JPH04506758A - バイオプシー針装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 バイオプシー針装置 発明の背景 本発明は、外科バイオプシー装置の分野に関するものである。

バイオプシー装置は、患者に対する創傷が最小の状態にて、悪性か否かを判断す るための顧微鏡検査用の組織片を得る目的にて頻繁に使用される。典璽的に、こ の装置は、緊密に取り付けられたカニユーレと称する中空の針と、該針に嵌合す るスタイレットと称する細長いプローブとから成るものである。これらスタイレ ット及びカニユーレは、最初にスタイレットを腫瘍内に発射し、次に直ちにカニ ユーレを発射する発火装置内に収容されている。スタイレットは、該スタイレッ トが腫瘍に入るとき、組織をその中に取り込む切欠きを有している。カニユーレ がスタイレットの上方を摺動すると、腫瘍から小さい組織片が切除され、スタイ レットの切欠き内に取り込まれる。次に、該装置を引き出し、組織片をスタイレ ットから除去する。

リントグレン（Ｌｉｎｄｇｒｅｎ）の米国特許第４．６９９．１５４号は、発火 釦を押したとき、スタイレット及びカニユーレが順次発射されるバイオプシー針 装置を開示している。該装置は、医者がスタイレット及びカニユーレのばねを同 時に圧縮することにより、そのスタイレット及びカニユーレの双方を同時に装填 することを必要とする。

穴型９携鷹 本発明の一実施例において、バイオプシー針装置は、スタイレット及びカニユー レの発射を阻止する第１の安全位ｌと、スタイレットを発射し、次に直ちにカニ ユーレを発射することを許容する第２の位置とを含む２つの位置間で可動である 選択可能なロック手段を備えている。

別の実施例において、バイオプシー針装置は、スタイレットをカニユーレから別 個に発射することを許容する第３の位置又は中間の位置まで可動である選択可能 なロック手段を備えている。この配直により、ユーザは、スタイレットがカニユ ーレの発射前に正確な位置にあるか否かを判断することが可能となる。このよう にして、スタイレットが腫瘍から外れている場合、カニユーレは発射されず、こ れにより健全な組織に対する不必要な創傷が回避される。

上記２つの実施例の別の特徴は、カニユーレ及びスタイレットの双方を別個に装 填し得ることであり、更に、一つの釦を使用してこれらカニユーレ及びスタイレ ットを順次、発火させ得ることである。このため、医者は使用のために装置を装 填するとき、２つの剛性なばねを同時に操作する必要はない。

図面の簡単な説明 本発明は、特許請求の範囲に記載されている。本発明の上記及びその他の利点は 、以下の添付図面と共に、以下の詳細な説明を参照することにより一層良く理解 することが出来る。

第１図は、本発明のバイオプシー針装置の一実施例の斜視図、第１図ａは、スタ イレット及びカニユーレを順次自動的に発射する第１図のバイオプシー針装置の 側面図、 第１図すは、第１図の装置の平面図、 第１図Ｃは、第１図のカニユーレ及びスタイレットの前端の拡大図、第２図は、 第１図ａの線Ａ−Ａに沿った断面図、第３図ａは、セレクタスイッチを第１の安 全位置に設定したときの第２図の装置の断面図、 第３図すは、スタイレット及びカニユーレの双方を発射する位置にセレクタスイ ッチを設定したときの第３図ａの装置の発火機構の断面図、第３図Ｃは、スタイ レットを発射するときの同様の図、第３図ｄは、カニユーレを発射するときの同 様の図８、第４図ａ乃至第４図ｄは、スクイレット及びカニユーレを別個に発射 するのを許容する本発明の別の実施例の発火機構の断面図であり、第４図ａはセ レクタスイッチが第１の安全位置にあり、第４図すはセレクタスイッチがスタイ レットをカニユーレとは別個に発火する位置にあり、スタイレットが発射される ときの図、第４図Ｃはスタイレットが完全に発射されたときの図、第４図ｄはセ レクタスイッチがカニユーレを発火する位置にあり、カニユーレが発火するとき の図である。

好適な実施例の説明 第１図を参照すると、本発明のバイオプシー針装置５は、上方ハウジング１０及 び下方ハウジング１６から成るハウジング８を備えている。スタイレット１８及 びカニユーレ２０はハウジング８から発射される。前方装填スライドスイッチ］ ２及び後方装填スライドスイッチ１４が上方ハウジングから突出し、スロット２ ６．２８内を動くように拘束される。又、発火釦２２及びセレクタスイッチ２４ もハウジング８から突出している。

第１図（ａ）及び第１図（ｂ）を参照すると、スタイレット１８を発火のために 装填すると、スタイレット］８に取り付けられた後方装填スライドスイッチ１４ のスロット２６内を後方（矢印Ｒ８）に摺動する。スタイレット１８を発火させ ると、後方装填スライドスイッチ１４はスロット内を前方に動く。

同様に、カニユーレ２０を発火のために装填すると、カニユーレ２０に取り付け られた前方装填スライドスイッチ１２がスロット２８内を後方（矢印Ｆハに摺動 する。カニユーレ２０を発火させると、前方装填スライドスイッチ１２がスロッ ト内を前方に動（。

第２図には、下方ハウジング１６内に配置された装置の発火機構が示しである。

スタイレット１８は、カニユーレ２０内で同軸状に配置されており、その各々の 前端は下方ハウジング１６の前端を通って突出する。カニユーレ２０の後端は、 ばね４０により前方（矢印Ｆ）に偏倚されたカニユーレ保持カラー３８に取り付 けられる。該カニユーレ保持カラー３８及びばね４０は、下方ハウジング１６の 前方キャビティ９内に配置される。ばね４０の後端は、前方ロッカアーム４６の 後方１ツバ−５６に対して着座し、前方ロッカアーム４６のラッチ部分６０がカ ニユーレ保持カラー３８に係合することにより、圧縮状態に保持される。セレク タスイッチ２４が「０」で示すような位置にあるとき、前方ロッカアーム４６は 、セレクタスイッチ２４の前方アーム６２の前方拘束突起３２により、ビン５８ を中心とする枢動が阻止される（これにより、カニユーレ保持カラー３８及びば ね４０を解放させる）。

スタイレット１８の後端は、カニユーレ２０、カニユーレ保持カラー３８、ばね ４０を通って伸長し、ばね４４により前方（矢印Ｆ）に偏倚されたスタイレット 保持カラー３６に取り付けられる。これらスタイレット保持カラー３６及びばね ４４は、下方ハウジング１６の後方キャビティ１１内に配ｌされる。ばね４４の 後端は後方ロッカアーム４８の後方レバー５４に対して着座し、後方ロッカアー ム４８のラッチ部分５２がスタイレット保持カラー３６に係合することにより、 圧縮状態に保持される。セレクタスイッチ２４がｒＯＪで示すような位ｌにある とき、後方ロッカアーム４８は、該セレクタスイッチ２４の後方アーム６４の後 方拘束突起３４により、ピン５０を中心とする枢動が阻止される（これにより、 スタイレット保持カラー３６及びばね４４を解放させる）。

セレクタスイッチ２４が「２」で示した位置まで前方に動（と、前方拘束突起３ ２は動いて、前方ロッカアーム４６から離反する。これと同時に後方拘束突起３ ４は前方に動いて、後方ロッカアーム４８から離反する。このようにして、後方 ０ブカアーム４８はピン５０を中心として反時計方向（矢印Ｐ）に枢動自在とな る。又、前方ロッカアーム４６も反時計方向に枢動自在となる。

作男 セレクタスイッチ２４が位置「２」　（第３図ｄ）にあるときの第３図ａ及び第 １図すを参照すると、カニユーレ２０は、前方装填スライドスイッチ１２を後方 （矢印Ｆｌｌ）に動かして装填する。前方装填スライドスイッチ１２はカニユー レ保持カラー３８に取り付けられており、前方装填スライドスイッチが後方に動 くとき、又、カニユーレ保持カラー３８も後方に動き、ばね４０が圧縮される。

この圧縮により、前方ロッカアーム４６の後方レバー５６に圧力が付与され、該 アームをビン５８を中心として時計方向に（矢印ＣＦ）に回転させる。これによ り、前方ロッカアーム４６は、該前方ロッカアーム４６のラッチ部分６０がカニ ユーレ保持カラー３８に係合するまで時計方向に回転する。この時点で、カニユ ーレ２０は発火のために装填される。

次に、スタイレット１８は後方装填スライドスイッチ１４を後方（矢印Ｒ，）に 動かすことにより装填する。後方装填スライドスイッチ１４はスタイレッｉ・保 持カラー３６に取り付けられ、この後方装填スライドスイッチ１４を後方に動か す払ばね４４が圧縮される。この圧縮により、後方ロッカアーム４８の後方レバ ー５４に圧力が加わり、該アーム５４をピン５０を中心として時計方向（矢印Ｃ Ｒ）に回転させる。これにより、又、後方ロッカアーム４８のラッチ部分５２が スタイレット保持カラー３６に係合するまで、該後方ロッカアーム４８は時計方 向に回転する。この時点で、スタイレッｐｉ８ｉ、を発火のため１．：装填され る。次に、セレクタスイッチは位置「ＯＪ　（第３図ａ）まで動かし、セレクタ スイッチ２４の拘束突起３２．３４がカニユーレ２０及びスタイレット１８それ ぞれの誤った発火を阻止する。

別個に装填可能なカニユーレ及びスタイレットであることの利点は、装置を装填 するためには、１つのばねのみを一回圧縮するだけでよく、このため、必要とな 力が著しく少なくて済む。

第３図すを参照すると、スタイレット１８及びカニユーレ２０を迅速にかつ連続 的に発火させるためには、セレクタスイッチ２４を前方に位置「２」まで動かし 、拘束突起３２．３４を前方に動かし、それぞれロッカアーム４６．４８から離 反させる。この位置にて、前方ロッカアーム４６及び後方ロッカアーム４８の双 方がそれぞれビン５８．５０を中心として回転自在となる。

第３図Ｃを参照すると、発火釦２２を後方（矢印Ｒ）に押すと、ロッカアーム４ ８はビン５０を中心として反時計方向（矢印Ｐ、）に回転し、ロッカアーム４８ のラッチ部分５２をスタイレット保持カラー３６から引き出す。これにより、ば ね４４がスタイレット保持カラー３６及びスタイレット１８を拡張させかつ前方 （矢印Ｅｌ）に突出させる。

第３図ｄを参照すると、ばね４４が拡張するとき、ばねはスタイレット保持カラ ー３６を前方ロッカアーム４６の後方レバー５６に押し付ける。スタイレット保 持カラー３６のモーメントにより、後方レバー５６は前方（矢印Ｉで示す方向） に付勢され、前方ロッカアーム４６をピン５８を中心として反時計方向（矢印Ｐ 、）に回転させる。ロッカアーム４６が回転すると、該アーム４６はロッカアー ム４６のラッチ部分６０をカニユーレ保持カラー３８から引き出す。これにより 、ばね４０が解放され、カラー３８及びカニユーレ２０を前方（矢印Ｅ、）に突 出させる。

一実施例について説明したので、当業者は、請求の範囲に記載した本発明の範囲 及びその精神に属す多くの変形例が可能であることが理解されよう。故に、本発 明の範囲は、請求の範囲に記載された事項によってのみ限定されるものである。

その他の実施例は請求の範囲に記載されている。例えば、第４図ａを参照すると 、セレクタスイッチ２４′　は「１」で示した追加的な中間位置を有している。

この実施例において、セレクタスイッチ２４′の前方アーム６２′は前述の実施 例における前述アーム６２よりも長さが短く、その結果、セレクタスイッチ２４ ′が位置「１」　（第４図す及び第４図Ｃ）まで前方に動いたとき、後方保持突 起３４は前方に十分に遠くまで動き、後方ロッカアーム４８がビン５０を中心と して枢動するのを許容する一方、前方拘束突起３２′は前方ロッカアーム４６が ビン５８を中心として枢動するのを阻止する。セレクタスイッチ２４が「２」で 示すような位！′（第４図ｄ）まで更に前方に動くと、前方拘束突起３２′は更 に前方に動いて、前方℃ツカアーム４６から離反し、前方ロッカアーム４６がピ ン５８を中心として枢動するのを許容する。

スタイレット１８及びカニユーレ２０を別個に突出させるため、セレクタスイッ チ２４′は「１」で示した中間位置まで摺動する。これにより、後方拘束突起３ ４は後方ロッカアーム４８の前方まで動き、後方ロッカアーム４８がビン５０を 中心として反時計方向（矢印ＰＩＩ）に回転するのを許容する。しかし、アーム の長さが等しくないため、前方拘束突起３２′　は、ロッカアーム４６がピン５ ８を中心として反時計方向（矢印Ｐ、）に回転するのを阻止する位置に止まる。

第４図すを参照すると、スタイレット１８は、発火釦２２を後方（矢印Ｒ）に押 すことにより発火させる。再度、これにより、後方ロッカアーム４８は反時計方 向（矢印Ｐ、）に回転し、後方ロッカアーム４８のラッチ部分５２を動かし、ス タイレット保持カラー３６から離反させる。これにより、スタイレット１８及び スタイレット保持カラー３６を前方（矢印Ｅえ）に突出させるばね４４が解放す る。

第４図Ｃを参照すると、スタイレット保持カラー３６が前方ロッカアーム４６の 後方レバー５６に当たるとき、該後方レバー５６の動きは前方拘束突起３２′に より阻止される。次に、これは、前方ロッカアーム４６の反時計方向への回転を 阻止する。この時点で、スタイレット１８は完全に伸長しているが、カニユーレ ２０は未だ発火しない。

カニユーレ２０を発火させるためには、セレクタスイッチ２４’　ｔ４ｆｉｒ２ Ｊに動かし、前方拘束突起３２′を前方に動かし、前方ロッカアーム４６から離 反させる。これで、カニュ・−レ２０は発火可能となるが、ばね４０の圧縮力が 前方ロッカアーム４６の後方レバー５６に加えられるばね４４の膨張力を上清る ため、瞬間的には発火されない。この偶力はロッカアーム４６を時計方向に回転 させ、又、前方ロッカアーム４６の後方レバー５６を時計方向に回転させようと する。

故に、前方ロッカアームのラッチ部分６０はカニユーレ保持カラー３８に対して 保持され、ばね４０を圧縮状態に保持する。

第４図ｄを参照すると、カニユーレ２０を発火させるためには、後方装填スライ ドスイッチ１４に前方向（矢印Ａ）への力を加える。これにより、スタイレット 保持カラー３６は更に前方レバー５６に対して付勢され、ばね４０の圧縮力を上 清る。これにより、前方ロッカアーム４６は反時計方向（矢印ＰＦ）に回転し、 カニユーレ保持カラー３８から離反し、ばね４０を解放させ、カニユーレ保持カ ラー３８及びカニユーレ２０を前方に突出させる。

カニユーレ２０を発火させたならば、バイオプシー標本を除去するため、カニユ ーレ２０及びスタイレット１８は創傷から引き出し、次に、前方スライドスイッ チ１２を後方に摺動させてカニユーレ２０を退却させ、スタイレット切欠き３０ （第１図Ｃ）内に取り込まれた組織を露呈させる。

この第２の実施例の利点は、スタイレットが突出して、創傷部位から外れた場合 、カニユーレを突出させる必要がないことである。スタイレットは、別個に再度 装填して創傷への再貫入を試みることが出来る。このようにして、カニユーレに よる億全な組織の不必要な切除が回避される。

補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の８第キ項） 平成　４年　１月１ｇ日 ２、発明の名称 バイオプシー針装置 ３、特許出願人 住　所　アメリカ合衆国マサチューセッツ州０２１７２゜ウォータータウン、プ リーザント・ストリート　４８０名　称　ボストン・サイエンティフィック・コ ーポレーション４、代理人 住　所　東京都千代田区大手町二丁目２番１号新大手町ビル　２０６区 ３４条補正により追加した請求の範囲 １６、バイオプシー針装置にして、 第１のキャビティ及び第２のキャビティを画成するハウジングと、前記ハウジン グから伸長し、末端及び基端を有する軸方向に細長いスタイレットであって、前 記末端に隣接する側面切欠き及び前記スタイレットを中心として同軸状に配置さ れたカニユーレを画成するスタイレットとを備え、前記カニ−しレが末端及び基 端を有し、 前記スタイレットが、前記ハウジングに対しかつ前記カニユーレに対し、第１の 退却位置と第２の伸展位ｌとの間で軸方向に可動であるように取り付けられ、前 記カニユーレが、前記ハウジングに対しかつ前記スタイレットに対し、第１の退 却位置と第２の伸長位置との間で軸方向に可動であるように取り付けられ、前記 スタイレットを前記第２の伸長位置に向けて末端方向に偏倚させる手段と、前記 カニユーレを前記第２の伸長位置に向けて末端方向に偏倚させる手段と、前記ス タイレットを前記第２の伸展位ｌから前記第１の退却位置まで退却させる第１の 指変位可能な手段と、 前記カニユーレを前記第２の伸長位置から前記第１の退却位置まで退却させる分 離しかつ別個の手段と、 前記スタイレットを解放し、前記スタイレットが前記第１の退却位置から前記第 ２の伸展位ｌまで動（のを許容し、その後、前記カニユーレを解放し、前記カニ ユーレが前記第１の退却位ｌから前記第２の伸長位置まで動くのを許容する構造 であり、 前記第１及び第２の指変位可能な手段が、一方の手で装置を保持する間、前把手 の指により直接、選択的に係合しかつ変位させ得る位置にて前記／＼ウクングの 片側に配置させることを特徴とするバイオプシー針装置。

１７、請求の範囲第１６項に記載のバイオプシー針装置にして、前記スタイレッ ト及び前記カニユーレを偏倚させる前記手段としてそれぞれの圧縮ばねを内蔵し 、前記第１及び第２の指変位可能な手段が、前記装置を保持する片方の手の親指 により圧縮した退却位置に選択的に引っ張り得るように前記ばねのそれぞれの端 部を直接変位させ得るような構造及びそのように配置された親指で係合可能な長 手方向に整合させたスライド部材を備えることを特徴とするバイオプシー針装置 。

１８、請求の範囲第１７項に記載のバイオプシー針装置にして、前記指係合可能 なスライド部材が、その力をそれぞれの圧縮ばねの端部に直接係合するそれぞれ の部材に伝達し、前記スタイレット及び前記カニユーレが、それぞれ前記部材に 直接取り付けられることを特徴とするバイオプシー針装置。

１９、請求の範囲第１６項に記載のバイオプシー針装置にして、前記指変位可能 な手段が指によるアクセスを許容する前記）１ウジングの片側の凹所内に配置さ れることを特徴とするバイオプシー針装置。

２０、請求の範囲第１６項乃至第１９項の何れかに記載のバイオプシー針装置に して、前記ハウジングが矩形の横方向断面であり、前記指変位可能な手段が、前 記ハウジングの比較的幅の広い面に沿って位置決めされ、更に、前記ハウジング の比較的狭い上方を向いた面の上に配置された発火釦であって、前記装置を保持 する片方の手の指により係合される位置に配置される発火釦を備えることを特徴 とするバイオプシー針装置。

２１、請求の範囲第２０項に記載のバイオプシー針装置にしで、前記スタイレッ トを退却位置に固着する枢動可能なラッチを備え、前記発火釦が前記う・ソチの レバー伸長部を備えることを特徴とするバイオプシー針装置。

２２、バイオプシー針装置にして、 ハウジングと、 前記ハウジングから伸長し、末端及び基端を有する軸方向に細長いスタイレット であって、前記末端に隣接する側面切欠き及び前記スタイレットを中心として同 軸状に配電されたカニユーレを画成するスタイレットとを備え、前記カニ５．− レが末端及び基端を有し、 前記スタイレットが、前記／Ｘウジングに対しかつ前記力、ニューレに対し、第 １の退却位置と第２の伸長位置との間で軸方向に可動であるように取り付けられ 、前記カニユーレが、前記ハウジングに対しかつ前記スタイレツｔ・に対し２、 第１の退却位置と第２の伸長位置との間で軸方向に可動であるように取り付りら り、、前記スタイレットを前記第２の伸長位置に向けて末端方向に偏倚させる手 段と、前記カニユーレを前記第２の伸長位置に向けて末端方向に偏倚させる手段 と、前記スタイレット及び前記カニユーレをそれぞれの第２の伸長位置からそれ ぞれの第１の退却位置まで選択的にかつ独立的に退却させる作用可能な指変位可 能なスライド手段とを備え、 前記指変位可能な手段が、片方の手で装置を保持する間、前記片方の手の指で直 接的かつ選択的に係合しかつ変位され得る位置にて前記ハウジングの片側に配置 され、 前記スタイレットを解放し、前記スタイレットが前記第１の退却位置から前記第 ２の伸長位置まで動（のを許容し、その後、前記カニユーレを解放し、前記カニ ユーレが前記第１の退却位１から前記第２の伸長位置まで動くのを許容する構造 であることを特徴とする装置。

２３、組織の標本を採取する方法にして、バイオプシー針装置であって、ハウジ ングと、前記ハウジングから伸長し、末端及び基端を有する軸方向に細長いスタ イレットであって、前記末端に隣接する標本を画成する部材、及び前記スタイレ ットを中心として同軸状に記載されたカニユーレを画成する軸方向に細長いスタ イレットとを備え、前記カニュ・−レが末端及び基端を有し、前記スタイレッ］ ・が、前記ハウジングに対しかつ前記カニユーレに対し、第１の退却位置と第２ の伸長位置との間で軸方向に可動であるように取り付けられ、前記カニユーレが 、前記ハウジングに対しかつ前記カニユーレに対し、第１の退却位置と第２の伸 長位置との間で軸方向に可動であるよ・うに取り付けられ、前記スタイレットを 前記第２の伸長位置に向けて末端方向に偏倚させろ手段と、前記カニ、−レを前 記第２の伸長位置に向けて末端方向に偏倚させる手段と、前記スタイレット及び 前記カニユーレをそれぞれの第２の伸長位置からそれぞれの第１の退却位置まで 選択的にかつ独立的に退却させる作用可能な指変位可能なスライド手段とを備え 、前記スタイレットを解放し、前記スタ・イレットが前記第１の退却位ｌから前 記第２の伸長位置まで動くのを許容し、その後、前記カニユーレを解放し、前記 カニ、−レが前記第１の退却位置から前記第２の伸長位置まで動くのを許容する 構造であり、前記指変位可能な手段が、片方の手で装置を保持する間、前記片方 の手の指で直接的かつ選択的に係合しかつ変位され得る位置にて前記ハウジング の片側に配置される装置を提供する段階と、 前記装置を片方の手で保持する間、 前記片方の手の指で前記スタイレットを第２の伸長位置から第１の退却位置まで 退却させる段階と、 標本を採取する組織内に前記スタイレットが突出するのを許容し得るように前記 スタイレットを位置決めする段階と、前記片方の手の指で前記スタイレットを解 放し、前記スタイレットが前記第１の退却位置から前記第２の伸長位置まで動く のを許容しかつ前記カニユーレが前記第１の退却位置から前記第２の伸長位置ま で動くのを許容し、これにより組織の標本を切除する段階と、 前記スタイレット及びカニユーレを共に組織から引き出す段階とを備えることを 特徴とする方法。

２４、請求の範囲第２３項に記載の方法にして、前記指変位可能な手段が、前記 スタイレット及び前記カニユーレにそれぞれ関係する一対の指操作可能なスライ ドスイッチを備え、前記スイッチの各々が、連続的に独立して動かされることを 特徴とする方法。

２５、請求の範囲第２４項に記載の方法にして、前記スライドスイッチが長手方 向に整合され、前記装置を片方の手で保持する間、装置の上における手の位置を 前方位置と後方位置との間で調整して親指をそれぞれ位置決めし、それぞれの正 面及び後方親指スイッチを後方に引き戻す段階を備えることを特徴とする方法。

２６、各々ばね駆動手段と関係する入り子式のスタイレットを備えるバイオプシ ー針装置にして、ばね駆動手段を圧縮し、該ばねを圧縮状態に保持し、該ばねを 連続的に発火させる手段を備え、片方の手で操作可能な構造であり、前記ばね駆 動手段を圧縮する前記手段が、片方の手で装置を保持する間、前記片方の手で作 動させ得るようにしたことを特徴とするバイオプシー針装置。

２７、医者による検査方法にして、医者が片方の手で超音波プローブを把持し、 患者の超音波検査を行う段階と、片方の手で請求の範囲第２１項の装置を把持し 、前記片方の手で各ばねを圧縮状態に装填する段階と、前記装置を標本を採取し 得るよう位置決めしかつ発火させる段階と、装置を患者から除去し、前記片方の 手でカニユーレばねを圧縮状態に装填し、付着のために標本を露呈させる段階と を備えることを特徴とする方法。

２８、請求の範囲第２７項に記載の方法にして、第１の標本の付着後、前記装填 する段階を繰り返し、前記装置を全て片手操作にて位置決めしかつ発火させ、更 に別の標本を採取する段階を備えることを特徴とする方法。

２９、各々がハウジング内に配ｌされたばね駆動手段と関係する入り子式のスタ イレット及びカニユーレを備えるバイオプシー針装置にして、前記ばね駆動手段 の各々が、平行に摺動し得るように配置されたそれぞれの親指タブスライド部材 によりハウジングの外側から発火準備位置に退却可能であり、これにより、２つ のばね駆動手段が、装置を保持する手の親指の別個の独立的な発火準備動作によ り、発火準備され得ることを特徴とするバイオプシー針装置０３０、請求の範囲 第２９項に記載のバイオプシー針装置にして、前記スライド部材が前記ハウジン グのタブ面の上の共通の線の上を摺動することを特徴とするバイオ・プシー針装 置。

３１、請求の範囲第３０項に記載のバイオプシー針装置にして、前記スタイレッ ト及び前記カニユーレが、前記スライド部材が配置される面と異なる前記ハウジ ングの面の上に配置された作動釦により前記退却位置から発火し得るようにした ことを特徴とするバイオプシー針装置。

３２、請求の範囲第３１項に記載のバイオプシー針装置にして、前記ハウジング が矩形の横断面であり、前記スライド部材が第１の面の上に配置され、前記作動 手段が前記ハウジングの隣接面の上に配置されることを特徴とするバイオプシー 針装置。

３３、請求の範囲第２９項乃至第３２項の何れかに記載のバイオプシー針装置に して、前記ハウジングが、医者の手の中に収まり得る寸法及び形状であり、前記 スライド部材が、前記装置を保持する医者の手の親指による前記装置の装填を可 能にすることを特徴とするバイオプシー針装置。

国際調査報告

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. １．バイオプシー針装置にして、 第１のキャビティ及び第２のキャビティを画成するハウジングと、前記ハウジン グから伸長し、末端及び基端を有する軸方向に細長いスタイレットであって、前 記末端に隣接する側面切欠き及び前記スタイレットを中心として同軸状に配置さ れたカニユーレを画成するスタイレットとを備え、前記カニューレが末端及び基 端を有し、 前記スタイレットが、前記ハウジングに対しかつ前記カニューレに対し、第１の 退却位置と第２の伸長位置との間で軸方向に可動であるように取り付けられ、前 記カニューレが、前記ハウジングに対しかつ前記スタイレットに対し、第１の退 却位置と第２の伸長位置との間で軸方向に可動であるように取り付けられ、更に 、前記スタイレットの基端に設けられかつ前記第１のキャビティ内に配置された スタイレット保持手段と、 前記カニューレの基端に設けられかつ前記第２のキャビティ内に配置されたカニ ューレ保持手段と、 前記スタイレットを前記第２の伸長位置に向けて末端方向に偏倚させる手段と、 前記カニューレを前記第２の伸長位置に向けて末端方向に偏倚させる手段と、前 記スタイレットを前記第１の退却位置に保持するスタイレットラッチ手段と、前 記カニューレを前記第１の退却位置に保持するカニューレラッチ手段と、前記ス タイレットを前記第２の伸長位置から前記第１の退却位置まで退却させ、前記ス タイレットラッチ手段に係合させ、前記スタイレットを該スタイレットを末端方 向に偏倚させる手段に対して退却位置に保持する手段と、前記カニューレを前記 第２の伸長位置から前記第１の退却位置まで退却させ、前記カニューレラッチ手 段に係合させ、前記カニューレを該カニューレを末端方向に偏倚させる手段に対 して退却位置に保持する分離しかつ別個の手段と、前記スタイレットラッチ手段 を解放し、前記スタイレットが前記第１の退却位置から前記第２の伸長位置まで 動くのを許容し、その後、前記カニューレラッチ手段を解放し、前記カニューレ が前記第１の退却位置から前記第２の伸長位置まで動くのを許容する手段とを備 えることを特徴とするバイオプシー針装置。
2. ２．請求の範囲第１項に記載のバイオプシー針装置にして、第１のロック位置と 第２の解放位置との間で可動であるようにしたロック部材であって、前記第１の 位置にあるとき、前記スタイレットラッチ手段及び前記カニューレラッチ手段の 解放に抵抗し得るように配置され、前記第２の解放位置にあるとき、前記スタイ レットラッチ手段及び前記カニューレラッチ手段の解放に対抗し得る状態から離 脱するロック部材を更に備えることを特徴とするバイオプシー針装置。
3. ３．請求の範囲第２項に記載のバイオプシー針装置にして、前記ロック部材が第 ３の中間位置まで動き得るようにされ、前記ロック部材が、前記第３の位置にあ るとき、前記スタイレットラッチ手段の解放に抵抗し得る状態から離脱し、前記 カニューレラッチ手段の解放に抵抗し得るように配置されることを特徴とするバ イオプシー針装置。
4. ４．請求の範囲第２項又は第３項に記載のバイオプシー針装置にして、前記ロッ ク部材が前記ハウジングの外面に沿って可動であるように配置された摺動要素を 備えることを特徴とするバイオプシー針装置。
5. ５．請求の範囲第１項に記載のバイオプシー針装置にして、前記スタイレットの 前記偏倚手段が圧縮ばねを備えることを特徴とするバイオプシー針装置。
6. ６．請求の範囲第１項に記載のバイオプシー針装置にして、前記カニューレの前 記偏倚手段が圧縮ばねを備えることを特徴とするバイオプシー針装置。
7. ７．請求の範囲第１項に記載のバイオプシー針装置にして、前記スタイレット保 持手段が前記スタイレットに取り付けられかつ前記スタイレット偏倚手段に連通 するカラーを備えることを特徴とするバイオプシー針装置。
8. ８．請求の範囲第１項に記載のバイオプシー針装置にして、前記カニューレ保持 手段が前記カニューレに取り付けられかつ前記カニューレ偏倚手段に連通するカ ラーを備えることを特徴とするバイオプシー針装置。
9. ９．請求の範囲第１項に記載のバイオプシー針装置にして、前記スタイレットを 前記第１の退却位置に保持する前記スタイレットラッチ手段が、第１のロッカア ーム及び第１のピンを備え、更に、前記スタイレットラッチ手段が、前記第１の ロッカアームの第１の位置と第２の位置との間で前記第１のピンを中心として回 転可能であるようにされ、前記第１のロッカアームが、前記第１の位置にあると き、前記スタイレット保持手段に係合しかつ前記スタイレットを前記第１の退却 位置に保持し得るようにされ、前記第１のロッカアームが、前記第２の位置にあ るとき、前記スタイレット保持手段との係合状態から離間されることを特徴とす るバイオプシー針装置。
10. １０．請求の範囲第１項に記載のバイオプシー針装置にして、前記カニューレを 前記第１の退却位置に保持する前記カニューレラッチ手段が、第２のロッカアー ム及び第２のピンを備え、前記第２のロッカアームが、第１の位置と第２の位置 との間で前記第２のピンを中心として回転可能であるようにされ、前記第２のロ ッカアームが、前記第１の位置にあるとき、前記カニューレ保持手段に係合しか つ前記カニューレを前記第１の退却位置に保持し得るようにされ、前記第２のロ ッカアームが、前記第２の位置にあるとき、前記カニューレ保持手段との係合状 態から離間されることを特徴とするバイオプシー針装置。
11. １１．請求の範囲第１項に記載のバイオプシー針装置にして、前記スタイレット を退却させる前記手段が、前記ハウジング上に摺動可能に取り付けられかつ前記 ハウジングを通って伸長すると共に、前記スタイレット保持手段に取り付けられ た第１のスライドスイッチを備え、前記第１のスライドスイッチを後方に動かし たとき、前記スタイレットが前記第２の伸長位置から前記第１の伸長位置まで退 却することを特徴とするバイオプシー針装置。
12. １２．請求の範囲第１項に記載のバイオプシー針装置にして、前記カニューレを 退却させる前記分離しかつ別個の手段が、前記ハウジングの上に摺動可能に取り 付けられかつ該ハウジングを通って伸長すると共に、前記カニューレ保持手段に 取り付けられ、前記第２のスライドスイッチを後方に動かしたとき、前記カニュ ーレが前記第２の伸長位置から前記第１の退却位置まで退却することを特徴とす るバイオプシー針装置。
13. １３．請求の範囲第１項に記載のバイオプシー針装置にして、前記スタイレット ラッチ手段を解放する前記手段が、前記ハウジングから伸長しかつ前記スタイレ ットラッチ手段に取り付けられた釦を備え、前記釦を押したとき、前記スタイレ ットラッチ手段が前記スタイレットを保持しなくなるようにしたことを特徴とす るバイオプシー針装置。
14. １４．バイオプシー針装置にして、 第１のキャビティ及び第２のキャビティを画成するハウジングと、前記ハウジン グから伸長し、末端及び基端を有する軸方向に細長いスタイレットであって、前 記末端に隣接する側面切欠き及び前記スタイレットを中心として同軸状に配置さ れたカニューレを画成するスタイレットとを備え、前記カニューレが末端及び基 端を有し、 前記スタイレットが、前記ハウジングに対しかつ前記カニューレに対し、第１の 退却位置と第２の伸長位置との間で軸方向に可動であるように取り付けられ、前 記カニューレが、前記ハウジングに対しかつ前記スタイレットに対し、第１の退 却位置と第２の伸長位置との間で軸方向に可動であるように取り付けられ、更に 、前記スタイレットの基端に設けられかつ前記第１のキャビティ内に配置された スタイレット保持手段であって、前記カニューレに取り付けられかつ前記カニュ ーレ偏倚手段と連通するカラーを有するスタイレット保持手段と、前記スタイレ ットを前記第２の伸長位置に向けて末端方向に偏倚させる手段であって、圧縮は ねを備える偏倚手段と、前記カニューレを前記第２の伸長位置に向けて末端方向 に偏倚させる手段であって、圧縮ばねを備える偏倚手段と、 前記スタイレットを前記第１の退却位置に保持するスタイレットラッチ手段であ って、前記スタイレットを前記第１の退却位置に保持するスタイレットラッチ手 段とを備え、前記スタイレットラッチ手段が、第１のロッカアーム及び第１のピ ンを備え、前記第１のロッカアームが、第１の位置と第２の位置との間で前記第 １のピンを中心として回転可能であるようにされ、前記第１のロッカアームが、 前記第１の位置にあるとき、前記スタイレット保持手段に係合し、前記スタイレ ットを前記第１の退却位置に保持し得るようにされ、前記第１のロッカアームが 、前記第２の位置にあるとき、前記スタイレット保持手段に係合する状態から離 間され、 更に、前記カニューレを前記第１の退却位置に保持するカニューレラッチ手段を 備え、前記カニューレを前記第１の退却位置に保持する前記カニューレラッチ手 段が、第２のロッカアーム及び第２のピンを備え、前記第２のロッカアームが第 １の位置と第２の位置との間で前記第２のピンを中心として回転可能であるよう にし、前記第２のロッカアームが、前記第１の位置にあるとき、前記カニューレ 保持手段に係合し、前記カニューレを前記第１の退却位置に保持し得るようにさ れる一方、前記第２のロッカアームが、前記第２の位置にあるとき、前記カニュ ーレ保持手段との係合状態から離間され、更に、前記スタイレットを前記第２の 伸長位置から前記第１の退却位置まで退却させて前記スタイレットラッチ手段に 係合させ、前記スタイレットを該スタイレットを末端方向に偏倚させる手段に抵 抗する退却位置に保持する手段を備え、前記スタイレットを退却させる前記手段 が、前記ハウジング上に摺動可能に取り付けられかつ前記ハウジングを通って伸 長し、前記スタイレット保持手段に取り付けられた第１のスライドスイッチを備 え、前記第１のスライドスイッチを後方に動かしたとき、前記スタイレットが前 記第２の伸長位置から前記第１の退却位置まで退却するようにし、 更に、前記カニューレを前記第２の伸長位置から前記第１の退却位置まで退却さ せて前記カニューレラッチ手段に係合させ、前記カニューレを該カニューレを末 端方向に偏倚させる手段に抵抗する退却位置に保持する分離しかつ別個の手段を 備え、前記カニューレを退却させる前記分離しかつ別個の手段が、前記ハウジン グに摺動可能に取り付けられかつ前記ハウジングを通って伸長し、前記カニュー レ保持手段に取り付けられ、前記第２のスライドスイッチを後方に動かしたとき 、前記カニューレが前記第２の伸長位置から前記第１の退却位置まで退却するよ うにし、 更に、前記スタイレットラッチ手段を解放し、前記スタイレットが前記第１の退 却位置から前記第２の伸長位置まで動くのを許容し、その後、前記カニューレラ ッチ手段を解放し、前記カニューレが前記第１の退却位置から前記第２の伸長位 置まで動くのを許容する手段を備え、前記スタイレットラッチ手段を解放する前 記手段が、前記ハウジングから伸長しかつ前記スタイレットラッチ手段に取り付 けられた釦を備え、前記釦を押したとき、前記スタイレットラッチ手段が前記ス タイレットを保持しなくなるようにし、更に、第１のロック位置と第２の解放位 置との間で可動であるようにしたロック部材であって、前記第１の位置にあると き、前記スタイレットラッチ手段及び前記カニューレラッチ手段の解放に抵抗す るように配置され、前記第２の解放位置にあるとき、前記スタイレットラッチ手 段及び前記カニューレラッチ手段の解放に対抗する位置から離脱するロック部材 を備え、前記ロック部材が前記ハウジングの外面に沿って可動であるように配置 されたスライド要素を備えることを特徴とするバイオプシー針装置。
15. １５．組織標本を採取する方法にして、第１のキャビティ及び第２のキャビティ を画成するハウジングを備え、末端及び基端を有し、前記ハウジングから伸長し 、前記末端に隣接する側面切欠き及び前記スタイレットを中心として同軸状に配 置されたカニューレを画成するバイオプシー針装置であって、前記カニューレが 末端及び基端を有し、前記スタイレットが前記ハウジング及び前記カニューレに 対して、第１の退却位置と第２の伸長位置との間で軸方向に動き得るように取り 付けられ、前記カニューレが前記ハウジング及び前記スタイレットに対して第１ の退却位置と第２の伸長位置との間で軸方向に動き得るように取り付けられ、更 に、前記スタイレットの某端に設けられたスタイレット保持手段と、前記カニュ ーレの基端に設けられかつ前記第１のキャビティ内に配置されたカニューレ保持 手段と、前記スタイレットを前記第２の伸長位置に向けて末端方向に偏倚させる 手段と、前記カニューレを前記第２の伸長位置に向けて末端方向に偏倚させる手 段と、前記スタイレットを前記第１の退却位置に保持するスタイレットラッチ手 段と、前記カニューレを前記第１の退却位置に保持するカニューレラッチ手段と 、前記スタイレットを前記第２の伸長位置から前記第１の退却位置まで退却させ 、前記スタイレットラッチ手段に係合させ、前記スタイレットを該スタイレット を末端方向に偏倚させる手段に対抗する退却位置に保持する手段と、前記カニュ ーレを前記第２の伸長位置から前記第１の退却位置まで退却させ、前記カニュー レラッチ手段に係合させ、前記カニューレを該カニューレを末端方向に偏倚させ る手段に対抗して保持する分離しかつ別個の手段と、前記スタイレットラッチ手 段を解放させ、前記スタイレットが前記第１の退却位置から前記第２の伸長位置 まで動くのを許容し、その後、前記カニューレラッチ手段を解放し、該カニュー レが前記第１の退却位置から前記第２の伸長位置まで動くのを許容する手段とを 備えるバイオプシー針装置を提供する段階と、 前記ロック部材を第２の解放位置に配置する段階と、前記スタイレットを第２の 伸長位置から第１の退却位置まで退却させる段階と、前記カニューレを第２の伸 長位置から第１の退却位置まで退却させる段階と、前記ロック部材を第１のロッ ク位置に配置する段階と、前記スタイレットを位置決めし、前記スタイレットが 標本採取すべき組織内に突出するのを許容する段階と、 前記ロック部材を前記第２の解放位置に配置する段階と、前記スタイレットを解 放し、前記スタイレットを前記第１の退却位置から前記第２の伸長位置まで動か し、その後、前記カニユーレを解放し、前記第１の退却位置から前記第２の伸長 位置まで動かし、これにより、組織の標本を切除する段階と、 前記スタイレット及びカニューレを共に組織から引き出す段階とを備えることを 特徴とする方法。