JPH04506124A - 乗算器回路 - Google Patents

乗算器回路

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JPH04506124A
JPH04506124A JP2507316A JP50731690A JPH04506124A JP H04506124 A JPH04506124 A JP H04506124A JP 2507316 A JP2507316 A JP 2507316A JP 50731690 A JP50731690 A JP 50731690A JP H04506124 A JPH04506124 A JP H04506124A
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シユテークヘル、ミヒアエル
プフエツフエル、ブルーノ
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シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 乗算器回路 本発明は請求の範囲1の前文による乗算器回路に関する。
信号処理ではしばしば、2つのアナログ入力端を有し、両人力信号の積を形成し 、またこの積を1つのアナログ出力端に伝達するアナログ乗算器回路が必要とさ れる0乗算器回路はアナログ回路技術でもディジタル回路技術でも知られており 、またしばしば使用されるモジュールである。アナログ乗算器回路に対する最も 簡単な実現例としてここではたとえばエミッタ結合されたトランジスタ対があげ られ得る(これについてはグレイ、マイヤー著「アナログ集積回路の解析および 設計」、第2版、ジョン・ウィリー・アンド・ソング、1984年、第590〜 593頁参照)、この刊行物の第10.6図中にはトランジスタ対のベース端子 または共通のエミッタ端子がアナログ乗算器の2つのアナログ入力端を、またコ レクタ端子が出力端を形成していることが示されている。
アナログ乗算器回路はたとえば位相検出器として、または周波数倍増器回路に使 用される0位相検出器としては乗算器回路は入力端における位相差に比例する出 力電圧を供給し、またこれをできるかぎり高い周波数にもたらすべきである。
90°の両入力端における位相差の際には位相検出器の出力電圧は変調範囲の中 央に位置すべきであろう、これは零の位相誤差に相当する0位相検出器の変調範 囲は180”であるべきであろう0周波数倍増器は、同相の正弦波状の入力信号 において大信号作動中に有効な周波数倍増を達成し得るように、アナログ乗算器 回路とならんで90@移相器をも含んでいる。それはその際に最も高い周波数ま で真のプッシュプル信号を供給する能力を有するべきである。
位相検出および周波数倍増のために現在の技術ではしばしばギルバートセルが乗 算器回路として使用される。このようなギルバートセルの構成および使用は前記 の刊行物、グレイ、マイヤー著「アナログ集積回路の解析および設計」第593 〜605頁に示されている。ディジタル入力信号の場合はその際にギルバートセ ルが論理関数としてXOR論理演算を供給する。バイポーラトランジスタの限界 周波数の付近の周波数におけるこの回路の有用性はギルバートセルの下位および 上位回路レベルでの通過時間の相違により悪くなる。ギルバートセルの下位およ び上位回路レベルに追加的に前段に接続されるレベルシフト段の数が相違すると 、上位および下位回路レベルの入力信号の間の全伝播時間差として下位回路レベ ルのなかの差膜に基づく追加的な通過時間とならんでレベルシフト段の数の相違 に基づく別の通過時間も生ずる。この非対称性は位相検出器としての使用の際に 、増大する周波数において急速に増大し、また90°の中央位置の両側の出力特 性曲線の対称性を強く減する位相誤差に通ずる0等しい通過時間効果は周波数倍 増回路に使用する際にプッシュプル出力の振幅比の変化に通ずる。
本発明の課題は、位相検出器として使用する際に高い周波数に対しても入力信号 の90°位相差における対称的な特性曲線を有し、また周波数倍増回路に使用す る際に高い周波数におけるプッシュプル出力における振幅比の変化に通じない乗 算器回路を提供することにある。
この課題は請求の範囲1にあげられている特徴により解決される。
本発明により達成される利点は特に、本発明による乗算器回路の限界周波数がも はや位相誤差によって制限されずに、バイポーラトランジスタのスイッチング時 間のみによって制限され、従って従来の乗算器回路の場合よりも高いことにある 。限界周波数の下側のすべての周波数に対して906位相差における出力信号は 正確に変調範囲の中央に位置している。
本発明による乗算器回路の他の実施B様および実現例は従属請求の範囲2ないし 7の対象である。
本発明の1つの実施例は第2図に示されている。詳細には第1図は従来の技術( ギルバートセル)による乗算器回路、第2図は本発明による乗算器回路、 第3図はPLL回路における本発明による乗算器回路の使用例、第4図は第3図 によるPLL回路の検出器特性曲線である。
第1図には従来の技術によるアナログ乗算器セルが示されており、これは同様に ギルバートセルとも呼ばれている。その構成および作用の仕方は前記刊行物、グ レイ、マイヤー著「アナログ集積回路の解析および設計」第593〜605頁の 第10.9図、第10.10図に示されている。入力トランジスタのしきい電圧 と入力信号との大きさの比に関係して、この乗算器セルの実際応用に対する3つ の範囲が定義され得る。第1の応用範囲では入力電圧振幅は入力トランジスタの 温度電圧(kT/e=26mV)にくらべてわずかであり、第1の応用範囲では 入力信号の一方の振幅は入力トランジスタの温度電圧に比較して大きく、また第 3の応用範囲では再入力信号の振幅は入力トランジスタの温度電圧よりも高い。
最後にあげた応用範囲は、しばしばPLL回路で必要とされるような2つの振幅 制限された入力信号の間の位相差の検出に対して特に通している。
第1図による乗算器セルは下位の回路レベルと後段に接続されている上位の回路 レベルとに分割されており、その際に第1の入力端子E1、E2は上位の回路レ ベルに、また第2の入力端子E3は下位の回路レベルに対応付けられている。
乗算器セルは、供給電圧の負の極と接続されている第2の電圧端子AK2と、接 地点と接続されている第】の電圧端子AKIとの間に接続されている。第1およ び第2の抵抗要素W1、W2はそれぞれ第2の電圧端子AK2と乗算器セルの第 1または第2の出力端子A1、A2との間に配置されている。下位の回路レベル は第1および第2のバイポーラトランジスタT1、T2を有する第1のエミッタ 結合されたトランジスタ対を含んでおり、また上位の回路レベルは第3、第4な らびに第5および第6のバイポーラトランジスタT3、T4、T5およびT6を 有する2つのエミッタ結合されたトランジスタ対を含んでいる。第1のバイポー ラトランジスタT1のベース端子および第2のバイポーラトランジスタT2のベ ース端子はそれぞれ乗算器セルの2つの第2の入力端子E3、E4を形成してい る。第1のバイポーラトランジスタのエミッタ端子および第2のバイポーラトラ ンジスタのエミッタ端子は共通に電流源IQを介して第1の電圧端子AKIと接 続されている。第1のバイポーラトランジスタTlのコレクタ端子は第3のバイ ポーラトランジスタT3のエミッタ端子と、また同時に第4のバイポーラトラン ジスタT4のエミッタ端子と接続されており、他方において第2のバイポーラト ランジスタT2のコレクタ端子は第5のバイポーラトランジスタT5のエミッタ 端子と、また共通に第6のバイポーラトランジスタT6のエミッタ端子と接続さ れている。第3のバイポーラトランジスタT3のベース端子および第6のバイポ ーラトランジスタT6のベース端子は共通に2つの第1の入力端子E1、E2の 第1の入力端子E1を形成しており、また第4のバイポーラトランジスタT4の ベース端子は第5のバイポーラトランジスタT5のベース端子と共通に2つの第 1の入力端子E1、E2の第2の入力端子E2を形成している。第3のノλイポ ーラトランジスタT3のコレクタ端子および第5のバイポーラトランジスタT5 のコレクタ端子は共通に2つの出力端子A1、A2の第1の出力端子AIを成し ており、また第1の抵抗要素W1を介して第2の電圧端子AK2と接続されてお り、他方において第4のバイポーラトランジスタT4のコレクタ端子および第6 のバイポーラトランジスタT6のコレクタ端子は2つの出力端子A1、A2の第 2の出力端子A2を成しており、また第2の抵抗要素W2を介して第2の電圧端 子AK2と接続されている。
第1図には追加的に、電圧符号として解釈すべき“+”および“−”符号が記入 されている。その後にE2にくらべてElに、またE4にくらべてE3にそれぞ れ正の入力電圧が与えられると、その結果としての出力信号はA2にくらべて出 力端A1において負の範囲にある。
ギルバートセルはエミッタ結合されたトランジスタ対の変形である。それは4象 限乗算を許すので、再入力信号は正の値範囲内であっても負の値範囲内であって もよい、すべての使用されるバイポーラトランジスタは第1図によればnpnバ イポーラトランジスタである。前記刊行物、グレイ、マイヤー著「アナログ集積 回路の解析および設計」第493〜495頁のギルバートセルの直流解析から、 ギルバートセルの出力端子における電圧は入力信号の双曲線正接関数の積である 。小さい入力信号に対してはこの際に第1近似で双曲線正接関数はそのアーギュ メントにより置換され得る。
既に冒頭に記載したように、この回路の使用可能性は下位および上位の回路レベ ルのなかの通過時間の相違によりバイポーラトランジスタの限界周波数の付近の 周波数において悪くなる。この非対称性は位相検出器としての使用の際に、増大 する周波数において急速に増大し、また90°の中央位置の両側の出力特性曲線 の対称性を強く減する位相誤差に通ずる。同じくこの等しい通過時間効果は周波 数倍増回路に使用する際にプッシュプル出力の振幅比の変化に通ずる。
等しく取り扱うべき再入力信号に対してエミッタ結合されたトランジスタ段のな かの信号通過時間が相違するという欠点は本発明による第2図の乗算器回路によ り除去される。この欠点はその際に伝達経路の対称化により克服される。
従って、本発明による第2図の乗算器回路では各信号S1およびS2は遅いほう の伝達経路も速いほうの伝達経路も通過し、また出力信号は出力端子A1°およ びA2’にこれらの両成分の和として生ずる。冒頭に既に記載したように、この 新しい装置の限界周波数はもはや位相誤差により制限されず、ノ1イボーラトラ ンジスタのスイッチング時間によってのみ制限され、従って第1図の従来技術に よる乗算器回路の場合よりも高い、この限界周波数の下側のすべての周波数に対 して90°位相差における出力信号は正確に変調範囲の中央に位置している。
本発明による乗算器回路はそれぞれ第1図中のようにギルバートセルとして構成 されている2つの乗算器セルを含んでいる0両乗算器セルの出力端は並列に接続 されており、またそれらの入力端はレベルシック段LSI°、・・・LS4°ま たはLSI”、・・・LS4”を介して乗算器回路の入力端と接続されている。
それぞれ1つのオーム抵抗Wl’およびW2’が出力端AI’またはA2″を第 2の電圧端子AK2と接続する。各乗算器セルはti源ならびに下位の回路レベ ルおよび後段に接続されている上位の回路レベルを含んでいる。それぞれ1つの エミッタ結合されたトランジスタ対(T1゛、T2°/Tl”、T2”)を有す る下位の回路レベルには入力端E3°、E4’またはE3”、E4”が対応付け られており、他方においてそれぞれ2つのエミッタ結合されたトランジスタ対( T3°、T4“/T5°、T6’またはT3°゛、T4”/T5”、T6”)を 有する上位の回路レベルは入力端El’、E2°またはE1°゛、E2″を介し て駆動される。
乗算器回路の出力端Aビは第2図によれば乗算器セルMZ2のコレクタ出力端T 5″およびT3″と共通する乗算器セルMZIのコレクタ出力端T5°およびT 3’により形成される。それに対して出力端A2°はMZIからのT4°、T6 °のコレクタ出力端とMZ2からのT4゛1、T6″のコレクタ出力端との間の 共通接続により形成すべきである。前記のように出力端A1°は抵抗要素W1゜ を介して、また出力端A2’は抵抗要素W2“を介してそれぞれ第2の電圧端子 AK2と接続すべきである。
両乗算器セルMZI、MZ2の入力端におけるレベルシックは2つの群、すなわ ちLSIo、LS2’、LSI”およびL S 2 ”が属する1段構成のレベ ルシフタの第1の群と、LS3“、LS4’、LS3”ならびにLS4”が属す る3段構成のレベルシフタの第2の群とに分割され得る。個々の段はそれぞれ1 つの抵抗要素または1つのtinを有するバイポーラnpn )ランジスタから 構成される。その際にこのようなレベルシフタの入力端の役割はベース端子がし ており、他方においてコレクタ端子は第2の電圧端子AK2と、またエミッタ端 子は抵抗要素またはt流源を介して第1の電圧端子AKIと接続されている。同 時にエミッタ端子は1段のレベルシフタの出力端をも形成している。レベルシフ タが多段に構成されていれば、個々の段は直列に接続され、また前段のレベルシ フタ段の出力端は後続のレベルシック段の入力端に接続される。さらに第2図か られかるヨウに、3段のレベル/フタLS3 ’は入力端E3’に、3段のレベ ルシフタLS4’は入力端E4°に、3段のレベルシフタLS3111よ入力4 E3”に、また同じく3段のレベルシックLS4”は入力端E4′°に接続され ている。1段のレベルシフタLSI’およびLS2“はそれぞれ入力端El’ま たはE2’と、またLSI”およびL S 2 ”はそれぞれ入力端E1゛′ま たはE2゛′と接続すべきである。最後に乗算器回路MHI・・・MB2の入力 端は付属のレベルシフタを介して両乗算器セルの入力端と下記のように接続すべ きである。端子MHIは一方ではレベルシフタLS3“を介してE3°と、また レベルシックLSI”を介してE1″と、また端子ME2はレベルシフタLS4 ’を介してE4’と、またレベルシフタLS2”を介してE2”と接続されてい る。端子ME3はレベルシフタLSl’を介してE1″に、またレベルシックL  S 4 ”を介してE4″に接続すべきであり、他方において端子ME4はレ ベルシフタLS2’を介してE2’に、またレベルシフタLS3”を介してE3 ″に接続すべきである。
第1図中と同じく追加的に、符号の正しい電圧値を検出し得るように、第2図中 にも“十”および“=9符号が乗算器セルMZIおよびMZ2のすべての入力端 および出力端に記入されている。その際に注意すべきこととして、入力信号S2 はMZIに、また交換された極性でMZ2に与えられ、他方において入力信号S 1は等しい極性でMZIおよびMZ2に与えられる。
第1図中のように第2の電圧端子AK2は基*電位に、また第1の電圧端子AK 1は供給電圧の負極(たとえば−5V)に接続すべきである。すべての使用され るバイポーラトランジスタは第4図中と同しくnpnバイポーラトランジスタと して構成されている。
第3図には、本発明による乗算器回路が組み込まれ得る位相iJ1節回路PLL を用いるタイミング回生のための回路が示されている。フェーズロックループと も呼ばれる位相m節回路は通信技術で特に重要な1li1節技術の応用である。
PLL回路は、出力信号UAを、その周波数が入力信号UEの周波数と一致する ように、詳細には両信号の間の位相ずれが一定にとどまるように、設定する役割 をする。
第3図によるタイミング回生のための回路ではPLL回路はここで、決定フリッ プフロップFFをクロックするためにデータストリームから安定なりロック信号 UAを回生ずる課題を有する。NRZ (非零復帰)信号においてはこの場合に 、入カスベクトルからクロック周波数における線を発生する前処理段VVを付加 すべきである。入力データストリームUE″に対して相対的なりロック信号の位 相位置は調節可能な位相シフタPS′により設定される。従って入力ストリーム UE°は決定フリップフロップFFの入力端にも、直接に前処理段■■を介して 入力従ってtJEとしてPLL回路にも接続され、また決定フリップフロップF Fのクロック入力端は調節可能な位相シフタPS’を介してPLL回路の出方信 号UAに接続されている。再生されたデータストリームUA’は次いで出方信号 として決定フリップフロップFFから取り出され得る。決定フリップフロップF Fはサンプル・アンド・ホールド回路として動作し、また完全なりロック周期に わたりサンプリング時点で存在した信号値を記憶する。PLL回路自体は対称的 な位相検出器SPD、ループフィルタSF、ii圧制御形発振器■co、位相シ フタPSならびに対称的な周波数倍増器SFVを含んでいる。対称的な位相検出 器SPDは入力信号UEおよび対称的な周波数倍増器SFVの出力信号UAがら 制御偏、差信号を形成し、この制御偏差信号はループフィルタSFを介して電圧 制御形見振器vCOに与えられている。ループフィルタSFは低域通過機能を有 し、制御偏差信号のより高い周波数の信号成分を減衰し、また電圧制御形周波数 発振器VCoを制御するための直流電圧信号を形成する。この目的で対称的な周 波数倍増器SFVの出力端は対称的な位相検出器SPDの第1の入力端に、また 入力信号UEはその第2の入力端に接続され、また対称的な位相検出器SPDの 出力端はループフィルタSFを介して電圧制御形周波数発振器■COと接続され ている。
最後に電圧制御形周波数発振器■COの出力端は一方では直接に、また他方では 位相シフタPSを介して対称的な周波数倍増器回路SFVに接続されている。位 相シフタPSはここで周波数倍増のために必要である。なぜならば、対称的な周 波数倍増器回路SFVは大信号作動中に2つの互いに90°ずらされた入力信号 を必要とするからである。
集積されたPLL回路では通常、電圧制御形見振器は、全ループの動作周波数を 制限する要素である。!圧制御形見振器が本発明により実現される対称的な周波 数倍増器と一緒にPLL回路に使用されると、この速度制限は克服され得る。
達成可能な速度利得は、その場合、対称的な位相検出器が標準回路と異なり同じ く本発明による乗算器回路を用いて構成され、またそれによりこの速度要求を満 足するならば、全ループに対して十分に利用され得る。
さらに、NRZ信号に対して必要なPLL回路の前処理段■■にも使用されるよ うな本発明による対称的な乗算器回路により構成された周波数倍増器回路の利用 可能な周波数範囲は標準回路にくらべて高められ得る。
対称的な位相検出器が本発明による乗算器セルを用いて構成されると、位相検出 器PS’においてはもはや従来の技術による簡単な乗算器検出器の周波数に関係 する位相誤差が補償されなくてよい、前処理段■■の通過時間のみを位相シフタ PS’により補償すればよい。
第4図には、同期位相検出器に対する両人力信号(この場合UAおよびUE)を 90°の固定の位相間隔に調節する検出器特性曲線が示されている。PLL回路 はここでは負帰還調節回路のように作用し、また制御偏差信号ΔUが常に最小化 されるようにする。もし第3図のPLL回路において本発明による乗算器回路の 代わりに標準モジュールが同期位相検出器SPDおよび同期周波数倍増器SFV に使用されるならば、正弦状の検出器特性曲線が上昇する周波数に対して右方に ずれ、従ってまた両信号UA、UEの位相関係に位相誤差を発生するであろう( 第4図中に高い周波数に対する矢印方向により示されている)、これは前期のよ うに調節可能な位相シフタPS’により補償されなければならないであろう。
△U[V] 国際調査報告 国際調査報告

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.第1および第2の入力端子対(ME1、ME2;ME3、ME4)および第 1および第2の出力端子(A1′、A2′)を有する乗算器回路であって、下位 の回路レベルおよび後段に接続されている上位の回路レベルを有する少なくとも 1つの乗算器セル(MZ2)を含んでおり、その際に上位の回路レベルと対応付 けられている乗算器セル(MZ2)の第1の入力端子対(E1′′、E2′′) が乗算器回路の第1の入力端子対(ME1、ME2)と、また下位の回路レベル と対応付けられている乗算器セル(MZ2)の第1の入力端子対(E3′′、E 4′′)が乗算器回路の第2の入力端子対(ME3、ME4)と接続されており 、また乗算器セル(MZ2)の第1および第2の出力端子が乗算器回路の第1お よび第2の出力端子(Al′、A2′)を形成しており、またその際に乗算器セ ルが第1の電圧端子(AK1)と、乗算器回路の第1の出力端子(A1′)が第 1の抵抗要素(W1′)を介して第2の電圧端子(AK2)に、また乗算器回路 の第2の出力端子(A2′)が第2の抵抗要素(W2′)を介して同じく第2の 電圧端子(AK2)と接続すべきである乗算器回路において、乗算器回路が下位 の回路レベルおよび後段に接続されている上位の回路レベルを有する別の乗算器 セル(MZ1)を含んでおり、この別の乗算器セル(MZ1)の上位の回路レベ ルに対応付けられている第1の入力端子対(E1′、E2′)が前記の乗算器セ ル(MZ2)の第2の入力端子対(E3′′、E4′′)と、また後記の別の乗 算器セル(MZ1)の下位の回路レベルに対応付けられている第2の入力端子対 (E3′、E4′)が前記の乗算器セル(MZ2)の第1の入力端子対(E1′ ′、E2′′)と接続されており、後記の別の乗算器セル(MZ1)が同じく第 1の電圧端子(AK1)に接続されており、また前記の乗算器セル(MZ2)の 第1の出力端子および後記の別の乗算器セル(MZ1)の第1の出力端子が共通 に乗算器回路の第1の出力端子(A1′)を、また前記の乗算器セル(MZ2) の第2の出力端子および後記の別の乗算器セル(MZ1)の第2の出力端子が共 通に乗算器回路の第2の出力端子(A2′)を形成していることを特徴とする乗 算器回路。
  2. 2.前記の乗算器セル(MZ2)および後記の別の乗算器セル(MZ1)が等し く構成されており、また下位の回路レベルのなかに第1および第2のバイポーラ トランジスタ(T1′′、T2′′;T1′、T2′)を有する1つのエミッタ 結合されたトランジスタ対を、また上位の回路レベルのなかに第3、第4、第5 および第6のバイポーラトランジスタ(T3′′、T4′′、T5′′、T6′ ′;T3′、T4′、、T5′、T6′)を有する2つのエミッタ結合されたト ランジスタ対を含んでおり、第1のバイポーラトランジスタ(T1′′、T2′ ′)のベース端子および第2のバイポーラトランジスタ(T1′、T2′)のベ ース端子がそれぞれ前記の乗算器セル(MZ2)および後記の別の乗算器セル( MZ1)の第2の入力端子対(E3′′、E4′′;E3′、E4′)を形成し ており、第1のバイポーラトランジスタ(T1′′、T2′′)のエミッタ端子 および第2のバイポーラトランジスタ(T1′、T2′)のエミッタ端子が電流 源を介して第1の電圧端子(AK1)と接続されており、第1のバイポーラトラ ンジスタ(T1′′、T1′)のコレクタ端子が第3のバイポーラトランジスタ (T3′′;T3′)のエミッタ端子および第4のバイポーラトランジスタ(T 4′′;T4′)のエミッタ端子と、また第2のバイポーラトランジスタ(T2 ′′、T2′)のコレクタ端子が第5のバイポーラトランジスタ(T5′′;T 5′)のエミッタ端子および第6のバイポーラトランジスタ(T6′′;T6′ )のエミッタ端子と接続されており、第3のバイポーラトランジスタ(T3′′ ;T3′)のゲート端子が第6のバイポーラトランジスタ(T6′′;T6′) のゲート端子と共通に、また第4のバイポーラトランジスタ(T4′′;T4′ )のゲート端子が第5のバイポーラトランジスタ(T5′′;T5′)のゲート 端子と共通にそれぞれ前記の乗算器セル(MZ2)または後記の別の乗算器セル (MZ1)の第1の入力端子対(E1′′、E2′′;E1′、E2′)を形成 しており、また第3のバイポーラトランジスタ(T3′′;T3′)のコレクタ 端子が第5のバイポーラトランジスタ(T5′′;T5′)のコレクタ端子と共 通に、また第4のバイポーラトランジスタ(T4′′;T4′)のコレクタ端子 が第6のバイポーラトランジスタ(T6′′;T6′)のコレクタ端子と共通に それぞれ前記の乗算器セル(MZ2)または後記の別の乗算器セル(MZ1)の 第1および第2の出力端子を形成していることを特徴とする請求の範囲1記載の 乗算器回路。
  3. 3.前記の乗算器セル(MZ2)の第2の入力端子対(E3′′、E4′′)が 、前記の乗算器セル(MZ2)の第1のバイポーラトランジスタ(T1′′)の ベース端子と接続されている第1の入力端子(E3′′)と、前記の乗算器セル (MZ2)の第2のバイポーラトランジスタ(T2′′)のベース端子と接続さ れている第2の入力端子(E4′′)とから形成され、後記の別の乗算器セル( MZ1)の第1の入力端子対(E1′、E2′)が、後記の別の乗算器セル(M Z1)の第3および第6のバイポーラトランジスタ(T3′、T6′)のベース 端子と接続されている別の第1の入力端子(E1′)と、後記の別の乗算器セル (MZ1)の第4および第5のバイポーラトランジスタ(T4′、T5′)のベ ース端子と接続されている別の第2の入力端子(E2′)とから形成され、また 第1の入力端子(E3′′)が別の第2の入力端子(E2′)に、また第2の入 力端子(E4′′)が別の第1の入力端子(E1′)に接続されていることを特 徴とする請求の範囲1または2記載の乗算器回路。
  4. 4.前記の乗算器セル(MZ2)の第1の入力端子対(E1′′、E2′′)と 乗算器回路の第1の入力端子対(ME1、ME2)との間、ならびに後記の別の 乗算器セル(MZ1)の第1の入力端子対(E1′、E2′)と乗算器回路の第 2の入力端子対(ME3、ME4)との間に第1の形式のレベルシフト段(LS 1′′、LS2′′;LS1′、LS2′)が配置されており、また前記の乗算 器セル(MZ2)の第2の入力端子対(E3′′、E4′′)と乗算器回路の第 2の入力端子対(ME3、ME4)との間、ならびに後記の別の乗算器セル(M Z1)の第2の入力端子対(E3′、E4′)と乗算器回路の第1の入力端子対 (ME1、ME2)との間に第2の形式のレベルシフト段(LS3′′、LS4 ′′;LS3′、LS4′)が配置されていることを特徴とする請求の範囲1な いし3の1つに記載の乗算器回路。
  5. 5.第2の形式の1つのレベルシフト段が第1の形式の3つのレベルシフト段を 含んでいることを特徴とする請求の範囲4記載の乗算器回路。
  6. 6.第1の形式のレベルシフト段が1つのバイポーラトランジスタおよび1つの 抵抗要素を含んでおり、バイポーラトランジスタのベース端子が第1の形式のレ ベルシフト段の入力端を、またバイポーラトランジスタのエミッタ端子が第1の 形式のレベルシフト段の出力端を形成しており、バイポーラトランジスタのエミ ッタ端子が抵抗要素を介して第1の電圧端子(AK1)と、またバイポーラトラ ンジスタのコレクタ端子が第2の電圧端子(AK2)と接続されていることを特 徴とする請求の範囲4または5記載の乗算器回路。
  7. 7.バイポーラトランジスタがnpnトランジスタであり、また第1の電圧端子 (AK1)が電圧端子の負極と、また第2の電圧端子(AK2)が電圧源の基準 電位と接続されていることを特徴とする請求の範囲1ないし6の1つに記載の乗 算器回路。
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