JP2755571B2 - ナイフ取付け用面取り補助具 - Google Patents

ナイフ取付け用面取り補助具

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JP2755571B2
JP2755571B2 JP15673796A JP15673796A JP2755571B2 JP 2755571 B2 JP2755571 B2 JP 2755571B2 JP 15673796 A JP15673796 A JP 15673796A JP 15673796 A JP15673796 A JP 15673796A JP 2755571 B2 JP2755571 B2 JP 2755571B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カッターナイフ
等を用いて石膏板等の板の面取りを行う際に、ナイフの
切刃を所定角度に保持するための面取り補助具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】家の壁のように石膏板等の板材を並べて
使用するとき、上記板材の厚みや板材を設置する場所等
によっては、上記各板材の面のうち、壁紙等が貼られる
面を一平面上に設置できない場合があり、このとき、板
材間に段差が生じる。
【0003】この状態で板材に壁紙を貼ると、上記の段
差部で壁紙が破れる場合がある。これを防ぐため、板材
の面取りが行われている。この面取りはカッターナイフ
等のナイフを用いて作業者の手作業で行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作業者
によって、面取りされる量や面取りの角度等が異なり、
全体として均一な面取りを行うことが難しい。また、1
人の作業者で全ての作業を行った場合でも、面取り量や
面取り角度を均一に仕上げるのは難しい。
【0005】そこで、この発明の課題は、石膏板等の板
材の面取りの量や角度を均一にするための、ナイフに取
り付けられる面取り補助具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、板状体を直角に屈曲して、その屈曲辺
の両側に上面ガイド板と側面ガイド板を有する逆L形の
ガイドを形成し、上記上面ガイド板上に、その前端辺か
ら後端辺にわたる範囲に取付け板の下端辺を固定し、上
記取付け板の上記屈曲辺側の面に切刃添接面を形成し、
上記屈曲辺に対する上記下端辺の変位角θ1 を所定の鋭
角に設定し、上記上面ガイド板に対する、上記取付け板
の上記切刃添接面と反対側の側面の傾斜角θ2 を所定の
鋭角に設定し、上記取付け板の上記下端辺の両端から斜
め後方に延び出した取付け板の両側辺の上記上面ガイド
板に対する側辺傾斜角θ3 を所定の角度に設定し、上記
取付け板の下端辺中央部から、上記上面ガイド板、上記
側面ガイド板にわたる範囲に切削穴を設けてなる。
【0007】面取り具を上記構成としたので、ナイフの
切刃を上記のガイド側に向けて切刃添接面に沿わせたと
き、上記のガイドによって分けられる空間のうち、上面
ガイド板と側面ガイド板とのなす角度が直角である側の
空間に、上面ガイド板から側面ガイド板にかけてナイフ
の切刃が配される、すなわち、面取り補助具の切削穴を
横切るようにナイフの切刃が設置されるので、板材の隣
接する2面にナイフを取り付けた上記ガイドの上面ガイ
ド板と側面ガイド板をそれぞれ沿わせ、上記の2面で挟
まれる辺部の長さ方向に上記の面取り補助具と共にナイ
フを移動させることにより、容易に上記の辺部の面取り
を行うことができ、その面取りの量や角度を均一にする
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
を参照して説明する。
【0009】この発明にかかるナイフ取付け用の面取り
補助具は、図1〜図5に示すように、逆L形のガイド1
と取付け板5からなる。
【0010】上記の逆L形のガイド1は、板状体を直角
に屈曲させて形成されており、その屈曲辺4の両側に上
面ガイド板2と側面ガイド板3が形成される。
【0011】また、上面ガイド板2上であって、側面ガ
イド板3が設けられている面と反対側の面に、上面ガイ
ド板2の前端辺から後端辺にわたる範囲に、上記の取付
け板5の下端辺11が固定され、取付け板5が上面ガイ
ド板2に取り付けられる。
【0012】また、取付け板5の屈曲辺4側の面は、ナ
イフの切刃を添えるための切刃添接面6を形成してい
る。
【0013】上記の屈曲辺4に対して、取付け板5の下
端辺11は平行に形成されず、所定の角度だけ変位して
形成されおり、その角度は、屈曲辺4に対しての下端辺
11の変位角θ1 で表すことができる。
【0014】上記のθ1 は、図4に示すように、板材1
0に対しての切り込み深さの角度となり、この角度によ
って面取り量が決定される。また、θ1 が直角に近づく
とナイフの切刃9の側面からの力が大きくなるので、ナ
イフの種類によっては、刃が折れる原因となる。よって
θ1 は、面取り量及びナイフの種類に合わせて、鋭角の
範囲で設定することができる。
【0015】また、上面ガイド板2に対して、取付け板
5の切刃添接面6の反対側の側面は垂直に形成されず、
所定の角度だけ傾斜して形成されており、その角度は、
上面ガイド板2に対しての切刃添接面6の反対側の側面
の傾斜角、すなわち側面傾斜角θ2 で表すことができ
る。
【0016】上記のθ2 は、図3に示すように、上面ガ
イド板2と接する板材10の面を基準としてナイフの切
刃9を傾ける角度、すなわち、板材10の面取り部の角
度となる。このため、この角度によって面取り部の形状
が決定される。よってθ2 は、面取りを設ける部分の形
状等にあわせて、鋭角の範囲で設定することができる。
【0017】さらに、取付け板5の下端辺11の両端か
ら斜め後方に延び出した取付け板5の両側辺は、上面ガ
イド板2に対して垂直に形成してもよいが、所定の角度
だけ傾斜して形成する方が好ましく、その角度は、上面
ガイド板2に対しての取付け板5の両側辺の傾斜角、す
なわち側辺傾斜角θ3 で表すことができる。
【0018】上記のθ3 は、図5に示すように、ナイフ
の切刃9の進入角度、すなわち、板材10への切込角と
なる。よって、上記のθ1 、θ2 やナイフの種類に加
え、このθ3 を鋭角の範囲で設定することにより、ナイ
フにかかる力を調整し、面取りに要する力を調整するこ
とができる。
【0019】上記のガイド1には、取付け板5の下端辺
11中央部から、上面ガイド板2、側面ガイド板3にわ
たる範囲に切削穴7が設けられる。
【0020】ナイフの切刃9をガイド側に向け、切刃添
接面6に沿わせたとき、図3に示すように、ガイドによ
って分けられる空間のうち、上面ガイド板2と側面ガイ
ド板3とのなす角度が直角である側の空間に、上面ガイ
ド板2から側面ガイド板3にかけて、上記のθ1 、θ2
及びθ3 に従った角度で切刃9が配される。すなわち、
切削穴7を横切るように所定の角度で切刃9が設置され
るので、板材10の隣接する2面に上面ガイド板2と側
面ガイド板3をそれぞれ沿わせ、ナイフ本体8を把持
し、上記の2面で挟まれる辺部の長さ方向に、ナイフと
共に上記の面取り補助具を移動させることにより、面取
りの量や角度を一定にして上記の辺部の面取りを行うこ
とができる。
【0021】取付け板5の構造は、取り付けるナイフ本
体8の形状によって異なり、使用するナイフ本体8に適
合する取付け板5の構造を有すればよい。また、取り付
けられるナイフの種類は、図1に示すカッターナイフに
限定されるものではなく、任意のナイフを用いることが
できる。
【0022】この発明にかかる取付け補助具は、金属や
合成樹脂等の任意の材料を用いることができる。例え
ば、金属を用いる場合は、金属板を屈曲させたり、溶接
することにより上記の取付け補助具を製造することがで
きる。また、プラスチック等の合成樹脂を用いる場合
は、所定の金型等を用いて成形することにより上記の取
付け補助具を製造することができる。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、ガイドの上面ガイド
板と側面ガイド板とのなす角度が直角である側の空間に
ナイフの切刃が配されるので、板材の隣接する2面に上
記ガイドの上面ガイド板と側面ガイド板をそれぞれ沿わ
せ、上記の2面で挟まれる辺部の長さ方向に、ナイフと
共に上記の面取り補助具を移動させることにより、容易
に上記の辺部の面取りを行うことができ、その面取りの
量や角度を均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるナイフ取付け用面取り補助具
の例を示す斜視図
【図2】(a)図1の側面図 (b)図1の背面図 (c)図1の平面図
【図3】図1のナイフ取付け用面取り補助具にナイフを
取付けた場合の側面図
【図4】図1のナイフ取付け用面取り補助具にナイフを
取付けた場合の平面図
【図5】図1のナイフ取付け用面取り補助具にナイフを
取付けた場合の背面図
【符号の説明】
1 ガイド 2 上面ガイド板 3 側面ガイド板 4 屈曲辺 5 取付け板 6 切刃添接面 7 切削穴 8 ナイフ本体 9 切刃 10 板材 11 下端辺

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状体を直角に屈曲して、その屈曲辺の
    両側に上面ガイド板と側面ガイド板を有する逆L形のガ
    イドを形成し、 上記上面ガイド板上に、その前端辺から後端辺にわたる
    範囲に取付け板の下端辺を固定し、 上記取付け板の上記屈曲辺側の面に切刃添接面を形成
    し、 上記屈曲辺に対する上記下端辺の変位角θ1 を所定の鋭
    角に設定し、 上記上面ガイド板に対する、上記取付け板の上記切刃添
    接面と反対側の側面の傾斜角θ2 を所定の鋭角に設定
    し、 上記取付け板の上記下端辺の両端から斜め後方に延び出
    した取付け板の両側辺の上記上面ガイド板に対する側辺
    傾斜角θ3 を所定の角度に設定し、 上記取付け板の下端辺中央部から、上記上面ガイド板、
    上記側面ガイド板にわたる範囲に切削穴を設けてなるナ
    イフ取付け用面取り具。
JP15673796A 1996-06-18 1996-06-18 ナイフ取付け用面取り補助具 Expired - Lifetime JP2755571B2 (ja)

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JPH10282A JPH10282A (ja) 1998-01-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE3523326A1 (de) * 1985-06-29 1987-01-08 Steag Ag Verfahren zur abscheidung von no(pfeil abwaerts)x(pfeil abwaerts) aus gasen, insbesondere rauchgasen
DE19855803B4 (de) * 1998-12-03 2006-01-26 Gfm Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen einer Fase oder einer Keilnut an einem Werkstück

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Publication number Publication date
JPH10282A (ja) 1998-01-06

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