JPH04504205A - ポリエステルの微生物学的製造 - Google Patents

ポリエステルの微生物学的製造

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JPH04504205A JP2505660A JP50566090A JPH04504205A JP H04504205 A JPH04504205 A JP H04504205A JP 2505660 A JP2505660 A JP 2505660A JP 50566090 A JP50566090 A JP 50566090A JP H04504205 A JPH04504205 A JP H04504205A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリエステルの微生物学的製造 本発明は、微生物を、好ましくは栄養素を制限して、好気的に培養することによ るポリエステルの製造法に関する。さらに詳しくは、本発明は、好ましくは過剰 の炭素源および増殖(growth)に必須の他の栄養素の少なくとも1つを制 限量含み、その炭素源が少なくとも1つの同化可能な非環状脂肪族炭化水素化合 物からなる、栄養培地中で、好気的条件下でシュードモナス属(Pseudam onas )の細菌を培養すること、および、必要であれば、その細胞から形成 されるバイオポリマー(biopo17mu)を回収すること、によるポリエス テルの製造方法に関する。
このような方法は、ヨーロッパ特許出願公開第0274151号により知られて いる。そこに記載されている方法によると、驚くべきことに一定の栄養素制限を 伴なって炭化水素化合物を重合生成物に変換しうるとわかった、シュードモナス ・オレオボランス(Pseudomonxso1!ovorans)細菌が用い られる。形成されたポリマーは既知のPHB、すなわちポリ (3−ヒドロキシ −ブチレート)とは異なることがわかった。それらは、式%式% 単位および(または)式 (2) : −Co−CIl −Cll [:(CH2) m−I CHI − CO2コ −0−を有する単位(ここにおいて、mは2から8の整数である) からつ(られることが明らかとなった。この細菌により形成されたバイオポリマ ー(以下PHA、すなわちポリ(3−ヒドロキシ−アルカノエート)と呼ぶ)の 組成は、培養培地中に存在する炭化水素化合物の種類によることがわかった。た とえば、用いられる基質がn−デカンのばあい、形成されるポリマーは3−ヒド ロキシーデカンエート、3−ヒドロキシ−オクタノエートおよび3−ヒドロキシ −ヘキサノエート単位からなることがわかった。他方、用いられる基質がn−ウ ンデカンのばあいは、形成されるポリマーは3−ヒドロキシ−ウンデカノエート 、3−ヒドロキシーノナノエートおよび3−ヒドロキシ−ヘプタノエート単位か らなることがわかった。用いられる基質が不飽和炭化水素化合物(l−オクテン のような1−オレフィン)のばあい、形成されるポリマーも式■の単位からなる 。
驚くべきことに、さらにシュードモナス・オレオボランス以外の細菌の種すなわ ち、デ ボスおよびデ レイ(de Vos and de Ltl ) 、イ ンターナショナル ジャーナル オブ システマティック バクテリオロジ−( lnL J、 ofS7sl、Bxc+erio1.) aa、Cl983)、 487〜509による系統発生的分類(ph71ogenNic 1Iuore sce+++)によるシュードモナス・フルオレッセンス(Pseudomon as Nuorescens ) r RN A分枝(branch)のシュー ドモナスに属する細菌を用いることができることが、今や見出された。この分類 によると、異なるシェードモナス分枝はりボゾームRNAにおける相同性によっ て分類することができる。すなわち、シュードモナス・ソアナセアルム(Pse udomona+ solanacem+nm)のr RNA分技分枝ュードモ ナス・アシドボランス(P+evdomonas acidovo+ani ) のrRNARNA分枝シュードモナス・フルオレッセンスのrRNARNA分枝 。前記のうち最初の2つの分枝に属する細菌はPHB形成体であるのに対し、前 記の最後の分枝に属する細菌は、共通して一定の炭素源(糖でもメタノールでも 、短い脂肪酸でもない)に基づいて、とくに栄養素制限(飢餓状態)を伴なって 、PHBを形成しないがPHAを形成することがわかった。
シュードモナス・ソアナセアルムのrRNARNA分枝B形成シュードモナスは 、シュードモナス・ソアナセアルム、シュードモナス・セパシア(P、cepa c目)、シュードモナス拳マルギナータ(P、mar ina+a ) 、シュ ードモナス・カリオヒリ(P、caニア)およびシェードモナス・レモイネイ( P、1ヱj」、LL!」」2)である。
シュードモナス・アシトポランスのrRNARNA分枝B形成形成−ニードモナ スシュードモナス・アシドるシュードモナス・フルオレッセンスのrRNARN A分枝−ドモナスは、シュードモナス・フルオレッセンス、生物型(bio+y pe ) I (とくにそのプロトタイプ)、生物型11のシュードモナス・フ ルオレッセンス、生物型I11のシュードモナス・フルオレッセンス、生物型1 ■のシュードモナス・フルオレッセンス(シュードモナス−レモンニエリ(P、 l!monnie+i)のような)、シュードモナス・オレオボランスを含む) 、シュードモナス・プチダ生物型B1シュードモナス・アウレオファシニンス( P、aureofaci!n+) 、シュードモナス・シリンガニ(P、址二… 旦)、シュードモナス・スッッツェリ(P。
(P、 +eudomlesli cnes )−、シュードモナス・アルカリ ゲネス(P、alcali ene+工)、およびシュードモナス・アルカナー ル(P、hen 1nosa)である。デ ボスおよびデ レイ、インターナシ ョナル ジャーナル オブ システマティック パクテリオロジ−33、(19 83)、487〜509における系統発生的分類によるシュードモナス・フルオ レッセンスrRNA分枝のシュードモナスはベーゲイズマニニアル オブ ディ ターミネイティブバクテリオロジ−(Be+ge7’+ Mxnuxl ol  DNe+m1na+1yeBac+eriolB7)における同定によるグルー プIのシュードモナスに対応する。
基質を選ぶときは、シュードモナス・オレオボランス以外のシュードモナス・フ ルオレッセンスrRNA分枝の細菌の種は、大抵パラフィンを代謝することがで きないということを考慮しなければならない。シニードモナスφオレオボランス がパラフィンを代謝することができるのは、パラフィンの酸化の第一ステップに 関与する酵素をコードするプラスミド(OCTプラスミド)のためである。他方 、アルカノール、アルカナール、パラフィンカルボン酸およびパラフィンジカル ボン酸のようなパラフィン酸化生成物は大抵これらの他の細菌の種によって代謝 されることができる。また、選ばれた細菌の種にとって好ましい物質として供給 する炭化水素化合物の長さは、シュードモナス・オレオボランスにとって好まし い長さと異なっていてもよい。シュードモナス・オレオボランス種の細菌のばあ いは、C6〜c12のパラフィンおよびアルカノールまたはC6〜C18の(不 )飽和脂肪酸を基質として用いると、最もよい結果かえられるが、シュードモナ ス・アルカナールtimeのばあいは、C12〜C16のパラフィンおよびアル カノールまたはC6〜C1oパラフインジカルボン酸を用いるのがよい。
したがって、ます宵−に本発明は、シュードモナス・オレオボランスを除いたイ ンターナショナル ジャーナル オブ システマティック バクテリオロジ−3 3、!+983)、487〜509におけるデ ボスおよびデ レイによる系統 発生的分類によるシュードモナス・フルオレッセンスrRNA分枝の細菌を、好 気的条件下で少なくとも1つの同化可能な非環状炭化水素化合物を炭素源として 含む栄養培地中で培養すること、および、必要であれば細胞から形成されるバイ オポリマーを回収すること、によるポリエステルを製造する方法を提供する。
本発明はとくに、シュードモナス・オレオボランスを除いた、インターナショナ ル ジャーナル オブ システマティック バクテリオロジ−33,(1983 )、487〜509におけるデ ボスおよびデ レイによる系統発生的分類によ るシュードモナス・フルオレッセンスr RNA分枝の細菌を、好気的条件下で 過剰の炭素源および増殖に必須の他の栄養素の少なくとも一つを制限量含み、該 炭素源が少なくとも1つの同化可能な非環状炭化水素化合物を含む栄養培地中で 培養すること、および、必要であれば細胞から形成されるバイオポリマーを回収 することによるポリエステルを製造する方法を提供する。
さらには、とくに、本発明は、 シュードモナス・フルオレッセンス、生物型lシュードモナス・フルオレッセン ス、生物型11シユードモナス・フルオレッセンス、生物型II+シニードモナ スーフルオレッセンス、生物型1vシニードモナス・プチダ 生物型A(シュー ドモナス・オレオボランスを除く) シュードモナス・プチダ 生物型B シュードモナス・アラレオファシェンスシュードモナス台シリンガエ シニードモナス拳スツッツェリ シュードモナス・メンドシナ シュードモナス拳クロラフイス シュードモナス・チコリ− シュードモナス・シニードアル力すゲネスシュードモナス・アルカリゲネス シュードモナス・アルカナール からなる群より選ばれる細菌を用いることよりなる方法を提供する。
本発明の方法において、飽和もしくは不飽和パラフィンまたは6もしくはそれ以 上の炭素原子を有するパラフィン酸化生成物が、通常同化可能な非環状脂肪族炭 化水素化合物として用いられる。さらには、とくに、用いられる基質は、飽和も しくは不飽和パラフィンまたは6〜24の炭素原子、好ましくは6〜18の炭素 原子を有するパラフィン酸化生成物である。ここで用いた「パラフィン酸化生成 物」という用語はとくに、天然パラフィン分解において中間体として生ずるアル カノール、アルカナール、アルカノン酸(ilkxnoic xcid )およ びパラフィンジカルボン酸を意味する。もちろん、必要ならばこれらの基質の毒 性の影響を少しでも避けるための手段を構じなげればならない。この理由のため に、用いられる基質がたとえば、アルカノールまたはアルカナールであるばあい は、通常希釈の目的でジブチルフタレートのような不活性補助相(in!rt  auxiliar7 phase)が培地に加えられるであろう。しかしながら 好ましくは、用いられる基質は6〜18、好ましくは12〜16の炭素原子を有 するパラフィンカルボン酸、または6〜18、好ましくは6〜12の炭素原子を 有するパラフィンジカルボン酸である。必要であれば、これらの基質を溶液中に 保持するためにBr1i58のような反応体も用いられる。
本発明による方法でえられたポリマーの組成は用いる基質による。偶数の炭素原 子を有する基質が用いられるばあいは、ポリマーを構成する単位も偶数の炭素原 子を有する。同様に、奇数の炭素原子を有する基質を用いるばあいは、ポリマー の単位は奇数の炭素原子を有する。
最も小さいポリマー単位はそれぞれ6および7の炭素原子を有する。しかしなが ら、12以上の炭素原子を有する基質を用いるばあいも、形成されるポリマーは 本質的に12以上の炭素原子を有する単位を含むことはない。実際には、8およ び9の炭素原子を有する単位が、それぞれ常に優勢であることがわかる。
PHAを形成するように細菌を刺激するために、栄養素制限が好ましく用いられ る。すなわち実際にはチッ素、リン、硫黄またはマグネシウム制限を伴なって、 好ましくはチッ素制限をしたE2−培地(E2−medium )のような培地 に基づいて、好気的培養が行なわれる。増殖とポリマー形成の条件は本質的には ヨーロッパ特許出願公開111E 0274151号に記載されているとおりで ある。これらの一般的に用いられている条件によれば、好気的培養は(バッチ法 または連続的に栄養供給されて)pH5〜9、好ましくは7で、37℃以下の温 度、好ましくは30℃にて、ならびに適度に撹拌して溶存酸素分圧30%より大 、好ましくは約50%もしくはそれ以上の空気飽和にて行なわれる。必要であれ ば、2つの液相を伴なう系が用いられる。
そのうちの1つは水溶性栄養素および細菌を含む水相であり、他方は基質として はたらく炭化水素化合物を含む非極性相である。しかしながら、さらにモノおよ びジカルボン酸のような、より極性の基質が用いられるばあいは、好ましい系は 適切な界面活性剤を用いる1相の系であろう。
実際には、栄養素制限した好気的培養に先立って、細胞濃度が少なくとも2 g  / lとなるまで栄養素制限なしに対数増殖期とするような手順が一般的であ ろう。しかしながら共代謝過程(co−muabolic process)が 行なわれることも可能である。そこではグルコース、スクロース、糖みつなどの ような費用のかからない好ましい炭素源が増殖(すなわち細胞量が増える)のた めに用いられ、パラフィンまたはパラフィン酸化生成物が、望まれるポリマーの 形成のための基質として用いられる。
ポリマー含量は、最大に達したのちは再び減少していくので、バイオポリマー包 含体(biopolymt+ 1ntlssions)が形成される静止剤はあ まり長く続かないのが好ましい。
したがって好ましくは、栄養素制限を伴なった静止剤に形成されたバイオポリマ ー含有細胞は、細胞のバイオポリマー含量のきわだった減少がおこる前に集めら れる。
しかしながら、PHAは非制限条件下でも形成されうろことが実験により立証さ れた。したがって細菌株シュードモナス・プチダKT2442は、全発酵期間、 すなわち対数増殖期のあいだおよび静止剤のあいだ双方でPHAを形成すること がわかった。したがって、増殖制限条件を用いる必要はない。
バイオポリマー包含体を細胞中に有する細菌細胞は、たとえばアメリカ特許第3 .107.172号に示されているように、直接用いられることがあるので、細 胞中に含まれているバイオポリマーは必ずしも単離される必要はない。
しかしながら、ポリマーの単離および精製はたいていの使用には望ましいかまた は必要であろう。この目的のため、それ自体が既知である多くの方法を用いるこ とができる。細菌細胞の破砕は当業者によく知られている多くの方法、たとえば 剪断力を用いることによって(ホモジナイザー、グラインダー、いわゆるフレン チ プレス(“F+cncb pros’)などによって、浸透圧衝撃処理を行 なうことによって、サノーラス(s++++o+ous)もしくはウルトラサノ ーラス バイブレーション(u1ロ1sonoroosマib+を目on )を 用いることによって、酵素的細胞壁分解によってまたは細胞懸濁液のスプレー乾 燥によって行ないつる。続いて、ポリマーは溶媒抽出および遠心分離を含むそれ 自体が知られている多くの方法で他の成分から分離されることができる。前記ヨ ーロッパ特許出願公開第0274151号中に記載されている1つの適当な単離 方法は、等密度遠心分離を用いている。より大きな規模での単離のためには、集 めた細胞をスフェロプラストに変換すること、これらをサノーラスバイブレーシ ョン処理によって破砕すること、分離すること、および必要であれば遠心分離後 に形成された上層を洗浄し乾燥すること、によってバイオポリマーが単離される のが好ましい。好ましくは、スフェロプラストへの変換はスクロース存在下で行 なわれる。遠心分離は、約30分間、10.000gで行なわれれば充分に進行 する。その後で、ポリマーは上溝上に白い上層を形成し、容易に分離されつる。
汚濁物は洗浄によって除去することができる。その後洗浄されたポリマーは、好 ましくは凍結乾燥により、適切な乾燥形態とされる。
形成されたポリマーの単離に適した別の手順は、ヨーロッパ特許出願公開第02 74151号に記載されている手順である。スクロース濃度勾配遠心分離および 異なる遠心分離の工程を用いる生化学的方法と比べて、たとえばクロロホルムで の、凍結乾燥細胞の抽出は、より簡単で、より速(、かつより純粋な生成品のよ り高い収率に資する。
形成されたポリエステルの用途のために、前記ヨーロッパ特許出願公開東027 4151号が参照される。そこには、えられたポリマーの化学的修飾を行なうこ ともしくはそれらを別のポリマー鎖と架橋させることの可能性ならびに縫合材( +u+u+es ) 、フィルム、皮膚または移植骨などのような製品の製造に 対する用途が含まれている。
本発明はまた、本発明による方法によりえられるポリエステルを加水分解するこ とおよび、必要であれば、その結集生じるモノマーをエステル化することからな る光学的に活性なカルボン酸またはカルボン酸エステルの製造方法を提供する。
そのような光学的に活性な化合物は、たとえば薬剤の製造における中間体として 、または化学的手段による光学的に純粋な形態における研究のための有用性を有 しつるが、えることはたいてい容易ではない。
もし、この方法により用いられる基質の結果として異なるモノマーの混合物が生 成されれば、必要であれば、それ自体知られた方法でこれらを分離することがで きる。
本発明を以下に示す実験セクションにおいて、およびそれにより説明する。
(1)細菌株および増殖条件 表Aに示された株を用いた。用いた増殖培地はE−培地(E−m!dium)  (ポーゲルおよびボンナー(Vogel andBonne+) 、ジャーナル  オブ バイオロジカル ケミスト リ − (1,Biol、Ch !m、)  21一旦一一、(1956) 、 97〜 +06 、E2−培地(ラゲヴイ ーンら(Lageyeen e+ al、)アプライド アンド エンバイロン メンタル ミクロバイオロジー) (AHl、Env、Mic+obio1.  ) 54. (198g) 、2924〜2932)または0.5X E2であ った。
E−培地は以下の組成である: クエン酸・3ナトリウム 2.0g/lMgSO4・71120 0.2 g/ 1NiNH4HPO4・41(2035g / IK211P0410 g/  1 1000 MT l ml/ I F5−培地は以下の組成である: NaNll4)IPO4−48203,5g/ 11000 MT 1 ml/  1 100 mM Mg5o410 ml/ 10.5XE2−培地は以下の組成で ある:NaNHHPO−41?20 3.5 g/11000 MT 1 ml / 1 100 mM Mg50410 ml/ 11000MT (IN HCl中) は以下の組成である:前記培地により一定の細胞濃度にまで増殖ができ、その後 にチッ素が制限される。0.5XE2−培地でえられる細胞濃度は約0.7〜0 .9 mg/ mlが期待される。この細胞濃度でチッ素が制限され、細胞量の さらなる増加は、PHAの蓄積の結果である。
脂肪酸は、10mM (ブチレート、バレレート、オクタノエート、ノナノニー ト、デカノニートおよびウンデカノニートのばあい)、5mM(ラウレート、ト リデカノエート、ミリステート、ベンタデカッエート、オレート、ニライデート およびγ−リル−トのばあい)および2mM(パルミテート、ヘプタデカノエー ト、ステアレートおよびエルケートのばあい)の最終濃度となるまで10倍の高 濃度の貯蔵溶液として10%B+ii 58中に溶解し、 INKOHを加えて pH7,0とし、フィルター(ジエンキンスおよびナン(Ienkins an d Nunn)ジャーナル オブ バクテリオロジー(J、Bac+c+io1 .) 169、(+9117) 、42〜52)に通して滅菌した。3−ヒドロ キシ−ブチレートは、0.7%まで加えた。1−オクタノールおよびオクタナー ル(3% マ/1 )は直接液体培地に、および固体培地上で増殖する細胞には 蒸気の形態で、加えた。細胞の損傷を防ぐために、17%ジブチルフタレートを 1−オクタツールまたはオクタナール含有液体培地に加えた。
口辺下余白] 表A、用いた菌株 ノニードモナスーオレオボランス GPOI OCT (a) GPo12 OCT”’ Kok、論文(lhe+i+)フクニンヘン (G+ oningen)シニードモナス骨アエルギノーサ PAOI プロトタイプ (d) ノ;−トモナス・フルオレブセンス プロトタイブ (e)、DSM 50090/ニートモtス・レモンニニリ プロトタイプ i)、DSl 50415ノニードモナス・テストステクニ プロトタイプ (1) 略N: OCT : OCTプラスミド、 TOL : TOLプラスミド;R 1’ :リファンピシン耐性;DSM:ドイチェザムルンク フユール ミクロ オルガニスメンラント ツェルクルトユーレン ゲゼルシャフト ミツト ベシ ュレークテル ハフラング、ブラウンシュバイク、フエデラル リパブリック  オブ ジャーマニ− (Dec口ch! Szmmlong lvr Mik+oorganisme nand 2ellkul+u+en GmbH,B+xnnschveig、 FRG)(り:シニヴアルツおよびマツコイ(Schwarz andμcco 7 ) 、アプライド ミクロバイオロジー(Appl。 Mierobiol 、) 26% (1973) 、 217〜(b):グルシドら(Grund  u tl ) 、ジャーナル オブ バクテリオロジ−123、(1975)  、546〜(C):バグダサリアンら(Bxgda+x+ian etat ) 、ジーン(GCne) 16、(1981) 、237〜247(d):ホロウ ェイ(Bollovx7) 、バクテリオロジカルレビニーズ(Bicon、  Rev、 ) 33、(1969)、419〜443 (+):スタニールら(SHniel et at ) 、ジャーナルオブ ジ ェネラル ミクロバイオロジー(J。
Gen、Mierobiol ) 43、(1966) 、159〜271(f ):マルクスおよびタラレイ(Mg+cus and Ta1ala7)、ジャ ーナル オブ バイオロジカル ケミストア4 ■PHAの測定 PHAの存在の定性分析のために細胞を顕微鏡で検査した。定量分析のために細 胞を0.5XE2寒天プレート上または50m1 O,5x E2培養液中で培 養し、ラゲヴイーンらによって以前に記載された方法にしたがい、PHAの存在 と組成をテストした。ポリマーの組成もまた、1リツトル培養液からクロロホル ム抽出後、えられた単離されたポリマーで測定した。
ポリマーのテストのために細胞を集め、凍結乾燥したのち、脂肪酸をメチルエス テルに変換するために、メタノール/クロロホルム中で100℃にて140分間 15%硫酸で処理した。つぎにメチルエステルをガスー液体クロマトグラフィー (GLC)により分析した。メチル−3−ヒドロキシ−ブチレートの測定は68 ℃にてGLCプログラムを開始することにより行なった。この温度で2分たった のち、カラムを20分間、5℃/winの割合で熱した。
つぎにすべての高分子組成物を除去するために、10℃/minの割合で278 ℃までカラムの温度を上昇させた。細胞濃度(ウィゾルト(Withalt )  、ジャーナル オブバクテリオロジ−109、(1972) 、350〜36 4)およびモノマーと内部標準(メチルベンゾエート)とのピーク面積の割合に もとづき、細胞により蓄積されたポリマー量およびその組成を測定することがで きた。
(3)シュードモナス・オレオボランスによるパラフィン酸化生成物にもとづ< PHAの形成 パラフィンを酸化するシュードモナス、すなわち、1−オクタノール、オクタナ ールもしくはオクタノエートを基質として用いるシュードモナス・オレオボラン スGPOIのプロトタイプによるPHAの形成を検査した。これらの炭素源を最 終量が3%(vol/vol )またはlhM(オクタノエート)となるよう加 えた。1−オクタツールおよびオクタナールは細胞に対して毒性を有するので、 17%ジブチルフタレートを培養液に補充した。結果を表Bに示す。
1−オクタツールまたはオクタノエートを基質として用いたばあい、PHAが実 際に形成された。オクタナールを基質として用いたばあいは、増殖はおこらなか った。
ポリマーの収率は、オクタノニートで増殖した後が最も高かった。形成されたポ リマーは主に3−ヒドロキシ−オクタノエート単位(90%)からなり、残りは 3−ヒドロキシ−ヘキサノエート単位からなっていた。これはオクタンを用いて えられた結果と一致している。
基質 乾燥細胞量 細胞内PHA ポリマー組成(m/ml) 含量(%)30 11−6 3011−111−オクタツール 1.3 3.I G、10 0. 90オクタナール 増殖なし オクタノエート1.2 8.7 0.12 G、88園株シュードモナス・オレ オボランスGPolを、示した基質を用いて50m1 O,5x E2培地中で 増殖させ、増殖20時間後PHAについて分析した。細胞内PHA含量は乾燥細 胞量に対するポリマー量の割合である。30H−6および3011−8はそれぞ れ3−ヒドロキシ−ヘキサノエートおよび3−ヒドロキシ−オクタノエートを意 味する。
4)他のシュードモナスによるPHAの形成菌株シュードモナス・オレオボラン スGPolばかりでなく、菌株シュードモナス・オレオボランス GPol2  (GPolの0CT−派生体、)、シュードモナス・プチダPpG1(土壌より 単離したプラスミドのない菌株)およびシェードモナス・プチダKT2442  (シュードモナス・プチダN−2から派生し、TOLプラスミドを取除いたりフ ァンピシン耐性菌株)、これらの菌株はパラフィンにもとづいて、は増殖しない のだが、についてもポリマー形成を検討した。すべてのこれらの菌株はシュード モナス・プチダ、生物型Aのグループに属する。菌株をオクタツール蒸気中の最 少培地の寒天プレート上で増殖させ、PHAの存在を顕微鏡で分析した。これら のすべての菌株において貯蔵物質の形成は、位相差顕微鏡検査において透明な( 白い)ドツトとして観察されるポリマー顆粒の細胞内蓄積により証明された。
貯蔵物質の量および組成を測定するために、プレートの細胞を集め、PHA分析 を行なった。表Cかられかるように、検査された菌株はシュードモナス・プチダ PpG1を除き、90%が3−ヒドロキシ−オクタノニート、および10%が3 −ヒドロキシ−ヘキサノエートからなるPHAを生産した。菌株シュードモナス ・プチダPpG1もまたPHAを生産したが、そのうちの96%もがC8からつ くられており、わずか4%がC6モノマーからつくられていたので、これはほと んどホモポリマーであることがわかった。シュードモナス・オレオボランス菌株 GPolおよびGPol2 と比較して、シュードモナス・プチダ菌株ppci およびKT2442はより高い細胞内F’HA含有量を蓄積することがわかった 。
表C;他のシュートモナス菌株によるPHA合成菌株 細胞内PHA含量(%)  3011−6部分(%)GPcl 2−5 9.5土1.0 GPo12 2−5 9.4:1.5 PpG1 10−20 4.0±Q、7KT2442 10−2[19,0±1 .1菌株は0.5XE2プレート上1−オクタツールに基づいて増殖した。組成 はポリエステル中の3−ヒドロキシ−ヘキサノニートモノマ一部分(jtact ion)により示されている。残りは3−ヒドロキシ−オクタノエートにより形 成さシュードモナスの分類には、rRNA相同性による分類(デ ボスおよびデ  レイ、インターナショナル ジャーナル オブ システマテイツク バクテリ オロジ−33、(N83)、487〜5Q9 ) 、芳香族アミノ酸の生合成に 関する酵素間の類似性による分類(ピング(byng)ら、ジャーナル オブ  モレキユラー 二ポリューション(1,Mo1. Evol、 ) 19、(1 9113) 、272〜2112 ) 、ベルゲイズマニュアル オブ デイタ ーミネイティブ バクテリオロジーに記載されている代謝特性による分類のよう な異なる分類がある。これらすべての異なる分類系では、蛍光のシュードモナス 菌株(シュードモナス・プチダ、シュートモナス・アエルギノーサおよびシュー ドモナス・フルオレッセンス種)は同じグループの構成菌株であり、PHBを形 成することができないということで共通している。
シュードモナス・フルオレッセンスrRNA分枝と異なるシュートモナス菌株、 すなわち前記シュードモナス・オレオボランスおよびシュードモナス・プチダ菌 株と同様にプロトタイプシュードモナス・アエルギノーサPAO,シニードモナ ス・フルオレッセンスおよびシュードモナス・レモンニエリならびにさらに、こ のグループに属さない種シニードモナスφテストステロニに対してPHAの形成 における研究が続けられた。これらのすべての菌株を11011Iオクタノエー トまたは fl、7%3−ヒドロキシ−ブチレートに基づいて50m1 O,5 X E2培地中で増殖させた。細胞を集め、まるごとの細胞(whole ce lls )でPHAを測定した。(表D) シュートモナス・プチダ菌株をもまた1リツトルの発酵槽中で30mMオクタノ エートまたは0.7%3−ヒドロキシ−ブチレートに基づきE2−培地で増殖さ せ、そのあとポリエステルの単離を行なった。ポリエステルの組成はまるごとの 細胞での分析において測定した組成に一致することがわかった。オクタノエート に基づいて増殖した細胞のPHAはつねに3−ヒドロキシ−ヘキサノエート、3 −ヒドロキシ−オクタノエートおよび少量の3−ヒドロキシーデカノエートから なっていた。奇数の炭素原子を有する3−ヒドロキシ−脂肪酸は検出されなかっ た。3−ヒドロキシ−ブチレートで増殖させたのち、3−ヒドロキシ−脂肪酸は 培養試料中にも、まるごとの細胞のクロロホルム抽出の沈殿よりえられた物質中 にもみられなかった。
シュートモナス・アエルギノーサ、シュードモナス・フルオレッセンスおよびシ ュードモナス・レモンユニす種はすべて、オクタノニートに基づく増殖後、P  HAを形成することがわかったが、3−ヒドロキシ−ブチレートに基づいて増殖 する間はポリマーを形成しなかった。他方、オクタノエートに基づいては増殖で きないシュードモナス・テストステロニは、3−ヒドロキシ−ブチレートまたは デカノエートに基づいて増殖する間はPHBを形成することがわかった。後者の 基質で増殖する間は、モノマーのわずか13%のみが3−ヒドロキシ−ブチレー トからなっていなかった。異なる種によって形成されたF’HA量は大きく異な っていた。
シュードモナス・プチダおよびシュートモナス・オレオボランス菌株は30〜5 0%PHAを、シュードモナス・アニルギノーサは約15%を、そして蛍光シュ ートモナスのプロトタイプ、シュードモナス・フルオレッセンスはわずか1〜2 %PHAを生じた。他方、シュートモナス・フルオレッセンス生物型1vに属す るシュードモナス・レモンユニす種はその乾燥細胞量のほぼ40%までPHAを 蓄積した。しかしながら、培養条件はPHA産生に影響を与えるかもしれず、P )IA合成は異なる菌株によってまだ最大限に活用されていないので、これらの 割合はシュードモナス・フルオレッセンスrRNA分枝の随意に蛍光性のシュー ドモナスのPHA形成形成一般的目安として役にたつにすぎない。
[以下余白コ 表り:異なるシュードモナス菌株によるPHA形成菌株 基質 ポリマー 組  酸 含量 3011−430163011−8301(−10ン二−ドモナスーオレ オボランス GPoI HB O oN 29.7 0.07 0.90 0.03GP012 HB 0 oct 34.1 0.HI)、91 0.03oct 29.4 0.03  G、93 0.04KT2442 11B D oct 47.1 0.08 G、91 0.01ン二−トモナス・アエルギノ ーサ 1’A0 11B 0.1 ’−−−1,0oct 14.4 0.08 0. 86 0.0τシュードモナス−フルオレッセンス DB 0.4 − − − 1.0 oct 1.6 0.14 0.63 0.22ン;−トモナス・レモンニエリ DSM 50415 )IB 0.7 − 0.14 0.86oct 0.5  (1,HQ、91 Q、θ3ンユードモナス導テストステロニ 8B 15.4 0.99 − − 0.01oct 増殖なし dec 6.0 O,870,03Q、N O,[12基質に用いられた略語は 。
HB:3−ヒドロキシ−ブチレート Gel :オクタノエート d!c :デカノエート である。
f6) P HA形成に対する基質の影響形成されるポリマーの組成に対する増 殖基質の影響を測定するために、シュードモナスーオレオボランスGPOIを4 〜22炭素原子を有する脂肪酸を補充した0、5XE2−培地を含む50m1培 養液中で培養し、その後に細胞を集め、ポリ−3−ヒドロキシ−アルカノニート の存在を調べた。
結果を表Eに示す。
3−ヒドロキシ−ブチレート、ブチレートおよびバレレートのような低級脂肪酸 を用いたばあい、PHA形成はわずかであった。そのわずかな生成(1,5%未 満)にもかかわらず、形成されたPHAはC1CおよびC12七ツマ−を含んで いた。8未満炭素原子を有するモノマーは見られなかった。
オクタノエート、ノナノエート、デカノエートおよびウンデカノエートのような 中間の長さのカルボン酸を用いたばあい、かなりのポリマー形成がおこった(8 %より多い)。ポリエステルの組成は対応するn−パラフィンに基づいて増殖し た間に形成されたPHAの組成と一致した。
より長い脂肪酸に基づく増殖でもPHA合成がおこった。炭素源としてラウレー ト、トリデカノエート、ミリステート、ベンタデカッエートおよびパルミテート を用いたばあい、形成されるポリマー量は中間の長さの脂肪酸を用いる間に見ら れたのと同じ範囲(5%より多い)であった。ヘプタデカノエートおよびステア レートのようなより長い飽和脂肪酸を用いるばあい、細菌は充分に増殖せず、ポ リマー形成は検出されなかった。他方、18炭素原子を有する不飽和カルボン酸 を用いる間は増殖お。
よびポリマー形成がおこった。22炭素原子を有する不飽和脂肪酸、エルケート を用いたばあいはこうではなかった。
12より多い炭素原子を有する基質(ラウレートおよびそれより大きいもの)を 用いたばあい、ポリエステルの組成はもはやそのように基質−依存ではないこと がわかった二基質が偶数の炭素原子を有するばあいは、3−ヒドロキシ−ドデカ ノエートが常に最も長い七ツマ−であり、基質が奇数の炭素原子を有するばあい は、3−、ヒドロキシ−ウンデカノエートが常に最も長いモノマーであった。
偶数の炭素原子を有するより長い(12およびそれより多い炭素原子)脂肪酸に 基づいて形成されるPHAの組成は、c 、c Sc、oおよびC12モノマー について約1.3 : 8.9 : 4.7 : 1の一定の割合を示した。奇 数の炭素原子を有するより長い(11およびそれより多い炭素原子)脂肪酸に基 づいて形成されるPHAの組成はC7、C9および C11モノマーについて約 2.3 : 3.4 : 1の一定の割合を示した。
[以下余白コ 表E:C4〜C22脂肪酸に基づくシュードモナス・オレオボランス位主玉上旦 瓦五瓜 基質 ポリマー ポリマー組成 含量(%) 30H−630H−730H−830H−930)!−1030) 1−11308−12二上 HB 1.2 − − 0.22 − 0.57 − 0.2IC40,6−− −−0,33−0,67C50,7−−−−0,35−0,65C88,70, 08−0,91−0,01−−C99,1−0,35−0,65−−−CIO1 2,50,08−0,75−0,17−−C119,8−0,28−0,59− 0,13−C126,60,06−0,57−0,32−0,05C135,4 −0,32−0,480,050,14−CI4 10.6 0.07 − 0 .59 − 0.30 − 0.04CI5 5.3 − 0.32 − 0. 47 0.08 0.13 −C163,40,08−0,50−0,30−0 ,12C17およびC1B 増殖なし 玉鳳租胆肪皇 ole 7.4 0.09 − 0.57 − 0.28 − 0.06ela  11.2 0.10 − 0.56 − 0.27 − 0.071in 5 .9 0.10 − 0.57 − 0.30 − 0.04eru 増殖なし 基質に用いられた略語は: HB:3−ヒドロキシ−ブチレート C8から018;オクタノエートからオクタデカノエートo1e: オレエート (シス−9−オクタデケノエート)ela: エライデート(トランス−9−オ クタデヶノエート)1in: γ−リルネート(シス−6,9,12−オクタデ カトリエノエート)eruニ エルケート(シス−13−ドコセノエート)“− ”は< o、 oosを示す。
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)平成3年10月3日圃

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.炭素源として少なくとも1つの同化可能な非環状脂肪族炭化水素化合物を含 む栄養培地中で、好気的条件下、シュードモナス・オレオボランスを除いたイン ターナショナルジャーナルオブシステマティックバクテリオロジー33、(19 83)、487〜509におけるデボスおよびデレイによる系統発生的分類によ るシュードモナス・フルオレッセンスrRNA分枝の細菌を培養すること、およ び、必要ならば、細胞から形成されたバイオポリマーを回収すること、によるポ リエステルの製造法。
  2. 2.過剰の炭素源および増殖に必須の他の栄養素の少なくとも1つを制限量含み 、該炭素源が少なくとも1つの同化可能な非環状脂肪族炭化水素化合物を含む栄 養培地中で、好気的条件下、シュードモナス・オレオボランスを除いたインター ナショナルジャーナルオブシステマティックバクテリオロジー33、(1983 )、487〜509におけるデボスおよびデレイによる系統発生的分類によるシ ュードモナス・フルオレッセンスrRNA分枝の細菌を培養すること、および、 必要ならば、細胞から形成されたバイオポリマーを回収することによるポリエス テルの製造法。
  3. 3.シュードモナス・フルオレッセンス,生物型Iシュードモナス・フルオレッ センス,生物型IIシュードモナス・フルオレッセンス,生物型IIIシュード モナス・フルオレッセンス,生物型IVシュードモナス・プチダ生物型A(シュ ードモナス・オレオボランスを除く) シュードモナス・プチダ生物型B シュードモナス・アウレオファシエンスシュードモナス・シリンガエ シュードモナス・スツッツェリ シュードモナス・メンドシナ シュードモナス・クロラフィス シュードモナス・チコリー シュードモナス・シュードアルカリゲネスシュードモナス・アルカリゲネス シュードモナス・アエルギノーサ からなる群より選ばれた細菌を用いる請求項1または2記載の製造法。
  4. 4.用いられる同化可能な非環状脂肪族炭化水素化合物が6またはそれより多い 炭素原子を有する飽和もしくは不飽和パラフィンまたはパラフィン酸化生成物で ある請求項1〜3記載のいずれかの製造法。
  5. 5.6〜24の炭素原子、好ましくは6〜18の炭素原子を有する飽和もしくは 不飽和パラフィンまたはパラフィン酸化生成物である請求項4記載の製造法。
  6. 6.6〜18、好ましくは12〜16の炭素原子を有するパラフィンカルボン酸 または6〜18、好ましくは6〜12の炭素原子を有するパラフィンジカルボン 酸を用いる請求項5記載の製造法。
  7. 7.好気的培養がチッ素、リン、硫黄またはマグネシウム制限を伴なって、好ま しくはチッ素制限を伴なって行なわれる請求項1〜6記載のいずれかの製造法。
  8. 8.好気的培養がpH5〜9で、好ましくは7で、37℃以下の温度にて、好ま しくは約30℃にて、適切な撹拌を伴なって溶存酸素分圧30%より大、好まし くは約50%またはそれより大の空気での飽和で行なわれる請求項1〜7記載の いずれかの製造法。
  9. 9.栄養素制限を伴なう好気的培養が、少なくとも2g/lの細胞濃度に達する まで栄養素制限をなしとした対数増殖期によって進められる請求項1〜8記載の いずれかの製造法。
  10. 10.細胞のバイオポリマー含量のきわだった減少がおこる前に栄養素制限を伴 なって静止期において形成されたバイオポリマー含有細胞を集める請求項1〜9 記載のいずれかの製造法。
  11. 11.集めた細胞をスフェロプラストに変換すること、これらをサノーラスバイ ブレーションでの処理によって破砕すること、分離することならびに、必要であ れば、還心分離ののちに形成される上層を洗浄することおよび乾燥すること、も しくは溶媒抽出によるバイオポリマーを単離すること、によってバイオポリマー を単離する請求項1〜10記載のいずれかの製造法。
  12. 12.えられるバイオポリマーを化学的に修節する請求項1〜11記載のいずれ かの製造法。
  13. 13.請求項1〜12に記載のいずれかの製造法によりえられたポリエステルを 加水分解することおよび、必要であればその結果えられたモノマーをエステル化 することからなる光学的に活性なカルボン酸またはカルボン酸エステルの製造法 。
  14. 14.請求項1〜12に記載のいずれかの製造法を用いてえられたポリエステル 。
  15. 15.全体的にまたは部分的に請求項14記載のポリエステルからなる縫合材、 フィルム、皮膚または移植骨などのような製品。
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