JPH09262373A - 駆動ユニット及び駆動ユニットを用いた玩具体 - Google Patents

駆動ユニット及び駆動ユニットを用いた玩具体

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JPH09262373A
JPH09262373A JP8103316A JP10331696A JPH09262373A JP H09262373 A JPH09262373 A JP H09262373A JP 8103316 A JP8103316 A JP 8103316A JP 10331696 A JP10331696 A JP 10331696A JP H09262373 A JPH09262373 A JP H09262373A
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JP
Japan
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pair
permanent magnets
coil
magnetic
doll
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Application number
JP8103316A
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English (en)
Inventor
Kenji Kaneko
健児 金子
Masamitsu Kono
正光 河野
Toshiaki Nagano
年秋 永野
Shinji Ohashi
伸次 大橋
Akihiro Tanaka
明紘 田中
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B I KK
Original Assignee
B I KK
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H33/00Other toys
    • A63H33/26Magnetic or electric toys

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  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】コイルと永久磁石との磁気的作用力によって可
動部を回動させることにより、レスポンスが早く、可動
部の動作を正確且つ繊細にコントロールすることがで
き、且つコイル部分を固定し永久磁石を動作させること
によりコイル線材の疲労を確実に防止することのできる
駆動ユニットを提供する。また駆動ユニットを小型化し
製造工程の簡略化とあいまって、量産効果とコストの低
減を図りつつ、長期間安定して動作することのできる駆
動ユニット及びこれを用いる玩具体を提供する。 【解決手段】 揺動軸20には、揺動体21が回動自在
に設けられ、揺動体21には回動する方向に一対の永久
磁石26,27を設ける。一対の永久磁石に跨がってヨ
ーク28が設けられ、一対の永久じしゃくと磁気的に作
用する位置にコイル46を固定し、この永久磁石とコイ
ルとの磁気的作用力によって揺動体を回動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイルと永久磁石
との磁気的作用力により揺動体を回動させる駆動ユニッ
ト及びこの駆動ユニットを用いた玩具体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、周囲の注意を喚起するために可動
部を有する種々の駆動ユニットを用いた玩具体が提案さ
れている。この種の従来の玩具体は硬貨等が投入された
場合にモーターの回転駆動力によって可動部を作動させ
て所定の動作を行わせるようにしている。すなわち、従
来の玩具体はモーターや電動機の回転駆動力をギア等で
減速して伝達する駆動伝達機構部を有し、この駆動伝達
機構部によって回転駆動力を機械的に伝達して、特定の
部位を揺動させ、若しくは作動させるように構成してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
駆動ユニット及びその駆動ユニットを用いた玩具体はモ
ーターや電動機の回転駆動力を伝達する駆動伝達機構部
によって回転駆動力を機械的に伝達して、特定の部位を
揺動させ、若しくは動作させるように構成しているの
で、可動部のレスポンスを早くすることが困難であっ
た。また、可動部の動作を正確、且つ繊細にコントロー
ルしようとすると、駆動伝達機構部が複雑になってしま
い、これに応じて玩具体自体も大型化するばかりでな
く、その組み立て作業も繁雑、且つ、複雑化してしまう
という問題点を有していた。さらに、モーターの回転駆
動力を伝達する駆動伝達機構部としてギアやカム等を用
いる場合は、機械的な駆動音が発生してしまう場合があ
る。特に、静寂な環境下ではこの機械的な駆動音が耳障
りとなって不快感を与えてしまうという問題点を有して
いた。
【0004】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、機械的な駆動伝達機構部を用いることなく、コイル
と永久磁石との磁気的作用力によって可動部を回動させ
ることにより、レスポンスが早く、可動部の動作を正
確、且つ繊細にコントロールすることのできる駆動ユニ
ットを実現し、且つ、コイル部分を固定し永久磁石側を
動作させることにより、コイル線材の疲労を確実に防止
することのできる駆動ユニットを提供することを目的と
する。また、駆動ユニットの小形化を達成することによ
り、製造工程の簡略化とあいまって、量産効果とコスト
の低減を図りつつ、長期間安定して動作することのでき
る駆動ユニット及びその駆動ユニットを用いた玩具体を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が提供する第1の手段は下記に示す要件を
備えて構成した。すなわち、 (イ)揺動軸を有し、当該揺動軸には揺動体が回動自在
に設けられていること。 (ロ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
が併設されていること。 (ハ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
いること。 (ニ)前記一対の永久磁石と磁気的に作用する位置にコ
イルが固定されていること。 (ホ)前記揺動体は、前記一対の永久磁石とコイルとの
磁気的作用力によって回動すること。
【0006】上記の目的を達成するために、本発明が提
供する第2の手段は下記に示す要件を備えて構成した。
すなわち、 (イ)揺動軸を有し、当該揺動軸には揺動体が回動自在
に設けられていること。 (ロ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
が併設されていること。 (ハ)前記一対の永久磁石の間にヨークが設けられてい
ること。 (ニ)前記一対の永久磁石と磁気的に作用する位置にコ
イルが固定されていること。 (ホ)前記揺動体は、前記一対の永久磁石とコイルとの
磁気的作用力によって回動すること。
【0007】上記の目的を達成するために、本発明が提
供する第3の手段は下記に示す要件を備えて構成した。
すなわち、 (イ)揺動軸を有し、当該揺動軸には揺動体が回動自在
に設けられていること。 (ロ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
が併設されていること。 (ハ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
いること。 (ニ)前記一対の永久磁石と磁気的に作用する位置にコ
イルが固定されていること。 (ホ)前記揺動体は、前記一対の永久磁石とコイルとの
磁気的作用力によって回動すること。 (ヘ)前記ヨークは、前記一対の永久磁石の表面で、且
つ前記コイルとは反対側に設けられていること。
【0008】上記の目的を達成するために、本発明が提
供する第4の手段は下記に示す要件を備えて構成した。
すなわち、 (イ)揺動軸を有し、当該揺動軸には揺動体が回動自在
に設けられていること。 (ロ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
が併設されていること。 (ハ)前記一対の永久磁石と磁気的に作用する位置に磁
性体が設けられ、当該磁性体と一対の永久磁石との磁気
的作用力によって前記揺動体を強制的に初期位置へ回動
させること。 (ニ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
いること。 (ホ)前記一対の永久磁石と磁気的に作用する位置にコ
イルが固定されていること。 (ヘ)前記磁性体と一対の永久磁石との磁気的作用力
は、前記コイルと一対の永久磁石との磁気的作用力より
も小さく設定されていること。 (ト)前記揺動体は、前記一対の永久磁石とコイルとの
磁気的作用力によって回動すること。
【0009】上記の目的を達成するために、本発明が提
供する第5の手段は下記に示す要件を備えて構成した。
すなわち、 (イ)揺動軸を有し、当該揺動軸には揺動体が回動自在
に設けられていること。 (ロ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
が併設されていること。 (ハ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
いること。 (ニ)前記一対の永久磁石と磁気的に作用する位置にコ
イルが固定されていること。 (ホ)楽音信号を発生する楽音信号発生手段を有するこ
と。 (ヘ)前記楽音信号に応じて励磁信号を前記コイルへ供
給する励磁信号供給手段を有すること。 (ト)前記揺動体は、前記一対の永久磁石と前記励磁さ
れたコイルとの磁気的作用力によって回動すること。
【0010】上記の目的を達成するために、本発明が提
供する第6の手段は下記に示す要件を備えて構成した。
すなわち、 (イ)揺動軸を有し、当該揺動軸には揺動体が回動自在
に設けられていること。 (ロ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
が併設されていること。 (ハ)前記一対の永久磁石と磁気的に作用する位置に磁
性体が設けられ、当該磁性体と一対の永久磁石との磁気
的作用力によって前記揺動体を強制的に初期位置へ回動
させること。 (ニ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
いること。 (ホ)前記一対の永久磁石と磁気的に作用する位置にコ
イルが固定されていること。 (ヘ)楽音信号を発生する楽音信号発生手段を有するこ
と。 (ト)前記楽音信号に応じて励磁信号を前記コイルへ供
給する励磁信号供給手段を有すること。 (チ)前記磁性体と一対の永久磁石との磁気的作用力
は、前記励磁されたコイルと一対の永久磁石との磁気的
作用力よりも小さく設定されていること。 (リ)前記揺動体は、前記一対の永久磁石と前記励磁さ
れたコイルとの磁気的作用力によって回動すること。
【0011】上記の目的を達成するために、本発明が提
供する第7の手段は下記に示す要件を備えて構成した。
すなわち、 (イ)ベース体と、人形体とを有すること。 (ロ)前記人形体には、揺動軸が設けられていること。 (ハ)前記揺動軸には、揺動体が回動自在に設けられて
いること。 (ニ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
が併設されていること。 (ホ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
いること。 (ヘ)前記一対の永久磁石と磁気的に作用する位置にコ
イルが固定されていること。 (ト)前記揺動体は、前記一対の永久磁石とコイルとの
磁気的作用力によって回動すること。 (チ)前記人形体の腕部が前記揺動体へ着脱自在に装着
され、当該揺動体と連動して揺動すること。 (リ)前記腕部には、叩打部が設けられていること。 (ヌ)前記叩打部によって叩打される位置に発音体が設
けられていること。
【0012】上記の目的を達成するために、本発明が提
供する第8の手段は下記に示す要件を備えて構成した。
すなわち、 (イ)ベース体と、人形体とを有すること。 (ロ)前記人形体には、揺動軸が設けられていること。 (ハ)前記揺動軸には、揺動体が回動自在に設けられて
いること。 (ニ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
が併設されていること。 (ホ)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
作用する位置に磁性体が設けられ、当該磁性体と一対の
永久磁石との磁気的作用力によって前記揺動体を強制的
に初期位置へ回動させること。 (ヘ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
いること。 (ト)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
作用する位置にコイルが固定されていること。 (チ)前記磁性体と一対の永久磁石との磁気的作用力
は、前記コイルと一対の永久磁石との磁気的作用力より
も小さく設定されていること。 (リ)前記揺動体は、前記一対の永久磁石とコイルとの
磁気的作用力によって回動すること。 (ヌ)前記人形体の腕部が前記揺動体へ着脱自在に装着
され、当該揺動体と連動して揺動すること。 (ル)前記腕部には、叩打部が設けられていること。 (ヲ)前記叩打部によって叩打される位置に発音体が設
けられていること。
【0013】上記の目的を達成するために、本発明が提
供する第9の手段は下記に示す要件を備えて構成した。
すなわち、 (イ)ベース体と、人形体とを有すること。 (ロ)前記人形体には、揺動軸が設けられていること。 (ハ)前記揺動軸には、揺動体が回動自在に設けられて
いること。 (ニ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
が併設されていること。 (ホ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
いること。 (ヘ)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
作用する位置にコイルが固定されていること。 (ト)前記人形体は、楽音信号を発生する楽音信号発生
手段を有すること。 (チ)前記人形体は、前記楽音信号に応じて励磁信号を
前記コイルへ供給する励磁信号供給手段を有すること。 (リ)前記揺動体は、前記一対の永久磁石と前記励磁さ
れたコイルとの磁気的作用力によって回動すること。 (ヌ)前記人形体の腕部が前記揺動体へ着脱自在に装着
され、当該揺動体と連動して揺動すること。 (ル)前記腕部には、叩打部が設けられていること。 (ヲ)前記叩打部によって叩打される位置に発音体が設
けられていること。
【0014】上記の目的を達成するために、本発明が提
供する第10の手段は下記に示す要件を備えて構成し
た。すなわち、 (イ)人形体を有すること。 (ロ)前記人形体には、揺動軸が設けられていること。 (ハ)前記揺動軸には、揺動体が回動自在に設けられて
いること。 (ニ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
が併設されていること。 (ホ)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
作用する位置に磁性体が設けられ、当該磁性体と一対の
永久磁石との磁気的作用力によって前記揺動体を強制的
に初期位置へ回動させること。 (ヘ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
いること。 (ト)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
作用する位置にコイルが固定されていること。 (チ)前記人形体は、楽音信号を発生する楽音信号発生
手段を有すること。 (リ)前記人形体は、前記楽音信号に応じて励磁信号を
前記コイルへ供給する励磁信号供給手段を有すること。 (ヌ)前記磁性体と一対の永久磁石との磁気的作用力
は、前記励磁されたコイルと一対の永久磁石との磁気的
作用力よりも小さく設定されていること。 (ル)前記揺動体は、前記一対の永久磁石と前記励磁さ
れたコイルとの磁気的作用力によって回動すること。 (ヲ)前記人形体の腕部が前記揺動体へ着脱自在に装着
され、当該揺動体と連動して揺動すること。 (ワ)前記腕部には、叩打部が設けられていること。
【0015】上記の目的を達成するために、本発明が提
供する第11の手段は下記に示す要件を備えて構成し
た。すなわち、 (イ)ベース体と、当該ベース体へ着脱自在に接続され
る人形体とを有すること。 (ロ)前記人形体には、揺動軸が設けられていること。 (ハ)前記揺動軸には、揺動体が回動自在に設けられて
いること。 (ニ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
が併設されていること。 (ホ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
いること。 (ヘ)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
作用する位置にコイルが固定されていること。 (ト)前記ベース体は、楽音信号を発生する楽音信号発
生手段を有すること。 (チ)前記ベース体は、前記楽音信号に応じて励磁信号
を前記コイルへ供給する励磁信号供給手段を有するこ
と。 (リ)前記揺動体は、前記一対の永久磁石と前記励磁さ
れたコイルとの磁気的作用力によって回動すること。 (ヌ)前記人形体の腕部が前記揺動体へ着脱自在に装着
され、当該揺動体と連動して揺動すること。 (ル)前記腕部には、叩打部が設けられていること。 (ヲ)前記叩打部によって叩打される位置に発音体が設
けられていること。
【0016】上記の目的を達成するために、本発明が提
供する第12の手段は下記に示す要件を備えて構成し
た。すなわち、 (イ)ベース体と、当該ベース体へ着脱自在に接続され
る人形体とを有すること。 (ロ)前記人形体には、揺動軸が設けられていること。 (ハ)前記揺動軸には、揺動体が回動自在に設けられて
いること。 (ニ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
が併設されていること。 (ホ)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
作用する位置に磁性体が設けられ、当該磁性体と一対の
永久磁石との磁気的作用力によって前記揺動体を強制的
に初期位置へ回動させること。 (ヘ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
いること。 (ト)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
作用する位置にコイルが固定されていること。 (チ)前記ベース体は、楽音信号を発生する楽音信号発
生手段を有すること。 (リ)前記ベース体は、前記楽音信号に応じて励磁信号
を前記コイルへ供給する励磁信号供給手段を有するこ
と。 (ヌ)前記磁性体と一対の永久磁石との磁気的作用力
は、前記励磁されたコイルと一対の永久磁石との磁気的
作用力よりも小さく設定されていること。 (ル)前記揺動体は、前記一対の永久磁石と前記励磁さ
れたコイルとの磁気的作用力によって回動すること。 (ヲ)前記人形体の腕部が前記揺動体へ着脱自在に装着
され、当該揺動体と連動して揺動すること。 (ワ)前記腕部には、叩打部が設けられていること。 (カ)前記叩打部によって叩打される位置に発音体が設
けられていること。
【0017】上記の目的を達成するために、本発明が提
供する第13の手段は下記に示す要件を備えて構成し
た。すなわち、 (イ)ベース体と、当該ベース体へ着脱自在に接続され
る人形体とを有すること。 (ロ)前記人形体には、揺動軸が設けられていること。 (ハ)前記揺動軸には、揺動体が回動自在に設けられて
いること。 (ニ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
が併設されていること。 (ホ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
いること。 (ヘ)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
作用する位置にコイルが固定されていること。 (ト)前記ベース体は、楽音信号を発生する楽音信号発
生手段を有すること。 (チ)前記ベース体は、前記楽音信号に応じて励磁信号
を前記コイルへ供給する励磁信号供給手段を有するこ
と。 (リ)前記揺動体は、前記一対の永久磁石と前記励磁さ
れたコイルとの磁気的作用力によって回動すること。 (ヌ)前記人形体の腕部が前記揺動体へ着脱自在に装着
され、当該揺動体と連動して揺動すること。 (ル)前記腕部には、叩打部が設けられていること。 (ヲ)前記叩打部によって叩打される位置に前記ベース
体が設けられていること。
【0018】上記の目的を達成するために、本発明が提
供する第14の手段は下記に示す要件を備えて構成し
た。すなわち、 (イ)ベース体と、当該ベース体へ着脱自在に接続され
る人形体とを有すること。 (ロ)前記人形体には、揺動軸が設けられていること。 (ハ)前記揺動軸には、揺動体が回動自在に設けられて
いること。 (ニ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
が併設されていること。 (ホ)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
作用する位置に磁性体が設けられ、当該磁性体と一対の
永久磁石との磁気的作用力によって前記揺動体を強制的
に初期位置へ回動させること。 (ヘ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
いること。 (ト)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
作用する位置にコイルが固定されていること。 (チ)前記ベース体は、楽音信号を発生する楽音信号発
生手段を有すること。 (リ)前記ベース体は、前記楽音信号に応じて励磁信号
を前記コイルへ供給する励磁信号供給手段を有するこ
と。 (ヌ)前記磁性体と一対の永久磁石との磁気的作用力
は、前記励磁されたコイルと一対の永久磁石との磁気的
作用力よりも小さく設定されていること。 (ル)前記揺動体は、前記一対の永久磁石と前記励磁さ
れたコイルとの磁気的作用力によって回動すること。 (ヲ)前記人形体の腕部が前記揺動体へ着脱自在に装着
され、当該揺動体と連動して揺動すること。 (ワ)前記腕部には、叩打部が設けられていること。 (カ)前記叩打部によって叩打される位置に前記ベース
体が設けられていること。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に係る第1の手段は、揺動
軸を有し当該揺動軸には揺動体が回動自在に設けられ、
当該揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石が併設
されている。一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられ
ると共に、一対の永久磁石と磁気的に作用する位置にコ
イルが固定されているので、一対の永久磁石とコイルと
の磁気的作用力によって揺動体が回動する。このよう
に、機械的な駆動伝達機構部を用いることなく、コイル
と永久磁石との磁気的作用力によって可動部を回動させ
ることにより、レスポンスが早く、可動部の動作を正
確、且つ繊細にコントロールすることのできる駆動ユニ
ットを実現することができる。また、コイル部分を固定
し永久磁石側を動作させることにより、コイル線材の疲
労を確実に防止することができる。また、駆動ユニット
の簡略化と小形化とを達成することができるので、製造
工程の簡略化とあいまって、量産効果及びコストの低減
を図りつつ、長期間安定して動作することのできる駆動
ユニットを実現することができる。
【0020】本発明に係る第2の手段は、揺動軸を有し
当該揺動軸には揺動体が回動自在に設けられ、当該揺動
体の側面から見て左右に一対の永久磁石が併設されてい
る。一対の永久磁石の間にはヨークが設けられると共
に、一対の永久磁石と磁気的に作用する位置にコイルが
固定されているので、一対の永久磁石とコイルとの磁気
的作用力によって揺動体が回動する。このように、機械
的な駆動伝達機構部を用いることなく、コイルと永久磁
石との磁気的作用力によって可動部を回動させることに
より、レスポンスが早く、可動部の動作を正確、且つ繊
細にコントロールすることのできる駆動ユニットを実現
することができる。また、コイル部分を固定し永久磁石
側を動作させることにより、コイル線材の疲労を確実に
防止することができる。また、駆動ユニットの簡略化と
小形化とを達成することができるので、製造工程の簡略
化とあいまって、量産効果及びコストの低減を図りつ
つ、長期間安定して動作することのできる駆動ユニット
を実現することができる。
【0021】本発明に係る第3の手段は、揺動軸を有し
当該揺動軸には揺動体が回動自在に設けられ、当該揺動
体の側面から見て左右に一対の永久磁石が併設されてい
る。一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられると共
に、一対の永久磁石と磁気的に作用する位置にコイルが
固定されているので、一対の永久磁石とコイルとの磁気
的作用力によって揺動体が回動する。このように、機械
的な駆動伝達機構部を用いることなく、コイルと永久磁
石との磁気的作用力によって可動部を回動させることに
より、レスポンスが早く、可動部の動作を正確、且つ繊
細にコントロールすることのできる駆動ユニットを実現
することができる。また、コイル部分を固定し永久磁石
側を動作させることにより、コイル線材の疲労を確実に
防止することができる。また、駆動ユニットの簡略化と
小形化とを達成することができるので、製造工程の簡略
化とあいまって、量産効果及びコストの低減を図りつ
つ、長期間安定して動作することのできる駆動ユニット
を実現することができる。また、ヨークが一対の永久磁
石の表面で、且つコイルとは反対側に設けられているの
で、一対の永久磁石とコイルとの磁気的作用力を大きく
することができる。
【0022】本発明に係る第4の手段は、揺動軸を有し
当該揺動軸には揺動体が回動自在に設けられ、当該揺動
体の側面から見て左右に一対の永久磁石が併設されてい
る。一対の永久磁石と磁気的に作用する位置に磁性体が
設けられ、当該磁性体と一対の永久磁石との磁気的作用
力によって揺動体を強制的に初期位置へ回動させる。一
対の永久磁石に跨ってヨークが設けられると共に、一対
の永久磁石と磁気的に作用する位置にコイルが固定され
ている。前記磁性体と一対の永久磁石との磁気的作用力
は、コイルと一対の永久磁石との磁気的作用力よりも小
さく設定されているので、一対の永久磁石とコイルとの
磁気的作用力によって揺動体を回動させる。このよう
に、機械的な駆動伝達機構部を用いることなく、コイル
と永久磁石との磁気的作用力によって可動部を回動させ
ることにより、レスポンスが早く、可動部の動作を正
確、且つ繊細にコントロールすることのできる駆動ユニ
ットを実現することができる。また、コイル部分を固定
し永久磁石側を動作させることにより、コイル線材の疲
労を確実に防止することができる。また、駆動ユニット
の簡略化と小形化とを達成することができるので、製造
工程の簡略化とあいまって、量産効果及びコストの低減
を図りつつ、長期間安定して動作することのできる駆動
ユニットを実現することができる。また、一対の永久磁
石と磁気的に作用する位置に磁性体を設けたので、揺動
体を強制的に初期位置へ回動させることができる。
【0023】本発明に係る第5の手段は、揺動軸を有し
当該揺動軸には揺動体が回動自在に設けられ、当該揺動
体の側面から見て左右に一対の永久磁石が併設されてい
る。一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられると共
に、一対の永久磁石と磁気的に作用する位置にコイルが
固定されているので、一対の永久磁石とコイルとの磁気
的作用力によって揺動体が回動する。このように、機械
的な駆動伝達機構部を用いることなく、コイルと永久磁
石との磁気的作用力によって可動部を回動させることに
より、レスポンスが早く、可動部の動作を正確、且つ繊
細にコントロールすることのできる駆動ユニットを実現
することができる。また、コイル部分を固定し永久磁石
側を動作させることにより、コイル線材の疲労を確実に
防止することができる。また、駆動ユニットの簡略化と
小形化とを達成することができるので、製造工程の簡略
化とあいまって、量産効果及びコストの低減を図りつ
つ、長期間安定して動作することのできる駆動ユニット
を実現することができる。また、楽音信号を発生する楽
音信号発生手段を有し、楽音信号に応じて励磁信号を前
記コイルへ供給するので、楽音信号に応じて演奏させる
ことができる。
【0024】本発明に係る第6の手段は、揺動軸を有し
当該揺動軸には揺動体が回動自在に設けられ、当該揺動
体の側面から見て左右に一対の永久磁石が併設されてい
る。一対の永久磁石と磁気的に作用する位置に磁性体が
設けられ、当該磁性体と一対の永久磁石との磁気的作用
力によって揺動体を強制的に初期位置へ回動させる。一
対の永久磁石に跨ってヨークが設けられると共に、一対
の永久磁石と磁気的に作用する位置にコイルが固定され
ている。前記磁性体と一対の永久磁石との磁気的作用力
は、コイルと一対の永久磁石との磁気的作用力よりも小
さく設定されているので、一対の永久磁石とコイルとの
磁気的作用力によって揺動体を回動させる。このよう
に、機械的な駆動伝達機構部を用いることなく、コイル
と永久磁石との磁気的作用力によって可動部を回動させ
ることにより、レスポンスが早く、可動部の動作を正
確、且つ繊細にコントロールすることのできる駆動ユニ
ットを実現することができる。また、コイル部分を固定
し永久磁石側を動作させることにより、コイル線材の疲
労を確実に防止することができる。また、駆動ユニット
の簡略化と小形化とを達成することができるので、製造
工程の簡略化とあいまって、量産効果及びコストの低減
を図りつつ、長期間安定して動作することのできる駆動
ユニットを実現することができる。また、一対の永久磁
石と磁気的に作用する位置に磁性体を設けたので、揺動
体を強制的に初期位置へ回動させることができる。ま
た、楽音信号を発生する楽音信号発生手段を有し、楽音
信号に応じて励磁信号を前記コイルへ供給するので、楽
音信号に応じて演奏させることができる。
【0025】本発明に係る第7の手段は、ベース体と人
形体とを有し、人形体には揺動軸が設けられ、揺動軸に
は揺動体が回動自在に設けられ、当該揺動体の側面から
見てその左右に一対の永久磁石が併設されている。一対
の永久磁石に跨ってヨークが設けられ、コイルが一対の
永久磁石と磁気的に作用する位置に固定されているの
で、揺動体が一対の永久磁石とコイルとの磁気的作用力
によって回動する。人形体の腕部が揺動体へ着脱自在に
装着され、腕部には叩打部が設けられているので、叩打
部によって発音体が叩打される。このように、機械的な
駆動伝達機構部を用いることなく、コイルと永久磁石と
の磁気的作用力によって可動部を回動させることによ
り、レスポンスが早く、可動部の動作を正確、且つ繊細
にコントロールすることのできる駆動ユニットを実現す
ることができる。また、コイル部分を固定し永久磁石側
を動作させることにより、コイル線材の疲労を確実に防
止することができる。また、駆動ユニットの簡略化と小
形化とを達成することができるので、製造工程の簡略化
とあいまって、量産効果及びコストの低減を図りつつ、
長期間安定して動作することのできる駆動ユニットを用
いた玩具体を実現することができる。
【0026】本発明に係る第8の手段は、人形体を有し
当該人形体には一対の永久磁石と磁気的に作用する位置
に磁性体が設けられているので、磁性体と一対の永久磁
石との磁気的作用力によって揺動体を強制的に初期位置
へ回動させることができる。また、機械的な駆動伝達機
構部を用いることなく、コイルと永久磁石との磁気的作
用力によって可動部を回動させることにより、レスポン
スが早く、可動部の動作を正確、且つ繊細にコントロー
ルすることのできる駆動ユニットを実現することができ
る。また、コイル部分を固定し永久磁石側を動作させる
ことにより、コイル線材の疲労を確実に防止することが
できる。また、駆動ユニットの簡略化と小形化とを達成
することができるので、製造工程の簡略化とあいまっ
て、量産効果及びコストの低減を図りつつ、長期間安定
して動作することのできる玩具体を実現することができ
る。
【0027】本発明に係る第9の手段は、ベース体と人
形体とを有し、人形体は楽音信号を発生する楽音信号発
生手段を有し、この楽音信号に応じて励磁信号をコイル
へ供給する励磁信号供給手段を有するので、楽音信号に
応じて演奏させることができる。また、機械的な駆動伝
達機構部を用いることなく、コイルと永久磁石との磁気
的作用力によって可動部を回動させることにより、レス
ポンスが早く、可動部の動作を正確、且つ繊細にコント
ロールすることのできる駆動ユニットを実現することが
できる。また、コイル部分を固定し永久磁石側を動作さ
せることにより、コイル線材の疲労を確実に防止するこ
とができる。また、駆動ユニットの簡略化と小形化とを
達成することができるので、製造工程の簡略化とあいま
って、量産効果及びコストの低減を図りつつ、長期間安
定して動作することのできる玩具体を実現することがで
きる。
【0028】本発明に係る第10の手段は、人形体を有
し、人形体は一対の永久磁石と磁気的に作用する位置に
磁性体を有するので、当該磁性体と一対の永久磁石との
磁気的作用力によって揺動体を強制的に初期位置へ回動
させることできる。また、人形体は楽音信号を発生する
楽音信号発生手段を有し、この楽音信号に応じて励磁信
号をコイルへ供給する励磁信号供給手段を有するので、
楽音信号に応じて演奏動作を行わせることができる。ま
た、機械的な駆動伝達機構部を用いることなく、コイル
と永久磁石との磁気的作用力によって可動部を回動させ
ることにより、レスポンスが早く、可動部の動作を正
確、且つ繊細にコントロールすることのできる駆動ユニ
ットを実現することができる。また、コイル部分を固定
し永久磁石側を動作させることにより、コイル線材の疲
労を確実に防止することができる。また、駆動ユニット
の簡略化と小形化とを達成することができるので、製造
工程の簡略化とあいまって、量産効果及びコストの低減
を図りつつ、長期間安定して動作することのできる玩具
体を実現することができる。
【0029】本発明に係る第11の手段は、ベース体と
当該ベース体へ着脱自在に接続される人形体とを有し、
ベース体に楽音信号を発生する楽音信号発生手段と、楽
音信号に応じて励磁信号を前記コイルへ供給する励磁信
号供給手段を設けたので、人形体を更に簡略化すること
ができる。また、機械的な駆動伝達機構部を用いること
なく、コイルと永久磁石との磁気的作用力によって可動
部を回動させることにより、レスポンスが早く、可動部
の動作を正確、且つ繊細にコントロールすることのでき
る駆動ユニットを実現することができる。また、コイル
部分を固定し永久磁石側を動作させることにより、コイ
ル線材の疲労を確実に防止することができる。また、駆
動ユニットの簡略化と小形化とを達成することができる
ので、製造工程の簡略化とあいまって、量産効果及びコ
ストの低減を図りつつ、長期間安定して動作することの
できる玩具体を実現することができる。
【0030】本発明に係る第12の手段は、ベース体と
当該ベース体へ着脱自在に接続される人形体とを有し、
ベース体に楽音信号を発生する楽音信号発生手段と、楽
音信号に応じて励磁信号を前記コイルへ供給する励磁信
号供給手段を設けたので、人形体を更に簡略化すること
ができる。また、機械的な駆動伝達機構部を用いること
なく、コイルと永久磁石との磁気的作用力によって可動
部を回動させることにより、レスポンスが早く、可動部
の動作を正確、且つ繊細にコントロールすることのでき
る駆動ユニットを実現することができる。また、コイル
部分を固定し永久磁石側を動作させることにより、コイ
ル線材の疲労を確実に防止することができる。また、駆
動ユニットの簡略化と小形化とを達成することができる
ので、製造工程の簡略化とあいまって、量産効果及びコ
ストの低減を図りつつ、長期間安定して動作することの
できる玩具体を実現することができる。また、人形体は
一対の永久磁石と磁気的に作用する位置に磁性体を有す
るので、磁性体と一対の永久磁石との磁気的作用力によ
って揺動体を強制的に初期位置へ回動させることができ
る。
【0031】本発明に係る第13の手段は、ベース体と
当該ベース体へ着脱自在に接続される人形体とを有し、
ベース体に楽音信号を発生する楽音信号発生手段と、楽
音信号に応じて励磁信号を前記コイルへ供給する励磁信
号供給手段を設けたので、人形体を更に簡略化すること
ができる。また、機械的な駆動伝達機構部を用いること
なく、コイルと永久磁石との磁気的作用力によって可動
部を回動させることにより、レスポンスが早く、可動部
の動作を正確、且つ繊細にコントロールすることのでき
る駆動ユニットを実現することができる。また、コイル
部分を固定し永久磁石側を動作させることにより、コイ
ル線材の疲労を確実に防止することができる。また、駆
動ユニットの簡略化と小形化とを達成することができる
ので、製造工程の簡略化とあいまって、量産効果及びコ
ストの低減を図りつつ、長期間安定して動作することの
できる玩具体を実現することができる。して揺動するこ
と。また、叩打部によって叩打される位置にベース体が
設けられているので、発音体を省略することができ、コ
ストの低減を図ることができる。
【0032】本発明に係る第14の手段は、ベース体と
当該ベース体へ着脱自在に接続される人形体とを有し、
ベース体に楽音信号を発生する楽音信号発生手段と、楽
音信号に応じて励磁信号を前記コイルへ供給する励磁信
号供給手段を設けたので、人形体を更に簡略化すること
ができる。また、機械的な駆動伝達機構部を用いること
なく、コイルと永久磁石との磁気的作用力によって可動
部を回動させることにより、レスポンスが早く、可動部
の動作を正確、且つ繊細にコントロールすることのでき
る駆動ユニットを実現することができる。また、コイル
部分を固定し永久磁石側を動作させることにより、コイ
ル線材の疲労を確実に防止することができる。また、駆
動ユニットの簡略化と小形化とを達成することができる
ので、製造工程の簡略化とあいまって、量産効果及びコ
ストの低減を図りつつ、長期間安定して動作することの
できる玩具体を実現することができる。また、人形体は
一対の永久磁石と磁気的に作用する位置に磁性体を有す
るので、磁性体と一対の永久磁石との磁気的作用力によ
って揺動体を強制的に初期位置へ回動させることができ
る。また、叩打部によって叩打される位置にベース体が
設けられているので、発音体を省略することができ、コ
ストの低減を図ることができる。
【0033】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例を図面に基づい
て説明する。図1は本発明に係る駆動ユニットの要部を
示した分解斜視図、図2は本発明に係る駆動ユニットを
用いた玩具体の外観図、図3は本発明に係る人形体の前
面斜視図、図4は本発明に係る人形体の背面斜視図であ
る。まず、構成を説明すると、本発明に係る玩具体1は
回路部を有するベース体3と、当該ベース体3へ着脱自
在に接続される人形体5とを有する。駆動ユニットを有
する人形体5の胴体部は合成樹脂等の適宜の部材から形
成され、胴体部の上部には頭部7が着脱自在に又は固定
的に装着されている。また、ベース体3には太鼓や切り
株、骨等の適宜の形態を有する発音体9が設けられる。
発音体9の近傍には人形体5を装着するための装着部2
と、オンオフ用のスイッチ4が設けられている。そし
て、ベース体3の前面には現在時刻やアラーム時刻を表
示する表示部6と操作部8が設けられている。操作部8
は複数のスイッチ8a,8b,8cから成り、現在時刻
表示モード、アラーム設定モード、タイマー設定モード
等を設定することができる。人形体5には腕部10a,
10bが着脱自在に装着され、それぞれの腕部10a,
10bの先端には叩打部12a,12bが設けられてい
る。この叩打部12a,12bによって前述の発音体9
が叩打される。また、人形体5の下部には装着部11が
形成され、当該装着部11にはコネクター13a、13
b,13c,13dが設けられており、人形体5をベー
ス体3へ装着したときに当該コネクター13a、13
b,13c,13dを介してベース体3の回路部と人形
体5の駆動ユニットが電気的に接続される。
【0034】次に、人形体5内の構成を説明する。人形
体5のほぼ中央部には仕切板14が設けられている。こ
の仕切板14には当該仕切板14の両面に突出したボス
部15,16,17,18,19が設けられている。ボ
ス部15には貫通孔が設けられており、この貫通孔には
揺動軸20が挿入されている。仕切板14の一方の面に
突出したボス部16,17,18,19には軸16a,
17a,18a,…が植設されている。これと対向する
位置、すなわち、仕切板14の他方の面に突出したボス
部16,17,18,19には穴16b,17b,18
b,19bが設けられている。仕切板14を貫通して設
けられた揺動軸20には一対の揺動体21,31が設け
られている。即ち、図1に示す仕切板14の左側には揺
動体21が設けられ、仕切板14の右側には揺動体31
が設けられている。揺動体21は取付部22と枠部23
とで一体に形成されている。取付部22の左側面にはボ
ス部22aが設けられ、このボス部22aを貫通する貫
通孔22bが設けられている。この貫通孔22bには前
述の揺動軸20が挿入される。また、ボス部22aの外
周部には腕部10a側の嵌着受部10cと嵌着する嵌着
突起が設けられている。これにより、人形体5の腕部1
0aが揺動体21へ着脱自在に装着され、当該揺動体2
1と連動して揺動する。そして、枠部23には窓を開口
した凹部24,25が設けられ、当該凹部24,25に
は一対の永久磁石26,27が取り付けられている。こ
の一対の永久磁石26,27は揺動体21が回動する方
向に設けられている。すなわち、一対の永久磁石26,
27は揺動体21が回動する面上で、且つ揺動軸20の
左右に併設されている。また、一対の永久磁石26,2
7の右側面を覆うように、すなわち一対の永久磁石2
6,27に跨ってヨーク28が設けられている。このヨ
ーク28は軟鉄、炭素鋼等の適宜の磁性体から形成さ
れ、永久磁石26と27との間の磁路を形成するもので
ある。このようにヨーク28が永久磁石26と27との
間に介在することにより、一対の永久磁石26,27と
コイル46との磁気的作用力を大きくすることができ
る。同様に、揺動体31は取付部32と枠部33とで一
体に形成されている。取付部32の右側面にはボス部3
2aが設けられ、このボス部32aを貫通する貫通孔3
2bが設けられている。前述の揺動軸20が貫通孔32
bへ挿入される。また、ボス部32aの外周部には腕部
10b側の嵌着受部(図示せず)と嵌着する嵌着突起3
2cが設けられている。これにより、人形体5の腕部1
0bが揺動体31へ着脱自在に装着され、当該揺動体3
1と連動して揺動する。そして、枠部33には窓を開口
した凹部が設けられ、当該凹部には一対の永久磁石3
6,37が取り付けられている。この一対の永久磁石3
6,37は揺動体31が回動する方向に配置されてい
る。すなわち、一対の永久磁石36,37は揺動体31
が回動する面上で、且つ揺動軸20の左右に併設されて
いる。また、一対の永久磁石36,37に跨ってヨーク
38(図6参照)が設けられている。このヨーク38は
軟鉄、炭素鋼等の適宜の磁性体から形成され、永久磁石
36と37との間の磁路を形成するものである。このよ
うにヨーク38が永久磁石36と37との間に介在する
ことにより、一対の永久磁石36,37とコイル56
(図6参照)との磁気的作用力が大きくなる。尚、図1
0に示すようにヨーク101は永久磁石26と27との
隙間に設けてもよく、同様に、ヨーク103は永久磁石
36と37との隙間に設けてもよい。また、枠部23及
び枠部33自体を軟鉄、炭素鋼等の適宜の磁性体で形成
してもよい。
【0035】揺動体21と対応する位置には固定板41
が設けられ、揺動体31と対応する位置には固定板51
が設けられる。固定板41の右側面には複数のボス部4
2,43,44,45が設けられている。これらのボス
部42,43,44,45には穴42a,43a,44
a,45aが設けられている。この穴42a,43a,
44a,45aには前述の軸16a,17a,18a,
…が挿入され、これにより固定板41は仕切板14へ固
定される。また、固定板41のほぼ中央部にはコイル4
6が設けられている。更にコイル46上で永久磁石27
と対向する位置には磁性体である永久磁石47(図6参
照)が設けられている。コイル46及び永久磁石47は
一対の永久磁石26,27と磁気的に作用する位置に設
けられている。この永久磁石47は一対の永久磁石2
6,27との磁気的作用力によって揺動体21を強制的
に初期位置へ回動させるものである。ここで、磁性体で
ある永久磁石47と一対の永久磁石26,27との磁気
的作用力は、励磁されたコイル46と一対の永久磁石2
6,27との磁気的作用力よりも小さく設定されている
ので、揺動体21は一対の永久磁石26,27と前記励
磁されたコイル46との磁気的作用力によって初期位置
から叩打位置へ回動することになる。また、固定板51
の左側面には複数のボス部52,53,54,…が設け
られている。これらのボス部52,53,54,…には
軸52a,53a,54a,…が植設されている。この
軸52a,53a,54a,…は前述の穴16b,17
b,18b,…が挿入され、これにより固定板51は仕
切板14へ固定される。また、固定板51のほぼ中央部
にはコイル56が設けられている。更にコイル56上で
永久磁石37と対向する位置には磁性体である永久磁石
57が設けられている。コイル56及び永久磁石57は
一対の永久磁石36,37と磁気的に作用する位置に設
けられている。この永久磁石57は一対の永久磁石3
6,37との磁気的作用力によって揺動体31を強制的
に初期位置へ回動させるものである。ここで、磁性体で
ある永久磁石57と一対の永久磁石36,37との磁気
的作用力は、励磁されたコイル56と一対の永久磁石3
6,37との磁気的作用力よりも小さく設定されている
ので、揺動体31は一対の永久磁石36,37と前記励
磁されたコイル56との磁気的作用力によって初期位置
から叩打位置へ回動することになる。
【0036】次に図5を参照してベース体3内に設けら
れる回路部とその周辺部の回路構成を説明する。コント
ロール装置61は1個の集積回路から形成されている。
このコントロール装置61は制御回路62と、リズム発
生回路63と、駆動回路64と、計時回路65とから構
成されている。制御回路62はマイクロコンピュータ
(CPU)等の演算処理装置と、ROM,RAM等のメ
モリを有し、種々の演算処理を実行する。リズム発生回
路63は楽音信号を発生する楽音信号発生手段であり、
楽音信号を記憶した記憶部と当該記憶部から楽音信号を
読み出す読み出し部とを有する。また、前記制御回路6
2はリズム発生回路63を制御すると共に、リズム発生
回路63からの信号に基づいてリズム駆動信号を生成す
る。駆動回路64は制御回路62と接続されると共に、
一対のコイル46,56と接続されている。前記制御回
路62と駆動回路64とで励磁信号供給手段を構成し、
前述の楽音信号に応じて励磁信号をコイル46,56へ
供給する。すなわち、駆動回路64は制御回路62から
の信号に応じて図7に示すようなパルスで成る励磁信号
をコイル46,56へ供給する。計時回路65はクロッ
クパルスや現在時刻情報を制御回路62へ出力すると共
に、現在時刻からの経過時間などの計時情報を制御回路
62へ出力する。表示部6は制御回路62と接続され、
制御回路62からの信号に応じて現在時刻、アラーム時
刻などを表示する。また、制御回路62にはスイッチ4
及び操作部8が接続されている。操作部8は複数のスイ
ッチ8a,8b,8cを有し、これらのスイッチ8a,
8b,8cを適宜操作することにより、現在時刻、アラ
ーム時刻などを設定することができる。
【0037】また、本発明に係る駆動ユニットを用いた
玩具体1は、「アラーム演奏機能」、「時報演奏機能」
及び「デモ演奏機能」を有し、上記操作部8又はスイッ
チ4を操作することにより適宜設定することができる。
このような種々の演奏機能が設定されると制御回路62
がこれに対応した演奏制御処理を実行する。例えば、
「アラーム演奏機能」が設定されると、アラーム時刻に
達したときに演奏動作を開始させる。また、「時報演奏
機能」が設定されると、1時間に1回だけ毎時ちょうど
に演奏を開始させる。そして、「デモ演奏機能」ではス
イッチ4を操作することにより、任意の時刻に演奏を開
始させることができる。
【0038】尚、前述の実施例ではコントロール装置6
1をベース体3内に設けて構成したが、本発明はこれに
限定されることなく、コントロール装置61は人形体5
の内部、例えば仕切板14や装着部11内などの適宜の
位置に設けることができる。このような人形体のみを販
売することにより、更にコストを低減することができ
る。この場合、人形体の叩打部で机や金物等の適宜の発
音体を叩打して遊ぶことができる。また、図2に示す実
施例では叩打部12a,12bによって叩打される1個
の発音体9を設けて構成したが、叩打部12aによって
叩打される発音体と、叩打部12bによって叩打される
発音体とを別個に設けて構成してもよい。また、前述の
ような専用の発音体を廃止してベース体3の上面を叩打
部12a,12bによって叩打するように構成してもよ
い。このように専用の発音体を省略すると更にコストを
低減することができる。また、前述の実施例では一対の
永久磁石26,27と磁気的に作用する位置に磁性体で
ある永久磁石47を設けると共に、一対の永久磁石3
6,37と磁気的に作用する位置に磁性体である永久磁
石57を設けて構成したが、一対の永久磁石との磁気的
作用力によって揺動体21,31を強制的に初期位置へ
回動させるための磁性体としてリベット等の適宜の磁性
体を用いて構成してもよい。すなわち、一対の永久磁石
26,27と磁気的に作用する位置に磁性体であるリベ
ットを設けると共に、一対の永久磁石36,37と磁気
的に作用する位置に磁性体であるリベットを設けて構成
してもよい。
【0039】次に、図6乃至図8を参照して本発明に係
る実施例の作用を説明する。まず、コイル46,56へ
励磁信号が供給されない初期の静止状態を説明する。例
えば、永久磁石26はヨーク28と対応する側が磁極S
に設定され、コイル46と対応する側が磁極Nに設定さ
れ、永久磁石27はヨーク28と対応する側が磁極Nに
設定され、コイル46と対応する側が磁極Sに設定され
ており、永久磁石47はコイル46と対応する側が磁極
Nに設定され、反対側が磁極Sに設定されている。同様
に、永久磁石36はヨーク38と対応する側が磁極Sに
設定され、コイル56と対応する側が磁極Nに設定さ
れ、永久磁石37はヨーク38と対応する側が磁極Nに
設定され、コイル56と対応する側が磁極Sに設定され
ており、永久磁石57はコイル56と対応する側が磁極
Nに設定され、反対側が磁極Sに設定されている。上記
のような設定条件下では、一対の永久磁石26,27と
永久磁石47との磁気的作用力によって腕部10aが上
方へ振り上げられるように回動すると共に、一対の永久
磁石36,37と永久磁石57との磁気的作用力によっ
て腕部10bが上方へ振り上げられるように回動する。
これにより、双方の腕部10a,10bの先端に設けら
れた叩打部12a,12bが初期位置である発音体9の
上方に位置して静止する。
【0040】次に、演奏動作について説明する。制御回
路62は計時回路65からの所定周期のクロックパルス
を入力すると共に、リズム発生回路63からの楽音信号
を入力しており、この楽音信号に応じてクロックパルス
の出力タイミングを制御することにより励磁信号を生成
する。この励磁信号は駆動回路64を介して該当するコ
イル46,56へ供給される。例えば、励磁信号として
図7に示すようなパルス信号がコイル46へ供給され
る。時刻t1において、正のパルスがコイル46へ出力
されると、コイル46の端部では、コイル46に流れる
電流の向きに応じて磁極が発生する。ここでは、例え
ば、図6に示すようにコイル46の右端部、すなわち、
永久磁石26,27と対向する側に磁極Sが生じたとす
ると、コイル46の磁極Sと永久磁石26の磁極Nとが
吸引すると共に、コイル46の磁極Sと永久磁石27の
磁極Sとが反発する。この結果、揺動体21が回動して
腕部10aを下方へ振る下げるように揺動させ、叩打部
12aが発音体9を叩打する。
【0041】次に時刻t2において、パルス信号がLレ
ベルに立ち下がると、コイル46に流れる電流が停止す
るので、コイル46の磁極が消滅する。この結果、コイ
ル46へ励磁信号が供給されない初期状態と同一状態と
なり、腕部10aが上方へ振り上げられる。以下同様
に、前述の動作を繰り返して行う。従って、パルス信号
がLレベルからHレベルに立ち上がるごとに該当する叩
打部が発音体を叩打して音を発生する。上記に示した演
奏動作は、励磁信号がコイル56へ供給された場合も同
様であり、各腕部10a,10bは独立に動作し、一対
の腕部10a,10bが揺動することによって演奏動作
を行う。
【0042】もちろん、コントロール装置61から供給
されるパルス信号のパルス幅や出力タイミングを調整す
ることにより、適宜の微妙なリズム音を発生させること
ができる。更に、コイル46,56へ供給するパルス信
号を適宜のリズム音に応じて生成することにより、確
実、且つ、容易に任意の微妙なリズム音を発生させるこ
とができ、面白さを加味させることができる。
【0043】次に、図8を参照して本発明に係る他の実
施例を説明する。本実施例に示す玩具体70は、複数の
人形体71,73,75,77,79を用いてメロディ
ーを演奏できるようにしたことを特徴とする。ベース体
81には複数の人形体71,73,75,77,79が
着脱自在に装着されると共に、ベース体81の中央部に
は音階の異なる10個の発音体83a,83b,83
c,…83jが配置されている。各人形体71,73,
75,77,79にはそれぞれ2個の発音体が割り当て
られている。また、ベース体81の前面には表示部85
と、複数のスイッチ87a,87b,87c,89が設
けられている。ベース体81内には、楽音信号としてメ
ロディー信号を発生する楽音信号発生手段を有すると共
に、前記メロディー信号に応じて励磁信号を該当する人
形体のコイルへ供給する励磁信号供給手段を有する。上
記メロディー信号に応じて該当する人形体の腕部が揺動
し、その叩打部が対応する発音体を順次叩打することに
よりメロディーを演奏することができる。
【0044】次に、図9を参照して本発明に係るその他
の実施例を説明する。本実施例に示す玩具体91は、ベ
ース体93へ人形体95を固定したことを特徴とする。
ベース体93には叩打部97aによって叩打される発音
体99aを設けると共に、叩打部97bによって叩打さ
れる発音体99bを設けている。このようにベース体9
3へ人形体95を固定することにより、ベース体93と
人形体95との間のコネクターを省略することができる
ので、更にコストの低減を図ることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明に係る第
1の手段によれば、揺動軸を有し当該揺動軸には揺動体
が回動自在に設けられ、当該揺動体の側面から見て左右
に一対の永久磁石が併設されている。一対の永久磁石に
跨ってヨークが設けられると共に、一対の永久磁石と磁
気的に作用する位置にコイルが固定されているので、一
対の永久磁石とコイルとの磁気的作用力によって揺動体
が回動する。このように、機械的な駆動伝達機構部を用
いることなく、コイルと永久磁石との磁気的作用力によ
って可動部を回動させることにより、レスポンスが早
く、可動部の動作を正確、且つ繊細にコントロールする
ことのできる駆動ユニットを実現することができる。ま
た、コイル部分を固定し永久磁石側を動作させることに
より、コイル線材の疲労を確実に防止することができる
という効果を有する。また、駆動ユニットの簡略化と小
形化とを達成することができるので、製造工程の簡略化
とあいまって、量産効果及びコストの低減を図りつつ、
長期間安定して動作することのできる駆動ユニットを実
現することができるという効果を有する。
【0046】また、本発明に係る第2の手段によれば、
揺動軸を有し当該揺動軸には揺動体が回動自在に設けら
れ、当該揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石が
併設されている。一対の永久磁石の間にはヨークが設け
られると共に、一対の永久磁石と磁気的に作用する位置
にコイルが固定されているので、一対の永久磁石とコイ
ルとの磁気的作用力によって揺動体が回動する。このよ
うに、機械的な駆動伝達機構部を用いることなく、コイ
ルと永久磁石との磁気的作用力によって可動部を回動さ
せることにより、レスポンスが早く、可動部の動作を正
確、且つ繊細にコントロールすることのできる駆動ユニ
ットを実現することができる。また、コイル部分を固定
し永久磁石側を動作させることにより、コイル線材の疲
労を確実に防止することができるという効果を有する。
また、駆動ユニットの簡略化と小形化とを達成すること
ができるので、製造工程の簡略化とあいまって、量産効
果及びコストの低減を図りつつ、長期間安定して動作す
ることのできる駆動ユニットを実現することができると
いう効果を有する。
【0047】また、本発明に係る第3の手段によれば、
揺動軸を有し当該揺動軸には揺動体が回動自在に設けら
れ、当該揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石が
併設されている。一対の永久磁石に跨ってヨークが設け
られると共に、一対の永久磁石と磁気的に作用する位置
にコイルが固定されているので、一対の永久磁石とコイ
ルとの磁気的作用力によって揺動体が回動する。このよ
うに、機械的な駆動伝達機構部を用いることなく、コイ
ルと永久磁石との磁気的作用力によって可動部を回動さ
せることにより、レスポンスが早く、可動部の動作を正
確、且つ繊細にコントロールすることのできる駆動ユニ
ットを実現することができる。また、コイル部分を固定
し永久磁石側を動作させることにより、コイル線材の疲
労を確実に防止することができるという効果を有する。
また、駆動ユニットの簡略化と小形化とを達成すること
ができるので、製造工程の簡略化とあいまって、量産効
果及びコストの低減を図りつつ、長期間安定して動作す
ることのできる駆動ユニットを実現することができると
いう効果を有する。また、ヨークが一対の永久磁石の表
面で、且つコイルとは反対側に設けられているので、一
対の永久磁石とコイルとの磁気的作用力を大きくするこ
とができるという効果を有する。
【0048】また、本発明に係る第4の手段によれば、
揺動軸を有し当該揺動軸には揺動体が回動自在に設けら
れ、当該揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石が
併設されている。一対の永久磁石と磁気的に作用する位
置に磁性体が設けられ、当該磁性体と一対の永久磁石と
の磁気的作用力によって揺動体を強制的に初期位置へ回
動させる。一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられる
と共に、一対の永久磁石と磁気的に作用する位置にコイ
ルが固定されている。前記磁性体と一対の永久磁石との
磁気的作用力は、コイルと一対の永久磁石との磁気的作
用力よりも小さく設定されているので、一対の永久磁石
とコイルとの磁気的作用力によって揺動体を回動させ
る。このように、機械的な駆動伝達機構部を用いること
なく、コイルと永久磁石との磁気的作用力によって可動
部を回動させることにより、レスポンスが早く、可動部
の動作を正確、且つ繊細にコントロールすることのでき
る駆動ユニットを実現することができる。また、コイル
部分を固定し永久磁石側を動作させることにより、コイ
ル線材の疲労を確実に防止することができるという効果
を有する。また、駆動ユニットの簡略化と小形化とを達
成することができるので、製造工程の簡略化とあいまっ
て、量産効果及びコストの低減を図りつつ、長期間安定
して動作することのできる駆動ユニットを実現すること
ができるという効果を有する。また、一対の永久磁石と
磁気的に作用する位置に磁性体を設けたので、揺動体を
強制的に初期位置へ回動させることができる。
【0049】また、本発明に係る第5の手段によれば、
揺動軸を有し当該揺動軸には揺動体が回動自在に設けら
れ、当該揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石が
併設されている。一対の永久磁石に跨ってヨークが設け
られると共に、一対の永久磁石と磁気的に作用する位置
にコイルが固定されているので、一対の永久磁石とコイ
ルとの磁気的作用力によって揺動体が回動する。このよ
うに、機械的な駆動伝達機構部を用いることなく、コイ
ルと永久磁石との磁気的作用力によって可動部を回動さ
せることにより、レスポンスが早く、可動部の動作を正
確、且つ繊細にコントロールすることのできる駆動ユニ
ットを実現することができる。また、コイル部分を固定
し永久磁石側を動作させることにより、コイル線材の疲
労を確実に防止することができるという効果を有する。
また、駆動ユニットの簡略化と小形化とを達成すること
ができるので、製造工程の簡略化とあいまって、量産効
果及びコストの低減を図りつつ、長期間安定して動作す
ることのできる駆動ユニットを実現することができると
いう効果を有する。また、楽音信号を発生する楽音信号
発生手段を有し、楽音信号に応じて励磁信号を前記コイ
ルへ供給するので、楽音信号に応じて演奏させることが
できる。
【0050】また、本発明に係る第6の手段によれば、
揺動軸を有し当該揺動軸には揺動体が回動自在に設けら
れ、当該揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石が
併設されている。一対の永久磁石と磁気的に作用する位
置に磁性体が設けられ、当該磁性体と一対の永久磁石と
の磁気的作用力によって揺動体を強制的に初期位置へ回
動させる。一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられる
と共に、一対の永久磁石と磁気的に作用する位置にコイ
ルが固定されている。前記磁性体と一対の永久磁石との
磁気的作用力は、コイルと一対の永久磁石との磁気的作
用力よりも小さく設定されているので、一対の永久磁石
とコイルとの磁気的作用力によって揺動体を回動させ
る。このように、機械的な駆動伝達機構部を用いること
なく、コイルと永久磁石との磁気的作用力によって可動
部を回動させることにより、レスポンスが早く、可動部
の動作を正確、且つ繊細にコントロールすることのでき
る駆動ユニットを実現することができる。また、コイル
部分を固定し永久磁石側を動作させることにより、コイ
ル線材の疲労を確実に防止することができるという効果
を有する。また、駆動ユニットの簡略化と小形化とを達
成することができるので、製造工程の簡略化とあいまっ
て、量産効果及びコストの低減を図りつつ、長期間安定
して動作することのできる駆動ユニットを実現すること
ができるという効果を有する。また、一対の永久磁石と
磁気的に作用する位置に磁性体を設けたので、揺動体を
強制的に初期位置へ回動させることができる。また、楽
音信号を発生する楽音信号発生手段を有し、楽音信号に
応じて励磁信号を前記コイルへ供給するので、楽音信号
に応じて演奏させることができる。
【0051】また、本発明に係る第7の手段によれば、
ベース体と人形体とを有し、人形体には揺動軸が設けら
れ、揺動軸には揺動体が回動自在に設けられ、当該揺動
体の側面から見てその左右に一対の永久磁石が併設され
ている。一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられ、コ
イルが一対の永久磁石と磁気的に作用する位置に固定さ
れているので、揺動体が一対の永久磁石とコイルとの磁
気的作用力によって回動する。人形体の腕部が揺動体へ
着脱自在に装着され、腕部には叩打部が設けられている
ので、叩打部によって発音体が叩打される。このよう
に、機械的な駆動伝達機構部を用いることなく、コイル
と永久磁石との磁気的作用力によって可動部を回動させ
ることにより、レスポンスが早く、可動部の動作を正
確、且つ繊細にコントロールすることのできる駆動ユニ
ットを実現することができる。また、コイル部分を固定
し永久磁石側を動作させることにより、コイル線材の疲
労を確実に防止することができるという効果を有する。
また、駆動ユニットの簡略化と小形化とを達成すること
ができるので、製造工程の簡略化とあいまって、量産効
果及びコストの低減を図りつつ、長期間安定して動作す
ることのできる駆動ユニットを用いた玩具体を実現する
ことができるという効果を有する。
【0052】また、本発明に係る第8の手段によれば、
人形体を有し当該人形体には一対の永久磁石と磁気的に
作用する位置に磁性体が設けられているので、磁性体と
一対の永久磁石との磁気的作用力によって揺動体を強制
的に初期位置へ回動させることができる。また、機械的
な駆動伝達機構部を用いることなく、コイルと永久磁石
との磁気的作用力によって可動部を回動させることによ
り、レスポンスが早く、可動部の動作を正確、且つ繊細
にコントロールすることのできる駆動ユニットを実現す
ることができる。また、コイル部分を固定し永久磁石側
を動作させることにより、コイル線材の疲労を確実に防
止することができるという効果を有する。また、駆動ユ
ニットの簡略化と小形化とを達成することができるの
で、製造工程の簡略化とあいまって、量産効果及びコス
トの低減を図りつつ、長期間安定して動作することので
きる玩具体を実現することができるという効果を有す
る。
【0053】また、本発明に係る第9の手段によれば、
ベース体と人形体とを有し、人形体は楽音信号を発生す
る楽音信号発生手段を有し、この楽音信号に応じて励磁
信号をコイルへ供給する励磁信号供給手段を有するの
で、楽音信号に応じて演奏させることができる。また、
機械的な駆動伝達機構部を用いることなく、コイルと永
久磁石との磁気的作用力によって可動部を回動させるこ
とにより、レスポンスが早く、可動部の動作を正確、且
つ繊細にコントロールすることのできる駆動ユニットを
実現することができる。また、コイル部分を固定し永久
磁石側を動作させることにより、コイル線材の疲労を確
実に防止することができるという効果を有する。また、
駆動ユニットの簡略化と小形化とを達成することができ
るので、製造工程の簡略化とあいまって、量産効果及び
コストの低減を図りつつ、長期間安定して動作すること
のできる玩具体を実現することができるという効果を有
する。
【0054】また、本発明に係る第10の手段によれ
ば、人形体を有し、人形体は一対の永久磁石と磁気的に
作用する位置に磁性体を有するので、当該磁性体と一対
の永久磁石との磁気的作用力によって揺動体を強制的に
初期位置へ回動させることできる。また、人形体は楽音
信号を発生する楽音信号発生手段を有し、この楽音信号
に応じて励磁信号をコイルへ供給する励磁信号供給手段
を有するので、楽音信号に応じて演奏動作を行わせるこ
とができる。また、機械的な駆動伝達機構部を用いるこ
となく、コイルと永久磁石との磁気的作用力によって可
動部を回動させることにより、レスポンスが早く、可動
部の動作を正確、且つ繊細にコントロールすることので
きる駆動ユニットを実現することができる。また、コイ
ル部分を固定し永久磁石側を動作させることにより、コ
イル線材の疲労を確実に防止することができるという効
果を有する。また、駆動ユニットの簡略化と小形化とを
達成することができるので、製造工程の簡略化とあいま
って、量産効果及びコストの低減を図りつつ、長期間安
定して動作することのできる玩具体を実現することがで
きるという効果を有する。
【0055】また、本発明に係る第11の手段によれ
ば、ベース体と当該ベース体へ着脱自在に接続される人
形体とを有し、ベース体に楽音信号を発生する楽音信号
発生手段と、楽音信号に応じて励磁信号を前記コイルへ
供給する励磁信号供給手段を設けたので、人形体を更に
簡略化することができる。また、機械的な駆動伝達機構
部を用いることなく、コイルと永久磁石との磁気的作用
力によって可動部を回動させることにより、レスポンス
が早く、可動部の動作を正確、且つ繊細にコントロール
することのできる駆動ユニットを実現することができ
る。また、コイル部分を固定し永久磁石側を動作させる
ことにより、コイル線材の疲労を確実に防止することが
できるという効果を有する。また、駆動ユニットの簡略
化と小形化とを達成することができるので、製造工程の
簡略化とあいまって、量産効果及びコストの低減を図り
つつ、長期間安定して動作することのできる玩具体を実
現することができるという効果を有する。
【0056】また、本発明に係る第12の手段によれ
ば、ベース体と当該ベース体へ着脱自在に接続される人
形体とを有し、ベース体に楽音信号を発生する楽音信号
発生手段と、楽音信号に応じて励磁信号を前記コイルへ
供給する励磁信号供給手段を設けたので、人形体を更に
簡略化することができる。また、機械的な駆動伝達機構
部を用いることなく、コイルと永久磁石との磁気的作用
力によって可動部を回動させることにより、レスポンス
が早く、可動部の動作を正確、且つ繊細にコントロール
することのできる駆動ユニットを実現することができ
る。また、コイル部分を固定し永久磁石側を動作させる
ことにより、コイル線材の疲労を確実に防止することが
できるという効果を有する。また、駆動ユニットの簡略
化と小形化とを達成することができるので、製造工程の
簡略化とあいまって、量産効果及びコストの低減を図り
つつ、長期間安定して動作することのできる玩具体を実
現することができるという効果を有する。また、人形体
は一対の永久磁石と磁気的に作用する位置に磁性体を有
するので、磁性体と一対の永久磁石との磁気的作用力に
よって揺動体を強制的に初期位置へ回動させることがで
きる。
【0057】また、本発明に係る第13の手段によれ
ば、ベース体と当該ベース体へ着脱自在に接続される人
形体とを有し、ベース体に楽音信号を発生する楽音信号
発生手段と、楽音信号に応じて励磁信号を前記コイルへ
供給する励磁信号供給手段を設けたので、人形体を更に
簡略化することができる。また、機械的な駆動伝達機構
部を用いることなく、コイルと永久磁石との磁気的作用
力によって可動部を回動させることにより、レスポンス
が早く、可動部の動作を正確、且つ繊細にコントロール
することのできる駆動ユニットを実現することができ
る。また、コイル部分を固定し永久磁石側を動作させる
ことにより、コイル線材の疲労を確実に防止することが
できるという効果を有する。また、駆動ユニットの簡略
化と小形化とを達成することができるので、製造工程の
簡略化とあいまって、量産効果及びコストの低減を図り
つつ、長期間安定して動作することのできる玩具体を実
現することができるという効果を有する。して揺動する
こと。また、叩打部によって叩打される位置にベース体
が設けられているので、発音体を省略することができ、
コストの低減を図ることができるという効果を有する。
【0058】また、本発明に係る第14の手段によれ
ば、ベース体と当該ベース体へ着脱自在に接続される人
形体とを有し、ベース体に楽音信号を発生する楽音信号
発生手段と、楽音信号に応じて励磁信号を前記コイルへ
供給する励磁信号供給手段を設けたので、人形体を更に
簡略化することができる。また、機械的な駆動伝達機構
部を用いることなく、コイルと永久磁石との磁気的作用
力によって可動部を回動させることにより、レスポンス
が早く、可動部の動作を正確、且つ繊細にコントロール
することのできる駆動ユニットを実現することができ
る。また、コイル部分を固定し永久磁石側を動作させる
ことにより、コイル線材の疲労を確実に防止することが
できるという効果を有する。また、駆動ユニットの簡略
化と小形化とを達成することができるので、製造工程の
簡略化とあいまって、量産効果及びコストの低減を図り
つつ、長期間安定して動作することのできる玩具体を実
現することができるという効果を有する。また、人形体
は一対の永久磁石と磁気的に作用する位置に磁性体を有
するので、磁性体と一対の永久磁石との磁気的作用力に
よって揺動体を強制的に初期位置へ回動させることがで
きる。また、叩打部によって叩打される位置にベース体
が設けられているので、発音体を省略することができ、
コストの低減を図ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駆動ユニットの要部を示した分解
斜視図である。
【図2】本発明に係る玩具体の外観を示した斜視図であ
る。
【図3】図2に示した人形体の前面斜視図である。
【図4】図2に示した人形体の背面斜視図である。
【図5】駆動ユニットを動作させるための回路図であ
る。
【図6】コイルと永久磁石を模式的に示した説明図であ
る。
【図7】コイルへ供給される励磁信号の信号波形図であ
る。
【図8】本発明に係る他の実施例の外観斜視図である。
【図9】本発明に係るその他の実施例の外観斜視図図で
ある。
【図10】コイルと永久磁石とその周辺部を模式的に示
した説明図である。
【符号の説明】
1 玩具体 3 ベース体 5 人形体 9 発音体 12a 叩打部 12b 叩打部 20 揺動軸 21 揺動体 26 永久磁石 27 永久磁石 28 ヨーク 31 揺動体 36 永久磁石 37 永久磁石 38 ヨーク 46 コイル 47 永久磁石 56 コイル 57 永久磁石
フロントページの続き (72)発明者 永野 年秋 栃木県下都賀郡壬生町おもちゃのまち4丁 目2番20号 株式会社ビーアイ内 (72)発明者 大橋 伸次 栃木県下都賀郡壬生町おもちゃのまち4丁 目2番20号 株式会社ビーアイ内 (72)発明者 田中 明紘 栃木県下都賀郡壬生町おもちゃのまち4丁 目2番20号 株式会社ビーアイ内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする駆
    動ユニット。 (イ)揺動軸を有し、当該揺動軸には揺動体が回動自在
    に設けられていること。 (ロ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
    が併設されていること。 (ハ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
    いること。 (ニ)前記一対の永久磁石と磁気的に作用する位置にコ
    イルが固定されていること。 (ホ)前記揺動体は、前記一対の永久磁石とコイルとの
    磁気的作用力によって回動すること。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする駆
    動ユニット。 (イ)揺動軸を有し、当該揺動軸には揺動体が回動自在
    に設けられていること。 (ロ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
    が併設されていること。 (ハ)前記一対の永久磁石の間にヨークが設けられてい
    ること。 (ニ)前記一対の永久磁石と磁気的に作用する位置にコ
    イルが固定されていること。 (ホ)前記揺動体は、前記一対の永久磁石とコイルとの
    磁気的作用力によって回動すること。
  3. 【請求項3】 下記の要件を備えたことを特徴とする駆
    動ユニット。 (イ)揺動軸を有し、当該揺動軸には揺動体が回動自在
    に設けられていること。 (ロ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
    が併設されていること。 (ハ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
    いること。 (ニ)前記一対の永久磁石と磁気的に作用する位置にコ
    イルが固定されていること。 (ホ)前記揺動体は、前記一対の永久磁石とコイルとの
    磁気的作用力によって回動すること。 (ヘ)前記ヨークは、前記一対の永久磁石の表面で、且
    つ前記コイルとは反対側に設けられていること。
  4. 【請求項4】 下記の要件を備えたことを特徴とする駆
    動ユニット。 (イ)揺動軸を有し、当該揺動軸には揺動体が回動自在
    に設けられていること。 (ロ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
    が併設されていること。 (ハ)前記一対の永久磁石と磁気的に作用する位置に磁
    性体が設けられ、当該磁性体と一対の永久磁石との磁気
    的作用力によって前記揺動体を強制的に初期位置へ回動
    させること。 (ニ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
    いること。 (ホ)前記一対の永久磁石と磁気的に作用する位置にコ
    イルが固定されていること。 (ヘ)前記磁性体と一対の永久磁石との磁気的作用力
    は、前記コイルと一対の永久磁石との磁気的作用力より
    も小さく設定されていること。 (ト)前記揺動体は、前記一対の永久磁石とコイルとの
    磁気的作用力によって回動すること。
  5. 【請求項5】 下記の要件を備えたことを特徴とする駆
    動ユニット。 (イ)揺動軸を有し、当該揺動軸には揺動体が回動自在
    に設けられていること。 (ロ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
    が併設されていること。 (ハ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
    いること。 (ニ)前記一対の永久磁石と磁気的に作用する位置にコ
    イルが固定されていること。 (ホ)楽音信号を発生する楽音信号発生手段を有するこ
    と。 (ヘ)前記楽音信号に応じて励磁信号を前記コイルへ供
    給する励磁信号供給手段を有すること。 (ト)前記揺動体は、前記一対の永久磁石と前記励磁さ
    れたコイルとの磁気的作用力によって回動すること。
  6. 【請求項6】 下記の要件を備えたことを特徴とする駆
    動ユニット。 (イ)揺動軸を有し、当該揺動軸には揺動体が回動自在
    に設けられていること。 (ロ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
    が併設されていること。 (ハ)前記一対の永久磁石と磁気的に作用する位置に磁
    性体が設けられ、当該磁性体と一対の永久磁石との磁気
    的作用力によって前記揺動体を強制的に初期位置へ回動
    させること。 (ニ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
    いること。 (ホ)前記一対の永久磁石と磁気的に作用する位置にコ
    イルが固定されていること。 (ヘ)楽音信号を発生する楽音信号発生手段を有するこ
    と。 (ト)前記楽音信号に応じて励磁信号を前記コイルへ供
    給する励磁信号供給手段を有すること。 (チ)前記磁性体と一対の永久磁石との磁気的作用力
    は、前記励磁されたコイルと一対の永久磁石との磁気的
    作用力よりも小さく設定されていること。 (リ)前記揺動体は、前記一対の永久磁石と前記励磁さ
    れたコイルとの磁気的作用力によって回動すること。
  7. 【請求項7】 下記の要件を備えたことを特徴とする玩
    具体。 (イ)ベース体と、人形体とを有すること。 (ロ)前記人形体には、揺動軸が設けられていること。 (ハ)前記揺動軸には、揺動体が回動自在に設けられて
    いること。 (ニ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
    が併設されていること。 (ホ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
    いること。 (ヘ)前記一対の永久磁石と磁気的に作用する位置にコ
    イルが固定されていること。 (ト)前記揺動体は、前記一対の永久磁石とコイルとの
    磁気的作用力によって回動すること。 (チ)前記人形体の腕部が前記揺動体へ着脱自在に装着
    され、当該揺動体と連動して揺動すること。 (リ)前記腕部には、叩打部が設けられていること。 (ヌ)前記叩打部によって叩打される位置に発音体が設
    けられていること。
  8. 【請求項8】 下記の要件を備えたことを特徴とする玩
    具体。 (イ)ベース体と、人形体とを有すること。 (ロ)前記人形体には、揺動軸が設けられていること。 (ハ)前記揺動軸には、揺動体が回動自在に設けられて
    いること。 (ニ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
    が併設されていること。 (ホ)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
    作用する位置に磁性体が設けられ、当該磁性体と一対の
    永久磁石との磁気的作用力によって前記揺動体を強制的
    に初期位置へ回動させること。 (ヘ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
    いること。 (ト)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
    作用する位置にコイルが固定されていること。 (チ)前記磁性体と一対の永久磁石との磁気的作用力
    は、前記コイルと一対の永久磁石との磁気的作用力より
    も小さく設定されていること。 (リ)前記揺動体は、前記一対の永久磁石とコイルとの
    磁気的作用力によって回動すること。 (ヌ)前記人形体の腕部が前記揺動体へ着脱自在に装着
    され、当該揺動体と連動して揺動すること。 (ル)前記腕部には、叩打部が設けられていること。 (ヲ)前記叩打部によって叩打される位置に発音体が設
    けられていること。
  9. 【請求項9】 下記の要件を備えたことを特徴とする玩
    具体。(イ)ベース体と、人形体とを有すること。 (ロ)前記人形体には、揺動軸が設けられていること。 (ハ)前記揺動軸には、揺動体が回動自在に設けられて
    いること。 (ニ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
    が併設されていること。 (ホ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
    いること。 (ヘ)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
    作用する位置にコイルが固定されていること。 (ト)前記人形体は、楽音信号を発生する楽音信号発生
    手段を有すること。 (チ)前記人形体は、前記楽音信号に応じて励磁信号を
    前記コイルへ供給する励磁信号供給手段を有すること。 (リ)前記揺動体は、前記一対の永久磁石と前記励磁さ
    れたコイルとの磁気的作用力によって回動すること。 (ヌ)前記人形体の腕部が前記揺動体へ着脱自在に装着
    され、当該揺動体と連動して揺動すること。 (ル)前記腕部には、叩打部が設けられていること。 (ヲ)前記叩打部によって叩打される位置に発音体が設
    けられていること。
  10. 【請求項10】 下記の要件を備えたことを特徴とする
    玩具体。 (イ)人形体を有すること。 (ロ)前記人形体には、揺動軸が設けられていること。 (ハ)前記揺動軸には、揺動体が回動自在に設けられて
    いること。 (ニ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
    が併設されていること。 (ホ)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
    作用する位置に磁性体が設けられ、当該磁性体と一対の
    永久磁石との磁気的作用力によって前記揺動体を強制的
    に初期位置へ回動させること。 (ヘ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
    いること。 (ト)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
    作用する位置にコイルが固定されていること。 (チ)前記人形体は、楽音信号を発生する楽音信号発生
    手段を有すること。 (リ)前記人形体は、前記楽音信号に応じて励磁信号を
    前記コイルへ供給する励磁信号供給手段を有すること。 (ヌ)前記磁性体と一対の永久磁石との磁気的作用力
    は、前記励磁されたコイルと一対の永久磁石との磁気的
    作用力よりも小さく設定されていること。 (ル)前記揺動体は、前記一対の永久磁石と前記励磁さ
    れたコイルとの磁気的作用力によって回動すること。 (ヲ)前記人形体の腕部が前記揺動体へ着脱自在に装着
    され、当該揺動体と連動して揺動すること。 (ワ)前記腕部には、叩打部が設けられていること。
  11. 【請求項11】 下記の要件を備えたことを特徴とする
    玩具体。 (イ)ベース体と、当該ベース体へ着脱自在に接続され
    る人形体とを有すること。 (ロ)前記人形体には、揺動軸が設けられていること。 (ハ)前記揺動軸には、揺動体が回動自在に設けられて
    いること。 (ニ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
    が併設されていること。 (ホ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
    いること。 (ヘ)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
    作用する位置にコイルが固定されていること。 (ト)前記ベース体は、楽音信号を発生する楽音信号発
    生手段を有すること。 (チ)前記ベース体は、前記楽音信号に応じて励磁信号
    を前記コイルへ供給する励磁信号供給手段を有するこ
    と。 (リ)前記揺動体は、前記一対の永久磁石と前記励磁さ
    れたコイルとの磁気的作用力によって回動すること。 (ヌ)前記人形体の腕部が前記揺動体へ着脱自在に装着
    され、当該揺動体と連動して揺動すること。 (ル)前記腕部には、叩打部が設けられていること。 (ヲ)前記叩打部によって叩打される位置に発音体が設
    けられていること。
  12. 【請求項12】 下記の要件を備えたことを特徴とする
    玩具体。 (イ)ベース体と、当該ベース体へ着脱自在に接続され
    る人形体とを有すること。 (ロ)前記人形体には、揺動軸が設けられていること。 (ハ)前記揺動軸には、揺動体が回動自在に設けられて
    いること。 (ニ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
    が併設されていること。 (ホ)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
    作用する位置に磁性体が設けられ、当該磁性体と一対の
    永久磁石との磁気的作用力によって前記揺動体を強制的
    に初期位置へ回動させること。 (ヘ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
    いること。 (ト)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
    作用する位置にコイルが固定されていること。 (チ)前記ベース体は、楽音信号を発生する楽音信号発
    生手段を有すること。 (リ)前記ベース体は、前記楽音信号に応じて励磁信号
    を前記コイルへ供給する励磁信号供給手段を有するこ
    と。 (ヌ)前記磁性体と一対の永久磁石との磁気的作用力
    は、前記励磁されたコイルと一対の永久磁石との磁気的
    作用力よりも小さく設定されていること。 (ル)前記揺動体は、前記一対の永久磁石と前記励磁さ
    れたコイルとの磁気的作用力によって回動すること。 (ヲ)前記人形体の腕部が前記揺動体へ着脱自在に装着
    され、当該揺動体と連動して揺動すること。 (ワ)前記腕部には、叩打部が設けられていること。 (カ)前記叩打部によって叩打される位置に発音体が設
    けられていること。
  13. 【請求項13】 下記の要件を備えたことを特徴とする
    玩具体。 (イ)ベース体と、当該ベース体へ着脱自在に接続され
    る人形体とを有すること。 (ロ)前記人形体には、揺動軸が設けられていること。 (ハ)前記揺動軸には、揺動体が回動自在に設けられて
    いること。 (ニ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
    が併設されていること。 (ホ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
    いること。 (ヘ)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
    作用する位置にコイルが固定されていること。 (ト)前記ベース体は、楽音信号を発生する楽音信号発
    生手段を有すること。 (チ)前記ベース体は、前記楽音信号に応じて励磁信号
    を前記コイルへ供給する励磁信号供給手段を有するこ
    と。 (リ)前記揺動体は、前記一対の永久磁石と前記励磁さ
    れたコイルとの磁気的作用力によって回動すること。 (ヌ)前記人形体の腕部が前記揺動体へ着脱自在に装着
    され、当該揺動体と連動して揺動すること。 (ル)前記腕部には、叩打部が設けられていること。 (ヲ)前記叩打部によって叩打される位置に前記ベース
    体が設けられていること。
  14. 【請求項14】 下記の要件を備えたことを特徴とする
    玩具体。 (イ)ベース体と、当該ベース体へ着脱自在に接続され
    る人形体とを有すること。 (ロ)前記人形体には、揺動軸が設けられていること。 (ハ)前記揺動軸には、揺動体が回動自在に設けられて
    いること。 (ニ)前記揺動体の側面から見て左右に一対の永久磁石
    が併設されていること。 (ホ)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
    作用する位置に磁性体が設けられ、当該磁性体と一対の
    永久磁石との磁気的作用力によって前記揺動体を強制的
    に初期位置へ回動させること。 (ヘ)前記一対の永久磁石に跨ってヨークが設けられて
    いること。 (ト)前記人形体には、前記一対の永久磁石と磁気的に
    作用する位置にコイルが固定されていること。 (チ)前記ベース体は、楽音信号を発生する楽音信号発
    生手段を有すること。 (リ)前記ベース体は、前記楽音信号に応じて励磁信号
    を前記コイルへ供給する励磁信号供給手段を有するこ
    と。 (ヌ)前記磁性体と一対の永久磁石との磁気的作用力
    は、前記励磁されたコイルと一対の永久磁石との磁気的
    作用力よりも小さく設定されていること。 (ル)前記揺動体は、前記一対の永久磁石と前記励磁さ
    れたコイルとの磁気的作用力によって回動すること。 (ヲ)前記人形体の腕部が前記揺動体へ着脱自在に装着
    され、当該揺動体と連動 して揺動すること。 (ワ)前記腕部には、叩打部が設けられていること。 (カ)前記叩打部によって叩打される位置に前記ベース
    体が設けられていること。
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