JPH04503343A - 車両シート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 車両シート 本発明は、空気ばねによってばね弾性を与えられている機械的な揺動機構と、該 揺動機構の揺動行程に関連して空気ばねの換気又は空気抜きをするための空気弁 を制御する電気的な制御装置とを有している車両シートに関する。

空気シートのための電気的な制御装置は、例えばドイツ連邦共和国特許出願公告 第２７３６２４２号明細書及びドイツ連邦共和国特許第３３１２７３２号明細書 により公知である。これらは、それぞれ完全に規定された制御機構のために設計 されており、かっこの目的のために出力信号を、例えばサーボモータの切り換え のために、又は空気ばねの換気又は空気抜きによって空気シートの目標−平均位 置を監視するために生じる。このような制御装置は、一般的に２つ又はそれ以上 の測定フィーラが規定して揺動機構によって擦られる位置を感知する、即ち出力 信号として電気的な制御を与えるので、揺動機構の揺動行程に関連して作動する 。

実地において、このような制御装置は測定フィーラの正確な調整を必要とし、し かも測定フィーラのその都度の組立て位置は、どのタイプのシートもしくは揺動 機構が使用されるか、及び／又はどの制御機能が電気的な制御によって実施され るようにするかに応じて全く種々異なってしまう。例えば、空気ばねの換気及び 空気抜きのための空気弁の切り換え及び／又は付加的な空気量の接続又は遮断等 のような、複数の制御機能を実施しようとすると、揺動機能に相応する多くの測 定フィーラが組み込まれかつ調整されなければならない。

本発明の課題は、電気的な制御装置に関して極めて簡単に組み込まれており、し かも同時に、測定フィーラの位置決め及びｍ＊のための費用が高くなることなし に、複数の制御機能が実施可能であるような、電気的な制御装置を有する空気を 供給される車両シートを提供することである。

この課題は本発明によれば、揺動機構が揺動行程−センサを有しており、該セン ナが、シートの運転状態中に、中断されない連続する電気な信号を与え、該信号 が、揺動機構の揺動の正確な行程距離に相似する及び同タイムの電気的なイメー ジを示しており、さらに電気的な揺動イメージがマイクロプロセンナの入口に隣 接しており、このプロセッサが、常に繰り返されるプログラム経過で、揺動イメ ージを、前調整された目標筐と比較して、偏差がある場合には単数又は複数の出 力信号を生じ、該信号が少なくとも、空気ばねの換気及び空気抜きのための空気 弁を制御するようになっていることにある。

本発明によれば、先ず、揺動機溝は、従来公知のシート制御装置のために離散型 の出力信号（例えば、イン／アウト又は圧力、イエス／ノー）を生じ、かつこの ために揺動機構の種々の位置で及び正確なＩＩ！ｋによって組み込まれなければ ならないような程度の差はあるが多数の測定フィーラから免れる。

さらに、揺動機構に組み込まれる唯一つのセンサは、電気的なシート制御装置の 全ての要求を満たすために充分である。しかし、このような唯一の揺動行程−セ ンサが、中断されない連続する電気的な信号を与え、該信号が、揺動機構の実際 −揺動の正確な行程距離に相似する及び同タイムの電気的なイメージを示してい る。

揺動行程−センチによって形成される信号順序が、ディジタルの連続値として又 は電気的なアナログ信号として存在する。後者は、有利にはポテンシヨメータに よって発生され、しかし例えば、今日一般的な誘導の行程受信部又はオプトエレ クトロニッシュの発生器機構を介しても生ぜしめられる。

揺動機構の、生ザしぬられた電気的な揺動イメージが、本発明によりマイクロプ ロセッサの入口に位置している。この場合、−面ではプロセッサをシートのどこ かに又はシートから離して配置することができかつ揺動機構内の制限された室を 占めず、しかし他面ではそれにも拘らず、揺動機構の完全な及び同タイムの電気 的な揺動イメージをその入口で有するという利点がある。

電気的なこのような揺動イメージにおいて、プロセッサは、その作動サイクルに 相応して即ち常に繰り返されるプログラム経過において規定される揺動−実際値 を、前調整される事象−目標値との比較によって呼出すことができ、この場合、 本発明の特別な実施例により前調節されるもしくは前調整可能な事象−目標値が 変化可能である。このことは、この目的のために機械的な配置又は機械的な変化 並びに揺動機構における個々の測定エラーの調整を必要とすることなしに、今や 、揺動機構の揺動の任意に多くの事象−実際値が検出されるので著しく有利であ る。揺動機構は、電気的な制御において既に、種々の区別しうる入力信号を検出 するために認識されたような、固有の測定エラーの種々の配置から自由にされた ままである。相応して簡単かつ問題なく、本発明によるシート制御は、それぞれ のシートタイプもしくはそれぞれの揺動タイプに適合する。

同様に、それぞれのシートタイプへの制御の適合のために、もしくは規定の出力 信号を発生するために、プロセッサ内の電気的な揺動イメージから呼出される、 プログラム内臓されるプロセッサを介して実現可能なような事象−実際値の切り 換え技術的な処理を変化することができることが有利である。

近代的なシート構造においては、シートの揺動特性が空気ばねの換気又は空気抜 きによって変化されるだけではなく、この目的のために、所謂付加空気量も空気 系に付加され又はこれから再び遮断されることが公知である。同様に、シートの 揺動を必要時に強く緩衝するために、付加緩衝器を接続又は遮断することは公知 である。しかし従来では、このような付加部材の制御のための費用は、相応に高 かった。今や、請求の範囲第６項に示されるように、本発明によりこのような付 加部材は簡単に制御されることができる。

請求の範囲第７項及び第８項は、調整可能な緩衝器を制御するための本発明の有 利な構成を示す。

以下に、本発明の実施例を図面を用いて詳しく説明する。但し、： 図１は、本発明による空気ばね式の車両シートの制御技術的な構成を示す図であ る。

構成ユニットとして、シートユニットＡ、制御モジュールＢ及び圧縮部Ｃが示さ れている。

空気圧供給のために固有のコンプレッサ１を圧縮部Ｃ内に有する空気ばね式のシ ートとして形成されており、前記コンプレッサはリレー２によってスイッチオン 及びスイッチオフされている。シートの揺動機構は、シートユニットＡ内で象徴 的に、しかし充分に判るように、一点鎖線で示されたはさみリンク−揺動機構３ の形状で示されている。具体的な実施例では揺動機溝内に組み込まれる空気ばね ４が、判り嬰くするために揺動機構の下側に象徴的に示されている。

シートはさらに付加空気量５を備えており、該付加空気量は、電磁式に操作され る弁６を介して空気ばね４に接続され、あるいはそれから再び切り離されること ができる。

空気ばね自体は、換気弁７及び逃し弁８を介して換気もしくは空気抜きされる。

換気弁７はリレー２と一緒にコンプレッサ１の制御のために切り換えられる。

本発明によれば、揺動機構は、ポテンショメータ９の形状で揺動行程−センナを 有しており、該ポテンショメータは、簡単な形式で、はさみリンク−揺動機構３ の互いに相対的に運動する２つの部材の間に組み込まれることができ、従って、 揺動機構の揺動行程の正確な行程距離に相似する及び同タイムの電気的なイメー ジを生じる。

ドライバーが車両シートに着くと、先ず、シート接触スイッチ１０を介して、制 御モジュールＢ内にあるプロセッサが作動される。運転状態が示されている。

運転状態中に、ポテンショメータ９によって感じられる行程距離に相似する電気 的な、揺動機構の揺動イメージがプロセッサ１１の入口に永久的に隣接する。こ のことによって、プロセッサは、常に繰り返されるプログラム経過で、電気的な 揺動イメージを、前調整された目標値と比較することになる。

先ず、即ち制御装置の作動直後に、シートの静的な目標−平均位置が呼出される 。このことは、シートに楽に届く組み込まれたポテンショメータ１２を介して前 調整されることができる。最初に予期される偏差が生じる場合に、プロセッサ１ １が、コンプレッサ１の接続のための、及び換気弁７の同時の開放のための出力 信号を生ずる。この場合、シートは所定の静的な目標−平均位置に移動する。

事象−目標値のための別の前調整は、制御モジュールＢ内で、そこにあるポテン ショメータ１３によって行われる。例えば、規定された予設定目標値は、シート を最初に高さ移動させた後に再びコンプレッサを遮断しかつ換気弁７を再び閉鎖 するために、シートの平均位置の下側近くにある。

ポテンショメータ１３によって調節可能な別の予設定目標値は、運転状態におい てシートの揺動特性を監視するために、及び偏差がある際にプロセッサ１１によ って出力信号を生じるために使用され、該出力信号は、空気ばねの逃し弁８並び に換気弁７を、及び／又は付加空気量５の接続又は遮断のための弁６を制御する 。

マイクロプロセッサ技術の今日すでに得られた技術においては、予設定目標値の セツティング時の変動性及び／又は電気的な揺動イメージにおいて比較される呼 出された事象−実際値の切り換え技術的な処理の変化に、殆ど制限されない。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．空気ばねによってばね弾性を与えられている機械的な揺動機構と、該揺動機 構の揺動行程に関連して空気ばねの換気又は空気抜きをするための空気弁を制御 する電気的な制御装置とを有している車両シートにおいて、前記揺動機構が揺動 行程−センサを有しており、該センサが、シートの運転状態中に、中断されない 連続する電気的な信号を与え、該信号が揺動機構の揺動の正確な行程距離に相似 する及び同タイムの電気的なイメージを示しており、さらに電気的な揺動イメー ジがマイクロプロセッサの入口に隣接しており、このプロセッサが、常に繰り返 されるプログラム経過で、揺動イメージを、前調整された日標値と比較して、偏 差がある場合には単数又は複数の出力信号を生じ、該信号が少なくとも、空気ば ねの換気及び空気抜きのための空気弁を制御するようになっていることを特徴と する車両シート。
2. ２．揺動行程一センサが、電気的なアナログ信号を与え、かつポテンショメータ である請求項１記載の車両シート。
3. ３．揺動行程−センサがディジタルの連続値を与えるようになっている請求項１ 記載の車両シート。
4. ４．前調整された事象−目標値が変化可能である請求項１から３までのいずれか １記載の車両シート。
5. ５．プロセッサが、プログラム内臓可能である請求項１から４までのいずれか１ 記載の車両シート。
6. ６．プロセッサが電気的な揺動イメージを、前調整される少なくとも２つの事象 −目標値により呼出し、かつ偏差がある場合には、ロジックーオペレーションを 介して、空気はねの換気又は空気抜きのための空気弁の制御のための、及び／又 は付加空気量の接続又は遮断の制御のための、及び／又は付加緩衝器の接続又は 遮断の制御のための出力信号を生ぜしめる請求項１から５までのいずれか１記載 の車両シート。
7. ７．プロセッサが、電気的な揺動イメージに順次に呼出す少なくとも２つの事象 一実際値を、その後一回微分して、前調整された速度−目標値と比較し、かつ偏 差がある場合に、偏差に比例する出力信号を、調整可能な緩衝器の制御のために 生じるようになっている請求項１から５までのいずれか１記載の車両シート。
8. ８．プロセッサが、電気的な揺動イメージに順次に呼出す少なくとも２つの事象 −実際値を、その後二回微分して、前調整された加速度−日標値と比較し、かつ 偏差がある場合に、偏差に比例する出力信号を接続又は遮断の制御のために及び ／又は調整可能な付加緩衝器の制御のために生じるようになっている請求項１か ら５までのいずれか１記載の車両シート。