JPH0417996Y2 - - Google Patents

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JPH0417996Y2
JPH0417996Y2 JP4179187U JP4179187U JPH0417996Y2 JP H0417996 Y2 JPH0417996 Y2 JP H0417996Y2 JP 4179187 U JP4179187 U JP 4179187U JP 4179187 U JP4179187 U JP 4179187U JP H0417996 Y2 JPH0417996 Y2 JP H0417996Y2
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JP
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ball
hitting ball
striking
ring
contact
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JP4179187U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、目覚まし時計等に使用されている打
鈴装置に関するものであり、特に打鈴音の音質を
可変することができるものに関する。
(従来技術) 従来のこの種の打鈴装置としては、実公昭58−
5262号公報に示されているものがあつた。
この打鈴装置は、2つのリンと打ち玉を有する
シユモクが取り付けられた移動可能なモータとを
備え、このモータを移動させることにより、打鈴
するリンを選択し、異なる打鈴音を発生させるよ
うに構成したものである。
(考案が解決しようとする問題点) このような従来の打鈴装置においては、2つの
リンを設けなければならず、リンの数が増加する
という問題点があつた。
また、増加したリンの配置スペース及びモータ
の可動スペースが必要であり、装置全体が大型化
する分、汎用性が乏しくなるという問題点もあつ
た。
本考案の目的は、部品点数を増加し、また装置
を大型化することなく、異なる打鈴音を発生する
打鈴装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の打鈴装置は、正逆回転可能な回転駆動
手段と、この回転駆動手段により回転されるシユ
モクと、このシユモクが回転したときに生じる遠
心力及び求心力が作用する方向にのみ変位するよ
うにこのシユモクに遊嵌された打ち玉と、リンと
からなり、回転駆動手段を正逆回転させたときに
それぞれリンに当接する打ち玉の各部分をリンに
対して互いに異なる性質を有するように形成し、
回転駆動手段の回転方向に応じて打ち玉の異なる
性質を有する部分がそれぞれリンに当接して異な
る打鈴音を発生させるように構成したものであ
る。
(実施例) はじめに第8図及び第9図を用いて本考案の一
実施例に係る打鈴装置の概略構成を説明する。
第8図は打鈴装置の縦断面図、第9図は第8図
に示す打鈴装置の平面図である。
2は正逆回転可能な回転駆動手段としてのモー
タであり、地板4に固定されている。
6はモータ2の回転軸2aに取り付けられたシ
ユモク、8はこのシユモク6の上面より突出する
フツク状の取付突部6aに遊嵌されているリング
状の打ち玉であり、この打ち玉8に関しての詳細
は後述する。
10はリンであり、地板4に固定されている。
この打鈴装置においては、モータ2によりシユ
モク6が回転させると、遠心力により打ち玉8が
変位してリン10に当接し打鈴音を発生させる。
特に、モータ2は正逆回転可能なものであり、
正回転時と逆回転時においてそれぞれ打ち玉8が
リン10に当接し、このときに打ち玉8の互いに
異なる性質を有する部分がリン10に当接して異
なる打鈴音を発生させる。
次に第8図及び第9図に示す打ち玉8の詳細な
構成及び打鈴時の状態を説明する。
第1図は上記実施例に係る打鈴装置における打
ち玉8の第1実施例を示す平面図、第2図はその
打鈴時の状態を示す平面図、第3図はその正面
図、第4図はその縦断面図である。
この打ち玉8は、その平面形状がリング状をな
し、その少なくとも内側面8aの形状が楕円形等
の長円形をなすように設定されている。
また、シユモク6の端部付近の上面には、第3
図に示すように、上方に向かつて突出しその端部
6bが外方を向いたフツク状の取付突部6aが一
対設けられている。
この取付突部6aは、打ち玉8をその上方から
押し込むとその弾性により一旦打ち玉8内にたわ
み、その端部6bが打ち玉8の上面に達すると復
原して広がるものであり、打ち玉8はこの取付突
部6aに遊嵌されて支持されている。
このように取付突部6aに取り付けられた打ち
玉8は、この取付突部6aにガイドされてシユモ
ク6を回転させたときの遠心力と求心力が作用す
るA−B方向(第1図及び第2図)のみ移動する
ことができるようになる。尚、この打ち玉8が回
転せずA−B方向にのみ移動することができるよ
うに取付突部6aでガイドするには、打ち玉8の
長径がA−B方向を向くように位置決めし、さら
にその長径をl3、短径をl1、取付突部6aのA−
B方向の長さをl2とすると、l3>l2>l1となるよう
に設定すれば良い。
このように打ち玉8が回転せずにA−B方向の
みに移動することができるようにすると、モータ
2を正回転させてシユモク6を矢印C(第2図)
の方向へ回転させた場合には打ち玉8のP1部分
だけがリン10に当接し、またモータ2を逆回転
させてシユモク6を矢印D(第2図)の方向へ回
転させた場合には打ち玉8のP2部分だけがリン
10に当接する。
従つて、この打ち玉8のP1,P2部分がそれぞ
れ異なる性質を有するように形成すれば、リン1
0に打ち玉8のP1,P2部分がそれぞれ当接した
ときの打鈴音の音質をモータ2の回転方向に応じ
て変えることができる。
本実施例における打ち玉8は、P1部分を含む
半分割部8bとP2部分を含む半分割部8cがそ
れぞれ軟質材と硬質材により形成されている。
このため、シユモク6がC方向に回転すると軟
質材からなるP1部分がリン10に当接して比較
的低い打鈴音が発生され、またシユモク6がD方
向に回転すると硬質材からなるP2部分がリン1
0に当接して比較的高い打鈴音が発生される。
第5図は打ち玉8の第2実施例を示す正面図、
第6図はその側面図、第7図はその平面図であ
る。
この第2実施例に係る打ち玉8も、前記第1実
施例に係る打ち玉8と同様の平面形状を有するも
のであるが、本実施例のものはP1,P2部分をそ
れぞれ含む半分割部8d,8eの材質が異なるの
ではなく、その厚さd1,d2が異なるように形成さ
れている。
即ち、打ち玉8の半分割部8dの厚さd1よりも
半分割部8eの厚さd2の方がより厚みがあり、リ
ン10に当接したときの当接面積が広くなるよう
に設定されている。
従つて、打ち玉8のP1,P2部分がリン10に
当接したときに発生される打鈴音は、その当接面
積の違いによりそれぞれ軽い音質のものと比較的
重い音質のものとなる。
尚、この打ち玉8は、前記第1実施例に係る打
ち玉8と同様にシユモク6の取付突部6aにより
A−B方向にのみ移動可能に支持されている。
但し、本実施例における打ち玉8はその半分割
部8d,8eの厚さが異なるため、第5図に示す
ようにシユモク6の取付突部6aの高さを、半分
割部8e側の取付突部6cを高く、半分割部8e
側の取付突部6dを低く設定している。
このようにすれば、打ち玉8の上下動を適正範
囲内でおさめることができ、打ち玉8が斜めにな
ることもない。
上記のように、打ち玉8を回転しないようにシ
ユモク6に取り付け、さらにシユモク6の回転方
向に応じてリン10に当接する打ち玉8のP1
P2部分のそれぞれの材質又は厚さを互いに異な
るものにすることにより、モータ2の回転方向に
応じて発生される打鈴音の音質を可変することが
できる。
尚、打ち玉8の各実施例においては、すべて打
ち玉8をその平面方向から見たときに長径を含む
線を中心線として左右の半分がそれぞれリン10
に対して異なる性質を有するように構成していた
が、少なくともリン10に当接するP1,P2部分
又はそれらを含むその周囲が異なる性質を有する
ものであれば異なる打鈴音を発生させることは可
能である。
(考案の効果) 本考案によれば、回転駆動手段としてのモータ
の回転方向を変えるだけで異なる打鈴音を発生さ
せることができ、リン等を増加する必要がない。
また、リン等を増加する必要がないため、装置
が大型化することがなく、汎用性に優れた打鈴装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る打鈴装置にお
ける打ち玉の第一実施例を示す平面図。第2図は
第1図に示す打ち玉の打鈴時の状態を示す平面
図。第3図は第1図に示す打ち玉の正面図。第4
図は第1図に示す打ち玉の縦断面図。第5図は本
考案の一実施例に係る打鈴装置における打ち玉の
第2実施例を示す正面図。第6図は第5図に示す
打ち玉の側面図。第7図は第5図に示す打ち玉の
平面図、第8図は本考案の一実施例に係る打鈴装
置を示す縦断面図。第9図は第8図に示す打鈴装
置の平面図。 2……モータ、6……シユモク、6a……取付
突部、8……打ち玉、8b,8c,8d,8e…
…半分割部、10……リン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 正逆回転可能な回転駆動手段と、 該回転駆動手段により回転されるシユモクと、 該シユモクが回転したときに生じる遠心力及び
    求心力が作用する方向にのみ変位するように該シ
    ユモクに遊嵌された打ち玉と、 該打ち玉が当接することにより打鈴音を発する
    リンとからなり、 前記打ち玉の前記回転駆動手段を正回転させた
    ときに前記リンに当接する部分と逆回転させたと
    きに前記打ち玉に当接する部分とが前記リンに対
    して互いに異なる性質を有し、前記回転駆動手段
    の回転方向により打鈴音の音質を可変することを
    特徴とする打鈴装置。
JP4179187U 1987-03-20 1987-03-20 Expired JPH0417996Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4179187U JPH0417996Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4179187U JPH0417996Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63148998U JPS63148998U (ja) 1988-09-30
JPH0417996Y2 true JPH0417996Y2 (ja) 1992-04-22

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ID=30857111

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JP4179187U Expired JPH0417996Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

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JPS63148998U (ja) 1988-09-30

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