JPH0451130A - 印画紙搬送方法及び印画紙焼付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、シート状印画紙を画像焼付部に搬送して露
光する印画紙搬送方法及び印画紙焼付装置に関する。

［従来の技術］ 従来、帯状印画紙を切断したシート状印画紙を画像焼付
部に搬送して露光する印画紙焼付装置においては、例え
ば露光すべぎシート状印画紙の搬送と、ネガフィルムの
駒送り搬送はそれぞれ別に独立して行なわれていた。

この印画紙焼付装置における従来のネガフィルム及びシ
ート状印画紙の搬送動作を第３図に基づいて説明する。

第３図は印画紙焼付装置における従来のネガフィルム、
シート状印画紙の搬送及び露光を説明するタイムチャー
トである。

第３図において、（１）はネガフィルムの搬送動作、（
２）は印画紙の切断及び搬送の動作、（３）は露光の動
作を示す、先ず、露光すべ籾ネガフィルムの駒送り搬入
する。このネガ搬入後に露光ボタンを押すと、帯状印画
紙を切断してシート状印画紙とし、このシート状印画紙
を画像焼付部に搬送する。このシート状印画紙が所定の
露光位置に達した時に搬送が停止されて、露光される。

その後、次に露光すべ診ネガフィルムの駒送り搬送を行
ない、再度露光ボタンを押すと、前述の動作を繰り返す
。

［発明が解決しようとする課題］ 前述のように、従来のシート状印画紙を画像焼付部に搬
送して露光する印画紙焼付装置においては、ネガフィル
ムの駒送り搬送が完了してから露光可能の表示が行なわ
れ、これによりオペレータが露光ボタンを押し、この露
光ボタンの操作信号で印画紙が切断、搬送が開始される
。このため、露光ボタンを押してもすぐには露光が始ま
らず、そのため操作に煩わしさを感じていた。又、ネガ
フィルムの駒送り搬送が完了してから露光可能になり、
これでオペレータの露光ボタン操作で印画紙の切断、搬
送が開始される。従って、ネガフィルムの駒送り搬送時
間と、印画紙の切断、搬送時間をそれぞれ確保する必要
があり、露光処理に多くの時間を要していた。特に、マ
ニュアルでネガフィルムの駒送りを行なう場合には、ネ
ガフィルムの駒送り搬送に時間がかかるので、このよう
な装置では極力露光処理時間の短縮が要望されていた。

この発明はかかる点に鑑みなされたもので、次に露光す
べきネガフィルムの駒送り搬送と、印画紙の切断、搬送
とを同時に行なうことで、露光処理の効率を上げる印画
紙搬送方法及び印画紙焼付装置を提供することを目的と
している。

［課題を解決するための手段〕 前記課題を解決するために、請求項１記載の発明の印画
紙搬送方法は、帯状印画紙を切断したシート状印画紙を
画像焼付部に搬送して露光した後、次に露光すべきネガ
フィルムの駒送り搬送の開始を可能にするとともに、次
に露光すべきシート状印画紙を切断して前記画像焼付部
に搬送を開始することを特徴としている。

又、請求項２記載の発明の印画紙搬送方法は、前記ネガ
フィルムの最終駒を検出して、最終駒の露光終了後のシ
ート状印画紙の切断及び前記画像焼付部への搬送を停止
することを特徴としている。

又、請求項３記載の発明の印画紙焼付装置は、帯状印画
紙を切断してシート状印画紙にする切断部と、ネガフィ
ルムの画像をシート状印画紙に露光する画像焼付部と、
シート状印画紙を画像焼付部に搬送する印画紙搬送部と
、ネガフィルムを駒送り搬送するネガフィルム搬送部と
を有する印画紙焼付装置において、前記画像焼付部での
露光終了を検出する露光検出手段と、この露光終了信号
に基づ包前記ネガフィルム搬送部の作動を可能するとと
もに前記切断部及び印画紙搬送部の作動を制御する制御
手段とを有することを特徴としている。

又、請求項４記載の発明の印画紙焼付装置は、前記ネガ
フィルムの最終駒検出手段を有し、このネガフィルムの
最終駒信号に基づき、前記制御手段で最終駒露光終了後
の前記切断部及び印画紙搬送部の作動を停止することを
特徴としている。

［作用］ 請求項！又は３記載の発明では、帯状印画紙を切断して
シート状印画紙とし、このシート状印画紙を画像焼付部
に搬送して所定の露光位置に停止させ露光した後に、次
に露光すべきネガフィルムの駒送り搬送を開始し、これ
とともに次に露光すべきシート状印画紙の切断、搬送を
開始して、画像焼付部に搬送して所定の露光位置に停止
させる。

又、請求項２又は４記載の発明では、ネガフィルムの最
終駒を検出して、最終駒の露光終了後のシート状印画紙
の切断及び画像焼付部への搬送を停止する。

［実施例］ 以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説
明する。

第１図はこの発明を通用した印画紙焼付装置の概略図で
ある。

この印画紙焼付装置では、先ず帯状印画紙１を印画紙引
出しローラ２により引出し、この引出された帯状印画紙
１を印画紙送りローラ３により、切断部Ａへ搬送する。

この切断部Ａで帯状印画紙１をカッタ４の間に挿入して
切断し、帯状印画紙をシート状印画紙５にする。

このシート状印画紙５は印画紙搬送部Ｂのベルト搬送機
構６の駆動によりて、画像焼付部Ｃの所定の露光位置へ
搬送する。

画像焼付部Ｃにはネガフィルム７がネガフィルム搬送部
りにセットされている。ネガフィルム搬送部りはネガフ
ィルム７を駒送り搬送し、このネガフィルム７に光源８
より光を当て、レンズ９を通しシート状印画紙５に結像
して露光させる。

この露光はオペレータが露光ボタン１０を押すことによ
って行なわれ、露光ボタン１０の操作で露光指令信号が
制御手段Ｅに人力される。制御手段Ｅは露光指令信号の
人力で画像焼付部Ｃを制御し、光源８を発光させて露光
する。この露光終了を露光検出手段１１で検出し、この
露光終了信号が制御手段Ｅに人力される。制御手段Ｅで
は露光終了ｆｇ号の人力で、このネガフィルム搬送部り
を制御して、次に露光すべきネガフィルムの駒送り！１
１送の開始を可能にするとともに、切断部Ａ及び印画紙
搬送部Ｂを制御して、次に露光すべぎシート状印画紙５
を切断して画像焼付部Ｃに搬送を開始する。

この切断部Ａ及び印画紙搬送部Ｂの作動で、シート状印
画紙５を画像焼付部Ｃの所定の露光位置に搬送されると
、露光可能表示手段１２に露光可能表示を行ない、オペ
レータに露光可能状態を知らせる。

ネガフィルム搬送部りにはネガフィルム最終駒検出手段
１３が備えられ、このネガフィルム最終駒検出手段１３
で最終駒が検出される。この最終駒信号が制御手段已に
人力されるど、この制御手段Ｅでは最終駒の露光終了後
の切断部Ａ及び印画紙搬送部Ｂの作動を停止し、次に露
光すべぎシート状印画紙５を切断して、画像焼付部Ｃへ
の搬送を停止する。

次に、この印画紙焼付装置におけるネガフィルム及び印
画紙の搬送動作について、第２図に基づいて説明する。

第２図はこの印画紙焼付装置におけるネガフィルム、印
画紙の切断搬送及び露光を説明するタイムチャートであ
る。

第２図において（１）はネガフィルムの搬送動作、（２
）は印画紙の切断及び搬送の動作、（３）は露光の動作
を示す。

先ず露光可能表示手段１２の露光可能表示で、オペレー
タが露光ボタン１０を押す、これで露光が行なわれ、露
光が終了すると、ネガフィルム７の駒送り搬送が行なわ
れるとともに、シート印画紙５の切断、搬送が行なわれ
る。シート印画紙５の切断、搬送が終了すると、露光可
能表示手段１２で露光可能表示が行なわれる。これで、
再びオペレータが露光ボタン１０を押すと露光が行なわ
れる。これで露光が終了すると、次に露光すべきネガフ
ィルム７の駒送り搬送が行なわれるとともに、次に露光
すべぎシート印画紙５の切断、搬送が行なわれる。再度
露光ボタン！０を押し、前述の動作を繰り返す。

又、この搬送方法の場合にはシート状印画紙５が、露光
ボタン１０を押す前に前もって自動的に搬入することに
なるので、印画紙のサイズを途中で変更したり、次に露
光すべきネガフィルムをセットしない場合にも、自動的
にシート状印画紙５が搬入されてしまうためにロスが生
じることになる。このため、第２図の（１）に示すよう
に最終駒ａが搬送されると、第２図の（３）に示す最終
露光すが終了した後、次のシート状印画紙の切断及び搬
入を停止する。

この停止動作はオペレータがネガフィルムの最終駒か否
かを判断してマニュアルで停止してもよい、又、ネガフ
ィルムの自動送り機構を備えた装置の場合には、予め印
画紙焼付装置に印画紙焼付枚数や焼−寸、・′、て、ｎ
光面、ノツチャ−１外置きスキャナー等の条件を入力し
、この情報に従って自動的に最終駒を検出して停止する
ことかできる。そして、この最終駒を露光した後に、印
画紙搬送部Ｂは露光済のシート状印画紙５のみを搬送し
、この印画紙焼付装置に接続する図示しない現像機へ自
動排出して、現像処理する。

［発明の効果］ 以上のように、請求項１又３記載の発明は、帯状印画紙
を切断したシート状印画紙を画像焼付部に搬送して露光
した後、次に露光すべきネガフィルムの駒送り搬送の開
始を可能にするとともに、次に露光すべ台シート状印画
紙を切断して前記画像焼付部に搬送を開始する。従って
、先行するシート状印画紙の露光が終了した後、次に露
光すべきネガフィルムの駒送り搬送と、印画紙の切断、
搬送とを平行して行なうことかでき、しかも露光ボタン
を押すとすぐに露光が始まり、操作に煩わしさがない、
又、ネガフィルムの駒送り搬送時間と、印画紙の切断、
搬送時間をそれぞれ確保する必要がなくなり、その分露
光処理の時間を短縮でき、露光処理の効率を上げること
かできる。

又、請求項２又は４記載の発明は、ネガフィルムの最終
駒を検出して、最終駒の露光終了後のシート状印画紙の
切断及び画像焼付部への搬送を停止するから、次のシー
ト状印画紙の切断、搬送の是非を判断し必要な場合は、
その動作を停止することで自動的に搬入される印画紙の
ロスを無くすことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を適用した印画紙焼付装置の概略部、
第２図はネガフィルム、印画紙の搬送及び露光を説明す
るタイムチャート、第３図は従来のネガフィルム、印画
紙の搬送及び露光を説明するタイムチャートである。 図中符号１は帯状印画紙、５はシート状印画紙、７はネ
ガフィルム、ｌＯは露光ボタン、１１は露光検出手段、
１２は露光可能表示手段、１３はネガフィルム最終駒検
出手段、Ａは切断部、Ｂは印画紙搬送部、Ｃは画像焼付
部、Ｄはネガフィルム搬送部、Ｅは制御手段である。 ／ 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、帯状印画紙を切断したシート状印画紙を画像焼付部
   に搬送して露光した後、次に露光すべきネガフィルムの
   駒送りの開始を可能にするとともに、次に露光すべきシ
   ート状印画紙を切断して前記画像焼付部に搬送を開始す
   ることを特徴とする印画紙搬送方法。 ２、前記ネガフィルムの最終駒を検出して、最終駒の露
   光終了後のシート状印画紙の切断及び前記画像焼付部へ
   の搬送を停止することを特徴とする請求項１記載の印画
   紙搬送方法。 ３、帯状印画紙を切断してシート状印画紙にする切断部
   と、ネガフィルムの画像をシート状印画紙に露光する画
   像焼付部と、シート状印画紙を画像焼付部に搬送する印
   画紙搬送部と、ネガフィルムを駒送り搬送するネガフィ
   ルム搬送部とを有する印画紙焼付装置において、前記画
   像焼付部での露光終了を検出する露光検出手段と、この
   露光終了信号に基づき前記ネガフィルム搬送部の作動を
   可能にするとともに前記切断部及び印画紙搬送部の作動
   を制御する制御手段とを有することを特徴とする印画紙
   焼付装置。 ４、前記ネガフィルムの最終駒検出手段を有し、このネ
   ガフィルムの最終駒信号に基づき、前記制御手段で最終
   駒露光終了後の前記切断部及び印画紙搬送部の作動を停
   止することを特徴とする請求項３記載の印画紙画像焼付
   装置。