JPH0450335Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0450335Y2 JPH0450335Y2 JP13386787U JP13386787U JPH0450335Y2 JP H0450335 Y2 JPH0450335 Y2 JP H0450335Y2 JP 13386787 U JP13386787 U JP 13386787U JP 13386787 U JP13386787 U JP 13386787U JP H0450335 Y2 JPH0450335 Y2 JP H0450335Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- plate part
- waste
- board
- draining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002699 waste material Substances 0.000 claims description 28
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 10
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000010454 slate Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は木造建築に於て、2階部分の垂直壁と
1階部分の屋根との交差部の水切り構造に関する
ものである。
1階部分の屋根との交差部の水切り構造に関する
ものである。
(従来の技術)
従来斯種水切り構造は、第4図に示す如く、2
階の垂直壁の下部から野地板5にかけて捨板部材
1を取付け、該捨板部材1に水切り部材2を被
せ、捨板部材1の先端の支え板部16と水切り部
材2の先端の押え板部25との間に最上部の屋根
材6をは挟んでいる。
階の垂直壁の下部から野地板5にかけて捨板部材
1を取付け、該捨板部材1に水切り部材2を被
せ、捨板部材1の先端の支え板部16と水切り部
材2の先端の押え板部25との間に最上部の屋根
材6をは挟んでいる。
捨板部材1の中間の受け板部12は野地板5上
の台板51に被さり、水切り部材2の中間の被さ
り板部22と前記受け板部12との間に抜き板5
2が介装され、抜き板52及び捨板部材1は台板
51に釘打ち固定されている。
の台板51に被さり、水切り部材2の中間の被さ
り板部22と前記受け板部12との間に抜き板5
2が介装され、抜き板52及び捨板部材1は台板
51に釘打ち固定されている。
水切り部材2は上部の壁板が横桟7に釘打ちさ
れ、被さり板部22と押え板部25との間の垂下
部23が抜き板51に釘打ち固定される。
れ、被さり板部22と押え板部25との間の垂下
部23が抜き板51に釘打ち固定される。
水切り部材2の壁板21は外からモルタル8が
塗装される。
塗装される。
(解決しようとする問題点)
抜き板52の厚みによつて捨板部材1の支え板
部16と水切り部材2の押え板部25との間の屋
根材の挟み隙間が定まるので、抜き板52の厚み
を揃える必要があり、このため寸法管理の手間、
又、定尺寸法のものを必要長さに切断して使用す
ることによる歩どまりの悪さ及び水切り部材2を
固定するための抜き板52への釘打ちの手間によ
つてコスト高を招来していた。
部16と水切り部材2の押え板部25との間の屋
根材の挟み隙間が定まるので、抜き板52の厚み
を揃える必要があり、このため寸法管理の手間、
又、定尺寸法のものを必要長さに切断して使用す
ることによる歩どまりの悪さ及び水切り部材2を
固定するための抜き板52への釘打ちの手間によ
つてコスト高を招来していた。
抜き板52を省略することは、水切り部材2の
被さり板部22を釘打ちして台板51に固定しな
ければならず、この場合、釘打ち部から水が侵入
する問題があり、実施されていない。
被さり板部22を釘打ちして台板51に固定しな
ければならず、この場合、釘打ち部から水が侵入
する問題があり、実施されていない。
第4図の従来例に於いても、抜き板52への釘
打ち部9からの雨漏れの虞れがある。
打ち部9からの雨漏れの虞れがある。
(問題点を解決する為の手段)
本考案は、水切り部材2に捨板部材1に引つ掛
かつて止まる係止部24を形成することにより、
抜き板を省略して、施工能率を高め、雨漏りの虞
れのない水切り構造を明らかにするものである。
かつて止まる係止部24を形成することにより、
抜き板を省略して、施工能率を高め、雨漏りの虞
れのない水切り構造を明らかにするものである。
本考案の水切り構造は、水切り部材2は立上り
板部11と押え板部25との間に、捨板部材1の
突出部17に直接被さる被さり板部22及び突出
部17の先端に引つ掛かる内向きの係止部24を
形成している。
板部11と押え板部25との間に、捨板部材1の
突出部17に直接被さる被さり板部22及び突出
部17の先端に引つ掛かる内向きの係止部24を
形成している。
(作用及び効果)
捨板部材1の支え板部16に最上部の屋根材6
を載せ、捨板部材1の上に水切り部材2を被せて
該水切り部材2の押え板部25で屋根材6を押さ
える。このとき、水切り部材2の係止部24を捨
板部材1の突出部17の下面に引つ掛かける。
を載せ、捨板部材1の上に水切り部材2を被せて
該水切り部材2の押え板部25で屋根材6を押さ
える。このとき、水切り部材2の係止部24を捨
板部材1の突出部17の下面に引つ掛かける。
水切り部材2の上部の壁板21を横桟7に釘打
ちすると、該水切り部材2は壁板21と押え板部
25の両側で強固に固定される。
ちすると、該水切り部材2は壁板21と押え板部
25の両側で強固に固定される。
水切り部材2の壁板21はモルタル8が塗装さ
れて、釘打ち部91が隠れ、従つて釘打ち部から
雨漏りの虞れはない。
れて、釘打ち部91が隠れ、従つて釘打ち部から
雨漏りの虞れはない。
抜き板の材料代、抜き板への釘打ちの手間が省
けることにより施工コストの引き下げを実現出来
る。
けることにより施工コストの引き下げを実現出来
る。
(実施例)
第1図は2階の垂直壁と1階の屋根との交差部
の水切り構造の断面を示している。
の水切り構造の断面を示している。
通し柱3に一端を支持され斜め下向きに延びた
垂木4によつて野地板5を支え、該野地板5上に
スレート製の屋根材6を敷設している。
垂木4によつて野地板5を支え、該野地板5上に
スレート製の屋根材6を敷設している。
通し柱3と垂木4の交差部に捨板部材1及び該
捨板部材1に被さつて水切り部材2が固定され
る。
捨板部材1に被さつて水切り部材2が固定され
る。
捨板部材1及び水切り部材2は、帯状金属板を
屈曲して形成され夫々長手方向と直交する断面形
状はどの部位に於いても同じである。
屈曲して形成され夫々長手方向と直交する断面形
状はどの部位に於いても同じである。
以下の説明で、長さとは上記画各部材1,2の
長手方向と直交する方向の長さとする。
長手方向と直交する方向の長さとする。
捨板部材1は上部の垂直立上り板部11と野地
板5に沿う下部の支え板部16との間に支え板部
16よりも短い突出部17を形成している。
板5に沿う下部の支え板部16との間に支え板部
16よりも短い突出部17を形成している。
支え板部16の先端縁は短く内側に折り返えさ
れている。
れている。
突出部17は、立上り板部11の下端から支え
板部16に対して平行に受け板部12、該受け板
部12の先端から短かく第1下向き板部13、該
下向き板部13の下端から前記受け板部12に対
して平行に内向き板部14、内向き板部14の内
端から短く第2下向き板部15、該下向き板部1
5の下端から受け板部12に対して略平行に支え
板部16を突設している。
板部16に対して平行に受け板部12、該受け板
部12の先端から短かく第1下向き板部13、該
下向き板部13の下端から前記受け板部12に対
して平行に内向き板部14、内向き板部14の内
端から短く第2下向き板部15、該下向き板部1
5の下端から受け板部12に対して略平行に支え
板部16を突設している。
内向き板部14の長さは受け板部12の約1/2
の長さであり、支え板部16の長さは内向き板部
14の約2倍の長さである。
の長さであり、支え板部16の長さは内向き板部
14の約2倍の長さである。
受け板部12、第1下向き板部13及び内向き
板部14によつて突出部17を形成している。
板部14によつて突出部17を形成している。
水切り部材2は垂直壁板21の下端から被さり
板部22、該板部の先端から短く垂下部23、垂
下部23の下端から内向きに係止部24、該係止
部24材の先端から180°屈曲して押え板部25を
突設し、押え板部25の先端縁を短く内向き屈曲
している。
板部22、該板部の先端から短く垂下部23、垂
下部23の下端から内向きに係止部24、該係止
部24材の先端から180°屈曲して押え板部25を
突設し、押え板部25の先端縁を短く内向き屈曲
している。
水切り部材2の被さり板部22と捨板部材1の
受け板部12は略同じ長さであり、又、水切り部
材2の被さり板部22、垂下部23及び係止部1
4によつて形成された溝部26は捨板部材1の突
出部17の先端が緊密に嵌合する寸法に形成され
ている。
受け板部12は略同じ長さであり、又、水切り部
材2の被さり板部22、垂下部23及び係止部1
4によつて形成された溝部26は捨板部材1の突
出部17の先端が緊密に嵌合する寸法に形成され
ている。
然して、捨板部材1の支え板部16に最上部の
屋根材6の端部を載せ、捨板部材1の上に水切り
部材2を被せ該水切り部材2の押え板部25で屋
根材6の端部を押さえる。このとき、水切り部材
2の係止部24を捨板部材1の突出部17の下面
に引つ掛かける。
屋根材6の端部を載せ、捨板部材1の上に水切り
部材2を被せ該水切り部材2の押え板部25で屋
根材6の端部を押さえる。このとき、水切り部材
2の係止部24を捨板部材1の突出部17の下面
に引つ掛かける。
水切り部材2の壁板21を横桟7に釘打ちする
と、水切り部材2は壁板21と押え板部25の両
側で捨板部材1に強固に固定される。
と、水切り部材2は壁板21と押え板部25の両
側で捨板部材1に強固に固定される。
水切り部材2の壁板21はモルタル8が塗装さ
れて、釘打ち部91が隠れ、従つて釘打ち部から
雨漏りの虞れはない。
れて、釘打ち部91が隠れ、従つて釘打ち部から
雨漏りの虞れはない。
従来の抜き板は不要であり、抜き板の材料代、
抜き板への釘打ちの手間が省けることにより施工
コストの引き下げを実現出来る。
抜き板への釘打ちの手間が省けることにより施工
コストの引き下げを実現出来る。
捨板部材1及び水切り部材2はともに従来と同
様、金属板の曲げ加工によつて安価に製造出来
る。
様、金属板の曲げ加工によつて安価に製造出来
る。
本考案は上記実施例の構成に限定されることは
なく実用新案登録請求の範囲に記載の範囲で種々
の変形が可能である。
なく実用新案登録請求の範囲に記載の範囲で種々
の変形が可能である。
第1図は本考案に係る水切り構造の断面図、第
2図は捨板部材の斜面図、第3図は水切り部材の
斜面図、第4図は従来例の断面図である。 1……捨板部材、12……受け板部、16……
支え板部、2……水切り部材、22……被さり板
部、24……係止部。
2図は捨板部材の斜面図、第3図は水切り部材の
斜面図、第4図は従来例の断面図である。 1……捨板部材、12……受け板部、16……
支え板部、2……水切り部材、22……被さり板
部、24……係止部。
Claims (1)
- 上部に立上り板部11、下部先端に支え板部1
6を具えた捨板部材1と、上部に壁板21、下部
先端に押え板部25を具えた水切り部材2とによ
つて、支え板部16と押え板部25との間に屋根
材6を挟んで支持する屋根の水切り構造に於て、
捨板部材1は立上り板部11と支え板部16との
間に、支え板部16の延び方向に支え板部16よ
りも突出長さの短い突出部17を有し、水切り部
材2は壁板21と押え板部25との間に捨板部材
1の突出部17に直接被さる被さり板部22及び
突出部17に引つ掛かる内向きの係止片24を形
成している屋根の水切構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13386787U JPH0450335Y2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13386787U JPH0450335Y2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6437828U JPS6437828U (ja) | 1989-03-07 |
JPH0450335Y2 true JPH0450335Y2 (ja) | 1992-11-27 |
Family
ID=31392126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13386787U Expired JPH0450335Y2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0450335Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-01 JP JP13386787U patent/JPH0450335Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6437828U (ja) | 1989-03-07 |
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