JPS6246811Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6246811Y2
JPS6246811Y2 JP5144682U JP5144682U JPS6246811Y2 JP S6246811 Y2 JPS6246811 Y2 JP S6246811Y2 JP 5144682 U JP5144682 U JP 5144682U JP 5144682 U JP5144682 U JP 5144682U JP S6246811 Y2 JPS6246811 Y2 JP S6246811Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake passage
valve
butterfly
intake
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5144682U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58154827U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5144682U priority Critical patent/JPS58154827U/ja
Publication of JPS58154827U publication Critical patent/JPS58154827U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6246811Y2 publication Critical patent/JPS6246811Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はエンジンの吸気装置に関するもので
ある。エンジンの各気筒にそれぞれ対応する吸気
通路に開閉弁を配設し、これら開閉弁をエンジン
の低負荷運転時に閉成して通路面積の大きい主吸
気通路を閉塞し、この主吸気通路よりも著しく小
さな通路面積をもつた副吸気通路を介して吸入混
合気を燃焼室に供給することで、低負荷運転時に
おける吸入混合気の流速を増大して燃焼室内でス
ワールの生成を容易にし、燃焼性の向上を図つた
吸気制御装置はすでに実開昭54−61118号によつ
て提案されている。
この種装置において、第4図で示すように吸気
通路35に配設されている開閉弁36は、連結部
材30を介して同時回転可能に連結され、かつ軸
受部31によつて回動自在に軸支されたシヤフト
32a,32bに取付けられている。そして一方
のシヤフト32aの外端部をダイヤフラム装置な
どのアクチユエータ33に連結し、このアクチユ
エータ33の動作によつて開閉するように構成し
ている。
しかしながら、シヤフト32a,32bはエン
ジンの昇温と、吸気を加熱するために設けられて
いる冷却水通路34を循還する温水の影響によつ
て加熱され、シヤフト32a,32bが熱変形を
起して歪曲するおそれがある。
一方、上記開閉弁36の設定位置から下流の吸
気通路はデツドボリウムとなるから、このボリウ
ムをできるだけ小さくするために開閉弁36はエ
ンジンの燃焼室に近接して設けられる。したがつ
て、開閉弁36自体が加熱されてシヤフト32
a,32bの熱変形を著しく増大させることにな
る。
このように、シヤフト32a,32bが熱変形
することでシヤフト32a,32bの円滑な回動
が損われ経時的にシヤフトロツクを生じて開閉弁
36の動作不良を招く欠点がある。
この考案は上記従来の欠点に鑑みなされたもの
で、開閉弁を積極的に冷却することでシヤフトの
熱変形を抑制して常時円滑にシヤフトを回動して
開閉弁を開閉動作させ得るようにしたエンジンの
吸気装置を提供することを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図において、1はエンジンのシリンダヘツ
ド、2は燃焼室、3は吸気通路、4は排気通路を
示し、吸気通路3にはその上流に絞り弁(スロツ
トル弁)5を、下流側に吸気弁5aを配設し、排
気通路4には排気弁6を配設している。
7は吸気加熱手段を示す。この吸気加熱手段7
は吸気通路3の下部に形成され、内部を循還する
温水によつて吸気通路3を加熱し、吸気通路3の
内面に付着した燃料を気化させる。8はカムシヤ
フト、9はロツカアームを示す。
上記吸気通路3は、シリンダヘツド1に取付け
られている吸気マニホールド10の通路3aと、
この通路3aに連通するシリンダヘツド1側の通
路3bとからなり、かつ仕切り壁3Aによつて通
路面積の大きい主吸気通路11とこの主吸気通路
11よりも著しく小さい通路面積を有する副吸気
通路12に区画されている。そして副吸気通路1
2の入口12aより下流の主吸気通路11内に蝶
型開閉弁13を設けている。
上記蝶形開閉弁13はエンジンの高負荷運転時
において開放し、主吸気通路11を通して多量の
吸入混合気を高速で燃焼室2内に供給してスワー
ルを生じさせ、低負荷運転時には閉塞して、小量
の吸入混合気を副吸気通路12に導入することで
流速を大きくして燃焼室2に供給し、スワールを
生じさせて燃焼室の向上を図るようにしている。
蝶形開閉弁13は、第2図で示すようにエンジ
ンの各気筒に対応して設けられる吸気マニホール
ド10の各吸気通路3aにそれぞれ配設されてお
り、これら複数の蝶形開閉弁13は左右2個の蝶
形開閉弁13ごとにシヤフト14a,14bに取
付けられ、左右のシヤフト14a,14bは連結
部材15を介して同時回転可能に連結されてお
り、一方のシヤフト14aの外端部には吸気負圧
に応動するダイヤフラム装置のような制御手段1
6を連結している。
したがつて、エンジンの運転状態に応じて制御
手段16により制御された回転角でシヤフト14
a,14bが回動し、蝶形開閉弁13を所定の開
度で開閉動作させる。
上記仕切り壁3Aには蝶形開閉弁13が閉塞状
態にあるとき、弁端部直上流位置で主吸気通路1
1と副吸気通路12とを連通する連通孔3A1
形成している。そして仕切り壁3Aは上記連通孔
3A1から上流に向けて長さだけ延出して全体
の長さLを大きくしている。
このように仕切り壁3Aの長さLを大きくする
ことによつて、副吸気通路12を通る吸入混合気
を燃焼室2に対して第3図の矢印Yで示す円周方
向の流れに方向づけて供給し、燃焼室2内におい
て容易にスワールを生成させるための方向性を確
保することができる。
上記構成において、エンジンの低負荷運転時に
おける制御手段16の制御動作でシヤフト14
a,14bが回動して蝶形開閉弁13が主吸気通
路11を閉塞した場合、吸入混合気は副吸気通路
12を通つて燃焼室2に供給されるが、仕切り壁
3Aに連通孔3A1を形成しているから蝶形開閉
弁13の上流の主吸気通路11の吸入混合気が連
通孔3A1から副吸気通路12に流入することに
なる。
即ち、主吸気通路11の蝶形開閉弁13の上流
には、蝶形開閉弁13が主吸気通路11を閉塞し
ている場合でも、吸入混合気が流入して蝶形開閉
弁13に突き当る。しかもこの吸入混合気流の温
度は低いから蝶形開閉弁13を積極的に冷却して
シヤフト14a,14bの加熱を低減させる。
なお、蝶形開閉弁13を仕切り壁3Aの上流端
に配設することによつて、蝶形開閉弁13が主吸
気通路11を閉塞した場合、上記実施例と同様に
低温の吸入混合気が蝶形開閉弁13を冷却するけ
れど、このように構成することで、蝶形開弁13
下流のデツドボリユウが大きくなる。。また、上
記実施例で示した蝶形開閉弁13の設定位置より
も上流側の仕切り壁3Aを除去することによつて
も、蝶形開閉弁13の閉塞時に低温の吸入混合気
が蝶形弁13を冷却するけれど、このように構成
することで上述した仕切り壁3Aの長さLを確保
することができず、吸入混合気に対してスワール
生成のための方向性を付与し得なくなるなどの幣
害を生じる。
以上説明したようにこの考案によれば、蝶形開
閉弁が閉塞状態にあるときの弁端部直上流の仕切
り壁に、主吸気通路と副吸気通路とを連通する連
通孔を形成しているから、吸入混合気流によつて
蝶形開閉弁を積極的に冷却することができ、シヤ
フトの熱変形を抑制し得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を適用したエンジンの一部を
示す縦断側面図、第2図は第1図におけるA−A
矢視図、第3図は副吸気通路の形状を示す概略平
面図、第4図は従来例の説明図である。 3……吸気通路、3A……仕切り壁、3A1
…連通孔、5……絞り弁、11……主吸気通路、
12……副吸気通路、13……蝶形開閉弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸気通路が、燃焼室近傍において仕切り壁にて
    主吸気通路と副吸気通路とに区画されるととも
    に、該主吸気通路にエンジンの運転状態に応じて
    該通路を開閉制御する蝶型開閉弁が介設されるエ
    ンジンの吸気装置において、上記開閉弁が閉塞状
    態にあるときの弁端部直上流の上記仕切り壁に、
    主吸気通路と副吸気通路とを連通する連通孔を形
    成したことを特徴とするエンジンの吸気装置。
JP5144682U 1982-04-08 1982-04-08 エンジンの吸気装置 Granted JPS58154827U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5144682U JPS58154827U (ja) 1982-04-08 1982-04-08 エンジンの吸気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5144682U JPS58154827U (ja) 1982-04-08 1982-04-08 エンジンの吸気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58154827U JPS58154827U (ja) 1983-10-17
JPS6246811Y2 true JPS6246811Y2 (ja) 1987-12-21

Family

ID=30062160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5144682U Granted JPS58154827U (ja) 1982-04-08 1982-04-08 エンジンの吸気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58154827U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58154827U (ja) 1983-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01152019U (ja)
JPS63117121A (ja) 内燃機関の複合吸気系制御方法
JPH0259290B2 (ja)
JPS6246811Y2 (ja)
JP2000045879A (ja) Egr装置
JPS6136742Y2 (ja)
JPS6246812Y2 (ja)
JP2002221036A (ja) エンジンの吸気装置
JPS597538Y2 (ja) 内燃機関の吸気制御装置
JPH048297Y2 (ja)
JPH0324839Y2 (ja)
JPS6111463Y2 (ja)
JP3362342B2 (ja) 空気制御装置
JPH05133234A (ja) 内燃機関の吸気制御弁装置
JPS636463Y2 (ja)
JPH048300Y2 (ja)
JPS636440Y2 (ja)
JPH03267524A (ja) エンジンのシリンダにおけるスワール及び吸気量制御装置
JPH05202820A (ja) エンジンの吸気装置
JPH07247917A (ja) エンジンの排気還流通路の構造
JPS5919805Y2 (ja) 内燃機関の吸気加熱装置
JPH0649868Y2 (ja) エンジンの絞り弁装置
JPH0543237Y2 (ja)
JPS621408Y2 (ja)
JPH0111969Y2 (ja)