。パラメ
ータ入力部7で、パラメータの入力を受け付けた場合に
は、パラメータ記憶部71に、変更後のパラメータとし
て記憶する。パラメータとしては、他に前述の増幅率や
出力単位を設定してもよい。パラメータの入力方法は、
例えば、図3に示すように、グラフ表示をするグラフ表
示画面と、測定データ値を表示するデータ表示画面とを
切替るためのスイッチ「グラフ表示スイッチ」301を
画面上に設けておき、「グラフ表示スイッチ」301が
タッチされるたびにこれらの画面が切り替わる。グラフ
表示を行っていないときに、「グラフ表示スイッチ」3
01がタッチされると、つぎに、図4に示すようなパラ
メータ設定を行うためのパラメータ入力画面が表示され
る。図4に、パラメータ入力画面例1を示す。パラメー
タ入力画面としては、1または2以上の画面を予め表示
制御部等に定義しておく。図4においては、データ記憶
部61に記憶されている複数のデータについてそれぞれ
表示するか否かを設定する場合の画面例を示す。各デー
タを、ここでは、DATA1、DATA3、DATA5
とし、それぞれONが設定されるとそれに対する編集デ
ータを出力し、OFFが選択されると表示出力を行わな
いようにする。選択は、画面のタッチスイッチもしくは
カーソルの移動により行うようにしてもよい。さらに、
リアルタイム表示をするか否かを、ON/OFFにより
指示する。このリアルタイム表示は、入力されたデータ
をそのままグラフ表示する場合に利用できる。各データ
の設定後に、パラメータ入力画面の切替スイッチである
「設定スイッチ」402をタッチすると、図5に示す、
つぎのパラメータ入力画面例2の画面に切り替わる。ま
た、図4における「記憶スイッチ」403は、入力した
データをデータ記憶部61のどの領域に記憶するかを指
定するための画面に切替るためのスイッチである。さら
に、「グラフ表示スイッチ」401は、パラメータ設定
画面からグラフ表示画面に切替るためのスイッチであ
る。
初期値として予め定めたパラメータを保持しておく。図
13に、パラメータ記憶部71に記憶するパラメータテ
ーブルの例を示す。パラメータテーブルには、例えば、
グラフ表示をするか否か、入力したデータをそのまま出
力するリアルタイム表示するか記憶データを表示する
か、表示データのデータ名、表示範囲、表示倍率、重ね
あわせをするか否か等の初期値を設定しておく。パラメ
ータ入力部7で、パラメータの入力を受け付けた場合に
は、パラメータ記憶部71に、変更後のパラメータとし
て記憶する。パラメータとしては、他に前述の増幅率や
出力単位を設定してもよい。パラメータの入力方法は、
例えば、図3に示すように、グラフ表示をするグラフ表
示画面と、測定データ値を表示するデータ表示画面とを
切替るためのスイッチ「グラフ表示スイッチ」301を
画面上に設けておき、「グラフ表示スイッチ」301が
タッチされるたびにこれらの画面が切り替わる。グラフ
表示を行っていないときに、「グラフ表示スイッチ」3
01がタッチされると、つぎに、図4に示すようなパラ
メータ設定を行うためのパラメータ入力画面が表示され
る。図4に、パラメータ入力画面例1を示す。パラメー
タ入力画面としては、1または2以上の画面を予め表示
制御部等に定義しておく。図4においては、データ記憶
部61に記憶されている複数のデータについてそれぞれ
表示するか否かを設定する場合の画面例を示す。各デー
タを、ここでは、DATA1、DATA3、DATA5
とし、それぞれONが設定されるとそれに対する編集デ
ータを出力し、OFFが選択されると表示出力を行わな
いようにする。選択は、画面のタッチスイッチもしくは
カーソルの移動により行うようにしてもよい。さらに、
リアルタイム表示をするか否かを、ON/OFFにより
指示する。このリアルタイム表示は、入力されたデータ
をそのままグラフ表示する場合に利用できる。各データ
の設定後に、パラメータ入力画面の切替スイッチである
「設定スイッチ」402をタッチすると、図5に示す、
つぎのパラメータ入力画面例2の画面に切り替わる。ま
た、図4における「記憶スイッチ」403は、入力した
データをデータ記憶部61のどの領域に記憶するかを指
定するための画面に切替るためのスイッチである。さら
に、「グラフ表示スイッチ」401は、パラメータ設定
画面からグラフ表示画面に切替るためのスイッチであ
る。
【0020】図4に示す画面例のつぎのパラメータ入力
画面を図5に示す。図5に示すパラメータ入力画面で
は、図4に示した各データに対してONを選択した場合
に、それぞれのデータに対する表示範囲と、重ね書きを
するか否かの選択する。例えば、図4において、DAT
A1がON状態になっているときには、「設定スイッ
チ」402をタッチすると、DATA1の表示範囲とし
て、X軸方向とZ軸方向との表示すべき範囲を操作部2
01より設定できる。また、重ね書きをするか否かをO
N/OFFのいずれかを選択することにより設定する。
複数のデータを重ね書きして表示を行う場合には、図4
に示す画面にて重ね書きを行うデータをONにし、さら
に図5に示す重ね書きスイッチをONにする。「選択ス
イッチ」501がタッチされると、表示範囲と、重ね書
きをするか否かが設定に従って、図13に示すパラメー
タテーブルが更新される。図5において、「グラフ表示
スイッチ」401をタッチすると、図6に示すようなグ
ラフが表示される。図6に示すように、指定された範囲
内のデータが表示され、また、これらのデータのピーク
値を表示するようにしてもよい。この場合、データ編集
部において、形状測定結果のピーク値を検出する検出手
段を備える。また、重ね書きが指定されている場合に
は、図7に示すように重ねて表示がなされる。また、重
ね書きを行う場合に、理論値をデータ記憶部61に記憶
しておくことにより、理論値と測定値とをあわせて表示
することができる。
画面を図5に示す。図5に示すパラメータ入力画面で
は、図4に示した各データに対してONを選択した場合
に、それぞれのデータに対する表示範囲と、重ね書きを
するか否かの選択する。例えば、図4において、DAT
A1がON状態になっているときには、「設定スイッ
チ」402をタッチすると、DATA1の表示範囲とし
て、X軸方向とZ軸方向との表示すべき範囲を操作部2
01より設定できる。また、重ね書きをするか否かをO
N/OFFのいずれかを選択することにより設定する。
複数のデータを重ね書きして表示を行う場合には、図4
に示す画面にて重ね書きを行うデータをONにし、さら
に図5に示す重ね書きスイッチをONにする。「選択ス
イッチ」501がタッチされると、表示範囲と、重ね書
きをするか否かが設定に従って、図13に示すパラメー
タテーブルが更新される。図5において、「グラフ表示
スイッチ」401をタッチすると、図6に示すようなグ
ラフが表示される。図6に示すように、指定された範囲
内のデータが表示され、また、これらのデータのピーク
値を表示するようにしてもよい。この場合、データ編集
部において、形状測定結果のピーク値を検出する検出手
段を備える。また、重ね書きが指定されている場合に
は、図7に示すように重ねて表示がなされる。また、重
ね書きを行う場合に、理論値をデータ記憶部61に記憶
しておくことにより、理論値と測定値とをあわせて表示
することができる。
【0021】また、図5における前画面スイッチ502
をタッチすると、図4に示すパラメータ入力画面に戻
る。また、図4における「記憶スイッチ」403がタッ
チされると、図8に示すような画面にきりかわり、入力
したデータをデータ記憶部61のどの領域に記憶するか
を設定できる。
をタッチすると、図4に示すパラメータ入力画面に戻
る。また、図4における「記憶スイッチ」403がタッ
チされると、図8に示すような画面にきりかわり、入力
したデータをデータ記憶部61のどの領域に記憶するか
を設定できる。
【0022】図12に、データ記憶部61に記憶する内
容とデータ構造を示し、図11に、記憶制御部において
記憶しておく、データとデータ記憶部の記憶領域との対
応関係を示す。図12に示すように、データ記憶部61
には、データを記憶する領域が複数設けられており、入
力したデータはこの領域に順次記憶されていく。また、
どの領域に記憶するかを、図8に示す画面においてあら
かじめ指定しておくことができる。もしくは、記憶制御
部において、入力した順序に従って、順次領域を割り振
るようにしてもよい。これらの入力したデータとデータ
記憶部の記憶領域との対応関係とを、図11に示す対応
関係テーブル(対応関係記憶手段)に記憶しておく。グ
ラフ表示を行うときには、対応関係テーブルを参照する
ことによりデータ記憶部61対応する領域のデータを読
みだすことができる。さらに、図8に示す画面において
それぞれのデータごとに、あらかじめデータ名を入力し
たり、入力した時刻等を識別情報として付加するように
してもよい。
容とデータ構造を示し、図11に、記憶制御部において
記憶しておく、データとデータ記憶部の記憶領域との対
応関係を示す。図12に示すように、データ記憶部61
には、データを記憶する領域が複数設けられており、入
力したデータはこの領域に順次記憶されていく。また、
どの領域に記憶するかを、図8に示す画面においてあら
かじめ指定しておくことができる。もしくは、記憶制御
部において、入力した順序に従って、順次領域を割り振
るようにしてもよい。これらの入力したデータとデータ
記憶部の記憶領域との対応関係とを、図11に示す対応
関係テーブル(対応関係記憶手段)に記憶しておく。グ
ラフ表示を行うときには、対応関係テーブルを参照する
ことによりデータ記憶部61対応する領域のデータを読
みだすことができる。さらに、図8に示す画面において
それぞれのデータごとに、あらかじめデータ名を入力し
たり、入力した時刻等を識別情報として付加するように
してもよい。
【0023】以上のようにして、それぞれの設定を受け
付けたパラメータ入力部7は、表示操作盤2よりパラメ
ータの更新があった時点で最新のパラメータを、変更後
のデータとしてパラメータテーブルに保持するととも
に、データ編集部8に出力する。
付けたパラメータ入力部7は、表示操作盤2よりパラメ
ータの更新があった時点で最新のパラメータを、変更後
のデータとしてパラメータテーブルに保持するととも
に、データ編集部8に出力する。
【0024】つぎに、数値制御装置1におけるデータ編
集時の実行フローを図9を参照して説明する。図9に示
すフローチャートは、手順記憶部91に記憶されてい
る。図9において、測長計91と検出器5とから出力さ
れたデータは、位置データ入力部10と、信号入力部6
とを介して入力される(S901)。信号入力部6は、
検出器5から出力された電圧値のアナログ信号をデジタ
ルデータに変換し、データ編集部8、データ記憶部61
および数値制御部13に一定時間毎にデジタルデータを
出力する。同様に、位置データ入力部10は、測長計9
1からのデジタルデータ(パルスによる位置データ)
を、長さを示すデジタルデータに変換し、データ編集部
8、データ記憶部61および数値制御部13に一定時間
毎にデジタルデータを出力する。データ記憶部61で
は、信号入力部6および位置データ入力部10からのデ
ジタルデータを、前述したように指定された領域に記憶
する。保持するデータとしては、信号入力部6および位
置データ入力部10からのデジタルデータを、対応する
値に変換したものを保持してもよい。また、一定期間ご
とに識別番号(DATA1,DATA2…)を付加して
おく。データ編集部8は、グラフ表示の指示があるか否
かを判断し(S902)、指示がない場合には、図3に
示すような測定データのピーク値を表示させる(S90
3)。グラフ表示の指示がある場合には、リアルタイム
表示がONになっているかOFFになっているかを判断
する(S904)。リアルタイム表示がONになってい
る場合には、信号入力部6および位置データ入力部10
からのデジタルデータをデータ編集部8が直接読み込む
(S905)。リアルタイム表示がOFFになっている
場合には、データ記憶部61からデジタルデータをデー
タ編集部8が読み込む(S907)。読み込み済か否か
を判断することにより、既にこのデータを読み込んでグ
ラフ表示している場合には、読み出す必要はない(S9
06)。つぎに、パラメータ記憶部71のデータが変更
されているか否かを判断し(S908)、表示範囲が変
更されている場合には、指定された表示範囲になるよう
に、データを編集してグラフにする(S909)。さら
に、表示倍率を設定できるようにパラメータを用意して
ある場合には、指定された表示倍率に編集する(表示画
面例は図示せず)(S910)。グラフの重ねあわせが
指定されている場合には、グラフの重ね合わせ処理を行
う(S911)。その後、編集したグラフデータを、表
示制御部9を介して表示操作盤2に出力する(S91
2)。また、あわせてピーク値を出力する場合には、デ
ータの編集中に、Z軸方向の位置データのピーク値(一
定期間における最高値および/または最低値)を検出
し、検出したピーク値を、対応するX軸方向の値ととも
に表示しても良い。グラフおよびピーク値を表示する場
合の表示例を図6に示している。また、あらかじめ作業
者がピーク値を設定しておき、設定したピーク値を越え
た場合には、その旨を表示し、数値制御部13における
動作を中断しても良い。
集時の実行フローを図9を参照して説明する。図9に示
すフローチャートは、手順記憶部91に記憶されてい
る。図9において、測長計91と検出器5とから出力さ
れたデータは、位置データ入力部10と、信号入力部6
とを介して入力される(S901)。信号入力部6は、
検出器5から出力された電圧値のアナログ信号をデジタ
ルデータに変換し、データ編集部8、データ記憶部61
および数値制御部13に一定時間毎にデジタルデータを
出力する。同様に、位置データ入力部10は、測長計9
1からのデジタルデータ(パルスによる位置データ)
を、長さを示すデジタルデータに変換し、データ編集部
8、データ記憶部61および数値制御部13に一定時間
毎にデジタルデータを出力する。データ記憶部61で
は、信号入力部6および位置データ入力部10からのデ
ジタルデータを、前述したように指定された領域に記憶
する。保持するデータとしては、信号入力部6および位
置データ入力部10からのデジタルデータを、対応する
値に変換したものを保持してもよい。また、一定期間ご
とに識別番号(DATA1,DATA2…)を付加して
おく。データ編集部8は、グラフ表示の指示があるか否
かを判断し(S902)、指示がない場合には、図3に
示すような測定データのピーク値を表示させる(S90
3)。グラフ表示の指示がある場合には、リアルタイム
表示がONになっているかOFFになっているかを判断
する(S904)。リアルタイム表示がONになってい
る場合には、信号入力部6および位置データ入力部10
からのデジタルデータをデータ編集部8が直接読み込む
(S905)。リアルタイム表示がOFFになっている
場合には、データ記憶部61からデジタルデータをデー
タ編集部8が読み込む(S907)。読み込み済か否か
を判断することにより、既にこのデータを読み込んでグ
ラフ表示している場合には、読み出す必要はない(S9
06)。つぎに、パラメータ記憶部71のデータが変更
されているか否かを判断し(S908)、表示範囲が変
更されている場合には、指定された表示範囲になるよう
に、データを編集してグラフにする(S909)。さら
に、表示倍率を設定できるようにパラメータを用意して
ある場合には、指定された表示倍率に編集する(表示画
面例は図示せず)(S910)。グラフの重ねあわせが
指定されている場合には、グラフの重ね合わせ処理を行
う(S911)。その後、編集したグラフデータを、表
示制御部9を介して表示操作盤2に出力する(S91
2)。また、あわせてピーク値を出力する場合には、デ
ータの編集中に、Z軸方向の位置データのピーク値(一
定期間における最高値および/または最低値)を検出
し、検出したピーク値を、対応するX軸方向の値ととも
に表示しても良い。グラフおよびピーク値を表示する場
合の表示例を図6に示している。また、あらかじめ作業
者がピーク値を設定しておき、設定したピーク値を越え
た場合には、その旨を表示し、数値制御部13における
動作を中断しても良い。
【0025】さらに、図14に示すように、一定期間に
おけるZ軸方向の位置データと、X軸方向の位置データ
と、気圧データとを、グラフ表示するようにしてもよ
い。これにより、例えば、気圧の変化によりZ軸方向お
よびX軸方向のデータが変化したことがわかる。
おけるZ軸方向の位置データと、X軸方向の位置データ
と、気圧データとを、グラフ表示するようにしてもよ
い。これにより、例えば、気圧の変化によりZ軸方向お
よびX軸方向のデータが変化したことがわかる。
【0026】また、測長計91および検出器5の位置デ
ータを数値制御装置1は、グラフ表示にして表示操作盤
2に出力する。このようにして、表示操作盤2は、形状
測定結果の位置データをリアルタイムで表示することが
できる。また、データをデータ記憶部61に記憶してお
くことによりグラフを重ね書きして表示することができ
る。
ータを数値制御装置1は、グラフ表示にして表示操作盤
2に出力する。このようにして、表示操作盤2は、形状
測定結果の位置データをリアルタイムで表示することが
できる。また、データをデータ記憶部61に記憶してお
くことによりグラフを重ね書きして表示することができ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、位置座標データをグラ
フ表示にして見ることができる。高精度で制御を行う場
合には、グラフを重ね書きして比較することにより、違
いが容易にわかる。
フ表示にして見ることができる。高精度で制御を行う場
合には、グラフを重ね書きして比較することにより、違
いが容易にわかる。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来の数値制御装置と検出器を使用する時の概
略図である。
略図である。
【図3】本発明の表示操作盤の表示例を示す説明図であ
る。
る。
【図4】本発明の表示操作盤の表示例を示す説明図であ
る。
る。
【図5】本発明の表示操作盤の表示例を示す説明図であ
る。
る。
【図6】本発明の表示操作盤の表示例を示す説明図であ
る。
る。
【図7】本発明の表示操作盤の表示例を示す説明図であ
る。
る。
【図8】本発明の表示操作盤の表示例を示す説明図であ
る。
る。
【図9】本発明の編集時の処理フロー。
【図10】本発明の加工制御システムの構成図である。
【図11】データ名と記憶領域との対応関係を示すテー
ブル説明図。
ブル説明図。
【図12】データ記憶部61のデータ例を示す説明図。
【図13】パラメータテーブルの説明図である。
【図14】本発明の表示操作盤の表示例を示す説明図で
ある。
ある。
1…数値制御装置、2…表示操作盤、3…工作機械、5
…検出器、70…測定端子、90…位置測定器、91…
測長計。
…検出器、70…測定端子、90…位置測定器、91…
測長計。
Claims (6)
- 【請求項1】被加工物の加工を行う工作機械と、前記被
加工物について、その外形を表す複数点の形状測定を行
なう形状測定装置とに接続され、前記形状測定装置の形
状測定結果に基づいて前記工作機械を制御する数値制御
装置において、 表示形式に関するパラメータの入力を受け付けるパラメ
ータ受付手段と、 前記形状測定装置の形状測定結果を記憶する情報記憶手
段と、 前記パラメータに基づき前記形状測定結果をグラフ表示
に編集する手順を記憶する手順記憶手段と、 前記パラメータ受付手段で受け付けたパラメータに基づ
き、前記手順記憶手段に記憶する手順に従い、前記情報
記憶手段に記憶した形状測定結果をグラフ表示に編集す
る編集手段と、 前記編集手段により編集された形状測定結果を表示出力
する表示手段とを有することを特徴とする数値制御装
置。 - 【請求項2】請求項1において、前記編集手段は、前記
情報記憶手段に記憶した形状測定結果の代わりに、前記
形状測定装置の形状測定結果について、編集を行うこと
を特徴とする数値制御装置。 - 【請求項3】請求項1において、前記情報記憶手段に記
憶した複数の形状測定結果のそれぞれに対応するあらか
じめ定めた識別情報と、該複数の形状測定結果を記憶し
た前記情報記憶手段の領域との対応関係を記憶する対応
関係記憶手段をさらに備え、 前記パラメータ受付手段は、前記パラメータとして、前
記情報記憶手段に記憶した複数の形状測定結果ごとに、
表示を行なうか否かの指定を受け付け、 前記編集手段は、前記パラメータ受付手段で表示すると
いう指定がされた形状測定結果に対応する前記識別情報
に基づいて前記対応関係記憶手段を参照し、前記情報記
憶手段に記憶した形状測定結果を読み出すことを特徴と
する数値制御装置。 - 【請求項4】請求項3において、前記パラメータ受付手
段は、前記パラメータとして、重ね書きをするか否かの
指定をさらに受け付け、 前記編集手段は、前記パラメータ受付手段で重ね書きを
するという指定を受け付けたときに、前記形状測定結果
についてのグラフ表示の重ね書き行うことを特徴とする
数値制御装置。 - 【請求項5】請求項3において、前記パラメータ受付手
段は、前記パラメータとして、表示を行う際の表示する
範囲、表示倍率のうち少なくとも一つの指定をさらに受
け付け、 前記編集手段は、前記パラメータ受付手段で前記指定を
受け付けたときに、前記形状測定結果について当該指定
にしたがって編集を行うことを特徴とする数値制御装
置。 - 【請求項6】被加工物の加工を行う工作機械と、前記被
加工物について、その外形を表す複数点の形状測定を行
なう形状測定装置とに接続され、前記形状測定装置の形
状測定結果に基づいて前記工作機械を制御し、前記形状
測定装置の形状測定結果を表示出力する表示手段を有す
る数値制御装置における形状測定結果表示方法であっ
て、 表示形式に関するパラメータの入力を受け付け、 前記形状測定装置の形状測定結果を記憶し、 前記パラメータに基づき前記形状測定結果をグラフ表示
に編集する手順を記憶しておき、 前記受け付けたパラメータに基づき、前記手順に従い、
前記記憶した形状測定結果をグラフ表示に編集し、 前記編集された形状測定結果を表示出力することを特徴
とする形状測定結果表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5275605A JPH07129219A (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 数値制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5275605A JPH07129219A (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 数値制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07129219A true JPH07129219A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17557777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5275605A Withdrawn JPH07129219A (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 数値制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07129219A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010201582A (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 工作機械のワーク形状測定装置 |
JP2017164822A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | セイコーエプソン株式会社 | 制御装置、及びロボットシステム |
JP2019188579A (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | Dmg森精機株式会社 | 工作機械、表示方法、および表示プログラム |
CN110737244A (zh) * | 2018-07-20 | 2020-01-31 | 发那科株式会社 | 数值控制装置和数据编辑方法 |
-
1993
- 1993-11-04 JP JP5275605A patent/JPH07129219A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010201582A (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 工作機械のワーク形状測定装置 |
JP2017164822A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | セイコーエプソン株式会社 | 制御装置、及びロボットシステム |
JP2019188579A (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | Dmg森精機株式会社 | 工作機械、表示方法、および表示プログラム |
CN110737244A (zh) * | 2018-07-20 | 2020-01-31 | 发那科株式会社 | 数值控制装置和数据编辑方法 |
CN110737244B (zh) * | 2018-07-20 | 2024-05-31 | 发那科株式会社 | 数值控制装置和数据编辑方法 |
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