JPH0450854A - 静電記録体 - Google Patents

静電記録体

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Publication number
JPH0450854A
JPH0450854A JP15687990A JP15687990A JPH0450854A JP H0450854 A JPH0450854 A JP H0450854A JP 15687990 A JP15687990 A JP 15687990A JP 15687990 A JP15687990 A JP 15687990A JP H0450854 A JPH0450854 A JP H0450854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrostatic recording
dielectric layer
resin
butyl methacrylate
resins
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15687990A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyasu Katsumata
勝又 直豈
Susumu Nemoto
進 根本
Akira Okawa
晃 大川
Nobutaka Kinoshita
宣孝 木下
Hiroshi Tateishi
立石 比呂志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP15687990A priority Critical patent/JPH0450854A/ja
Publication of JPH0450854A publication Critical patent/JPH0450854A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は静電記録体に関し、詳しくは、CAD(Com
putor Aided Design)に使用される
静電プリンタープロッターやファクシミリなどに用いら
れる、殊に湿式現像方式に有用な静電記録体に関する。
〔従来の技術〕
静電記録体は一般に導電性支持体上に高抵抗樹脂からな
る誘電体記録層(以降「誘電層」又は「記録層」と略記
することがある)を設けたものからなり、誘電層表面に
原稿に対応した電界を記録針などによって直接帯電させ
て静電荷像を形成し、この静電荷像を現像剤によ7って
顕像化した後、定着して永久可視像を得るようにしてい
る。
従来、静電記録体の誘電層に用いられる高抵抗樹脂は、
アルキッド樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、ポリビ
ニルアセタール樹脂、ポリウレタン樹脂、酢酸ビニル樹
脂、塩化ビニル樹脂、アクリル酸エステル樹脂、スチレ
ン・ブチジエン樹脂などであったが、これらの樹脂は静
電記録体の誘電層として要件される特性(電荷を保持す
るに足る電気的抵抗値があることと、フィルム形成能を
持っていることであり、これに加えて、表面状態が静電
記録紙として良好であり、かつカール、ブロッキング等
を生じないことなど)を必ずしも充すものではなかった
。特に、前記樹脂で誘電層が形成された静電記録体は湿
式現像法によって現像定着する場合定着性が極めて悪く
、これらの欠点を克服する良好な樹脂の出現が強く要望
される。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、静電記録法により誘電層表面に静電潜像を形
成した後、乾式現像は勿論、湿式現象により顕像化し定
着した時、記録像の濃淡が鮮明に現わされ、かつ、その
記録像の定着性を著しく改善することのできる静電記録
体を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は導電性支持体上に誘電体記録層が設けられた静
電記録体において、該誘電体記録層の樹脂としてブチル
メタクリレートを主成分として用いたことを特徴として
いる。
本発明者らは、静電記録体の誘電層用樹脂についている
いろな角度から検討を行なった結果、ブチルメタクリレ
ート樹脂が用いられれば、十分な電気抵抗とフィルム形
成能とをもち、カールやブロッキングを起すことなく、
特に湿式現像法において従来得られなかった良好なコン
トラストのある像を得ることができ、更にこれまで問題
となっていた定着性についても極めて良好な結果をもた
らすことを見呂した。本発明はかかる知見に基づいてな
されたものである。
本発明をさらに詳細に説明すると、本発明に係る誘電層
はブチルメタクリレート樹脂を主成分として導電性支持
体上に形成されているが、本発明の効果を損わない範囲
で他の樹脂が含有されていてもかまわない。
ただし、誘電層用樹脂としてブチルメタクリレート樹脂
が使用されると何故良好が結果が得られるかについての
詳細な検討はいまだなさおでいない。
誘電層には鉛筆・ペンなどの筆記性や捺印性をよくする
目的で炭酸カルシウム、酸化チタン、硫酸バリウム、珪
酸、酸化亜鉛、エポキシ樹脂粉末、メラミン樹脂粉末、
尿素樹脂粉末などの顔料(粒径3〜7IA)が5〜30
重量%の範囲で含有されているのが有利である。
かかる誘電層はそのベック平滑度50〜80秒好ましく
は60〜70秒のものが有利である。この範囲の平滑度
にある誘電層は画像品質のうえで極めて有効である。な
お、誘電層の導電性支持体への付着量は約3〜5g/m
<らいが適当である。
本発明の静電記録体を作成するには、従来全く同様に、
導電性支持体の片面に高誘電性樹脂(ブチルメタクリレ
ート樹脂)を主成分とする及び所定量の顔料を添加した
有機溶剤溶液を塗布し乾燥すればよい。なお、本発明の
効果が失なわれない範囲で前記の従来から誘電層形成樹
脂として用いられていた樹脂を添加することができる。
〔実施例〕
ここでの部は重量基準である。
実施例1 60g/ mの上質原紙の両面に高分子の第4アンモニ
ウム塩(三洋化成社製、ケミスタット6300)の10
%水溶液をそれぞれ乾燥重量が約3g/ n(どなるよ
うに塗布乾燥後、スーパーキャレンダー掛けを行ない低
抵抗原紙(導電性支持体)を作成した。
一方、記録層形成液として 顔料(日東粉化社製、NS#100)       1
0部トルエン                50部
からなる混合物をボールミル中で分散混合し誘電層形成
液を調製した。
次に、この液を前記の導電性支持体の片面にワイヤーバ
ーを用いて塗布し、乾燥(乾燥重量:約3g/ボ)して
静電記録紙をつくった。このものの誘電層表面の平滑度
は53秒であった。
実施例2 実施例1と同様の低抵抗原紙(導電性支持体)を作成し
た。
一方、 顔料(日東粉化社製N51F400)        
10部トルエン                50
部からなる混合物をボールミル中で混合分散し誘電層形
成液を調製した。
次に、この液を前記の導電性支持体の片面にワイヤーバ
ーを用いて塗布し、乾燥(乾燥重量:約5g/耐)シて
静電記録紙をつくった。このものの誘電層表面の平滑度
は70秒であった。
実施例3 実施例1と同様の導電性支持体を作成した。
一方。
顔料(日東粉化社製、NS$600)       1
0部トルエン                50部
からなる混合物をボールミル中で混合分散し誘電層形成
液を調製した。
次に、この液を導電性支持体の片面にワイヤーバーを用
いて塗布し、乾燥(乾燥重量:約4g/ rrr )と
して静電記録紙をつくった。このものの誘電層表面の平
滑度は80秒であった。
比較例1 実施例1と同様の導電性支持体を作成した。
一方、 顔料(日東粉化社製、NS#100)       1
0部トルエン                48部
からなる混合物をボールミル中で混合分散し誘電層形成
液を調製した。
次に、この液を前記の導電性支持体の片面にワイヤーバ
ーを用いて塗布し、乾燥(乾燥重量:約5g/ホ)シて
静電記録紙をつくった。
比較例2 ブチルメタクリレート樹脂の代りにメタクリル酸−メタ
クリル酸アルキル−スチレン共重合体樹脂を用いた以外
は実施例2とまったく同様にして静電記録紙をつくった
比較例2 ブチルメタクリレート樹脂の代りにメタクリル酸−メタ
クリル酸アルキル−スチレン共重合体樹脂を用いた以外
は実施例3とまったく同様にして静電記録紙をつくった
これら6種の静電記録紙を東洋電機社製静電記録装置(
ドラステム8600)で画像出しを行なったところ表−
1の結果が得られた。
表−1 画像の残存率 〔発明の効果〕 実施例の記載から明らかなように、本発明の静電記録体
の使用によれば特に定着性の良好な画像を得ることがで
きる。
特許出願人 株式会社 リ  コ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性支持体上に誘電体記録層が設けられた静電
    記録体において、該誘電体記録層の樹脂がブチルメタク
    リレートを主成分としてなることを特徴とする静電記録
    体。
JP15687990A 1990-06-15 1990-06-15 静電記録体 Pending JPH0450854A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15687990A JPH0450854A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 静電記録体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15687990A JPH0450854A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 静電記録体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0450854A true JPH0450854A (ja) 1992-02-19

Family

ID=15637389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15687990A Pending JPH0450854A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 静電記録体

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JP (1) JPH0450854A (ja)

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