JPH0238318Y2 - - Google Patents

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JPH0238318Y2
JPH0238318Y2 JP1982056067U JP5606782U JPH0238318Y2 JP H0238318 Y2 JPH0238318 Y2 JP H0238318Y2 JP 1982056067 U JP1982056067 U JP 1982056067U JP 5606782 U JP5606782 U JP 5606782U JP H0238318 Y2 JPH0238318 Y2 JP H0238318Y2
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JP
Japan
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bell
tip
volume
sound
mounting plate
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JP1982056067U
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JPS58157397U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はベル音発生源の発生音量そのものを可
変して音量変化量を確実に然も大きく変化すべく
なしたベルの音量調整装置に関するものである。
従来に於けるベル音量の調整は発生音量は一定
で音が伝ぱん乃至通過する開口部の開口面積を蓋
体等により可変して変化調整していた。
従つて、音の一部がケース材質内を伝わるため
音量を大きく可変することが出来なかつた。
本考案はこれらの点に鑑みなされたもので、以
下に図示の実施例に基きその内容について説明す
る。
1はケース2の凹所3内に載置したモーターで
モーター軸4にアーム5及び6を取り付け、該ア
ーム5及び6の先端5A及び6Aを夫々折曲して
ドーナツ形状の打玉7及び8を装着してある。
尚、打玉を2ツ以上採用してもよいことは勿論で
ある。打玉7と打玉8とは夫々質量の異なるもの
を採用しているが同じ質量のものを採用してもよ
い。
又アーム5とアーム6との長さは夫々異なつて
いるが同じ長さのものを採用してもよい。
要するに、打玉の質量とアームの長さを夫々可
変することにより発音レベルを可変することが出
来る。
更に、本実施例ではアーム5とアーム6とを
180゜の相差角をもつて上下に配設してあるが相差
角0゜にしてもよい。
前記した打玉7及び8はモーター1の回転に基
くアーム5及び6の回転により遠心力が作用し慣
性が働いてベル9の一部に衝突して発音しながら
回転を続けるものであり、モータ1の回転が一定
速度以上の高速となると、打玉7と8とが180゜の
相差角をもつて衝突しても1つの大きな音が一度
に発生しているように聞きとれるものであり、1
つの発音とみなすことが出来る。10は板発条で
形成したベル取付け板でその基部11をケース2
の一部にねじ止め12し、先端部13に前記ベル
9を取り付けてある。
而して、先端部13はベル9の重量により常時
矢標A方向に押圧力が作用すべく附勢されてい
る。
14は音量調整ねじでその先端部15をベル取
付け板10に於ける先端部13の下側に当接せし
め、先端部13が矢標A方向に降下するのを防止
している。
而して、音量調整ねじ14の回転により先端部
15を上下動せしめてベル9を矢標B叉はC方向
に移動すべく成してある。
16はケースの一部に設けたストツプ段部で、
ベル取付け板10の先端部13がある程度以上偏
角降下しないように設けてある。(最低発音量の
確保のため)前述したベル9はテーパー面17を
有しており、該ベル9の矢標C方向への偏角降下
により打玉7,8に対する衝突位置が変わり、発
生音量そのものが可変することが出来る。
次に、叙上の構成より成る本考案の作用につい
て説明する。
発音量が「大」の状態について。(第1図)モ
ーター1が高速で所定方向に回転するモーター軸
4を介してアーム5,6も回転し、その際、作用
する遠心力により打玉7,8はベル9のテーパー
面17の深奥行部に衝突し発音しながら回転して
行く。
この時、ベル9からの発音は1つの発音とみな
すことが出来る。
発音量が「中」の状態について。(第2図) 音量調整ねじ14を回転して先端部15を矢標
D方向に降下せしめるとベル取付け板10の先端
部13が偏角降下し、ベル9は矢標C方向へ偏角
降下する。
従つて、アーム5の打玉7はベル9のテーパー
面17から外れ、アーム6の打玉8のみがテーパ
ー面17に衝突し発音することとなり、発音量は
可変される。
発音量「小」の状態について。(第3図) 音量調整ねじ14を更に回転して先端部15を
更に矢標D方向に降下せしめるとベル取付け板1
0の先端部13も更に偏角降下しストツプ段部1
6に当接する。
然る時、ベル9も更に矢標C方向に偏角降下す
る。
従つて、アーム5の打玉7はベル9のテーパー
面17から外れ、アーム6の打玉8のみがテーパ
ー面17の浅奥行部に衝突し発音しながら回転し
て行き、発音量は更に小となる。
而して、本考案は叙上の如き構成及び作用を有
するもので、特に板発条のベル取付け板10を介
してベル9を自重により常時ストツプ段部16側
へ附勢せしめておき、該ベル取付け板10の下側
を音量調整ねじ14で支受しながら回転して、こ
れを該ベル取付け板10の湾曲附勢力に追従して
前記ベル9を偏角降下せしめることで、異なる質
量を有する打玉のアームの長さの違いに基き、
夫々の衝突位置を適宜可変せしめたので該音量調
整ねじ14の微力でわずかな回転動作でもつて何
等抵抗感なくスムーズに発生音量源自体を可変し
てその変化量を確実に然も大きく且つ連続的に変
化せしめることが出来、又音の振動がケース2材
質内へ散逸してしまうおそれなく、音量の保存性
が確保出来る等の多大にして実益なる効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案装置の要部の縦断側
面図で、第1図は発音量が「大」の状態を示し、
第2図は発音量が「中」の状態を示し、第3図は
発音量が「小」の状態を夫々示してある。 1……モーター、2……ケース、7,8……打
玉、9……ベル、10……ベル取付け板、14…
…音量調整ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板発条で形成したベル取付け板10のケース2
    にねじ止め12した基部11以外の先端部13に
    てベル9を一点支持せしめ、該ベル9の自重によ
    り該ベル取付け板10を湾曲せしめて常時先端部
    13がケース2のストツプ段部16側へ偏角降下
    する如く附勢せしめると共に、該先端部13の下
    側に音量調整ねじ14の先端部15を当接支受せ
    しめ、該音量調整ねじ14の回転でもつてベル9
    を偏角降下せしめることにより、少なくとも2個
    以上の夫々質量とアーム5,6の長さの異なる打
    玉7,8と前記ベル9との夫々の衝突位置を可変
    すべく成したことを特徴とするベルの音量調整装
    置。
JP5606782U 1982-04-16 1982-04-16 ベルの音量調整装置 Granted JPS58157397U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5606782U JPS58157397U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 ベルの音量調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5606782U JPS58157397U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 ベルの音量調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58157397U JPS58157397U (ja) 1983-10-20
JPH0238318Y2 true JPH0238318Y2 (ja) 1990-10-16

Family

ID=30066608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5606782U Granted JPS58157397U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 ベルの音量調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58157397U (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728238Y2 (ja) * 1975-04-10 1982-06-19
JPS51142367U (ja) * 1975-05-10 1976-11-16
JPS585262Y2 (ja) * 1975-12-23 1983-01-28 株式会社精工舎 ダレイソウチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58157397U (ja) 1983-10-20

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