JPS6211677Y2 - - Google Patents

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JPS6211677Y2
JPS6211677Y2 JP13471882U JP13471882U JPS6211677Y2 JP S6211677 Y2 JPS6211677 Y2 JP S6211677Y2 JP 13471882 U JP13471882 U JP 13471882U JP 13471882 U JP13471882 U JP 13471882U JP S6211677 Y2 JPS6211677 Y2 JP S6211677Y2
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JP
Japan
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holding frame
diaphragm
annular
brush
frame
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JP13471882U
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JPS5938999U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は調理器玩具用擬音発生装置に係り、さ
らに詳しくはあたかも煮物が煮立つているかの如
くグツグツという擬音を発生させることができる
ように構成した調理器玩具用擬音発生装置に関す
るものである。
最近、調理器玩具の中には煮沸音や煮立つた音
などを音声LSIなどを用いて発生させることがで
きるように構成したものもある。しかし、このよ
うなLSIを用いて音声を発生させる構造を採用す
ると、どうしても価格が高くなり、安価な調理器
玩具には適しない。
本考案は、機械的な手段による簡単な構成で本
物そつくりな煮立つた擬音を発生させることがで
きるように構成した安価な調理器玩具用擬音発生
装置を提供することを目的とする。
以下、図面に基づき本考案の実施例を説明す
る。
第1図に示すものは、本考案に係る擬音発生装
置1を内蔵する調理器玩具2である。この調理器
玩具2はケース3と該ケース3中に収容された本
考案に係る擬音発生装置1とから構成されてい
る。
前記ケース2は薄板材によつて6面が形成さ
れ、外観がガスレンジの如き形状に作られてい
る。このケース2の上面にはおもちやの鍋や釜な
どを載せる環状凸部4,4が設けられており、こ
れら環状凸部4,4の内側には透孔5,5が形成
されている。また、ケース2の手前側の側面には
操作用摘み6,7,8,9が回転可能に取り付け
られている。
前記擬音発生装置1はケース2内の、前記透孔
5,5の直下に取り付けられている。この擬音発
生装置1は第2図Aおよび第3図に詳しく示す如
く、次のように構成されている。即ち、環状枠1
0の下端開口部に振動板11が張設されてなる振
動体12と、該振動体12を保持する保持枠13
と、該保持枠13中に振動体12を保持した状態
で保持枠13の上端部に無理嵌めされる蓋体14
と、前記振動板11の下面に摺接するブラシ15
と、該ブラシ15に回転力を付与する動力手段1
6とから構成されている。
前記振動体12は環状枠10と該環状枠17の
下端開口部の全体を覆つて張設された振動板11
とから構成されている。前記環状枠10は段付円
筒状に形成されており、上半部が小径部18に、
下半部が大径部19になつている。また、前記振
動板11は、塩化ビニールシート等の薄膜状の部
材にエンボス加工等によつて下面に、第2図Bお
よび第3図に示す如く、網目状の凹凸が多数形成
されている。この振動板11は環状枠10の大径
部19の下端に貼着することによつて下端開口部
全体を閉塞する状態に張設されている。
前記保持枠13の本体20は略円筒状に形成さ
れており、該本体20の上端部には前記蓋体14
を嵌合させるための嵌合部21が形成されてい
る。また、本体20の下端部の内周壁には、前記
振動体12を収容した状態に支持する環状ストツ
パ22が全周に亘つて形成されている。また、保
持枠13の一側には支持板23が水平に突設され
ており、この支持板23の先端にピン穴24が幅
方向に貫通して形成されている。そして前記保持
枠13は前記支持板23を介してケース3中に突
設された一対の軸受部材25,25によつて、第
3図に示す如くブラシ15に対して若干傾斜した
状態に、かつ上下方向への揺動が可能に支持され
ている。即ち、支持板23のピン穴24が軸受部
材25,25の軸受穴26,26間に配置され、
軸受穴26,26およびピン穴24にピン27が
通されている。そして、ピン27の先端部にピン
27の軸方向と直交して形成された割ピン用の透
孔28中に割ピン29が通され、ピン27が抜け
ないように止められている。保持枠13は所定角
度以下に下がらないようにケース3中に設けられ
たストツパ30に制御されている。前記振動体1
2は保持枠13中に収容された状態で保持されて
いる。このように保持された状態にあつては、環
状枠10の大径部の外周面は保持枠13の内周面
に摺接しており、振動板11の下面は保持枠13
の下端開口部から露出した状態にある。即ち、振
動体12の外周寄りの下端部のみが保持枠13の
環状ストツパ22の上に載つた状態で保持されて
いる。
前記蓋体14は、その上壁が円形にくりぬか
れ、下端部が保持枠13の嵌合部21に無理嵌め
できる内径に形成されている。
前記ブラシ15は回転板31と該回転板31の
上面に突設された多数の可撓性を有する突起32
とから構成されている。突起32は、主にプラス
製のものを採用し、第2図cに詳しく示す如く、
細長い先細の円錐体形状に形成されている。
このブラシ15はケース3中に配設された動力
手段33によつて回転力を付与される。この動力
手段33には、図示省略のモータから減速歯車群
を介して回転力が付与されている。また動力手段
33の回転・停止および回転速度の調整等は前記
摘み6,7,8,9の操作によつて制御できるよ
うにしてもよい。前記動力手段33は手動による
場合およびゼンマイによる場合も含む。
次に以上のように構成された本実施例の動作に
ついて説明する。
動力手段33を駆動させてブラシ15を回転さ
せると、ブラシ15の片側(第3図中左側)先端
が振動板11の下面の凹凸部分に当接しているの
で、ブラシ15の先端と振動板11とによる摩擦
音と振動板11の振動音が発生する。この場合、
振動体12の外周面が保持枠13の内周面に摺接
しているのでブラシ15が速く回転しても振動体
12は緩やかにしか回転しない。ブラシ15が回
転すると、振動体12が若干上下動する外、保持
枠13も上下に揺動する。
そして、前記の如くして発生した摩擦音と振動
音とが混り合い、この混り合つた音が環状枠10
を共鳴させて、あたかも煮物がグツグツと煮立つ
ているが如き音として聞こえる。
このようにして所定の時間煮物音を発生させ、
動力手段13を止めれば煮物音の発生も止まる。
以上説明したように、下面に多数の凹凸が形成
されてなるシート状の振動板が下端に張設された
環状枠と、該環状枠を前記振動板の下面が露出し
た状態に収容して保持する環状の保持枠と、該保
持枠の一端を該保持枠の上下方向への揺動が可能
に支持する軸受部材と、先端が上記振動板の下面
に当接する、可撓性材からなる先細の突起を多数
具えたブラシと、該ブラシに回転力を付与する動
力手段とからなる、機械的手段としての調理器玩
具用擬音発生装置を構成したので、煮物音の如き
凝音を発生させる調理器玩具を安価に提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る調理器玩具の擬音発生装置の
実施例を示す図で、そのうち第1図は擬音発生装
置を内蔵する調理器玩具の全体斜視図、第2図A
は擬音発生装置の分解斜視図、第2図Bは第2図
Aの振動体を別の角度から見た全体斜視図、第2
図Cはブラシの突起を示す全体斜視図、第3図は
擬音発生装置の調理器玩具への取付状態を示す縦
断側面図である。 1……擬音発生装置、2……調理器玩具、10
……環状枠、11……振動板、13……保持枠、
15……ブラシ、16……動力手段、33……動
力手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 環状枠と、該環状枠の底部開口部に張設されそ
    の下面に多数の凹凸が形成されてなるシート状の
    振動板と、前記環状枠を前記振動板の下面が露出
    した状態に収容して保持する環状の保持枠と、該
    保持枠の一端を該保持枠の上下方向への揺動が可
    能に支持する軸受部材と、先端が上記振動板の下
    面に摺接する、可撓性材料からなる先細の突起を
    多数具えたブラシと、該ブラシに回転力を付与す
    る動力手段とからなる調理器玩具用擬音発生装
    置。
JP13471882U 1982-09-04 1982-09-04 調理器玩具用擬音発生装置 Granted JPS5938999U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13471882U JPS5938999U (ja) 1982-09-04 1982-09-04 調理器玩具用擬音発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13471882U JPS5938999U (ja) 1982-09-04 1982-09-04 調理器玩具用擬音発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5938999U JPS5938999U (ja) 1984-03-12
JPS6211677Y2 true JPS6211677Y2 (ja) 1987-03-19

Family

ID=30303470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13471882U Granted JPS5938999U (ja) 1982-09-04 1982-09-04 調理器玩具用擬音発生装置

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JP (1) JPS5938999U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5938999U (ja) 1984-03-12

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