JPH0452423Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0452423Y2 JPH0452423Y2 JP1987000618U JP61887U JPH0452423Y2 JP H0452423 Y2 JPH0452423 Y2 JP H0452423Y2 JP 1987000618 U JP1987000618 U JP 1987000618U JP 61887 U JP61887 U JP 61887U JP H0452423 Y2 JPH0452423 Y2 JP H0452423Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- case
- exhaust gas
- switching valve
- valve shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 7
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、主として車両用に適用される排気ガ
ス切替バルブ装置に関し、更に詳細にはエンジン
の排気管の途中に介設されるバルブケース内に、
該バルブケースに軸支されるバルブ軸を中心にし
て回動自在な切替バルブを設けるバルブ装置に関
する。
ス切替バルブ装置に関し、更に詳細にはエンジン
の排気管の途中に介設されるバルブケース内に、
該バルブケースに軸支されるバルブ軸を中心にし
て回動自在な切替バルブを設けるバルブ装置に関
する。
(従来の技術)
従来この種の装置において、切替バルブの軸受
部、即ちバルブケースに設けたバルブ軸用の軸受
孔への排気ガスによるカーボンの付着を考慮し
て、該バルブ軸と該軸受孔の内周面との間に一定
の〓間を設けることを一般としている。
部、即ちバルブケースに設けたバルブ軸用の軸受
孔への排気ガスによるカーボンの付着を考慮し
て、該バルブ軸と該軸受孔の内周面との間に一定
の〓間を設けることを一般としている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記のものでは、バルブ軸と軸受孔との〓間が
大き過ぎると、切替バルブがガタついて異音を発
生したり、排気ガスの漏れを生ずることがあり、
又小さ過ぎるとカーボンの付着による切替バルブ
の拘束を生ずることがあり、精度を必要としてい
た。
大き過ぎると、切替バルブがガタついて異音を発
生したり、排気ガスの漏れを生ずることがあり、
又小さ過ぎるとカーボンの付着による切替バルブ
の拘束を生ずることがあり、精度を必要としてい
た。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記目的を達成すべく、エンジンの排
気管の途中に介設されるバルブケース内に該バル
ブケースに軸支されるバルブ軸を中心にして回動
自在な切替バルブを設けるものにおいて、該バル
ブケース内に該切替バルブを収納するインナーケ
ースを設け、該インナーケースに該バルブ軸が貫
通する貫通孔を形成したことを特徴とする。
気管の途中に介設されるバルブケース内に該バル
ブケースに軸支されるバルブ軸を中心にして回動
自在な切替バルブを設けるものにおいて、該バル
ブケース内に該切替バルブを収納するインナーケ
ースを設け、該インナーケースに該バルブ軸が貫
通する貫通孔を形成したことを特徴とする。
(作用)
バルブケース内に流入する排気ガスは、切替バ
ルブに当つてその流れを乱し、一部はインナーケ
ースに設けた該バルブのバルブ軸の貫通孔から漏
れるものの、大部分は該インナーケースの内周面
に沿うようにして下流側へ流れ、該インナーケー
スの外側の該バルブの軸受部への排気ガスの接触
が有効に防止され、カーボンの付着を最小限にす
ることができる。
ルブに当つてその流れを乱し、一部はインナーケ
ースに設けた該バルブのバルブ軸の貫通孔から漏
れるものの、大部分は該インナーケースの内周面
に沿うようにして下流側へ流れ、該インナーケー
スの外側の該バルブの軸受部への排気ガスの接触
が有効に防止され、カーボンの付着を最小限にす
ることができる。
(実施例)
図面を参照して、1は内筒2と外筒3を有し、
該外筒3の外周にスリーブ4を設けて構成した熱
交換器を示し、該熱交換器1を車両用エンジンの
排気管の途中に設けると共に、その上流側に切替
バルブ5を設けて、該切替バルブ5により排気ガ
スを該内筒2内の主排気ガス通路6と、該内筒2
と該外筒3との間〓で構成した副排気ガス通路7
とに選択的に流すようにし、又該外筒3と該スリ
ーブ4との間に、車両の暖房用ヒーターへのエン
ジン冷却水の供給回路に介入される通水路8を構
成して、該副排気ガス通路7に導いた排気ガスの
排気熱により、該外筒3を介して該通水路8内の
冷却水を加熱するようにした。
該外筒3の外周にスリーブ4を設けて構成した熱
交換器を示し、該熱交換器1を車両用エンジンの
排気管の途中に設けると共に、その上流側に切替
バルブ5を設けて、該切替バルブ5により排気ガ
スを該内筒2内の主排気ガス通路6と、該内筒2
と該外筒3との間〓で構成した副排気ガス通路7
とに選択的に流すようにし、又該外筒3と該スリ
ーブ4との間に、車両の暖房用ヒーターへのエン
ジン冷却水の供給回路に介入される通水路8を構
成して、該副排気ガス通路7に導いた排気ガスの
排気熱により、該外筒3を介して該通水路8内の
冷却水を加熱するようにした。
切替バルブ5は、外筒3の上流端に溶接した筒
状のバルブケース9内に、該内筒2の軸線に直交
する垂直のバルブ軸5aを中心にして該内筒2の
上流端に対向する横向きの閉位置と縦向きの開位
置とに90°回転自在に軸設したバタフライバルブ
で構成されるものとし、該バルブ軸6aは、バル
ブケース9の上側と下側に設けた軸受孔9a,9
aにカラー10,10を嵌合し、該カラー10,
10に回転自在に挿通軸支されるものとし、上側
の軸受孔9aを貫通穴に形成して該バルブ軸5a
の上端をバルブケース9の上方に突出させ、これ
にエンジンの冷却水温に応じて作動する駆動機構
の出力端の操作ロツド11を連結し、冷却水温が
設定温度以上のときは、該切替バルブ5を開位置
に回動して排気ガスを主排気ガス通路6に導き、
冷却水温が設定温度以下のときは、該切替バルブ
5を閉位置に回動して排気ガスを副排気ガス通路
7に導くようにした。
状のバルブケース9内に、該内筒2の軸線に直交
する垂直のバルブ軸5aを中心にして該内筒2の
上流端に対向する横向きの閉位置と縦向きの開位
置とに90°回転自在に軸設したバタフライバルブ
で構成されるものとし、該バルブ軸6aは、バル
ブケース9の上側と下側に設けた軸受孔9a,9
aにカラー10,10を嵌合し、該カラー10,
10に回転自在に挿通軸支されるものとし、上側
の軸受孔9aを貫通穴に形成して該バルブ軸5a
の上端をバルブケース9の上方に突出させ、これ
にエンジンの冷却水温に応じて作動する駆動機構
の出力端の操作ロツド11を連結し、冷却水温が
設定温度以上のときは、該切替バルブ5を開位置
に回動して排気ガスを主排気ガス通路6に導き、
冷却水温が設定温度以下のときは、該切替バルブ
5を閉位置に回動して排気ガスを副排気ガス通路
7に導くようにした。
バルブケース9の内周には、テーパー部12a
を挟んで上流側の小径部12bと下流側の大径部
12cとを有する筒状のインナーケース12を設
けるものとし、該小径部12bは、バルブケース
9の上流端の開口に挿通して溶接され、該大径部
12cは、その上下にバルブ軸5aが貫通する貫
通孔12d,12dを設けると共に、該バルブケ
ース9の内周面に対し間〓を介して沿わせるよう
に設けて、バルブ軸5aの軸受部への熱的影響を
柔げると共に、上流側より流入する排気ガスが、
該インナーケース2の内周に沿つて流れ、下流側
の熱交換器1に流入するようにした。
を挟んで上流側の小径部12bと下流側の大径部
12cとを有する筒状のインナーケース12を設
けるものとし、該小径部12bは、バルブケース
9の上流端の開口に挿通して溶接され、該大径部
12cは、その上下にバルブ軸5aが貫通する貫
通孔12d,12dを設けると共に、該バルブケ
ース9の内周面に対し間〓を介して沿わせるよう
に設けて、バルブ軸5aの軸受部への熱的影響を
柔げると共に、上流側より流入する排気ガスが、
該インナーケース2の内周に沿つて流れ、下流側
の熱交換器1に流入するようにした。
図中13は、インナーケース12の小径部12
bに挿着した排気ガスの流入ノズル、14は上側
の軸受孔9aの下端開口部にバルブ軸5aとの〓
間をシールすべく設けたシール部材を示す。
bに挿着した排気ガスの流入ノズル、14は上側
の軸受孔9aの下端開口部にバルブ軸5aとの〓
間をシールすべく設けたシール部材を示す。
次にインナーケース12の作用を説明する。
車両用エンジンから一定の流速をもつてインナ
ーケース12内に流入する排気ガスは、その流れ
を切替バルブ5により阻害され、該切替バルブ5
の外方へ流れつつ該インナーケース12の内周面
に当り、上流側からの流れに押されるようにして
該内周面に沿つて下流側へ流れる。このとき、排
気ガスの一部はバルブ軸5aと該インナーケース
12の貫通孔12d,12dとの〓間から漏れ
て、前記軸受孔9a,9a部に至ることがある
が、既に流速を減じているため該軸受孔9a,9
a部に、激しく突き当ることがなく、カーボンの
付着を著しく抑制することができる。
ーケース12内に流入する排気ガスは、その流れ
を切替バルブ5により阻害され、該切替バルブ5
の外方へ流れつつ該インナーケース12の内周面
に当り、上流側からの流れに押されるようにして
該内周面に沿つて下流側へ流れる。このとき、排
気ガスの一部はバルブ軸5aと該インナーケース
12の貫通孔12d,12dとの〓間から漏れ
て、前記軸受孔9a,9a部に至ることがある
が、既に流速を減じているため該軸受孔9a,9
a部に、激しく突き当ることがなく、カーボンの
付着を著しく抑制することができる。
(考案の効果)
以上のように本考案によれば、排気ガスの流れ
が軸受部に直設当ることがないため、カーボンの
付着による切替バルブの拘束や熱の影響を有効に
防止でき、軸受部の〓間の高精度の管理が不要と
なり、切替バルブの故障を少なくして寿命を永く
保つ効果を有する。
が軸受部に直設当ることがないため、カーボンの
付着による切替バルブの拘束や熱の影響を有効に
防止でき、軸受部の〓間の高精度の管理が不要と
なり、切替バルブの故障を少なくして寿命を永く
保つ効果を有する。
図面は、本考案の1実施例の截断側面図であ
る。 1……熱交換器、2……内筒、3……外筒、5
……切替バルブ、5a……バルブ軸、9……バル
ブケース、9a……軸受孔、12……インナーケ
ース。
る。 1……熱交換器、2……内筒、3……外筒、5
……切替バルブ、5a……バルブ軸、9……バル
ブケース、9a……軸受孔、12……インナーケ
ース。
Claims (1)
- エンジンの排気管の途中に介設されるバルブケ
ース内に該バルブケースに軸支されるバルブ軸を
中心にして回動自在な切替バルブを設けるものに
おいて、該バルブケース内に該切替バルブを収納
するインナーケースを設け、該インナーケースに
該バルブ軸が貫通する貫通孔を形成したことを特
徴とするエンジンの排気ガス切替バルブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987000618U JPH0452423Y2 (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987000618U JPH0452423Y2 (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63110616U JPS63110616U (ja) | 1988-07-15 |
JPH0452423Y2 true JPH0452423Y2 (ja) | 1992-12-09 |
Family
ID=30777749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987000618U Expired JPH0452423Y2 (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0452423Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-01-08 JP JP1987000618U patent/JPH0452423Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63110616U (ja) | 1988-07-15 |
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