JPH056955Y2 - - Google Patents

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JPH056955Y2
JPH056955Y2 JP13840789U JP13840789U JPH056955Y2 JP H056955 Y2 JPH056955 Y2 JP H056955Y2 JP 13840789 U JP13840789 U JP 13840789U JP 13840789 U JP13840789 U JP 13840789U JP H056955 Y2 JPH056955 Y2 JP H056955Y2
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JP
Japan
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cutter
cutter knife
knife
holding member
angle
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば建築用壁面に用いられる各種
ボード等の板材の面取りを行うための面取り用定
規付きカツターに関する。
〔従来の技術〕
壁面等に用いられるボードは、その突き合わせ
部の間隙を奇麗に仕上げるために、第6図に示す
ようにボードのエツジを面取りし、合わせ面にパ
テを充填して平坦に仕上げられる。
こうしてボードのエツジの面取りは、従来にお
いては、鉋やカツターナイフ或いは切り出しナイ
フを用いて行つていたが、熟練者によれば比較的
正確に所要の面取りを行うことができるが、鉋は
その使用において熟練を要し、一般には簡単に使
用し難いと共に鉋は複数回かける(切削)ことに
よつて所定の量の切り込み深さに達するもので、
比較的柔らかいボード等であれば、カツターナイ
フ等で一回の切り込みで充分に所要深さの面取り
ができるところから、実際にはカツターナイフが
多用されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
こうしたカツターナイフの使用に際しては、従
来にあつては、片手に持つたカツターナイフをボ
ードのエツジに、所要角度(板面取に対して45度
程度が好ましい)を得るように目測によつて斜め
に当て付け、もう一方の手でカツターナイフを抑
え付けて安定させて押し切りしていた。
この際、面取り角度は全くの目測によるもの
で、熟練の差によつて所要の角度の面取りができ
難い欠点があると共に押し切りによるので、刃先
が不安定になり易く、ブレによつて、切削面が波
打つて奇麗に仕上がらないといつた問題や、時に
は切り込み過ぎによつて余分な力がかかり、カツ
ターナイフが折れたり、怪我をしたりすることも
あつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案にかかる面取り用定規付きカツターは、
上記従来技術の課題を解決するべく、請求項1に
記載の通り、 平板状の本体1に、ボード2のエツジ2aに合
致するL形コーナー3を形成し、前記L形コーナ
ー3の一部にカツター窓4を形成し、前記本体1
に、カツターナイフ5を、ボード2のエツジ2a
に対して角度α1を以て傾斜させ、且つその刃先
を所定の掬い角α2に寝かせて設けると共に該カ
ツターナイフ5を前記カツター窓4に対して出退
自在に構成する、 という手段を講じたのである。
また、請求項2に記載の通り、 上記カツターナイフ5を保持部材6に固定し、
該保持部材6を、前記カツターナイフ5が前記カ
ツター窓4の方向に対して直角に遠近自在に位置
変更自在に前記本体1に設ける、 という手段を講じたのである。
また、請求項3に記載の通り、 上記カツターナイフ5を保持部材6に固定し、
該保持部材6を、前記カツターナイフ5が前記カ
ツター窓4のある側を中心として揺動するように
位置変更自在に前記本体1に設ける、 という手段を講じたのである。
上記カツターナイフ5は、一般に使用されてい
る板状の刃を摩損の程度応じて順次折つて新たな
刃先を得るようにしたものを用いるのが好ましい
が、その他の同等の切削性能を持つナイフであれ
ば適宜のものを用いてよい。
上記カツターナイフ5を、ボード2のエツジ2
aに対して角度α1を以て傾斜させる角度は、45
度程度が好ましいが切り込み深さに応じて適宜の
角度を選択してよい。
また、カツターナイフ5の刃先を所定の掬い角
α2に寝かせる角度は、やはり切り込み深さとの
関係で適宜の角度を選択すればよい。
〔作用〕
上記本体1のL形コーナー3を、面取りするボ
ード2のエツジ2aに合致させ、所定の掬い角α
2にセツトした前記カツターナイフ5の刃先をカ
ツター窓4に対して突出するように調節し、この
状態で前記カツターナイフ5を取りつけた本体1
をボード2のエツジ2aに沿つてスライドさせて
行くのである(定規機能)。この際、前記本体1
がL形コーナー3で安定よくガイドされるので、
前記カツターナイフ5の刃先がブレることなく所
定の角度の面取りが行えるのである。
また、ボード2の材質等による硬度の変化に合
わせ、上記カツターナイフ5を前記カツター窓4
に対して位置変更すると、切り込み深さを変えて
スムースに切削ができるのである。
また、上記カツターナイフ5の前記カツター窓
4に対して揺動させて位置変更すると、掬い角α
2と切り粉の逃げ角も変わるので、各種ボードの
材質の応じたスムースな切削を行うことができる
のである。
〔実施例〕
以下、本考案にかかる面取り用定規付きカツタ
ーの一実施例を図面に基づき詳述する。
(第1実施例) 第1図乃至第3図に示す通り、平板状の本体1
に、ボード2のエツジ2aに合致するL形コーナ
ー3を形成し、一種の定規機能を発揮できるよう
に構成してある。このL形コーナー3は、ボード
2の厚みが通常薄いところから、1センチ程度の
折り曲げで形成できる。
前記L形コーナー3の略中間の一部にカツター
窓4を切り欠き形成してある。このカツター窓4
は、カツターナイフ5の出退調節に対応出来る大
きさに形成されている。
前記本体1に、カツターナイフ5を、ボード2
のエツジ2aに対して角度α1を以て傾斜させ、
且つその刃先を所定の掬い角α2に寝かせて設け
てある。
この為、上記カツターナイフ5を保持部材6に
蝶ナツト7を用いて固定し、該保持部材6を、前
記カツターナイフ5が、長孔8を介して前記カツ
ター窓4の方向に対して直角に遠近自在に、蝶ナ
ツト9を用いて位置変更自在に前記本体1に設け
てある。
そして、上記カツターナイフ5を前記カツター
窓4に対して出退自在とする構成は、一般に用い
ているノツチ方式のスライド式カツターナイフを
用いることによつて達成している。
13は、上記保持部材6に形成したスライド溝
であり、上記カツターナイフ5全体の位置変更調
節に利用される。
(第2実施例) 第4図及び第5図に示すように、この実施例で
は、上述した第1実施例の基本構成を備えなが
ら、上記カツターナイフ5を保持部材6に固定
し、該保持部材6を、前記カツターナイフ5が前
記カツター窓4のある側を中心として揺動するよ
うに位置変更自在に前記本体1に設けている。
この為の構成として、前記保持部材6に円弧状
の長孔10を形成し、これに蝶ナツト9′を通し、
且つ、この保持部材6の、前記カツターナイフ5
の刃先が位置する側のコーナーにピン11を設
け、このピン11の嵌入する長孔12を前記本体
1に形成したのである。
これによつて、前記カツターナイフ5の刃先を
揺動変換させることができ、以て、ボード2に対
する傾斜角度α1、掬い角α2を変えて(例え
ば、30°或いは50°のように)使用できるのであ
る。
尚、上記掬い角α2の異なる保持部材2を複数
個用意しておき、必要に応じて保持部材6を取り
替えて使用するようにしてもよい。又、カツター
ナイフ5の刃としては、セラミツク材、その他の
ものも使用できるものである。
〔考案の効果〕
本考案の請求項1に記載の面取り用定規付きカ
ツターによれば、本体のL形コーナーを、ボード
のエツジに沿わせて引き操作するだけで、熟練を
要することなくカツターナイフのブレの無い状態
でスムースに面取りできる。これによつて、ボー
ドの突き合わせも奇麗に仕上げることができるの
である。
また、請求項2に記載の構成によれば、面取り
の深さ(量)を簡単に調節でき、各種ボード材に
対して所要の面取りができる。
また、請求項3に記載の構成によれば、カツタ
ーナイフの揺動による位置調節で、刃先の掬い角
と切粉の逃げ角を調節できて、各種硬度のボード
に合わせてスムースな切削ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案にかかる面取り用定規付きカツタ
ーの実施例を示し、第1図は、第1実施例におけ
る使用状態を示す全体の斜視図、第2図は、カツ
ターナイフを外した状態の平面図、第3図は、第
2図の一部断面側面図、第4図は、第2実施例に
おけるカツターナイフ保持部材の揺動を示す平面
図、第5図は、第4図の一部断面側面図、第6図
は、ボードの突き合わせを示す断面図である。 本体……1、ボード……2、エツジ……2a、
L形コーナー……3、カツター窓……4、カツタ
ーナイフ……5、角度……α1、掬い角……α
2。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 平板状の本体1に、ボード2のエツジ2aに
    合致するL形コーナー3を形成し、前記L形コ
    ーナー3の一部にカツター窓4を形成し、前記
    本体1に、カツターナイフ5を、ボード2のエ
    ツジ2aに対して角度α1を以て傾斜させ、且
    つその刃先を所定の掬い角α2に寝かせて設け
    ると共に該カツターナイフ5を前記カツター窓
    4に対して出退自在に構成した面取り用定規付
    きカツター。 (2) 上記カツターナイフ5を保持部材6に固定
    し、該保持部材6を、前記カツターナイフ5が
    前記カツター窓4の方向に対して直角に遠近自
    在に位置変更自在に前記本体1に設けた請求項
    1に記載の面取り用定規付きカツター。 (3) 上記カツターナイフ5を保持部材6に固定
    し、該保持部材6を、前記カツターナイフ5が
    前記カツター窓4のある側を中心として揺動す
    るように位置変更自在に前記本体1に設けた請
    求項1に記載の面取り用定規付きカツター。
JP13840789U 1989-11-29 1989-11-29 Expired - Lifetime JPH056955Y2 (ja)

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JP13840789U JPH056955Y2 (ja) 1989-11-29 1989-11-29

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JP13840789U JPH056955Y2 (ja) 1989-11-29 1989-11-29

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Publication Number Publication Date
JPH0376558U JPH0376558U (ja) 1991-07-31
JPH056955Y2 true JPH056955Y2 (ja) 1993-02-22

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