JPH04503736A - 高容量エピタキシャル反応装置 - Google Patents

高容量エピタキシャル反応装置

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 高容量エピタキシャル反応装置 技術分野 本発明は、選択した面の上に均一な薄膜の被膜を形成するためのエピタキシャル 反応装置に関し、より詳細に言えば、従来のバレル形エピタキシャル反応装置よ り大きなバッチ容量を有し、かつ少なくとも従来のバレル形エピタキシャル反応 装置によって製造されるものと同程度の品質のエピタキシャル層を形成するバレ ル形エピタキシャル反応装置に関する。
背景技術 従来技術によれば、幾つかの異なる型式の放射加熱エピタキシャル反応装置が知 られている。例えば、そのような1つの型式のエピタキシャル反応装置の例につ いて、1978年3月28日に発行されたマクネイリ(McNei l I y )他の米国特許第4,081,313号明細書を参照することができる。一般に 、各エピタキシャル反応装置は、(+)反応室と、(11)熱源及び温度制御装 置と、(Hi )ガス供給源及びガス流制御装置とを備える。
従来のバレル形エピタキシャル反応装置の縦断面図が第1A図に示されている。
反応装置10には、米国カリフォルニア州すンタクララに所在するアプライド・ マテリアルズ(AI)plled Materlals )社製のものを使用す ることができる。反応装置10は、上記アプライド・マテリアルズ社からモデル No、7600.7800,7810及び7820のものが供給されている。
反応装置10の反応室60は、トランジション(LransiLion)領域4 6とビードプラステッド(bead−blasted)領域45の端部45Aと の間のベルジャ4oの内部容積である。熱源50は、5バンクの石英ハロゲンラ ンプ51で横、成される。各バンクのランプ51は、以下に詳述するように1コ ラム即ち縦列に14個のランプ51で構成される。
ガスリング20がガス供給源及びガス制御装置に結合されている。熱源51及び 反応室60はハウジング15内に収容されている。反応装置10のハウジング1 5は高さ約91.4cm(36インチ)及び幅約116.8cm(46インチ) の容積を画定している。
熱源50の5バンクのランプ51は、第1B図に示されるように、ベルジャ40 を中心として五角形を形成し、前記各バンクがその五角形の1面を占有するよう になっている。第1B図に於ては、5バンクの前記熱源50とベルジャ40の相 対位置のみが説明のために示されている。(添付図面は実寸通りに記載されてお らず、反応装置]0内の各構成部品の相対位置を示すことのみを目的としている 。)ランプ51は、短い波長範囲、即ち約1ミクロン以下の放射エネルギを発生 する。各ランプ51は、28.6ms+(1・1/8インチ)の放物面をなす金 メッキされかつよく磨かれた反射器52内に取り付けられている。(添付図面に 於て、各符号の添字は、(1)類似の構成部品を表すため、及び(ii)構成部 品の特定の特徴を示すために用いられている。明細書の記載に於て、添字のない 符号は、添付図面に於て添字を有する同じ符号について共通するものを意味する 速記的な表記として使用されている。)熱源50からの短波長放射エネルギは、 ベルジャ40の透明石英壁41を介して伝達される。石英壁41は放射をほとん どまたは全く吸収しない。熱源50からの放射エネルギは、反応室60内に取り 付けられたサセプタ65に入射する。サセプタ65は、石英ハンガ61によって ベルジャ40内に吊着され、該石英ハンガ61は不透明な石英上部フランジ47 によって図示されない回転手段に、その上に取り付けられたサセプタ65及びウ ェハ70が熱源50に関して回転し得るように、回動自在に結合されている。
サセプタ65の回転によって、サセプタ65及びウェハ70の均一な加熱が保証 される。
サセプタ65は、熱源50からの放射エネルギを吸収し、かつウェハ70に対し て均一な温度面を提供する材料で形成されている。サセプタ65は通常グラファ イトで形成され、その外面に薄い炭化ケイ素の被膜が被覆されている。
この炭化ケイ素被膜によって、ウェハ70が炭素の汚染から保護される。
サセプタ65のサイズが反応装置10の容量を制限しているが、これはこのサイ スが反応室60内に一度に配置することかできるウェハの数即ちバッチ容量を決 定するからである。「バッチ容量」は「バッチサイズ」とも称される。
次の表1は、バレル形エピタキシャル反応装置10のバッチ容量を示している。
バレル形エピタキシャル反応装置10のバッチ処理容量サセプタ65は約42. 5cm(16,75インチ)の長さを有し、かつ略30.5cm(12インチ) の平面領域を備える。本明細書に於て使用するサセプタ65の長さとは、サセプ タ65の垂直方向の寸法を意味する。サセプタ65または反応装置10内の他の 全ての構成部品の縦寸法が、反応室60のガス人口(反応室60の上部)から反 応室60のガス出口(反応室60の底部)へ延長する方向と同じ方向の寸法であ る。
サセプタ65の前記「平面領域」は、ウェハが配置されかつ該ウェハ上で均一な エピタキシャル成長が行なわれるサセプタ65の外面の各面上の領域である。サ セプタ65の平面領域67が、第1図に於てウェハ70を包囲する破線で示され ている。
バレル形反応装置の容量を測定するために使用される別の基準は、処理されてい るウェハが占めるサセプタの表面積の割合である。反応装置10については、六 面体のサセプタを用いて直径125mmのウェハが処理される。前記サセプタの 各面には2個のウェハが配置されて、表1の12ウエハのバッチサイズが得られ る。前記サセプタの各面の面積は約559.0cm2 (86,645インチ2 )である。
2個の直径1251のウェハが前記サセプタに接する面積は約245−44c曙 2 (38,04インチ2)である。従って、前記ウェハが占めるサセプタ面の 割合は、38.04÷86.645、即ち約44%である。
直径200mmのウェハを処理するために、各面の面積が約866.90c頂2  (134,370インチ2)の四面体サセプタが使用される。前記サセプタの 各面には、表面積314.16cm2 (48,ツイフチ2)の1個のウエノ飄 が保持される。即ち、直径200mmのウェハの場合には、該ウェハが占めるサ セプタ面の割合が48.7÷134.370、即ち約36%である。
直径100■のウェハを処理する場合には、各面の表面積が約503.35cm 2 (78,02インチ2)の八面体サセプタが使用される。前記サセプタの各 面には3個のウェハが保持される。各ウェハは約78.54cm2 (12゜2 インチ2)の表面積を有する。従って、直径100ma+のウェハの場合には、 ウェハが占めるサセプタ面の割合が、約(12,2X3)÷78.02、即ち約 47%である。
直径150mmのウェハを処理する場合には、各面の面積が約748.97cm 2 (116,09インチ2)である五面体サセプタが使用される。前記サセプ タの各面には2個のウェハが保持される。各ウェハは約176、 71cw2( 27,4インチ2)の面積を有する。従って、直径100mmのウェハの場合に は、該ウェハが占めるサセプタ面の割合が、約(27,4X2)÷116.09 、即ち約47%である。
第1A図の反応装置10の場合、平面領域67は、隣接子るウェハに於てウニ/ ’%毎のエピタキシャル層の厚さの変動が最大±5%であり、かつ隣接するウエ ノ1のウエノ\毎のエピタキシャル層の比抵抗の変動が最大±5〜10%である ように画定される。平面領域67全体に於て、該平面領域の両端に位置するウエ ノ1も含めて、隣接しない何れかの2個のウェハに於けるウェハとウニ/1との エピタキシャル層の厚さの変動は最大±4〜7%でありかつ隣接しない何れか2 個のウェハのウエノ1とウニ/%との比抵抗の変動は最大±4〜12%である。
これらの変動は、エビタキシャル層の成長に関する工業的な基準である。
サセプタ65を装着した石英ベルジャ40は、ベルジャ40の下側支持体43に 結合された下側フランジ42を有する。0リング24によって、下側フランジ4 2と排気カップ30との間のシールが得られる。長さ約7.6cm(3インチ) の下側支持体43がベルジャ40の下側湾曲部44によって側壁41に結合され ている。下側湾曲部44は、ビードブラストされて(即ち、一般に180グリツ ドのガラスビードであるビードを高速で吹き付けられて)不透明な面領域45が 形成されている。端部45Aは、ビードブラストされた下側湾曲部分44の端部 である。上述したように、端部45Aが反応室60の下部を画定する。石英ベル ジャ40の透明な垂直側壁41は、通常白色石英で形成される不透明な石英上部 フランジ47に結合されたトランジション領域46まで延びている。トランジシ ョン領域46は約7.6cm(3インチ)の長さを有する。
側壁41と湾曲部44と下側支持体43とトランジション領域46と間の空間的 関係が、前記反応室60内に於ける例えばガス速度、ガス質量フラックス、流体 混合及び乱流等のガス流の動特性に影響を与える。ベルジャ40のこれらの部分 の空間関係が変更されると、反応室60内に於けるガス流の動特性が変化する。
反応室60内のエピタキシャル層の均一な成長はガス流動特性に直接従属するこ とから、ベルジャ40の変形は常に成長されるエピタキシャル層の均一性に影響 を与える。
不透明な上部フランジ47はベースプレート32−ヒに載置され、かつ0リング 21によってベースプレート32と上部フランジ47との間がシールされる。上 部フランジ47は、ガスリング20と2個のOリング22.23とによって固定 される。反応ガスがガスリング20を介して反応室60内に導入される。反応ガ スは、反応室60中を通過した後に、下側フランジ42の1個または複数の開口 を介してステンレス鋼製の排気カップ30内に排出される。排気カップ30は、 ベルジャ40をエピタキシャル反応装置10内に位置決めする支持アセンブリ3 1に取り付けられている。
反応室60内を流れるガス流は、所望のエピタキシャル成長速度及びプロセスの 仕様によって決定される。反応装置10内では、エピタキシャル成長は反応室6 0に於ける水素流及び他の反応ガスの流れの関数である。反応室60内へのガス 流は、整流格子の個々の点に調整されるジェットセツティングと、主水素流及び 回転水素流の制御とを利用して制御される。ジェットセツティング及び水素流の 制御は当業者にとって周知である。反応装置10の場合、均一なエピタキシャル 層の成長のための整流格子のジェットセツティングは一般に3. 5−3. 5 であり、均一なエピタキシャル層の成長のだめの一般的な水素流の設定は、毎分 120リツトルの流量と毎分100リツトルの回転流量である。
反応装置10内に於けるウェハ70のエピタキシャル成長には、約900℃〜1 200℃の範囲内の温度が必要である。しかしながら、石英壁41は、反応室6 0内の900℃〜1200℃の温度に関して低温であるように、一般に約600 ℃に維持される。ベルジャ40の低温壁41が石英壁41の内面に於ける薄膜の 成長を制限している。ここで言うベルジャの「内面」及び「外面」は、それぞれ 内面が反応室60の境界であり、かつ外面が反応室60の外側であるように、反 応室60に関連している。
石英壁41は、その温度が増加した場合にその上に薄膜が付着するので、一定の 温度に維持しなければならない。
これらの薄膜は放射エネルギを吸収して、反応装置10内で成長するエピタキシ ャル層の均一性に影響を与える。
ベルジャ40の石英壁41を所望の温度に維持し、かつ反応装置10内の他の構 成部品を高温から保護するために、熱源50及びベルジャ40の外面、即ちトラ ンジション領域46、石英壁41及び湾曲部44が強制循環空気流によって冷却 される。特に、ブロワ80によって供給プリナム81に定常的な空気流が提供さ れる。供給プリナム81は、ランプアセンブリ50の裏側にある水冷式熱交換器 53に接続されている。このように、ブロワ80からの空気が供給プリナム81 に入り、ランプアセンブリ50の裏側の熱交換器53の中を通過し、反射器52 を抜けかつランプ51の周囲を通って、ベルジャ石英壁41とランプアセンブリ 50との領域62に入る。
空気流が縦型のライザ85から領域62内に入る時に抵抗があるので、ブロワ8 0からの空気流の一部分が供給プリナム81から迂回して、外径50.8n+m (2インチ)のパイプ82を通って上側ブリナム領域83に入る。パイプ82か ら上側プリナム領域63を通過する強制循環空気流によって、プリナム領域63 内に高温の澱んだ空気が溜まるのが防止される。
領域63及び縦型ライザ85からの強制空気流はベルジャ40の側壁41を下方 に流れて、反応装置10の底部に配置された排気プリナム83の中に入る。前記 空気は排気プリナム83の中を通過して熱交換器84の中に入る。熱交換器84 は、毎分約18.9リツトル(5ガロン)の流量の水で冷却されている。冷却水 の流れは流量絞り手段94によって制御される。このように、空気が熱交換器8 4の中を流れる際に冷却され、かつ冷却された熱交換器84からの空気がブロワ 供給プリナム86の中へ流れる。
空気冷却に加えて、上側スリナム領域63は、ランプアセンブリ50近傍に金メ ツキ面を有する水冷式冷却プレート88を有する。同様に、吸気プリナム81は 、ベルジャ40に対面しかつ吸気プリナム81からの放射熱エネルギを反射する 金メツキ面を有する水冷式壁部89によって冷却される。更に、金メツキ保護カ ラー87がベルジャ40の下側フランジ42の周囲に取り付けられている。これ らの構成部品に設けられた金メッキが、反応室60の外側の他の構成部品からの 放射エネルギを反射し、それによって反応室60からの熱損失及び反応室60の 外部の構成部品による加熱の双方を制限している。
反応装置10の強制空気冷却が、第1A図に示されるベルジャ40、熱源50、 吸気、排気、及び上側プリナム81.82.63からなる構成の壁温度を均一に 維持している。これらの構成部品からなる構成を変更した場合には、壁部41を 流れる空気流が変更されるので、壁部41の強制吸気冷却及びその結果として壁 温度が影響を受ける。前記壁温度が増加すると、前記壁に付着する膜の成長が始 まり、反応室60内に於けるガスの分配に影響を与える。更に、壁温度に於ける このような変化が反応室60内の温度プロフィルを変化させ、それが更に反応室 60内のガスの分布に影響を与えることがある。このような変化が均一なエピタ キシャル層の成長に与える累積的な影響は知られていない。
5個のバンクからなる熱源50の各バンクは14個のランプ51を有する(第2 A図)。各ランプ51からの放射エネルギは、該ランプの両側に於ける電圧に直 接的に比例する。従って、次の表に示されるように、反応室60の上側周辺部及 び下側周辺部にそれぞれ配置されたランプ511〜51 及び51〜5114に はより高い電圧が印加される。各バンクの最も外側のランプ51 .5114( 第2A図)が350ボルトの印加電圧を有するのに対して、次の2個のランプ5 1.513及び51□2.51□3はそれぞれ300ボルトの印加電圧を有する 。残りの8個のランプ51〜51□1はそれぞれ240ボルトの印加電圧を有す る。
熱源50の各バンクの電圧分布 ランプNo、 電 圧 ランプNo、 電 圧51□ 350 518 240 51□ 300 519 240 513 300 51□。 240 514 240 51.1 240 515 240 51□2 300 516 240 51.3 300 51□ 240 51□4 350 各バンクの6個の最も外側のランプ51、〜513.51〜51□4には、境界 条件即ち反応装置10の上部及び下部に於けるエネルギ吸収構造と、サセプタ6 5及び反応室60からの熱損失を補償するためにより高い電圧が必要である。
各バンクのランプ51は3つのグループに分けられる。
第1のグループはランプ51〜515からなり、第2のグループはランプ51〜 519からなり、かつ第3のグループはランプ51〜5114からなる。各グル ープのうンプ51はシリコン制御整流器(SCR)に接続されている。前記第2 グループのSCHにかかる負荷は、他の2グループのSCRにかかる付加の約7 0%に過ぎない。前記各バンクが14個のランプを有することから、2個の14 ピンコネクタを用いて各バンクのランプを電源に接続する。
図示されない赤外センサが、石英ノ1ンガ61のシースの中を通ってサセプタ6 5の中に降下され、かつサセプタ65の所定位置64に配置することができる。
3つの前記各位置に於て、上述した3グループの何れかのランプからの放射エネ ルギを測定することができる。前記赤外センサは、閉ループ温度制御システムを 介して熱源50の前記電源に接続されており、かつランプ51の両側に於ける電 圧は、サセプタ65の3位置64□、64゜、643のそれぞれに於て概ね同一 の温度が得られるように調整される。
反応装置10のウエノ170のスループ・ンド(即ち、ウェハの各バッチに於て 処理され得るウエノ1の数)を増大させるためには、平面領域67を拡大しなけ ればならない。サセプタ65を縦方向に長大化してより大きな平面領域67を設 ける場合には、下部65□と線45Aとの距離Yを短くするか、または反応室6 0を長くしなければならない。
距離Yが短くなるにつれて、平面領域が熱源50の境界領域の中により一層移動 する。従って、距離Yの変化が反応装置10内で成長するエピタキシャル層の均 一性に影響を与える。
反応装置10のハウジング15内により大きな反応室60を設けることは、反応 室を大きくすると必然的に壁部41の温度を維持するために使用される冷却装置 、熱源50及び反応室60内の温度間の関係が変化することから不可能と思われ る。上述したように、このような変化はエピタキシャル層の均一な成長に影響を 与え、このような変形が可能な場合でさえ、バッチ容量を増大させても均一性の 工業的基準の範囲内にあるエピタキシャル層が得られない場合がある。
縦方向に長い反応室60をハウジング15内に設けた場合には、この大きくした 反応室60の上端及び下端が必然的にハウジング15に近接する。ハウジング1 5の外部が反応装置10を収容する部屋の周辺温度に結合されているのに対して 、壁部41は約600℃でありかつサセプタ65は約900℃〜1200℃であ る。従って、反応室60がより大型化するにつれて、熱源50が反応室60と周 辺室温との間に大きな温度差を維持しなければならず、反応室60がハウジング 15により接近するので、反応室60からの熱流に対する抵抗が減少する。従っ て、熱源50からのエネルギは、反応室60からの熱流に対する抵抗が減少した 結果として生じる反応室60からの熱損失の増大を補償しなければならない。熱 源がより大きくなると、上述したベルジャ40に於ける変化の場合と同様にして 反応室60内のガス流の動特性が影響を受け、その結果、反応室60内に於ける エピタキシャル層の成長に影響がある。
更に、より大きな熱源は反応装置10内の他の構成部品に悪影響を与える虞れが ある。熱源50の背後の反射器52は金メッキしたアルミニウムである。反射器 52はアルミニウムの融点以下の温度に維持しなければならない。熱源50の大 型化は常にアルミニウムの過熱となり、それが次に前記メッキを変形させ、かつ 後に熱源50の不均一性を招くことになる。このような不均一性が更にエピタキ シャル層の成長を変えることになる。
反応室のジオメトリ(例えば、ベルジャ40の寸法及び形状、サセプタ65の寸 法及び形状並びにベルジャ40内の位置)、熱源50、ガス流、反応装置10の 強制空気冷却は、各ウェハが均一性の工業的基準の範囲内のエピタキシャル層を 有するような最大のバッチサイズが得られるように選択された。反応装置10の バッチサイズを大きくするためには、より多くのウェハを反応室60内に配置し 得るように、少なくとも反応室60のジオメトリを変更することが必要である。
更に、前記反応装置の他の特性をも変更しなければならないと考えられる。
残念ながら、反応装置10の特性は、上述したように、反応装置の成る1つの特 性に於ける変化が該反応装置の他の特性に影響を与えることから、反応装置1o のバッチ容量をどのように大きくするかという方法についてガイダンスは得られ ない。反応室60に於けるガス流の動特性、反応室60に於ける温度プロフィル 、強制空気冷却、反応室60からの熱損失、及び反応室60へのまたは反応室か らの放射エネルギの反射は、何れか1つに於ける変化が他に影響を与えるように 全て結合している。
例えば、サセプタ65の縦方向の長さを大きくしてより多くのウェハを保持する ようにした場合、上述した問題に加えて、長さが長くなることによって反応室6 0の中を流れるガス流の抵抗が大きくなる。ガス流に於ける変化は、ガスによっ て前記反応室から運ばれる熱に影響を与える。
更に、熱源50を大きくして大型のサセプタを均一な温度に維持しなければなら ない。熱源の変化は更にガス流及び反応室からの熱損失に影響を与える。
従って、単なるサセプタの長さの増大が反応装置10の多くの条件を変化させ、 これらの各条件がエピタキシャル層の成長に影響を与える。同様に、反応装置ジ オメトリ、熱源、ガス流及び強制空気冷却に於けるそれぞれの変化が反応装置1 0に於けるエピタキシャル層の均一な成長に影響を与える。これらの変化の累積 的な影響については知られていないことから、反応装置10のバッチサイズを増 大させる実現可能性については未知である。
上述したように、反応装置10は、均一性の工業的基準の範囲内で最大のバッチ サイズが選べるように最適化された。反応装置10のバッチサイズを増大させる ことは、必然的に従来反応装置10に於て使用されているものとは異なる反応室 ジオメトリ、熱源、強制空気冷却が必要である。
従って、反応装置10のバッチサイズを増大させると共に反応装置10のエピタ キシャル層の均一性を維持する新しい反応装置が、反応装置10の性能を改善す るために必要とされる。以下により詳細に説明するように、成るサイズのウェハ についてバッチサイズを約50%増大させる従来の反応装置10の変形では、エ ピタキシャル層の均一性に許容し得ない変動がもたらされた。
従来の反応装置10の変形では、上述した不確実性を招くより大型のサセプタを 使用するのではなく、サセプタ65の平面領域67を縦方向に延長させる変形が 行われた。
一般に、ウェハ70の平面領域67は、サセプタ65の上端65 及び下端65 □から第1の選択距離68、及び両側端65 .654から第2の選択距離69 に維持される。
第1及び第2の距離68.69は、サセプタ65の表面温度が平面領域67内で 略一定であるように選択される。
従来の反応装置10の変形では、第1の選択距離68を短くすることによってサ セプタ65の平面領域67を増加させた。従って、平面領域67がサセプタ65 の上端及び下端65゜、65□により近接することになった。端部652.65 、に最も近い平面領域67の領域を約900℃〜1200℃に維持するためには 、平面領域67の長くなった全長に亘ってサセプタの温度を上昇させることが必 要であった。従って、端部652.65□からの熱損失を補償するために、これ らの領域により大きなエネルギを入力することが必要であった。更に、これらの 領域により多くのエネルギを供給することによって前記平面領域のすぐ上方及び すぐ下方の領域に於ける構造が加熱された場合に、隣接する前記構造と前記平面 領域との間の温度差が小さくなる。温度差が低くなることによって前記平面領域 からの熱損失が減少し、熱損失の減少がサセプタ65のより太きな平面領域に亘 って均一な温度を維持する作用をする。
このように従来技術の変形では、第2A図の熱源50が第2B図に示されるよう な熱源50′に置き換えられた。
上述した第1図及び第2A図の反射器52は、反射器52の本体に対して約90 °の角度で形成されたりツブ55を上部及び下部に有する。第2B図に示される 変形熱源50′では、反射器52′の端部55′が外向きに広げられ、かつ反射 器52′が3個のセグメン1−52 ’、522’、523′に分割されている 。前記セグメント間には、3゜2〜25−4m■(1/8〜1インチ)のスペー サが挿入されている。外側のランプ51 ′、5114′の電圧を48■ 0ボルトに増加させ、かつ4個のランプ51 ′、513′、51□2′、51 13′を240ボルトで操作する。ランプ51□′及び51□4′の電圧をより 高くすることによって、平面領域67′をより反応室6oの周辺部の近くに移動 させることに関連する熱損失の増大を補償するように、より高い放射エネルギ出 力が得られる。反射器52′のフレア端部55′が反射器55より大きな面積で 放射エネルギを反射し、それが上述したようにより大きな平面領域からの熱損失 を最小にするのに寄与している。
サセプタ65上のウェハのオーバラップに結合した熱源50の変化は、バッチサ イズが12ウエハから18ウエハに増大するように直径125■のウェハの平面 領域を増大させることを目的としていた。従って、前記変更はウェハが占有する サセプタの表面積を44%から約60〜65%の範囲内で増大させることを目的 としていた。しかしながら、隣接するウェハのエピタキシャル層の比抵抗に於け る変動は約±30%であった。この変更によっても直径100mm150mm及 び200+u+のウェハのバッチサイズは変わらなかった。
このように、これらの結果に基づいて、直径125■のウェハの反応装置10の バッチサイズは、隣接するウェハのエピタキシャル層の比抵抗に於ける±30% の変動が許容される場合にのみ約50%増大させることができる。更に、他のウ ェハサイズに関する均一性の基準も同様に緩和しなければならない。一般に、± 30%の変動は許容し得るものではなく、より大きな面積のサセプタを組み合わ せて使用する第2B図の熱源50′は、反応装置1oのバッチ容量を大きくする ための実行可能な方法ではない。
これらの結果は、バッチ容量を増大させることが、単にサイズを変更しか一つサ イズの変化から予想される効果を補償するだけのプロセスではないことを示して いる。むしろ、上述したように、反応装置1oに於ける変化は常にエピタキシャ ル層の均一性に影響を与える複合的な一連の相互作用を生じさせる。更に、ハウ ジング15に最も近接する熱源50′の部分のエネルギ出力を増大させることに よって得られる結果が好ましくない場合に、より大型のサセプタを用いることに よって反応装置1oの容量を増大させることは、上述したように、より大型のサ セプタが第2B図に示されるものと同様の熱源を必要とすると考えられること力 〉ら、実行可能とは考えられない。従って、表1に示されるような反応装置10 のバッチ容量が、エピタキシャル層の均一性について工業的基準を維持しつつ達 成し得る最良のものであると考えられる。
発明の開示 従来技術に於て得られた結果とは対照的に、本発明によれば、従来のバレル形エ ピタキシャル反応装置がバッチサイズの増大を達成するように構成される。比抵 抗の均一性が不十分な従来の変更と異なり、本発明によるバレル形エピタキシャ ル反応装置によって、隣接するウェハについて従来の低容量の反応装置の場合と 少なくとも同じ品質の比抵抗の均−性及び膜厚の均一性を有するエピタキシャル 層が得られる。
バッチサイズの増大及びエピタキシャル層の均一性は、従来技術と少なくとも同 程度の良好な品質のエピタキシャル膜厚及び比抵抗が得られ、異なる反応装置ジ オメトリ、異なる熱源及び異なる強制空気冷却の使用を含む独特な条件の組合わ せによって達成される。更に、従来技術の反応装置のハウジング内で、より大き な熱源及びより大きな反応室が用いられているが、それにも拘らず新規な反応装 置に於て成長されるエピタキシャル層の均一性は本質的に元の反応装置の均一性 と区別されないものである。この結果は、従来技術のバレル形エピタキシャル反 応装置のバッチ容量を増大させるための従来手段と著しく異なっている。
成る実施例では、従来技術の反応装置の平面領域より25〜50%大きな平面領 域を有する反応室と、より大きな前記平面領域に均一の温度分布を実現する放射 エネルギ熱源とが従来のエピタキシャル反応装置のハウジング内に収容されてい る。この放射エネルギ熱源は、短い波長範囲、即ち約1ミクロン以下の放射エネ ルギを発生させるランプのバンクで構成される。前記ランプの各バンクは、よく 磨かれた反射体を有する1コラムのランプを備える。前記バンクの各ランプのエ ネルギ出力は、該ランプに印加する電圧に直接的に比例する。
反応室内のサセプタの前記平面領域全体に亘って均一な温度を達成するために、 前記熱源は前記平面領域より約15〜30%長い。前記ランプに印加される電圧 は、前記平面領域の全長に亘って前記ランプのエネルギ出ツノが略均−であり、 かつ前記平面領域を越えて延長する前記ランプコラムの領域内で前記ランプから 出るエネルギ出力が、前記平面領域の全長に亘って前記ランプから出力されるエ ネルギより略25〜100%大きい範囲内にあるようになっている。後述する反 応室のジオメトリ及び強制空気冷却と組合わせたこのエネルギ分布が、均一性の 工業的基準内にあるエピタキシャル層を有するより大きなバッチサイズの反応装 置を可能にしている。対照的に、従来技術に於てバッチサイズを増大させるため に使用されたエネルギ分布は許容し得ない均一性の変動をもたらすものであった 。
本発明の反応室は、従来のベルジャより小さなトランジンヨン領域と、その長さ がベルジャの全長に関して長い垂直壁とを有するベルジャ内に設けられている。
更に、前記ベルジャ内のサセプタの位置は、前記サセプタの上部が前記熱源につ いて使用される反射体の上部より約−6,35〜+50.8Il1m(−0,2 5〜+2.0インチ)、好適には約+6. 35+1m(0,25インチ)上方 に位置するように高くしである。本発明のベルジャ及び熱源は、従来の反応装置 のガス流供給装置、強制空気流供給手段、サセブタ回転手段及び電力制御用電子 手段に接続することができる。
新規なベルジャのより大きな反応室及びより大きな熱源に加えて、本発明によれ ば、本発明のエピタキシャル反応装置は、熱源の中を通る強制空気流を供給する 吸気プリナムと熱源の端部を越えて反応室の部分とに従来の反応装置のブロワを 接続するための手段を備える。従って、強制空気流は、本発明に於てより大きな 熱源を存するにも拘らずサセプタの温度に関して反応室の壁部の温度を均一な低 温に維持するように、反応室の壁部に沿って確立される。
本発明によれば、従来のバレル形エピタキシャル反応装置のバッチ容量を改善す るための方法は、反応室の寸法を大きくし、かつ反応室内のより大きな平面領域 全体に亘って均一の温度が維持されるように放射熱源を大きくすることによって 提供される。更に、本発明の方法では、従来のブロワからの強制空気流が、反応 室の外面からに沿って空気流が確実に維持され、その結果、反応室の温度に関し て前記壁部が均一な低温に維持されるように分配される。
隣接するウェハ間に於けるエピタキシャル層の厚さの変動及び本発明の反応装置 内で処理される隣接するウエノ\に於けるエピタキシャル層の比抵抗の変動は、 従来のバレル形エピタキシャル反応装置の変動と同じかまたはそれより良好であ り、かつより大きなサセプタ部分を用いた従来の反応装置より大幅に優れている 。
本発明の別の実施例では、新規な反応装置ジオメトリと組み合わせた非対称な熱 源によって、3つの別個の領域を有する放射エネルギ分布を提供することによっ て長さの異なる平面領域に均一な温度が維持される。前記熱源からの平均エネル ギは第1領域について一定である。前記第1領域の端部からガス入口に向けて延 長する第2領域に於ける前記熱源からのエネルギは不均一である。前記第2領域 では、前記熱源からのエネルギが前記第1領域の平均エネルギより25〜100 %大きい。前記第1領域の第2端部から前記ガス入口の反対側の反応室の端部に 向けて延長する第3領域に於ける前記熱源からのエネルギは、均一または不均一 とすることができる。この第3領域では、前記熱源からのエネルギが前記第1の 平均エネルギより25〜60%の範囲、好適には約30%大きい。
この実施例では、非対称な熱源に加えて、第1のサイズのサセプタが選択された ウェハ直径の組について使用され、つ別の第2のサイズのサセプタが別のウェハ 直径について使用される。異なるサセプタサイズと非対称な熱源とを組み合わせ ることによって、少なくとも従来の反応装置の均一性と同程度の膜厚及び比抵抗 に於ける均一性を維持しつつ、あらゆるウェハサイズについて従来の反応装置に より大きなバッチ容量が得られる。
図面の簡単な説明 第1A図は、従来のバレル形エピタキシャル反応装置を示す断面図である。
第1B図は、従来のバレル形エピタキシャル反応装置の熱源及び反応室に於ける ランプのバンクを示す横断面図である。
第2A図は、第1図示の従来のバレル形エピタキシャル反応装置について使用さ れる石英ハロゲンランプのバンクを示す断面図である。
第2B図は、容量を増大させるために第1図のバレル形エピタキシャル反応装置 について使用される変形した熱源のバンクを示す断面図である。
第3A図は、本発明によるバレル形エピタキシャル反応装置の10実施例の断面 図である。
第3B図は、本発明の第1の熱源及び本発明の反応室のランプのバンクを示す横 断面図である。
第4図は、本発明の熱源の1実施例の各バンクに於けるランプの第2グループの 配線を示す回路図である。
第5A図乃至第5B図は、それぞれ直径1251mのウェハのための本発明のサ セプタを示す図である。
第6A図は、本発明によるバレル形エピタキシャル反応装置の第2実施例を示す 断面図である。
第6B図は、本発明の第2熱源のランプのバンク及び本発明の反応室を示す横断 面図である。
第7図は、本発明の熱源の第2実施例の各バンクに於けるランプの第1グループ の配線図である。
本発明によれば、従来のバレル形エピタキシャル反応装置10(第1A図)が直 径100nua、125mIw、 15010II!、及び200mmのウェハ についてバッチサイズを増大させるように再構成される。第1実施例では、直径 100mm、125IIII11及び200mn+のウェハのバッチサイズのみ が増大される。第2実施例では、直径150amのウェハ及び他の直径のウェハ についてバッチサイズが増大される。
バッチサイズを増大させるために使用されたが好ましくない比抵抗の均一性しか 得られなかった第2B図に示される従来の変更と異なり、本発明によるバレル形 エピタキシャル反応装置によれば、隣接するウェハに於て第1A図の反応装置1 0と同じかまたはそれより優れた比抵抗の均一性を有しかつ反応装置10と少な くとも同じ品質の膜厚の均一性を有するエピタキシャル層が得られる。独特なエ ピタキシャル層の成長条件を備えた反応室ジオメトリ、熱源及び強制空気冷却に よって、バッチサイズの増加及び工業的基準内のエピタキシャル層の均一性が得 られる。
本発明のエピタキシャル反応装置は、バッチサイズを増大させてエピタキシャル 層の品質を工業的基準内に維持し得ることから、ウェハ当たりの処理コストが低 減される。
更に、反応装置10の多くの部品が本発明のエピタキシャル反応装置に於て再使 用されることから、本発明の反応装置に関する全体のコストを最小にすることが できる。
本発明によるバッチ容量の向上は、第1A図の反応装置10の平面領域より最大 約50%大きな第3A’図の平面領域167によって達成される。更に、従来の 反応装置10(第1A図)、のハウジング15内には、本発明のエピタキシャル 反応装置100(第3A図)の25〜50%大きな平面領域167を収容する反 応室160(第3A図)が収容されている。
前記平面領域の端部に於ける出力密度を増加させかつ前記平面領域内の選択領域 に於ける出力密度を減少させた熱源50′ (第2B図)を用いた従来の平面領 域拡大技術と異なり、本願発明者は、本発明の平面領域167に亘って連続的な 熱源150を設けることによって、平面領域167により吸収される平均出力密 度を略均−にし得ることを見い出した。平面領域167が25〜50%増大され ることから、10〜40%の範囲内で従来の熱源50より大きな熱源150が、 平面領域167に亘って均一な温度が維持されるように本発明の反応装置100 内に収容されている。更に、壁部141の温度、熱損失及び反応装置100に於 ける反射熱エネルギが、反応装置100の他の構成部品の性能を低下させること なく大型の熱源150によってより大きな平面領域167に対して均一な温度が 与えられるように維持される。
このように本発明によれば、より大きな熱源150、より大きなサセプタ165 及びより大きな反応室160を制限された容積のハウジング15内で用いて、優 れた均一性を保持しつつより大きなバッチ容量が得られる。対照的に、上述した ようにハウジング15内でより大きな熱源50′を使用するという従来の試みは 、エピタキシャル層の比抵抗が許容し得ない変動を生じるという結果になった。
従来の熱源50′は、前記熱源にスペーサ56が付加されたために、拡大された 平面領域全体に亘ってエネルギ出力が均一ではなかった。
バッチ容量を向上させるために、第1実施例では、従来の42.5cm(16, 75インチ)のサセプタ65(第1A図)が、炭化ケイ素を被覆した54.6c ■(21,5インチ)のグラファイト製サセプタに置き換えられている。
これに代えて、第1実施例では、従来のサセプタ65を炭化ケイ素で被覆した4 8. 9c■(19,25インチ)のグラファイト製サセプタで置き換えること ができる。上述したように、サセプタは前記平面領域の縦方向の長さ及びすいて 一つの寸法が与えられた場合、その寸法が該サセプタの全長である。これらの実 施例に於て、縦方向の寸法は、反応室のガス入口、即ち反応室の第1端部から反 応室のガス出口、即ち前記第1端部と反対側にある反応室の第2端部に向けて延 びる方向として定義される。
本発明の実施例では単品構造のグラファイト製サセプタを用いているが、サセプ タ165は、以下に詳細に説明するように、(1)熱源150から放射エネルギ を吸収し、(1j)均一な温度を提供し、かつ(Ni )ウェハ70を汚染しな いいかなる材料でも形成することができる。
反応装置10の熱源50は新たな熱源150で、ベルジャ40は新たなベルジャ 140で置き換えられ、かつ石英ハンガ61、上部プリナム63、縦型ライザ8 5及び反応装置]0の排気プリナム83が、それぞれ石英ハンガ161、上部プ リナムアセンブリ163、縦型ライザ185及び排気プリナム183によって置 き換えられている。
更に、空気流デフレクタ188が吸気プリナム81のパイプ82の入口に配置さ れている。ブロワ80の出口80Aの高さが約3.8cm(1,5インチ)だけ 下げられ、かつトランジションダクト179がブロワ80の出口80Aを吸気プ リナム81に結合している。
反応装置100の上述した新しい構成部品が、バッチ容量を増大させるように従 来の反応装置10を再構成するために本発明のパッケージに含まれている。以下 に詳細に説明するように、本発明の反応装置100の1実施例では、ガスリング 20、サセプタ165の回転手段、吸気プリナム81、熱交換器84、冷却プレ ート88、水冷壁部89、保護リング87、ブロワ80及び従来の反応装置10 の他の電気的及び制御部品を利用できるように、サセプタ165、熱源150、 ベルジャ140、上側プリナム161、縦型ライザ185及び排気プリナム18 3がハウジング15内に収容されている。
サセプタ165(第3A図)は反応装置10(第1A図)のサセプタ65より最 大12.1cn+(4,75インチ)長いので、平面領域167に均一な放射熱 エネルギ供給源を提供するためにより長い熱源150(第3A図)が必要である 。以下に詳細に説明するように、第1実施例に於ける熱源150は反応装置10 (第1A図)の熱源50より約11、4cm (4,5インチ)長く、第2実施 例では、熱源150A(第5A図)が熱源50より約14.5cm(5゜ツイフ チ)長い。
熱源150をハウジング15内に取り付けるために、排気プリナム183及び上 側プリカムアセンブリ163双方の高さを低くする必要がある。特に、上側ブリ ナム163を2.5cm(1インチ)短くし、かつ第1実施例に於て排気プリナ ム183を8. 9cm(3,5インチ)短くし、かつ第2実施例に於て排気プ リナム183A (、第6A図)を10.7cm(4,2インチ)短くした。上 側プリナム163の容積及び排気プリナム183の容積は減少したが、熱源15 0は大きくなった。従って、反応室160の強制空気冷却は、後述するように従 来の反応装置10と比較して変更されている。
距離X及びYが、第3A図に示されるように、サセプタ165と反応室160の 境界との間に維持されて0る。間隔Xが約4.6C償(1,8インチ)乃至6. 40■(2,5インチ)の範囲内であり、かつ間隔Yが約2.50■(1インチ )乃至7.6cm(3インチ)の範囲内である。サセプタ5が従来のサセプタよ り最大11.4cm(4,5インチ)長いことから、反応室160も同様に、間 隔Yがサセプタ165の底部165□と反応室160の下部との間で維持される ように、約11.4cm、(4,5インチ)長くしなければならない。従って、 本発明では反応装置10のベルジャ40を使用することができず、新しいベルジ ャ140が必要であった。この新しいベルジャが、後述するように反応室160 のジオメトリを変更する。上述したように、反応室ジオメトリに於ける変化は、 反応室内のエピタキシャル層の均一な成長に必要な条件に影響を与える。上述し たようにガスの動特性、熱損失、そしておそらく前記ベルジャ内の温度プロフィ ルが変化する。
約35.6cn+(14インチ)の外径を有するベルジャ140は、反応装置1 0(第1A図)の従来のベルジャ40より2. 8cn+(1−1インチ)長い 。支持アセンブリ131は、ベルジャ140がハウジング15内に適当に配置さ れるように変形させた。同様に、不透明な上部フランジ47のフランジ471か ら約2.5cn+(1インチ)の部分を削った。垂直支持体143がフランジ4 2に結合され、かつOリング24がフランジ42と排気カップ30との間をシー ルしている。
反応室160の長さを約11.4cm(4,5インチ)長くするには、ベルジャ 140の長さを2.8cm(1,1インチ)長くするだけでは十分でない。即ち 、トランジション領域146を反応装置10(第1A図)の7.6CI(3イン チ)から反応装置100(第3A図)の3.8cm(1,。
5インチ)に短くした。ベルジャ140を2.8cm(1゜1インチ)長くしか つトランジション領域146を3.8ctB(]。55インチ短くすることによ って、必要な11゜4cm(4,5インチ)の内の6.6cm(2,6インチ) が得られる。更に1.3cm(0,5インチ)がベルジャ140の下側垂直支持 体143の長さを短くすることによって得られた。これらの変更によって、反応 室160に必要な追加の11.4cm(4,5インチ)の長さの7.9cm(3 ゜1インチ)が得られた。
反応室160に必要な更に3. 6cm(1,4インチ)が、(1)サセプタ1 65をベルジャ140内で上方−・動かし、かつ(if)ビードプラステッド領 域145とサセプタ165の下部165□との間隔Yを維持するようにビー ド プラステッド領域145を下方へ動かすことによって達成された。特に、石英ハ ンガ161が、サセプタ165の」一部165□を反射体152の上部155か ら約−0,64〜5゜1cm(−0,25〜2.0インチ)好適には約0. 6 4CIm(0,25インチ)だけ上方にくるように、サセプタ165をベルジャ 140内で釣支している。ビードプラスチ・ソド領域145は、垂直支持体14 3から線145Aまでの垂直距離145□が反応装置10(第1A図)に於ける 対応する距離より約2.5ei+(1インチ)短くなるように、下方へ移動させ た。
このように本発明の反応装置100には、より小さなトランジション領域146 とベルジャ140の全長に関してより長い所定長さの垂直壁141を有する新し いベルジャ140の開発が必要であった。また、ベルジャ140内に於けるサセ プタ165の関係を変更させた。従って、反応室160の上部及び下部に於ける 境界条件を、該上部及び下部をハウジング15により接近させるように動かすこ とによって変更しただけでなく、ベルジャ140内の反応室160の構成を変更 した。従って、反応装置100(第3A図)は反応装置10(第1A図)と外観 上幾分似ているが、境界条件に加えて反応室160、サセプタ160及び熱源1 50間の関係が、反応装置100の性能を向上させるように変更されている。
本実施例に於ける熱源150は、5バンクの石英ハロゲンランプ151からなる 。熱源150に於ける5バンクの前記ランプが、ベルジャ140(第3B図)を 中心に五角形を形成している。第3B図には、説明のために5バンクの前記ラン プとベルジャ140のみが横断面図に示されている。各コラムの水平方向の幅は 、第3B図に示されるように、略37.5c■(14,75インチ)である。反 応室160の外径は略35.6cm(14インチ)である。
第1実施例では、熱源150の5バンクのそれぞれが18個のランプ151を有 する。第3A図に示されるように、熱源150の各バングが、領域62によって 反応室160の壁部141の外面から離隔されたコラム即ち縦列を形成する。ラ ンプ151の各コラムの縦方向の長さは、第3A図に示されるように、平面領域 167の長さより約25%長い。特にこの実施例では、平面領域167の長さが 41゜15cm(16,5インチ)であり、かつランプ151の各バンクの長さ が約51.44cm(20,25インチ)(18ランプx2.86cm)(1, 125インチ)/ランプ)である。上述したように、縦方向の寸法は、反応室1 60へのガス入口から反応室160からのガス出口に延びる方向の寸法として定 義される。
各ランプ151は、短い波長範囲、即ち約1ミクロン以下の放射エネルギを生成 するタングステンフィラメントを有する石英ハロゲンランプである。本発明の使 用に適したランプの供給源として、米国カリフォルニア州90502・トランス (Torrance)に所在するウシオ・アメリカン・インコーホレイテッド( Ushio A+gerican Inc、 )から販売されているモデルNo 、QIR480−6000Eがある。
これらのランプの使用が表3に示されている。
(以下余白) 表至 設定電圧 設定ワット数 色温度 最大全長 最大光長 バルブ栓−遍’)−m −Ωσ−(”C)(玉) (n+i) (mi) (0111>480 6.0 00 1,732 300 248 11(3,150) 各ランプ151は、金メッキして高度に磨がれた2、858c+n(1,125 インチ)の放物面反射体に取り付けられている。本発明の使用に適した反射体ア センブリは、米国カリフォルニア州すンタクララに所在するベクタ・テクニカル ・グループ・インコーホレイテッド(Vector Technfcal Gr oup Inc、)から入手可能であり、5pecial−Array Ref lector Exf、endedの商品名で部品番号85815で販売されて いる。
上述したように、各ランプ151がらの放射エネルギは該ランプの両側の電圧に 対して直接的に比例する。表4に示されるように、第1実施例では、反応室16 0の上側及び下側周辺部にそれぞれ位置するランプ151□〜1513及び15 116〜151□8により高い電圧が印加される。
予想に反して、反応室160の拡大、サセプタ165の配置、及び熱源150を ハウジング15により近接させた配置によってランプ151.15118に印加 される電圧を第2B図の従来の熱源50′が示唆するような熱源150の中央部 に於けるランプ1514〜151□5に印加される電圧に対して2の因数で増倍 させる必要がなかった。
各バンクの最も外側のランプ151.15118が350Vの印加電圧を有する のに対し、4個のランプ151□、1513.151□6.151□7はそれぞ れ3ooVO印加電圧を有する。その他の12個のランプ1514〜15115 はそれぞれ240Vの印加電圧を有する。第1実施例に於ける熱源150は第1 A図の反応装置10の熱源50よリランプの数が4個多く、熱源150の全エネ ルギ出力が熱源50より約25%多い。
縦方向の長さが約34.29c■(13,5インチ)であるランプ1514〜1 51□5が、均一なエネルギ出力を供給し、かつ縦方向に平面領域167の中央 を中心として集中している。従って、平面領域167全体に於ける平均放射熱エ ネルギが概ね均一である。ランプ1511〜1512及び151〜15118か らのエネルギが、平面領域167より下方のサセプタ165の部分及び平面領域 167より上方の部分にそれぞれ適用される。また、ランプ151 及び151 □6によって、平面領域167の上側境界及び下側境界にそれぞれエネルギが供 給される。これら各ランプ1511〜1513及び15116〜15118のエ ネルギ出力は、各ランプ151〜15118のエネルギ出力よつ25〜50%大 きい範囲内にある。このように、平面領域167を越えて延在する熱源150の 領域に於ける熱源150の平均エネルギ出力は、平面領域167に於ける熱源1 50の平均エネルギ出力より約25〜50%大きい。
ランプ1511〜1513及び151.6〜151□8からのより高いエネルギ 出力によって、平面領域167に於ける温度分布が均一となるように、サセプタ 165からの熱損失が補償される。本実施例の熱源150によって、サセプタ1 65の表面温度が900〜1200℃の範囲内に、好適には1100℃±5℃に 維持される。
(以下余白) 表4 熱源150の各バンクの電圧分布 ランプNo、 電 圧 ランプNo、 電 圧151□ 350 1511o  240151□ 300 1511□ 2401513 300 151.2  240151、240 151− 240 1516 240 151□5 240151□ 240 151□6 300 1518 240 1511□ 3001519 240 151□8 350 熱源周辺部に於けるエネルギを増大させかつ熱源内部の2領域に於けるエネルギ を減少させた第2B図の従来の熱源50′と異なり、熱源150は、エネルギを 内部に於て均一にしかつ周辺部に於て増大させている。更に、本実施例では、熱 源150の周辺部に於けるランプのエネルギ出力が、熱源150の内部に於ける ランプのエネルギ出力より50%を越えない範囲で大きく、かつ熱源50′ ( 第2B図)より100%以上大きくはない。
従って、新規な反応装置ジオメトリと組み合わせた本発明の熱源150によって 、サセプタの周辺部に供給されるエネルギを増大させることなく平面領域に於け る均一な温度が維持される。このような結果は、上述したように、平面領域の増 大によってより大型のサセプタが必要とさね、かつそれによってより大きな反応 室が必要とされることから予期し得なかった。反応室の拡大によってその境界が ハウジング15により近接することとなり、熱源150は、熱損失に対する抵抗 が反応室160の寸法の大型化によって減少するにも拘らず、反応室160とハ ウジング15との温度差を維持しなければならない。
第1実施例に於ける熱源150の各バンクのランプ151は、3つのグループに 分割される。即ち、ランプ1511〜1515からなる第1グループと、ランプ 1516〜15113からなる第2グループと、ランプ15114〜151□8 からなる第3グループとである。第1図の反応装置10に関して、熱源50の各 バンクの3グループのランプを駆動するために3個のシリコン制御整流器が使用 されたことを思い出してみよう。これら3個のシリコン制御整流器が同様に上述 した3グループのランプ151についても使用される。
本発明の反応装置100の前記第1グループ及び第3グループのランプ151の 出力が従来の反応装置10の場合と同じであることから、SCR回路について全 く変更は必要としなかった。第2グループの8個のランプを前記scRに接続す るためには、前記第2グループのランプからの配線が従来の14ピンコネクタに 直接接続可能であるように、第4図に示されるようなランプ1516乃至151 □3の直列及び並列を組合わせた配線が必要であった。この配1J1j14、ラ ンプ1516〜151□3が反応装置1oの元のコネクタに直接接続され得るよ うに、ジャンパ157を用いてランプモジュール上で実行される。更に、上述し たように第2の前記SCRは、追加のランプに関連する負荷に適応し得るように 、利用電力が低い。
本発明の石英ハンガ161は、同様に、センサがサセプタ165内の3位置16 4に配置され得るように、赤外センサを挿入するための通路169を設けたシー スを有する。
前記3位置のそれぞれによって、上述したランプの各バンクに於ける3グループ のそれぞれから出る放射エネルギを測定することができる。この赤外センサは、 より長い縦方向長さを有するサセプタ165を横切るように長大化させた本発明 の場合を除いて、反応装置10(第1A図)について使用されるセンサと同じも のである。この赤外センサは、各バンクのランプの各グループの電圧を制御する ように従来の反応装置に於て使用された閉ループ温度制御システムに接続されて いる。従って、本発明の熱源150の全放射エネルギ出力は、反応装置10(第 1図)の熱源50に関して25%以上増大したが、熱源150(第3図)は、よ り大型の熱源150に適応させるために追加の接続部またはハードウェアを全く 必要としないように、従来の電圧制御装置及び回路に直接的に接続可能となって いる。
成る実施例では厚さ約31である石英ベルジャ140の側壁141が、熱源15 0からの放射エネルギが前記壁部を通過しかつサセプタ165に直接入射するよ うに透明である。本実施例では側壁141が熱源150からの放射熱エネルギを 全く若しくはほとんど吸収しない石英であるのに対して、放射熱エネルギをほと んどまたは全く吸収せずかつ約600℃の温度に絶え得る他の様々な材料を用い て反応室側壁141を形成することができる。サセプタ165は、回転手段につ いて全く変更を要しないように、石英ハンガ161によって従来の反応装置の回 転手段に回動自在に結合されている。
各ウェハサイズ毎に異なるサセプタが使用される。特に、直径1251のウェハ については、六面体のサセプタが使用される。直径100mmのウェハについて は、上面体または八面体のサセプタが使用される。直径150■のウェハについ ては、五面体のウェハが使用される。かつ直径2001mのウェハについては四 面体のサセプタが使用される。
ここで、サセプタに与えられる面の数はその上面及び下面を含まない数である。
本発明の全サセプタに関する重要な要素は、(1)上述したようにサセプタの概 ね縦方向の端部からウェハポケットまての第1の選択距離69が常に少なくとも 0.25cm(0゜1インチ)であり、かつ(ii)第2の選択距離68A、6 8Bが、以下に詳述するようにサセプタの表面温度が前記平面領域の縦方向長さ に沿って概ね均一であるように選択されることである。
本発明のサセプタ165の上面、側面及び下面がそれぞれ第5A図第5C図に図 示されている。長さしがサセプタ165の縦方向の長さ、即ち上面165□から 下面1651までの距離である。サセプタ165は、例えば第5A図乃至第5C 図に示される6つのフェース即ち面のように、上面165□から下面165□ま で延長する多数の外面を有する。前記外面は、上面165 及び下面165□の 周■ 囲に配設されている。各面は、サセプタ165の側面とも称される。サセプタ1 65は、上述したようにウェハサイズによって面の数が変更される。同様に、1 つの面上のウェハポケット166の個数はウェハサイズに依存する。2個の隣接 する面は、端部1656のように縁端部で交差する。
サセプタ165は外向きに、即ち反応室の壁部に向けて、下部165 の断面の 幅が上部165□の断面の幅より大■ きくなるように、上部165 から下部1651に向けて約1’ 30’乃至約 2’ 50’の角度で傾斜している。例えば、直径125■のウェハ用の六面体 サセプタは、約2’ 32’ 20’の傾斜即ち面角を有する。しかしながら、 サセプタ165の下部は、サセプタ165と壁部141との間に約4. 6co +(1,8インチ)乃至6.4cm(2,5インチ)の範囲内で距離Xが維持さ れるようにトリミングされている。従って、サセプタ165の各辺1656.1 657.1658.165゜はその他の面の対応する辺と同様に実質的に垂直方 向であって、かつ上面165□及び下面1651に対して実質的に直交(7てい るに過ぎない。
ウェハの直径がDであるならば、ウェハポケット166の中心間の距離L1は、 ΔX1を1.52mm(0,06インチ)乃至5. 1mm(0,2インチ)の 範囲内とした場合に、D+Δx2である。サセプタ165の下部1651から該 下部に隣接する前記ウェハポケットの中心までの距離L2は、Δx222.9m m(0,9インチ)乃至50.8mm(2,0インチ)の範囲内とした場合に、 0.5D+Δx2ある。一般に、距離L2は、前記ポケット内のウェハが外ウェ ハのあらゆる部分に於てウェハの周縁部から11以上の検出可能な結晶滑りを有 しない、例えば直径125■のウェハの場合には検出可能な結晶滑りの無い領域 が直径]23■てなければならないように、経験的に決定される。 サセプタ1 65の上部165□から上部165゜に隣接するウェハポケットの中心までの距 離L3は、Δx3を27.9o+*(1,1インチ)乃至101.6mm(4, 0インチ)の範囲内とした場合に、0.5D+Δx3である。
また、距離L3は、前記ポケット内のウェハがそのあらゆ部分に於て該ウェハの 周縁部から1mm以上の検出可能な結晶滑りを有しないように経験的に決定され る。更に、間隔L3は、成膜過程に於て使用されるガスが上部165□に最も近 いウェハに到達する際に、適当な反応を保証するのに十分な温度に予め加熱され ているように選択される。
第5B図のサセプタ165の破断図は、上面170(第5A図の上面図に示す) 及び下面171(第5C図の底面図に図示)をそれぞれサセプタ165に結合す るために使用されるリップ168及び169を示している。本実施例に於て、サ セプタ165の各面は厚さが約5. 08+wm(0゜20インチ)であり、か つ前記ポケットの深さが約1.14nn(0,045インチ)である。ポケット の破断図が第5D図に示されている。ポケット166は、上面図の第5A図には 明瞭に図示されていない。
熱源150によって与えられる。ような均一な熱源、サセ、ブタ165の回動、 及びウェハ70のサセプタ165への配置に加えて、反応装置100の適正な操 作には、(1)ベルジャ140の壁部141がサセプタ165の温度に関して低 温に維持されること、及び(11)壁部141の温度が略均−であることが必要 である。壁部141の温度が増加したり均一でない場合には、反応室160に於 ける壁部境界条件が変化し、それによって上述したように均一でないエピタキシ ャル層が成長する。従って、大型の熱源150は強制空気循環によって補償され ねばならず、それによってサセプタ165の温度に関して壁部141を均一な低 温に維持しなれけばならない。
成る実施例では、ブロワ80が毎分約3450回転で回転し、吸気プリナム81 に対して毎分的227m3 (8000立方フイート)乃至約425m” (1 5000立方フイート)の流量で空気流を供給する。吸気プリナム81は、ラン プアセンブリ150の裏側に取り付けられた熱交換器153に結合された縦型ラ イザ185を有する。このように、吸気プリナム81の空気はランプアセンブリ 1.50の裏側の熱交換器153の中の通過し、反射体152を通りかつランプ 151の周囲を抜けてベルジャ壁部141とランプアセンブリ150の間の領域 62内に入る。第3A図には、空気流が符号のない矢印のみで示されている。
しかしながら、ランプアセンブリ150を通過する空気流に対する抵抗によって 生じる圧力差によって、ベルジャ140の壁部141を流下する積極的な空気流 を維持するのに十分な空気流をプリナム領域161に供給することはできない。
従って、ブロワ80からの空気の一部分がパイプ82の中に直接分岐され、かつ 更にプリナム領域161へと送られるように、吸気プリナム81には外径5.0 8cm(2インチ)のパイプ82の入口に空気スクープ手段188が設けられて いる。
このように、領域161及び縦型ライザ185からの強制空気流が、反応室16 0の外部にある側壁141の面に沿って下向きに排気プリナム183へと流れる 。前記空気は排気プリナム183を通って熱交換器84に入る。熱交換器84へ 戻る空気の温度は約90〜105℃の範囲内である。熱交換器84を流れる水の 量は、熱交換器84への給水管路内の流量絞り弁を変更することによって毎分2 2゜7リツトル(6ガロン)に増加させた。
前記空気は熱交換器84の中を通過する際に冷却されかつ冷却された熱交換器8 4からの空気が前記ブロワの吸気プリカム86内へ送られる。ブロワ吸気プリナ ム86に供給される空気の温度は約55〜60℃の範囲内である。従って、熱源 150が従来の回路に直接結合されるだけではなく、強制空気冷却が従来の反応 装置10のブロワ80、熱交換器84及び吸気プリナム81を用いて実行されて いる。更に、上部プリナム161の冷却プレート88及び吸気プリナム81上の 水冷壁部89も変更されていない。
表5は、52.7co+(20,75インチ)のサセプタが直径150marの ウェハについて約45.7cm(18インチ)の平面領域を有し、かつ48.9 cm(19,25インチ)のサセプタが直径100■、125R111及び20 0■のウェハについて約41.9cm(16,5インチ)の平面領域を有すると した場合に、(i)第1A図の反応装置10、(ji)第2B図の熱源を含むよ うに変形された反応装置10、(ii! )約41.9c■(16,5インチ) の平面領域を有する54.6cm(21,5インチ)のサセプタを有する本発明 の反応装置100、(iv)約41. 9cm (16゜5インチ)の平面領域 を有する48.9cm(19,25インチ)のサセプタを有する本発明の反応装 置100、及び(V)後述する本発明の反応装置100Aのそれぞれに関するバ ッチサイズを表示している。
表5に示されるように、本発明の反応装置100内で処理される隣接するウェハ 間のエピタキシャル層の比抵抗の変動は、従来の反応装置10の変動と同じかそ れより良好であり、かつ第2B図の熱源50′を用いた反応装置10の変動より 大幅に優れている。反応装置100に於ける隣接するウェハ間のエピタキシャル 層の膜厚の変動は、従来の反応装置10と同程度の品質である。従って、より大 型の熱源及びより大型の反応室を反応装置10のハウジング15内で用いること によって、バッチサイズが直径200tu+のウェハに関して100%増大し、 かつ新規な反応装置内で成長されるエピタキシャル層の均一性が元の反応装置の 均一性と本質的に区別することができないものである。
この結果は、元の反応装置10のバッチ容量を増大させるための先行手段と著し く異なっている。
(以下余白) 表5 バッチ容量 *:直径100mm、125mm及び200mmのウェハについては48.9c m(19,25インチ)のサセプタであり、かつ直径150mmのウェハについ ては52.7cm(20゜75インチ)のサセプタの場合。
この均一性を達成するためには、本発明の反応室が従来の反応装置10の反応室 60より大きいので、反応室160を流れるガス流を調整する必要がある。従来 の反応装置10と同一のガスリング及び制御手段を使用する本発明の反応装置1 00の場合、上述したように、均一なエピタキシャル層は一般的な3. 1−3 . 1の整流格子に於けるジェットセツティング、毎分107リツトルの主水素 流及び毎分72リツトルの回転水素流によって成長される。トリクロロシランの ような反応室160内への反応ガスの流れは、所望の成長及びプロセスの諸条件 が達成されるように調整しなければならない。この調整は、従来の反応装置につ いて必要な調整と同等なものであり、当業者にとっては周知である。
48.9cm(19,25インチ)のサセプタ165を有する反応装置ユ00( 第3A図)では、反応装置10の42、 54c■(16,75インチ)のサセ プタについて使用した場合より多くのサセプタ165の表面積を使用している。
サセプタ65の30.48cm(12インチ)の平面領域には、未使用のサセプ タ65の部分が約12.07co+(4,75インチ)残されている。対照的に 、48. 9cm(19,25インチ)のサセプタ165の約41.9cm(1 6,5インチ)の平面領域には未使用の部分が約7゜0cm(2,75インチ) しか残されていない。このように、本発明の平面領域は、サセプタ165の端部 165□、1652に非常に接近しているが、非常に大きなバッチサイズでエピ タキシャル層の均一性は変わらない。
ウェハ70が占有するサセプタ165の表面積の割合が、更に本発明のサセプタ 165と従来反応装置10のサセプタ65との差異を表している。直径125m mのウェハの場合、48.9cm(19,25インチ)のサセプタ165の1個 の面が、約656.35cm2 (101,735インチ2)の表面積を有する 。(前記サセプタの1つの面の表面積には、サセプタ下部に於てトリミングされ た縁端部に関連する面積を含まない。)表5に示されるようにバッチ容量は18 ウエハであり、かつ上述したようにサセプタ165は6個の面を有する。このよ うに、サセプタ165の各面部ち各側面は、約368.13cm2 (57,0 6インチ2)の表面積を占有する3個のウエノ・を保持する。即ち、前記ウェハ はサセプタ165の一面の表面積の約57%(57,06÷101.735)を 占める。対照的に、従来の反応装置10では、上述したように占有されるサセプ タ165の表面積が44%にすぎない。従って、ウェハ当たりのサセプタ面積に 基づいて、本発明のサセプタ165は従来のサセプタ65より小さい。
ウェハに関連するサセプタ165の部分は、該ウェハを均一な温度に維持するた めに使用可能な熱質量である。ウェハの温度は、該ウェハに入射する放射エネル ギ、該ウェハに関連する熱質量、及びウェハと熱質量との双方に関連する熱伝達 条件の関数である。ウェハに関連するサセプタ熱質量が小さくなるにつれて、ウ ェハに関連するサセプタ熱慣性(therwai fnertia )も同様に 小さくなる。
従って、ウェハ当りて熱慣性が大きなシステムと比較し。
て、境界条件の変化がより小さい場合には、熱慣性が小さくなると温度変化に対 する抵抗がより小さくなることから、サセプタ温度が変化することになる。ウェ ハは一般にサセプタより高い温度を有することから、サセプタ温度の変化は、熱 がウェハからサセプタに伝達されるにつれて、ウェハの温度変化となる。従って 、サセプタ温度に於ける変化を最小にするために、従来のシステムでは各ウェハ について比較的大きな熱質量を従って大きな熱慣性をウェハの均一な加熱を確保 するために必要とした。対照的に、本発明の反応装置では、ウェハの均一な加熱 がウニ/1当りの質量をより小さくすることによって達成される。
直径200mmのウェハにいては、四面体サセプタ165の各面が約1025. 31cm2 (158,923インチ2)の面積を何する。表5に示したように 、バッチ容量はサセプタ165の各面に2個のウェハが保持される8ウニ/%で ある。2個のウェハがサセプタ165の約628.39ci2 (97,4イン チ2)を占有する。従って、前記ウェハはサセプタ165の一つの面の表面積の 約61%(97゜4÷158.923)を占有する。対照的に、従来反応装置1 0では、上述したように占有されるサセプタ65の一つの面の表面積が36%に 過ぎない。直径100■のウェハについては、八面体サセプタ165の各面が約 576゜77cm2 (89,400インチ2)の面積を有する。
サセプタ性能ファクタが、サセプタの利用率を特徴づける別の方法として定義さ れる。
性能ファクターサセプタ全表面積/((ウェハ/バッチ)の数)(サセプタと接 触するウニl\の表面積)サセプタ65を有する反応装置]0及び本発明の反応 装置100.100Aのサセプタ性能が表6に与えられている。表6に示される ように、本発明によれば、サセプタ165の面の全表面積は約3900 cm2 乃至約4700cm2の範囲内である。
(以下余白) 表6 サセプタ性能が小さくなるにつれて、サセプタの性能はウェハに関連するサセプ タの面積が減少するという点で向上する。従って、表6に示されるように、本発 明の反応装置のサセプタ性能は、従来反応装置のサセプタより約10%乃至約4 0%の範囲内で優れている。従って、ウニノ\当りのサセプタ面積に基づく全て のウェハ直径に関して本発明のサセプタ165は従来のサセプタ65より小さい 。
本発明の第1実施例では、それぞれに約41.9em(16,5インチ)の平面 領域167と熱源150とを有する55.2cm(21,75インチ)または4 8.9cN(19゜25インチ)のサセプタを用いて、上述−したように直径1 00mm、 125mm及び20On+mのウニ/\に関するバ・ンチ容量を増 大させた。しかしながら、直径150mmのウニ/1のバッチ容量は従来反応装 置10と変わらなかった。
そこで、直径100a*、125■及び200mmのウニ/1に加えて直径15 0mmのウェハについてもバッチ容量を増大させるために、本発明の第2実施例 が提供された。この第2実施例では、異なる熱源150A、下側プリナム183 A及び直径150III11のウニ/\に関する別のサセプタが使用される点を 除いて、反応装置100A(第6A図)は48.9cm(19,25インチ)9 サセプタを有する第1実施例の反応装置100と同じである。直径150mmの ウェハ用のサセプタ各面は、約922. 23c■2 (142,9465イン チ2)の面積を有する。
第2実施例では、略均−な放射エネルギ出力が平面領域167に亘って熱源15 0Aにより供給されるが、この放射エネルギ出力は熱源150Aの縦方向の中心 に関して対称的でない。この放射エネルギ分布は、熱源の縦方向の中心に関して 対称的であった従来の放射エネルギ分布とは異なる。
本実施例では、熱源150Aが同様に5バンクの石英ハロゲンランプ151から なる。熱源150Aの5バンクの前記ランプはベルジャ140を中心として五角 形を形成している(第6B図)。第6B図では、5バンクのランプ及びベルジャ 140のみが、各コラムの水平方向の幅が第6B図に示されるように約37.5 cm(14,75インチ)であるように図示されている。反応室160の外径は 約35.6cw(14インチ)である。
第2実施例では、5バンクからなる熱源150Aの各バンクか19個のランプ1 51を有する。第6A図に示されるように、熱源150Aの各バンクのランプが 、領域62によって反応室160の壁部141の外面から離隔されたコラム即ち 縦列を形成している。ランプ151の各コラムの縦方向の長さは、第6A図に示 されるように、平面領域167の長さより少なくとも18%大きい。特に、本実 施例では、平面領域167の長さが直径100mm、125+u+及び200m mのウェハに関して約41.9cm(16,5インチ)であり、かつ直径150 mmのウニノ\に関して約45゜7cm(18インチ)である。ランプ151の 各バンクは長さが約54.3cm(21,375インチ(19ランプ×2゜86 c■(1,125インチ)/ランプ)である。上述したように、縦方向の寸法は 、反応室]60へのガス入口から反応室]60からのガス出口へ延長する方向に 於ける寸法として定義される。
熱源150Aの各ランプ151は、上述した表3の前記ランプと同一である。本 実施例では、各ランプ151が、第1実施例と同様に、金メッキして高度に磨き あげられた2、86cm(1,125インチ)の放物面反射体に、即ち渦巻状の アレイに取り付けられている。本発明の使用に適した反射体アセンブリは、米国 カリフォルニア州すンタクララに所在するベクター・テクニカル・グループ、イ ンコーホレイテッド(Vector Technical Group、Inc 、 )から入手可能であり、5piral−Array Ref’1ector  Extendedの商品名でかつ部品番号85815を付して販売されている 。
しかしながら、成る実施例では、前記反射体アセンブリの上部のリップ155A を約0.25co+(0,1インチ)乃至0.76cm(0,3インチ)の範囲 内で短くしている。
リップ155Aを短くすることによって、ランプ15119からの熱エネルギに より前記反応室の上部領域を加熱することができる。
上述したように、各ランプ151からの放射エネルギは該ランプの両側に於ける 電圧に直接的に比例する。表7に示されるように、本実施例では、ランプ151 に印加される電圧が前記ランプコラムの縦方向の中心に関して対称的ではない。
各バンクの第1ランプ15119の印加電圧が約350〜480ボルトの範囲内 であるのに対して、次の2個のランプ151 1511□の印加電圧は約300 ポル18ゝ トである。ここで、「第1」とは反応装置100Aの上部にあるランプを意味す る。次の14個のランプ1513〜15116の印加電圧は約240ボルトであ る。最後に、ランプ151〜151□の印加電圧は300〜380ポル■ トの範囲内であり、約310ボルトが好都合である。熱源150Aが反応装置1 0(第1A図)の熱源50よりランプが5個多いことから、熱源150Aの全エ ネルギ出力は熱源50より約25%以上大きい。
直径150mm+のウェハについて使用される45.7cn+(18インチ)の 平面領域については、ランプ1511及び151〜15116からのエネルギが 基本的に平面領域167より下方のサセプタの部分及び平面領域167より上方 の部分にそれぞれ供給される。ランプ151□及び]51□7は、平面領域16 7の上部境界及び下部境界にそれぞれエネルギの一部を供給する。各ランプ15 11〜151 及び151〜151.9のエネルギ出力は、各ランプ151〜1 5116のエネルギ出力より25〜100%の範囲内で大きい。従って、平面領 域167を越えて延長する熱源150の領域に於ける熱源150Aの平均エネル ギ出力は、平面領域167に於ける熱源150Aの平均出力より約25〜100 %大きい。
ランプ1511〜1512及び151H〜15119からのより高いエネルギ出 力が、平面領域167に於ける温度分布が一様であるようにサセプタ165から の熱損失を補償している。本発明の熱源150Aによって、45.7cm(18 インチ)の平面領域167の面温度が900〜1200℃の範囲内にかつ好適に は1100℃±5℃に維持される。
(以下余白) 表7 熱源150Aの各バンクの電圧分布 ランプNo、 電 圧 ランプNo、 電 圧151□ (下部) 310 1 51□。 2401512 310 151□1 24゜1513 240 1 51□2 24゜1515 240 151□4− 2401516 240  151□5 240151□ 240 15116 2401518 240  151□7 3001519 240 151□8 300151□9(上部)  480 熱源の周辺部に於けるエネルギを増加させかつ熱源の内部の領域に於けるエネル ギを低下させた第2B図の従来の熱源50′と異なり、熱源150Aのエネルギ 出力はその内部全体について均一でありかつ周辺部に於て増加しているが、周辺 部に於ける増加は等しくない。従って、熱源150Aは本実施例にある熱源の縦 方向の中心に関して対称的ではない。
41.9cm(16,5インチ)の平面領域の場合、縦方向の長さが40.0c m(15,75インチ)であるランプ1513〜15116によって、41.9 c冒(16,5インチ)の平面領域167の大部分について均一なエネルギ出力 が得られる。ランプ1511〜151゜及び151□8〜151□9からのエネ ルギは、基本的に平面領域167より下方及び平面領域167より上方のサセプ タの部分にそれぞれ供給される。本発明の熱源150Aは、41.9c+w(1 6,5インチ)の平面領域の表面温度を900〜1200℃の範囲内で好適には 1100℃±5℃に維持する。
このように、本発明の熱源150Aを新規な反応装置ジオメトリと組み合わせて 用いることによって、3つの別個の領域を有する放射エネルギ分布を用いて長さ の異なる平面領域全体に均一な温度を維持する。熱源150Aからの平均エネル ギは、第1領域全体に亘って一定である。第1領域の端部からガス入口に向けて 延びる第2領域に於ける熱源150Aからのエネルギは、均一でない。前記第2 領域では、熱源150Aからの平均エネルギが前記第1領域の平均エネルギより 25〜100%大きい。前記第1領域第2端部からガス出口に向けて延長する第 3領域に於ける熱源150Aからの平均エネルギは均一であるが、別の実施例で はこの領域に於けるエネルギが均一でない。前記第3領域では、熱源150Aか らの平均エネルギが前記第1領域の平均エネルギより約25〜60%の範囲内で 、好適には約30%大きい。
熱源150Aに於けるランプ151の各バンクは、3個のグループに分割される 。即ち、ランプ151□〜1516からなる第1グループと、ランプ1517〜 15114からなる第2グループと、ランプ15115〜151□9からなる第 3グループとである。第1図の反応装置10について、熱源50の各バンクの3 グループからなるランプを駆動するために3個シリコン制御整流器が使用された ことを思い出してみよう。これらの3個のシリコン制御整流器が」二連した3グ ループのランプ151についても同様に使用される。
反応装置100Aの熱源150Aに於ける第2及び第3グループのランプ151 の出力が反応装置100の熱源150と類似している。熱源150Aの前記第2 及び第3グループのランプは、熱源150について上述したと同様に前記SCR に接続されている。前記第1グループの6個のランプを前記SCHに接続するた めには、前記第1グループのランプからの配線が従来の14ビンのコネクタに直 接接続可能であるように、第7図に示されるような直列及び並列に組み合わせて ランプ151□〜1516を配線することが必要であった。この配線は、ランプ 1511〜1516が反応装置10の元のコネクタに直接接続可能であるように 、ジャンパ158を用いてランプモジュール上で行われた。
上記表5に示されるように、本発明の反応装置100Aに於いて処理された隣接 するウェハ間のエピタキシャル層の比抵抗に於ける変動は、従来の反応装置10 の変動と同じかそれより良好であり、かつ第2B図の熱源50′を使用する反応 装置10の変動より大幅に優れている。反応装置100Aの隣接するウェハ間の エピタキシャル層の膜厚の変動は、従来反応装置10と同じ品質である。従って 、より大きな非対称の熱源及びより大きな反応室を反応装置10のハウジング1 5内で用いることによって、バッチサイズが直径200mmのウェハについて1 00%、及び直径150mmのウェハについて50%増大され、かつ新規な反応 装置に於て成長されるエピタキシャル層の均一性が元の反応装置の均一性と基本 的に区別し得ないものであった。
この結果は、元の反応装置10のバッチ容量を向」ニさせる従来手段と著しく異 なる。
その均一性を達成するためには、上述したように反応室160を流れるガス流を 調整する必要がある。本発明の反応装置100Aについては、直径150+nの ウェハに関して52.7cyg(20,75インチ)のサセプタを用いた実験に 於て、一般的な3. 5−1. 0の整流格子に於けるジェットセツティング、 毎分75リツトルの主水素流及び毎分40リツトルの回転水素流を用いて均一な エピタキシャル層が成長した。トリクロロシランのような反応ガスの反応室16 0への流れは、所望の成長速度及び処理条件を達成するように調整しなければな らない。この−整は、従来の反応装置について必要な調整と等価である。更に、 同業者にとって周知のように、前記ジェットセツティング及び水素流は個々の反 応装置について調整しなければならず、かつ同じ型式の反応装置間で変更するこ とができる。従って、本明細書に於て引用された設定値は単なる例示であり、本 発明をそれらの値に制限するものと解してはならない。
上述した本発明の実施例に於て、サセプタの長さをエピタキシャル反応装置につ いてバッチ容量を向上させるために増大させた。反応室及び熱源は、エピタキシ ャル層の均一性に関して工業的規準を維持するように提供された。上記説明を考 慮すれば、本発明を用いて他のバレル形エピタキシャル反応装置について同等の 変更を行ない得ることは当業者にとって明らかである。従って本発明の上述した 実施例は単なる例示であって本発明の技術的範囲を制限するFIGURE3B FTGURE4 FTGURE6B 補正書の翻訳文提出書 平成3年8月28日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1の方向に約30.5cm(12インチ)乃至約457cm(18インチ )の範囲内の長さを有する平面領域を有するサセプタ手段を備えた反応室手段と 、前記反応室内で隣接するウエハ上に形成されるエピタキシャル層が約±10% 未満の変動率の比抵抗を有するように、前記第1の方向に非対称な熱エネルギ分 布を供給するための放射エネルギ熱源手段とを備えることを特徴とするバレル形 エピタキシャル反応装置。 2.前記反応室手段が、透明な石英壁部を有する構造からなることを特徴とする 請求項1に記載のバレル形エピタキシャル反応装置。 3.前記非対称放射エネルギ熱源手段が、第1端部と第2端部とを有するランプ のコラムからなり、かつ前記コラムの前記第1端部にある第1の複数のランプの エネルギ出力が、前記コラムの前記第2端部にある第2の複数のランプのエネル ギ出力と異なることを特徴とする請求項1に記載のバレル形エピタキシャル反応 装置。 4.前記コラムの前記第1端部にある少なくとも1個のランプが前記コラムの他 のランプのエネルギ出力より高いエネルギ出力を有することを特徴とする請求項 3に記載のバレル形エピタキシャル反応装置。 5.前記コラムの第3の複数のランプに含まれる各ランプが略同じエネルギ出力 を有する特徴とする請求項3に記載のバレル形エピタキシャル反応装置。 6.前記第1の複数のランプの各ランプのエネルギ出力が、前記第3の複数のラ ンプのいずれのランプのエネルギ出力より約25%乃至約100%の範囲内で大 きいことを特徴とする請求項5に記載のバレル形エピタキシャル反応装置。 7.前記第2の複数のランプの各ランプのエネルギ出力が、前記第3の複数のラ ンプのいずれのランプのエネルギ出力より約25%乃至約40%の範囲内で大き いことを特徴とする請求項5に記載のバレル形エピタキシャル反応装置。 8.前記反応室の壁部の外面を略均一な温度に維持するための強制空気冷却手段 を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のバレル形エピタキシャル反応装 置。 9.前記強制空気冷却手段が、 強制空気流を供給するためのプロワ手段と、前記熱源を通過して前記反応室の前 記壁部上に前記強制空気流を分布させるために前記ブロワ手段に機能的に結合さ れた手段とを備えることを特徴とする請求項8に記載のバレル形エピタキシャル 反応装置。 10.前記強制空気冷却手段が、強制空気流が前記反応室の前記壁部に沿って確 立されるように、前記強制空気流の一部分を前記熱源の端部を越えて前記壁部の 部分に向けて分岐させるために、前記空気流分布手段に機能的に結合された手段 を更に備えることを特徴とする請求項9に記載のバレル形エピタキシャル反応装 置。 11.前記強制空気冷却手段が、前記反応室の前記側部の外面を前記強制空気流 が通過した後に、該強制空気流を熱交換器へ排気するための手段を更に備えるこ とを特徴とする請求項10に記載のバレル形エピタキシャル反応装置。 12.非対称な前記放射エネルギ熱源手段が、第1端部を有し、前記ランプコラ ムに機能的に接続された反射手段を更に備えることを特徴とする請求項3に記載 のバレル形エピタキシャル反応装置。 13.前記反応室内に前記サセプタ手段を配置するためのハンが手段を更に備え ることを特徴とする請求項12に記載のバレル形エピタキシャル反応装置。 14.前記ハンが手段が、サセプタ手段の端部を前記反射手段の第1端部より上 方に約−0.64cm(−0.25インチ)乃至約5.1cm(2.0インチ) の範囲内に配置するようになっていることを特徴とする請求項13に記載のバレ ル形エピタキシャル反応装置。 15.前記ハンが手段が、前記サセプタ手段の端部を前記反射手段の前記第1端 部より約0.64cm(0.25インチ)上方に配置するようになっていること を特徴とする請求項14に記載のバレル形エピタキシャル反応装置。 16.前記ハンが手段が、前記サセプタ手段を前記第2反応室の壁部から約4. 6cm(1.8インチ)乃至約6.4cm(2.5インチ)の範囲内に配置する ようになっていることを特徴とする請求項13に記載のバレル形エピタキシャル 反応装置。 17.前記サセプタが、第1の平面領域を有する第1サセプタと、前記第1平面 領域より長い第2平面領域を有する第2サセプタとからなり、特定のウエハのバ ッチについて、前記第1または第2サセプタの一方のみを前記反応室内に備える ことを特徴とする請求項1に記載のバレル形エピタキシャル反応装置。 18.多数のウエハ直径を有するウエハを処理するためのバレル形エピタキシャ ル反応装置であって、第1の方向に30.5cm(12インチ)より長くかつ4 5.7cm(18インチ)より短いかまたは同じ長さの平面領域を有するサセプ タを備える反応室手段と、前記反応室内に於て同一の直径のウエハのバッチに於 て隣接するウエハ上に形成されるエピタキシャル層が前記ウエハ直径のそれぞれ について約±10%未満で変動する比抵抗を有するように、前記平面領域に熱エ ネルギを供給するための放射エネルギ加熱手段とを備えることを特徴とするバレ ル形エピタキシャル反応装置。 19.前記反応室が、透明な石英壁部を有する構造体からなることを特徴とする 請求項18に記載のバレル形エピタキシャル反応装置。 20.前記放射エネルギ熱源手段が、第1端部及び第2端部を有するランプのコ ラムからなり、前記各ランプのエネルギ出力が該ランプの両端に於ける電圧に比 例して変化するようになっていることを特徴とする請求項18に記載のバレル形 エピタキシャル反応装置。 21.前記コラムの第1端部及び第2端部に於ける電気ランプが他の前記各ラン プのエネルギ出力より大きいエネルギ出力を有するように、前記コラムの前記第 1及び第2端部に於ける前記ランプの印加電圧が他のランプの印加電圧より高い ことを特徴とする請求項20に記載の記載のバレル形エピタキシャル反応装置。 22.前記コラムの前記第1及び第2端部に於ける前記ランプの前記印加電圧が 、他の前記ランプの印加電圧より約25〜50%の範囲内で高いことを特徴とす る請求項21に記載のバレル形エピタキシャル反応装置。 23.前記反応室の壁部の外面を略均一な温度に維持するための強制空気冷却手 段を更に備えることを特徴とする請求項18に記載のバレル形エピタキシャル反 応装置。 24.前記強制空気冷却手段が、 強制空気流を供給するためのプロワ手段と、前記熱源を通過して前記反応室の前 記壁部上に前記強制空気流を分布させるために前記プロワ手段に機能的に結合さ れた手段とを備えることを特徴とする請求項23に記載のバレル形エピタキシャ ル反応装置。 25.前記強制空気冷却手段が、強制空気流が前記反応室の前記壁部に沿って確 立されるように、前記強制空気流の一部分を前記熱源の端部を越えて前記壁部の 部分に向けて分岐させるために、前記空気流分布手段に機能的に結合された手段 を更に備えることを特徴とする請求項24に記載のバレル形エピタキシャル反応 装置。 26.前記強制空気冷却手段が、前記反応室の前記側部の外面を前記強制空気流 が通過した後に、該強制空気流を熱交換器へ排気するための手段を更に備えるこ とを特徴とする請求項25に記載のバレル形エピタキシャル反応装置。 27.第1の放射エネルギ熱源と、前記第1熱源の電圧制御出力と、第1の長さ を有する平面領域を備えた第1反応室と、ガス流供給手段と、冷却手段とを有す るエピタキシャル反応装置のバッチサイズを増大させるためのパッケージであっ て、 非対称なエネルギ分布を有し、前記第1放射エネルギ熱源と置き換えられる第2 放射エネルギ熱源と、前記第1平面領域の長さより約25%乃至約50%の範囲 内で大きな長さを有する平面領域を有する第2反応室とを備え、前記第2放射エ ネルギ熱源及び前記第2反応室が、前記エピタキシャル反応装置のバッチサイズ を増大させるように、前記電圧制御手段、前記ガス流供給手段及び前記冷却手段 に機能的に結合可能であることを特徴とするパッケージ。 28.前記エピタキシャル反応装置の前記冷却手段が強制空気流を供給するため のプロワ手段を有し、前記第2反応室の壁部に前記第2熱源を介して前記強制空 気流を分布させるために前記プロワ手段に機能的に結合可能な手段を更に備える ことを特徴とする請求項27に記載のパッケージ。 29.前記強制空気流が前記反応室の前記壁部に沿って確立されるように、前記 熱源の端部を越えて前記壁部の部分に前記強制空気流の一部分を分岐させるため に、前記分布手段に機能的に結合された手段を更に備えることを特徴とする請求 項28にに記載のパッケージ。 30.前記強制空気流が前記反応室の前記側壁を通過した後に、該強制空気流を 熱交換器へ排気するための手段を更に備えることを特徴とする請求項28に記載 のパッケージ。 31.前記第2放射エネルギ熱源が、略均一な平均放射エネルギ出力を有する第 1領域と、 前記第1領域の平均エネルギ出力より大きな平均放射エネルギ出力を有する第2 領域と、 前記第1領域の平均エネルギ出力より大きくかつ前記第2領域の平均エネルギ出 力より小さい平均放射エネルギ出力を有する第3領域とからなる3つの領域を有 することを特徴とする請求項27に記載のパッケージ。 32.前記第2放射エネルギ熱源の長さが、前記第1放射エネルギ熱源の長さよ り長いことを特徴とする請求項27に記載のパッケージ。 33.前記第2放射エネルギ熱源が第1端部及び第2端部を有するランプのコラ ムからなり、前記コラムの前記第1端部に於ける第1の複数のランプのエネルギ 出力が前記コラムの前記第2端部の第2の複数のランプのエネルギ出力と異なる ことを特徴とする請求項27に記載のパッケージ。 34.前記コラムの前記第1端部にある少なくとも1個のランプが、前記コラム の他のいずれのランプのエネルギ出力より高いエネルギ出力を有することを特徴 とする請求項33に記載のパッケージ。 35.前記ランプコラムの第3の複数のランプの各ランプが略同じエネルギ出力 を有することを特徴とする請求項33に記載のパッケージ。 36.前記第1の複数のランプの各ランプのエネルギ出力が、前記第3の複数の ランプのいずれのランプのエネルギ出力より約25%乃至約100%の範囲内で 大きいことを特徴とする請求項35に記載のパッケージ。 37.前記第2の複数のランプの各ランプのエネルギ出力が、前記第3の複数の ランプのいずれの前記ランプのエネルギ出力より約25%乃至約40%の範囲内 で大きいことを特徴とする請求項36に記載のパッケージ。 38.前記第2の複数のランプの前記各ランプのエネルギ出力が略等しいことを 特徴とする請求項37に記載のパッケージ。 39.所定の長さを有する第1放射エネルギ熱源と、前記第1熱源のための電圧 制御手段と、第1の方向に第1の所定の長さを有する壁部を備えた第1反応室と 、前記第1方向に第1の長さの平面領域を有する第1サセプタ手段と、前記第1 サセプタを回動させるための手段と、ガス流を制御するための手段と、冷却手段 とを有するエピタキシャル反応装置のバッチサイズを増大させるためのパッケー ジであって、 前記エピタキシャル反応装置に機能的に取付可能であり、前記第1反応室の壁部 の前記所定の第1の長さより前記第1の方向に長い所定の第2の長さを有する壁 部を備えた第2反応室手段と、 前記第2反応室手段に機能的に取付可能であり、その長さが前記第1平面領域の 長さより約25%乃至約50%の範囲で第1の方向に長い平面領域を有する第2 サセプタ手段と、 前記エピタキシャル反応装置に機能的に取付可能でありかつ前記電圧制御手段に 機能的に結合可能であり、前記第1放射エネルギ熱源の所定の長さより長くかつ 非対称なエネルギ分布を有する第2放射エネルギ熱源手段とを備え、前記パッケ ージを前記エピタキシャル反応装置に取り付けると、前記反応装置の複数のウエ ハ直径に関するバッチサイズが増大し、かつ増大した前記バッチサイズに於ける 前記ウエハのエピタキシャル膜厚及び比抵抗の均一性が少なくとも前記パッケー ジの組立て前に於ける前記エピタキシャル反応装置の均一性と同程度であること を特徴とするパッケージ。 40.前記第2放射エネルギ熱源手段が、第1端部と第2端部とを有するランプ のコラムからなり、前記コラムの前記第1端部に於ける第1の複数のランプのエ ネルギ出力が、前記コラムの前記第2端部に於ける第2の複数のランプのエネル ギ出力と異なることを特徴とする請求項39に記載のパッケージ。 41.前記コラムの前記第1の端部に於ける少なくとも1個の前記ランプが、前 記コラムのその他の前記ランプのエネルギ出力より大きなエネルギ出力を有する ことを特徴とする請求項40に記載のパッケージ。 42.前記ランプコラムの第3の複数のランプに於ける各前記ランプが略同じエ ネルギ出力を有することを特徴とする請求項40に記載のパッケージ。 43.前記第1の複数のランプの前記各ランプのエネルギ出力が、前記第3の複 数のランプのいずれのランプのエネルギ出力より約25%乃至約100%の範囲 内で大きいことを特徴とする請求項42に記載のパッケージ。 44.前記第2の複数のランプの前記各ランプのエネルギ出力が、前記第3の複 数のランプに於けるいずれの前記ランプのエネルギ出力より約25%乃至約40 %の範囲で大きいことを特徴とする請求項43に記載のパッケージ。 45.前記第2の複数のランプの前記各ランプのエネルギ出力が略等しいことを 特徴とする請求項44に記載のパッケージ。 46.前記第2放射エネルギ熱源手段が、前記ランプコラムに機能的に接続され 、かつ第1端部を有する反射手段を更に有することを特徴とする請求項40に記 載のパッケージ。 47.前記第2反応室内に前記第2サセプタ手段を配置するためのハンが手段を 更に備えることを特徴とする請求項46に記載のパッケージ。 48.前記ハンが手段が、前記第2サセプタ手段の端部を前記反射手段の前記第 1端部の上方に約−0.64cm(0.25インチ)乃至約5.1cm(2.0 インチ)の範囲内の位置に配置するようになっていることを特徴とする請求項4 7に記載のパッケージ。 49.前記ハンが手段が、前記第2サセプタ手段の端部を前記反射手段の前記第 1端部より約0.64cm(0.25インチ)上方の位置に配置するようになっ ていることを特徴とする請求項48に記載のパッケージ。 50.前記ハンが手段が、前記第2サセプタ手段を前記第2反応室の前記壁部か ら約4.6cm(1.8インチ)乃至約6.4cm(23.5インチ)の範囲内 の位置に配置するようになっていることを特徴とする請求項47に記載のパッケ ージ。 51.第1放射エネルギ熱源と、前記第1熱源の電圧制御手段と、第1の長さを 有する平面領域を備えた第1反応室と、ガス流供給手段と、冷却手段とを備えた エピタキシャル反応装置の膜厚及び均一性の性能を維持しつつ、多数のウエハ直 径に対して前記エピタキシャル反応装置のバッチサイズを増大させるためのパッ ケージであって、前記第1熱源の放射エネルギ出力より10〜40%の範囲内で 大きな放射エネルギ出力を有し、前記第1放射エネルギ熱源に置き換えられる第 2放射エネルギ熱源と、前記第1の長さより25〜50%の範囲内で大きな長さ を有する平面領域を備えた第2反応室とを備え、前記第2放射エネルギ熱源及び 前記第2反応室が、前記多数のウエハ直径について前記エピタキシャル反応装置 のバッチサイズを増大させるように、前記電圧制御手段、前記ガス流供給手段、 及び前記冷却手段に機能的に結合可能であることを特徴とするパッケージ。 52.前記エピタキシャル反応装置の前記冷却手段が、強制空気流を供給するた めのプロワ手段を備え、かつ前記第2熱源を通過して前記強制空気流を前記第2 反応室の壁部に分布させるために、前記プロワ手段に機能的に結合された手段を 更に備えることを特徴とする請求項51に記載のパッケージ。 53.強制空気流が前記反応室の前記壁部に沿って確立されるように、前記熱源 の端部を越える前記壁部の部分に前記強制空気流の一部分を分岐させるために、 前記空気流分布手段に機能的に結合された手段を更に備えることを特徴とする請 求項52に記載のパッケージ。 54.前記反応室の前記側壁を通過した前記強制空気流を熱交換器へ排出するた めの手段を更に備えることを特徴とする請求項52に記載のパッケージ。 55.前記第2放射エネルギ熱源が、前記第2反応室の前記長さを有する前記平 面領域の全長に亘って略均一な平均放射エネルギ出力を有することを特徴とする 請求項51に記載のパッケージ。 56.前記第2放射エネルギ熱源が、前記第2反応室の前記平面領域の前記長さ より約25%大きな長さを有することを特徴とする請求項55に記載のパッケー ジ。 57.前記第2放射エネルギ熱源が、前記平面領域を越えて延長する前記第2放 射エネルギ熱源の領域に於て、前記平面領域の前記長さの部分に於ける前記第2 放射エネルギ熱源の平均エネルギ出力より約25〜50%の範囲で大きな平均エ ネルギ出力を有することを特徴とする請求項56に記載のパッケージ。 58.第1放射エネルギ熱源と、前記第1熱源の電圧制御手段と、第1の長さの 平面領域を有する第1サセプタを備えた第1反応室と、ガス流供給手段と、冷却 手段とを有するエピタキシャル反応装置に於て、ウエハの比抵抗及び膜厚の均一 性を工業的基準の範囲内に維持しつつ、前記エピタキシャル反応装置のバッチサ イズを改良するための方法であって、 非対称なエネルギ分布を有する第2放射エネルギ熱源に前記第1放射エネルギ熱 源を置き換える過程と、前記第1反応室の前記平面領域の前記第1の長さより約 25%乃至約50%の範囲内で大きな長さを有する平面領域を備えた第2サセプ タを有する第2反応室に前記第1反応室を置き換える過程とからなり、前記第2 放射エネルギ熱源及び前記第2反応室が、前記電圧制御手段、前記ガス流供給手 段及び前記冷却手段に機能的に結合可能であることを特徴とするエピタキシャル 反応装置のバッチサイズ増大方法。 59.前記エピタキシャル反応装置の前記冷却手段が、強制空気流を供給するた めのプロワ手段を備え、かつ前記第2熱源を通過して前記第2反応室の壁部に前 記強制空気流を分布させる過程を更に含むことを特徴とする請求項58に記載の 方法。 60.前記反応室の前記壁部に沿って強制空気流が確立されるように、前記熱源 の端部を越える前記壁部の部分に前記強制空気流の一部分を分岐させる過程を更 に含むことを特徴とする請求項59に記載の方法。 61.前記反応室の前記側壁を通過した前記強制空気流を熱交換器へ排出させる 過程を更に含むことを特徴とする請求項58に記載の方法。 62.前記第2放射エネルギ熱源が第1端部と第2端部とを有するランプのコラ ムからなり、前記コラムの前記第1端部に於ける第1の複数のランプエネルギ出 力が前記コラムの前記第2端部に於ける第2の複数のランプのエネルギ出力と異 なるようになっていることを特徴とする請求項58に記載の方法。 63.前記コラムの前記第1端部に於ける少なくとも1個のランプが、前記コラ ムに於ける他のいずれのランプのエネルギ出力より大きなエネルギ出力を有する ことを特徴とする請求項62に記載の方法。 64.前記ランプコラムの第3の複数のランプに於ける前記各ランプが略同じエ ネルギ出力を有することを特徴とする請求項62に記載の方法。 65.前記第1の複数のランプの各ランプのエネルギ出力が、前記第3の複数の ランプのいずれのランプのエネルギ出力より約25%乃至約100%の範囲内で 大きいことを特徴とする請求項64に記載の方法。 66.前記第2の複数のランプに於ける前記各ランプのエネルギ出力が、前記第 3の複数のランプに於けるいずれのランプのエネルギ出力より約25%乃至約4 0%の範囲内で大きいことを特徴とする請求項65に記載の方法。 67.前記第2の複数のランプの前記各ランプのエネルギ出力が略等しいことを 特徴とする請求項66に記載の方法。 68.前記第2放射エネルギ熱源が、第1端部を有し、かつ前記端部のコラムに 機能的に結合された反射手段を更に備えることを特徴とする請求項62に記載の 方法。 69.前記エピタキシャル反応装置が前記第1反応室内に前記第1サセプタ手段 を配置するための第1ハンが手段を備え、前記第2サセプタを前記反応室内に配 置するための第2ハンが手段に前記第1ハンが手段を置き換える過程を更に含む ことを特徴とする請求項68に記載の方法。 70.前記ハンが手段によって、前記第2サセプタの端部が前記反射手段の前記 第1端部より上方に約−0.64cm(0.25インチ)乃至約5.1cm(2 .0インチ)の範囲内の位置に配置されるようになっていることを特徴とする請 求項69に記載の方法。 71.前記第2ハンが手段によって、前記第2サセプタのが前記反射手段の前記 第1端部より約0.64cm(0.25インチ)上方の位置に配置されることを 特徴とする請求項70に記載の方法。 72.前記第2ハンが手段によって前記第2サセプタが、前記第2反応室の壁部 から約4.6cm(1.8インチ)乃至約6.4cm(2.5インチ)の範囲内 の位置に配置されるようになっていることを特徴とする請求項71に記載の方法 。 73.第1放射エネルギ熱源と、前記第1熱源の電圧制御手段と、第1の長さの 平面領域を有する第1反応室と、ガス流供給手段と、冷却手段とを有するエピタ キシャル反応装置のバッチサイズを改善するための方法であって、前記第1熱源 の放射エネルギ出力より10〜40%の範囲内で大きな放射エネルギ出力を有す る第2放射エネルギ熱源に前記第1放射エネルギ熱源を置き換える過程と、前記 第1の長さより25〜50%の範囲内で大きな長さを有する平面領域を備えた第 2反応室に前記第1反応室を置き換える過程とからなり、前記第2放射エネルギ 熱源及び前記第2反応室が、前記電圧制御手段、前記ガス流供給手段及び前記冷 却手段に機能的に結合可能であることを特徴とする方法。 74.前記エピタキシャル反応装置の前記冷却手段が、強制空気流を供給するた めのプロワ手段を備え、かつ前記第2熱源を通過して前記第2反応室の壁部に前 記強制空気流を分布させる過程を更に含むことを特徴とする請求項73に記載の 方法。 75.前記反応室の前記壁部に沿って強制空気流が確立されるように、前記熱源 の端部を越える前記壁部の部分に前記強制空気流の一部分を分岐させる過程を更 に含むことを特徴とする請求項74に記載の方法。 76.前記反応室の前記側壁を通過した前記強制空気流を熱交換器へ排出させる 過程を更に含むことを特徴とする請求項74に記載の方法。 77.前記第2放射エネルギ熱源が、前記第2反応室の前記平面領域の全長に亘 って略均一な平均放射エネルギ出力を有することを特徴とする請求項74に記載 の方法。 78.前記第2放射エネルギ熱源の長さが、前記第2反応室の前記平面領域の前 記長さより約25%大きいことを特徴とする請求項77に記載の方法。 79.前記第2放射エネルギ熱源が、前記平面領域を越えて延長する前記第2放 射エネルギ熱源の領域に於て、前記平面領域の前記長さに於ける前記第2放射エ ネルギ熱源の前記平均エネルギ出力より約25〜50%の範囲内で大きな平均エ ネルギ出力を有することを特徴とする請求項78に記載の方法。 80.エピタキシャル反応装置に於て複数の直径Dのウエハを支持するためのサ セプタであって、周辺部を有する上面と、 周辺部を有し、前記上面と距離Lを以て該上面と略平行にかつ対向するように配 置された下面と、前記上面から前記下面に向けて延長し、かつ前記上面及び下面 の前記周辺部の周囲に配置された多数の表面とを有する三次元物品からなり、前 記表面のそれぞれが前記物品の各面であり、前記各面が略同じ表面積を有し、か つ2個の隣接する前記面が前記上面及び前記下面に概ね直交する方向に延長する 辺に於て交差するようになっており、前記各面が複数のポケットを有し、かつ前 記各ポケットが中心部を有し、 前記各ポケットがそれぞれ1個の前記ウエハを支持し、前記各ポケットが略同じ 表面積を有し、隣接する2個の前記ポケットの中心間の距離が、X1を約1.5 62mm(0.06インチ)乃至約5.1mm(0.2インチ)の範囲内の値と した場合に、約0.5D+x1であり、 前記下面から該下面に最も近接する前記ポケットの中心までの距離が、x2を約 22.9mm(0.9インチ)乃至約50.8mm(2.0インチ)とした場合 に、0.5D+x2であり、かつ 前記両面が該上面に最も近接する前記ポケットの中心までの距離が、x3を約2 7.9mm(1.1インチ)乃至約101.6mm(4.0インチ)の範囲内の 値とした場合に、0.5D+x3であることを特徴とするサセプタ。 81.炭化ケイ素で被覆されたグラファイトで形成されていることを特徴とする 請求項80に記載のサセプタ。 82.前記各ポケットの隣接する前記辺からの距離が少なくとも約0.25cm (0.1インチ)であることを特徴とする請求項80にサセプタ。 83.前記各面の全表面積が約3900cm2乃至約4700cm2の範囲内で あることを特徴とする請求項80に記載のサセプタ。 84.8個の面を有し、かつ前記各面が約574.2cm2(89インチ2)の 表面積を有することを特徴とする請求項83に記載のサセプタ。 85.6個の面を有し、かつ前記各面が約651.6cm2(101インチ2) の表面積を有することを特徴とする請求項83に記載のサセプタ。 86.5個の面を有し、かつ前記各面が約922.6cm2(143インチ2) の表面積を有することを特徴とする請求項83に記載のサセプタ。 87.4個の面を有し、かつ前記各面が約1025.8cm2(159インチ2 )の表面積を有することを特徴とする請求項83に記載のサセプタ。 88.前記下面の面積が前記上面の面積より大きくなるように、前記各面が前記 上面から約1度30分乃至約2度50分の範囲で傾斜していることを特徴とする 請求項83に記載のサセプタ。
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