JPH04505750A - Lhrh同族体 - Google Patents
Lhrh同族体Info
- Publication number
- JPH04505750A JPH04505750A JP50267789A JP50267789A JPH04505750A JP H04505750 A JPH04505750 A JP H04505750A JP 50267789 A JP50267789 A JP 50267789A JP 50267789 A JP50267789 A JP 50267789A JP H04505750 A JPH04505750 A JP H04505750A
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- alanyl
- methyl
- acetyl
- phenylalanyl
- tyrosyl
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
LHRH同族体
技術分野
本発明は、少なくとも1個のアミド結合における窒素原子がアルキル化されてい
る、LHRE((性腺刺激ホルモン放出ホルモン)の新規な「プソイド」ノナペ
プチドおよびデカペプチド同族体に関するものである。さらに本発明は、この種
の化合物の製造方法及びこの種の化合物を含有する医薬組成物に関するものであ
る。
背景技術
LHRHもしくはGnRHとして知られる黄体形成ホルモン放出性ホルモンは、
次式:
%式%)
を有するデカペプチドである。LHRHは視床下部から放出されると共に、全脳
下垂体におけるリセブタに結合してLH(性腺刺激ホルモン)およびFSH(卵
胞刺激ホルモン)の放出を生せしめる。次いで、LHおよびFSHは性腺に対し
作用して、ステロイド性ホルモンの合成を刺激する。LHRHの脈動放出並びに
それによるLHおよびFSHの放出は、家畜動物および人間における生殖周期を
制御する。LHRH作用物作用物性投与は、動物および人間の両者においてLH
およびステロイド性ホルモンのレベルを増加させる。逆に、これら作用物質の慢
性投与は、LHおよびステロイドホルモンのレベルを抑制する。
したがって、LHRH作用物賀の複数回投与の作用は、雌性におけるエストロゲ
ン形成を抑制すると共に、雄性におけるテストステロン形成を抑制する。LHR
H拮抗剤の急性もしくは慢性投与の後にも、同じ作用が動物と人間との両者で観
察される。
LHRH作用物質は、現在ではたとえば前立腺癌、前立腺肥大、子宮内膜症、子
宮線維腫、早発青春期および乳癌のような数種のホルモン依存症の治療に関し使
用されており、或いは臨床研究されている。さらに、これらは避妊薬としても使
用されている。LHRH同族体の調査にはJ、サンド−等、「視床下部ホルモン
化学、生理学および臨床用途」、D、グブタおよびW、ボエター編、第307頁
(1978)を参照することができる。
多くの生理活性LHRH同族体が動物および人間において研究されている。これ
らは全て静脈内、皮下もしくは蓄積fdepo+)投与のいずれかにより有効で
ある。鼻腔内および腔内投与は、極めて高い投与量においてのみ有効である。報
告されたLHRH同族体は全て、経口投与によるときには静脈内投与と比較して
0.1〜1%の能力を示すに過ぎない。能力低下の主たる理由の1つは、これら
ペプチドが血液系に達する前に各覆の蛋白分解酵素により胃内で減成されること
にある。蛋白分解酵素に対し安定であると共に動物および人間に経口投与した後
にも生理活性のあるようなLHRH同族体を製造することが望ましい。
発明の要点
本発明は、LHRHの新規な「プソイド」ノナペプチドおよびデカペプチド誘導
体に関するものである。より詳細には本発明は、少なくとも1個のアミド結合に
おける窒素原子がアルキル化されている、L、HRHの誘導体に関するものであ
る。
図面の簡単な説明
第1図は(ピロ) Glu−Hi+−TTp−3e+−T7r−D−Leu−L
ra−Arg−Pro−NHEIと(ピロ) Glu−)lit−Trp−N−
Me−Set−T7r−D−Lee−Le++−Arg−Pr。
−NHEI とのインビトロ腸内安定性の比較である。
発明の開示
本発明の化合物は、式:
%式%()
[式中、AはL−ピログルタミル、D−ピログルタミル、N−アセチル−し−プ
ロリル、N−7セチルーD−プロリル、N−アセチル−し−63,4−プロリル
、N−アセチル−D−63,4−プロリル、N−アセチル−L−フェニルアラニ
ル、N−アセチル−D−フェニルアラニル、N−アセチル−L−3−4−クロル
フェニルアラニル、N−アセチル−D−3−4−クロルフェニルアラニル、N−
アセチル−L−3−4−フルオロフェニルアラニル、N−アセチル−D−3−4
−フルオロフェニルアラニル、N−アセチル−L−3−2−ナフチルアラニル、
N−アセチル−α−メチル−L−3−4−クロルフェニルアラニル、
N−アセチル−α−メチル−D−3−4−クロルフェニルアラニル、
N−アセチル−D−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、
N−アセチル−し−チロシル、N−アセチル−D−チロシル、N−アセチル−L
−0−メチル−チロシル、N−アセチル−D−0−メチル−チロシル、N−アセ
チル−D−3−2−ナフチルアラニル、N−アセチル−L−3−1−ナフチルア
ラニル、N〜ルアセチル3−1−ナフチルアラニル、N−アセチルサルコシル、
N−アセチルグリシル、L−N−アセチル−N−メチルアラニル、N−アセチル
−N−メチル−〇−アラニル、N−アセチル−α−メチル−L−フェニルアラニ
ル、N−アセチル−D−フェニルアラニル、N−アセチル−し−フェニルアラニ
ル、N−ホルミルサルコシル、
N−ホルミル−N−メチル−L−アラニル、N−ホルミル−N−メチルアラニル
、
2−N−(エチルアミノカルボニル)−5−N−(エチルアミド)グルタミル、
N−δ−二チルーグルタミル、L−プロリル、D−プロリル、L−δ 3,4−
プロリル、D−δ 3.4−プロリル、L−3−4−クロルフェニルアラニル、
D−3−4−クロルフェニルアラニル、L−3−4−フルオロフェニルアラニル
、D−3−4−フルオロフェニルアラニル、α−メチル−L−3−4−クロルフ
ェニルアラニル、α−メチル−〇−3−4−りaルフェニルアラニル、L−,9
−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、D−3−4−トリフルオロメチル
フェニルアラニル、L−チロシル、D−チロシル、L−o−メチル−チロシル、
D−〇−メチルーチロシル、サルコシル、グリシル、L−N−メチルアラニル、
N−メチル−D−アラニル、α−メチル−L−フェニルアラニル、
α−メチル−D−フェニルアラニル、
D−フェニルアラニルおよびL−フェニルアラニルよりなる群から選択されるア
ミノアシル残基であり;Bは存在しないか、またはL−ヒスチジル、D−ヒスチ
ジル、L−フェニルアラニル、D−フェニルアラニル、L−3−(2−ナフチル
)−アラニル、D−3−(2−ナフチル)−アラニル、L−3−(1−ナフチル
)−アラニル、D−3−(1−ナフチル)−アラニル、L−3−(3−ピリジル
)−アラニル、L−3−(2−ピリジル)−アラニル、D−3−(3−ピリジル
)−アラニル、L−3−(3−ピラゾリル)−アラニル、D−3−(3−ピラゾ
リル〕−アラニル、L−3−(4−クロルフェニル)−アラニル、D−3−(4
−クロルフェニル)−アラニル、L−3−(4−フルオロフェニル)−アラニル
、D−3−(4−フルオロフェニル)−アラニル、L−α−メチル−3−(4−
クロルフェニル)−アラニル、D−α−メチル−3−(4−クロルフェニル)−
アラニル、(35)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−3−カルボ
ニル、
(3R)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−3−カルボニル、
(2)−N−(エチルアミノカルボニル)−(5)−N−(エチルアミド)グル
タミル、
L−3−(2−ピリジル)−アラニル、D−3−(2−ピリジル)−アラニル、
L−3−(3−ピリジル)−アラニル、D−3−(3−ピリジル)−アラニル、
L−3−(3−キノリル)−アラニル、D−3−(3−キノリル)−アラニル、
N−(R31)−D−3−4−クロルフェニルアラニル、N−(R31) −L
−3−4−クロルフェニルアラニル、N−(R31)−D−3−4−フルオロフ
ェニルアラニル、N (R31) L 3 4−フルオロフェニルアラニル、N
−(R31)−L−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、
N−(R31)−D−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、
N−(R3,)−L−0−メチルチロシル、N−(R31)−L−チロシル、
N−(R31)−D−0−メチルチロシル、N−(R3,)−D−3−(2−ナ
フチル)−アラニル、N−(R3,)−L−3−(2−ナフチル)−アラニル、
N−(R31)−D−3−(1−ナフチル)−アラニル、およびN−(R31)
−L−3−(1−ナフチル)−アラニル(ここでR31はメチル、エチル、プロ
ピルもしくはイソプロピルである)よりなる群から選択されるアミノアシル残基
であり;CはL−1リブチル、D−トリブチル、L−フェニルアラニル、D−フ
ェニルアラニル、α−メチル−L−フェニルアラニル、α−メチル−D−フェニ
ルアラニル、
L−3−1−ナフチルアラニル、
D−3−4−ナフチルアラニル、
L−0−メチルチロシル、D−0−メチルチロシル、L−3−4−クロルフェニ
ルアラニル、D−3−4−クロルフェニルアラニル、α−メチル−I、−3−4
−クロルフェニルアラニル、α−メチル−D−3−4−クロルフェニルアラニル
、L−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、D−3−4−1−リフル
オロメチルフェニルアラニル、L−3−(3−ピリジル)−アラニル、D−3−
(3−ピリジル)−アラニル、L−3−(3−キノリル)−アラニル、D−3−
(3−キノリル)−アラニル、L−3−(2−ナフチル)−アラニル、D−3−
(2−ナフチル)−アラニル、N−(R32)−D−3−4−フルオロフェニル
アラニル、N−(R32)−L−3−4−フルオロフェニルアラニル、N−(R
32)−D−1−4−クロルフェニルアラニル、N−(R32)−L−3−4−
クロルフェニルアラニル、N−(R32)−t、−3−4−トリフルオロメチル
フェニルアラN (R32) O−メチル−D−チロシルおよびN−(R32)
−〇−メチルーL−チロシル(ここでR32はメチル、エチル、プロピルもしく
はイソプロピルである)よりなる群から選択されるアミノアシル残基であり;D
はプロリル、L−セリル、0−ベンジル−L−セリル、L−アラニル、L−スレ
オニル、N−(Ro’I −L−セリル、N−(Ro)−L−セリル(0−ベン
ジル)、N−(Ro)−L−アラニルおよび
N−(Ro)−L−スレオニル(ここでReは低級アルキルもしくはアリルであ
る)よりなる群から選択されるアミノアシル残基であり、
また+t D ハN (E t ) CH2CH(N HM e ) C(0)
−テあり;
EはL−チロシル、L−〇−メチルーチロシル、L−フェニルアラニル、N−(
R,コ)−L−チロシル、N−(R33)−0−メチル−L−チロシル、N−(
R33)−L−フェニルアラニルおよびN −(R33) −〇−エチルーし一
チロシル(ここでR33はメチル、エチル、プロピルもしくはイソプロピルであ
る)よりなる群から選択されるアミノアシル残基であり、またはEは
であり、ここでnは1〜4であり、R2Oはメチル、エチル、プロピルもしくは
イソプロピルであり;さらにRは:もしくは−NHR2であり、ここでR2は水
素、低級アルキル、シクロアルキルもしくはR2oC(0)−であり、R20は
それぞれ5個もしくは6個の原子を有する環よりなる1個の環もしくは2個の融
合環の複素環式芳香族環系であって、該複素環式芳香族環系は独立して窒素、酸
素および硫黄から選択される1個、2個もしくは3個の異原子を有し、またはR
20は置換フェニルであり、ここで置換基はメトキシ、アミノ、アルキルアミノ
およびシアルキノげミノから選択され;またはR1は−NH(R,)C(0)N
H(R4)もしくは−NH(R,)C(NH2)−NR4であり、ここでR3お
よびR4は独立して水素、低級アルキルおよびシクロアルキルから選択され;
Fは任意の天然アミノ酸もしくは合成の非天然アミノ酸から誘導されるD−アミ
ノアシル残基であって、限定はしないが式のD−アミノアシル残基を包含し、こ
こでyは1〜3であり;R5はC1〜C6直鎖もしくは分枝鎖アルキル、03〜
C6シクロアルキル、フェニル、アルコキシ、チオアルコキシ、ヒドロキシ、2
−ナフチル、N−ベンジル−4−イミダゾリルまたはそれぞれ5個もしくは6個
の原子を有する1個の環もしくは2個の融合環よりなる複素環式芳香族環系であ
って、該複素環式芳香族環系は独立して窒素、酸素および硫黄から選択される1
1A、2mもしくは3個の異原子を有し;またはR5は−(CH)Rであり、こ
こでmは1〜4でありかつR62腫6
は−NH(R’ )C(0)NH(R’ )または−NH(R’ )C(NH2
”)=NR’であって、R′およびR′は独立して水素、低級アルキルおよびシ
クロアルキルから選択され;またはR6は
もしくは−NHRであり、ここでR7は水素、低級アルキル、シクロアルキルで
あり、またはR6はR21C(0)−であり、ここでR21はそれぞれ5信もし
くは6個の原子を有する1個の環もしくは2個の融合環よりなる複葉環式芳香族
理系であって、該複素環式芳香族環系は独立して窒素、酸素および硫黄から選択
される1個、2個もしくは3個の異原子を有し;またはR21は置換フェニルで
あって置換基はメトキシ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノから
選択され;R34はメチル、エチル、プロピルもしくはイソプロピルであり;さ
らにR35およびR36は独立して水素および低級アルキルから選択され;ま?
=+tFGtRC(0)(CH2)、C(0)−4’j5す、二ニア
で2は1〜3であり、R37はヒドロキシ、アルコキシ、フェノキシ、アミノも
しくはp−メトキシフェニルであり;GはL−ロイシル、L−イソロイシル、N
−(Rs a)−イソロイシル、ノルロイシル、N−(R)−ノルロイシル、L
−N−(R38)−ロイシル、アロイソロイシル、バリル、ノルバリル、チロシ
ル、トリイブチル、2−アミノブチリル、
(シクロヘキシル)−L−アラニル、
N −(Ra a ) −L−シクロへキシルアラニル、N −(R3g )−
バリル、フェニルアラニル、N−(R)−フェニルアラニル、N−(R38)
−トリブチル、N (R38)−チロシル、プロリル、ピペコリル、セリルおよ
びN−(R)−セリル(ここでR3gはメチル、エチル、プロ。
ピルもしくはイソプロピルである)よりなる群から選択されるアミノアシル残基
であり;または
FおよびGは一緒になって式:
であり、ここでR4Tは水素、低級アルキル、3−インドリルメチル、2−ナフ
チルメチル、ベンジルもしくは置換ベンジルであり、ここでフェニル環はヒドロ
キシおよびメトキシから選択される置換基により置換され;
Hは式:
のアミノアシル残基であり、ここでpは1〜4であり、R39はメチル、エチル
、プロピルもしくはイソプロピルであり、R9は
もしくは−NHRであり、ここでRloは水素、低級アルキル、G
シクロアルキルもしくはR! 2 C(0)−であり、ここでR22はそれぞれ
5個もしくは6個の原子を有する1個の環もしくは2個の融合環よりなる複素環
式芳香族環系であつて、該複素環式芳香族環系は独立して窒素、酸素および硫黄
から選択される1個、2個もしくは3個の異原子を有し、またはR22は置換フ
ェニルであって置換基はメトキシ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルア
ミノから選択され;またはR9は−NH(R) C(0) NH(R12) モ
L<ハ−NH(R)C(NH) =NRであって、R11および112.12
R12は独立して水素、低級アルキルおよびシクロアルキルから選択され;
■はL−プロリル、L−ピペコリル、3−(低級アルキル)−プロリル、N−メ
チル−L−アラニル、N−メチル−ノルバリル、
1−ジヒドロイソインドール−2−L−カルボニルおよびチアゾリジン−5−L
−カルボニルよりなる群から選択されるイミノアシルもしくは脂肪族アミノアシ
ル残基であり;さらにJは1−ピロリジニル、1−ピペリジニル、4−モルホリ
ニルであるか或いはD−アラニルアミド、L−アラニルアミド、サルコシルアミ
ド、N−(R2O)−D−アラニルアミド、N−(R2O)−L−アラニルアミ
ド、N (R2O)−β−L−アラニルアミド、N −(R4r、 )−β−D
−アラニルアミド、L−2−アミノブチリルアミド、
D−2−アミノブチリルアミド、
N−(R2O)−L−2−アミノブチリルアミド、N−(R2O)−D−2−ア
ミノブチリルアミド、L−セリルアミド、D−セリルアミド、N−(R2O)−
L−セリルアミド、
N (R4G) −D−セリルアミド、N−(R2O)−L−ノルバリルアミド
、N−(R2O)−D−ノルバリルアミド、L−ノルバリルアミド、D−ノルバ
リルアミド(ここでR40はメチル、エチル、プロピルもしくはイソプロピルで
ある)よりなる群から選択されるアミノアシル残基であり;またはJは−NHR
もしくは−NHCHC0NHR8であってR8は水素、低級アルキル、シクロア
ルキル、フルオロ置換低級アルキルもしくはヒドロキシ置換低級アルキルであり
;またはJは−NHNH−C(0)−NH−R13であってR13は水素、低級
アルキル、シクロアルキル、ヒドロキシ置換低級アルキルもしくはフルオロ置換
低級アルキルであり:ただし残基A−B%B−C,C−D、D−ESE−F、F
−G。
G−HXH−IもしくはI−Jの少なくとも1つの対の間のアミド結合は窒素原
子位置でアルキル化され、さらに化合物は(ビo)Glw−11it−丁rp−
5er−T7r−GI7−?I−Me−Lel−Arg−P+o−G17−NH
2゜(ビo l G I a4i s −T rp−5e r4yr−D−Tt
p4−Me−Le a−A rg−P t o−G l 7−NI+2 、 (
ピa ) G l+41s−Ttp−3e r−T7 t−G 17−N−Me
−Le a−Ar g−Pro4H2または(ビo ) G 1u−His−T
tp−3e r−Ty r−D−Ttp−11−Me−Le u−Ar g−P
ro−NH2でないコ
の化合物、またはその医薬上許容しつる塩である。
これら化合物はLHR)Iリセプタに対する親和性を示す。位置1,2および3
または位置2および3にD−アミノ酸を有する或いは位置2が欠如している本発
明の化合物は、LHRH拮抗剤である。本発明の他の化合物はLHRH作用物質
である。
上記したように、本発明を説明する際の便宜上、!UPAC−IUB生化学命名
法委員会により推奨されたペプチド業界で一般に認められている種々のアミノ酸
記号を用いる[8ioche朧目jBI[。
1725 (1972) ]。これらは非キラルアミノ酸グリシンを除き、さら
に非キラルであるか或いはD−と命名される非天然もしくは天然アミノ酸を除き
、L−アミノ酸を示す。ここに挙げた全てのペプチド配列は、一般慣例にしたが
ってN−末端アミノ酸は左側に、C−末端アミノ酸は右側に位置する。
本発明を説明するのに有用な他の記号は次の通りである二アミノ酸、保護基、試
薬 記 号
り一ト(ε)−イソプロピルリシル (iIp)NH2−(ピリジル)−L−ア
ラニル jj−P* 1アルギニン ArH
l−ブトキシカルボニル Boc
ベンジル B!1
ベンジルオキシカルボニル Cbt
N、 N’−ジシクロへキシルカルボジイミド DCCl−ヒドロキシベンゾト
リアゾール Moa+インロイシン 目C1
0イシン Lea
ノルロイシン N15a
メチルエステル OMe
ベンジルエステル 08!+
フエニルアラニン Phe
プロリン Pr。
ピログルタミン酸 (ピロ)Gla
トリプトファン Trp
チロシン T7+
N、 N’−ジイソプロピルカルボジイミド DICデヒドロアラニン DeA
lx
L−N−メチルセリン N−41e−3er(2)−トメチル−3−トエチルジ
アミノ トMe−N−El−Dtpプロピオン酸
01−に−エチルウレイド−(5)−エチル εjIIE+JGI。
アミドグルタミン酸
L−N−アセチルサルコシル N−Ac−3*rL−N−ホルミルサルコシル
3−(ピリジルLLーアラニル 3−Psi3−(ピラゾリル)−L−アラニル
3−PF口1(351 −t+ 2. 3. 4−テトラヒドロイオキシ 3
−Ticリン−ニーカルボニル
L−N−メチル−〇ーベンジルセリル N−Mt−Sel (OB!l)L−0
−メチルチロシル 0−11e−TyrL−シクロへキシルアラニル Chx
3−(2−ナフチル)−D−アラニル D− (2)−N易!3−(1−ナフチ
ル)−L−アラニル (1)−H814−ジメチルアミノピリジン りMAPベ
ンゾトリアゾールー1ーイルオキシド 80Fリス(ジメチルアミノ)ホスホニ
ウム
ヘキサフルオロホスフェート
ビス(2−オキソ−3−オキサゾリジニル) BOPC+ホスフィンクロライド
LHRHの配列は式:
(ビo ) Gla−Hi+−Trp−3er−T7t−G17−Lea−^r
g−Pro−Gly−Ni!2として示される。この配列における特定個所のア
ミノ酸残基が他のアミノ酸残基または他の成分により置換されているノナ−およ
びデカペプチドは、置換基の内容をその位置を添字として略記し、次いで原ペプ
チドのLHRHを付記する。たとえば、配列
N−Ae−Ssr−His−Trp−N−11e−3s r−T7r−D−−(
2)−Nxl−Lea−^+g−Pro−G17−NH267891G
は、
[N−Ac−3tr −N−Ms−5er −D−(2)−N*16]LHRI
’1として示され、さらに配列
(ピo ) Glu−His−丁rp−N−Me−3er−T7r−D−丁、、
6 −−Leo−Arl−Pro−NHE+
は
[N−Me−3er −D−T+p’−Pro9−NHE+ ] LHRHとし
て示される。
ここで用いる「医薬上許容しうる塩」という用語は、親化合物の所望の生理活性
を保持すると共に、望ましくない毒性を示さないような塩を意味する。この種の
塩の例は、(1)無機酸、たとえば塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸、硝酸などで
形成された酸付加塩;並びに有機酸、たとえば酢酸、修酸、酒石酸、コハク酸、
マレイン酸、フマル酸、グルコン酸、クエン酸、リンゴ酸、アスコルビン酸、安
息香酸、タンニン酸、バモイック酸、アルギン酸、ポリグルタミン酸、ナフタレ
ンスルホン酸、ナフタレンジスルホン酸、ポリガラクトウロン酸により形成され
た塩;(b)たとえば亜鉛、カルシウム、ビスマス、バリウム、マグネシウム、
アルミニウム、銅、コバルト、ニッケル、カドミウムなどの多価金属陽イオンと
の、或いはN、N’ −ジベンジルエチレンジアミンもしくはエチレンジアミン
から形成された有機陽イオンとの塩;または(c)上記(1)と(11)との組
合せ、たとえばタンニン酸亜鉛塩などである。
「低級アルキル」という用語は1〜6個の炭素原子を有する直鎮もしくは分枝鎖
の飽和炭化水素基、たとえばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソブチル、1ee−ブチル、t−ブチル、n−ペンチルおよびn−
ヘキシルを意味する。
「1〜12個の炭素原子を有するアルキル」という表現は、1〜12個の炭素原
子を有する直鎖もしくは分枝鎖の基を意味する。
「シクロアルキル」という用語は3〜6!の炭素原子を有する環式飽和炭化水素
基、たとえばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキ
シルを意味する。
「アルコキシ」という用語はR41が低級アルキルである一0R4,を意味し、
限定はしないがメトキシ、エトキシ、1−ブチルオキシなどを包含する。
「チオアルコキシ」という用語はR42が低級アルキルである一5Rを意味し、
限定はしないが、−5CH3、一8CH2CH3などを包含する。
「アルキルアミノ」という用語はR44が低級アルキルである一NHR44を意
味し、限定はしないがメチルアミノ、エチルアミノなどを包含する。
「ジアルキルアミノ」という用語はRおよびR2Oが独立して低級アルキルから
選択される一NR45R46を意味し、限定はしないがジメチルアミノ、N−メ
チル−N−エチルアミノなどを包含する。
本発明の好適化合物は次のものを包含する:[N−To−3*r’ −D−4+
p’ −Pro’ NHEjコLHR[I 。
[N−Me−3et’ −D−Lea’−Pro9N[1Etl LHRH;[
N−Me−3er −D−2−Nl+’ ] LHRH;[N−Me−5et’
−D−Trp6 −トMe−Leu7−Pro9 NHE+コ LFiRH。
[N−Me−3er’ −D−Trp6 −トMe−Lea7−Pro’ −A
!!自10コLl(R[l ;[N−Me−3er’−D−0−4−ブチル−8
e【’ −Pro’ NHE+] LHRH;[N−Lie−3er −D−A
rg6−Pro’ NHEt] L[IRH;0N−Me−3et’−D−Ly
+6−(N−g−isp) −Pro’ NHEjコLl(R11。
Cト^c−5*r’ −N−We−5er’ −D−Trp6−Pro9 MH
E+コ LHRH。
[8−Ac−3*r1−N−MeJet’−D−2−Nsl’コLI’lRH;
[N−Ae−3xrL−Phe2−N−Me−9er’−D−Trp6−Pro
9NHE+] L[lRH;[Phe2 −トMe−8et’−D−Trp6−
Pro9NHE+] LFIRH;[Phe −N−Me−3er’ −D−2
−Hit’ ] LHRH;[Phe −N−Me−3et’ −D−Arg’
−Pro’ l1HE+E LflRH;[D−4−CI−Phe”2−D−
Trp3−N−Me−3et’ −D−Arg’ −D−Al1”] −LHR
[I 。
[トAc−3sr1−(2Ac−3sr1−(2)−N−+−Dxp’ −D−
T+p’ −Pro’ NHEt]−Ll(RR。
[(2)−トMe−(3) −N−ε+ −Dtp −It−(2)−Ns16
] L[!RH;[(2)−N−Me−(3)−N−Ej −Dsp’ −D”
Trp’ −Pto’ N[IH] L[[Ri;[(2)−N−Me−(3)
−N−Ej ”Dgp −D−Arg6−Pro’ NHEfl LHR[l;
[(2)−N−11e−(31−トLt −Dsp −D−Le++’−Pro
9NHEt]L[(H;[(2)−トMe−(3)−N−Ef −Dsp −D
−On−b171−5er6−Pro9NITEtl−LFIR[l ;
[(2)−N−ile−(3)−N−El −D!p −D−Ttp −N−M
e −Let −Pro9Nl’lEj]−LHR[l ;
[(2)−11−(エチルアミノカルボニル) −(51−11−エチルアミド
−Gin 4−Me −8et’ −1]−2−!lilコ LH)I 。
[8−Me−Set’−[2−(S−3−アミノ−2−オキソピロリジン−L−
イル)6.79
−8−2−イソプロピルメチルアセチルコ −Pro NHEfl LHRH;
[N−Ac−3sr −N−Me −3er’−[2−(S−3−アミノ−2−
オキソピロリ6.79
ジン−1−イル)−3−イソプロピルメチルアセチル] −Pr。
NHEfl LHRII。
[Phe −トM! −5et’−[2−(S−3−アミノ−2−オキソピロリ
ジン6.79
−1−イル)−3−2−イソプロピルメチルアセチル] −Pro NHEfl
LHRH。
[N−Ac−D−4−CI −Phe’ −D−4−CI−Phe2−D−Tr
−・’ −N−Me −3er’−D−Alz”] L[11[[;
[N−Ac−Pro −D−CI −Phe −D−Trp’ −N−Me −
5er’ −D−Ar(’ −D−山l(l] LHlr;
[N−Me−Phe −D−Trp’−Pro9NHEj] LHRH;[N−
Me−77+ −D−Ttp −Pro9NHEt] LHR[I ;[N4s
−Trp −D−Ttp6−Pto’ N[IEl] LAIR■;[N−Me
−1−Nil −D−T7r6−Pro9NHEtl LHRH;[N−Me−
D−LeII−Pro98HEj] LHRH;[D−Trp −M−Me −
Arg8−Pro9 NHEIコ LFIRFi 。
[D−Trp −3sr”] LHIIH;■
口N−Ac−3,4−デヒドa−Pro −4−CI−D−Phe2−D−Tr
p”°’ −N−Me−T7r −D−Alt”] LHIIH;[N−Me−
Ph@−N−Me −T7r −D−Trp −Pro’ NHEfl LHR
H;[N−^e−3.4−デヒドa−Pro’ −4−CI−D−Phe2−D
−Ttp3−トMe−T7r −D−^「g −トMe −Lea −D−Al
e”] LFiRH;[N−Ac−D−2−Ntl−4−CI−D−Phe−D
−3−Ptl−11−Me−3et −L7s” −(N−g一ニコチノイル)
−D−Lr冨 −(トε−ニコチノイル)−Lrs8−(N−ε−イソプロピ
ル) −D−Alt”] LHIIH;[1l−Ae−D−2−N11−4−C
I−D−Phe −D−3−Psi−トMe −T7r’ −D−L7s’−(
N−ε−ニコチノイル)−L7s8〜(N−ε−イソプロピル)−り−A111
0コ LHRI(。
[N−Ac−D−2−Nxl−4−CI−D−Phe −D−3−Pal−トM
e −3er −L7s5−(N−ε −ニコチノイル)−D−LF畠6−(N
−ε−ピラジノイル)−5x −(N−ε−イソプロピル)−1)−Alx10
コLllRIf 。
0N−Me−Tyr −D−1et6(0−t−ブチル)−Pro9NHE+]
LHRIT;[N−Me−T7r −D−Lea6−Pro9NHEt] L
[IRH;[N−Me−Trr−D−2−N!+6] LHRH;0N−Me−
D−Trp −Pro9 NHEjコ LFIR[1。
[N−Me−D−24*I’ ] IJli[I;[+1−Me−D−5er
(0−t−ブチル) −Pto’ N!lEt] LHRH;[N−Me−Ph
e 2−D−2−116コ LHIIH。
CN−Me−Phe −D−L!u’−Pro9NHEj] LHRH;[8−
1ie−Phe −D−3er (0−+−ブチル)−?o9NHEj]L[I
RH;およ5 6 。
び口N−Me−T7r −D4i+ 、(N−+m−Bzl)−Pro’ NH
Efl LHRFi。
LHRH作用物質および拮抗剤の作用および用途本発明のLHRH作用化合物お
よび拮抗性化合物は早発青春期、前立腺癌、前立腺肥大、子宮内膜症、子宮線維
腫、乳癌、ニキビ、月経前症候群、多房性卵巣症候群並びにいずれかの性別にお
ける過剰の生殖ホルモン産生から生ずる病気の治療に有用である。さらに、LH
RH作用物質および拮抗剤は雌性および雄性の両者における生殖を抑制するにも
有用である。
LHRH作用物質は、脈動投与すると妊娠促進剤として有用である。さらに本発
明のLHRH作用化合物は、雌動物における成長促進および魚類における産卵促
進にも有用である。
本発明の方法を実施する際は、有効量の本発明による化合物またはこれを含有す
る医薬組成物を、この種の処置を必要とするまたは望ましい患者に投与する。こ
れら化合物もしくは組成物は特定の最終用途に応じて各種の経路のいずれでも投
与することができ、たとえば経口、非経口(皮下、筋肉内および静脈内投与を包
含する)、経膣(特に避妊薬のため)、経腸、口腔内(舌下を包含する)、経皮
もしくは鼻腔内投与とすることができる。任意所定の場合に最も適する経路は用
途、特定活性成分、関与する患者および医師の判断に依存する。化合物もしくは
組成物は、さらに遅延放出、蓄積または移植組成物として投与することもでき、
これらについては以下詳細に説明する。
一般に、上記用途につき雄性もしくは雌性哺乳動物における性ホルモンのレベル
を調整するには、活性成分を体重1贈当り毎日的0.01〜10■、好ましくは
約0.1〜5.0■の範囲で投与するのが便利である。この投与は、毎日1回の
投与により或いは数回の投与に分けて或いは遅延放出により行なって、最も効果
的な結果を得るようにする。
これら化合物および組成物を投与するための正確な投与量および処方は、必らず
処置される個々の患者の要求、処置の種類、症状および必要性の程度、並びに勿
論医師の判断に依存する。
一般に非経口投与は、吸収に対する依存性がより大きい他の投与方法よりも少な
い投与量でよい。
本発明の他の特徴は本発明の化合物を活性成分として含有する医薬組成物に関し
、この組成物はこの種の化合物を医薬上許容しつる無毒性キャリヤと混合して構
成される。上記したように、この種の組成物は、特に溶液もしくは懸濁液の形態
で非経口(皮下、筋肉内もしくは静脈内)投与として使用するため;たとえばク
リームおよび座薬のような半固体状にて腔内もしくは腸内投与で使用するため;
特に錠剤もしくはカプセルの形態で経口もしくは口腔内投与として;或いは特に
粉末、点鼻薬もしくはエアロゾルの形態で鼻腔内にて使用するため作成すること
ができる。
これら組成物は便利には単位投与形態物として投与することができ、たとえばR
1m1Bjon’s PhtrIIIccalic*l 5Cieae■。
M@ek Publishing Comp*+y、 Esrfon、PA、、
197Gに記載されたような医薬分野で周知された任意の方法により作成するこ
とができる。非経口投与のための組成物は、一般的な賦形剤として無菌水もしく
は塩水、たとえばポリエチレングリコールのようなポリアルキレングリコール、
植物性の油、水素化ナフタレンなどを含有することができる。吸入投与のための
組成物は固体とすることができ、賦形剤としてたとえば乳糖を含有し、或いは点
鼻薬の形態で投与するための水性もしくは油性溶液とすることもできる。口腔内
投与には、典型的な賦形剤は糖類、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグ
ネシウム、予備ゼラチン化澱粉などを包含する。
本発明の化合物は患者に対し長時間にわたり、たとえば1週間〜1年間にわたり
単一の投与で供給するのが特に望ましく1゜各種の遅延放出性、蓄積性もしくは
移植投与形態物も用いることができる。たとえば投与形態物は、体液に対し低い
溶解度を有する本発明の化合物の医薬上許容しつる無毒性塩、たとえば(1)た
とえば燐酸、硫酸、クエン酸、酒石酸、タンニン酸、パモイック酸、アルギン酸
、ポリグルタミン酸、ナフタレンモノ−もしくはジスルホン酸、ポリガラクトウ
ロン酸などとの酸付加塩;(b)たとえば亜鉛、カルシウム、ビスマス、バリウ
ム、マグネシウム、アルミニウム、銅、コバルト、ニッケル、カドミウムなどの
多価金属陽イオンとの或いはたとえばN、N’ −ジベンジルエチレンジアミン
もしくはエチレンジアミンから形成される有機陽イオンとの塩;或いは(c)上
記(りと(b) との組合せ、たとえばタンニン酸亜鉛塩を含有することができ
る。
さらに本発明の化合物、好ましくは、たとえば上記したような比較的不溶性の塩
を、ゲル(たとえばモノステアリン酸アルミニウムゲル)中に、たとえば注射用
に適するゴマ油と共に処方することができる。特に好適な塩は亜鉛塩、タンニン
酸亜鉛塩、パモイック酸塩などである。注射用の遅延放出性組成物の他の種類は
、たとえば米国特許第3.773.919号に記載されたようなポリ乳酸/ポリ
グリコール酸重合体などの遅延分解性の無毒性かつ非抗原性重合体に分散されも
しくはカプセル化された化合物もしくは塩を含有する。本発明の化合物、好まし
くはたとえば上記したような比較的不溶性の塩は、さらに特に動物に使用するた
め、コレステロールマトリックスペレットで処方することもできる。他の遅延放
出性、蓄積もしくは移植組成物(たとえばリポソーム)は文献から周知されてい
る[たとえばSa+1sined god Con++olltd Re1et
se Drag Deliwer7 57rtst+。
J、R,Robintoa編、 Me+cel [1ekker社、 New
Yotk、1978]。
LHRH型化合物については、たとえば米国特許第4. OIG、 125号が
特に参考となる。
ペプチドの合成
本発明のポリペプチドは、当業者に知られた任意の技術で合成することができる
。固相ペプチド合成の多くの技術については、その要約を1.M、5tsvsr
lら、5olid Phots Pep!1dsS7nlhe+is 、 W、
[1,Fteeasn社、SIQ FrrnciIco、 1963およびJ。
Meie++holer、Hormon*l P+o+ei+++ god P
ep目des、Vat、 2.。
p、46. Acsdemic Press (llsv York)、197
3に見ることができる。
古典型な溶液合成については、G、 5Cbroderら、The Pepji
de3yo1. 1. Ac*de+aic [’res (New Yo+k
l、1965を参照することができる。
一般に、これらの方法は1種もしくはそれ以上のアミノ酸または適当に保護され
たアミノ酸を伸長しつつあるペプチド連鎖に対し順次に付加させることからなっ
ている。一般に、第一アミノ酸のアミノ基もしくはカルボキシル基のいずれかを
適する保護基によって保護する。次いで、保護されもしくは誘導化されたアミノ
酸を不活性固体支持体に付着させることができ、或いは適当に保護された相補(
アミノもしくはカルボキシル)基を有する配列中で次に来るべきアミノ酸を、溶
液中でアミド結合を形成するのに適した条件下にて付加することもできる。次い
で保護基を、この新たに付加されたアミノ酸残基から除去し、次のアミノ酸(適
当に保護)を付加させ、順次に反復する。要するに、全ての所望のアミノ酸が適
切な順序で結合され、全ての残存する保護基(および任意の固体支持体)を順次
にまたは同時に除去して最終ポリペプチドを得る。この一般的手順の簡単な改変
により、2個以上のアミノ酸を伸長しつつある連鎖に一度に付加することもでき
、これはたとえば保護トリペプチドを適切に保護されたジペプチドとカップリン
グさせ(キラル中心をラセミ化させない条件下にて)、保護解除の後にペンタペ
本発明の化合物を製造するための特に好適な方法は固相ペプチド合成を含む。
この特に好適な方法においては、アミノ酸のα−アミノ機能を酸もしくは塩基感
受性基によって保護する。この種の保護基は、ペプチド結合形成の条件に対し安
定であると共に伸長しつつあるペプチド連鎖の分解または含有されたキラル中心
のラセミ化なしに容易に除去しうるという性質を持たねばならない。
適する保護基はt−ブチルオキシカルボニル(Boc)、ベンジルオキシカルボ
ニル(Cbυ、ビフェニルイソプロピルオキシカルボニル、t−アミルオキシカ
ルボニル、イソボルニルオキシカルボニル、(α、α)−ジメチル−3,5−ジ
メトキシベンジルオキシカルボニル、0−ニトロフェニルスルフェニル、2−ジ
アツーt−ブチルオキシカルボニル、9−フルオレニルメチルオキシカルボニル
などである。t−ブチルオキシカルボニル(B oc)保護基が好適である。
特に好適な側鎖保護基はアルギニンについてはニトロ、p−トルエンスルホニル
、4−メトキシベンゼンスルホニル、Cb!、Bocおよびアダマンチルオキシ
カルボニルであり、チロシンについてはベンジル、0−ブロモベンジルオキシカ
ルボニル、2.6−ジクロルベンジル、イソプロピル、シクロヘキシル、シクロ
ペンチルおよびアセチルであり、セリンについてはベンジルおよびテトラヒドロ
ピラニルであり、ヒスチジンについてはベンジル、Cb!、p−トルエンスルホ
ニルおよび2.4−ジニトロフェニルであり、トリプトファンについてはホルミ
ルである。
固相ペプチド合成法においては、C−末端アミノ酸を適する固体支持体に付着さ
せる。上記合成に有用な適する固体支持体は、各試薬および段階的な縮合−保護
解除反応の反応条件に対し不活性であると共に、用いる媒体に対し不溶性である
ような物質である。適する固体支持体はクロルメチルポリスチレン−ジビニルベ
ンゼン重合体、ヒドロキシメチルポリスチレン−ジビニルベンゼン重合体などで
ある。クロルメチルポリスチレン−1%ジビニルベンゼン重合体が特に好適であ
る。化合物のC−末端がグリシンアミドである特殊な場合、特に有用な支持体は
ベンズヒドリルアミノポリスチレン−ジビニルベンゼン重合体であって、P、R
ivxille ら、He1v、Chim、AC+1..54. 2772(1
971)に記載されている。クロルメチルポリスチレン−ジビニルベンゼン型の
樹脂に対する結合は、α−N−保護アミノ駿(特にBoa−アミノ酸)をそのセ
シウム、テトラメチルアンモニウム、トリエチルアンモニウム、1.5−ジアザ
ビシクロ−[5,4,0] ウンデセ−5−エンなどの塩として反応させること
により行なわれる。結合反応はたとえばエタノール、アセトニトリル、N、N−
ジメチルホルムアミド(DMF)などの溶剤中にて、クロルメチル樹脂に対し昇
温下(たとえば約40〜60℃)にて約12〜411時間にわたり行なわれる。
好適な試薬および反応条件は、α−N −B oe−アミノ酸セシウム塩と樹脂
とのDMF中における約50℃での約24時間にわたる結合を含む。α−N−B
oc−アミノ酸は、N、N′ −ジシクロへキシルカルボジイミド(D CC)
もしくはN、N’ −ジイソプロピルカルボジイミド(D I C)により、1
−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT)、ベンゾトリアゾール−1−イル
オキシ−トリス=(ジメチルアミノ)ホスホニウム−ヘキサフルオロホスフェー
ト(B OP)もしくはビス(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホスフィン
クロライド(BOPCI)媒体の結合を用いてまたは用いずに、ベンズヒドリル
アミン樹脂に対し約1〜約24時間、好ましくは約12時間にわたり、好ましく
は約12時間にわたり約10〜50℃、好ましくは25℃の温度で、たとえばジ
クロルメタンもしくはDMF、好ましくはジクロルメタンのような溶剤中にて付
着させる。ペプチド樹脂に対し付着したN−メチル−S er (OB xi)
へのカルボキシル基の結合は、カルボジイミド試薬の他に4−ジメチルアミノピ
リジン(DMAP)による触媒反応を必要とする。
保護アミノ酸を順次に結合させるのは、当巣界で周知された自動ポリペプチド合
成装置で行なうことができる。α−N−保護基の除去は、たとえば塩化メチレン
中のトリフルオロ酢酸、ジオキサン中の塩化水素、酢酸中の塩化水素などの強酸
溶液、好ましくはジクロルメタン中の50%トリフルオロ酢酸の存在下にほぼ室
温にて行なうことができる。各保護アミノ酸は、好ましくは0.4M濃度にて約
3.5モル過剰量で導入され、結合はジクロルメタン、ジクロルメタン/DMF
混液、DMFなどにて、特に塩化メチレン中でほぼ室温にて行なうことができる
。一般に、カップリング剤はジクロルメタン中のDCCであるが、N、N’−ジ
−イソプロピルカルボジイミド(D I C) もしくはその他のカルボジイミ
ド単独とすることができ、或いはHOBT、N−ヒドロキシスクシンイミド、他
のN−ヒドロキシイミドもしくはオキシムの存在下で行なうこともできる。或い
は、保護されたアミノ酸活性エステル(たとえばp−二トロフェニル、ペンタフ
ルオロフェニルなどのエステル)もしくは対称的無水物を用いることもできる。
面相合成の終了後、完全保護されたポリペプチドを樹脂から除去する。樹脂支持
体に対する結合がベンジルエステル型である場合、切断はプロリンC−末端を有
するペプチドにつきアルキルアミンもしくはフルオロアルキルアミンを用いるア
ミツリシスにより、或いはたとえばグリシンC−末端を有するペプチドにつきア
ンモニア/メタノールもしくはアンモニア/エタノールを用いるアミツリシスに
より約10〜50℃、好ましくは約25℃にて約12〜48時間、好ましくは約
18時間にわたり行なわれる。
或いは、ペプチドは、たとえばメタノールとのエステル交換に続くアミツリシス
により或いは直接的アミド交換によって除去することもできる。この段階で保護
ペプチドをシリカゲルクロマトグラフィーにより精製することができ、或いは次
の工程に直接用いることもできる。ポリペプチドからの側鎖保護基の除去は、ア
ミツリシス生成物をたとえば無水液体弗化水素によりアニソールおよびジメチル
ホスファイトもしくは他のカルボニウム掃去剤の存在下に処理することにより、
または弗化水素/ピリジン複合体での処理、トリス(トリフルオロアセチル)硼
素およびトリフルオロ酢酸での処理により、或いはポリビニルピロリドンにおけ
る水素および炭素上のパラジウムでの還元により、または液体アンモニアにおけ
るナトリウムでの還元により行なわれる。側鎖保護基は、好ましくはアニソール
およびジメチルホスファイトの存在下に液体弗化水素により約−1O〜+10℃
、好ましくは約0℃の温度にて約15分間〜1時間かけて除去される。次いで完
全保護解除されたポリペプチドを、次の任意の種類または全ゆる種類の一連のク
ロマトグラフ工程によって精製する:酢酸型の弱塩基性樹脂におけるイオン交換
;非誘導化ポリスチレン−ジビニルベンゼン(たとえばアンパライトXAD)に
おける疎水性吸着クロマトグラフィー;シリカゲル吸着クロマトグラフィー;カ
ルボキシメチルセルロースにおけるイオン交換クロマトグラフィー;たとえばセ
ファデックスG−25、LH−20における分配クロマトグラフィーまたは向流
分配;高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)、特にオクチル−もしくはオ
クタデシルシリル−シリカ結合相カラム充填における逆相HPLC。
ラセミ型アミノ酸を6位置で用いれば、ジアステレオマノナペプチドもしくはデ
カペプチド最終生成物が分離され、適する位置にD−アミノ酸を有する所望のペ
プチドが好ましくは上記クロマトグラフ工程に際し単離されかつ精製される。
C−末端アザグリシンアミドを有するペプチドの製造は、好ましくは公知のペプ
チド中間体を用いる古典型なペプチド溶液合成によって行なわれる。これについ
ては後記実施例9に一層詳細に説明する。
古典型ペプチド溶液合成を用いるペプチドの製造に関する詳細については後記実
施例2に説明する。
以下の実施例は、本発明の新規な化合物の製造をさらに例示するのに役立つ。
沃化メチル(227,2g )を、新たに蒸留された乾燥ジメトキシ工9 ン(
DME) (370a+1) lニオはルN−Boc−0−ペン’)h −L−
セリン(23,68g )の溶液に添加し、窒素下で撹拌し、0℃に冷却した。
次いで水素化ナトリウム(511%油分散物) (6,4g )を少しずつ15
分間かけて添加した。反応混合物をざらに0〜5℃にて22時間撹拌し、水によ
り分解し、さらに有機層を濃縮した。残留物を水(5GOml)に溶解させ、エ
ーテル(3X100ml)で洗浄した。水層を冷IN塩酸によりPH3,0まで
酸性化し、分離した油をエーテル(3X3flQml)中に抽出した。エーテル
層を冷INチオ硫酸ナトリウム溶液(2X150ml)および塩化ナトリウム溶
液(2XI50ml)で洗浄し、脱水(’N a S O4)濃縮した。粗生成
物をエーテル(300ml)に溶解し、シクロヘキシルアミン(8,3g)を添
加した。分離した塩を濾過し、次いで乾燥させてN−(t−ブトキシカルボニル
)−N−メチル−〇=ベンジルーし一セリンシクロヘキシルアミン塩(CHA)
を得た。m、p、134〜136℃。
C22H34N205の分析値:
計算値: C,65,00、H,8,43,N、 6.89゜実測値: C,6
5,05、H,8,88: N、 6.91゜4−ジメチルアミノピリジン(3
,66g)を、0℃にて冷却された(1 : 1)のジオキサン−水(150i
1)におけるサルコシン(26,7g)およびトリエチルアミン(50ml)の
溶液に添加した。
ジオキサン(20ml)における塩化アセチル(22,37m1 )の溶液を3
0分間かけて滴下した。次いで反応溶液を室温にて1時間撹拌し、冷50%塩酸
水溶液によりpH3まで酸性化した。混合物を酢酸エチルで3回抽出した。抽出
物を飽和Na(、!溶液で洗浄し、Na2SO4で脱水し、次いで濃縮した。残
留物を酢酸エチルから結晶化させてN−アセチルサルコシン(m、p、 135
〜137℃)を得た。
Fgb質量スペクトル Il/e 132 (M;旧 ;C3H9N03の分析
値。
計算値: C,45,79、H,6,91,N、 lG、6& 。
実測値: C,45,78、H,?、03;N、 10.64 ;製造例C
文献にしたがって、次の中間体を作成した:化合物 文献名
L−3−(1−ナフチル)−アラニン Y、 Ytbe等、 Chew、Pht
rm。
Ba11.24.049 (1976)D−3−(2−ナフチル)−アラニン
1.1. Nexlor等、 ]1Med。
Chew、 25.795 (19g2)D−3−(3−ピリジル)−アラニン
P、N、Lo等+、Il、1゜Peptide Protein Re+。
実施例1
(ピC1) Gla−Hit−T+p−)l−Me−3!+−T7r−D−Le
u−Lea−Arg−Pro−NHEtバイオサーチ950G型ペプチド合成装
置の反応容器に1.5g(1,05ミリ%/l/) (7)BOC−Pro−0
−樹ffl (メ’J フィールド樹脂)を入れた。各アミノ酸を順次に、この
樹脂に対し次の合成サイクルにしたがい付加させた:
1、ペプチドのα−アミノ官能基からt−Boe基を除去するための保護解除は
、45%トリフルオロ酢酸(T F A)と2.5%アニソールと2.0%ジメ
チルホスファイトと50.5%塩化メチレンとの溶液を用いて行なった。この樹
脂を上記保護解除用の溶液により1分間にわたり予備洗浄し、次いで保護解除反
応を20分間行なった。
2、保護解除のため使用したTFAを除去しかつ中和するための塩基洗浄は、塩
化メチレン中の10%N、N’ −シイソブロピルエチルアミンの溶液を用いて
行なった。この樹脂を塩基により各保護解除工程の後にそれぞれ1分間ずつ3回
洗浄した。
3、カップリング反応は3.5倍モル過剰のt−Boc保護アミノ酸誘導体の0
.4MDMF溶液を、3.5倍モル過剰の活性化剤としてのジイソプロピルカル
ボジイミドの0.4M塩化メチレン溶液と共に用いて行なった。活性化したアミ
ノ酸を、次いでペプチド−樹脂の遊離α−アミノ基に結合させた。反応時間は次
の手順に記載した通りである。
4、各反応工程に続いてそれぞれ1分間ずつ3回洗浄した。すなわち、塩化メチ
レンで1回、(1: l)の塩化メチレン−DMFで1回およびDMFで1回。
1貝:
下記する条件を用いて次の順序でアミノ酸を樹脂番二カッブリRoe−^rg(
Tom) 塩基洗浄 2回−1hr 保護解除Boc−Lea 塩基洗浄 2回
−1hr 保護解除Roe−D−Leg 塩基洗浄 2回−1hr 保護解除B
oc−T7r−(1−8+−Cbx) 塩基洗浄 2回−1bt 保護解除Ho
e−N−Me−Ser (OB+ l) 塩基洗浄 2回−1hr 保護解除B
oa−トホルミルーTrp、塩基洗浄 4回−1ht 保護解除0、151 D
MAP含有
8oc−N−iII−CBX−[1is 塩基洗浄 4回−1hr 保護解除C
bs−p−Gla 塩基洗浄 4回−Lhr なし合成の完了後、樹脂を反応容
器から取出し、減圧乾燥して保護ポリペプチド樹脂を得た。保護されたペプチド
を、10%DMFもしくはメタノールを用いてまたは用いずに48時間にわたり
無水エチルアミンで室温にて処理して樹脂から除去した。
樹脂ビーズを濾過し、メタノールで洗浄した。濾液を減圧濃縮し、残留物を水で
トリメチル化して濾過および乾燥後すると保護ペプチドが白色粉末として得られ
た。最後に、保護基を1mlの7ニソールおよび0.5mlのジメチルホスファ
イトの存在下に5〜10m1の無水液体HFにより0℃で1時間処理して除去し
た。
HFを蒸発させ、残留物をメタノール中に溶解し、次いで減圧濃縮した。残留物
をエーテルで2回洗浄し、(1: 1 :0.1)の水ニアセトニトリル;酢酸
の溶液に溶解し、濾過し、次いで凍結乾燥してG、7.の粗生成物を得た。この
粗生成物を25cax2.5のダイ±マックスC−18カラム(25〜40μ)
での高性能液体クロマトグラフィーにより精製し、その際89%H20/11%
CH0N10.1%TFA→49%H0151%CH3CN/[1,1%TFA
の範囲の濃度勾配における溶剤混合物を用いて50分間かけて行ない、その後1
0分間にわたり100%CH3CN10.1%TFAに変化させた。流速は15
m1/mi口とし、UV検出はOhaで行なった。生成物は単一ピークとして3
3.7m1nに溶出してくるので、これを回収し、さらに凍結乾燥して純粋な(
ピc+ ) Glu4ix−Trp−トMe−5et−τIr−D−Lea−L
eg−Atg−Pro−NFIεtをトリフルオロ酢酸塩として得た。
rgb (高速原子衝突)質量スペクトル ta/e 129!i (M+tl
) +アミノ酸分析: G、II Pro ; 0.8 Ar(; 1.OLt
o H1,0丁yr;L、6Trp ; 1.0 11is ; 1.OGin
。
実施例2
(ビO) Gin−Wig−丁rp−に−Me−5er−TH−D−Leu−L
eu−Arg−Pro−NHE+次の反応式にしたがう溶液合成を用いて、(ピ
ロ) Gla−His−Trp−N−Me−3er−T7r−トLea−Leu
−A+g−P+o−NHE+を作成した:FMOC−L−3er (0−821
)FMOC−N−Me−3ef(0−Bxl)−T7r−D−L!a−OEI(
c)
FMOC−Trp−トMe−5tr (0−B11)−丁7r−D−Lea−O
NCbr−(ピロIG Ia4i s−Ttp−M−Me−5t r (0−B
t I) −Tlr−D−Lea−OE I(z)
(ピo ) Gla−t!it−Trp−N−Me−5cr−T7+−D−Le
t−OEj(h)
(ピOI G 1a−Hi 5−Trp−N4e−3e t−77+−D−Lr
a−1.co−At g−Pro4REj合成の詳細は次の逼りである:
(r) FMOC−N−Me−3er(0−B11)トルエン(40Gml)に
おけるFMOC−5et (0−Bsl) (4,16g )とバラホルムアル
デヒド(2,Og )とp−トルエンスルホン酸(0,2g )との懸濁物を、
45分間にわたり水を共沸除去しながら還流させた。溶液を冷却し、酢酸エチル
(250ml)で希釈し、5%NaHCO水溶液で3回洗浄し、脱水(Na 2
S 04 )減圧濃縮した。残留物を(8: 2)のヘキサン:酢酸エチルで
溶出させるシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、FMOC−3
s+ (0−Btll−オキサゾリジン−4−オンを結晶物質(i、p。
108〜109℃)として得た。rib賀量スペクトル: ■/e 430(M
+[[l 。
FMOC−5ir−(0−fltl)−オキサゾリジン−4−オン(3,14g
)をクロロホルム(40aJ)およびトリフルオロ詐酸(40aJ )に溶解し
、トリエチルシラン(2,55g)を添加した。溶液を室温にて22時間撹拌し
、次いで減圧濃縮した。残留物を(95:5)の塩化メチレン;メタノールで溶
出させるシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、FMOC−N−
Me−3er(0−B!1)−0[1を無色油状物として得た。Fxb質量スペ
クトル、 lI/e 432 (M+H) 。
(b) FMOC−N−Me−5er(0−B!1)−Tyr−D−LeII−
OE+O℃まで冷却したDMF (10ml)におけるTyr−D−Lea−O
E)塩酸塩(1,649g )の撹拌溶液にDMF (1ml)におけるN−エ
チルモルホリン(0,59m1)を、次いでDMF(5ml)におけるFMOC
−N−Me−3t r (0−Br l) −0[1(2,18g )の溶液を
添加した。次にDMF (5ml)におけるHOB t (0,015g)の溶
液を添加し、さらに続いてDMF(2ml)におけるD CC(0,947g)
の溶液を添加した。反応溶液を0℃にて1時間撹拌し、次いで室温にて4時間撹
拌した。溶剤を減圧除去し、残留物を(95:5)の塩化メチレン:メタノール
で溶出させるシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製した。生成物は半
固体として得られた。Rto、35゜Fsb質量スペクトル: mat 736
(M+[)。
(e) N−Me−3et(0−Bxl)−T7r−D−Lea−OEt乾燥し
脱気したDMF (10ml)におけるFMOC−N−Me−3er (0−[
1zl)−T7r−D−Lea−OEj (1,95g )およびII、N−ジ
イソプロピルアミン(10ml)の溶液を室温にて2時間撹拌した。溶剤と過剰
の試薬とを減圧除去し、残留物を(95:5)の塩化メチレン:メタノールで溶
出させるシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製した。生成物が低融点
の固体として得られた。RIG、 24゜Feb質量スペクトル:纏/e 51
4(M+■) 。
C28H39N306の分析値:
計算値: e、 65.47 、 H,7,65,N、 8.18゜実測値:
C,65,10、H,7,77、N、 7.9g。
(dl FMOC−Trp−N−Me−Ser(0−Bxl)−T7r−D−L
eu−OE+Elトニトリル(50ml)におけるに−Me−5et (0−f
lrll −T7r−[1−Lew−OH(1,316g )とFMOC−L−
Trp (1,09g )とベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメ
チルアミノ)ホスホニウムへキサフルオロホスフェート(BOP)(1,13g
)との撹拌溶液に、トリエチルアミン(0,347m1)を添加した。溶液を室
温にて5時間撹拌した。溶剤を減圧除去し、残留物を酢酸エチルに溶解させ、5
%N a HCO3水溶液、次いでIN塩酸により洗浄し、最後に飽和NaCj
水溶液で洗浄し、脱水(Na2So4’)減圧濃縮した。残留物を(95:5)
の塩化メチレン:メタノールで溶出させるシリカゲルカラムクロマトグラフィー
により精製した。生成物が半固体残留物として得られた。Rh0.25゜Feb
質量スペクトル: a/e 922 (M +H1゜(e) Trp−トMe−
3er (0−Brl)−T7t−D−LI−OE+Elトニトリル(5ml)
およびジエチルアミン(5ml)におけるFMOC−Trp−N−11e−5@
+ (0−81[)−丁7r−[1−Lee−El (0,280g )の溶液
を室温にて1時間撹拌した。溶剤と過剰の試薬とを減圧除去して、生成物をフオ
ーム状残留物として得た。Fxb質量スペクトル w/e 7GG(M+Ll
。、の生成物を次の工程にさらに精製することなく使用した。
(f) Cbt−(ピo ) G 1u4i 5−Trp−N−11e−3e
t (0−Br l) −T7 r−D−Lel−OE+0℃まで冷却したDM
F(5ml)におけるTrp−N−Me−5et (0−B! l) −T7r
−D−Lea−ON (0,2665g )の溶液に、順次にDMF(10ml
)におけるCbt−(ピo )Glu−旧S ([1,167g )とDMF(
2ml)におけるHOB t (D、077g)とDMF (2ml)における
DCC(0,078g )と添加した。溶液を0℃にて2時間、次いで室温にて
1晩撹拌した。溶剤を減圧除去し、残留物をシリカゲルカラムで(9: 1)の
塩化メチレン:メタノールを溶出剤として精製した。生成物が固体として得られ
た。RfO,317゜Fsb質量スペクトル i/@1082 (lJ+H)
。
(g)(ピロ’) Glu−旧x−TB−トMr−3er−T7r−D−Lea
−OEj(9: 1)のDMF−水(、15m1)におけるCbx−(ビo)
Gla−Hi+づ+p−N4e−5s+(0−B!1)−77+−D−Leu−
OEj (0,787g)の溶液を、4気圧の下”C”lO%P d (OH)
2 / C(0,79g) ノ存在下に1晩にわたり水素化した。触媒を濾別
し、溶液を減圧濃縮した。
残留物を水でトリチル化して所望の生成物を非晶質固体として得た。Feb質量
スペクトル @le 857 (M+H) 。
(b)(ビo) Glu−旧s−Trp−N−Me−Set−77+−[1−L
eII−080℃まで冷却された(1 : 1)のジオキサン−水(16m1)
における(ビa ) Gla−HローTrp−N−Me−3et−T7t−D−
Lea−OH(o、 519 g )の溶液に、2N NaOH水溶液(0,6
m1)を添加した。得られた溶液を0℃にて4時間撹拌し、0,1M塩酸水溶液
でp[ls、 Qまで酸性化して凍結乾燥した。粗生成物のF1b質量スペクト
ルはmat 83G (M+[1)を示した。この粗生成物を、さらに精製する
ことなく次の工程に使用した。
0℃まで冷却されたDMF(2ml)における Lsa−Arg−Pto−NH
Eに塩酸塩(0,159g )の溶液に、D M F (0,2ml )におけ
るトエチルモルホリン(0,042a+1)を添加し、次いで順次にDMF(5
ml)における(ビo )Gla−His−Trp−N−Me−3er−T7t
−[1−Lel−OH(0,3g )とDMF (2ml)におけるHOB t
(G、05g)と[1MF(2ml)におけるD CC(0,0677g )
とを添加した。得られた溶液を0℃にて2時間、次いで室温にて1晩撹拌した。
溶剤を減圧除去し、残留物を(1: 9)の酢酸−水に溶解し、不溶性物質を濾
別し、濾液を凍結乾燥した。得られた粉末を、25cmx2.5Qllグイナマ
ックスC−18カラム(25〜40μ)を用いる高性能液体クロマトグラフィー
(HP L C)により精製し、その際90%HO/11% CH3CN10.
1 % TFA−49%H20151% CH3CN10.1%TFAの範囲の
溶剤混合物の勾配を50分間にわたり用いた。流速は15ad/winとし、U
V検出は26QnMで行なった。生成物は30.4分に溶出してくるので、これ
を回収しさらに凍結乾燥して純粋な(ピロ) Gln−H1+−Trp−N−M
e−3er−T7r−D−Lea−Leu−A、rg−Pro−NHE+をトリ
フルオロ酢酸塩として得た。Fzb質量スペクトル m/e 1223 (M+
H1+。アミノ酸分析値: G、 8Pro ; G、 8Arg ; 1.8
Leu ; 1.0T1t ; 1.01(it ; 1. [1Glu0実施
例1に記載したと同じ装置および同様なプログラムを用いて(ピロ) Glu−
Hi+−Trp−N−Me−3er−T7r−D−(2)−Nxl”Leu−A
rg−Pro−G17−NH2を作成し、その際1.5 g (1,12ミリモ
ル)のBoe−c+7−o−樹脂から出発すると共にアミノ酸を次の手順に記載
した順序でカップリングさせた二
アミノ酸 洗浄 カップリング 保護解除Boc−Pro 塩基洗浄 2回−1
hr 保護解除Roe−Arg (To+) 塩基洗浄 2回−1hr 保護解
除Boc−Lea 塩基洗浄 2回−1hr 保護解除BoC−D−(2)Ni
l 塩基洗浄 2回−1hr 保護解除Hoe−Ty+−(2”B+−Cbz)
塩基洗浄 2回−1hr 保護解除Boe−N−hie−3et (OB+
l) 塩基洗浄 2回−1hr 保護解除Boe−N−ホルミルづ19.塩基洗
浄 4回−1hr 保護解除0.1%DMAP含有
Bee−トim−Cb!−[1i + 塩基洗浄 4回−1hr 保護解除Cb
t−(ビo) Gla 塩基洗浄 4回−1hr なしペプチドを無水液体アン
モニア(30ml)並びにlO%II、N−ジメチルエタノールアミンを含有す
るメタノール(5ml)により室温で48時間処理して、樹脂から切断した。こ
の反応物を実施例1に記載したように後処理した。保護基をHF/アニソール/
ジメチルホスファイトにより0℃にて1時間にわたりペプチドから除去した。得
られた粗ペプチドを、実施例1に記載したと同じカラムおよび溶剤濃度勾配を用
いる高性能液体クロマトグラフィーにより精製した。生成物が単一ピークとして
34.9分で溶出するので、これを回収し次いで凍結乾燥して純粋な(ピロ)G
in−Hi s−T r p−N−Mt−3e T−T7 +−[+−(2)
N! l−Lea−Arg−Pro−G l 7−Nl’P2を
トリフルオロ酢酸塩として得た。Fxb質量スペクトルtr/e 1336(M
+H) 。アミノ酸分析値: 1.0Glr ; 0.8Pro ; 0.9A
rg ; 1.0Leu ;f、 0T7r ; 0.9T+p ; 1.0H
it ; 1.0GIu0実施例4
実施例1に記載した方法を用いると共に適当なアミノ酸に変えて、C−末端P
r o−N HCH2CH3を有する次の化合物を合成することができた:
(ピロ)グルタミル−フェニルアラニル−トリブチル−N−メチルセリル−チロ
シル−D−トリブチル−ロイシル−アルギニル−プロリルエチルアミド;
(ピロ)グルタミルービスチジル−3−(1−ナフチル)アラニル−N−メチル
セリル−チロシル−D−トリブチル−ロイシル−アルギニル−プロリルエチルア
ミド;
(ピロ)グルタミル−ヒスチジル−トリブチル−N−メチルセリル−アルギニル
−D−トリブチル−ロイシル−アルギニル−プロリルエチルアミド;
ドアセチルフェニルアラニル−〇−3−4−クロルフェニルアラニル−トリブチ
ル−トメチルセリル−チロシル−D−チロシル−ロイシル−アルギニル−プロリ
ルエチルアミド;ドアセチル−3−(2−ナフチル)アラニル−D−3−4−フ
ルオロフェニルアラニル−トリブチル−トメチルセリル−チロシル−D−リシル
−ロイシル−アルギニル−プロリルエチルアミド;(ピロ)グルタミル−ヒスチ
ジル−トリブチル−トメチルセリル−チロシル−D−リシル(トε−イソプロピ
ル)−ロイシル−アルギニル−プロリルエチルアミド;(ピロ)グルタミル−ヒ
スチジル−トリブチル−トメチルセリル−チロシル−D−セリル(0−t−ブチ
ル)−ロイシル−アルギニル−プロリルエチルアミド;
(ピロ)グルタミル−ヒスチジル−トリブチル−N−メチルセリル−チロシル−
D−リシル(N−ε−ニコチノイル)−ロイシル−アルギニル−プロリルエチル
アミド;(ピロ)グルタミル−α−メチルフェニルアラニル−トリブチル−トメ
チルセリル−チロシル−D−シクロへキシルアラニル−ロイシル−アルギニル−
プロリルエチルアミド:(ピロ)グルタミル−ヒスチジル−トリブチル−N−メ
チルセリル−チロシル−D−リシル(N−ε−ピラジノイル)−シクロヘキシル
アラニル−アルギニル−プロリルエチルアミド;N−アセチルサルコシル−D−
3−4−フルオロフェニルアラニル−トリブチル−トメチルセリル−チロシル−
D−トリブチル−ロイシル−リシル(トε−イソプロピル)−プロリルエチルア
ミド;N−アセチルフェニルアラニル−D−3−4−クロルフェニル−アラニル
−D−3−(1−ナフチル)アラニル−N−メチルセリル−チロシル−D−プロ
リル−ロイシル(トε−イソプロピル)−リシル−プロリルエチルアミド;
ドアセチルサルコシル−ヒスチジル−3−(1−ナフチル)アラニル−N−メチ
ルセリルーチロシルートチロシルーシクロヘキシルアラニルーアルギニループロ
リルエチルアミド;ドアセチルサルコシル−〇−フェニルアラニルーD−千aシ
ル−(O−メチル)−トメチルセリル−チロシル−D−セリル−ロイシル−アル
ギニル−プロリルエチルアミド;トアセチルサルコシル−フェニルアラニルート
(l−ナフチル)アラニル−トメチルセリル−チロシル−D−セリル(0−1−
ブチル)−ロイシル−アルギニル−プロリルエチルアミド;(ピロ)グルタミル
−フェニルアラニル−トリブチル−トメチルセリル−チロシル−D−トリブチル
−ロイシル−リシル(トε−イソプロピル)−プロリルエチルアミド;(ピロ)
グルタミル−ヒスチジル−3−(1−ナフチル)アラニル−トメチルセリル−チ
ロシル−〇−3−(2−ナフチル)アラニル−ロイシル−リシル(トε−イソプ
ロピル)−プロリルエチルアミド。
実施例5
実施例2に記載した方法を用いると共に適当なアミノ酸に変えて、次の化合物を
製造することができた:(ピロ)グルタミル−ヒスチジル−トリブチル−N−メ
チルセリル−チロシル−D−セリル(0−+−ブチル)−ロイシル−アルギニル
−プロリルエチルアミド;
N−アセチルサルコシル−ヒスチジル−3−(1−ナフチル)アラニル−トメチ
ルセリル−チロシル−〇−チロシルーロイシルーリシル(トε−イソプロピル)
−プロリルエチルアミド;(ピロ)グルタミル−D−フェニルアラニルートリブ
チルートメチルセリルーチロシルートシクロへキシルアラニル−ロイシル−アル
ギニル−プロリルエチルアミド;トアセチルサルコシルーヒスチジルートリプチ
ルートメチルセリルーチロシルー〇−【−ブチル−D−セリル−シクロへキシル
アラニル−リシル(トε−イソプロピル)−プロリルエチルアミド;
ドアセチルサルコシル−〇−α−メチルフェニルアラニルー3−(l−ナフチル
)アラニル−トメチルセリル−チロシル−0−+−ブチル−D−セリル−ロイシ
ル−アルギニル−プロリルエチルアミド;
N−アセチル−3−(2−ナフチル)アラニル−D−3−4−クロルフェニルア
ラニル−トドリプチル−N−メチルセリル−チロシル−D−チロシル−ロイシル
−アルギニル−プロリルエチルアミド;N−アセチルサルコシル−ヒスチジル−
トリブチル−N−メチルセリル−リシル(N−ε−ピラジノイル)−〇−リシル
(トε−二コチノイル)−ロイシル−アルギニル−プロリルエチルアミド;(ピ
ロ)グルタミル−ヒスチジル−3−(l−ナフチル)アラニル−トメチルセリル
−チロシル−D−プロリル−ロイシル−アルギニル−プロリルエチルアミド;
トアセチルサルコシルーヒスチジルートリプチルートメチルセリルーリシル(N
−ε−ピラジノイル)−D−シクロへキシルアラニル−シクロへキシルアラニル
ーオルニチニル(トδ−イソプロピル)−プロリルエチルアミド;
実施例1に記載した方法を用いたが、Boc−Lelの代りにBoc−トメチル
−ロイシンを用いると共にDMF中のBoe−トホルミルーD−Trp溶液に0
.1%DMAPを添加して、(ビC1lGIw4is−Trp−N−Me−3e
r−Tyr−D−Trp−N−Me−Lee−Arg−Pto−NflE+を製
造することができた。
実施例7
実施N1に記載した方法を用いたが、Cbt−(ピロ) Gluの代りにN−A
c−5irを用いると共にBoc−N−Me−3er (OBxl)の代りにB
oc−N−M!−DeAlaを用いて、樹脂に結合した保護ペプチドを作成した
。
この樹脂を先ず最初にエチルアミンで処理し、次いで実施例1に記載したように
HFで処理して粗生成物を得た。このペプチドを、実施例1に記載したと同じ条
件を用いる高性能液体クロマドグラフィーにより精製した。単一ピークとして3
1.05分に溶出するトリフルオロ酢酸塩としてのN−At−5*r−Fiロー
Trp−(3) −N−H−(2)−トMe−D*p−T7+−D−Trp−L
ei−AH−Pro−NHE+を回収し、次いで凍結乾燥した。F1b貫量スペ
クトル■/@+325(M” +fl)。アミノ酸分析値: 1.0Pro ;
1.0Arl ; 1.0Leu ; 1. ITtp ; L、 GTyr
;0、9Bis ; 1.0GIi。
実施例8
実施例7に記載した方法を用いると共に適するアミノ酸に変えて、次のペプチド
を製造することができた:(ピロ)グルタミル−ヒスチジル−トリブチル−3−
トエチルー2−トメチルー2,3−ジアミノプロピオニル−チロシル−D−トリ
ブチル−ロイシル−アルギニル−プロリルエチルアミド;ドアセチルサルコシル
−D−フェニルアラニル−D−トリブチル−3−N−エチル−2−N−メチル−
2,3−ジアミノプロピオニル−チロシル−O−チロシル−ロイシル−アルギニ
ル−プロリルエチルアミド;
ドアセチル−3−4−クロルフェニルアラニル−D−フェニルアラニル−3−(
l−ナフチル)アラニル−3−1エチル−2−N−メチル−2,3=ジアミノプ
ロピオニル〜チロシル−D−リシル(N−ε−ニコチノイル)−ロイシル−アル
ギニル−プロリルエチルアミド;Cドアセチル−3,4−デヒドロ−プロリル−
〇−3−4−クロルフェニルアラニル−〇−トリブチル−3−トエチルー2−ト
メチルー2.3−ジアミノプロピオニル−チロシル−〇−リシル(トε−ピコロ
イル)−バリルーリシル(トε−プロピル)−プロリルエチルアミド;このペプ
チドは次の反応式:
%式%
にしたがう古典的な溶液合成で作成した。
断片(1)の合成は実施例2に記載され、断片(2)の合成は^、 S、 Du
ty、 J、 Med、 Che+eユ1.1011 (1978)に記載され
ている。断片(2ン を水添分解により断片(3) まで変換させ、さらに断片
(3)をDCC/HOBtにより断片(11と結合させた。この生成物を、実施
例1に記載したと同様な条件を眉いる高性能クロマトグラフィにより精製した。
実施例10
実施例3の方法を用いたが、Bo’c−D−(21Ns l’の代りにB6cm
D−3−(2−ベンズイミダゾリル)アラネートまたはBoc−D−3−(2−
ベンゾキサゾリル)アラネートを用いてドアセチルサルコシル−フェニルアラニ
ル−トリブチル−N−メチルセリル−チロシル−3−(2−ベンズイミダゾリル
)−D−アラニル−ロイシル−アルギニル−プロリルエチルアミドおよびドアセ
チルフェニルアラニル−D−3−4−クロルフェニルアラニル−〇−トリブチル
ーN−メチルセリル−チロシル−3−(2−ベンゾキサゾリル)−D−アラニル
−シクロヘキシルアラニル−アルギニル−プロリルエチルアミドをそれぞれ与え
ることができた。
実施例LI
N−Ae−5!t−D−Ph e−D−T t p−N−Me−3t r−T7
r−D−(3) −Pt 1−Lell−^rl−Pro−NHEf
実施例1の方法を用いたが、Boc−D−Luの代りにBoe−3−(3−ピリ
ジル)−D−Al*を用いると共に、この酸に対するカップリングをそれぞれ5
時間ずつ4回行ないドアセチルサルコシル−〇−フェニルアラニルーD−トリブ
チル−トメチルセリル−チロシル−D−3−ピリジルアラニル−ロイシル−アル
ギニル−プロリルエチルアミドを得ることができた。
実施例1に記載したと同じ方法および同じアミノ酸を用いて、CI+t−(ビc
r) Gla4is(Chz)−Trp−(N−ホルミル) −N−Me−5e
r(OBzl)−τ7+ (0−2−Br−Cbt) −D−Trp (N−ホ
ルミル)−Leu−Arg(ToI)−Pro−0−樹脂を得た。このペプチド
樹脂を10%ジメチルエタノールアミンを含有するメタノール(4ml)および
エチルアミン(3Qtl)で処理した。混合物を室温にて3日間撹拌した。樹脂
を濾別し、濾液を減圧濃縮した。残留物を水でトリチル化し、固体をP2O4で
24時間乾燥させて保護ペプチドを乾燥した白色粉末として得た。保護基を、1
mlのアニソールおよび0,5mlのジメチルホスファイトの存在下に無水液体
HFで0℃にて1時間処理して除去した。過剰の試薬を減圧除去し、残留物をメ
タノールに溶解させ、次いで減圧濃縮した。残留物をエーテルで2回洗浄し、次
いで(1:1:0.1)の水コアセトニトリル:酢酸の溶液に溶解させ、濾過し
、次いで凍結乾燥して粗生成物を得た。
これを25atr X 2.5 !グイナマックスc−18カラム(25〜40
μ)での高性能液体クロマトグラフィにより精製し、その際実施例1に記載した
と同じ濃度勾配を用いた。この生成物は単一ピークとして36.5分で溶出する
ので、これを回収し、さらに凍結乾燥して純粋な(21−11−(エチルアミン
カルボニル)15)−トリチルアミンーG l u−Hi s−T r p−N
−11e−3e r−T7 r−D−T rp−Le O−A t g−P r
o−NHd +
をトリフルオロ酢酸塩として得た。Fab ii量スペクトルm/e1412
(M+ll) 、アミノ酸分析値+ 1.0Pro ; 1.2Arg ; 1
.0Lea ;0、9T7+ ; Q、 9T+p ; Q、 81(is ;
0.6Glu。
実施例13
(ピロ) −Glu−Hit−T+p−N−M+−3et−77+−5,7−[
2−(S−3−アミノ−2−オキソピロリジン−1−イルl−5−2−イソプロ
ピルメチルアセチル1−^+g−Pro−NtlEt(ピO) −Glu−[1
i+−丁rp−トMe−3er−T1t−6,7−[2−(S−3−アミノ −
2−才キソビロリジン−1−イル)−3−2−イソプロピルメチルアセチルj−
^+g−Pro−NHEjを次の工程にしたがって作成した:(*> 1l−A
rq (Tos) −PrO−NHEfBoc−Pro−0−樹脂(メリフィー
ルド樹脂)を用い保護解除し、かつRoe−Arg(Tox)と固相で結合させ
て保護ジペプチドArq (Tol)−P+0−NHF、tを製造することがで
きる。その際実施例1に記載したと同じ装置および同じ手順を用いると共に、次
いでペプチド樹脂を上記した保護解除用の溶液で保護解除した。次いで、得られ
たArg (Tos)−Pro−0−樹脂をエチルアミンにより室温にて48時
間処理した。後処理と水による生成物のトリチル化とP 20 sでの乾燥とは
H−Arg−(Tog)−P+o−NTIEtを与えた。
Boe−(2−(S−3−アミノ−2−オキソピロリジン−1−イル) LS−
2−イソプロピルメチル酢酸をり、 F、ペパーらの米国特許第4、493.9
34号に記載された手順を用いて合成することができた。
10ミリモルのBoc−[2−(S−3−アミノ−2−オキソピロリジン−1−
イル)−3−2−イソプロピルメチル酢酸を脱気したD M F 70!11に
溶解し、窒素下で0℃まで冷却した。19ミリモルの上記したH−Arg (T
os) −Pro−NTIEt 3Qmlの脱気した[IMFに溶解し、次いで
冷却した。この酸溶液にIIミリモルのジフェニルホスホリルアジドと11ミリ
モルのトリエチルアミンとを添加し、次いで予備冷却されたペプチド溶液を添加
した。反応混合物を0℃にて3時間、次いで室温にて1晩撹拌した。生成物を後
処理し、さらにシリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて精製し、7Q:3
0:3のクロロホルム/メタノール/アンモニア水溶液で溶出させた。
(dl [2−(S−3−アミノ−2−才キソピ口リジン−!−イル)−5−2
−イソプロピルメチルアセチルj−アルギニル(TOt)−プロリルエチルアミ
ド
前記反応から得られたBoc−[2−(S−3−アミノ−2−オキソピロリジン
−I−イル)−5−2−イソプロピルメチルアセチル]−アルギニル(Tos)
−プロリルエチルアミドを、0℃にて1.5%のアニソールと1%のジメチルホ
スファイトとを含有するトリフルオロ酢酸(60ml )に溶解させた。この溶
液を室温にて30分間撹拌し、次いで減圧濃縮した。残留物をエーテルで2回洗
浄し、P2O5で乾燥して[2−(S−3−アミノ−2−オキソピロリジン−1
−イル) −8−2−イソプロピルメチルアセチル1−アルギニル(rosl−
プロリルエチルアミドを得た。
Cbx−(ピロ)σIj4ig (Cbt)−Trp−W−Me−5er (O
Bzl)−Tlr−(0−2−Br−Cbt)−0−樹脂を実施例1に記載され
た面相法によって合成したが、Boc−τ7r ((1−2−Br−Cbz)−
0−樹脂(メリフィールド樹脂)から出発し、保護解除し、さらに順次に保護ア
ミノ酸:すなわちBoa4−Ms−5et(OBzI)、 Boc4rp(N−
ホルミル) 、Boa−旧s (Cbr)とCbt−(ピロ)GIllとに結合
させた。得られたCbt−(ピo) Gla−His (Cbz) −Trp
(N−ホルミル) −N−Me−3et−(OBtl)−Trr(0−2−Br
−Cbr)−0−樹脂を、無水ヒドラジンにより10%メタノール溶液中で室温
にて48時間処理した。樹脂を濾別し、濾液を減圧濃縮した。残留物をエーテル
でトリチル化し、次いでP 20 sで乾燥してCh!−(ピ’) Glu−旧
s (Cbx)づ「p−トMe−3er(08xl)−T7r−(0−2−Br
−Cbxl−NHNH2を得た。
−8−2−イソプロピルメチルアセチル1−Arg (Tom) −Pro−N
HEt2.6 ミリモルのヒドラジドCbt−(ピC2) Gla−Hit(C
bり−T+p−11−Me−3et(OBxl)−Trt−(0−2−Br−C
bgl 4HNH2を脱気D M F 2fialに溶解し、窒素下で一10℃
まで冷却した。この溶液に2.4mlの5.8M塩酸/THFを添加した。反応
混合物を一25℃まで冷却し、これにイソアミルナイトライド/DMFの(1:
19)溶液を澱粉/Kl試験反応が陽性となるまで添加した。約16m1の溶液
を要した。TLCによりヒドラジドの残留がないことを確かめた上で、反応混合
物を一40℃まで冷却し、これに上記で得られた[21S−3−アミノ−2−オ
キソピロリジン−1−イル)−5−2−イソプロピルメチルアセチル]−アルギ
ニル(Tos)−プロリルエチルアミドの冷DMF溶液(4ml)を添加した。
llHをトリエチルアミンにより8まで上昇させた。反応物を一20℃にて24
時間撹拌し、次いでpgを8に再調整した。さらにペプチドを添加すると共に、
反応物をさらに同温度にて24時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮し、残留物
を水でトリチル化した。固体を濾過し、次いでP2O5で乾燥してCb!−(ピ
C7) Glm−旧s (Cb+) −Trp−N−Ms−3er (08!
l) −Tyr−(0−2−Br−Cbs) −6,7−[2−(S−3−アミ
ノ−2−オキソピロリジン−1−イル)−5−2−イソプロピルメチルアセチル
j−Arl(Tos)−Pro−NHEIを得た。
(g)(ピo) Gln−H1@−Trp−N−Me−8er−T7r−6,7
−[2−(S−3−アミノ−2−オキソピロリジン−1−イル)−5−2−イソ
プロピルメチルアセチル]−Ar −Pro−NHE+
前記実験から得られたCb!−(ピo) Glu−His(Cbs)−Trp−
N−Me−5er (OB! l) −T7r−(0−2−Br−Cb+) −
6,7−[2−(S−3−アミノ−2−オキソピロリジン−1−イル)−S−2
−イソプロピルメチルアセチル1−Atg(Tosl−Pro−NHEIを、無
水弗化水素(10ml)によりアニソール(1,5m1)およびジメチルホスフ
ァイト(1ml)の存在下に0℃にて1時間処理した。過剰の試薬を減圧除去し
、残留物をエーテルで3回洗浄し、次いで(1: 1)の水/アセトニトリル溶
液(3,0m1)に溶解し、凍結乾燥した。粗生成物をHPLCにより精製して
(ビo) Glu−His−Trp−トMe−3et−77r−6,7−[2−
(S−3−アミノ−2−オキソピロリジン−1−イル)−5−2−イソプロピル
メチルアセチル]−Arg−Pto−NHEjを得た。
実施例14
N−AeSsr−Hig−Trp−トMe−3et−Ttr−D−Trp−Ls
a−Arq−Pro−NHEIN−AcSu−旧s−Trp−N−11g−1s
t−TYt−D−Trp−Let−Arq−Pro−N!IE+を実施例1に
記載された装置1右よび方法を眉いて合成したが、ただしくビo) Gl−の代
りにN−Ac5*rを用い、さらにRoe−D−Letの代りにBoc−D−T
rp−(N−ホルミル)を用いた。粗生成物を25alX2.5amグイナマッ
クスC−18カラム(25〜40μ)での高性能液体クロマトグラフィーにより
精製し、その1189%H20/11%CH3CN10.1%rFA−49%H
2O151%CH3CN10.1%TFAの範囲の濃度勾配における溶剤混合物
を50分間にわたって用いた。流速は15m1/sinとし、[lV検出は26
G++Mで行なった。
生成物は単一ピークとして17.59分に溶出するので、これを回収し、さらに
凍結乾燥して純粋な(ピロ) Gln−旧s−ftp−N−M*−5sr−Ty
+−D−Trp−Leu−^tg−Pro−11HEIをトリフルオロ酢酸塩と
して得た。Fib質量スペクトルl/e129g (M+H)+アミノ酸分析値
:1、0Pro、 1. IArg+ 1.1Lsu、 1.6Trp、 1.
0Trr、 0.9H4s 。
実施例15
(ピo) GIII−His−Trp−N−Me−3er−T7+−D−Trp
−Let−A+q−Pto−NHEI(ピロ)GIII−旧s−Trp−N−M
<−3!r−T7「−D−Trp−Lsm−Arg−Pto−NHEjを実施例
1に記載された装置および方法により合成したが、ただしBoc−D−Luの代
りにBoc−D−Trp−(N−ホルミル)を用いた。
粗生成物を上記した条件にしたがい高性能液体クロマトグラフィーによって精製
した。生成物は単一ピークとして33.7分に溶出するので、これを回収し、さ
らに凍結乾燥して純粋な(ピロ)Gl@−[1is−Trp−N−Mt−S@t
−Tyr−D−Trp−LeII−Atl−Pto−NHEjをトリフルオロ酢
酸塩として得た。F1b質量スペクトルm/*1296(M+Il)”アミノ酸
分析値: 1. IPro、 1. OArg、 1. OLew、 1.6T
rp、 1.0Trr、 1.011is、 0.8 Glo 。
実施例16
N−AcSs r−His−Ttp−N−Me−9t +−T7 +−D−2−
N* l−Leu−Arg−Pto−社L■2
N−AcSsr−[1is−Trp−11−Me−Ser−T7r−D−2−N
*l−Let−Arq−Pro−G17−Hig2を実施例3に記載された装置
および方法により合成したが、Cb!−(ピロ) Gliの代りにN−AcSg
rを用いた。粗生成物を上記の条件にしたがい高性能液体クロマトグラフィーを
用いて精製した。生成物は単一ピークとして24.5分に溶出するので、これを
回収し、さらに凍結乾燥して純粋なN−AcSgr−[1i+−Trp−N−M
s−3er−TYt−D−24*I−Lew−Arg−Pro−G17−H2を
トリフルオロ酢酸塩として得た。F1b質量スペクトルm/!H38(M+[I
)+アミノ酸分析値: 1.0Gly、 1.1Pro、 0.9Arl、 1
.0Lea、 1.0T7r、 0.877p、 0.811i+。
実施例17
N−Ac−D−4−Cl−Ph!−ト4−CI−Phe−D−Trp−N−Me
−3er−T7r−D−Trp−Leu−Arg−Pro−D−山一11112
D−4−Cl−Ph e−D−4−Cl−Ph e−D−T t p−N−Me
−S e t−T7 r−1)−T t p−Le a−A@t g
−Pro−D−Alz−)IH,、を実施例3に記載された装置および方法によ
り合成したが、Cbx−(ピロ) Glu とBcc−flis−N−in−C
brの代りにBow−D−4−CI−Pheを用いると共にBoe−Trp (
N−インドールホルミル)とBoc−D−2−N* l との代りにBoc−D
−Trp−(N−インドールホルミルを用い、さらにBoa−G17−0−樹脂
の代りにBoC−D−Ali−0−樹脂を用い、BOC基をTFAによりペプチ
ド樹脂から除去すると共にアセチルイミダゾールを用いてN−末端をアシル化し
た。保護ペプチドを無水アンモニアにより樹脂から切除した。次いで、アニソー
ルとジメチルホスファイトとの存在下に0℃にて1時間にわたり液体11Fで処
理して、保護基を切除した。粗生成物を高性能液体クロマトグラフィーにより精
製してN−Ae−D−4−CI−Phe−D−4−CI−Phe−D−T t
p−N−Me−5e t−Ty r−D−T+ p−Leu−Arg−P t
o−[1−人1x−NH2実施例17に記載した方法を用いると共に適するアミ
ノ酸に変えて、次の化合物を合成することができたニドアセチル−3,4−デヒ
ドロプロリル−〇−3−4−クロルフェニルアラニル−D−1−リプチル−トメ
チルセリル−チロシル−[1−トリブチル−ロイシル−アルギニル−プロリル−
D−アラニルアミド;N−アセチル−(δ)3.4−プロリルート3−4−フル
オロフェニルアラニル−D−2−ナフチルアラニル−N−メチルセリル−チロシ
ル−D−2−ナフチルアラニル−ロイシル−アルギニル−プロリル−〇−アラニ
ルアミド;
ドアセチル−D−3−4−クロルフェニルアラニル−D−2−ナフチルアラニル
ート トリブチル−N−メチルセリル−チロシル−D−アラギニルーロイシルー
アルギニルーブロリルーD−アラニルアミドニドアセチル−D−3−4−クロル
フェニルアラニル−〇−フェニルアラニルーD−1−ナフチルアラニル=N−メ
チルセリル−チロシル−D−3−ピリジルアラニル−トメチルロイシル−アルギ
ニル−プロリル−D−アラニルアミド;
N−アセチルプロリル−D−3−4−クロルフェニルアラニル−D−トリブチル
−トメチルセリル−チロシル−D−2−ナフチルアラニル−シクロへキシルアラ
ニル−リシル(N−ε−イソプロピル)−プロリル−D−アラニルアミド。
実施例1に記載したと同じ手順および方式を用いたが、BOC−N−Me−Ph
eをBOC−Hi+ (N−iII−CBz)の代りに用い、BOC−D−Tr
p (N−インドールホルミル)をBOC−D−Leuの代りに用い、BOC−
3et (OB+’l)をBOC−N−Me−3er (O1l!+1の代りに
用い、さらにBOC−Trp (N−インドールホルミル)の代りにCbz−p
−Glaの溶液1″−0,1%DMAPを添加すると共に、上記と同じ後処理に
したがって(ピロ) GIO−トMe−Phe”Trp−3u−T7r−D−T
rp−Lea−Arg−Pro−NI’lE4を粗生成物として得た。この化合
物を上記と同様にIIPLcにより精製した。生成物は単一ピークとして27,
3分に溶出する。Fab質量スペクトルm/e1306 (M+H) アミノ酸
分析値: L、 0Pro、 1. lArg、 l、 0Lea、 L、 6
Tap、 Q、 9TB、 Q、7Se+、 0.9Glu。
実施例20
(ピo) Gla4is−Trp−3et−N−Me−T7r−D−Trp−L
ea−Arg−Pro−NHEt実施例1に記載したと同じ手順および方式を用
いたが、BOC−D−Trp(N−インドールホルミル)を、BOC−D−Le
uの代りに、BOC−3er(OBxl)をBOC−N−Me−5er (OR
1++の代りに、BOC−トhie−Trr (0−1゜6−di−CI−B!
l)をBOC−T7+ (0−Br−CBx)の代りにそれぞれ用いると共に、
BOC−Trp (N−インドールホルミル)の溶液の代りにBOC−3er(
OBxl)の溶液に0.1%DM、APを添加し、上記したと同じ後処理にした
がい(ピロ) Glc−旧+−Trp−5er−N−Me−T7r−D−Trp
−Leu−Arg−P+o−NHE+を粗生成物として得た。この化合物を上記
したように1lPLcにより精製した。生成物は単一ピークとして25.15分
に溶出する。Fxb質量スペクトルa+/e1296 (M+H) アミノ酸分
析値: 1. IPIo、 1.2A+g、 1. ILeu、 L、 3T+
p、 Q、 7Ser、 0.9日ia、 o、 9Gla。
実施例20に記載したと同じ手順および方式を用いたが、BOC−D−Leuを
インドールホルミル)を、BOC−D−Trp (N−インドールホルミル)の
代りに用いると共に上記したとおなじ後処理にしたがって(ピロ) Glu−[
1i+−丁rp−3et−N−11e−T7r−D−Lea−Leu−Atg−
P+oNHEtを粗生成物として得た。この化合物を上記したように11PLC
により精製した。生成物は単一ピークとして16.8分に溶出する。Fxb質量
スペクトルm/e1223 (M+H) アミノ酸分析値、1.0Pro、 0
.9Arg、 1.5Lea、 0.6Set、 0.9Trp、 0. aH
is、 G、 8Glu 0実施例1に記載したと同じ手順および方式を用いた
が、BOC−3e+(Hxl)をBOC−トMe−5et (OB!l)の代り
に、BOC−トMe−D−LeIIをBOC−D−Leuの代りにそれぞれ用い
ると共に、BOC−Trp (N−インド−ルホルミル)の溶液の代りにBOC
−77r (0−Br−Cbs)の溶液に0.1%DMAPを添加して上記と同
じ後処理にしたがい(ピロ)Gill−1(is−Trp−5er−Tyr−N
−Me−D−Lea−Lea−^rg−P+oNHEtを粗生成物として得た。
この化合物を上記したようにHPLCにより精製した。
生成物は単一ピークとして34.3分に溶出する。Fgb質量スペクトルm/5
1223 (M+H)+アミノ酸分析値:1. OP+o、 0.9Arg、
Q、 8Leo。
0、8TT1. Q、7Ser、 0.7T+p、 0.9Hi+、 0.9
Gla。
実施例1に記載したと同じ手順を用いたが、BOC−3et(OB+1)をBO
C−N−ile−3er (OBxl)の代りに、BOC−D−Trp (N−
インドールホルミル)をBOC−D−Leuの代りに、BOC−N−Me−Ar
g(Tog)をBOC−Arg(Tos)の代りにそれぞれ用いると共に、BO
C−Trp (N−インドールホルミル)の溶液の代りにBOC−Leaの溶液
に0.1%DMAPを添加し、かつ上記したと同じ後処理にしたがい(ピロ)
Glu−Hit−Trp−3e+−T7+−D−Trp−Lea−N−Me−A
rg−P+oNHEtを粗生成物として得た。この化合物を上記したと同じ条件
を用いてHPLCにより精製した。
実施例24
(ピロ) Glu−Hit−トMe−T+p−Set−T7r−D−Trp−L
ea−Arg−PtoNHEt実施例1に記載したと同じ手順を用いたが、BO
C−3er(OBrl)をBOC−N−Me−3e「(01+llの代りに、B
OC−N−Me−Trp (N−インドールホルミル)をBOC−Trp (N
−インドールホルミル)の代りに、aOC−D−Trp(N−インドールホルミ
ル)をBOC−D−Leuの代りにそれぞれ用いると共に、BOC−旧s (N
−im−CBz)の溶液に0.1%DMAPを添加し、さらに上記と同じ後処理
にしたがって(ピロ)Gla−E[is−N−Me−Trp−3s+−T7r−
D−Lell−^rg−ProNHE4を得、次いで上記と同じ条件を用いてH
PLCにより精製した。
実施例25
(ビo) Gla−旧+−N−Me−1−Nx l−3er−1−3er−Ty
r−D−Trp−N−一実施例1に記載したと同じ条件を用いたが、BOC−5
*r(OBXl)をa、OC−トMe−3er (OBx l)の代りに、BO
C−トMe−1−N*lをBOC−Trp (N−インドールホルミル)の代り
に、 BOC−D−Trp(N−インドールホルミル)をBOC−D−Leaの
代りにBOC−N−Me−L!nをBOC−Leuの代りにそれぞれ用い、かつ
BOC−Trp (N−インドールホルミル)の溶液の代りにBOC(N−is
−CBz)−HisとBOC−D−Trp (N−インドールホルミル)の溶液
に0.1%DMAPを添加し、(ビo) Glu−Hit−N−To−1−Nt
l−5er−T7「−D−Trp−N−Ms−Lea−Arg−ProNHE+
を得ることができ、次いでこれを上記と同じ条件を用いてHPLCにより精製し
た。
実施例1に記載したと同じ手順および方式を用いたが、BOC−Pro−0−樹
脂(メリフィールド樹脂)の代りに、BOC−D−Alt−NH−樹脂(4−メ
チルベンズヒドリルアミン樹脂)を用い、Ca4− (ピロ)−Glaの代りに
N−Ac−Proを用い、BOC−旧s (N−is−Cat)の代りにBOC
−4−CI−D−Pheを用い、BOC−Trp (N−インドールホルミル)
とBOC−D−Leaとの代りにBOC−D−Trp (N−インドールホルミ
ル)を用い、BOC−T7r [0−2−Br−CB21 の代り1こBOC−
N−hig−丁7r (0−2,6−Di−CI−B11)を用いると共に、B
OC−Trp (N−インドールホルミル)の溶液の代りにBOC−3tr (
OB!++の溶液に0.1%DMAPを添加し、かつ樹脂におけるペプチドのN
−末端をN−アセチルイミダゾールによりアシル化して、ペプチド樹脂N−Ac
−3,4−デヒドロ−Pr o−4−CI−D−Pb e−D−T+ p−5s
t (OR1+) −N−Me−Ty r−(0−2,6−d i−CI−a
x@1)
−D−Trp (ll−インドールホルミル)−Lea−Arl (Tl+1)
−Pro−D−Alx−11H−樹脂を得ることができた。このペプチドを、5
%アニソールと5%ジメチルホスファイトとの存在下に0℃にてHFで処理して
樹脂から切除した。後処理しかつHPLC精製した後、N−Ac−3,4−デヒ
ドa−Pro−4−CI−D−Phs−D−Trp−3er−N−111e−T
7r−D−Trp−LeIl−Arg−Pro−D−出NH2を得ることができ
た。
実施例26に記載したと同じ手順および方式を用いたが、BOC−D−AlsN
H−樹脂の代りにBOC−S*r−N[+−樹脂(4−メチルベンズヒドリルア
ミン樹脂)を用い、N−Ac−3,4−デヒドロ−Proの代りにCB2−p−
Glaを、BOC−4−CI−D−Pheの代りにBOC−Phsを、3位置に
おけるBOC−D−Trp (N−インドールホルミル)の代りにBOC−Tr
p (N−インドールホルミル)を、BOC−3er (Obl)の代りにBO
C−N−Ms−3er(OBrl)をそれぞれ用い、さらにBOC−Trp−(
N−インドールホルミル)とBOC−Proの溶液に0.1%DMAPを添加し
、HF切除と後処理とHPLC精製との後にN−Ac−3tt−Phe−Ttp
−トMe−3er−T7+−D−Ttp−Lea−Arg−Pro−3ttNH
2を得ることができた。
実施例28
ト^c−5xr4−Me−旧+−Trp−5e「−N−Me−T7r−D−T7
r−Lsa−Arg実施例1に記載したと同じ手順および方式を用いたが、BO
C−N−11e−旧t (N−in−CBZlをBOC−旧I(N−is−CB
2)の代りに、BOC−5er−(OB+l)をBOC−H−Me−5et (
OBzl)の代りに、BOC−N−Me−T7+ (0−2,6−di−CI−
B+llをBOC−Trr (0−2−8+−CB2)の代りに、BOC−D−
T7+ (0−2−To−Cbr)をBOC−D−Leuの代りにそれぞれ用い
ると共に、BOC−Trp(N−インドールホルミル)の溶液の代りにN−Ac
−5arおよびBOC−3et (OR11)の溶液に0.1%DMAPを添加
し、次いで後処理とHPLC精製との後に(ピロ) Glo−N−Me−旧x−
Trp−8er−N−Me−丁yr−D−T7r−Lea−Arg−PtoNH
Etを得ることができた。
実施例26に記載したと同じ手順を用いたが、6位置におけるBOC−D−Tr
plN−インドールホルミル)の代りにBOC−[1−Arg (Tos)を用
い、BOC−Leaの代りにBOC−N4e−Leuをそれぞれ用いると共に、
BOC−D−Arg (Tos)の溶液に0.1%DMAPを添加し、さらに後
処理とHPLC精製との後にN−Ac−3,4−デヒドo 4ro−D−4−C
I−Phe−D−Trp−3e+−N−Me−T7r−D−Arg−トMe−L
ea−Arg−Pro−D−八l!NH2を得ることができた。
実施例30
実施例27に記載したと同じ方式および手順を用いたが、aOC−N−M+−P
heをBOC−Ptuの代りに、BOC−5er(OB+l)をBOC−トMe
−Se+(08+l)の代りに、BOC−N−Me−T7+ (0−2,6−d
i−CI−B+ 1)をBOC−77+ (0−2−Br−CBz)の代りにそ
れぞれ用いると共に、BOC−Trp (N−インドールホルミル)の溶液の代
りにCB2− (ピロ) GlaとBOC−3e+(CBzl) とBOC−P
+oとの溶液に0.1%のDMAPを添加し、さらにHF切除と後処理とHPL
C精製との後に(ピロ) Glu−N−Me−Phe−Trp−5s+−ト11
e−T7+−D−Trp−Lea−Arg−Pro−SuNH2を得ることがで
きた。
実施例1に記載したと同じ方式および手順を用いたが、ト^C−5!IをCBZ
−(ピo)−Gloの代りに、BOC−トMe−Tyr (0−2,6−di−
CI−8!l)をBOC−T7r (0−2−Br−CBX)の代りに、BOC
−D−Trp (N−インドールホルミル)をBOC−D−Leaの代りにそれ
ぞれ用いると共に、BOC−N−Me−5er (CBz l)溶液に0.1%
DMAPを添加し、さらに後処理とHPLC精製との後にN−Ac−3u−Hi
t−Trp−N−N−Ac−3u−Hit−Trp−N−丁+p−Lea−^+
g−P+oNHEfを得ることができた。
実施例21に記載したと同じ方式および手順を用いたが、トAc−5xrをCb
t−(ピロ) Gluの代りに、BOC−3−TieをBOC−His (N−
im−CBz)の代りに、BOC−D−Trp (N−インドールホルミル)を
BOC−D−L!uの代りに、BOC−N4e−LeuをBOC−[、euの代
りにそれぞれ用いると共に、BOC−D−Trp−(N−インドールホルミル)
の溶液に0.1%DMAPを添加し、さらに後処理とHPLC精製との後にN−
Ac−3g +−3−T i c−T t p−N4e−77+−D−T t
p−N−Me−Ls a−L e a−^rg−ProNHEtを得ることがで
きた。
チノイルl −D−Ly+ (N−ε−ニコチノイルl −Lea−Ly+ (
N−ε−イソプロピル) −Pro−D−AI!NI’12実施例1に記載した
と同様な手順および合成法を月いたが、BOC−D−A l z−NH−樹脂(
4−メチルベンズヒドリル樹脂)をBOC−Pro−0−樹脂(メリフィールド
樹脂)の代りに用いると共に、次の順序およびカップリング法にしたがってアミ
ノ酸をカッブリI BOC−Pro 2回−1h
2 BOC−Lys (N−tニーイソプロピル−N−ε−CBXI 2回−1
h3 BOC−Lea 2回−1h
4 BOC−D−Lr+ (N−ε−FMOC) 、 2回−1h5 BOC−
Ly+(N−ε−FMOC) 2回−1h6 BOC−3−D−Pal 4回−
2h7 BOC−N−Me−D−4−CI−Phe 4回−1h8 ト^c−D
−2−Nsl G、1%DMAP含有 4回−1u合成を完結した後、樹脂をC
H2Cl2における20%ピペリジン溶液で8時間処理して、FMOC保護基を
2個のL7sから除去した。CH2Cl2で数回洗浄すると共に減圧乾燥した後
、樹脂上のペプチドをペプチド合成装置と2回の1時間カップリング法によりニ
コチン酸とカップリングさせた。次いで、ペプチドをアニソールとジメチルホス
ファイトとの存在下に0℃にてHFにより1時間にわたり樹脂から切除して、ト
^c−D−2−N鳳1−N−Me−D−4−CI−Phe−3−Pll−br−
Lrs−(N−t−ニコチノイル)−D−LFI−(N−g−ニコチノイル)
−Lea−L7s (N−s−イソプロピル)−Pro−D−^IJH2を粗生
成物として得た。このペプチドは、上記条件を用いてHPLCにより精製するこ
とができた。
実施例33に記載したと同じ手順、方式およびアミノ酸を用いたが、BOC−3
x+−88−樹脂(4−メチルベンズヒドリルアミン樹脂)をBOC−D−A
l !−NH−樹脂の代りに用い、さらにBOC−Proの溶液に0.1%DM
APを添加し、次いで後処理とHPLC精製との後にト^e−D−2−Nx l
−N−11e−D−4−CI −Ph e−D−3−Pll −5e r−L
7 g −(N−a−ニコチノイルI−D−Ly+−(N−g−二:tナノイル
1−Lea−L7i−(11−ε−イソプロピル)−Pro−3zrNH2を得
ることができた。
チノイル)−D−L71− (N−g−二:rチノイル)−Lea−L7s−(
N−e−イソプロピル) −?o−D−由NHま
たが−ROC−!l−11−Sar rlLRtll 享ROC−3er IQ
−Rtllの粋hl二田い一実施例33に記載したと同じ手順、方式およびアミ
ノ酸を用いたが、BOC−D−4−CI−PheをBOC−tl−Me−D−4
−CI−Pheの代りに、BOC−N−Me−3er (OBzl)をBOCJ
e+ (OBzl)の代りにそれぞれ用いると共に、BOC−P! lの溶液に
のみ(1,1%DMAPを添加し、後処理とHPLC精製との後に所望の化合物
を得ることができた。
実施例36
N−Ac−D−2−N! 1−D−4−Cl−Ph e−D−3−P ! l
−3e r−N−Me−T7 t−D−L7 +−(トε−ピコロイル)−Le
o−Ly+−(N−ε−イソプロピル)−Pro−ト山NH2
実施例33に記載したと同じ手順、方式およびアミノ酸を用いたが、80C−ト
Me−77+ (0−2,6−di−CI−Bxl)をBOC−L7g−(N−
g −FMOC)の代りに用い、BOC−5er (OBzl)のDMF溶液に
のみ0.1%DMAPを添加し、最後にニコチン酸の代りにピコリン酸と結合さ
せた。後処理およびHPLC精製の後、所望の化合物を得ることができた。
実施例37
N−A c−D−2−Ns I−D−4−Cl−Ph e−[1−3−P t
l −N−Me−3e r−Tr +−D−Lt s−(N|t
−4−ピラジノイル)−Lsa−Ly+−(N−ε−イソプロピル) −Pro
−D実施例33に記載したと同じ手順、方式およびアミノ酸を用い/+−A11
N Dlllz−1!”III−J!l lすD番lノτDllu−JC+ 1
17−OBzl vノ1〜ソ Il+ Mi u ’ 5
BOC−[)−3−PllのDMF溶液にのみ0.1%DMAPを添加し、最後
にニコチン酸の代りに4−ピラジンカルボン酸とカップリングさせ、後処理およ
びHPLC精製の後に所望の化合物を得ることができた。
分析法
本発明による化合物の生理活性を次の分析法により決定した(a)リセブタ結合
放射リガンドリセプタ結合分析を、文献[+、 Muion等、Mol。
−diGI7”]−LHRflエチルアミドをクロラミン−T法により放射性沃
素化すると共に、放射リガンドとして用いた。LHRHリセブタを含有する下垂
体膜をヒルトップ・ラボラトリーズ社から得られた急速凍結ラット下垂体からバ
ッチで作成した。放射リガンド(50ρM)とリセブタと試験すべき化合物とを
一緒に4℃にて2時間培養した。結合したリガンドを遠心分離および吸引によっ
て遊離リガンドから分離した。化合物を6回の半対数濃度増分に従い試験すると
共に、平衡解離恒数(pKt )の負対数を特定結合した放射リガンドの5G%
に対応する濃度から計算した。
この分析は、文献[H,A、l1nnihら、E++d+ocrinoloH1
182599(19H)]から採用した。ラット下垂体を未成熟の雄ラットから
除去し、磨砕し、かつコラゲナーゼ/ノ1イアルウ口ニダーゼで解離させた。こ
れらを48穴のマイクロタイタ板に48〜72時間にわたり付着させ、次いで試
験化合物に対し37℃にて3時間露出した。この媒体を、放出されたLHにつき
RIA (放射化免疫分析)により分析した。この分析を用いて、LF(の最大
放出の半分(pD2 )をもたらす濃度の負対数から、I、HRH作用物質の強
度を定量的に測定した。LHRH拮抗剤を分析するため、外生の超作用物質[0
−Lee’ −Pro’ NHEjlLIIR[Iを添加した。
拮抗剤によるLH放出の抑制は投与量に関連した。この分析は、LHの最大抑制
の半分(IIA2 )をもたらす濃度の負対数からLHRH拮抗剤の強度を決定
する。
(c)インビボLH放出
試験すべき化合物を去勢されたラットに静脈投与すると共に、種々の時点におけ
る血清LH濃度をRIAにより測定した。時間積分LH反応を計算し、最大LH
放出の半分をもたらす投与量(ED5゜)を記録した。
(d)酵素分解に対する安定性
本発明による化合物の腸内安定性を、再潅流システムにてインビトロのラット空
腸を用いて決定した。部分的な粘膜ロスは、ルミナール浴の導入の30分間後に
化合物の分解の相対的割合を示唆する(第1図参照)。代表的化合物のインビト
ロおよびインビボの生物学的活性を下記に示す:
゛# pKt pi)2ui/kgi、v。
R1,1g、93 9.43 7.20E!、3 10.4 11.3 0.1
29E!、7 9.73 9.64
EC128,189,319,90
E!、13 10.42 8.50
Ex、14 9.43 9.61 G、39El 15 1G、L IG、1
1.38E!、16 9.24 9.29
El 2G 10.80 10.50
E!、2+ 9.34 9.57
εL 22 G、16 9.60
Ll(R118,909,27100
本本本 to、3 10.14 0.12零本本 [D−Lea −de+G1
7”] Lt!RH−E+ア ミ ド上記説明は単に本発明を例示するのみであ
って、開示された化合物のみに本発明を限定するものではない。請求の範囲に記
載する本発明の思想および範囲を逸脱することなく、当業者には種々の改変が可
能である。
浄書(内容に変更なし)
IRH嶋森4め鴫内9支l影
;y−yl−中i幕すJるXシσトつ導入づkt’rt−C2yl”JA4成+
OO,eM)X*+ 自IGlu−)−1is・Trp4erTyr−D−Le
u、Leu−Arg−&0・〜HEI
手続補正書(方式)
%式%
1、事件の表示 PCT/US 89100528ノ゛ 平成1年特許願第50
2677号
2、発明の名称 LHRH同族体
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
名 称 アボット・ラボラトリーズ
4、代 理 人 東京都新宿区新宿1丁目1914号 山田ビル5、補正命令の
日付 平成4年6月16日6、補正の対象 図面の翻訳文
7、補正の内容
(1)浄書した図面の翻訳文を別紙の通り補充する。
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.式: 【配列があります】 [式中、AはL−ピログルタミル、D−ピログルタミル、N−アセチル−L−プ ロリル、 N−アセチル−D−プロリル、 N−アセチル−L−δ−3,4−プロリル、N−アセチル−D−δ−3,4−プ ロリル、N−アセチル−L−フェニルアラニル、N−アセチル−D−フェニルア ラニル、N−アセチル−L−3−4−クロルフェニルアラニル、N−アセチル− D−3−4−クロルフェニルアラニル、N−アセチル−L−3−4−フルオロフ ェニルアラニル、N−アセチル−D−3−4−フルオロフェニルアラニル、N− アセチル−L−3−2−ナフチルアラエル、N−アセチル−α−メチル−L−3 −4−クロルフェニルアラニル、 N−アセチル−α−メチル−D−3−4−クロルフェニルアラニル、 N−アセチル−L−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、 N−アセチル−D−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、 N−アセチル−L−チロシル、N−アセチル−D−チロシル、N−アセチル−L −O−メチル−チロシル、N−アセチル−D−O−メチル−チロシル、N−アセ チル−D−3−2−ナフチルアラニル、N−アセチル−L−3−1−ナフチルア ラニル、N−アセチル−3−1−ナフチルアラニル、N−アセチルサルコシル、 N−アセチルグリシル、L−N−アセチル−N−メチルアラニル、N−アセチル −N−メチル−D−アラニル、N−アセチル−α−メチル−L−フェニルアラニ ル、N−アセチル−α−メチル−D−フェニルアラニル、N−アセチル−D−フ ェニルアラニル、N−アセチル−L−フェニルアラニル、N−ホルミルサルコシ ル、 N−ホルミル−N−メチル−L−アラニル、N−ホルミル−N−メチルアラニル 、 2−N−1(エチルアミノカルボニル)−5−N−(エチルアミド)グルタミル 、 N−δ−エチル−グルタミル、L−プロリル、D−プロリル、L−δ−3,4− プロリル、D−δ−3,4−プロリル、L−3−4−クロルフェニルアラニル、 D−3−4−クロルフェニルアラニル、L−3−4−フルオロフェニルアラニル 、D−3−4−フルオロフェニルアラニル、α−メチル−L−3−4−クロルフ ェニルアラニル、α−メチル−D−3−4−クロルフェニルアラニル、L−3− 4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、D−9−4−トリフルオロメチルフ ェニルアラニル、L−チロシル、D−チロシル、 L−O−メチル−チロシル、 D−O−メチル−チロシル、サルコシル、グリシル、L−N−メチルアラニル、 N−メチル−D−アラニル、α−メチル−L−フェニルアラニル、 α−メチル−D−フェニルアラニル、 D−フェニルアラニルおよびL−フェニルアラニルよりなる群から選択されるア ミノアシル残基であり;Bは存在しないか、またはL−ヒスチジル、D−ヒスチ ジル、L−フェニルアラニル、D−フェニルアラニル、L−3−(2−ナフチル )アラニル、 D−3−(2−ナフチル)アラニル、 L−3−(1−ナフチル)アラニル、 D−3−(1−ナフチル)アラニル、 L−3−(3−ピリジル)アラニル、 L−3−(2−ピリジル)アラニル、 D−3−(3−ピリジル)アラニル、 L−3−(3−ピラゾリル)アラニル、D−3−(3−ピラゾリル)アラニル、 L−3−(4−クロルフェニル)アラニル、D−3−(4−クロルフェニル)ア ラニル、L−3−(4−フルオロフェニル)アラニル、D−a−(4−フルオロ フェニル〕アラニル、L−α−メチル−3−(4−クロルフェニル)アラニル、 D−α−メチル−3−(4−クロルフェニル)アラニル、(3S)−1,2,3 ,4−テトラヒドロイソキノリン−3−カルボニル、(3R)−1,2,3,4 −テトラヒドロイソキノリン−3−カルボニル、(2)−N−(エチルアミノカ ルボニル)−(5)−N−(エチルアミノ)グルタミル、 L−3−12−ピリジル)アラニル、 D−3−(2−ピリジル)アラニル、 L−3−(3−ピリジル)アラニル、 D−3−(3−ピリジル)アラニル、 L−3−(3−キノリル)アラニル、 D−3−(3−キノリル)アラニル、 N−(R31)−L−フェニルアラニル、N−(R31)−D−フェニルアラニ ル、N−(R31)−D−3−4−クロルフェニルアラニル、N−(R31)− L−3−4−クロルフェニルアラニル、N−(R31)−D−3−4−フルオロ フェニルアラニル、N−(R31)−L−3−4−フルオロフェニルアラニル、 N−(R31)−L−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、 N−(R31)−D−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、 N−(R31)−L−O−メチルチロシル、N−(R31)−L−チロシル、 N−(R31)−D−O−メチルチロシル、N−(R31)−D−チロシル、 N−(R31)−L−ヒスチジル、 N−(R31)−D−ヒスチジル、 N−(R31)−D−3−(2−ナフチル)アラニル、N−(R31)−L−3 −(2−ナフチル)アラニル、N−(R31)−D−3−(1−ナフチル)アラ ニルおよびN−(R31)−L−3−(1−ナフチル)アラニル(ここでR31 はメチル、エチル、プロピルもしくはイソプロピルである)よりなる群から選択 されるアミノアシル残基であり;CはL−トリブチル、D−トリブチル、L−フ ェニルアラニル、D−フェニルアラニル、α−メチル−L−フェニルアラニル、 α−メチル−D−フェニルアラニル、 L−3−1−ナフチルアラニル、 D−3−1−ナフチルアラニル、 L−O−メチルチロシル、D−O−メチルチロシル、L−3−4−クロルフェニ ルアラニル、D−3−4−クロルフェニルアラニル、α−メチル−L−3−4− クロルフェニルアラニル、α−メチル−D−3−4−クロルフェニルアラニル、 L−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、D−3−4−トリフルオロ メチルフェニルアラニル、L−3−(3−ピリジル)アラニル、 D−3−(3−ピリジル)アラニル、 L−3−(3−キノリル)アラニル、 D−3−(3−キノリル)アラニル、 L−3−(2−ナフチル)アラニル、 D−3−(2−ナフチル)アラニル、 N−(R32)−D−フェニルアラニル、N−(R32)−L−フェニルアラニ ル、N−(R32)−D−トリブチル、 N−(R32)−L−トリブチル、 N−(R32)−D−3−4−フルオロフェニルアラニル、N−(R32)−L −3−4−フルオロフェニルアラニル、N−(R32)−D−3−4−クロルフ ェニルアラニル、N−(R32)−L−3−4−クロルフェニルアラニル、N− (R32)−L−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、 N−(R32)−D−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、 N−(R32)−D−3−(2−ナフチル)アラニル、N−(R32)−L−3 −(2−ナフチル)アラニル、N−(R32)−D−3−(1−ナフチル)アラ ニル、N−(R32)−L−3−(1−ナフチル)アラニル、N−(R32)− O−メチル−D−チロシルおよびN−(R32)−O−メチル−L−チロシル( ここでR32はメチル、エチル、プロピルもしくはイソプロピルである)よりな る群から選択されるアミノアシル残基であり;Dはプロリル、L−セリル、O− ベンジル−L−セリル、L−アラニル、L−スレオニル、N−(R0)−L−セ リル、N−(R0)−L−セリル(0−ベンジル)、N−(R0)−L−アラニ ルおよび N−(R0)−L−スレオニル(ここでR0は低級アルキルもしくはアリルであ る)よりなる群から選択されるアミノアシル残基であり、 またはDは−N−(Et)CH2CH(NHMe)C(O)−であり; EはL−チロシル、L−O−メチル−チロシル、L−フェニルアラニル、N−( R33)−L−チロシル、N−(R33)−O−メチル−L−チロシル、N−( R33)−L−フェニルアラニルおよびN−(R33)−O−エチル−L−チロ シル(ここでR33はメチル、エチル、プロピルもしくはイソプロピルである) よりなる群から選択されるアミノアシル残基であり、またはEは ▲数式、化学式、表等があります▼もしくは▲数式、化学式、表等があります▼ であり、ここでnは1〜4であり、R30はメチル、エチル、プロピルもしくは イソプロピルであり;さらにR1は:▲数式、化学式、表等があります▼ もしくは−NHR2であり、ここでR2は水素、低級アルキル、シクロアルキル もしくはR20C(O)−であり、R20はそれぞれ5個もしくは6個の原子を 有する環よりなる1個の環もしくは2個の融合環の複素環式芳香族環系であって 、該複素環式芳香族環系は独立して窒素、酸素および硫黄から選択される1個、 2個もしくは3個の異原子を有し、またはR20は置換フェニルであり、ここで 置換基はメトキシ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノから選択さ れ;またはR1は−NH(R3)C(O)NH(R4)もしくは−NH(R3) C(NH2)=NR4であり、ここでR3およびR4は独立して水素、低級アル キルおよびシクロアルキルから選択され; Fは天然α−アミノ酸または合成の非天然α−アミノ酸から得られるD−アミノ アシル残基であり; GはL−ロイシル、L−イソロイシル、N−(R38)−イソロイシル、ノルロ イシル、N−(R38)−ノルロイシル、 L−N−(R38)ロイシル、アロイソロイシル、バリル、ノルバリル、チロシ ル、トリブチル、2−アミノブチリル、(シクロヘキシル)−L−アラニル、 N−(R38)−L−シクロヘキシルアラニル、N−(R38)−バリル、フェ ニルアラニル、N−(R38)−フェニルアラニル、 N−(R38)−トリブチル、 N−(R38)−チロシル、プロリル、ピペコリル、セリルおよびN−(R38 )−セリル(ここでR38はメチル、エチル、プロピルもしくはイソプロピルで ある)よりなる群から選択されるアミノアシル残基であり;またはFおよびGは 一緒になって式: ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、ここでR47は水素、低級アルキル、3−インドリルメチル、2−ナフ チルメチル、ベンジルもしくは置換ベンジルであり、ここでフェニル環は水素お よびメトキシから選択される置換基により置換され; Hは式: ▲数式、化学式、表等があります▼もしくは▲数式、化学式、表等があります▼ のアミノアシル残基であり、ここでpは1〜4であり、R39はメチル、エチル 、プロピルもしくはイソプロピルであり、R9は ▲数式、化学式、表等があります▼ もしくは−NHR10であり、ここでR10は水素、低級アルキル、シクロアル キルもしくはR22C(O)−であり、ここでR22はそれぞれ5個もしくは6 個の原子を有する1個の環もしくは2個の融合環よりなる複素環式芳香族環系で あって、該複素環式芳香族環系は独立して窒素、酸素および硫黄から選択される 1個、2個もしくは3個の異原子を有し、またはR22は置換フェニルであって 置換基はメトキシ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノから選択さ れ;またはR9は−NH(R11)C(O)NH(R12)もしくは−NH(R 11)C(NH2)=NR12であってR11およびR12は独立して水素、低 級アルキルおよびシクロアルキルから選択され; 1はL−プロリル、L−ピペコリル、3−(低級アルキル)プロリル、N−メチ ル−L−アラニル、 N−メチルノルバリル、 1−ジヒドロイソインドール−2−L−カルボニルおよびチアゾリジン−5−L −カルボニルよりなる群から選択されるイミノアシルもしくは脂肪族アミノアシ ル残基であり;さらにJは1−ピロリジニル、1−ピペリジニル、4−モルホリ ニルであるか、またはD−アラニルアミド、L−アラニルアミド、サルコシルア ミド、N−(R40)−D−アラニルアミド、N−(R40)−L−アラニルア ミド、N−(R40)−β−L−アラニルアミド、N−(R40)−β−D−ア ラニルアミド、L−2−アミノブチリルアミド、 D−2−アミノブチリルアミド、 N−(R40)−L−2−アミノブチリルアミド、N−(R40)−D−2−ア ミノブチリルアミド、L−セリルアミド、D−セリルアミド、ル(R40)−L −セリルアミド、 N−(R40)−D−セリルアミド、 N−(R40)−L−ノルバリルアミド、N−(R40)−D−ノルバリルアミ ド、L−ノルバリルアミド、D−ノルバリルアミド(ここでR40はメチル、エ チル、プロピルもしくはイソプロピルである)よりなる群から選択されるアミノ アシル残基であり;またはJは−NHR8もしくは −NHCH2CONHR8であって、R8は水素、低級アルキル、シクロアルキ ル、フルオロ置換低級アルキルもしくはヒドロキシ置換低級アルキルであり; またはJは−NHNH−C(O)−NH−R13であって、R13は水素、低級 アルキル、シクロアルキル、ヒドロキシ置換低級アルキルもしくはフルオロ置換 低級アルキルであり;ただし残基A−B、B−C、C−D、D−E、E−F、F −G、G−H、H−IもしくはI−Jの少なくとも1つの対の間のアミド結合は 窒素原子の位置でアルキル化され、さらに化合物は(ピロ)【配列があります】 ,(ピロ)【配列があります】 ,(ピロ)【配列があります】 または(ピロ)【配列があります】 でない] の化合物またはその医薬上許容しうる塩。 2.式: 【配列があります】 〔式中、AはL−ピログルタミル、D−ピログルタミル、N−アセチル−L−プ ロリル、 N−アセチル−D−プロリル、 N−アセチル−L−δ−3,4−プロリル、N−アセチル−D−δ−3,4−プ ロリル、N−アセチル−L−フェニルアラニル、N−アセチル−D−フェニルア ラニル、N−アセチル−L−3−4−クロルフェニルアラニル、N−アセチル− D−3−4−クロルフェニルアラニル、N−アセチル−L−3−4−フルオロフ ェニルアラニル、N−アセチル−D−3−4−フルオロフェニルアラニル、N− アセチル−L−3−2−ナフチルアラニル、N−アセチル−α−メチル−L−3 −4−クロルフェニルアラニル、 N−アセチル−α−メチル−D−3−4−クロルフェニルアラニル、 N−アセチル−L−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、 N−アセチル−D−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、 N−アセチル−L−チロシル、N−アセチル−D−チロシル、N−アセチル−L −O−メチル−チロシル、N−アセチル−D−O−メチル−チロシル、N−アセ チル−D−3−2−ナフチルアラニル、N−アセチル−L−3−1−ナフチルア ラニル、N−アセチル−3−1−ナフチルアラニル、N−アセチルサルコシル、 N−アセチルグリシル、L−N−アセチル−N−メチルアラニル、N−アセチル −N−メチル−D−アラニル、N−アセチル−α−メチル−L−フェニルアラニ ル、N−アセチル−α−メチル−D−フェニルアラニル、N−アセチル−D−フ ェニルアラニル、N−アセチル−L−フェニルアラニル、N−ホルミルサルコシ ル、 N−ホルミル−N−メチル−L−アラニル、N−ホルミル−N−メチルアラニル 、 2−N−(メチルアミノカルボニル)−5−N−(エチルアミド)グルタミル、 N−δ−エチル−グルタミル、L−プロリル、D−プロリル、L−δ3,4−プ ロリル、D−δ−3,4−プロリル、L−3−4−クロルフェニルアラニル、D −3−4−クロルフェニルアラニル、L−3−4−フルオロフェニルアラニル、 D−3−4−フルオロフェニルアラニル、α−メチル−L−3−4−クロルフェ ニルアラニル、α−メチル−D−3−4−クロルフェニルアラニル、L−3−4 −トリフルオロメチルフェニルアラニル、D−3−4−トリフルオロメチルフェ ニルアラニル、L−チロシル、D−チロシル、 L−O−メチル−チロシル、 D−O−メチル−チロシル、サルコシル、グリシル、L−N−メチルアラニル、 N−メチル−D−アラニル、α−メチル−L−フェニルアラニル、 α−メチル−D−フェニルアラニル、 D−フェニルアラニルおよびL−フェニルアラニルよりなる群から選択されるア ミノアシル残基であり;Bは存在しないか、またはL−ヒスチジル、D−ヒスチ ジル、L−フェニルアラニル、D−フェニルアラニル、L−3−(2−ナフチル )アラニル、 D−3−(2−ナフチル)アラニル、 L−3−(1−ナフチル)アラニル、 D−3−(1−ナフチル)アラニル、 L−3−(3−ピリジル)アラニル、 L−3−(2−ピリジル)アラニル、 D−3−(3−ピリジル)アラニル、 L−3−(3−ピラゾリル)アラニル、D−3−(3−ピラゾリル)アラニル、 L−3−(4−クロルフェニル)アラニル、D−3−(4−クロルフェニル)ア ラニル、L−3−(4−フルオロフェニル)アラニル、D−3−(4−フルオロ フェニル)アラニル、L−α−メチル−3−(4−クロルフェニル)アラニル、 D−α−メチル−3−(4−クロルフェニル)アラニル、(3S)−1,2,3 ,4−テトラヒドロイソキノリン−3−カルボニル、(3R)−1,2,3,4 −テトラヒドロイソキノリン−3−カルボニル、(2)−N−(エチルアミノカ ルボニル)−(5)−N−(エチルアミノ)グルタミル、 L−3−(2−ピリジル)アラニル、 D−3−(2−ピリジル)アラニル、 L−3−(3−ピリジル)アラニル、 D−3−(3−ピリジル)アラニル、 L−3−(3−キノリル)アラニル、 D−3−(3−キノリル)アラニル、 N−(R31)−L−フェニルアラニル、N−(R31)−D−フェニルアラニ ル、N−(R31)−D−3−4−クロルフェニルアラニル、N−(R31)− L−3−4−クロルフェニルアラニル、N−(R31)−D−3−4−フルオロ フェニルアラニル、N−(R31)−L−3−4−フルオロフェニルアラニル、 N−(R31)−L−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、 N−(R31)−D−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、 N−(R31)−L−O−メチルチロシル、N−(R31)−L−チロシル、 N−(R31)−D−O−メチルチロシル、N−(R31)−D−チロシル、 N−(R31)−L−ヒスチジル、 N−(R31)−D−ヒスチジル、 N−(R31)−D−3−(2−ナフチル)アラニル、N−(R31)−L−3 −(2−ナフチル)アラニル、N−(R31)−D−3−(1−ナフチル)アラ ニルおよびN−(R31)−L−3−(1−ナフチル)アラニル(ここでR31 はメチル、エチル、プロピルもしくはイソプロピルである)よりなる群から選択 されるアミノアシル残基であり;CはL−トリブチル、D−トリブチル、L−フ ェニルアラニル、D−フェニルアラニル、α−メチル−L−フェニルアラニル、 α−メチル−D−フェニルアラニル、 L−3−1−ナフチルアラニル、 D−3−1−ナフチルアラニル、 L−O−メチルチロシル、D−O−メチルチロシル、L−3−4−クロルフェニ ルアラニル、D−3−4−クロルフェニルアラニル、α−メチル−L−3−4− クロルフェニルアラニル、α−メチル−D−3−4−クロルフェニルアラニル、 L−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、D−3−4−トリフルオロ メチルフェニルアラニル、L−3−(3−ピリジル)アラニル、 D−3−(3−ピリジル)アラニル、 L−3−(3−キノリル)アラニル、 D−3−(キノリル)アラニル、 L−3−(2−ナフチル)アラニル、 D−3−(2−ナフチル)アラニル、 N−(R32)−D−フェニルアラニル、N−(R32)−L−フェニルアラニ ル、N−(R32)−D−トリブチル、 N−(R32)−L−トリブチル、 N−(R32)−D−3−4−フルオロフェニルアラニル、N−(R32)−L −3−4−フルオロフェニルアラニル、N−(R32)−D−3−4−クロルフ ェニルアラニル、N−(R32)−L−3−4−クロルフェニルアラニル、N− (R32)−L−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、 N−(R32)−D−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、 N−(R32)−D−3−(2−ナフチル)アラニル、N−(R32)−L−3 −(1−ナフチル)アラニル、N−(R32)−O−メチル−D−チロシルおよ びN−(R32)−O−メチル−L−チロシル(ここでR32はメチル、エチル 、プロピルもしくはイソプロピルである)よりなる群から選択されるアミノアシ ル残基であり;Dはプロリル、L−セリル、O−ベンジル−L−セリル、L−ア ラニル、L−スレオニル、N−(R0)−L−セリル、N(R0)−L−セリル (O−ベンジル)、N−(R0)−L−アラニルおよび N−(R0)−L−スレオニル(ここでR10は低級アルキルもしくはアリルで ある)よりなる群から選択されるアミノアシル残基であり、 またはDは−N(Et)CH2CH(NHMe)C(O)−であり; EはL−チロシル、L−O−メチル−チロシル、L−フェニルアラニル、N−( R33)−L−チロシル、N−(R33)−O−メチル−L−チロシル、N−( R33)−L−フェニルアラニルおよびN−(R33)−O−エチル−L−チロ シル(ここでR33はメチル、エチル、プロピルもしくはイソプロピルである) よりなる群から選択されるアミノアシル残基であり、またはEは ▲数式、化学式、表等があります▼もしくは▲数式、化学式、表等があります▼ であり、ここでnは1〜4であり、R30はメチル、エチル、プロピルもしくは イソプロピルであり;さらにR1は基▲数式、化学式、表等があります▼ もしくは−NHR2であり、ここでR2は水素、低級アルキル、シクロアルキル もしくはR20C(O)−であり、R20はそれぞれ5個もしくは6個の原子を 有する環よりなる1個の環もしくは2個の融合環の複素環式芳香族環系であって 、該複素環式芳香族環系は独立して窒素、酸素および硫黄から選択される1個、 2個もしくは3個の異原子を有し、またはR20は置換フェニルであり、ここで 置換基はメトキシ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノから選択さ れ;またはR1は−NH(R3)C(O)NH(R4)もしくは−NH(R3) C(NH2)=NR4であり、ここでR3およびR4は独立して水素、低級アル キルおよびシクロアルキルから選択され; Fは式 ▲数式、化学式、表等があります▼もしくは▲数式、化学式、表等があります▼ もしくは▲数式、化学式、表等があります▼のD−アミノアシル残基であり、こ こでyは1〜3であり、R5はC1〜C6直鎖もしくは分枝鎖アルキル、C3〜 C6シクロアルキル、フェニル、アルコキシ、チオアルコキシ、ヒドロキシ、2 −ナフチル、N−ベンジル−4−イミダゾリル、またはそれぞれ5個もしくは6 個の原子を有する1個の環もしくは2個の融合環よりなる複素環式芳香族環系で あって、該複素環式芳香族環系は独立して窒素、酸素および硫黄から選択される 1個、2個もしくは3個の異原子を有し、またはR5は−(CH2)■R6であ り、ここでmは1〜4であり、かつR6は−H(R′)C(O)NH(R′′) もしくは−NH(R′)C(NH2)=NR′′であって、R′およびR′′は 独立して水素、低級アルキルおよびシクロアルキルから選択され;またはR6は 基 ▲数式、化学式、表等があります▼ もしくは−HR7であり、ここでR7は水素、低級アルキル、シクロアルキルで あり、またはR6はR21C(O)−であり、ここでR21はそれぞれ5個もし くは6個の原子を有する1個の環もくしは2個の融合環よりなる複素環式芳香族 環系であって、該複素環式芳香族環系は独立して窒素、酸素および硫黄から選択 される1個、2個もしくは3個の異原子を有し;またはR21は置換フェニルで あって置換基はメトキシ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノから 選択され;R34はメチル、エチル、プロピルもしくはイソプロピルであり;さ らにR35およびR36は独立して水素および低級アルキルから選択され;また はFはR37C(O)(CH2)zC(O)−であり、ここでzは1〜3であり 、R37はヒドロキシ、アルコキシ、フェノキシ、アミノもくしはp−メトキシ フェニルであり;GはL−ロイシル、L−イソロイシル、N−(R38)−イソ ロイシル、ノルロイシル、N−(R38)−ノルロイシル、 L−N−(R38)ロイシル、アロイソロイシル、バリル、ノルバリル、チロシ ル、トリブチル、2−アミノブチリル、(シクロヘキシル)−L−アラニル、 N−(R38)−L−シクロヘキシルアラニル、N−(R38)−バリル、フェ ニルアラニル、N−(R38)−フェニルアラニル、 N−(R38)−トリブチル、 N−(R38)−チロシル、プロリル、ピペコリル、セリルおよびN−(R38 )−セリル(ここでR38はメチル、エチル、プロピルもしくはイソプロピルで ある)よりなる群から選択されるアミノアシル残基であり;または FおよびGは一緒になって式: ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、ここでR47は水素、低級アルキル、3−インドリルメチル、2−ナフ チルメチル、ベンジルもしくは置換ベンジルであり、ここでフェニル環はヒドロ キシおよびメトキシから選択される置換基により置換され; Hは式 ▲数式、化学式、表等があります▼もしくは▲数式、化学式、表等があります▼ のアミノアシル残基であり、ここでpは1〜4であり、R39はメチル、エチル 、プロピルもしくはイソプロピルであり、R9は基 ▲数式、化学式、表等があります▼ もしくは−NHR10であり、ここでR10は水素、低級アルキル、シクロアル キルもしくはR22C(O)−であり、ここでR22はそれぞれ5個もしくは6 個の原子を有する1個の環もくしは2個の融合環よりなる複素環式芳香族環系で あって、該複素環式芳香族環系は独立して窒素、酸素および硫黄から選択される 1個、2個もしくは3個の異原子を有し、またはR22は置換フェニルであって 置換基はメトキシ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノから選択さ れ;またはR9は−NH(R11)C(O)NH(R12)もしくは−NH(R 11)C(NH2)=NR12であって、R11およびR12は独立して水素、 低級アルキルおよびシクロアルキルから選択され; IはL−プロピル、L−ピペコリル、3−(低級アルキル)プロリル、N−メチ ル−L−アラニル、 N−メチルノルバリル、 1−ジヒドロイソインドール−2−L−カルボニルおよびチアゾリジン−5−L −カルボニルよりなる群から選択されるイミノアシルもしくは脂肪族アミノアシ ル残基であり;さらにJは1−ピロリジニル、1−ピペリジニル、4−モルホリ ニルであるか、またはD−アラニルアミド、L−アラニルアミド、サルコシルア ミド、N−(R40)−D−アラニルアミド、N−(R40)−L−アラニルア ミド、N−(R40)−β−L−アラニルアミド、N−(R40)−β−D−ア ラニルアミド、L−2−アミノブチリルアミド、 D−2−アミノブチリルアミド、 N−(R40)−L−2−アミノブチリルアミド、N−(R40)−D−2−ア ミノブチリルアミド、L−セリルアミド、D−セリルアミド、N−(R40)− L−セリルアミド、 N−(R40)−D−セリルアミド、 N−(R40)−L−ノルバリルアミド、N−(R40)−D−ノルバリルアミ ド、L−ノルバリルアミド、D−ノルバリルアミド(ここではR40はメチル、 エチル、プロピルもしくはイソプロピルである)よりなる群から選択されるアミ ノアシル残基であり;またはJは−NHR8もしくは −NHCH2CONHR8であって、R8は水素、低級アルキル、シクロアルキ ル、フルオロ置換低級アルキルもしくはヒドロキシ置換低級アルキルであり; またはJは−NHNH−C(O)−NH−R13であって、R13は水素、低級 アルキル、シクロアルキル、ヒドロキシ置換低級アルキルもしくはフルオロ置換 低級アルキルであり;ただし残基A−B、B−C、C−D、D−E、E−F、F −G、G−H、H−IもしくはI−Jの少なくとも1つの対の間のアミド結合は 窒素原子にてアルキル化され、さらに化合物は(ピロ)【配列があります】 (ピロ)【配列があります】 (ピロ)【配列があります】 もしくは(ピロ)【配列があります】 でない] の化合物またはその医薬上許容しうる塩。 3.AがN−アセチルサルコシル、 (ピロ)−L−グルタミル、 (2)−N−(エチルアミノカルボニル)−(5)−N−エチルアミドグルタミ ル、L−N−アセチルプロリル、N−アセチル−D−3−2−ナフチルアラニル 、N−アセチル−L−3−2−ナフチルアラニル、N−アセチル−D−3−1− ナフチルアラニル、L−N−アセチル−N−メチルアラニル、N−アセチル−L −プロリル、 N−アセチル−D−3−4−フルオロフェニルアラニル、N−アセチル−L−δ −3,4−プロリルもしくはN−アセチル−D−3−4−クロルフェニルアラニ ルであり;BがL−ヒスチジル、L−フェニルアラニル、D−3−4−フルオロ フェニルアラニル、D−3−フェニルアラニル、 D−3−2−ナフチルアラニル、 D−3−2−ピリジルアラニル、 N−メチル−L−フェニルアラニル、 N−メチル−D−フェニルアラニル、 N−メチル−L−ヒスチジル、 N−アセチル−D−3−4−クロルフェニルアラニル、N−メチル−3−4−フ ルオロフェニルアラニルもしくはD−3−4−クロルフェニルアラニルであり; CがL−トリブチル、D−トリブチル、D−3−3−ピリジルアラニル、 N−メチル−D−3−3−ピリジルアラニル、D−1−ナフチルアラニル、 D−4−クロルフェニルアラニル、 L−4−クロルフェニルアラニル、 N−メチル−1−ナフチルアラニル、 N−メチルトリブチル、 N−メチル−3−4−クロルフェニルアラニル、N−メチル−O−メチルチロシ ルもしくはL−O−メチルチロシルであり; Dが N−メチル−L−セリル、N−メチルアラニル、N−メチルスレオニル、 N−メチルセリル(O−ベンジル)、 セリル、スレオニル、アラニル、セリル(O−ベンジル)、または(2)−N− Me−(3)−N−Et−2,3−ジアミノプロピオニルであり; Eがチロシル、N−メチルチロシル、フェニルアラニル、リシル(N−ε−ニコ チノイル)もしくは N−メチル−リシル(N−ε−ニコチノイル)であり;FがD−ロイシル、 D−リシル(N−ε−ニコチノイル)、D−トリブチル、D−セリル(O−t− ブチル)、 D−2−ナフチルアラニル、 D−(ε)−リシル(N−ε−イスプ)、N−メチル−D−セリル(O−t−ブ チル)、D−チロシル、D−セリル、 N−メチル−D−ロイシル、N−メチル−D−トリブチル、N−メチル−D−2 −ナフチルアラニル、N−メチル−D−リシル(N−ε−ニコチノイル)もしく はD−シクロヘキシルアラニルであり;GがL−ロイシル、L−N−メチルロイ シル、N−メチル−シクロヘキシルアラニルもしくはL−シクロヘキシルアラニ ルであり; またはFとGとは一緒になって2−(S−3−アミノ−2オキソーピロリジン− 1−イル)−S−2−イソプロピルメチルアセチルであり; HがL−アルギニル、N−メチルアルギニル、リシル(N−ε−イソプロピル) もしくはN−メチル−リシル(N−ε−イソプロピル)であり;1がL−ピロリ ル、L−ピペコリルもしくはN−メチル−L−アラニルであり; JがN−エチル、グリシルアミド、アザグリシルアミドもしくはD−アラニルア ミドである請求の範囲第2項記載の化合物。 4.雄性もしくは雌性哺乳動物における性ホルモンのレベルを増加させもしくは 抑制する医薬組成物において、医薬キャリヤと治療上有効量の請求の範囲第1項 記載のLHRH作用化合物とからなる医薬組成物。 5.雄性もしくは雌性哺乳動物における性ホルモンのレベルを抑制する医薬組成 物において、医薬キャリヤと治療上有効量の請求の範囲第1項記載のLHRH拮 抗化合物とからなる医薬組成物。 6.式: 【配列があります】 [式中、AはL−ピログルタミル、D−ピログルタミル、N−アセチル−L−プ ロリル、 N−アセチル−D−プロリル、 N−アセチル−L−δ−3,4−プロリル、N−アセチル−D−δ−3,4−プ ロリル、N−アセチル−L−フェニルアラニル、N−アセチル−D−フェニルア ラニル、N−アセチル−L−3−4−クロルフェニルアラニル、N−アセチル− D−3−4−クロルフェニルアラニル、N−アセチル−L−3−4−フルオロフ ェニルアラニル、N−アセチル−D−3−4−フルオロフェニルアラニル、N− アセチル−L−3−2−ナフチルアラニル、N−アセチル−α−メチル−L−3 −4−クロルフェニルアラニル、 N−アセチル−α−メチル−D−3−4−クロルフェニルアラニル、 N−アセチル−L−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、 N−アセチル−D−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、 N−アセチル−L−チロシル、N−アセチル−D−チロシル、N−アセチル−L −O−メチル−チロシル、N−アセチル−D−O−メチル−チロシル、N−アセ チル−D−3−2−ナフチルアラニル、N−アセチル−L−3−1−ナフチルア ラニル、N−アセチル−3−1−ナフチルアラニル、N−アセチルサルコシル、 N−アセチルグリシル、L−N−アセチル−N−メチルアラニル、N−アセチル −N−メチル−D−アラニル、N−アセチル−α−メチル−L−フェニルアラニ ル、N−アセチル−α−メチル−D−フェニルアラニル、N−アセチル−D−フ ェニルアラニル、N−アセチル−L−フェニルアラニル、N−ホルミルサルコシ ル、 N−ホルミル−N−メチル−L−アラニル、N−ホルミル−N−メチルアラニル 、 2−N−(エチルアミノカルボニル)−5−N−(エチルアミド)グルタミル、 N−δ−エチル−グルタミル、L−プロリル,D−プロリル、L−δ−3,4− クロリル、 D−δ−3,4−クロリル、 L−3−4−クロルフェニルアラニル、D−3−4−クロルフェニルアラニル、 L−3−4−フルオロフェニルアラニル、D−3−4−フルオロフェニルアラニ ル、α−メチル−L−3−4−クロルフェニルアラニル、α−メチル−D−3− 4−クロルフェニルアラニル、L−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニ ル、D−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、L−チロシル、D−チ ロシル、 L−O−メチル−チロシル、 D−O−メチル−チロシル、サルコシル、グリシル、L−N−メチルアラニル、 N−メチル−D−アラニル、α−メチル−L−フェニルアラニル、 α−メチル−D−フェニルアラニル、 D−フェニルアラニルおよびL−フェニルアラニルよりなる群から選択されるア ミノアシル残基であり;Bは存在しないか、またはL−ヒスチジル、D−ヒスチ ジル、L−フェニルアラニル、D−フェニルアラニル、L−3−(2−ナフチル )アラニル、 D−a−(2−ナフチル)アラニル、 L−3−(1−ナフチル)アラニル、 D−3−(1−ナフチル)アラニル、 L−3−13−ピリジル)アラニル、 L−3−(2−ピリジル)アラニル、 D−3−(3−ピリジル)アラニル、 L−3−(3−ピラゾリル)アラニル、D−3−(3−ピラゾリル)アラニル、 L−3−(4−クロルフェニル)アラニル、D−3−(4−クロルフェニル)ア ラニル、L−3−(4−フルオロフェニル)アラニル、D−3−(4−フルオロ フェニル)アラニル、L−α−メチル−3−(4−クロルフェニル)アラニル、 D−α−メチル−3−(4−クロルフェニル)アラニル、(3S)−1,2,3 ,4−テトラヒドロイソキノリン−3−カルボニル (3R)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−3−カルボニル (2)−N−(エチルアミノカルボニル)−(5)−N−(エチルアミノ)グル タミル、 L−3−(2−ピリジル)アラニル、 D−3−(2−ピリジル)アラニル、 L−3−(3−ピリジル)アラニル、 D−3−(3−ピリジル)アラニル、 L−3−(3−キノリル)アラニル、 D−3−(3−キノリル)アラニル、 N−(R31)−L−フェニルアラユル、N−(R31)−D−フェニルアラニ ル、N−(R31)−D−3−4−クロルフェニルアラニル、N−(R31)− L−3−4−クロルフェニルアラニル、N−(R31)−D−3−4−フルオロ フェニルアラニル、N−(R31)−L−3−4−フルオロフェニルアラニル、 N−(R31)−L−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、 N−(R31)−D−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、 N−(R31)−L−O−メチルチロシル、N−(R31)−L−チロシル、 N−(R31)−D−O−メチルチロシル、N−(R31)−D−チロシル、 N−(R31)−L−ヒスチジル、 N−(R31)−D−ヒスチジル、 N−(R31)−D−3−(2−ナフチル)アラニル、N−(R31)−L−3 −(2−ナフチル)アラニル、N−(R31)−D−3−(1−ナフチル)アラ ニル、およびN−(R31)−L−3−(1−ナフチル)アラニル(ここでR3 1はメチル、エチル、プロピルもしくはイソプロピルである)よりなる群から選 択されるアミノアシル残基であり;CはL−トリブチル、D−トリブチル、L− フェニルアラニル、D−フェニルアラニル、α−メチル−L−フェニルアラニル 、 α−メチル−D−フェニルアラニル、 L−3−1−ナフチルアラニル、 D−3−1−ナフチルアラニル、 L−O−メチルチロシル、D−O−メチルチロシル、L−3−4−クロルフェニ ルアラニル、D−3−4−クロルフェニルアラニル、α−メチル−L−3−4− クロルフェニルアラニル、α−メチル−D−3−4−クロルフェニルアラニル、 L−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、D−3−4−トリフルオロ メチルフェニルアラニル、L−3−(3−ピリジル)アラニル、 D−3−(3−ピリジル)アラニル、 L−3−(3−キノリル)アラニル、 D−3−(3−キノリル)アラニル、 L−3−(2−ナフチル)アラニル、 D−3−(2−ナフチル)アラニル、 N−(R32)−D−フェニルアラニル、N−(R32)−L−フェニルアラニ ル、N−(R32)−D−トリブチル、 N−(R32)−L−トリブチル、 N−(R32)−D−3−4−フルオロフェニルアラニル、N−(R32)−L −3−4−フルオロフェニルアラニル、N−(R32)−D−3−4−クロルフ ェニルアラニル、N−(R32)−L−3−4−クロルフェニルアラニル、N− (R32)−L−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、 N−(R32)−D−3−4−トリフルオロメチルフェニルアラニル、 N−(R32)−D−3−(2−ナフチル)アラニル、N−(R32)−L−3 −(2−ナフチル)アラニル、N−(R32)−D−3−(1−ナフチル)アラ ニル、N−(R32)−L−3−(1−ナフチル)アラニル、N−(R32)− O−メチル−D−チロシルおよびN−(R32)−O−メチル−L−チロシル( ここでR32はメチル、エチル、プロピルもしくはイソプロピルである)よりな る群から選択されるアミノアシル残基であり;Dはプロリル、L−セリル、O− ベンジル−L−セリル、L−アラニル、L−スレオニル、N−(R0)−L−セ リル、N−(R0)−L−セリル(O−ベンジル)、N−(R0)−L−アラニ ルおよび N−(R0)−L−スレオニル(ここでR0は低級アルキルもしくはアリルであ る)よりなる群から選択されるアミノアシル残基であり、 またはDは −N(Et)CH2CH(NHMe)C(O)−であり、;EはL−チロシル、 L−O−メチルチロシル、L−フェニルアラニル、N−(R33)−L−チロシ ル、N−(R33)−O−メチル−L−チロシル、N−(R33)−L−フェニ ルアラニルおよびN−(R33)−O−エチル−L−チロシル(ここでR33は メチル、エチル、プロピルもしくはイソプロピルである)よりなる群から選択さ れるアミノアシル残基であり、またはEは ▲数式、化学式、表等があります▼もしくは▲数式、化学式、表等があります▼ であり、ここでnは1〜4であり、R30はメチル、エチル、プロピルもしくは イソプロピルであり;さらにR1は▲数式、化学式、表等があります▼ もしくは−NHR2であり、ここでR2は水素、低級アルキル、シクロアルキル もしくはR20C(O)−であり、R20はそれぞれ5個もしくは6個の原子を 有する環よりなる1個の環もくしは2個の融合環の複素環式芳香族環系であって 、該複素環式芳香族環系は独立して窒素、酸素および硫黄から選択される1個、 2個もしくは3個の異原子を有し、またはR20は置換フェニルであり、ここで 置換基はメトキシ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノから選択さ れ;またはR1は−NH(R3)C(O)NH(R4)もしくは−NH(R3) C(NH2)=NR4であり、ここでR3およびR4は独立して水素、低級アル キルおよびシクロアルキルから選択され; Fは天然α−アミノ酸または合成の非天然α−アミノ酸から得られるD−アミノ アシル残基であり; GはL−ロイシル、L−イソロイシル、N−(R38)−イソロイシル、ノルロ イシル、N−(R38)−ノルロイシル、 L−N−(R38)ロイシル、アロイソロイシル、バリル、ノルバリル、チロシ ル、トリブチル、2−アミノブチリル、(シクロヘキシル)−L−アラニル、 N−(R38)−L−シクロヘキシルアラニル、N−(R38)−バリル、フェ ニルアラニル、N−(R38)−フェニルアラニル、 N−(R38)−トリブチル、 N−(R38)−チロシル、プロリル、ピペコリル、セリルおよびN−(R38 )−セリル(ここでR38はメチル、エチル、プロピルもしくはイソプロピルで ある)よりなる群から選択されるアミノアシル残基であり;または FおよびGは一緒になって式: ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、ここでR47は水素、低級アルキル、3−インドリルメチル、2−ナフ チルメチル、ベンジルもしくは置換ベンジルであり、ここでフェニル環は水素お よびメトキシから選択される置換基により置換され; Hは式: ▲数式、化学式、表等があります▼もしくは▲数式、化学式、表等があります▼ のアミノアシル残基であり、ここでPは1〜4であり、R39はメチル、エチル 、プロピルもしくはイソプロピルであり、R9は ▲数式、化学式、表等があります▼ もしくは−NHR10であり、ここでR10は水素、低級アルキル、シクロアル キルもしくはR22(O)−であり、ここでR22はそれぞれ5個もしくは6個 の原子を有する1個の環もくしは2個の融合環よりなる複素環式芳香族環系であ って、該複素環式芳香族環系は独立して窒素、酸素および硫黄から選択される1 個、2個もしくは3個の異原子を有し、またはR22は置換フェニルであって置 換基はメトキシ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノから選択され ;またはR9は−NH(R11)C(O)NH(R12)もしくは−NH(R1 1)C(NH2)=NR12であってR11およびR12は独立して水素、低級 アルキルおよびシクロアルキルから選択され; IはL−プロリル、L−ピペコリル、3−(低級アルキル)プロリル、N−メチ ル−L−アラニル、 N−メチルノルバリル、 1−ジヒドロイソインドール−2−L−カルボニルおよびチアゾリジン−5−L −カルボニルよりなる群から選択されるイミノアシルもしくは脂肪族アミノアシ ル残基であり;さらにJは1−ピロリジニル、1−ピペリジニル、4−モルホリ ニルであるか、またはD−アラニルアミド、L−アラニルアミド、サルコシルア ミド、N−(R40)−D−アラニルアミド、N−(R40)−L−アラニルア ミド、N−(R40)−β−L−アラニルアミド、N−(R40)−β−D−ア ラニルアミド、L−2−アミノブチリルアミド、 D−2−アミノブチリルアミド、 N−(R40)−L−2−アミノブチリルアミド、N−(R40)−D−2−ア ミノブチリルアミド、L−セリルアミド、D−セリルアミド、N−(R40)− L−セリルアミド、 N−(R40)−D−セリルアミド、 N−(R40)−L−ノルバリルアミド、N−(R40)−D−ノルバリルアミ ド、L−ノルバリルアミド、D−ノルバリルアミド(ここでR40はメチル、エ チル、プロピルもしくはイソプロピルである)よりなる群から選択されるアミノ アシル残基であり;またはJは−NHR8もしくは −NHCH2CONHR8であって、R8は水素、低級アルキル、シクロアルキ ル、フルオロ置換低級アルキルもしくはヒドロキシ置換低級アルキルであり; またはJは−NHNH−C(O)−NH−R13であって、R13は水素、低級 アルキル、シクロアルキル、ヒドロキシ置換低級アルキルもしくはフルオロ置換 低級アルキルであり;ただし残基A−B、B−C、C−D、D−E、E−F、F −G、G−H、H−IもしくはI−Jの少なくとも1つの対の間のアミド結合は 窒素原子の位置でアルキル化され、さらに化合物は(ピロ)【配列があります】 (ピロ)【配列があります】 (ピロ)【配列があります】 (ピロ)【配列があります】 でない] の化合物またはその医薬上許容しうる塩を製造するに際し、適当に保護されたア ミノ酸もしくはアミノ酸同族体を順次にカップリングさせ、次いで保護基を除去 することを特徴とする冒頭の式を有する化合物又はその医薬上許容しうる塩の製 造方法。 7.2個もしくはそれ以上の適当に保護されたアミノ酸もしくはアミノ酸同族体 の配列をカップリングさせ、得られたペプチドをカップリングさせ、次いで保護 基を除去して所望の生成物を得る請求の範囲第6項記載の方法。
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