JPH058635Y2 - - Google Patents
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- JPH058635Y2 JPH058635Y2 JP1987180907U JP18090787U JPH058635Y2 JP H058635 Y2 JPH058635 Y2 JP H058635Y2 JP 1987180907 U JP1987180907 U JP 1987180907U JP 18090787 U JP18090787 U JP 18090787U JP H058635 Y2 JPH058635 Y2 JP H058635Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、電子楽器におけるピアノに近似した
鍵タツチ感が得られるようにした鍵盤装置に関す
るものである。
鍵タツチ感が得られるようにした鍵盤装置に関す
るものである。
(従来の技術)
従来、例えば電子楽器における鍵盤装置は、鍵
タツチ感がアコーステイツクピアノと相違するた
め、演奏者の持つ表現力を十分に実現できなかつ
た。
タツチ感がアコーステイツクピアノと相違するた
め、演奏者の持つ表現力を十分に実現できなかつ
た。
そこで従来からピアノの鍵タツチ感に近ずける
べく種々の鍵盤装置が実施あるいは提案されてい
る。
べく種々の鍵盤装置が実施あるいは提案されてい
る。
例えば、第18図に示す既知の鍵盤装置では、
鍵1の後端部で鍵1と当接し、上下方向に揺動自
在であるハンマー2を保持部材3に枢支して、鍵
1に動的タツチ感を与えようとするものが提案さ
れている。この鍵盤装置の動作は、押鍵動作時に
それと当接するハンマー2が上方に揺動され、押
鍵動作解除後にハンマー2がその最高位置から下
降して、ハンマー2の自重により鍵1が逆に押し
戻さて、それにより鍵1が元の位置に回動復帰す
るものである。
鍵1の後端部で鍵1と当接し、上下方向に揺動自
在であるハンマー2を保持部材3に枢支して、鍵
1に動的タツチ感を与えようとするものが提案さ
れている。この鍵盤装置の動作は、押鍵動作時に
それと当接するハンマー2が上方に揺動され、押
鍵動作解除後にハンマー2がその最高位置から下
降して、ハンマー2の自重により鍵1が逆に押し
戻さて、それにより鍵1が元の位置に回動復帰す
るものである。
また、実開昭57−88186号公報に見られるよう
に鍵の下面にアクチユエータを設け、アクチユエ
ータの下方にこれと当接する揺動自在のハンマー
を配設し、このハンマーが押鍵動作時にアクチユ
エータにより押圧されて回動し、押鍵動作後に重
りの自重により回動復帰するものがある。これら
はいずれも全部の鍵にわたつて動的タツチ感は一
定である。
に鍵の下面にアクチユエータを設け、アクチユエ
ータの下方にこれと当接する揺動自在のハンマー
を配設し、このハンマーが押鍵動作時にアクチユ
エータにより押圧されて回動し、押鍵動作後に重
りの自重により回動復帰するものがある。これら
はいずれも全部の鍵にわたつて動的タツチ感は一
定である。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記既知の鍵盤装置では、動的
タツチ感においては、ピアノに近くなつている
が、本来、アコーステイツクピアノは音程若しく
は音域により動的タツチ感が異なつているもので
ある。というのもアコーステイツクピアノは弦を
ハンマーによつて打弦して発音させるような構造
であるために、低音部に張られた太い弦を打弦す
るハンマーと、高音部に張られた弦を打弦するハ
ンマーとはその大きさ即ち重さが異なつている。
これがため、アコーステイツクピアノでは、低音
部と高音部とでは動的タツチ感が違つてくるもの
であるが、前記既知の鍵盤装置では全音域にわた
つて同重量のハンマーアームを設けているため、
動的タツチ感は全音域にわたり同一であるという
問題点があつた。
タツチ感においては、ピアノに近くなつている
が、本来、アコーステイツクピアノは音程若しく
は音域により動的タツチ感が異なつているもので
ある。というのもアコーステイツクピアノは弦を
ハンマーによつて打弦して発音させるような構造
であるために、低音部に張られた太い弦を打弦す
るハンマーと、高音部に張られた弦を打弦するハ
ンマーとはその大きさ即ち重さが異なつている。
これがため、アコーステイツクピアノでは、低音
部と高音部とでは動的タツチ感が違つてくるもの
であるが、前記既知の鍵盤装置では全音域にわた
つて同重量のハンマーアームを設けているため、
動的タツチ感は全音域にわたり同一であるという
問題点があつた。
この問題を解決するために、ハンマー機構を有
しない鍵盤装置では、例えば実開昭51−163929号
において、鍵に装着される重りの質量を可変する
機構を設けて音程及び音域によつてタツチを可変
にする鍵盤装置が提案されている。この鍵盤装置
では重りの質量を変化させると、静的タツチ感が
変化してしまい弾きづらくなつてしまうという欠
点があつた。この他に、動的タツチ感を可変しよ
うとして、特開昭61−42692号公報において、ハ
ンマーにバランサーを移動調整可能に取り付けた
鍵盤装置が提案されている。この鍵盤装置ではハ
ンマーのアクシヨン機構が複雑であるという欠点
がある。
しない鍵盤装置では、例えば実開昭51−163929号
において、鍵に装着される重りの質量を可変する
機構を設けて音程及び音域によつてタツチを可変
にする鍵盤装置が提案されている。この鍵盤装置
では重りの質量を変化させると、静的タツチ感が
変化してしまい弾きづらくなつてしまうという欠
点があつた。この他に、動的タツチ感を可変しよ
うとして、特開昭61−42692号公報において、ハ
ンマーにバランサーを移動調整可能に取り付けた
鍵盤装置が提案されている。この鍵盤装置ではハ
ンマーのアクシヨン機構が複雑であるという欠点
がある。
本考案の目的は、上記問題点を解消し、静的タ
ツチ感を全鍵で共通にして任意の鍵グループごと
に動的タツチ感の異なる鍵盤が構成されるように
なり、アコーステイツクピアノに近似した鍵タツ
チ感が得られる鍵盤装置を提供せんとするにあ
る。
ツチ感を全鍵で共通にして任意の鍵グループごと
に動的タツチ感の異なる鍵盤が構成されるように
なり、アコーステイツクピアノに近似した鍵タツ
チ感が得られる鍵盤装置を提供せんとするにあ
る。
(問題点を解決するための手段)
本考案による鍵盤装置は前述された目的を達成
するために、押圧操作により回動する鍵に係合し
て回動駆動されるハンマーアームを設けるととも
に、このハンマーアームに質量分布を異ならせる
重りを設けて音程または音域により動的タツチ感
を変化させるとともに、この重りの質量分布の異
なりに対応させて前記鍵への静的押圧操作力が一
定となるように補償重りを設けて静的タツチ感を
均一にさせることを特徴とする。
するために、押圧操作により回動する鍵に係合し
て回動駆動されるハンマーアームを設けるととも
に、このハンマーアームに質量分布を異ならせる
重りを設けて音程または音域により動的タツチ感
を変化させるとともに、この重りの質量分布の異
なりに対応させて前記鍵への静的押圧操作力が一
定となるように補償重りを設けて静的タツチ感を
均一にさせることを特徴とする。
(作用)
ハンマーアームに質量分布を異ならせる重りを
設けてその重りの質量分布を異ならせることによ
つて、ハンマーアームの慣性力を変化させ、音程
または音域ごとの任意の鍵グループごとに動的タ
ツチ感を変化させる。同時に、この重りの質量分
布の異なりに対応させて鍵への静的押圧操作力が
一定となるように補償重りを設けて静的タツチ感
を均一にさせる。
設けてその重りの質量分布を異ならせることによ
つて、ハンマーアームの慣性力を変化させ、音程
または音域ごとの任意の鍵グループごとに動的タ
ツチ感を変化させる。同時に、この重りの質量分
布の異なりに対応させて鍵への静的押圧操作力が
一定となるように補償重りを設けて静的タツチ感
を均一にさせる。
(実施例)
以下に本考案の実施例を図面を参照しつつ詳細
に説明する。
に説明する。
第1図はこの考案に係る鍵盤装置の一実施例を
示す断面図である。図中、11は鍵盤フレーム
を、12及び13は鍵盤フレーム11に取り付け
られた鍵盤ホルダー及びハンマーホルダーをそれ
ぞれ示す。
示す断面図である。図中、11は鍵盤フレーム
を、12及び13は鍵盤フレーム11に取り付け
られた鍵盤ホルダー及びハンマーホルダーをそれ
ぞれ示す。
鍵盤ホルダー12は、合成樹脂によつて一体形
成された鍵14をピン等の軸によつて枢支し、ハ
ンマーホルダー13は、鉛等の合金で形成された
ハンマーアーム15をこれもまたピン等の軸によ
つて枢支する。
成された鍵14をピン等の軸によつて枢支し、ハ
ンマーホルダー13は、鉛等の合金で形成された
ハンマーアーム15をこれもまたピン等の軸によ
つて枢支する。
鍵14は、その裏面が図に示すようにくり抜か
れており、この裏面の後端部近傍(即ち鍵盤ホル
ダー側)にはこれも一体に形成され下方に突出
し、アクチユエータとして機能する突起16を有
しており、また鍵の先端部にはチヤンバー部17
が形成されてその内部に所要の重量感、即ち慣性
力を持たせるための重り18が止めねじあるいは
接着その他により固定されており、これにより、
主にゆつくり押鍵した時の静的荷重量を、ばね等
の弾性材を用いずに重量バランスだけでアコース
テイツクピアノと同じ静的タツチ感を得るように
している。さらにチヤンバー部17の近傍の側壁
に、切り欠き部19および突出部20を設けて、
各々が後述する鍵盤フレーム11に設けられたス
トツプフエルト21及びレベルフエルト22と当
接するようにしている。
れており、この裏面の後端部近傍(即ち鍵盤ホル
ダー側)にはこれも一体に形成され下方に突出
し、アクチユエータとして機能する突起16を有
しており、また鍵の先端部にはチヤンバー部17
が形成されてその内部に所要の重量感、即ち慣性
力を持たせるための重り18が止めねじあるいは
接着その他により固定されており、これにより、
主にゆつくり押鍵した時の静的荷重量を、ばね等
の弾性材を用いずに重量バランスだけでアコース
テイツクピアノと同じ静的タツチ感を得るように
している。さらにチヤンバー部17の近傍の側壁
に、切り欠き部19および突出部20を設けて、
各々が後述する鍵盤フレーム11に設けられたス
トツプフエルト21及びレベルフエルト22と当
接するようにしている。
鍵盤ホルダー13に枢支されるハンマーアーム
15は、例えば第2図に示すように、細い支持片
24によつて保持される切り取り部23を備えて
おり、この切り取り部は鋭利な刃物等で支持片2
4を切断することで容易に取り除くことができ
る。切り取り部23を切断して除去する部位の組
み合わせを変えることで同一のハンマーアーム部
材から質量分布の異なるハンマーアームを得るこ
とができる。この例におけるハンマーアームの質
量分布は、それの変化によつて、主に動的タツチ
感に関係するハンマーアームの慣性モーメントを
調整可能にする。
15は、例えば第2図に示すように、細い支持片
24によつて保持される切り取り部23を備えて
おり、この切り取り部は鋭利な刃物等で支持片2
4を切断することで容易に取り除くことができ
る。切り取り部23を切断して除去する部位の組
み合わせを変えることで同一のハンマーアーム部
材から質量分布の異なるハンマーアームを得るこ
とができる。この例におけるハンマーアームの質
量分布は、それの変化によつて、主に動的タツチ
感に関係するハンマーアームの慣性モーメントを
調整可能にする。
例えば、第1図に示す4個の切り取り部23を
有するハンマーアーム15では16種類の異なる質
量分布を得ることができる。ハンマーアーム15
の切り取り部23の形状はこのほかに第3図に示
すようなものもある。これら形状を種々に変える
ことによつて質量分布の変化の割合を所要量に変
化させることができる。
有するハンマーアーム15では16種類の異なる質
量分布を得ることができる。ハンマーアーム15
の切り取り部23の形状はこのほかに第3図に示
すようなものもある。これら形状を種々に変える
ことによつて質量分布の変化の割合を所要量に変
化させることができる。
なお、ハンマーアームの揺動を弾性的に吸収す
る為、クツシヨン25をハンマーアームの先端側
の平坦部に、クチシヨン26を鍵盤アーム11に
設けている。
る為、クツシヨン25をハンマーアームの先端側
の平坦部に、クチシヨン26を鍵盤アーム11に
設けている。
さらにハンマーアームの質量分布の変化に対応
して鍵14のチヤンバー部17に取り付ける重り
18の質量を変化させる必要がある。この理由
は、質量分布が異なつたハンマーアーム15は鍵
14にそれぞれ係合するのであるが、そのままで
は鍵14をゆつくり押したときの重量感、静的タ
ツチ感が各鍵でばらばらになるためである。更に
詳細に説明すると、実際のアコーステイツクピア
ノでは先に説明したように、鍵の低音部から高音
部にかけてハンマーアームの質量は小さくなるの
で、鍵の静的タツチ感を同一に維持するため鍵の
重りの質量を高音部に行くに従つて重くしてい
る。したがつて、静的タツチ感というのは、鍵を
加速度0でゆつくり押した場合のハンマーアーム
からの反力によつて決まるため、この例では総て
の鍵11にわたつて静的タツチ感を同一にするた
めに、質量の大きいハンマーアームには質量の大
きい重りを、質量の小さなハンマーアームには質
量の小さな重りをそれぞれに鍵の先端部に配設す
る必要があるためである。
して鍵14のチヤンバー部17に取り付ける重り
18の質量を変化させる必要がある。この理由
は、質量分布が異なつたハンマーアーム15は鍵
14にそれぞれ係合するのであるが、そのままで
は鍵14をゆつくり押したときの重量感、静的タ
ツチ感が各鍵でばらばらになるためである。更に
詳細に説明すると、実際のアコーステイツクピア
ノでは先に説明したように、鍵の低音部から高音
部にかけてハンマーアームの質量は小さくなるの
で、鍵の静的タツチ感を同一に維持するため鍵の
重りの質量を高音部に行くに従つて重くしてい
る。したがつて、静的タツチ感というのは、鍵を
加速度0でゆつくり押した場合のハンマーアーム
からの反力によつて決まるため、この例では総て
の鍵11にわたつて静的タツチ感を同一にするた
めに、質量の大きいハンマーアームには質量の大
きい重りを、質量の小さなハンマーアームには質
量の小さな重りをそれぞれに鍵の先端部に配設す
る必要があるためである。
上述した要求を満足するための、鍵に配設され
る重りをハンマーアームに対応して変化させる手
段として、例えば第4図に斜視図及び側面図にて
示すように、直方形状の重りであつて、その各側
面の輪郭が蛇腹形状をなすように、貫通穴27を
複数個設け、この貫通穴27によつて分割される
切り取り部23を支持するために各対角線状の2
個の隅部に支持片24を残存させ、この支持片2
4は一個置きに異なる対角線上の隅部に介在させ
る。したがつて、適切な部位の支持片24を切断
することにより、その部位より下の重りを取り除
くことができ、これがため重り18を容易に所要
の重さにすることができる。さらに、この可変重
りの変形例として、第5図に示すような形状の重
り18がある。この重り18は、例えば4個の部
分に分割し得る切り取り部23と、これらに一体
に形成されてそれぞれを連結する支持片24とか
らなり、支持片24は各切り取り部23の長手方
向の側面に、その上方に突出させて設けられ、そ
こで一体に連結されている。
る重りをハンマーアームに対応して変化させる手
段として、例えば第4図に斜視図及び側面図にて
示すように、直方形状の重りであつて、その各側
面の輪郭が蛇腹形状をなすように、貫通穴27を
複数個設け、この貫通穴27によつて分割される
切り取り部23を支持するために各対角線状の2
個の隅部に支持片24を残存させ、この支持片2
4は一個置きに異なる対角線上の隅部に介在させ
る。したがつて、適切な部位の支持片24を切断
することにより、その部位より下の重りを取り除
くことができ、これがため重り18を容易に所要
の重さにすることができる。さらに、この可変重
りの変形例として、第5図に示すような形状の重
り18がある。この重り18は、例えば4個の部
分に分割し得る切り取り部23と、これらに一体
に形成されてそれぞれを連結する支持片24とか
らなり、支持片24は各切り取り部23の長手方
向の側面に、その上方に突出させて設けられ、そ
こで一体に連結されている。
このようにハンマーアームに一体成形する重り
及び鍵に配設する重りに切り取り部を設けて質量
分布及び質量を可変にした構成とすることによ
り、同一の部材で質量分布の異なるバランスウエ
イトを容易に作ることができ、そのため、ハンマ
ー及びバランスウエイト成形用の金型が一つで済
む。
及び鍵に配設する重りに切り取り部を設けて質量
分布及び質量を可変にした構成とすることによ
り、同一の部材で質量分布の異なるバランスウエ
イトを容易に作ることができ、そのため、ハンマ
ー及びバランスウエイト成形用の金型が一つで済
む。
以上の第1実施例では、鍵に配設する重りとそ
れと連動するハンマーアームの質量分布とを適宜
に調整できるような例であつたが、この他の例と
して、第6図に示す第2実施例では、鍵に重りを
配設することなく、ハンマーアームの両端にのみ
可変の重りを配設して本考案の目的を達成するも
のがある。
れと連動するハンマーアームの質量分布とを適宜
に調整できるような例であつたが、この他の例と
して、第6図に示す第2実施例では、鍵に重りを
配設することなく、ハンマーアームの両端にのみ
可変の重りを配設して本考案の目的を達成するも
のがある。
この第2実施例におけるハンマーアーム15
は、第7図に斜視図にて一部を示すように、金属
あるいは硬質プラスチツクにより一体に形成さ
れ、細い支持片24によつて保持される複数の切
り取り部23a,23bがハンマーアーム15の
両端に設けられている。この切り取り部23a,
23bは、鋭利な刃物で支持片24を切断するこ
とによつて取り除くことができる。
は、第7図に斜視図にて一部を示すように、金属
あるいは硬質プラスチツクにより一体に形成さ
れ、細い支持片24によつて保持される複数の切
り取り部23a,23bがハンマーアーム15の
両端に設けられている。この切り取り部23a,
23bは、鋭利な刃物で支持片24を切断するこ
とによつて取り除くことができる。
したがつて、ハンマーアーム15の両端に設け
られた切り取り部23a,23bの不所望な部分
を、所要の部分の支持片24を切断することによ
つて除去して、ハンマーアーム15の回転軸に関
する偏倚力を変化させることができる。さらにハ
ンマーアーム15の切り取り部23a,23bの
部分の切り取り方によつては、例えば切り取り部
23a,23bの質量比をあらかじめ設定して、
偏倚力をある特定の値のままにしておき、ハンマ
ーアームの質量分布を異ならせることができる。
これがため、復帰力はばね等の弾性材によらずと
もハンマーアームの偏倚力によつて常に復帰する
ように鍵盤装置を構成することができるほかに、
音程若しくは音域ごとに動的タツチ感を異ならせ
るとともに、静的タツチ感を全鍵共通にすること
ができる。
られた切り取り部23a,23bの不所望な部分
を、所要の部分の支持片24を切断することによ
つて除去して、ハンマーアーム15の回転軸に関
する偏倚力を変化させることができる。さらにハ
ンマーアーム15の切り取り部23a,23bの
部分の切り取り方によつては、例えば切り取り部
23a,23bの質量比をあらかじめ設定して、
偏倚力をある特定の値のままにしておき、ハンマ
ーアームの質量分布を異ならせることができる。
これがため、復帰力はばね等の弾性材によらずと
もハンマーアームの偏倚力によつて常に復帰する
ように鍵盤装置を構成することができるほかに、
音程若しくは音域ごとに動的タツチ感を異ならせ
るとともに、静的タツチ感を全鍵共通にすること
ができる。
第8図は、第6図に示した型の変形例であり、
この変形例のハンマーアーム15は、金属から成
るハンマーアーム15に回転軸28に対する両側
に多数の小孔29を設け、所定の部位の小孔29
に鉛等の合金の一対の質量体30a,30bをア
ウトサート成形して構成されている。この例では
質量体30a,30bの取り付けが簡単かつ容易
であるという利点がある。
この変形例のハンマーアーム15は、金属から成
るハンマーアーム15に回転軸28に対する両側
に多数の小孔29を設け、所定の部位の小孔29
に鉛等の合金の一対の質量体30a,30bをア
ウトサート成形して構成されている。この例では
質量体30a,30bの取り付けが簡単かつ容易
であるという利点がある。
更に詳しく説明すると、例えば第8図に示すよ
うに、各質量体30a1,30a2,30a3,30
b1,30b2,30b3の重量をMa1,Ma2,Ma3;
Mb1,Mb2,Mb3とし、ハンマーアーム15の回
動軸28からそれぞれの質量体の重心までの距離
をLa1,La2.La3;Lb1,Lb2,Lb3とすると、偏
倚力Fを、 Ma1・La1−Mb1・Lb1=Ma2・La2−Mb2・
Lb2=Ma3・La3−Mb3・Lb3=一定 とすることで、質量体30a1を配設しないときは
質量体30b1を、質量体30a2を配設しないとき
は質量体30b2を、更に、質量体30a2を配設し
ないときは質量体30b3を、それぞれ同時に配設
しなければ、ハンマーアームの回転軸まわりの偏
倚力を同一に維持しつつ質量分布の異なる組み合
わせが複数通り得られる。
うに、各質量体30a1,30a2,30a3,30
b1,30b2,30b3の重量をMa1,Ma2,Ma3;
Mb1,Mb2,Mb3とし、ハンマーアーム15の回
動軸28からそれぞれの質量体の重心までの距離
をLa1,La2.La3;Lb1,Lb2,Lb3とすると、偏
倚力Fを、 Ma1・La1−Mb1・Lb1=Ma2・La2−Mb2・
Lb2=Ma3・La3−Mb3・Lb3=一定 とすることで、質量体30a1を配設しないときは
質量体30b1を、質量体30a2を配設しないとき
は質量体30b2を、更に、質量体30a2を配設し
ないときは質量体30b3を、それぞれ同時に配設
しなければ、ハンマーアームの回転軸まわりの偏
倚力を同一に維持しつつ質量分布の異なる組み合
わせが複数通り得られる。
なお、ハンマーアームの偏倚力は、鍵先端での
静荷重が約60g前後になるように設定すれば、従
来のアコーテイツクピアノと同等の静的タツチ感
が得られ、効果が大である。ところで、上記変形
例では、ハンマーアームの小孔を設けてそこに質
量体をアウトサート成形していたが、このほかに
例えばハンマーアームに複数の突起を設け、凹部
を有する質量体をそこに嵌合してハンマーアーム
を構成することもできる。
静荷重が約60g前後になるように設定すれば、従
来のアコーテイツクピアノと同等の静的タツチ感
が得られ、効果が大である。ところで、上記変形
例では、ハンマーアームの小孔を設けてそこに質
量体をアウトサート成形していたが、このほかに
例えばハンマーアームに複数の突起を設け、凹部
を有する質量体をそこに嵌合してハンマーアーム
を構成することもできる。
このようにハンマーアームの回動軸に対する両
側に配設する重りの質量を容易に変化させ得る構
造としたことにより、同一の部材で質量分布が異
なり、偏倚力が常に特定の値となるハンマーを容
易に製作することができ、またハンマーアームの
みで鍵の復帰を行うため、鍵の復帰用のばね材を
不要にすることができ、鍵の先端のバランスウエ
イトを省略することができる。さらに同一の部材
で質量分布及び偏倚力の異なるハンマーアームが
作製できるので、ハンマーアームの金型が一つで
済む。
側に配設する重りの質量を容易に変化させ得る構
造としたことにより、同一の部材で質量分布が異
なり、偏倚力が常に特定の値となるハンマーを容
易に製作することができ、またハンマーアームの
みで鍵の復帰を行うため、鍵の復帰用のばね材を
不要にすることができ、鍵の先端のバランスウエ
イトを省略することができる。さらに同一の部材
で質量分布及び偏倚力の異なるハンマーアームが
作製できるので、ハンマーアームの金型が一つで
済む。
次に第3実施例を第10図に基づいて説明す
る。この実施例は、第1実施例と同様にハンマー
アームの質量分布に対応して鍵に配設される重り
の質量を変えずに、重りの向きを変えることによ
つて、その質量分布を変化させて、総ての鍵にわ
たつて静的タツチ感を同一にするものである。第
10図中において、第1図と同様に鍵14にはハ
ンマーアーム15により突起16を介して鍵の先
端が上昇するような復帰力が加わつている。鍵の
先端には、第11図に示すように、各々の質量が
異なる複数の多面体、図中においては直方体A,
B,C,Dを一体に組合わせた重り18が係止さ
れる。この重り18を鍵14に取り付けた状態を
第12図aの平面図にて示す。このように配置し
た重り18は、その重りの配置状態を第12図b
に示すように変化させることにより、鍵の質量を
一定に保ちながら、鍵先端部の質量分布を例えば
4種類に変化させることができる。しかもこの質
量分布の変化は再現性良く得られる。第13図に
は例えば上記した4種類の質量分布に変化させ得
る重り18をバランスタイプの鍵盤に適用した例
を示している。この例では上記重り18を鍵14
の先端ではなく、鍵の後端に設けている点が主な
上記例と異なる点である。
る。この実施例は、第1実施例と同様にハンマー
アームの質量分布に対応して鍵に配設される重り
の質量を変えずに、重りの向きを変えることによ
つて、その質量分布を変化させて、総ての鍵にわ
たつて静的タツチ感を同一にするものである。第
10図中において、第1図と同様に鍵14にはハ
ンマーアーム15により突起16を介して鍵の先
端が上昇するような復帰力が加わつている。鍵の
先端には、第11図に示すように、各々の質量が
異なる複数の多面体、図中においては直方体A,
B,C,Dを一体に組合わせた重り18が係止さ
れる。この重り18を鍵14に取り付けた状態を
第12図aの平面図にて示す。このように配置し
た重り18は、その重りの配置状態を第12図b
に示すように変化させることにより、鍵の質量を
一定に保ちながら、鍵先端部の質量分布を例えば
4種類に変化させることができる。しかもこの質
量分布の変化は再現性良く得られる。第13図に
は例えば上記した4種類の質量分布に変化させ得
る重り18をバランスタイプの鍵盤に適用した例
を示している。この例では上記重り18を鍵14
の先端ではなく、鍵の後端に設けている点が主な
上記例と異なる点である。
この例では1個の重りを使用して、4種類の質
量分布を実現したが、1個の重りで4種類以上の
質量分布を実現することも、さらにはこの種の重
りを複数個組み合わせればより多くの質量分布を
実現できることはいうまでもない。
量分布を実現したが、1個の重りで4種類以上の
質量分布を実現することも、さらにはこの種の重
りを複数個組み合わせればより多くの質量分布を
実現できることはいうまでもない。
さらに鍵14に重り18を取り付けた後におい
ても重り18の向きを変えて質量分布を調整可能
なようにするため、例えば、第14図に示すよう
にピン31のまわりに断面が略扇形の、質量が異
なるブロツクA,B,C,Dを一体に取り付けて
つめ車構造とし、このつめ車構造の重り18とこ
れにかみ合うつめ32とを、例えば第15図に示
すように鍵14の先端に外部からつめ車駆動でき
るように配設する。
ても重り18の向きを変えて質量分布を調整可能
なようにするため、例えば、第14図に示すよう
にピン31のまわりに断面が略扇形の、質量が異
なるブロツクA,B,C,Dを一体に取り付けて
つめ車構造とし、このつめ車構造の重り18とこ
れにかみ合うつめ32とを、例えば第15図に示
すように鍵14の先端に外部からつめ車駆動でき
るように配設する。
外部からつめ車駆動できるような取り付け構造
としては、第16図に示すような、鍵の先端内側
の上下面に配設された軸受33にブロツクが取り
付けられた重り18のピン31を嵌入して取り付
け、更に鍵内側下面につめ車構造の重り18と係
合するつめ32を配設し、このように組み立てら
れたつめ車機構を駆動するための小孔34を鍵の
上面に穿設する。重り18を回転させるには外部
から細い調整棒等によつて小孔34を経て押して
やれば重り18の向きを調整することができる。
組み付け後の状態を第17図に断面にて示す。こ
のようにすれば、鍵14への重り18の組み込み
後も鍵タツチ感を任意の音域で自由に変えること
ができる。
としては、第16図に示すような、鍵の先端内側
の上下面に配設された軸受33にブロツクが取り
付けられた重り18のピン31を嵌入して取り付
け、更に鍵内側下面につめ車構造の重り18と係
合するつめ32を配設し、このように組み立てら
れたつめ車機構を駆動するための小孔34を鍵の
上面に穿設する。重り18を回転させるには外部
から細い調整棒等によつて小孔34を経て押して
やれば重り18の向きを調整することができる。
組み付け後の状態を第17図に断面にて示す。こ
のようにすれば、鍵14への重り18の組み込み
後も鍵タツチ感を任意の音域で自由に変えること
ができる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、種々、様々に変形あるいは変更が可能であ
る。
く、種々、様々に変形あるいは変更が可能であ
る。
(考案の効果)
本考案は、以上に説明したように、ハンマーア
ームの慣性力を重りの質量分布を異ならせること
によつて変化させて音程または音域ごとの任意の
鍵グループごとに動的タツチ感を変化させるとと
もに、この重りの質量分布の異なりに対応する補
償重りにより鍵への静的押圧操作力を一定にさせ
て静的タツチ感を均一にさせる。
ームの慣性力を重りの質量分布を異ならせること
によつて変化させて音程または音域ごとの任意の
鍵グループごとに動的タツチ感を変化させるとと
もに、この重りの質量分布の異なりに対応する補
償重りにより鍵への静的押圧操作力を一定にさせ
て静的タツチ感を均一にさせる。
したがつて、静的タツチ感を全鍵で共通にして
音程若しくは音域ごとに任意の鍵グループごとに
動的タツチ感の異なる鍵盤が自由に構成されるよ
うになり、アコーステイツクピアノに近似した鍵
タツチ感が得られる。
音程若しくは音域ごとに任意の鍵グループごとに
動的タツチ感の異なる鍵盤が自由に構成されるよ
うになり、アコーステイツクピアノに近似した鍵
タツチ感が得られる。
第1図は本考案の鍵盤装置を示す断面図、第2
図は本考案に係る質量分布可変のハンマーアーム
を示す一部斜視図、第3図はハンマーアームの変
形例を示す一部斜視図、第4図は本考案に係る可
変質量の重りを示す斜視図及び側面図、第5図は
可変質量の重りの変形例を示す斜視図、第6図は
第2実施例を示す断面図、第7図は第2実施例に
使用される可変質量体を示す斜視図、第8図は第
2実施例に使用されるハンマーアームの変形例を
示す斜視図、第9図は第8図の変形例のハンマー
アームの詳細図、第10図は第3実施例を示す断
面図、第11図は第3実施例に使用される重りを
示す斜視図、第12図は第11図の重りを鍵に組
み込んだ例を示す平面図及び重りの向きを示す説
明図、第13図は第11図の重りを他の鍵盤機構
に組み込んだ例を示す斜視図、第14図は第3実
施例に使用される重りの変形例を示す斜視図、第
15図は第14図の重りを鍵盤に組み込んだ例を
示す平面図、第16図は第14図の重りの組み込
み機構を示す詳細図、第17図は第15図の断面
図、第18図は従来の鍵盤装置を示す側面図であ
る。 11……鍵盤フレーム、12……鍵盤ホルダ
ー、13……ハンマーホルダー、14……鍵、1
5……ハンマーアーム、16……突起、17……
チヤンバー部、18……重り、19……切り欠き
部、20……突出部、21……ストツプフエル
ト、22……レベルフエルト、23……切り取り
部、24……支持片、25,26……クツシヨ
ン、27……貫通穴、28……回動軸、29……
小孔、30a,30b……質量体、31……ピ
ン、32……つめ、33……軸受、34……小
孔。
図は本考案に係る質量分布可変のハンマーアーム
を示す一部斜視図、第3図はハンマーアームの変
形例を示す一部斜視図、第4図は本考案に係る可
変質量の重りを示す斜視図及び側面図、第5図は
可変質量の重りの変形例を示す斜視図、第6図は
第2実施例を示す断面図、第7図は第2実施例に
使用される可変質量体を示す斜視図、第8図は第
2実施例に使用されるハンマーアームの変形例を
示す斜視図、第9図は第8図の変形例のハンマー
アームの詳細図、第10図は第3実施例を示す断
面図、第11図は第3実施例に使用される重りを
示す斜視図、第12図は第11図の重りを鍵に組
み込んだ例を示す平面図及び重りの向きを示す説
明図、第13図は第11図の重りを他の鍵盤機構
に組み込んだ例を示す斜視図、第14図は第3実
施例に使用される重りの変形例を示す斜視図、第
15図は第14図の重りを鍵盤に組み込んだ例を
示す平面図、第16図は第14図の重りの組み込
み機構を示す詳細図、第17図は第15図の断面
図、第18図は従来の鍵盤装置を示す側面図であ
る。 11……鍵盤フレーム、12……鍵盤ホルダ
ー、13……ハンマーホルダー、14……鍵、1
5……ハンマーアーム、16……突起、17……
チヤンバー部、18……重り、19……切り欠き
部、20……突出部、21……ストツプフエル
ト、22……レベルフエルト、23……切り取り
部、24……支持片、25,26……クツシヨ
ン、27……貫通穴、28……回動軸、29……
小孔、30a,30b……質量体、31……ピ
ン、32……つめ、33……軸受、34……小
孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 押圧操作により回動する鍵に係合して回動駆
動されるハンマーアームを設けるとともに、こ
のハンマーアームに質量分布を異ならせる重り
を設けて音程または音域により動的タツチ感を
変化させるとともに、この重りの質量分布の異
なりに対応させて前記鍵への静的押圧操作力が
一定となるように補償重りを設けて静的タツチ
感を均一にさせることを特徴とする鍵盤装置。 2 前記ハンマーアームに複数の切り取り部を回
動の径方向に配列させて構成される重りを一体
形成して設け、前記複数の切り取り部を選択的
に切除することによつてハンマーアームの質量
分布を選択的に異ならせることを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項記載の鍵盤装置。 3 前記補償重りを前記鍵に配設するとともに、
この補償重りに複数の切り取り部を設け、前記
ハンマーアームの質量分布の異なりに対応させ
て前記鍵への静的押圧操作力が一定となるよう
にその補償重りの切り取り部を切除することを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項また
は第2項に記載の鍵盤装置。 4 前記ハンマーアームの所要の部位に重りを付
け加えることにより、前記ハンマーアームの質
量分布を異ならせることを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載の鍵盤装置。 5 前記鍵に配設される補償重りは、この補償重
りの向きによつてその鍵の回動の径方向での質
量分布が異なるように構成されることを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項記載の鍵盤
装置。 6 前記向きにより質量分布が異なる補償重り
は、前記鍵に回動自在に配設することを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第5項記載の鍵盤
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987180907U JPH058635Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987180907U JPH058635Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01103885U JPH01103885U (ja) | 1989-07-13 |
JPH058635Y2 true JPH058635Y2 (ja) | 1993-03-03 |
Family
ID=31472410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987180907U Expired - Lifetime JPH058635Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH058635Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0830260A (ja) * | 1994-07-11 | 1996-02-02 | Korugu:Kk | 鍵盤装置及びこの装置に用いる鍵盤用重り位置設定手段 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009109601A (ja) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Yamaha Corp | 鍵盤装置 |
JP6467851B2 (ja) * | 2014-10-09 | 2019-02-13 | ヤマハ株式会社 | 鍵盤 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62235987A (ja) * | 1986-04-07 | 1987-10-16 | 松下電器産業株式会社 | 鍵盤装置 |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP1987180907U patent/JPH058635Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62235987A (ja) * | 1986-04-07 | 1987-10-16 | 松下電器産業株式会社 | 鍵盤装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0830260A (ja) * | 1994-07-11 | 1996-02-02 | Korugu:Kk | 鍵盤装置及びこの装置に用いる鍵盤用重り位置設定手段 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01103885U (ja) | 1989-07-13 |
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