JP2766833B2 - 楽器玩具装置 - Google Patents

楽器玩具装置

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JP2766833B2
JP2766833B2 JP25136694A JP25136694A JP2766833B2 JP 2766833 B2 JP2766833 B2 JP 2766833B2 JP 25136694 A JP25136694 A JP 25136694A JP 25136694 A JP25136694 A JP 25136694A JP 2766833 B2 JP2766833 B2 JP 2766833B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイルと永久磁石との
磁気的作用により揺動する揺動体を有し、この揺動体に
よって発音体を叩打する楽器玩具装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年においては、音を発生させる種々の
玩具が提案されている。実開昭57−84998号公報
には左右の腕にシンバルを持ったサルの玩具が示されて
いる。このサルの形態を有する玩具はマイクロホンを内
蔵すると共に、モーターと、モーターの回転駆動力を伝
達する駆動伝達機構部とを有する。マイクロホンが外部
からの音を検出すると始動用の信号を出力し、駆動伝達
機構部によってモータからの回転駆動力が左右の腕に伝
達され、双方の腕に持ったシンバルを打ち合わせるよう
に動作する。従って、人の声や拍手などに反応してシン
バルを打ち合わせて音を発生させるものである。また、
自己の打ったシンバルの音を入力してから所定の遅延時
間経過後にその動作を停止させるようにしている。
【0003】ところで、このような従来の楽器玩具は特
定のテンポやリズムで音を発生させるものではなく、単
にシンバルを打って音を発生させるものであり、発生す
る音が単調なものであった。このため、楽器玩具装置が
使用されるに応じて飽きられてしまうという問題点を有
していた。また、駆動部としてモータや電動機を有する
従来の楽器玩具装置は、モーターや電動機の回転駆動力
を伝達する駆動伝達機構部を有し、この駆動伝達機構部
によって回転駆動力を機械的に伝達して、特定のリズム
音やメロディー音を発生させるように構成しているの
で、繊細な旋律のメロディー音を発生させようとする
と、駆動機構部が複雑になってしまい、これに応じて組
み立て作業も繁雑、且つ、複雑化してしまうという問題
点を有していた。また、モーターの回転駆動力を伝達す
る駆動伝達機構部としてギアやカム等を用いる場合は、
機械的な駆動音が生じることになる。特に、静寂な環境
下で聞く場合はこの機械的な駆動音が耳障りとなって不
快感を与えるばかりでなく、繊細な旋律のメロディー音
を忠実に発生させることが困難であった。
【0004】このため、モーターや機械的な駆動伝達機
構部を用いることなく、耳障りな機械的駆動音の発生を
無くして簡単な構成により組み立て作業を単純化し、且
つ、特定のテンポやリズム音を発生し、また正確、且つ
忠実に繊細な旋律のメロディー音を発生させることので
きる楽器玩具が望まれていた。そこで、本願発明者等は
コイルと永久磁石との磁気的作用により揺動体を揺動さ
せ、揺動体先端の叩打部を振り下げて発音体を叩打する
ようにした楽器玩具を提案している(特願平5−120
468号)。
【0005】図8は上記従来の楽器玩具に用いられる玩
具体101とその周辺部の外観斜視図であり、図9は玩
具体101の分解斜視図である。玩具体101の中央部
にはケース103が配置され、ケース103内には一対
の永久磁石105a,105bが組み込まれている。永
久磁石105a,105bの近傍には一対の揺動体10
7a,107bが揺動自在に設けられている。ケース1
03の右側面に位置する一方の揺動体107aには、コ
イル109aと、叩打部111aとが設けられている。
コイル109aは永久磁石105a,105bとの磁気
的作用により揺動体107aを揺動させるものである。
また、揺動体107a側のコイル受け113aに植設さ
れた突起115aと、ケース103側に固定されたスト
ッパー117との間にはスプリング119aが装着され
ており、スプリング119aのバネ力により揺動体10
7aを強制的に揺動させ、揺動体107a先端の叩打部
111aを上方に振り上げる。ケース103の左側面に
設けられる揺動体107bも上記揺動体107aと同様
である。そして、前記揺動する揺動体107a,107
b先端の叩打部111a,111bによって叩打される
位置には発音体121a,121bが設けられている。
コイル109a,109bに駆動電流が流れると、永久
磁石105a,105bとの磁気的作用によって揺動体
107a,107bを揺動させ、叩打部111a,11
1bを下方に振り下げて発音体121a,121bを叩
打するものである。この楽器玩具は永久磁石105a,
105bとコイル109a,109bとの磁気的作用に
よってのみ揺動体107a,107bを揺動させるよう
に構成したので、耳障りな機械的駆動音の発生を無く
し、特定のテンポやリズム音を発生させることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、発音体12
1a,121bを叩打する前の初期状態では、揺動体先
端の叩打部111a,111bを上方へ振り上げた状態
にしておく必要がある。このため、各揺動体107a,
107bにスプリング119a,119bを取り付け、
このスプリング119a,119bのバネ力により、揺
動体107a,107bを強制的に揺動させて揺動体先
端の叩打部111a,111bを上方へ振り上げた状態
で静止させるようにしている。従って、発音体121
a,121bを叩打する場合は、上記スプリング119
a,119bのバネ力に抗して永久磁石105a,10
5bとコイル109a,109bとの磁気的作用によっ
て揺動体107a,107bを揺動させるので、適正な
値のバネ力を有するスプリング119a,119bを用
いる必要があった。従って、各スプリングのバネ力の特
性にバラツキがある場合は、楽器玩具の動作が不安定で
あった。また、楽器玩具を長期間使用した場合や、修理
時のスプリングの取り外しで当該スプリングが延びてし
まうと、規定のバネ力が得られず動作不良の原因となっ
た。また、スプリングを用いるとスプリング取り付け用
のスペースを要するばかりでなく、製造段階でスプリン
グが落下したり、外れたりする場合があり、スプリング
の取り付けに係る製造工程が繁雑であった。また、楽器
玩具の動作中はコイルの近傍に取り付けられたスプリン
グが伸び縮みを繰り返しており、この伸び縮みを繰り返
す際に、コイルのリード線がスプリングに挾まれたり、
絡まったりして動作不良を生じてしまうという問題点が
あった。
【0007】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、スプリングを用いることなく揺動体先端の叩打部を
上方へ振り上げた状態にしておくことができ、これによ
り、スプリング取り付け用のスペースを不要にして小形
化を達成し、製造工程の簡略化とあいまって、量産効果
とコストの低減を図りつつ、長期間安定して動作する楽
器玩具装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が提供する第1の手段は下記に示す要件を
備えて構成した。すなわち、 (イ)玩具体と、発音体と、コントロール装置とを有す
ること。 (ロ)前記玩具体は、第1の永久磁石と、当該第1の永
久磁石の近傍に揺動自在に設けられる揺動体とを有する
こと。 (ハ)前記揺動体は、前記発音体を叩打する叩打部と、
前記第1の永久磁石と磁気的に作用して揺動力を発生す
る作用部とを有すること。 (ニ)前記作用部には、前記叩打部を上方へ振り上げる
第2の永久磁石が設けられていること。 (ホ)前記作用部には、前記上方へ振り上げた叩打部を
第2の永久磁石に抗して、下方へ降り下げるコイルが設
けられていること。 (ヘ)前記コントロール装置は、リズム信号を発生する
リズム信号発生手段を有し、このリズム信号を前記コイ
ルへ供給して揺動体を当該リズム信号に応じて揺動させ
ること。 (ト)前記発音体は、前記リズム信号に応じて揺動する
揺動体の叩打部によって叩打される位置に設けられてい
ること。
【0009】上記の目的を達成するために、本発明が提
供する第2の手段は下記に示す要件を備えて構成した。
すなわち、 (イ)複数の玩具体と、複数種類の音階に対応して設け
られる複数の発音体と、コントロール装置とを有するこ
と。 (ロ)前記各玩具体は、第1の永久磁石と、当該第1の
永久磁石の近傍に揺動自在に設けられる揺動体とを有す
ること。 (ハ)前記各玩具体に設けられるそれぞれの揺動体は複
数種類の音階に対応して設けられていること。 (ニ)前記それぞれの揺動体は、該当する音階の発音体
を叩打する叩打部と、前記第1の永久磁石と磁気的に作
用して揺動力を発生する作用部とを有すること。 (ホ)前記作用部には、前記叩打部を上方へ振り上げる
第2の永久磁石が設けられていること。 (ヘ)前記作用部には、前記上方へ振り上げた叩打部を
第2の永久磁石に抗して、下方へ降り下げるコイルが設
けられていること。 (ト)前記コントロール装置は、複数種類の音階で成る
メロディー信号を発生するメロディー信号発生手段を有
し、このメロディー信号を各コイルへ供給してそれぞれ
の揺動体を当該メロディー信号に応じて揺動させるこ
と。 (チ)前記それぞれの発音体は、前記メロディー信号に
応じて揺動する各揺動体の該当する叩打部によって叩打
される位置に設けられていること。
【0010】
【作用】本発明に係る第1の手段は、玩具体と、発音体
と、コントロール装置とを有し、玩具体は、第1の永久
磁石と、揺動体とを有し、この揺動体は、発音体を叩打
する叩打部と、第1の永久磁石と磁気的に作用して揺動
力を発生する作用部とを有する。作用部には、叩打部を
上方へ振り上げる第2の永久磁石と、上方へ振り上げた
叩打部を下方へ降り下げるコイルが設けられており、コ
ントロール装置に設けられたリズム信号発生手段がリズ
ム信号をコイルへ供給すると、揺動体の揺動により叩打
部がリズム信号に応じて発音体を叩打する。このよう
に、第2の永久磁石を設けたことにより、スプリングを
用いることなく揺動体先端の叩打部を上方へ振り上げた
状態にしておくことができ、これにより、スプリング取
り付け用のスペースを不要にして小形化を達成し、製造
工程の簡略化とあいまって、量産効果とコストの低減を
図りつつ、長期間安定して動作する楽器玩具装置を実現
することができる。また、リズム信号に応じて揺動する
揺動体先端の叩打部によって発音体が叩打されることに
なるので、特定のリズム音を発生させることができ、面
白さを加味させることができる。
【0011】本発明に係る第2の手段は、複数の玩具体
と、複数種類の音階に対応して設けられる複数の発音体
と、コントロール装置とを有し、各玩具体は、第1の永
久磁石と、揺動体とを有し、各玩具体に設けられるそれ
ぞれの揺動体は複数種類の音階に対応して設けられてい
る。それぞれの揺動体は、該当する音階の発音体を叩打
する叩打部と、第1の永久磁石と磁気的に作用して揺動
力を発生する作用部とを有し、この作用部には、叩打部
を上方へ振り上げる第2の永久磁石と、上方へ振り上げ
た叩打部を下方へ降り下げるコイルが設けられており、
コントロール装置に設けられたメロディー信号発生手段
がメロディー信号を各コイルへ供給すると、揺動体の揺
動によりそれぞれの叩打部がメロディー信号に応じて該
当する発音体を叩打する。このように、第2の永久磁石
を設けたことにより、スプリングを用いることなく揺動
体先端の叩打部を上方へ振り上げた状態にしておくこと
ができ、これにより、スプリング取り付け用のスペース
を不要にして小形化を達成し、製造工程の簡略化とあい
まって、量産効果とコストの低減を図りつつ、長期間安
定して動作する楽器玩具装置を実現することができる。
また、メロディー信号に応じて揺動する揺動体先端の叩
打部によって各発音体が叩打されることになるので、特
定のメロディーの音を発生させることができ、面白さを
加味させることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例を図面に基づい
て説明する。図1は本発明に係る楽器玩具装置の分解斜
視図、図2は本発明に係る楽器玩具装置の外観斜視図で
ある。まず、図2を参照して全体的な構成を説明する。
本発明に係る楽器玩具装置1は台座3と、当該台座3へ
固定される発音体5と、台座3へ着脱自在に装着される
玩具体7とを有する。台座3内には後で説明するコント
ロール装置が設けられている。発音体5は、合成樹脂な
どの部材を用いてタンバリン等の楽器の形態、又は、骨
や貝殻などの適宜の形に形成される。また、玩具体7は
合成樹脂などの部材を用いて適宜の動物や人形の形態に
形成されている。玩具体7の両側には揺動体9a,9b
がそれぞれ独立して揺動自在に構成されている。この一
対の揺動体9a,9bの先端には叩打部11a,11b
が設けられている。前記発音体5は、揺動する一対の叩
打部11a,11bによって叩打される位置に設けられ
ている。また、台座3の前面パネルには表示部13と、
スイッチ15a,15b,15cが設けられている。
【0013】次に、図1を参照して楽器玩具装置1の組
み立てに係る構成を説明する。玩具体7は前枠部17と
後枠部19とを有し、前枠部17には支柱17a,17
bとピン17cが植設されると共に、後枠部19には穴
19a,19bが開口されている。玩具体7のほぼ中央
部に配置される固定部21には前方に永久磁石23aが
設けられ、後方に永久磁石23bが設けられている。こ
の永久磁石23aと永久磁石23bとで第1の永久磁石
を構成する。また、固定部21には穴21a,21bが
開口され、穴21bへピン17cを挿入することにより
固定部21が玩具体7のほぼ中央部に固定される。固定
部21に開口された穴21aにはピン25が挿入され、
ピン25の両端は揺動体側の穴26へ挿入される。この
ときピン25の穴26への取り付けは、一対の揺動体9
a,9bがピン25を軸として揺動可能に取り付けられ
る。
【0014】一方の揺動体9aには合成樹脂などの部材
により形成されたケース27aが一体に設けられ、ケー
ス27a内にはコイル29aが固定されている。ケース
27aの裏面、すなわち、コイル29aの取り付けられ
た反対面には薄板状のゴム磁石31aが設けられてい
る。同様に、他方の揺動体9bには合成樹脂などの部材
により形成されたケース27bが一体に設けられ、ケー
ス27b内にはコイル29bが固定されている。ケース
27bの裏面、すなわち、コイル29bの取り付けられ
た反対面には薄板状のゴム磁石31bが設けられてい
る。前記コイル29a,29b及びゴム磁石31a,3
1bはそれぞれ第1の永久磁石23a,23bと対応す
る位置に配置されており、このコイル29a,29b及
びゴム磁石31a,31bは、第1の永久磁石23a,
23bと磁気的に作用して揺動力を発生する作用部であ
る。ゴム磁石31a,31bはそれぞれ第1の永久磁石
23a,23bと磁気的に作用して、該当する叩打部1
1a,11bを上方へ振り上げさせる第2の永久磁石で
ある。そして、コイル29a,29bへ駆動電流が流れ
ると、該当する揺動体9a,9bを揺動させ、前記上方
へ振り上げた叩打部11a,11bをゴム磁石31a,
31bに抗して下方へ降り下げ発音体5を叩打する。固
定部21の下側には基板33が配置され、基板33のほ
ぼ中央部には穴33aが開口されている。この基板33
にはコイル29a,29bからのリード線が接続され
る。
【0015】尚、図1に示した例では、第2の永久磁石
であるゴム磁石31a,31bを該当するコイル29
a,29bの外側に配置して構成したが、本発明はこれ
に限定されることなく、コイル29a,29bの内側、
すなわち、第1の永久磁石23a,23bとコイル29
a,29bとの間に配置してもよい。この場合、コイル
29a,29bを収容するためのケース27a,27b
の収容面を外向きに形成し、ケース27a,27bの収
容面の外側に第2の永久磁石であるゴム磁石31a,3
1bを貼着するとよい。また、第2の永久磁石として薄
板状のゴム磁石31a,31bを用いて構成したが、こ
れに限定されることなく適宜の永久磁石、例えば、フェ
ライトや希土類の磁石を用いて構成してもよい。
【0016】次に、玩具体7の組み立てを説明する。固
定部21へ永久磁石23a,23b及び一対の揺動体9
a,9bを装着した状態で、前枠部17側のピン17c
を固定部21側の穴21bへ挿入することにより、固定
部21を前枠部17のほぼ中央部に配置する。次に、ビ
ス35aを穴19aを通して支柱17aへビス止めする
と共に、ビス35bを穴19b及び穴33aを通して支
柱17bへビス止めすることにより、固定部21及び基
板33を前枠部17と後枠部19との内部に固定する。
この状態では基板33の下端部が前枠部17と後枠部1
9の下側に突出する。そして、部材37及び足部材39
を玩具体7へ装着する。
【0017】次に、台座3を説明する。台座3の上面に
はコネクタ受け41が設けられ、前述の突出した基板3
3を挿入することにより、玩具体7と台座3が電気的に
接続される。また、台座3の上面には穴3a,3bが設
けられている。穴3aにはバネ42、スペーサ43、部
材44a,44bを介して発音体5が取り付けられてい
る。また、穴3bにはボタン45が取り付けられ、ボタ
ン45と対応する台座3内の位置にはスペーサ46、部
材47を介して部材48がビス35c,35dにより取
り付けられている。このボタン45とスペーサ46、部
材47、部材48とで演奏スイッチを構成している。台
座3の裏蓋49には支柱49a,49bが植設され、こ
の支柱49a,49bにはカバー50が取り付けられ、
カバー50には基板51がビス35f,35gにより取
り付けられている。また、カバー50にはスイッチ15
a,15b,15cが設けられている。基板51には図
3に示す種々の回路部が組み込まれている。また、台座
3の裏蓋49には電池ボックス52が固定され、電池ボ
ックス52をビス35h,35iを用いて台座3へビス
止めすることにより、裏蓋49が台座3へ取り付けられ
る。電池ボックス52には部材52a,52b,52c
が取り付けられると共に、電池ボックス52の下側開口
部には電池蓋53が装着される。この電池蓋53を取り
外して電池を交換することができる。
【0018】次に、図3を参照してコントロール装置5
4とその周辺部の回路構成を説明する。コントロール装
置54は1個の集積回路から形成されている。このコン
トロール装置54は制御回路55と、パルス発生回路5
6と、リズム発生回路57と、駆動回路58と、計時回
路59とから構成されている。制御回路55はマイクロ
コンピュータ(CPU)等の演算処理装置を有し、種々
の演算処理を実行する。パルス発生回路56は所定周期
の矩形パルスを発生し、パルス信号を制御回路55へ出
力する。リズム発生回路57は適宜のリズム信号を発生
するリズム信号発生手段である。また、前記制御回路5
5はリズム発生回路57からの信号に基づいてリズム駆
動信号を生成する。駆動回路58は制御回路55と接続
されると共に、一対のコイル29a,29bと接続され
ている。駆動回路58はリズム駆動信号供給手段であ
り、制御回路55からの信号に応じてパルスで成るリズ
ム駆動信号をコイル29a,29bへ供給する。計時回
路59は現在時刻情報を制御回路55へ出力すると共
に、現在時刻からの経過時間などの計時情報を制御回路
55へ出力する。表示部13は制御回路55と接続さ
れ、制御回路55からの信号に応じて現在時刻、アラー
ム時刻などを表示する。操作部15は複数のスイッチ1
5a,15b,15cを有し、これらのスイッチ15
a,15b,15cを適宜操作することにより、現在時
刻、アラーム時刻などを設定する。また、本発明に係る
楽器玩具装置1は、「アラーム演奏機能」、「時報演奏
機能」及び「デモ演奏機能」を有し、上記操作部15又
はボタン45を操作することにより適宜設定することが
できる。このような種々の演奏機能が設定されると制御
回路55がこれに対応して制御処理を実行する。例え
ば、「アラーム演奏機能」が設定されると、アラーム時
刻に達したときに演奏動作を開始させる。また、「時報
演奏機能」が設定されると、1時間に1回だけ毎時ちょ
うどに演奏を開始させる。そして、「デモ演奏機能」で
はボタン45を操作することにより、任意の時刻に演奏
を開始させることができる。尚、コントロール装置54
は玩具体7の内部などの適宜の位置に設けることができ
る。
【0019】次に、本発明に係る実施例の作用を説明す
る。まず、コイル29a,29bへ駆動電流が供給され
ない初期の静止状態を説明する。図4に示すように例え
ば、前方に位置する永久磁石23aの右側面が磁極Nに
設定され、後方に位置する永久磁石23bの右側面が磁
極Sに設定されている。そして、ゴム磁石31aの内
側、すなわちコイル29aに近い側が磁極Sに設定され
ている。従って、ゴム磁石31aの磁極Sと永久磁石2
3bの磁極Sが反発すると同時に、ゴム磁石31aの磁
極Sと永久磁石23aの磁極Nが吸引するので、ゴム磁
石31aが揺動体9aを前方へ揺動させて叩打部11a
を上方へ振り上げる。 同様に、前方に位置する永久磁
石23aの左側面が磁極Sに設定され、後方に位置する
永久磁石23bの左側面が磁極Nに設定されている。ま
た、ゴム磁石31bの内側、すなわちコイル29bに近
い側が磁極Nに設定されている。このため、ゴム磁石3
1bの磁極Nと永久磁石23bの磁極Nが反発すると同
時に、ゴム磁石31bの磁極Nと永久磁石23aの磁極
Sが吸引するので、ゴム磁石31bは揺動体9bを前方
へ揺動させて叩打部11bを上方へ振り上げる。従っ
て、コイル29a,29bへ駆動電流が供給されない初
期状態では、叩打部11a,11bが共に上方へ振り上
げられる。
【0020】次に、演奏動作について説明する。制御回
路55はパルス発生回路56からの所定周期の矩形パル
スを入力すると共に、リズム発生回路57からのリズム
信号を入力しており、このリズム信号に応じて矩形パル
スの出力タイミングを制御することによりリズム駆動信
号を生成する。このリズム駆動信号は駆動回路58を介
して該当するコイル29a,29bへ供給される。例え
ば、リズム駆動信号として図5に示すようなパルス信号
aがコイル29aへ供給され、パルス信号bがコイル2
9bへ供給される。まず、駆動回路58から図5(A)
に示すようなパルス信号aがコイル29aへ出力された
場合を説明する。時刻t1において、正のパルスがコイ
ル29aへ出力されると、コイル29aの端部では、コ
イル29aに流れる電流の向きに応じて磁極が発生す
る。ここでは、図4に示すコイル29aの左端部、すな
わち、永久磁石23a,23bと対向する側に磁極Nが
生じたとすると、コイル29aの磁極Nと永久磁石23
bの磁極Sとが吸引すると共に、コイル29aの磁極N
と永久磁石23aの磁極Nとが反発する。この結果、前
述のゴム磁石31aと永久磁石23a,23bとの磁気
的作用に抗してコイル29aが揺動体9aを後方へ揺動
させ、その先端に取り付けられた叩打部11aを下方向
へ振り下げる。これにより、叩打部11aが発音体5を
叩打して音を発生する。
【0021】次に時刻t2において、パルス信号aがL
レベルに立ち下がると、コイル29aに流れる電流が停
止するので、コイル29aからの磁極が消滅する。この
結果、コイル29aへ駆動電流が供給されない初期状態
と同一状態となり、ゴム磁石31aと永久磁石23a,
23bとの磁気的作用により前記下方向へ振り下げられ
た叩打部11aが上方へ振り上げられる。以下同様に、
前述の動作を繰り返して行う。従って、パルス信号aが
Hレベルに立ち上がるごとに叩打部11aが発音体5を
叩打して音を発生する。
【0022】次に、駆動回路58から図5(B)に示す
ようなパルス信号bがコイル29bへ出力された場合を
説明する。時刻t3において、正のパルスがコイル29
bへ出力されると、コイル29bの端部では、コイル2
9bに流れる電流の向きに応じて磁極が発生する。ここ
では、図4に示すコイル29bの右端部、すなわち、永
久磁石23a,23bと対向する側に磁極Sが生じたと
すると、コイル29bの磁極Sと永久磁石23bの磁極
Nとが吸引すると共に、コイル29bの磁極Sと永久磁
石23aの磁極Sとが反発する。この結果、ゴム磁石3
1bと永久磁石23a,23bとの磁気的作用に抗して
コイル29bが揺動体9bを後方へ揺動させ、その先端
に取り付けられた叩打部11bを下方向へ振り下げる。
これにより、叩打部11bが発音体5を叩打して音を発
生する。以下同様に、前述の動作を繰り返して行う。従
って、パルス信号bがHレベルに立ち上がるごとに叩打
部11bが発音体5を叩打して音を発生する。
【0023】以上のごとく、コントロール装置54から
供給されるパルス信号a,bがそれぞれHレベルに立ち
上がるごとに該当する叩打部11a,11bが発音体5
を叩打して音を発生する。従って、図5に示すようなパ
ルス信号a,bがコイル29a,29bへ供給される
と、発音体5からリズム音「タン、タン、タ、タ、タ
ン、タン…」が発生する。
【0024】もちろん、コントロール装置54から供給
されるパルス信号a,bのそれぞれのパルスの出力タイ
ミングを調整することにより、適宜の微妙なリズム音を
発生させることができる。更に、コイル29a,29b
へ供給するパルス信号を適宜のリズム音に応じて生成す
ることにより、確実、且つ、容易に任意の微妙なリズム
音を発生させることができ、面白さを加味させることが
できる。
【0025】次に、図6及び図7を参照して本発明に係
る第2の実施例を説明する。まず、図6を参照して全体
的な構成を説明する。楽器玩具装置61は楽器本体62
上に配置された複数の玩具体63a,63b,…と、複
数種類の音階に対応して設けられた複数の発音体65
a,65b,65c,65d,…と、楽器本体62内に
組み込まれるコントロール装置74とから構成されてい
る。複数の玩具体63a,63b,…の構成は、図1に
示した玩具体7と同一である。すなわち、各玩具体63
a,63b,…は、第1の永久磁石と、当該第1の永久
磁石の近傍に揺動自在に設けられる揺動体とを有する。
それぞれの揺動体は、該当する音階の発音体を叩打する
叩打部と、第1の永久磁石と磁気的に作用して揺動力を
発生する作用部とを有する。そして、この作用部には前
記叩打部を上方へ振り上げる第2の永久磁石が設けられ
ると共に、この上方へ振り上げた叩打部を第2の永久磁
石に抗して、下方へ降り下げるコイルが設けられてい
る。また、複数の発音体65a,65b,65c,65
d,…は、該当する玩具体63a,63b,…の揺動体
によって叩打される位置に設けられている。例えば、発
音体65a,65bは玩具体63aの揺動体によって叩
打される位置に設けられ、発音体65c,65dは玩具
体63bの揺動体によって叩打される位置に設けられて
いる。また、複数の発音体は音階順に並べられており、
例えば、発音体65a,65b,65c,65d,…
は、音階「レ」,「ミ」,「ファ」,「ソ」,…の音を
発音するように配置されている。それぞれの発音体65
a,65b,65c,65d,…の下方には共鳴用の空
洞部66が形成されている。この空洞部66の介在によ
りそれぞれの発音体65a,65b,65c,65d,
…から比較的大きな音を発生させることができる。楽器
本体62の前面には表示部67と、スイッチ69a,6
9b,69c,69dが設けられている。
【0026】次に、図7を参照してコントロール装置7
4とその周辺部の回路構成を説明する。コントロール装
置74は1個の集積回路から形成されている。このコン
トロール装置74は制御回路75と、パルス発生回路7
6と、メロディー発生回路77と、駆動回路78a,7
8b,78c,78d,…と、計時回路79と、ROM
81とから構成されている。制御回路75はマイクロコ
ンピュータ(CPU)等の演算処理装置を有し、種々の
演算処理を実行する。パルス発生回路76は所定周期の
矩形パルスを発生し、パルス信号を制御回路75へ出力
する。メロディー発生回路77は特定のメロディー信号
を発生するメロディー信号発生手段である。また、前記
制御回路75はメロディー発生回路77又はROM81
からの信号に基づいてメロディー駆動信号を生成する。
駆動回路78a,78b,78c,78d,…は制御回
路75と接続されると共に、それぞれ対応するコイル8
3a,83b,83c,83d,…と接続されている。
駆動回路78a,78b,78c,83d,…はメロデ
ィー駆動信号供給手段であり、制御回路75からの信号
に応じてパルスで成るメロディー駆動信号を該当するコ
イル83a,83b,83c,83d,…へ個別に供給
する。
【0027】計時回路79は現在時刻情報を制御回路7
5へ出力すると共に、現在時刻からの経過時間などの計
時情報を制御回路75へ出力する。ROM81は複数種
類のメロディーを記憶しており、操作部69のスイッチ
を操作することによりROM81からのメロディー信号
が読み取られる。従って、ROM81はメロディー信号
を発生するメロディー信号発生手段である。また、RO
M81は着脱自在に設けられており、このROM81を
交換することにより他の種類のメロディーを演奏させる
ことができる。操作部69はスイッチ69a,69b,
69c,69dを有し、これらのスイッチを操作するこ
とにより現在時刻やアラーム時刻等を設定し、表示させ
ることができる。また、表示部67は上記現在時刻やア
ラーム時刻等を表示する。
【0028】次に、本発明に係る他の実施例の動作を説
明する。まず、複数の玩具体63a,63b,…は、図
1に示した玩具体7と同一であり、コイル83a,83
b,83c,83d,…へ駆動電流が供給されない初期
状態では、揺動体先端の叩打部が共に上方へ振り上げら
れる。操作部69がオン操作された場合は、起動信号が
制御回路75へ出力されてメロディー発生回路77を動
作させる。制御回路75はメロディー発生回路77から
の信号に基づいて特定の旋律を演奏させるためのメロデ
ィー駆動信号を生成する。このメロディー駆動信号は各
音階ごとに選り分けられ、該当する音階ごとのメロディ
ー駆動信号が駆動回路78a,78b,78c,78
d,…を介して対応するコイル83a,83b,83
c,83d,…へ個別に供給される。
【0029】例えば、音階「レ」,「ミ」,「ファ」,
…で成るメロディーを演奏させる場合は、音階「レ」の
メロディー駆動信号が駆動回路78aを介してコイル8
3aに出力される。その後、音階「ミ」のメロディー駆
動信号が駆動回路78bを介してコイル83bに出力さ
れ、音階「ファ」のメロディー駆動信号が駆動回路78
cを介してコイル83cに出力される。玩具体63aで
は、コイル83aが音階「レ」のメロディー駆動信号を
入力すると、第1の永久磁石との磁気的作用により揺動
体を揺動させて叩打部が下方に振り下げられ、発音体6
5aを叩打して音階「レ」の音を発生する。以下同様
に、玩具体63a,63b,…の該当するコイルが音階
「ミ」,「ファ」のメロディー駆動信号を入力するごと
に、対応する第1の永久磁石との磁気的作用により揺動
体を揺動させ、対応する叩打部が該当する発音体を叩打
する。この結果、複数種類の音階に対応して設けられた
複数の発音体65b,65c,…が該当する叩打部によ
り順次叩打され、音階「ミ」,「ファ」,…で成るメロ
ディー音が発生する。
【0030】以上のごとく、メロディー駆動信号に応じ
て揺動する揺動体によって各発音体が叩打されることに
なるので、特定のメロディー音を発生させることがで
き、面白さを加味させることができる。また、第1の永
久磁石とコイルとの磁気的作用によってのみ揺動体を揺
動させるように構成したので、機械的な雑音の発生がな
く、繊細な旋律に沿って忠実にメロディー音を発生させ
ることができる。また、ROM81を交換することによ
り他の種類のメロディーを演奏させることができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明に係る第
1の手段によれば、玩具体と、発音体と、コントロール
装置とを有し、玩具体は、第1の永久磁石と、揺動体と
を有し、この揺動体は、発音体を叩打する叩打部と、第
1の永久磁石と磁気的に作用して揺動力を発生する作用
部とを有する。この作用部には、叩打部を上方へ振り上
げる第2の永久磁石と、上方へ振り上げた叩打部を下方
へ降り下げるコイルが設けられており、コントロール装
置に設けられたリズム信号発生手段がリズム信号をコイ
ルへ供給すると、揺動体の揺動により叩打部がリズム信
号に応じて発音体を叩打する。このように、第2の永久
磁石を設けたことにより、スプリングを用いることなく
揺動体先端の叩打部を上方へ振り上げた初期状態にして
おくことができ、これにより、スプリング取り付け用の
スペースを不要にして小形化を達成し、製造工程の簡略
化とあいまって、量産効果とコストの低減を図りつつ、
長期間安定して動作する楽器玩具装置を実現することが
できるという効果が得られる。また、リズム信号に応じ
て揺動する揺動体先端の叩打部によって発音体が叩打さ
れることになるので、特定のリズム音を発生させること
ができ、面白さを加味させることができるという効果が
得られる。
【0032】また、本発明に係る第2の手段によれば、
複数の玩具体と、複数種類の音階に対応して設けられる
複数の発音体と、コントロール装置とを有し、各玩具体
は、第1の永久磁石と、揺動体とを有し、各玩具体に設
けられるそれぞれの揺動体は複数種類の音階に対応して
設けられている。それぞれの揺動体は、該当する音階の
発音体を叩打する叩打部と、第1の永久磁石と磁気的に
作用して揺動力を発生する作用部とを有し、この作用部
には、叩打部を上方へ振り上げる第2の永久磁石と、上
方へ振り上げた叩打部を下方へ降り下げるコイルが設け
られており、コントロール装置に設けられたメロディー
信号発生手段がメロディー信号を各コイルへ供給する
と、揺動体の揺動によりそれぞれの叩打部がメロディー
信号に応じて該当する発音体を叩打する。このように、
第2の永久磁石を設けたことにより、スプリングを用い
ることなく揺動体先端の叩打部を上方へ振り上げた初期
状態にしておくことができ、これにより、スプリング取
り付け用のスペースを不要にして小形化を達成し、製造
工程の簡略化とあいまって、量産効果とコストの低減を
図りつつ、長期間安定して動作する楽器玩具装置を実現
することができるという効果が得られる。また、メロデ
ィー信号に応じて揺動する揺動体先端の叩打部によって
各発音体が叩打されることになるので、特定のメロディ
ーの音を発生させることができ、面白さを加味させるこ
とができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る楽器玩具装置の分解斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る楽器玩具装置の外観斜視図であ
る。
【図3】本発明に係る楽器玩具装置に組み込まれるコン
トロール装置とその周辺部の回路図である。
【図4】コイルと永久磁石との磁気的作用を示した説明
図である。
【図5】コイルへ供給されるパルス信号の波形図であ
る。
【図6】本発明に係る他の実施例の外観斜視図である。
【図7】本発明に係る他の実施例に組み込まれるコント
ロール装置とその周辺部の回路図である。
【図8】従来例の外観斜視図である。
【図9】従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 楽器玩具装置 5 発音体 7 玩具体 9a 揺動体 9b 揺動体 11a 叩打部 11b 叩打部 23a 永久磁石 23b 永久磁石 29a コイル 29b コイル 31a ゴム磁石 31b ゴム磁石 54 コントロール装置 55 制御回路 56 パルス発生回路 57 リズム発生回路 58 駆動回路 63a 玩具体 63a 玩具体 65a 発音体 65b 発音体 74 コントロール装置 75 制御回路 76 パルス発生回路 77 メロディー発生回路 78a 駆動回路 78b 駆動回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする楽
    器玩具装置。 (イ)玩具体と、発音体と、コントロール装置とを有す
    ること。 (ロ)前記玩具体は、第1の永久磁石と、当該第1の永
    久磁石の近傍に揺動自在に設けられる揺動体とを有する
    こと。 (ハ)前記揺動体は、前記発音体を叩打する叩打部と、
    前記第1の永久磁石と磁気的に作用して揺動力を発生す
    る作用部とを有すること。 (ニ)前記作用部には、前記叩打部を上方へ振り上げる
    第2の永久磁石が設けられていること。 (ホ)前記作用部には、前記上方へ振り上げた叩打部を
    第2の永久磁石に抗して、下方へ降り下げるコイルが設
    けられていること。 (ヘ)前記コントロール装置は、リズム信号を発生する
    リズム信号発生手段を有し、このリズム信号を前記コイ
    ルへ供給して揺動体を当該リズム信号に応じて揺動させ
    ること。 (ト)前記発音体は、前記リズム信号に応じて揺動する
    揺動体の叩打部によって叩打される位置に設けられてい
    ること。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする楽
    器玩具装置。 (イ)複数の玩具体と、複数種類の音階に対応して設け
    られる複数の発音体と、コントロール装置とを有するこ
    と。 (ロ)前記各玩具体は、第1の永久磁石と、当該第1の
    永久磁石の近傍に揺動自在に設けられる揺動体とを有す
    ること。 (ハ)前記各玩具体に設けられるそれぞれの揺動体は複
    数種類の音階に対応して設けられていること。 (ニ)前記それぞれの揺動体は、該当する音階の発音体
    を叩打する叩打部と、前記第1の永久磁石と磁気的に作
    用して揺動力を発生する作用部とを有すること。 (ホ)前記作用部には、前記叩打部を上方へ振り上げる
    第2の永久磁石が設けられていること。 (ヘ)前記作用部には、前記上方へ振り上げた叩打部を
    第2の永久磁石に抗して、下方へ降り下げるコイルが設
    けられていること。 (ト)前記コントロール装置は、複数種類の音階で成る
    メロディー信号を発生するメロディー信号発生手段を有
    し、このメロディー信号を各コイルへ供給してそれぞれ
    の揺動体を当該メロディー信号に応じて揺動させるこ
    と。 (チ)前記それぞれの発音体は、前記メロディー信号に
    応じて揺動する各揺動体の該当する叩打部によって叩打
    される位置に設けられていること。
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