JPH0452961Y2 - - Google Patents

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JPH0452961Y2
JPH0452961Y2 JP1987056477U JP5647787U JPH0452961Y2 JP H0452961 Y2 JPH0452961 Y2 JP H0452961Y2 JP 1987056477 U JP1987056477 U JP 1987056477U JP 5647787 U JP5647787 U JP 5647787U JP H0452961 Y2 JPH0452961 Y2 JP H0452961Y2
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resistor
movable body
pair
resistors
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JP1987056477U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はラジオ装置等に使用されるスライド形
可変抵抗器に関し、特に携帯用ラジオ装置に付属
するレシーバーコードの中間位置に使用して便利
な小形スライド形可変抵抗器に関する。
「従来の技術」 一般には絶縁性基板上に抵抗体を形成し、この
抵抗体の長さ方向に移動可能に可動体に摺動子を
取付け、可動体のレバーを箱ケースの長手開口部
より露出させたスライド形可変抵抗器がある。ま
た興味ある先行技術として特公昭52−18388に多
角形の外筒体に多チヤンネルを同時に調整するこ
とができるスライド形可変抵抗器が開示されてい
る。
「従来技術の問題点」 これら従来の可変抵抗器は構造が複雑で原価高
となり、またレシーバーコードの中間位置に使用
して便利な小形のスライド形可変抵抗器はなかつ
た。
本考案の目的は簡単な構造で、配線コードの中
間等に取付けて便利で、小形で安価なスライド形
可変抵抗器を提供するにある。
「問題点を解決するための手段」 この考案によれば、絶縁材よりなり、対向する
一対の側面がそれぞれ平面部とされ、他の一対の
側面がそれぞれ長手方向に沿つた凹溝を有する凹
面部とされた略四角柱状の基体が設けられ、その
基体の各平面部にその軸心と略平行に第1抵抗
体、第2抵抗体が形成されると共に、これら第
1、第2抵抗体と略平行にそれぞれ第1、第2集
電体が形成される。前記基体の両平面部の各一端
部に、前記第1、第2集電体の各一端と、前記第
1、第2抵抗体の各一端とにそれぞれ接続された
第1、第2電極部がそれぞれ形成され、前記基体
の両平面部の各他端部に、前記第1、第2抵抗体
の各他端と接続された第3、第4電極部がそれぞ
れ形成される。絶縁材よりなるリング状の可動体
が前記基体上に挿通され、内周面に形成された対
向する凸条がそれぞれ前記凹溝と係合され、これ
により案内されて前記基体上を移動できるように
される。前記可動体には第1、第2摺動子が取付
けられ、その第1摺動子は第1抵抗体及び第1集
電体と同時に摺動接触し、一方第2摺動子は第2
抵抗体及び第2集電体と同時に摺動接触するよう
に構成される。前記基体の両端部に一対の絶縁キ
ヤツプが被せられる。その一方の絶縁キヤツプの
底部に、第1、第2端子がそれぞれ挿通されて保
持され、それらの各一端部が外部に突出され、各
他端部がそれぞれ前記第1、第2電極部に圧接接
続される。他方の絶縁キヤツプの底部に、第3、
第4端子がそれぞれ挿通されて保持され、それら
の各一端部が外部に突出され、各他端部がそれぞ
れ前記第3、第4電極部に圧接接続される。
「実施例」 第1図A及びBはこの考案のスライド形可変抵
抗器のそれぞれ正面図及び側面図である。以下そ
の各要部について順次詳細に説明しよう。
絶縁材料からなる基体10は第2図に示すよう
に、略四角柱状で、その側面の相対する2面1
1,12にはそれぞれ長手方向に沿つて全長に亘
り半円とその中央の切欠をもつ凹溝13,13′
が形成され、側面の他の片面14に帯状の第1の
抵抗体16と、それに平行して第1の集電体17
が印刷等により形成される。第1の抵抗体の両端
には第1の電極部18及び第3の電極部19がそ
れぞれ形成され、電極部18は端部で集電体17
と接続される。面14と対向する面15にも同様
に第2の抵抗体、第2の集電体、第2の電極部及
び第4の電極部が形成される(図示せず)。
可動体20は第3図に示すように、合成樹脂等
の絶縁材からなる略円環体21が形成され、その
外周面につまみ22が一体に形成される。円環体
21の内側には、略四角の穴23を有し、その穴
23の相対する内周面に可動体20を移動する
際、基体の凹溝13,13′と係合し、それによ
り案内される一対の半円凸条24,25が対向し
て形成される。円環体21の両端縁にはそれぞれ
摺動子を取付けるための一対の凹溝26及び他の
一対の凹溝27が形成される。これらの凹溝には
円環体の穴23側では浅く、円環体の外周面に近
づくにつれて深くなるように傾斜した底面が形成
される。
摺動子30はバネ性金属板からなり、第4図に
示すように、保持部31と一対の接片32,33
と保持部の先端の曲げ部34及び保持部31より
延長したリード部35とで形成される。この摺動
子30は第3図Cに示すようにリード部35側か
ら可動体20の穴23に挿入して、曲げ部34と
可動体の円環体21の一方の端縁に設けた凹部2
6に押当てながら、リード部35のくびれ部31
a付近を円環体21の他方の端縁に設けた凹部2
7に沿つて図の矢印で示す方向に折曲げて円環体
21に固着される。なお余部のリード部35は取
付後切断される。
第5図に示すように基体10上に可動体20が
移動自在に挿通され、可動体20の内周面の半円
凸条24,25と基体10の外周面の半円状凹溝
13,13′とが互に係合し、これにより可動体
20の軸方向の移動が案内される。可動体20に
は第1摺動子30と第2摺動子30′が取付けら
れ、摺動子30は基体の面14上の抵抗体16と
集電体17に接片32,33が同時に接触し、同
様に摺動子30′は基体の面15上の第2の抵抗
体と第2の集電体に接片が同時に接触するように
取付けられる。
第1図に示すように、絶縁キヤツプ40が基体
10の両端部にそれぞれ嵌合されて、可動体20
の抜け止めとされると共に、各絶縁キヤツプ40
の一対の端子50の一部が基体の面14上の電極
部18,19及び面15上の第2、第4の電極部
とそれぞれ圧接され、それら第1〜第4の電極部
にそれぞれ圧接接続された第1〜第4の各端子の
一端が絶縁キヤツプ40から外部に突出される。
この絶縁キヤツプ40は第6図に示すように、外
形が略小判形の絶縁材からなる筒体で、一端には
前記基体10の端部で嵌合する角形凹部41が形
成され、その底部45に端子50を挿通する一対
の角孔42,43が形成される。また外縁の平坦
部に突起44が形成される。
端子50は金属板からなり第7図に示すよう
に、平板状の基部51とその基部から延びるリー
ド部52から形成される。この端子50は第8図
に示すように、絶縁キヤツプ40の底部45の外
側から角孔42,43にリード部52側を挿入
し、その先端が絶縁キヤツプの内側から外周方向
に折曲げ、絶縁キヤツプの内壁に露出して把持さ
れ、折曲げ後余分のリード部は一点鎖線a−a′,
b−b′で示すような位置で切断される。
このように端子50を取付けた絶縁キヤツプ4
0は、絶縁キヤツプの内側に露出したリード部5
2を基体の電極部にそれぞれ接しながら基体10
の両端部に嵌合される。各絶縁キヤツプの突起4
4は可動体のつまみ22と反対方向に左右対称に
取付けられスライド形可変抵抗器が完成される。
このように組立てられたスライド形可変抵抗器は
第9図の結線図に示すように、一対の可変抵抗器
RV,RV′を構成する。
第10図に示すように端子50に配線コード6
1の導体が熔接等の手段で接続され、その可変抵
抗器及び配線コードの端部を囲うように、ゴムま
たは合成樹脂よりなる筒状のケース60が被せら
れ、可変抵抗器は配線コード61の中間に固着さ
れて使用される。ケース60にはつまみ22を突
出させるためのスリツトが設けられ、つまみ22
を移動して抵抗値を容易に可変できる。なお、絶
縁キヤツプ40に設けられた突起44はケース6
0とスライド形可変抵抗器の間で可変抵抗器の端
子に接続されない他の配線62を通すスペースを
確保するための支柱として使われる。
「考案の効果」 以上述べたように、本考案のスライド形可変抵
抗器は抵抗体、集電体を形成した基体を取り囲む
絶縁キヤツプ及び可動体を略円筒形状内に収容
し、基体の外周面と可動体の内周面とは半円状凹
凸で係合され、可動体が軸方向に案内されて移動
できるように構成される。
従つて、構造が従来のものより極めて簡単であ
るので、それだけ安価に構成できると共に、小形
化が容易となる。また基体と可動体とを半円状凹
凸で係合したので、可動体は安定に移動され、摺
動子の良好な摺接状態が保たれるので摺動子の長
寿命化を図ることができ、さらに所謂ガタが少な
いので一対の例えばL−チヤンネル用の抵抗値と
R−チヤンネル用の抵抗値との間の偏差を小さく
することができる。また外形が小形な略円筒形状
内に収められているので、同軸ケーブルの外皮の
ような円筒状のケースに収容して、レシーバーコ
ード等の中間位置に使用して頗る便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図A及びBはこの考案のスライド形可変抵
抗器のそれぞれ正面図及び側面図、第2図A及び
Bはそれぞれ第1図の基体10の正面図及び側面
図、第3図A,B及びCはそれぞれ第1図の可動
体20の正面図、側面図及び平面の一部断面図、
第4図A及びBはそれぞれ第1図の摺動子30の
正面図及び平面図、第5図は第1図の可変抵抗器
のA−A断面図、第6図A及びBはそれぞれ第1
図の絶縁キヤツプ40の正面図及び側面の一部断
面図、第7図A及びBは第1図の端子50の正面
図及び平面図、第8図A,B及びCは第1図の絶
縁キヤツプ40に端子を取付けた状態でのそれぞ
れ正面図、側面図及び裏面図、第9図は第1図の
可変抵抗器の結線図、第10図は配線コードの中
間に接続され、ケース内に収容された状態を示す
ために、ケースを切欠いて示した第1図の可変抵
抗器の正面図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 絶縁材よりなり、対向する一対の側面がそれぞ
    れ平面部とされ、他の一対の側面がそれぞれ長手
    方向に沿つた凹溝を有する凹面部とされた略四角
    柱状の基体と、 その基体の各平面部にその軸心と略平行に形成
    された第1抵抗体、第2抵抗体と、 これら第1、第2抵抗体と略平行にそれぞれ前
    記基体の平面部に形成された第1、第2集電体
    と、 前記基体の両平面部の各一端部にそれぞれ形成
    され、前記第1、第2集電体の各一端と、前記第
    1、第2抵抗体の各一端とにそれぞれ接続された
    第1、第2電極部と、 前記基体の両平面部の各他端部にそれぞれ形成
    され、前記第1、第2抵抗体の各他端と接続され
    た第3、第4電極部と、 前記基体上に挿通され、内周面の形成された対
    向する凸条がそれぞれ前記凹溝と係合され、これ
    により案内されて前記基体上を移動できるように
    された絶縁材よりなるリング状の可動体と、 前記可動体に取付けられ、前記第1抵抗体及び
    第1集電体と同時に摺動接触する第1摺動子と、
    前記可動体に取付けられ、前記第2抵抗体及び第
    2集電体と同時に摺動接触する第2摺動子と、 前記基体の両端部に被された一対の絶縁キヤツ
    プと、 その一方の絶縁キヤツプの底部に、それぞれ挿
    通されて保持され、各一端部が外部に突出され、
    各他端部がそれぞれ前記第1、第2電極部に圧接
    接続された第1、第2端子と、 前記他方の絶縁キヤツプの底部に、それぞれ挿
    通されて保持され、各一端部が外部に突出され、
    各他端部がそれぞれ前記第3、第4電極部に圧接
    接続された第3、第4端子と、 を具備するスライド形可変抵抗器。
JP1987056477U 1987-04-13 1987-04-13 Expired JPH0452961Y2 (ja)

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JPS63162504U JPS63162504U (ja) 1988-10-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54124157U (ja) * 1978-02-18 1979-08-30
JPS5998603U (ja) * 1982-12-22 1984-07-04 松下電器産業株式会社 スライド形可変抵抗器

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