JPH0451509Y2 - - Google Patents

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JPH0451509Y2
JPH0451509Y2 JP1983084895U JP8489583U JPH0451509Y2 JP H0451509 Y2 JPH0451509 Y2 JP H0451509Y2 JP 1983084895 U JP1983084895 U JP 1983084895U JP 8489583 U JP8489583 U JP 8489583U JP H0451509 Y2 JPH0451509 Y2 JP H0451509Y2
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JP
Japan
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edge
mounting rail
board
locking body
corner
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JP1983084895U
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JPS605186U (ja
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  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、電気制御器具等の装着機構に関し、
更に詳しくは、配電盤等において電気制御器具等
を取付レールに簡易に着脱できる装着機構に関す
るものである。
【従来技術】
配電盤等において電気制御器具等を取付レール
に装着する場合、基台に設けた遊動爪と引掛爪と
で取付レールを挟み着ける方法は、例えば実開昭
58−18389号公報等によつて既に公知である。 しかし基台の取付レールへの固定が、単に引掛
爪と遊動爪との挟持及び浮出片の弾性的湾曲によ
るアダプタの係合片と浮出片及び取付レールとの
間の弾性を有する挟持、即ち摩擦力で本体を保持
する方法ではその保持力にはおのずから限界があ
り、電磁継電器や電磁開閉器のように、その開閉
動作時において器具自体に振動や衝撃が加わる電
気機器を装着した場合、取付レールと接触してい
る部分が緩み易く、電気機器の装着にガタを生じ
る。また、装着位置が取付レールに沿つて横這い
し、時には電気機器の誤動作や、電気機器の端子
に接続されている電線の断線事故を起こす場合が
ある。 この接触部分の緩みを防止しようとすれば、基
板の材料に高価なバネ材を使用しなければなら
ず、また、バネ材で基板を製作しようとすればそ
の材質上の硬さの為に加工が困難となる等の欠点
がある。 そして、この摩擦力のみによる保持力の場合
は、例えば基台に取付けた器具に外力が加わる
と、基台は取付けレールの長手方向に沿つて横滑
りし、後で説明するように周辺機器に悪影響を及
ぼす恐れがある。
【考案の目的】
本考案は、従来の装着機構の欠点を解消したも
ので、取付レールへの着脱が容易であり、電磁継
電器や電磁開閉器のようにその動作時において器
具自体に振動や衝撃が加わる電気機器を装着した
場合でも十分で確実な保持力が維持できる横滑り
防止構造を備えた、電気制御器具等の装着機構を
提供することを目的とする。
【考案の構成】
上記目的を達成するために講じた本考案の構成
は次の通りである。即ち本考案は、 電気制御器具等を備えた基板には、両側に係止
体を張り出し形成した取付レールの他方の係止体
の端縁に係合する遊動爪と、前記取付レールの一
方の係止体の端縁に係合するように形成した引掛
爪と、が設けてあり、前記遊動爪と引掛爪とで前
記係止体を挟んで取付レールに前記基板を装着す
るものであつて、 前記引掛爪は金属製である基板の一部を基板の
裏面と直角に切り起こして前記取付レールと平行
方向に並設し、 前記引掛爪の奥端には、前記端縁の板厚よりや
や長く、挿入口よりは短く形成された係合縁が形
成してあり、 該係合縁に連なる係合縁角部と前記端縁の端縁
角部とは互いに角部同士で略直交状態で当接する
ように設けてあり、 前記引掛爪間には押し潰し困難な突起が設けて
あり、 前記係合縁角部に前記端縁の端縁角部を当接し
前記突起で前記係止体を押圧して略「く」形状に
変形させて前記係止体の端縁角部と係合縁角部を
食い込ませて、係止体に引掛爪を圧着させて基板
を取付レールに装着固定するようにした電気制御
器具等の装着機構である。 なお、本考案による端縁角部と係合縁角部との
食い込みは、取付けレールにアルミニユウム等の
比較的柔らかい素材を使用する方法や、基板に取
付けた電磁開閉器等の繰り返し開閉による衝撃や
振動により形成される。
【実施例】
本考案を図面に示した実施例に基づき、更に詳
細に説明する。第1図ないし第3図において、 符号1は取付レールで、盤面2に取付ねじ3に
より固定されている。第1図において、左下方に
遊動爪6を有している。遊動爪6は、基板4の下
面に遊動可能に取着されており、スプリング7の
弾力により引掛爪5と共に取付レール1を挟持す
る。8は基板4に担持された器具で、装着体Pを
介して取付レール1に取付けられる。 更に詳設すると、装着体Pは鋼板製の基板4を
備えており、その底面側の幅方向の一端部(第1
図、第2図において右側)には、基板4裏面の両
側二箇所に引掛爪5を切起して並設している。5
aは切起し抜穴である。 引掛爪5は基板4の裏面からほぼ直角に切起さ
れ、その先端部はほぼL字状に形成されている。
先端内側は、取付レール1の係止体12へ装着し
やすいように、やや角度を設けて先開き状に形成
されている。また、引掛爪5の元側には、取付レ
ール1の端縁1aの厚さより若干長く挿入口より
短く形成された係合縁5bに連なる係合縁角部5
cが設けられている。 基板4下面には、両引掛爪5の中間に突起10
が設けられている。突起10は、取付レール1に
装着したときに押し潰れにくく、係止体12上面
に所定の圧力で当接し、係止体12を弾性変形さ
せる突出高さを有している。 基板4の他端部(第1図、第2図において左
側)には、一部を下方に折曲げて折曲部4aが形
成され、更にその二箇所を切欠いて一対の案内溝
4bが、また案内溝4b間に折曲部4a′が形成さ
れている。折曲部4aよりやや内方向には、所定
の間隔をおいて抜き曲げて形成された一対のスト
ツパ4cが形成してあり、ストツパ4cにはそれ
ぞれ案内溝4dが設けられている。 上記案内溝4bと案内溝4dには、遊動爪6が
遊動可能に嵌着されている。遊動爪6には中抜穴
6aが設けられており、中抜穴6a内に前記折曲
部4a′を貫通させ、図において右側に設けられた
係合爪6bの内側と折曲部4a′との間に圧縮バネ
7を装着している。また、遊動爪6の両側には、
前記ストツパ4cに当接する張出片6cが設けら
れており、遊動爪6は所定の位置で止められる構
造である。なお、遊動爪6の先端には導入傾斜部
6d及び係合部6eが設けてある(第1図参照)。 第4図および第5図は、引掛爪を取付レールに
係合した状態を示す拡大断面図である。第4図に
おいて引掛爪5の係合縁5bおよび先端と基台4
との間隙をL1,L2、基台4の下面に設けた突起
10の高さをh、取付レール端縁1aの厚みをt
とすると、L1,L2の関係は前述のようにL1<L2
となつている。ここで、L1をtと略同一か、僅
かに余裕を設けた程度とし、t>L1−hとする
と、突起10は取付レール1の係止体12の端縁
角部13へ食込み力を作用させる。 (作用) 第1図乃至第5図を参照して本実施例の作用を
説明する。 取付レール1の一方の端縁1aに、器具8を担
持した基板4の引掛爪5の係合縁角部5cを引掛
け、この引掛け部を支点として基板4を下方に押
しつけると、取付レール1の他方の端縁1bが遊
動爪6の導入傾斜部6dに当る。さらに強く押し
つけると、遊動爪6は導入傾斜部6dに作用する
分力により圧縮バネ7の反撥力に抗して押戻さ
れ、取付レール1の端縁1bが係合部6eに係合
し、続いて圧縮バネ7の反撥力により、引掛爪5
及び遊動爪6間で取付レール1を挟持する。これ
により、装着体Pは器具8と共に取付レール1に
保持される。 更に敷衍すると、突起10と引掛爪5の係合縁
角部5cで取付レールの係止体12を挟持して該
係止体12を若干撓ませ略「く」形状に変形させ
る。これによつて係合縁角部5cと前記突起10
とで基板4は係止体12に圧着固定され、係合縁
角部5cと端縁角部13とが角部同士で互いに食
い込んで当接する。このようにして、突起10と
引掛爪5に設けた係合縁角部5cの三か所の挟持
により取付レールの係止体12を圧着して確実な
固定力を得ることができる。従つて器具8等に多
少の外力が加わつた場合でも基板4が取付レール
1に沿つて横滑りすることを防止できる。 なお、各図を通じて同一または同等部分には同
一符号を付して示している。
【考案の効果】
本考案は上記構成を有し、次の効果を奏する。 イ 突起と引掛爪の係合縁角部で取付レールの係
止体を挟持して該係止体を若干撓ませ略「く」
状に変形させる。これによつて係合縁角部と前
記突起とで係止体は圧着固定され、係合縁角部
と係止体の端縁角部とが角部同士で互いに食い
込んで当接する。このようにして、突起と引掛
爪に設けた係合縁角部の少なくとも三か所の挟
持により取付レールの係止体を圧着するため確
実な固定力を得ることができる。 ロ 取付レールの係止体は略「く」状に変形して
いるので、レールに添つて横方向に移動する外
力が器具等に加わつた場合は、何れの方向の場
合も係合縁角部と係止体の端縁角部とが、外力
が加われば加わるほど角部同士で互いに食い込
む方向に作用する為(第5図参照)、取付レー
ルに沿つて横滑りすることを確実に防止でき
る。 ハ 突起は、押し潰し困難に形成されているの
で、器具装着装置の取付レールへの着脱を繰り
返しても十分で確実な保持力が維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面
図、第2図は底面図、第3図は一部切欠側面図、
第4図および第5図は取付レールに係合した状態
を示す要部拡大図。 1……取付レール、12……係止体、1a,1
b……端縁、5……引掛爪、5b……係合縁、6
……遊動爪、10……突起、5c……係合縁角
部、13……端縁角部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電気制御器具等を備えた基板4には、両側に係
    止体12,12aを張り出し形成した取付レール
    1の他方の係止体12aの端縁1bに係合する遊
    動爪6と、前記取付レール1の一方の係止体12
    の端縁1aに係合するように形成した引掛爪5
    と、が設けてあり、前記遊動爪6と引掛爪5とで
    前記係止体12,12aを挟んで取付レール1に
    前記基板4を装着するものであつて、 前記引掛爪5は金属製である基板4の一部を基
    板4の裏面と直角に切り起こして前記取付レール
    1と平行方向に並設し、 前記引掛爪5の奥端には、前記端縁1aの板厚
    よりやや長く、挿入口よりは短く形成された係合
    縁5bが形成してあり、 該係合縁5bに連なる係合縁角部5cと前記端
    縁1aの端縁角部13とは互いに角部同士で略直
    交状態で当接するように設けてあり、 前記引掛爪5間には押し潰し困難な突起10が
    設けてあり、 前記係合縁角部5cに前記端縁1aの端縁角部
    13を当接し前記突起10で前記係止体12を押
    圧して略「く」形状に変形させて前記係止体12
    の端縁角部13と係合縁角部5cを食い込ませ
    て、係止体12に引掛爪5を圧着させて基板4を
    取付レール1に装着固定するようにしたことを特
    徴とする、 電気制御器具等の装着機構。
JP8489583U 1983-06-01 1983-06-01 取付レ−ルへの器具装着装置 Granted JPS605186U (ja)

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JP8489583U JPS605186U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 取付レ−ルへの器具装着装置

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JP8489583U JPS605186U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 取付レ−ルへの器具装着装置

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JPS605186U JPS605186U (ja) 1985-01-14
JPH0451509Y2 true JPH0451509Y2 (ja) 1992-12-03

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4626672B2 (ja) * 2008-04-24 2011-02-09 Tdkラムダ株式会社 電気機器の取付構造

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JPS567394B2 (ja) * 1976-05-20 1981-02-17

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JPS605186U (ja) 1985-01-14

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