JPH0452795Y2 - - Google Patents

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JPH0452795Y2
JPH0452795Y2 JP1986131573U JP13157386U JPH0452795Y2 JP H0452795 Y2 JPH0452795 Y2 JP H0452795Y2 JP 1986131573 U JP1986131573 U JP 1986131573U JP 13157386 U JP13157386 U JP 13157386U JP H0452795 Y2 JPH0452795 Y2 JP H0452795Y2
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JP
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protrusion
vibrating
sound
vibrating piece
support
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JP1986131573U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、音発生装置に関する。
(従来の技術) 例えば、玩具に組み込まれる擬音発生機構とし
ては、笛とこれに空気を送るポンプからなるも
の、幅方向に湾曲させた鋼板を折り曲げるもの、
振動板の自由端に回転する歯車状の回転体を係合
させて該振動板を振動させるもの等が知られてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の音発生機構は、略一定の振動数の音しか
発生させないため、単純な擬音にとどまつてい
た。音に高低・大小の変化をつけようとすると、
構造が複雑になつたり、コストが高くなるという
問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、簡単な構造でありながら発生する音
に変化をつけることのできる音発生機構の提供を
目的としていて、一端を固定された弾性板からな
る振動片と、断続して列設されていて上記振動片
の自由端に係合する突起と、その周面に上記振動
片の固定端から上記突起との係合位置までの距離
を変化させながら周方向に沿つて上記突起を支持
した突起支持体とからなつている。
(作用) 上記突起支持体と振動片が相対的に回動する
と、突起支持体の周面に設けられた突起が上記振
動片を弾くことによつて音を発生させる。突起が
振動片の固定端からの距離を変化させて設けられ
ているので、突起と振動片との係合位置、すなわ
ち振動片に関してその固定端から突起との係合位
置までの距離が、両者の相対的な回転に連れて順
次変化し、振動片の振動による音が変化させられ
る。
(実施例) 以下、図示の実施例に基づいて本考案を詳細に
説明する。
第1図及び第2図において、符号1は振動片
を、同2は突起支持体をそれぞれ示している。振
動片1は、薄い鋼板などのような弾性板からなつ
ていて、固定端としてのその基端1aをフレーム
または響体等の不動部材3に止めねじ4によつて
固定されている。振動片1の自由側縁1bは、斜
めに切り落とされている。突起支持体2は、例え
ば合成樹脂製であつて、これに圧入された回転中
心軸5を中心として回転自在である。軸5は、図
示されない軸受に支持されている。突起支持体2
は、図示されない駆動手段によつて示矢方向に回
転駆動される。駆動手段としては、全舞やモータ
等のような駆動源又は手動で突起支持体を回転さ
せるハンドルが含まれる。突起支持体2の外周面
2aには、断続した突起6が仮想螺旋に沿つて列
設されている。この突起6の列は、外周面を一周
する必要な特になく、図に示すように、途中で切
れていてよい。また、突起6の列6Aは、第3図
に示すように、その一部がオーバーラツプするよ
うに設けられてもよい。突起6は支持体本体と一
体成形されてもよく、後付けされてもよい。ま
た、突起6の個々の形状や相隣る突起間の距離
は、目的とする擬音に応じて振動片1の長さ・厚
さと共に適宜決定される。
そして、振動片1は、その一側縁1cを、突起
支持体2の外周面に近接させて、突起6に係脱す
る位置に位置させられている。
いま、突起支持体2が示矢方向に回転させられ
ると、一連の突起6が振動片1の一側縁1cに順
次係脱して、該振動片を弾き音を発生させる。こ
のとき、振動片1は、個々の突起6との係合位置
が、順次変化する。すなわち、突起6と一側縁1
cとの係合位置は、突起が仮想螺旋に沿つている
ことにより、振動片1の長手方向に変化する。従
つて、発生する音は、高低の変化として現れる。
突起6の列が切れた部分においては音の発生はな
い。なお、突起6を設ける仮想螺旋とは、一本の
連続した螺旋に限定されるものではなく、突起6
が、振動片1の長手方向(第1図における一側縁
1cと平行な方向)に位置を変えて周方向に列設
されれば足りるので、波状の線(第3図参照)で
あつてもよい。
振動片の形状としては、第2図に示すように、
その自由端を斜めに切り落としたものの他に、第
4図に示す振動片1Aのように、その基部1aを
斜めにすることによつて、振動片の幅方向におけ
る振動数に変化を与えてもよい。また、第5図に
示す振動片1Bのように、自由端1b側から基端
1aに向かつてスリツト1dを形成することによ
つて一枚の振動片に不連続の振動数を生じさせる
部分を持たせてもよい。
第1図に示す実施例は、音に高低をつける例で
あるが、音に大小の変化をつける例を第6図に基
づいて説明する。突起支持体20の外周面には、
第1図に示すのと同様に突起6の列が設けられて
いる。突起6には、振動片の自由端10bが係合
させられている。突起支持体20の軸50は、そ
の中心軸線○2を、支持体本体の回転中心軸線○
1から偏心させられている。従つて、突起支持体
20は、軸線○2を中心として偏心して回転する
ことになり、振動片10の自由端10bとの係合
深さが変化する。この係合深さの変化は、発生す
る音の大小として現れる。換言すると、この実施
例においては、突起が仮想螺旋に沿つていること
による音の高低と、噛み合い深さの変動による音
の大小という二つの音の変化が得られることにな
る。
振動片と突起の噛み合い深さを変える他の例を
第7図及び第8図に示している。これらの図にお
いて、突起支持体70の軸5は偏心させないで設
けられる。突起支持体の端面には、おむすび型の
カム71が一体的に形成されている。カムは図示
の形状に限定されるものではない。一方、振動片
72には、その一側縁を延長させたカム当り片7
2aが形成されていて、その自由端をカム71に
当接させている。振動片72の自由端72bが突
起6に係脱するよう位置させられていること勿論
である。そして、突起支持体70が示矢方向に回
転すると、カム71がカム当り片72aを介して
振動片72を押動し、自由端72bと突起6との
係合深さを変化させる。従つて、突起6で弾かれ
る振動片72の発生する音には大小の変化がつけ
られることになる。突起と振動片との噛み合い深
さは、列設される突起6の高さに変化をつけた
り、突起支持体そのものの外周面に凹凸をつける
ことによつても変化させることができる。
また、第7図に符号72Aで示すように、今一
つの振動片を設けて、同時に複数枚の振動片を弾
いて音を発生させるようにしてもよい。第2図及
び第6図に示す例においても複数枚の振動片を設
けてよい。この場合、個々の振動片の材質を変え
ると、異なる音色の擬音を出すことができる。
以上説明した実施例は、振動片を固定配置し、
突起支持体を回転させて発音させるものである
が、突起を設けた突起支持体を固定し、振動片の
方を回転させてもよい。この例を第9図と第10
図に示してある。第9図において、その内周面9
0aに仮想螺旋に沿う突起(図示せず)を形成さ
れた突起支持体90は図示されないフレームに固
定されている。振動片91は、図示されない駆動
源にその基端91aを固定されていて、その一側
縁91bを突起支持体内周面の突起に係合させて
いる。また、第10図に示す例は、振動片100
を回転軸101に固定していて、その自由端10
0bを突起支持体90内周面の突起(図示せず)
に係合させている。これらの図において、振動片
91,100を示矢方向に回転させると、この振
動片が図示されない突起によつて弾かれて発音す
る。なお、音色を変えた振動片を複数枚設ける点
や振動片と突起との噛み合い深さを変える点につ
いては前述の実施例と同様であるからその説明は
割愛する。第9図と第10図に示す例において
は、突起支持体90を響体として利用することが
できることはいうまでもない。
(考案の効果) 以上のように、本考案の音発生機構によれば、
単純な構造でありながら、発生する音に変化をつ
けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同上の正面図、第3図は突起支持体の一例を
示す正面図、第4図は振動片と突起支持体との係
合態様の異なる例を示す正面図、第5図は振動片
の他の例を示す正面図、第6図は本考案の他の例
を示す平面図、第7図は本考案の更に他の例を示
す正面図、第8図は同上の平面図、第9図及び第
10図は本考案のまた更に他の実施例をそれぞれ
示す斜視図である。 1,1A,1B,72,72A,91,100
……振動片、2,90……突起支持体、6……突
起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一端を固定された弾性板からなる振動片と、
    断続して列設されていて上記振動片の自由端に
    係合する突起と、その周面に上記振動片の固定
    端から上記突起との係合位置までの距離を変化
    させながら周方向に沿つて上記突起を支持した
    突起支持体とからなつていて、上記振動片と上
    記突起支持体とを相対的に回動させて、上記突
    起で上記振動片を弾くことにより音を発生させ
    ることを特徴とする音発生機構。 2 上記突起支持体の回転中心軸線を偏心させ
    て、上記突起と上記振動片との係合深さを、上
    記突起支持体と振動片との相対的な回転方向に
    おいて変化させたことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の音発生機構。
JP1986131573U 1986-08-28 1986-08-28 Expired JPH0452795Y2 (ja)

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JP1986131573U JPH0452795Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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JP1986131573U JPH0452795Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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JPS6338199U JPS6338199U (ja) 1988-03-11
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JP2535277B2 (ja) * 1991-12-28 1996-09-18 川之江造機株式会社 ウエブ巻取り装置の巻上りロ―ル排出装置

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JPS6338199U (ja) 1988-03-11

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