JPH0451203Y2 - - Google Patents

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JPH0451203Y2
JPH0451203Y2 JP1986084161U JP8416186U JPH0451203Y2 JP H0451203 Y2 JPH0451203 Y2 JP H0451203Y2 JP 1986084161 U JP1986084161 U JP 1986084161U JP 8416186 U JP8416186 U JP 8416186U JP H0451203 Y2 JPH0451203 Y2 JP H0451203Y2
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JP
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movable
plate
air outlet
current plate
movement
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JP1986084161U
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JPS62194904U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、小型の送風装置に関するものであ
る。
[背景技術] 従来、この種の送風装置は、送風手段にて発生
された風を送風口から予め設定された一定方向に
送るだけであり、送風範囲を広くするには、送風
口の風吹き出し方向を手動で変えるか、あるいは
送風口の風吹き出し方向をモータなどを用いた駆
動手段により自動的に切り替える首振り機構を付
加することが考えられる。しかしながら、手動で
送風装置全体あるいは送風口の向きを周期的に変
えて風の吹き出し方向を変える場合には、操作が
面倒になつて疲れるという問題があり、また、別
途首振り機構を付加する場合には大型化、高コス
ト化が避けられないという問題があつた。
[考案の目的] 本考案は上記の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、自動的に風の吹き
出し方向を変化させて送風範囲を広くすることが
でき、しかも構成が簡単でコストが安い送風装置
を提供することにある。
[考案の開示] (実施例 1) 第1図および第2図は本考案一実施例を示すも
ので、中央部を軸支して矢印Xのように回動自在
に保持される可動整流板2を回動軸Oが風の吹き
出し方向Wに略直交するようにして送風口1の先
端部に装着し、風の吹き出し方向Wおよび回動軸
Oの軸方向(第2図において紙面と直交方向)と
略直交する方向に該軸支点を揺動自在に保持する
整流板保持手段を設け、可動整流板2の後端の移
動が送風口1の内壁面にて制限されることにより
反転駆動されるようにしたものである。
ここに、実施例にあつては、軸支点は、可動整
流板2の中央部の両側に突設された回動軸5にて
形成され、整流板保持手段は、上記回動軸5をス
ライド自在に保持するガイド溝6にて形成されて
いる。
第3図は他の実施例を示すもので、可動整流板
2の中央部の両側に設けられた切欠3aにて支点
を形成するとともに、両切欠3aに挿通されたガ
イドレール4にて整流板保持手段を形成したもの
である。また、第4図はさらに他の実施例を示す
もので、可動整流板2の中央部に穿設された丸孔
3bにて支点を形成し、この丸孔3bに挿通され
たガイドレール4にて整流板保持手段を形成した
ものである。
以下、実施例の動作について、第5図a〜fを
用いて説明する。いま、可動整流板2が第5図a
に示す状態になつている場合、W方向に吹き出さ
れる風によつて可動整流板2の後端が送風口1の
内壁面Pに接すると、後端の移動が制限された状
態で前端に作用する大きな風力で可動整流板2が
押し上げられる。このとき、可動整流板2の後端
には、第5図bに示すような反作用力が生じ、回
動軸Oを中心とした反時計方向の偶力によつて可
動整流板2が反転回動を開始する。可動整流板2
が第5図cの状態になつた後も慣性によつて反時
計方向に第5図dまで回動して反転回動が完了す
る。第5図dになつた状態において、可動整流板
2には、押し下げるような風力が作用し、第5図
eに示すように、可動整流板2の後端が送風口2
の内壁面Qに接すると、後端の移動が制限された
状態で前端に作用する大きな風力で可動整流板2
が押し下げられる。このとき、可動整流板2の後
端には、第5図fに示すような反作用力が生じ、
回動軸Oを中心とした時計方向の偶力によつて可
動整流板2が反転回動を開始し、第5図c,dと
同様の反転過程を経て第5図aの状態に戻るよう
になつている。
同様にして上述の動作が繰り返して行なわれ、
可動整流板2は反転回動されながら上下に往復動
作することになり、風の吹き出し方向は周期的に
変化(実施例では数回/秒)して、風の拡散範囲
を広くすることができる。この場合、風の吹き出
し方向の変化周期は、送風口1から吹き出される
風の量、可動整流板2の面積および質量、支点の
移動範囲などを変えることにより任意に設定する
ことができる。
第6図a,bは可動整流板2の具体例を示すも
のであり、同図aは模様を付してフアツシヨナブ
ルにしたものであり、同図bは、ゴムのような緩
衝材2aを可動整流板2に取着し、送風口1の内
面に可動整流板2が衝突する際に発生する音が小
さくなるようにしたものである。
また、第7図aはドライヤーAの送風口1に本
考案に係る可動整流板2を取着し、整髪時あるい
は洗髪後の乾燥時において、局部的な加熱を防止
するとともに、効果的な乾燥を行うことができる
ようにしたものを示しており、第7図bはドライ
ヤーAの形状を鳥(例えば、キツツキ)のように
形成し、可動整流板2の動きおよび発生音を鳥の
キヤラクタの一部として積極的に利用するように
したものである。なお、鳥以外の他の動物をイメ
ージさせるような全体形状としても良いことは言
うまでもない。また、小型扇風機の送風口1に本
考案に係る可動整流板2を設け、首振り機構を設
けた場合と同等の作用をさせても良い。
(実施例 2) 第8図および第9図はさらに他の実施例を示す
もので、一端に可動整流板2の回動軸5が挿通さ
れる軸受け7aが形成され、他端が基軸8にて回
動自在に送風口内1に取着された一対のアーム7
にて整流板保持手段が形成されている。
いま、可動整流板2は回動軸5を中心としてX
方向に回動自在で、且つこの回動軸5よりなる支
点は基軸8を中心としてY′方向に揺動自在にな
つており、可動整流板2の動作は前記実施例と殆
ど同一になるので、説明を省略する。
[考案の効果] 本考案は上述のように構成されており、中央部
が軸支された可動整流板を、回動軸が風の吹き出
し方向に略直交するようにして送風口の先端部に
装着し、整流板保持手段により、風の吹き出し方
向および回動軸方向と略直交する方向に該軸支点
を揺動自在に保持するようにし、可動整流板の後
端の移動が送風口の内壁面にて制限されることに
より反転駆動されるようにしているので、外力に
よる特別な反転駆動手段を必要とせず、吹き出す
風の力で整流板を自動的に反転駆動させて送風範
囲を広くすることができ、しかも、揺動自在に保
持する整流板保持手段を設けるだけで実現でき、
構成が簡単になつてコストが安くなるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の要部分解斜視図、第
2図は同上の断面図、第3図および第4図は他の
実施例を示す要部斜視図、第5図は同上の動作説
明図、第6図a,bは要部具体例を示す斜視図、
第7図a,bは具体例の全体斜視図、第8図およ
び第9図はさらに他の実施例の断面図である。 1は送風口、2は可動整流板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部を軸支して回動自在に保持される可動整
    流板を、回動軸が風の吹き出し方向に略直交する
    ようにして送風口の先端部に装着し、風の吹き出
    し方向および回動軸方向と略直交する方向に該軸
    支点を揺動自在に保持する整流板保持手段を設
    け、可動整流板の後端の移動が送風口の内壁面に
    て制限されることにより反転駆動されるようにし
    たことを特徴とする送風装置。
JP1986084161U 1986-06-03 1986-06-03 Expired JPH0451203Y2 (ja)

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JP1986084161U JPH0451203Y2 (ja) 1986-06-03 1986-06-03

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JP1986084161U JPH0451203Y2 (ja) 1986-06-03 1986-06-03

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JPS62194904U JPS62194904U (ja) 1987-12-11
JPH0451203Y2 true JPH0451203Y2 (ja) 1992-12-02

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ID=30938408

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