JPH0451766Y2 - - Google Patents

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JPH0451766Y2
JPH0451766Y2 JP5676686U JP5676686U JPH0451766Y2 JP H0451766 Y2 JPH0451766 Y2 JP H0451766Y2 JP 5676686 U JP5676686 U JP 5676686U JP 5676686 U JP5676686 U JP 5676686U JP H0451766 Y2 JPH0451766 Y2 JP H0451766Y2
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valve
gas supply
supply pipe
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gas
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は送ガス用管路を開閉する弁装置を備え
た内視鏡に関する。
[従来の技術] 特に、消化器用の内視鏡においては、たとえば
腸内ガスを不燃性ガスに置換するため、送ガス用
管路が組み込まれている。そして、この送ガス用
管路を開閉する弁装置としては実開昭59−61002
号号公報に開示されるごとき弁装置が用いられて
いる。すなわち、押込み式の操作釦に連結した弁
軸に弾性体からなるパツキングを設け、上記弁軸
をコイルばねで付勢することにより通常はこのパ
ツキングが弁座に押し当り閉塞し、また、操作釦
を押し込むことにより解放するようになつてい
る。
また、上記操作釦は弾性体から形成されてお
り、弁装置本体に対して着脱自在に装着される。
そして、この弁装置や送ガス用管路などを洗浄す
るときにはその押し釦を取り外して行うようにな
つている。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、上記操作釦は通常の操作状態では装
着されていなければないないが、取外し自在なだ
けに、うつかりその操作釦を取り外したまま、通
常の検査に使用してしまうと、体腔内に送気され
るはずの空気やガスがその弁装置部分から外にリ
ークしてしまい、検査作業に支障を来たしてしま
う。
また、操作釦を紛失すると、検査作業が行なえ
なくなる。
さらに、操作釦は弾性体であるため、使用を重
ねると、その弾性体が劣化して操作釦と取付け環
との間に気密性が破れて、体腔内の空気が抜けて
検査に支障を来たすこともあつた。しかも、空気
や不燃性のガスが体外に抜けるだけでなく、体腔
内圧によつて体液や汚物がガス管路を逆流して弁
部から噴出し、術者などにかかり不衛生で、か
つ、危険であつた。
さらに、検査後の洗浄をおこたると、管路が、
逆流した汚物で閉塞することがあつた。
本考案は、上記問題点に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、操作釦の装着忘れ
や操作釦が劣化して気密性が損われても、体腔内
の空気やガスなどの逆流による流出を防止し安全
かつ衛生的に検査を行なうことのできる内視鏡を
提供することにある。
[問題点を解決するための手段および作用] 弁室の入口と出口とを結ぶ通路を開閉する弁作
動部の弁体を操作する操作釦を上記弁室の開口縁
に着脱自在に嵌着するとともに、上記弁室の開口
縁と上記弁作動部の間には、その間隙を開閉する
とともに、上記弁室内側からの流出を防ぎかつ弁
室外部からの流体の流入に対しては解放する逆止
弁を設けた。
しかして、操作釦が外れあるいはシール性を損
つても、弁室内側からの流出は防止される。
[実施例] 第1図ないし第3図は本考案の第1の実施例を
示すものである。第3図中1は内視鏡であり、こ
の内視鏡1は挿入部2、操作部3、およびライト
ガイドケーブル4とから構成されている。この内
視鏡1の内部には各種の管路が組み込まれてい
る。この管路としては送気管路5、送水管路6、
送ガス用管路7が配設されている。そして、上記
送気管路5と送水管路6は共に挿入部2、操作部
3、およびライトガイドケーブル4にわたつて配
置され、この両管路5,6の先端部分は合流して
ノズル8に接続されている。ノズル8は挿入部2
の先端に設けた観察窓9の外表面に向けて取り付
けられている。また、ライトガイドケーブル4の
延出先端にはコネクタ10が設けられ、このコネ
クタ10には上記送気管路5に接続される第1,
第2の送気口金11,12と、送水口金13、さ
らに、送ガス用管路7に連通する送ガス口金14
がそれぞれ設けられている。そして、第1の送気
口金11はコネクタ10を図示しない光源装置に
接続したとき、その装置内の送気ポンプに接続さ
れる。また、第2の送気口金12と送水口金13
とは送水タンク15側の送気チユーブ16と送水
チユーブ17に対してそれぞれ接続されるように
なつている。また、送ガス用管路7に連通する送
ガス口金14には図示しない送ガスチユーブを介
して同じく図示しない、ガス源、たとえば不燃性
ガスのボンベに接続されるようになつている。
この送ガス用管路7は第3図で示すように操作
部3およびライトガイドケーブル4にわたつて配
置されるとともに、さらに、挿入部2の送気管路
5に連結することによりその送気管路5の部分を
送ガス用管路7の先端側部分として兼用するよう
になつている。つまり、送ガス用管路7は挿入部
2、操作部3、およびライトガイドケーブル4の
全長にわたつて配置され、その先端は上記ノズル
8に接続されている。なお、送気管路5の途中に
は送ガス用管路7側から侵入するガスの流れを遮
断する逆流防止弁19が介挿されている。
一方、操作部3には送気送水用切換え弁20と
送ガス用切換え弁21が設けられており、送気送
水用切換え弁20は上記送気管路5と送水管路6
の各途中に介挿されていて、その送気管路5と送
水管路6を開閉制御して、必要に応じ送気または
送水を行なうようになつている。また、送ガス用
切換え弁21は上記送ガス用管路7の途中に介挿
されていて、その送ガス用管路7を開閉して必要
に応じ送ガスを行なうようになつている。また、
送気送水用切換え弁20より上流側の送水管路6
の途中部分には補助注水装置用口部23か設けら
れている。この補助注水装置用口部23は強力な
注水を行なう必要があるとき使用し、送水管路6
を通じて圧力水を注入するようになつている。
上記送ガス用切換え弁21は第1図で示すよう
に構成されている。すなわち、この送ガス用切換
え弁21を取り付けるため、操作部3の本体部の
壁部24には取付け孔25を穿設してある。この
取付け孔25には内部に弁室21aを形成する円
筒上の弁座取付け部材26がほぼ密に嵌め込まれ
る。この弁座取付け部材26の内方側端外周には
上記壁部24の内面に当るつば27が形成されて
おり、また、この弁座取付け部材26の外方側部
分は上記壁部24の外面よりも外まで突き出して
いる。そして、この突出し部28はその外周にお
ねじ29を形成することにより取付け環30をね
じ込み装着している。そして、この弁座取付け部
材26のつば27と取付け環30との間で上記壁
部24を狭み込むことにより取着固定されてい
る。なお、取付け孔25、弁座取付け部材26お
よび取付け環30の間にはリング状の弾性パツキ
ング31が介挿されている。また、上記弁室21
aはこの弁座取付け部材26と取付け環30によ
つて形作られている。
上記弁座取付け部材26の内部には有底筒状の
弁座部材32が取着されている。この弁座部材3
2の底壁部33は弁座取付け部材26の内方端に
対し気密的に取着されている。また、底壁部33
を除くその弁座部材32の側周部と弁座取付け部
材26の内周との間には空隙を形成してこれを流
出側通路34としてなり、弁座部材32の内部を
流入側通路35としてある。また、弁座部材32
の開口端部内周には弁座筒36が気密的にねじ込
み装着されている。そして、この弁座筒36の外
端部分はテーパ状に順次小径に形成され、このテ
ーパ部内面によつて弁座37を形成している。
さらに、弁座筒36の内部には有底筒状の弁保
持体38が摺動自在に嵌挿されている。そして、
これにより上記弁保持体38を弁座筒36の中心
軸方向(すなわち押込み主軸方向)に沿つてのみ
直線移動させる規制手段を構成している。また、
弁保持体38には弁座筒36の開口部から外方に
突き出す第1の弁軸体40が設けられている。弁
保持体38にはこの壁部外面に接合する状態で、
上記第1の弁軸体40の外周に嵌合する弾性リン
グからなる弁体41が取着されている。また、こ
の第1の弁軸体40にはその弁体41の外れを防
止するための鍔42が形成されている。しかし
て、この弁体41は弁保持体38とともに弁座筒
36の中心軸方向に沿つてのみ直線往復移動する
ようになつている。
また、弁座筒36内には第1のコイルばね43
が設置されており、この第1のコイルばね43は
弁保持体38を弁座37側に向けて付勢する。し
かして、通常、弁体41は第1図で示すように弁
座37に押し当り、上記通路34,35間の弁部
を遮断する。さらに、上記弁座筒36の側壁には
通孔46が形成されていて、この通孔46は弁保
持体38とともに弁体41が弁座37から退避し
て上記通路34,35間の弁部を解放したときそ
の上記通路34,35間を連通するようになつて
いる。
一方、その弁部よりも上方に位置して取付け環
30の内部には第2の弁軸体45が設置されてい
る。この第2の弁軸体45はほぼ円板状の部材か
らなり、その周縁部分は取付け環30の開口周縁
に形成した突設縁部30aに当るようになつてい
る。さらに、第2の弁軸体45の周縁部分には逆
止弁46が装置されている。この逆止弁46は弾
性材からリング状に形成した部材からなり、この
内周縁と外周縁とにはそれぞれ膜弁47,48が
設けられている。そして、内周縁の膜弁47は上
記第2の弁軸体45の内面に押し当りその第2の
弁軸体45に形成した洗浄用孔49を閉塞するよ
うになつている。また、外周縁の膜弁48は第1
図で示す特機状態において第2の弁軸体45の周
縁部分を含め、取付け環30の突設縁部30aの
内面に密着するようになつている。また、外周縁
の膜弁48は第1図で示す特機状態において弁室
21a側と外部側を遮断するようになつている。
すなわち、取付け環30の突設縁部30aと第
2の弁軸体45の周縁部分との間、および上記洗
浄用孔49たる部分、つまり、上記弁室21aの
開口縁と上記弁作動部の間に形成される間隙を通
常時において閉塞する。
さらに、上記第2の弁軸体45は上記流出側通
路34に配置された第2のコイルばね50により
付勢され、第1図で示すように取付け環30の突
設縁部30aの内面に当り特機するようになつて
いる。なお、第2の弁軸体45側にはその第2の
コイルばね50を受けるばね受け51が設けられ
ている。
また、上記第2の弁軸体45の内面中央には上
記第1の弁軸体40の突出先端部分を受ける受部
52が形成されている。この受部52は円錐皿状
の凹部を形成してなり、この凹部で第1の弁軸体
40の突出先端を受ける。第1の弁軸体40の突
出先端は円錐形に形成されている。しかして、上
記第1の弁軸体40の突出先端部分とこれを受け
る受部52とは互いの回動を許す係合状態になつ
ている。つまり、第2の弁軸体45は第1の弁軸
体40に対して揺動自在に係合して連結されてい
る。
また、弁座部材32の底壁には流出側通路34
に通じる出口54と流入側通路35に通じる入口
55が設けられている。そして、出口54には送
ガス用管路7の下流側管路部56が接続されてい
る。また、入口53には送ガス用管路7の上流側
管路部57が接続されている。
一方、上記弁室の開口縁、具体的には取付け環
30の外周には上記第2の弁軸体45を押し込み
操作する操作釦60が気密的に装着されている。
この操作釦60は弾性体からなるとともに、肉厚
な指当て部61の周縁に柔軟付勢部62を介して
上記取付け環30に気密的に被嵌する嵌合部63
を形成してなり、指当て部61は上記第2の弁軸
体45の上面に当接している。なお、第2の弁軸
体45の上面に当接する指当て部61の内面部分
は突出する台部64として形成されている。ま
た、この操作釦60の嵌着部65は一側部を切欠
した円筒形に形成してなり、その切欠した一側部
を上記送気送水用切換え弁20側に向けてある。
したがつて、各弁20,21を近ずけて設置でき
る。
次に、上記送ガス用切換え弁21の作用につい
て説明する。まず、第1図で示す待機状態におい
ては第1のコイルばね43により弁保持筒38が
上方に付勢され、弁体41は弁座37に押し当つ
ている。つまり、弁部は閉塞状態にあり、各通路
34,35間は遮断されている。したがつて、送
ガス用管路7は遮断されており、送ガスは行われ
ない。
一方、体腔内に不燃性ガスを供給したいときに
は操作釦60を指で押し込む。これにより操作釦
60の台部64は第2の弁軸体45に当りその第
2の弁軸体45を第2のコイルばね50の付勢力
に抗して押し込む。これによりこの第2の弁軸体
45の受け部52に係合する第1の弁軸体40を
介して弁保持体38を第2図で示すように押し下
げる。そして、この弁保持体38と一体的な弁体
41は弁座37から離れ、弁部を開放することに
より上記各通路34,35を連通する。しかし
て、送ガス用管路7の上流側管路部57と下流側
管路部56が連通されるため、その送ガス管路7
を通じてガスを送ることができる。なお、このと
き逆流防止弁19の作用により送気送水切換え弁
20側へは流れ込まない。
なお、上記操作釦60を押し込み操作するとき
押し込み主軸方向に沿つてのみ押込むとは限らな
い。指で操作するから、むしろ、側方から斜めに
操作釦60を押してしまう場合も相当に多い。こ
の場合、第2の弁軸体45は押込み主軸方向に対
し斜めになるが、これに受部52を介して揺動自
在に係合されている第1の弁軸体40にはその斜
め方向の分力が伝わらない。したがつて、弁保持
体38はその押込み主軸方向に沿つて円滑に摺動
する。そして、弁体41は弁座37に対して全周
にわたり均等に当るため、不均一に摩耗すること
がない。
一方、操作釦60から指を離せば、第1のコイ
ルばね43の付勢力により再び弁部が閉塞し、ま
た、第2のコイルばね50により第2の弁軸体4
5も第1図で示すように特機状態に復帰する。つ
まり、送ガス状態が停止する。
また、第1図で示す特機状態において下流側の
送ガス管路部56を通じて高圧が加わつたとして
も逆止弁46により遮断され、操作釦60側には
漏れない。さらに、操作釦60を誤つて取り外し
たとしても同様に漏れず安全である。
また、送ガス用管路7を洗浄するときにはその
操作釦60を取り外し、代わりに洗浄液供給用口
金を装着してその洗浄用孔49を通じて洗浄液を
注入する。このとき逆止弁46はその圧力で容易
に開き、弁室21a側に洗浄液を通す。
なお、上記補助注水装置用口部23を用いれ
ば、送水管路6を通じて圧力水を送水できる。し
かし、このときの圧力は送気管路5と送水管路6
との連通部を介して送気管路5に伝わり、さら
に、送ガス用管路7にも伝わり、送ガス用切換え
弁21の弁室にも達するが、逆止弁46で遮断さ
れるので、操作釦60が脹らんだり、外れたりし
ない、したがつて、この点からも安全に検査を遂
行できる。
なお、上記実施例における第1および第2の弁
軸体40,45を別体とすることなく、一体に構
成してもよい。
第4図ないし第6図は本考案の第2の実施例を
示すものである。
この実施例は上記第1の実施例と基本的構成を
同じくするが、次のような相違がある。すなわ
ち、弁座取付け部材26と弁座部材32とは一体
に形成されてる。この一体とした部材70の側壁
部にはその内部の弁室21aに連通するように送
ガス用管路7の下流側管路部56が接続され、ま
た、この部材70の底壁部33の中央部分には同
じく弁室21aに連通するように送ガス用管路7
の上流側管路部57が接続されている。
この一体化した部材70は下側から見ると第6
図で示すように切除した形状になつている。ま
た、この部材70の内部には有底筒状に形成した
弁保持体38を摺動自在に案内する案内壁面71
を形成してある。弁保持体38には弾性リング体
からなる弁体41を取着する弁軸体40が取着さ
れている。弁体41は弁座取付け部材26に取着
した弁座筒36の弁座37に接合するもので、こ
の両者によつて弁作動部を構成している。この弁
座筒36の上端にはすりわり69が形成されてい
る。また、弁保持体38は第1のコイルばね43
により弁座37に弁体41が結合する向きに移動
するように付勢されている。
上記弁軸体40の上端部には受部材72がねじ
込み取着固定されており、この受部材72は取付
け環30の上壁部73に形成した貫通孔74を貫
通して外方へ突き出している。この受部材72に
対して逆止弁46が装着されている。この逆止弁
46は弾性体からほぼ中央円板状に形成され、そ
の内端部分が受部材72に取着固定される。そし
て、逆止弁46の外周縁の柔軟な部分46aが取
付け環30の上壁部73に形成した複数の洗浄用
孔75…を内側から覆うようになつている。つま
り、この逆止弁46は外側からその洗浄用孔75
…を通じて流入する流体を通し、逆の場合には遮
断するようになつている。
なお、上記各部のねじ連結部は気密確保用の接
着剤にて固定されている。
また、取付け環30の外周には弾性体からなる
操作釦60が気密的に装着され、柔軟付勢部62
を介して中央部内に突設した台部64が上記受部
材72に近接対向している。上記柔軟付勢部62
は内側へ断面くの字形状に折曲され、これにより
柔軟性を高めているとともに、操作釦60を斜め
に押したときそのく字部分がさらに折り込み、こ
れを中心として上記台部64を受部材72側へ向
う矢印方向へ移動させるようになつている。ま
た、嵌合部63には取付け環30の上壁部73に
押し当る環状舌片77が一体に形成され、これに
より嵌合部分の気密性を高めている。
しかして、この実施例の場合も上記第1の実施
例と同様に操作釦60を下方あるいは側方へ押す
ことによつて第5図で示すようにその台部64に
よつて弁保持体39の受部材72を押し、その弁
保持体39を直線的に下方へ押し下げる。これに
より弁体41が弁座37から離れ、その弁作動部
を開き、開通することによりガス送気を行うこと
ができる。
なお、管路洗浄等については上記実施例と同様
である。また、この実施例は逆止弁46で閉塞さ
れる洗浄用孔75…を取付け環30側に設けたの
で、その逆止弁46の形状が簡略化できる。
第7図は本考案の第3の実施例を示すもので、
これは操作釦60の形状のみが異なる。すなわ
ち、柔軟付勢部62を水平に長くしてくびれ部7
9を形成したものである。また、指当て部61の
高さを高くすることにより挿作しやくなつてい
る。
第8図および第9図は本考案の第4の実施例を
示すものである。
この実施例は操作釦60の指当て部61の上端
部分を斜めに切り落とし、斜面80を形成する。
そして、この斜面80に指を当て操作する。
また、操作釦60における柔軟付勢部材62の
外周に環状にわたり断面半円状の突条81を形成
してなり、さらに、上記斜面80側へ位置する内
周面の一部(第8図の斜線で示す箇所)には内側
へふくらむ膨大部82を一体に形成するととも
に、この膨大部82の上面側は引込み部83を形
成してある。
しかして、上記斜面80に指を当て、押すと、そ
の引込み部83のA点を支点として頂き、第8図
中B方向へ回転することにより台部64が受部材
72に当り押込むようになつている。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、弁室の開
口縁と上記弁作動部の間に、その間隙を開閉する
とともに、上記弁室内側からの流出を防ぎ、かつ
弁室外部からの流体の流入に対しては解放する逆
止弁を設けたから、操作釦の装着忘れや操作釦が
劣化して気密性が損われても、体腔内の空気やガ
スの逆流による流出を防止できる。したがつて、
このような場合でも空気やガスのリークを確実に
防止でき、検査に支障をきたすことなく、安心し
て検査が行なうことのできる。もちろん、体腔内
圧より体液や汚物が逆流して弁装置部分から噴き
出し術者などにかかることを防止できる。また、
その逆流自体も防止し、逆流した汚物で管路を閉
塞することを未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例における送ガス
用切換え弁の待機状態を示す側断面図、第2図は
その第1の実施例における送ガス用切換え弁の操
作状態を示す側断面図、第3図はその第1の実施
例の内視鏡の概略的な構成説明図、第4図は本考
案の第2の実施例における送ガス用切換え弁の待
機状態を示す側断面図、第5図はその第2の実施
例における送ガス用管路切換え弁の操作状態を示
す側断面図、第6図は同じくその送ガス用切換え
弁の底面図、第7図は本考案の第3の実施例にお
ける送ガス用切換え弁の操作釦の側断面図、第8
図は本考案の第4の実施例における送ガス用切換
え弁の操作釦の側断面図、第9図は第8図中−
線に沿う断面図である。 1……内視鏡、7……送ガス管路、21……送
ガス用管路切換え弁、37……弁座、41……弁
体、46……逆止弁、60……操作釦。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 体腔内にガスを供給する送ガス用管路を開閉制
    御する切換え弁を設けた内視鏡において、上記切
    換え弁は、ガス源に接続する送ガス用管路部の上
    流端側に接続する入口と内視鏡挿入部の先端に開
    口する送ガス用管路部の下流端側に接続する出口
    とに連通する弁室と、この弁室内に設けられた上
    記入口と出口との間に配置される弁座と弁体から
    なり上記入口と出口とを結ぶ通路を開閉する弁作
    動部と、上記弁室の開口縁に着脱自在に嵌着され
    上記弁体を操作する操作釦と、上記弁室の開口縁
    と上記弁作動部の間に形成される間隙を開閉し上
    記弁室内側からの流出を防ぎかつ弁室外部からの
    流体の流入に対しては開放する逆止弁とを具備し
    たことを特徴とする内視鏡。
JP5676686U 1985-09-27 1986-04-17 Expired JPH0451766Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5676686U JPH0451766Y2 (ja) 1985-09-27 1986-04-17

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JP14769485 1985-09-27
JP5676686U JPH0451766Y2 (ja) 1985-09-27 1986-04-17

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JPS62122602U (ja) 1987-08-04

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