JPH0452015Y2 - - Google Patents

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JPH0452015Y2
JPH0452015Y2 JP2162688U JP2162688U JPH0452015Y2 JP H0452015 Y2 JPH0452015 Y2 JP H0452015Y2 JP 2162688 U JP2162688 U JP 2162688U JP 2162688 U JP2162688 U JP 2162688U JP H0452015 Y2 JPH0452015 Y2 JP H0452015Y2
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planer
cutting
blade
plane
edge
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JP2162688U
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JPH01127710U (ja
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は軽量気泡コンクリートパネル(以下
ALCパネルという)の小口面を適宜に切削する
ためのカンナに関するものである。
(従来の技術) 従来、第7図に示すようなALCパネルを接合
して形成される外壁21に窓等の開口部22を形
成する場合には同開口部22側方に位置する側部
パネル23の小口面24をその全長に亘つて補強
する必要がある。そこで、第7図A−A部の断面
である第8図に示すように前記小口面24を覆う
アングル材25に取付管26を溶接固定し、側部
パネル23の目地27と開口部22の上下に位置
する上部パネル28あるいは下部パネル29の目
地30で構成される円形孔31でその取付管26
を支持固定することにより小口面24をアングル
材25で補強している。
このような側部パネル23の補強構造では側部
パネル23と上部パネル28あるいは下部パネル
29との間にアングル材25を挟み込むために、
上部パネル28あるいは下部パネル29の目地3
0一側の小口面32をアングル材25の板厚に相
当する厚みtだけ切削する必要がある。そこで、
上部パネル28及び下部パネル29にこの寸法を
墨着けした後に手鋸で切削する作業が必要であつ
た。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記のように手鋸で小口面32を切
削すると、滑らかな切削面を形成すること、ある
いは小口面32が側面33に対し正確な直角をな
すように切削することは容易ではなく、寸法誤差
も生じやすいという問題点があつた。この考案の
目的はALCパネルの側面に対し正確に直角をな
す滑らかな小口面を容易に切削可能とする新規な
ALCパネル用カンナを提供するにある。
考案の構成 (課題を解決するための手段) この考案は上記問題点を解決するために、カン
ナ刃を備えたカンナ本体の長辺側縁部に該カンナ
本体の腹面に直交するガイド片を設け、その腹面
にはガイド片をALCパネルの側面に当接させた
状態で該ALCパネルの目地に係合するガイド突
条を設けた構成としている。
(作用) 上記手段により、カンナ本体はALCパネルの
側面及び目地にガイドされ、この状態でカンナ本
体を操作すれば、カンナ本体の腹面はALCパネ
ルの側面に対し常に直角に保持された状態で小口
面上を移動する。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を第1図
〜第5図に従つて説明すると、第1図に示すカン
ナ1は第3図に示すALCパネル2の小口面3を
切削するためのものであり、長板状のカンナ本体
4はその長辺の一側が直角に折曲げられてガイド
片5が形成されている。カンナ本体4には第1図
に矢印×で示すこのカンナ1の操作方向に対し前
後に2か所に刃孔6,7が形成され、その刃孔
6,7の後部には後方に向かつて高くなる斜面を
備えたカンナ刃支持部8,9がそれぞれ形成され
ている。
前方のカンナ刃支持部8には刃先が粗い櫛刃状
に形成された第一のカンナ刃10が支持されてい
る。すなわち、第一のカンナ刃10の基端部には
前後方向に長孔11が形成され、その長孔11に
挿通されるボルト12でカンナ刃支持部8に締付
け固定されている。従つて、第一のカンナ刃10
は長孔11の範囲内でその締付け位置を前後に調
節可能であり、刃孔6を経てカンナ本体4の腹面
4aへ突出する刃先の突出量を調節可能となつて
いる。
後方のカンナ刃支持部9には直線状の刃先を備
えた第二のカンナ刃13が支持され、前記第一の
カンナ刃13と同様にボルト14により長孔15
の範囲内で締付け位置を調節可能となつている。
カンナ本体4の腹面4aには断面半円状のガイ
ド突条16が前記刃孔6,7部分を除いて同カン
ナ本体4の長手方向へ前記ガイド片5と平行に形
成されている。このガイド突条16は第3図に示
すALCパネル2の小口面3に形成された目地1
7に対応する形状であり、第4図に示すように同
ガイド突条16を目地17に挿入するとカンナ本
体4のガイド片5がALCパネル2の側面18に
当接するようになつている。
さて、このように構成されたカンナ1はその使
用に先立ち第一及び第二のカンナ刃10,13の
刃先の腹面4aからの突出量を切削厚さに合わせ
て調節する。このとき、第一のカンナ刃10の突
出量は第二のカンナ刃13の突出量と同一若しく
はやや少なくする。そして、カンナ刃10,13
の調整後にカンナ1のガイド突条16をALCパ
ネル2の目地17に挿入するとガイド片5が
ALCパネル2の側面18に当接し、この状態で
カンナ1を第1図矢印×方向に引くと、第5図に
示すように目地17一側の小口面3にまず先行す
る第一のカンナ刃10で複数の切削補助溝19が
形成され、その後に第二のカンナ刃13で切削補
助溝19間の残り部分を取り除くようにして小口
面3が切削される。
以上のようにこのカンナ1では、先行する第一
のカンナ刃10により切削面にまず切削補助溝1
9を形成するので、第二のカンナ刃13による平
滑面の形成が軽微な操作力で可能となるととも
に、両カンナ刃10,13の突出量を大きくして
一回の切削厚さを増大させても切削面に欠け等が
生じることがない。また、カンナ本体4は目地1
7内を移動するガイド突条16によりその進路が
規制され、ガイド片5によりALCパネル2の側
面18に対し常に直角に保持されるので同側面1
8に対し正確に直角をなす小口面3を容易に切削
することができる。従つて、このカンナ1で小口
面3を所定の寸法に従つた滑らかな切削面に容易
にかつ速やかに仕上げることができる。
また、この考案は第6図に示す態様で実施する
こともできる。すなわち、この実施例では第一及
び第二のカンナ刃20a,20bとも直線状の刃
先を備え、先行する第一のカンナ刃20aの刃先
の突出量は第二のカンナ刃20bの突出量の半分
程度に設定されている。このような構成により両
カンナ刃20a,20bで所望の切削厚さを分担
して切削することができるので、滑らかな切削面
を軽微な操作力で切削することができる。
また、前記カンナ刃20a,20bのいずれか
一方を省略して1枚のカンナ刃を備えたカンナで
も、そのカンナ刃の突出量を適宜に調節すること
により、ALCパネルの側面に対し直角をなす滑
らかな小口面を容易に形成することができる。
考案の効果 以上詳述したように、この考案の小口面切削カ
ンナはALCパネル2の側面18に対し正確に直
角をなす滑らかな小口面3を容易に切削すること
ができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した小口面切削カン
ナの斜視図、第2図は同じくその平面図、第3図
はこの考案に関するALCパネルの小口面を示す
斜視図、第4図は小口面切削カンナの使用状態を
示す正面図、第5図はその断面図、第6図はこの
考案の別例を示す断面図、第7図はALCパネル
で構成する外壁の概略図、第8図は第7図A−A
線部分の断面図である。 ALCパネル2、小口面3、カンナ本体4、腹
面4a、ガイド片5、ガイド突条16、目地1
7、側面18。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カンナ刃を備えたカンナ本体4の長辺側縁部に
    該カンナ本体4の腹面4aに直交するガイド片5
    を設け、その腹面4aにはガイド片5を軽量気泡
    コンクリートパネル2の側面18に当接させた状
    態で該軽量気泡コンクリートパネル2の目地17
    に係合するガイド突条16を設けてなる軽量気泡
    コンクリートパネルの小口面切削カンナ。
JP2162688U 1988-02-19 1988-02-19 Expired JPH0452015Y2 (ja)

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JP2162688U JPH0452015Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2162688U JPH0452015Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19

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JPH01127710U JPH01127710U (ja) 1989-08-31
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JP2012171324A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Sumitomo Electric Hardmetal Corp スピュー切除用カッタ

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JPH01127710U (ja) 1989-08-31

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