JPH04505041A - ジェロータポンプに関する改良 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ジェロータポンプに関する改良 本発明は、既知のごとく、内部配置された雄多円弧ロータとそれと共に、かつそ れに関して回転可能であり、又より多数の円弧を有する多円弧である雌環状体か ら構成されたジェロータポンプに関する。各雄円弧は三箇所以上のポイントで環 状体に接触するので、ロータと環状体間に一連のチャンバーを形成することが出 来る。その環状体内部でロータが回転すると、固定ポイントに関しての各回転中 これらのチャンバー容積は増減する。流入ボートと流出ボートはポンプ本体内で 正反対となっており、且つチャンバーに露出しているので、チャンバーが流入ボ ートを通過して推移すると、チャンバーのサイズが増加して、流体をチャンバー 内に吸い込み、そしてチャンバーが流出ボートを通過して推移すると、チャンバ ーのサイズが減少して、流体をチャンバーから押し出す。

このようなポンプの出力は物理的サイズや又回転速度などのパラメータ数に依存 する。サイズはチャンバーの長さを含み、それは両ロータと環状体の軸長さであ る。

出力を増加するために長さと速度を増加しても、理論的に可能となるものと比較 して、時々ポンプ出力の低下となることが分かっており、これはキャビテーショ ンのためであると考えられている。

キャビテーションの問題に対する一つの従来解決法は流入と流出ボートの一致し たベアーを提供することであリ、それにより各チャンバーの各端部がそれらのボ ートに露出される。これは各チャンバーが両端部から充填されたり、または抜か れたりすることを可能にする。しかしながら、この解決法はある状況では実用的 でない、つまりポンプの本体の外側に延長している連結通路により二つの流入ボ ートを共に接続する必要性のため空間が制限される、それは二つの流出ボートに 関しても同じである０例えば、もしポンプが１．Ｃエンジン内の潤滑オイル循環 ポンプであり、そしてクランクケース壁内または上に配備されるならば、両端部 においてボートを有することに関わる追加通路のための空間的余裕はない０本発 明の目的はこの問題を解決することにある。

本発明によれば、ジェロータポンプは、ロータ円弧、あるいは環状体円弧、ある いは両円弧のいずれかが、それを通過して延長する搬送通路を有し、それは流入 ボートと一端において、そしてアーリアと角度位置において流入ボートと同様の 搬送キャビティーと他端において選択的に通じており、それにより、流入ボート からの流体流は流入ボート端におけるチャンバー内に、そして又搬送通路や搬送 キャビティーを介して同チャンバーの他端内に方向付けられる。

本発明はさらに特定的に添付の図により説明される。

第１図は破線で示された流入と流出ボートの位置でのジェロータポンプのロータ と環状体セットを示す立面線図、 第２図はチャンバーの両端に接続された流入ボートを提供するために配置された ポンプ本体内に組み込まれたジェロータを示す第１図の線Ａ−Ａで切り取られた 断面図、第１図と第２図は従来技術を表す。

第３図は第１図のものと同様であるが、本発明を単純な形で利用したジェロータ を示す、 第４図は本発明による本体内に組み込まれた第３図のセットを示す以外は第２図 と同様の図、第５図は変形を示す、 第６図は現在好適な形態であるさらなる変形を示す。

第１図において、ジェロータセットは５個の雌円弧ロータ１２内に組み込まれた ４個の雄円弧ロータ１０から構成される。流入と流出ボートは１４と１６におい てそれぞれ破線で示されている。

第２図において、開口部１８は流体供給に接続され、そしてボードアーリア１４ 上のジェロータセットの一方の軸方向端面に露出しているマニフォールドチャン パー２０に最初開口している。同ボードアーリア１４はジェロータセットの反対 の軸方向端においてジェロータセットに開口しており、そしてその二つの端は、 環状体１２がその中に備えられている円筒上キャビティを提供するポンプ本体の 外側に延長する搬送通路を介して共に接続されている。

流出ボート１６は流入ボート１４と同じように配置されても良いが、キャビテー ションは配流側の問題ではないので、図に示されるように単一流出ボートで十分 である。

第３図及び第４図において、ロータがそのそれぞれの円弧において単一の軸方向 延長通路３ｏでもって提供されているのが分かる。環状体はそのそれぞれの円弧 を通じて延長する搬送通路３２でもって同様に提供されている。各搬送通路はロ ータの一方の軸方向端面あるいは環状体からロータの反対側の軸方向端面に延長 している。

第４図はボート１４を介してチャンバーに開口しているチャンバー４０と通じて いる開口部３８（開口部１８に対応する）を示す、搬送キャビティ４・２は、ボ ート１４と同じアーリアのチャンバー４０のようであるが、反対端に於てである 。ロータと環状体間のチャンバー及び前記チャンバー４０とキャビティ４３と一 直線となる通路３ｏ、３２を通じて以外はチャンバー４０とキャビティ４３間は 無関係である。流出配置は流出ボート１６と同じアーリアにあるチャンバー４４ と搬送キャビティ４６を含む流入配置と同じである。

その結果、チャンバー４０を介して流入開口部３８を通じて流れる流体は図に於 けるように右手端から４２などチャンバー内に直接的に流入可能となり、そして 又その部品内の搬送通路を通じて、搬送キャビティ４３に到達し、第４図に示さ れるように左手端からポンプチャンバー内に流入する。同様に、流出位置におい て、流体は作用チャンバー４２ｂから第４図における右手に流出し、直接的にチ ャンバー４４内に流入し、吐き出す、または搬送キャビティ４６を介して第４図 における左手に、搬送通路３２ｂを通じて流出ボートへの通路を通ってチャンバ ー４４に到達する。

特定の目的に設計されたどのポンプにおいても、開口部３０あるいは開口部３２ 、あるいは開口部の両セット３０．３２のいずれかを提供することが望ましいこ とが理解されよう、より大きな認容量がキャビテーションを避けるために必要で ある場合、第５図は、最大の効果を得るための一つの可能性を示す、第６図はそ の好適配置を示す。

第５図は、環状体円弧が二つの搬送通路５０．５２でもってそれぞれ提供されて いる変形を示す、第６図は、ロータと環状体の両方が参照番号６０で示されたロ ータ内の搬送通路および参照番号６２により示された環状体内の搬送通路に於て 可能な最大サイズの搬送通路でもって提供されるさらなる変形を示す、最大断面 アーリアの通路を形成するために、これらの円弧に形状補足的である、描かれた 複雑な断面の通路は、例えば粉末金属凝縮として構成部品を作成することにより 行なわれても良し）。

補正書の写しく翻訳文）提出帯（特許法１８４条の７項第１項）平成２年８月３ 日

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．ジェロータポンプにおいて、その円弧を通じて延長し、且つ一端で流入ポー トのみに、そして他端において搬送キャビティに開口している搬送通路で提供さ れたロータと環状体の一方または他方または両方を有することを特徴とするジェ ロータポンプ。
2. ２．搬送キャビテイは流入ポートと同じアーリアと位置にあることを特徴とする 請求の範囲第１項に記載のポンプ。
3. ３．通路は円形断面のものであることを特徴とする請求の範囲第１項に記載のポ ンプ。
4. ４．複数の通路は各円弧に提供されていることを特徴とする請求の範囲第３項に 記載のポンプ。
5. ５．通路は円弧形状と相補う断面形状のものであることを特徴とする請求の範囲 第１項に記載のポンプ。