JPH045078Y2 - - Google Patents

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JPH045078Y2
JPH045078Y2 JP1984168563U JP16856384U JPH045078Y2 JP H045078 Y2 JPH045078 Y2 JP H045078Y2 JP 1984168563 U JP1984168563 U JP 1984168563U JP 16856384 U JP16856384 U JP 16856384U JP H045078 Y2 JPH045078 Y2 JP H045078Y2
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JP1984168563U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、オートリバース動作を行うテーププ
レーヤのチヤンネルチエンジ機構に関するもので
ある。
[考案の技術的背景とその問題点] テーププレーヤのモードには、ストツプ、プレ
イ、早送り、巻戻し、プログラムチエンジの5モ
ードがあるが、最近では、テーププレーヤの自動
化が進み、各モードの保持と切換えを電磁プラン
ジヤの吸着力とモータの駆動力を利用して行うこ
とにより、手動による操作力を必要とせず、スイ
ツチを押圧するだけの極めて軽い操作で各モード
の切換えを行えるテーププレーヤが実用化されて
いる。
この様な自動化されたテーププレーヤにおい
て、テープの走行方向を切換えるチヤンネルチエ
ンジ動作を行う為には、左右のピンチローラー及
びアイドラを切換える必要がある。この切換え動
作を行う装置として従来から用いられてきたの
は、ピンチローラー切換え部材と、アイドラ切換
え部材が個別の部材から、構成され、さらに、こ
れらの切換え動作が、ギヤ等により水平作動され
るものであつた。
しかしながら、この様な従来の技術チヤンネル
チエンジ機構においては、ピンチローラー切換え
部材とアイドラ切換え部材が別個のものであつた
為、両者を連動させる際に、どうしてもタイミン
グのズレを生じていた。即ち、ピンチローラーが
先にキヤプスタン軸より離れた場合は、リールベ
ースとアイドラによりテープが巻き上げられる
為、テープ位置が希望する停止位置よりズレてし
まい、一方、リールベースとアイドラの噛合わせ
が先に離れた場合には、ピンチローラーとキヤプ
スタン軸によつてテープが送られてしまうので、
リールベースに巻きとられないテープがはみ出し
てしまうという不都合が生じていた。
また、ピンチローラー切換え部材とアイドラ切
換え部材が別個のものであり、チヤンネルチエン
ジ動作がギヤ等により水平方向に摺動動作される
各切換え部材のテーパーカムによつて行なわれて
いた為に、チヤンネルチエンジ動作時の効率が非
常に悪いという欠点もあつた。
[考案の目的] 本考案は、上記の様な従来技術の欠点を解消す
るために提案されたもので、その目的は、単一の
切換え板によつてピンチローラー及びアイドラの
切換えを可能としたテーププレーヤのチヤンネル
チエンジ機構を提供することにある。
[考案の概要] 本考案のテーププレーヤのチヤンネルチエンジ
機構は、T字形をしたチエンジプレートに正逆一
対のピンチローラーの切換えを行う左右一対の押
圧部と、正逆一対のアイドラギヤの切換えを行う
係合孔を設け、このチエンジプレートを軸を中心
として左右に回動自在に構成すると共に、その一
端を、パワープレートに設けられたチエンジギヤ
の回転によつて左右に移動する連結プレートに連
結することにより、チヤンネルチエンジ動作によ
るピンチローラー及びアイドラギヤの切換えを一
枚のチエンジプレートで同時に行える様にしたも
のである。
[考案の実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。
第1図はテープの正方向走行時、第2図は逆方
向走行時で、図中、ヘツドプレート1の上側に
は、図中上下方向に延びるT字形をしたチエンジ
プレート2が軸3を中心として左右に回動自在に
取付けられ、且つV字形スプリング4により中央
位置に付勢されている。
このチエンジプレート2は、左右いずれかに位
置することにより、ヘツドプレート1の前進時
(プレイモード)にいずれか一方のピンチローラ
ーをキヤプスタン軸に圧着させる為に、ピンチロ
ーラーと連動するガイドローラー5を図中上下方
向に移動させ、且つ同じ側のアイドラギヤ6をリ
ールベースと駆動ギヤに噛合わせるものである。
そのために、チエンジプレート2の上部の左右
両端部には、正逆いずれか一方のピンチローラー
をキヤプスタン軸と圧着しない様にするために、
ピンチローラーと連動するガイドローラー5を図
中上側に押圧するカム状の押圧部2aがそれぞれ
設けられている。なお、ガイドローラー5は、ピ
ンチローラーをキヤプスタン軸に圧着させるため
に、図示していないバネによつて、常に図中下方
へ付勢されている。一方、チエンジプレート2の
軸3の下側には、正逆二方向のアイドラギヤ6の
リールベースに対する噛合わせを制御する正逆一
対の係合孔2bが設けられている。
また、チエンジプレート2の図中下方の上側に
は、左右に移動するパワープレート7が配設さ
れ、両者は連結部7aで係合している。この連結
プレート7には、駆動ギヤ8がその中を左右に往
復動する係合孔9及び後述するチエンジギヤに設
けられたピン10がその中を上下動する係合孔1
1が設けられている。
チエンジギヤ12は、駆動ギヤ8と噛合い、且
つ直径方向に対向する2箇所に切欠き部を有する
外側の間欠ギヤ12aと、同じ直径方向に対向す
る内側の2箇所の係止部12bより成るものであ
り、駆動ギヤ8と噛合うことによつて、駆動され
て回動し、半回転することで連結プレート7を左
右いずれか一方から他の側に移動させて(従つて
同方向にチエンジプレート2を回動させて)チヤ
ンネルチエンジを行い、この際係合部12bに係
合するチエンジギヤロツクプレート13により係
止部でロツクされて、間欠ギヤ12aの切欠き部
が駆動ギヤ8に対向する様に構成されている。
チエンジギヤロツクプレート13は、軸14を
中心にテーププレーヤ基台に回動自在に取付けら
れ、時計方向にある時にチエンジギヤ12をロツ
クし、反時計方向に回動することでロツクを解除
する様になつている。
以上の様な構成を有する本考案の作用は次の通
りである。第1図に示した様なテープの正方向走
行時からチヤンネルチエンジ指令を出すと、チエ
ンジギヤロツクプレート13が軸14を中心に反
時計方向に回動し、チエンジギヤ12のロツクが
解除される。これにより、チエンジギヤ12が駆
動ギヤ8と噛合い、回転することにより、チエン
ジギヤ12に設けられたピン10も連結プレート
7に設けられた係合孔11内を摺動しながら回転
する。その結果、第2図に示した様に、チエンジ
ギヤ12が半回転するとピン10に押圧されて連
結プレート7が左方向へ移動し、それに伴つて連
結部7aで連結されているチエンジプレート2も
軸3を中心として時計方向へ回動する。その結
果、チエンジプレート2に設けられた左側(逆
側)の押圧部2aが時計方向へ回動して、図中左
側のガイドローラー5を上方向へ押圧しなくなる
ので、左側のガイドローラー5は、バネの付勢力
によつて図中下方へ移動し、それによつて逆側の
ピンチローラーがキヤプスタン軸に圧着される。
一方、チエンジプレート2に設けられた右側(正
側)押圧部2aが図中右側のガイドローラー5を
上方向へ押圧し、それまで圧着していた正側のピ
ンチローラーをキヤプスタン軸から引き出す。ま
た、この時チエンジプレート2に設けられた一対
の係合孔2bも時計方向に回動し、右側の係合孔
2bの右側面で右側のアイドラギヤ6を左方向に
押圧することにより、右側のアイドラギヤ6とリ
ールベースの噛み合せを解除し、反対に左側のア
イドラギヤ6をリールベースに噛み合わせること
ができる。また、半回転したチエンジギヤ12は
再びチエンジギヤロツクプレート13によつてロ
ツクされ、プレイモードが保持される。
この様に、本考案では、チヤンネルチエンジを
行う為のチエンジプレートを単一の部材とし、こ
のチエンジプレートにピンチローラー及びアイド
ラギヤの切換え装置を併設したことにより、効率
の良いチヤンネルチエンジを可能とした。また、
ピンチローラーとアイドラギヤの切換え動作が同
時に行えるので、従来、問題となつていたタイミ
ングのズレも解消できる。さらに、単一の部材で
良いので、従来の機構に比べて部品点数が削減で
き、また組立行程も簡略化できるという利点もあ
る。
なお、本考案は、上述の実施例に限定されるも
のではなく、チエンジプレート2に設けられる係
合孔は、一つの孔でも良い。又、正逆二方向のリ
ールベースと噛み合うアイドラギヤを1つにし
て、それが、両方向のリールベースと交互に噛み
合える様にしたものでも良い。
[考案の効果] 以上説明した様に、本考案のテーププレーヤの
チヤンネルチエンジ機構によれば、単一の切換え
板を用いることにより、ピンチローラーとアイド
ラギヤの切換え動作を同時に行うことができ、効
率が良く、又、精度の高いチヤンネルチエンジを
行うことができるテーププレーヤを提供できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案によるテーププレ
ーヤのチヤンネルチエンジ機構の一実施例を示す
図であり、第1図はテープの正方向走行時、第2
図は逆方向走行時を示している。 1……ヘツドプレート、2……チエンジプレー
ト、3……軸、4……V字形スプリング、5……
ピンチローラー、6……アイドラギヤ、7……連
結プレート、8……駆動ギヤ、9……係合孔、1
0……ピン、11……係合孔、12……チエンジ
ギヤ、12a……間欠ギヤ、12b……係合部、
13……チエンジギヤロツクプレート、14……
軸、15……連結ピン、16……位置検出リン
ク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オートリバース動作を行うテーププレーヤにお
    いて、T字形をしたチエンジプレートを軸を中心
    として左右に回動自在に設け、このチエンジプレ
    ートに正逆一対のピンチローラーの切換えを行う
    左右一対の押圧部と、同じく正逆一対のリールベ
    ースに噛み合うアイドラギヤの切換えを行う係合
    孔を設け、前記チエンジプレートの一端を、パワ
    ープレートに設けられたチエンジギヤの回転によ
    つて左右に移動する連結プレートに連結したこと
    を特徴とするテーププレーヤのチヤンネルチエン
    ジ機構。
JP1984168563U 1984-11-08 1984-11-08 Expired JPH045078Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984168563U JPH045078Y2 (ja) 1984-11-08 1984-11-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984168563U JPH045078Y2 (ja) 1984-11-08 1984-11-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6183140U JPS6183140U (ja) 1986-06-02
JPH045078Y2 true JPH045078Y2 (ja) 1992-02-13

Family

ID=30726330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984168563U Expired JPH045078Y2 (ja) 1984-11-08 1984-11-08

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60138752A (ja) * 1983-12-27 1985-07-23 Tanashin Denki Co テ−プレコ−ダ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60138752A (ja) * 1983-12-27 1985-07-23 Tanashin Denki Co テ−プレコ−ダ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6183140U (ja) 1986-06-02

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