JP2000338980A - 打鈴機構 - Google Patents

打鈴機構

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JP2000338980A
JP2000338980A JP11153020A JP15302099A JP2000338980A JP 2000338980 A JP2000338980 A JP 2000338980A JP 11153020 A JP11153020 A JP 11153020A JP 15302099 A JP15302099 A JP 15302099A JP 2000338980 A JP2000338980 A JP 2000338980A
Authority
JP
Japan
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motor
bell
phosphorus
ball
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP11153020A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Watanabe
康浩 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ベル音が鳴動する打鈴機構1において、支持
台4に固定されたモータ3と、モータ3の駆動軸3aに
固定する取付孔2aを有し、該モータ3の駆動により、
所定位置において駆動軸3aから外面までの距離が可変
するリン2と、所定位置に打ち玉5aを備え、該打ち玉
5aを往復自在に支持した可撓性を有す振動板5とを備
え、モータの駆動により、打ち玉5aとリン2とが接触
及び離反を繰り返すように、モータ3と振動板5を支持
台4に固定したので、簡単な構造により、ベル音の音量
を変化させて趣のある打鈴機構を提供することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、目覚時計の内部等に配
置され、例えば目安設定時刻になるとベル音が鳴動する
打鈴機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の目覚時計の内部に配置された打鈴
機構を図6に基づいて説明する。なお、説明しやすいよ
うに所々の構成を断面で示してある。従来の打鈴機構
は、一般的には、お碗形状のリンの近傍にモータを配置
し、モータで撞木板を駆動し、リンの外面を打つ機構が
知られている。即ち、台座38にリン32と、該リン3
2の近傍にモータ34とが取り付けられている。このモ
ータ34は、一端側に設けられた駆動軸34dを回転駆
動するための機構を内蔵するモータ本体34aと、駆動
軸34dに固着された撞木板34bと、該撞木板34b
の両端部に遊嵌された2個の打ち玉34c,34cと、
モータ本体34aの他端側に設けられた電源端子とによ
り構成されている。この構成により、目安設定時刻にな
ると、図示しないムーブメントの目安接点が入り、モー
タの駆動軸34dが回転駆動することにより、リン32
の外面を打ち玉34c,34cで打つ構造となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の打鈴機構におい
ては、駆動軸34dを一定の回転数で回転駆動するモー
タ34の該駆動軸に撞木板34bを固定し、該撞木板3
4dに遊嵌された打ち玉34c,34cを備え、モータ
の駆動により、打ち玉34c,34cとリン32を当接
させ、ベル音を鳴動させていたので、一定の音量でベル
音が鳴動していた。ところが、近年では、ベル音に変化
を加えることにより、ベル音の音量を変化させて、趣の
ある打鈴機構が望まれている。ベル音の音量を変化させ
るために、モータの回転数を可変させることも考えられ
るが、別途モータの回転数を可変させるための制御回路
等が必要になり、コストがかかり、設計段階において作
業が繁雑になるという問題があった。
【0004】そこで本発明はかかる従来の課題に鑑みて
なされたものであり、その目的は、簡単な構造により、
ベル音の音量を変化させて、趣のある打鈴機構を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、支持台に固定されたモータと、モータの駆動軸に固
定する取付部を有しモータの駆動により所定位置におい
て駆動軸から外面までの距離が可変するリンと、所定位
置に打ち玉を有し打ち玉を振動可能に支持する振動体
と、モータの回転駆動により打ち玉とリンとが接触及び
離反を繰り返すように、モータと振動体を支持台に固定
した。
【0006】上記構成により、駆動軸が回転し打ち玉と
リンとが接触すると、その衝撃により振動板がモータの
駆動軸に対して接近する方向と遠ざかる方向に振動す
る。モータの駆動軸は一定の周期で回転するも、打ち玉
の振動により、打ち玉とリンが接触するとき、接触位置
から駆動軸までの距離がランダムに変化して、ベル音の
音量が変化する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の打鈴機構に関し、
図1から図3に基づいて説明する。なお、説明しやすい
ように、所々の構成を断面で示してある。
【0008】本具体例の打鈴機構1は、例えば目覚時計
の内部に配され、目安設定時刻になると、ムーブメント
の内部に収納された図示しない目安接点機構の接点がオ
ン状態となることにより、モータ3の駆動軸3aを回転
駆動させて、該駆動軸3aの先端部分に固着された後述
するリン2を叩きベル音を鳴動させ、使用者に目安設定
時刻であることを報知するものである。なお、本具体例
の打鈴機構1は、一定の回転数で駆動軸3aを回転駆動
するモータ3と、駆動軸3aの先端に固定されたお碗形
状を有するリン2と、リン2の近傍に固定され、可撓性
を有する振動板5bの先端に打ち玉5aを有する振動体
5と、モータ3及び振動板5の他端を固定する支持台4
とから構成されている。
【0009】本具体例のリン2は、上端に開口部2bを
備え、図2に示すようにお碗形状を成している。また、
リン2の中央部には取付孔2aが設けられ、駆動軸3a
の先端を圧入することにより、リン2をモータ3に固定
している。リン2の開口部2bは図1に示すように、長
径がL(取付孔2aの中心からリン外面の最大値)、及
び短径がS(取付孔2aの中心からリン外面の最小値)
に設定された楕円状に形成されている。
【0010】次に、本具体例の振動体5について説明す
る。振動板5は、図2乃至図3に示すように、振動板5
bと打ち玉5aにより構成されており、振動板5bの先
端部に打ち玉5aを有し、振動板5bの他端部が支持台
4に固定されている。この振動板5bは、先端部が自由
端になっており、打ち玉5aに衝撃が加わると、衝撃力
に応じた振幅で振動する板バネにより構成されている。
【0011】本具体例の支持台4は、図2乃至図3に示
すように、モータ3と、該モータ3の側方近傍に振動板
5bの他端部を固定している。なお、図2に示すよう
に、リン2の長径部位と打ち玉5aが当接するときは、
振動板5bが外方に僅かに撓むように、モータ3と振動
板5bを支持台4に固定している。また、図3に示すよ
うに、振動板5bが撓んでいないとき、リン2の短径部
位と打ち玉5aは当接しないように、モータ3と振動板
5bが支持台4に固定されている。即ち、振動板5bが
撓んでいないとき、モータ3の駆動軸3aから打ち玉5
aまでの距離Tは、前記リンの短径Sよりも大きく、且
つ長径Lよりも小さくなるように、モータ3と振動板5
bを支持台4に固定している。
【0012】次に、モータ3を駆動することにより、リ
ン2と打ち玉5aが当接してベル音が鳴動するときの動
作について説明する。目覚時計が目安設定時刻になる
と、モータ3が駆動し、駆動軸3aに固定したリン2が
該駆動軸3aを中心として回転駆動し始める。図2に示
すように、リン2の長径部位と打ち玉5aが接触したと
き、振動板5bが外方に撓む。さらにモータ3が回転
し、図3に示すように、リン2の短径部位と打ち玉5a
が対向すると、リン2と打ち玉5aは離反し、リン2自
体が僅かに振動することにより、ベル音が発生する。な
お、このとき打ち玉5aは、振動板5bにより図3に示
す矢印方向に往復運動をし始める。
【0013】さらにモータ3が回転し、図2に示すよう
に、再びリン2の長径部位と打ち玉5aが対向する位置
に来ると、リン2と打ち玉5aが接触する。このとき、
リン2と打ち玉5aが接触する直前まで、打ち玉5a
は、振動板5bにより図3に示す矢印方向に往復運動を
しているので、最初に打ち玉5aが叩くリン2の位置と
は微妙に異なる。両者の接触時において、駆動軸3aか
ら打ち玉5aまでの距離は、振動板5bの振動により可
変するので、ベル音の音量がそれぞれ異なり、趣のある
ベル音を鳴動させることができる。また、この場合、音
源としてのリン2がモータ3により回転駆動するので、
ベル音にうねりが発生し、趣のある音を発音させること
ができる。
【0014】なお、図5に示すように、リン2の開口部
2bとモータ3を対向し、モータ3の上方部分をリン2
で被覆することにより、装置の小型化を成しえることも
可能である。また、図5に示すように、柱5d内に配置
された打ち玉5aをコイルバネ5cで図中左右方向に移
動自在に支持し、打ち玉5aにリンが当接すると、所定
の周期で図中左右方向に振動するように振動体5を構成
してもよい。
【0015】また、図4に示すように、開口部2bを円
形とし、半球状のリン2を偏心位置にて、モータ3の駆
動軸3aに固定しても同様の効果を演出することができ
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ベル音が鳴動する打鈴機構において、支持台に固定され
たモータと、モータの駆動軸に固定する取付部を有しモ
ータの駆動により所定位置において駆動軸から外面まで
の距離が可変するリンと、所定位置に打ち玉を有し打ち
玉を振動可能に支持する振動体と、モータの回転駆動に
より打ち玉とリンとが接触及び離反を繰り返すようにモ
ータと振動体を支持台に固定したので、簡単な構造によ
り、ベル音の音量を変化させて、趣のある打鈴機構を提
供することにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本具体例の打鈴機構を示す上面。
【図2】本具体例の打鈴機構を示す側面図。
【図3】本具体例の打鈴機構を示す側面図。
【図4】他の具体例の打鈴機構を示す側面図。
【図5】他の具体例の打鈴機構を示す側面図。
【図6】従来の打鈴機構を示す側面図。
【符号の説明】
1 打鈴機構 2 リン 2a 取付孔 2b 開口部 3 モータ 3a 駆動軸 4 支持台 5 振動体 5a 打ち玉 5b 振動板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベル音が鳴動する打鈴機構において、 支持台に固定されたモータと、 前記モータの駆動軸に固定する取付部を有し、該モータ
    の駆動により所定位置において該駆動軸から外面までの
    距離が可変するリンと、 前記所定位置に打ち玉を有し、該打ち玉を振動可能に支
    持する振動体と、を備え、 前記モータの回転駆動により、前記打ち玉と前記リンと
    が接触及び離反を繰り返すように、前記モータと前記振
    動体を前記支持台に固定したことを特徴とする打鈴機
    構。
JP11153020A 1999-05-31 1999-05-31 打鈴機構 Pending JP2000338980A (ja)

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JP11153020A JP2000338980A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 打鈴機構

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JP11153020A JP2000338980A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 打鈴機構

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ID=15553216

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210040556A (ko) * 2019-10-04 2021-04-14 학교법인 송원대학교 명상 및 심리치료용 소리발생 장치
CN114981155A (zh) * 2020-01-14 2022-08-30 株式会社小泉制作所 自行车用铃

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210040556A (ko) * 2019-10-04 2021-04-14 학교법인 송원대학교 명상 및 심리치료용 소리발생 장치
KR102289377B1 (ko) 2019-10-04 2021-08-11 학교법인 송원대학교 명상 및 심리치료용 소리발생 장치
CN114981155A (zh) * 2020-01-14 2022-08-30 株式会社小泉制作所 自行车用铃

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