JPH0610147Y2 - 排気管構造 - Google Patents

排気管構造

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JPH0610147Y2
JPH0610147Y2 JP1987091057U JP9105787U JPH0610147Y2 JP H0610147 Y2 JPH0610147 Y2 JP H0610147Y2 JP 1987091057 U JP1987091057 U JP 1987091057U JP 9105787 U JP9105787 U JP 9105787U JP H0610147 Y2 JPH0610147 Y2 JP H0610147Y2
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JP
Japan
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passage
exhaust
exhaust gas
valve
halves
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JP1987091057U
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雅人 桜井
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Honda Motor Co Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は内燃機関の排気ガスの熱を利用する排気管構造
に関する。
(従来の技術) 従来より水冷式エンジンを搭載した車両ではエンジンの
始動直後等に排気ガスの温度を利用して冷却水の温度を
上昇させ、室内の暖房を行うようにしたものがある。
斯かる車両では排気ガスと冷却水との間で熱交換を行う
排気熱交換器を設けるが、斯かる排気熱交換器では冷却
水の所定以上の温度上昇を防ぐために排気ガス通路と冷
却水との間の熱交換量を調整できるようにしたものがあ
る。
第6図は斯かる構造の熱交換器を示し、図中50は、一
端側(図中左側)がエンジンに連結され、又他端側(図
中右側)が大気に開放された排気ガス通路で、該排気通
路50は第1排気通路61と、この第1排気通路61の
外側に形成される第2排気通路62とから成り、前記第
1排気通路61にはバルブ65が配設されている。又、
第2排気通路62外周には冷却水が通流するウォーター
ジャケット64が形成されている。
斯かる熱交換器では室内暖房時には第6図に示すように
第1排気通路61をバルブ65で閉じて排気ガスを矢印
で示すように第2排気通路62のみ通過させ、これによ
り第2排気通路62を通過する排気ガスとウォータージ
ャケット64を流れる冷却水との間で熱交換を行い、冷
却水の温度を上昇させ、室内を暖房する。
一方、冷却水が所定以上の温度となった場合には第7図
に示すようにバルブ65を開いて排気ガスを第1排気通
路61のみ通過させ、排気ガスと冷却水との熱交換を遮
断して冷却水の温度上昇を防止する。
(考案が解決しようとする問題点) ところが斯かる構造の排気熱交換器ではバルブ65を開
いて排気ガスを第1排気通路61のみ通過させようとし
ても、第2排気通路62は常に開いているために実際に
は第7図中矢印Dで示すように排気ガスの一部は第2排
気通路62をも通過してしまうことになり、冷却水が所
定温度以上になった時にはこれら排気ガスの熱は冷却水
に伝達されないことが望ましい。
(問題点を解決するための手段) 前記問題点を解決するため本考案は、第1の排気ガス通
路を形成する内側通路部材と、該内側通路部材の外周に
設けられ、該内側通路部材の外周に第2の排気ガス通路
を形成する外側通路部材とから成る排気管構造におい
て、前記第1の排気ガス通路に該第1の排気ガス通路の
開閉を行う2つの半体より成るインナー弁を設け、該イ
ンナー弁の2つの半体の夫々の回転軸に前記第2の排気
ガス通路の開閉を行うアウター弁の2つの半体の夫々を
前記インナー弁の半体とは略直交させて固着したことを
特徴とする。
(作用) 車内暖房時には、2つの半体から成るインナー弁により
第1の排気通路を閉じて排気ガスを第2の排気通路のみ
を通過させ、又、冷却水が所定温度に達した後はインナ
ー弁の半体の回動軸を回動させることにより第1の排気
通路を開放するとともに、2つの半体から成るアウター
弁で第2排気通路を閉じ、排気ガスを第1排気通路のみ
通過させるようにしたので、冷却水が所定温度に達した
後は排気ガスの熱が冷却水に伝達するのを防止すること
ができる。
(実施例) 以下に本考案の好適一実施例を排気熱交換器に適用した
場合について説明する。
第1図は本考案に係る排気熱交換器の縦断面図、第2図
は同図II−II線断面図を示し、排気熱交換器1の一端側
(図中左端側)は水冷式エンジンに、又他端側(図中右
端側)は排気管に夫々連結されている。
図中、5は円筒状の内側通路部材で、該内側通路部材5
の上流側は外方に若干拡開して形成し、又、この内側通
路部材5の下流側には周方向に沿って複数の孔部5a…
を形成する。
7は内側通路部材5の外周に設けた外側通路部材で、該
外側通路部材7の上流側内周は、孔9を形成したホルダ
ー11を介して前記内側通路部材5外周に結着し、又下
流側内周には出口部材13を嵌合するとともにこの出口
部材13をステンレスワイヤから成るメッシュ部材14
を介して内側通路部材5外周に嵌合する。
又、外側通路部材7の上流側外周には入口部材15を嵌
合し、下流側外周には取付用フランジ16を嵌合する。
更に外側通路部材7の内周面には該通路部材7の長さ方
向に沿った複数のフィン17…を形成する。
19は外側通路部材7の外周に取付けたケーシングであ
り、該ケーシング19により外側通路部材7外周にエン
ジン用冷却水が通流するウォータージャケット20を形
成する。
以上に於いて排気熱交換器1内には排気ガス通路Aが形
成され、この排気ガス通路Aは更に内側通路部材5内の
第1排気通路A1と、内側通路部材5外周と外側通路部
材7内周との間に形成される第2排気通路A2とに分か
れる。
前記第1排気通路A1には、該第1排気通路A1の開閉
を行うインナーバルブ25を設ける。該インナーバルブ
25は半円形の2つの半体25a,25bから成り、
(第3図にはその一方のみを示す)これら半体25a,
25bは入口部材15を挿通して設けた2本の回動軸3
0,31に夫々固着され、而して半体25a,25bは
回動軸30,31の回動で回動して(第1図中E1,F
1及びE2,F2方向)第1排気通路A1の開閉を行
う。尚、図中10aはガスシール材、10bは軸受ブッ
シュ、10cは軸シール材である。
一方、前記回動軸30,31にはアウターバルブ35を
構成する2つの半体35a,35bの夫々を固着し、こ
れら半体35a,35bは前記インナーバルブ25の半
体25a,25bとは直角を成し、本実施例では半体3
5aは半体25aと、又半体35bは半体25bと一体
的に形成され、この一体になった半体35a,25a、
及び半体35b,25bを回動軸30に溶着している。
又半体35a,35bは第2排気通路A2の断面を略半
分にした半円環状を成し、回動軸30,31の回動によ
り回動して(第1図中G1,H1及びG2,H2方向)
第2排気通路A2の開閉を行う。尚、前記インナーバル
ブの半体とアウターバルブの半体とは別々に回動軸30
に取付けてもよく、例えば第5図に示すように回動軸3
0を2箇所で面取り30a,30bし、この部分にイン
ナーバルブの半体25aとアウターバルブの半体35a
を夫々ビスで固定するようにしてもよい。
前記回動軸30,31の端部は入口部材15外方でギヤ
40,41を介して連結され、又回動軸30はリンクプ
レート43を介して図示しないアクチュエータに連結さ
れる。
従ってアクチュエータの作動により回動軸30が第1図
の状態から例えばE1方向に回動すれば、この回動はギ
ヤ40,41を介して回動軸31に伝わり回動軸31は
F2方向へ回動する。よってインナーバルブ25の半体
25a,25bは夫々E1,F2方向に、又アウターバ
ルブ35の半体35a,35bは夫々G1,H2方向に
回転し、第4図に示す状態となる。
又、第4図の状態からアクチュエータが逆方向に作動す
れば以上とは逆方向にインナーバルブ25、アウターバ
ルブ35が回転して第1図の状態となる。
以上に於いて車室内の暖房を行う時には排気熱交換器1
は第4図に示す状態となっており、この状態ではインナ
ーバルブ25の半体25a,25bは起立して第1排気
通路A1を塞ぎ、又アウターバルブ35の半体35a,
35bは倒れて第2排気通路A2を開いている。従って
排気通路Aを通過する排気ガスは矢印で示すように第1
排気通路は通らず第2排気通路を通過し、孔5aから第
1排気通路A1を通過していく。この排気ガスの熱がウ
ォータージャケット20を通流する冷却水に伝わり車室
内の暖房に供される。
一方、冷却水の温度が所定以上になった場合には、第4
図の状態からアクチュエータを作動させ、排気熱交換器
1を第1図の状態にする。この状態ではアウターバルブ
35の半体35a,35bは起立して第2排気通路を塞
ぎ、又、インナーバルブ25の半体25a,25bは第
1排気通路A1を開く。よって排気通路Aを通過する排
気ガスは第1図に矢印で示すように第2排気通路A2を
通らず第1排気通路A1のみ通過する。従って排気ガス
と冷却水との熱交換を遮断することができる。
(考案の効果) 以上述べたように本考案によれば、車内暖房時には、2
つの半体から成るインナー弁により第1の排気通路を閉
じて排気ガスを第2の排気通路のみを通過させ、又、冷
却水が所定温度に達した後はインナー弁の半体の回動軸
を回動させることにより第1の排気通路を開放するとと
もに、2つの半体から成るアウター弁で第2排気通路を
閉じ、排気ガスを第1排気通路のみ通過させるようにし
たので、冷却水が所定温度に達した後は排気ガスの熱が
冷却水に伝達するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る排気熱交換器の縦断面図、第2図
は同図II−II線断面図、第3図はインナーバルブ半体、
アウターバルブ半体の回動軸への取付状態を示す斜視
図、第4図はアウターバルブを開、インナーバルブを閉
にした状態での排気熱交換器の縦断面図、第5図は別実
施例に係るインナーバルブ半体、アウターバルブ半体の
取付状態を示す斜視図、第6図、第7図は従来例を示
す。 尚、図面中、1は排気熱交換器、5は内側通路部材、7
は外側通路部材、20は伝熱媒体通路、25はインナー
弁、25a,25bはインナー弁の半体、30,31は
回動軸、35はアウター弁、35a,35bはアウター
弁の半体、Aは排気通路、A1は第1排気通路、A2は
第2排気通路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の排気ガス通路を形成する内側通路部
    材と、 該内側通路部材の外周に設けられ、該内側通路部材の外
    周に第2の排気ガス通路を形成する外側通路部材とから
    成る排気管構造において、 前記第1の排気ガス通路に該第1の排気ガス通路の開閉
    を行う2つの半体より成るインナー弁を設け、 該インナー弁の2つの半体の夫々の回転軸に前記第2の
    排気ガス通路の開閉を行うアウター弁の2つの半体の夫
    々を前記インナー弁の半体とは略直交させて固着したこ
    とを特徴とする排気管構造。
JP1987091057U 1987-06-12 1987-06-12 排気管構造 Expired - Lifetime JPH0610147Y2 (ja)

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DE102014106386B4 (de) 2014-05-07 2016-08-11 Benteler Automobiltechnik Gmbh Abgaswärmetauscher mit Bypassrohr

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