JPH0911728A - 車高調整装置 - Google Patents
車高調整装置Info
- Publication number
- JPH0911728A JPH0911728A JP16267995A JP16267995A JPH0911728A JP H0911728 A JPH0911728 A JP H0911728A JP 16267995 A JP16267995 A JP 16267995A JP 16267995 A JP16267995 A JP 16267995A JP H0911728 A JPH0911728 A JP H0911728A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leveling valve
- vehicle
- vehicle height
- actuator
- car height
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアサスペンションのレベリングバルブを積
極的に作動させるアクチュエータを備える車高調整装置
において、ストロークが同じ１種類のアクチュエータ
で、車種に応じた車高の調整量違いに対処できるように
する。 【構成】 エアサスペンション１ａ，１ｂの圧縮空気を
車高の変動に応じて給排するレベリングバルブ２を備え
る車両において、アクスル７側に支点Ｐを介して上下方
向へ回動自由なレバー機構９を設け、この力点Ｑに車高
調整用のアクチュエータ５を、同じく作用点Ｒにレベリ
ングバルブ２のセンシング機構２ａ，２ｂをそれぞれ連
結する。
極的に作動させるアクチュエータを備える車高調整装置
において、ストロークが同じ１種類のアクチュエータ
で、車種に応じた車高の調整量違いに対処できるように
する。 【構成】 エアサスペンション１ａ，１ｂの圧縮空気を
車高の変動に応じて給排するレベリングバルブ２を備え
る車両において、アクスル７側に支点Ｐを介して上下方
向へ回動自由なレバー機構９を設け、この力点Ｑに車高
調整用のアクチュエータ５を、同じく作用点Ｒにレベリ
ングバルブ２のセンシング機構２ａ，２ｂをそれぞれ連
結する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は車高調整装置の改良に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】バスやトラックなどエアサスペンション
車両においては、エアスプリングの圧縮空気を給排する
ことで、車高の調整を行えるようにしたものが知られて
いる（実開平３ー７６７０４号公報，実開平３ー２４４
０８号公報）。
車両においては、エアスプリングの圧縮空気を給排する
ことで、車高の調整を行えるようにしたものが知られて
いる（実開平３ー７６７０４号公報，実開平３ー２４４
０８号公報）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
車高調整にエアサスペンションのレベリングバルブを利
用することが考えられる。その場合、レベリングバルブ
のセンシング機構を積極的に作動させる車高調整用のア
クチュエータが設けられるが、車高の調整量は車種で異
なるため、アクチュエータをレベリングバルブのセンシ
ング機構に直結すると、車種の数だけストローク違いの
アクチュエータが必要になり、車種によってはアクチュ
エータの大型化を招くという不具合もあった。
車高調整にエアサスペンションのレベリングバルブを利
用することが考えられる。その場合、レベリングバルブ
のセンシング機構を積極的に作動させる車高調整用のア
クチュエータが設けられるが、車高の調整量は車種で異
なるため、アクチュエータをレベリングバルブのセンシ
ング機構に直結すると、車種の数だけストローク違いの
アクチュエータが必要になり、車種によってはアクチュ
エータの大型化を招くという不具合もあった。
【０００４】この発明はこのような問題点を解決するこ
とを目的とする。
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明では、エアサス
ペンションの圧縮空気を車高の変動に応じて給排するレ
ベリングバルブを備える車高調整装置において、アクス
ル側に支点を介して上下方向へ回動自由なレバー機構を
設け、この力点に車高調整用のアクチュエータを、同じ
く作用点にレベリングバルブのセンシング機構をそれぞ
れ連結する。
ペンションの圧縮空気を車高の変動に応じて給排するレ
ベリングバルブを備える車高調整装置において、アクス
ル側に支点を介して上下方向へ回動自由なレバー機構を
設け、この力点に車高調整用のアクチュエータを、同じ
く作用点にレベリングバルブのセンシング機構をそれぞ
れ連結する。
【０００６】
【作用】これによると、アクチュエータのストロークは
レバー機構を介してレベリングバルブのセンシング機構
へ伝達され、レベリングバルブがセンシング機構を水平
状態に戻すようにエアサスペンションの圧縮空気を給排
するため、これに伴って車高は上下することになる。こ
の場合、レバー機構はその支点，力点，作用点の少なく
とも１つの位置を変えると、アクチュエータからレベリ
ングバルブへ及ぶストロークの増大率（レバー比）が変
化するため、ストロークが同じ１種類のアクチュエータ
で、車高の調整量が異なる車種へ広く適用可能になる。
レバー機構を介してレベリングバルブのセンシング機構
へ伝達され、レベリングバルブがセンシング機構を水平
状態に戻すようにエアサスペンションの圧縮空気を給排
するため、これに伴って車高は上下することになる。こ
の場合、レバー機構はその支点，力点，作用点の少なく
とも１つの位置を変えると、アクチュエータからレベリ
ングバルブへ及ぶストロークの増大率（レバー比）が変
化するため、ストロークが同じ１種類のアクチュエータ
で、車高の調整量が異なる車種へ広く適用可能になる。
【０００７】
【実施例】図１，図２はフロントサスペンションへの適
用例を示すもので、エアサスペンション１ａ，１ｂはレ
ベリングバルブ２を介してリザーバタンク３に接続され
る。その配管はレベリングバルブ２上流側で分岐され、
電磁弁４を介して車高調整用のエアシリンダ５に接続さ
れる。なお、車高調整を制御するため、電磁弁４の切り
替えを行うスイッチ回路（図示しない）が設けられる。
用例を示すもので、エアサスペンション１ａ，１ｂはレ
ベリングバルブ２を介してリザーバタンク３に接続され
る。その配管はレベリングバルブ２上流側で分岐され、
電磁弁４を介して車高調整用のエアシリンダ５に接続さ
れる。なお、車高調整を制御するため、電磁弁４の切り
替えを行うスイッチ回路（図示しない）が設けられる。
【０００８】エアサスペンション１ａ，１ｂのレベリン
グバルブ２は車体（車両のばね上）側に取り付けられ
る。フロントアクスル７（車両のばね下）側に支点Ｐを
介して上下方向へ回動自由なレバー機構９が設けられ、
その力点Ｑにエアシリンダ５のピストンロッド５ａが連
結される。
グバルブ２は車体（車両のばね上）側に取り付けられ
る。フロントアクスル７（車両のばね下）側に支点Ｐを
介して上下方向へ回動自由なレバー機構９が設けられ、
その力点Ｑにエアシリンダ５のピストンロッド５ａが連
結される。
【０００９】エアシリンダ５はフロントアクスル７側に
取り付けられ、電磁弁４の切り替えに伴う圧縮空気の給
排により、ピストンロッド５ａが伸縮するようになって
いる。レベリングバルブ２はアーム２ａが上方または下
方へ傾斜すると、アーム２ａが水平状態に戻るまでサス
ペンション１ａ，１ｂの圧縮空気を給排するもので、ア
ーム２ａに上下方向へ延びるロッド２ｂ（アーム２ａと
共にレベリングバルブ２のセンシング機構を形成する）
を介してレバー機構９の作用点Ｒが連結される。
取り付けられ、電磁弁４の切り替えに伴う圧縮空気の給
排により、ピストンロッド５ａが伸縮するようになって
いる。レベリングバルブ２はアーム２ａが上方または下
方へ傾斜すると、アーム２ａが水平状態に戻るまでサス
ペンション１ａ，１ｂの圧縮空気を給排するもので、ア
ーム２ａに上下方向へ延びるロッド２ｂ（アーム２ａと
共にレベリングバルブ２のセンシング機構を形成する）
を介してレバー機構９の作用点Ｒが連結される。
【００１０】エアシリンダ５は通常状態において、レベ
リングバルブ２のアーム２ａを水平状態に維持する。車
高調整時にピストンロッド５ａが伸縮すると、そのスト
ロークはレバー機構７およびロッド２ｂを介してレベリ
ングバルブ２のアーム２ａへ伝達され、レベリングバル
ブ２が既述のようにエアサスペンション１ａ，１ｂの圧
縮空気を給排するため、これに伴って車高は所定の調整
量だけ変化する。
リングバルブ２のアーム２ａを水平状態に維持する。車
高調整時にピストンロッド５ａが伸縮すると、そのスト
ロークはレバー機構７およびロッド２ｂを介してレベリ
ングバルブ２のアーム２ａへ伝達され、レベリングバル
ブ２が既述のようにエアサスペンション１ａ，１ｂの圧
縮空気を給排するため、これに伴って車高は所定の調整
量だけ変化する。
【００１１】この場合、レバー機構７の支点Ｐ，力点
Ｑ，作用点Ｒの少なくとも１つの位置を変えると、エア
シリンダ５からレベリングバルブ２へ及ぶストロークの
増大率（レバー比）が変化するから、ストロークが同じ
１種類のエアシリンダ５で、車高の調整量を諸種に設定
できる。
Ｑ，作用点Ｒの少なくとも１つの位置を変えると、エア
シリンダ５からレベリングバルブ２へ及ぶストロークの
増大率（レバー比）が変化するから、ストロークが同じ
１種類のエアシリンダ５で、車高の調整量を諸種に設定
できる。
【００１２】その結果、レバー比の変更のみで、図３〜
図５のように車高の調整量が異なる車種への適用が可能
になる。なお、図３〜図５は具体的な適用例を表すもの
で、図１と同じ部品に同じ符号を付ける。破線は車高調
整時におけるレバー機構９の作動状態を表す。
図５のように車高の調整量が異なる車種への適用が可能
になる。なお、図３〜図５は具体的な適用例を表すもの
で、図１と同じ部品に同じ符号を付ける。破線は車高調
整時におけるレバー機構９の作動状態を表す。
【００１３】
【発明の効果】この発明によれば、エアサスペンション
の圧縮空気を車高の変動に応じて給排するレベリングバ
ルブを備える車両において、アクスル側に支点を介して
上下方向へ回動自由なレバー機構を設け、この力点に車
高調整用のアクチュエータを、同じく作用点にレベリン
グバルブのセンシング機構をそれぞれ連結したので、レ
バー機構の支点，力点，作用点の少なくとも１つの位置
を変えることにより、車高の調整量を諸種に設定でき
る。つまり、ストロークが同じ１種類のアクチュエータ
で、車高の調整量が異なる車種への適用が可能になる。
の圧縮空気を車高の変動に応じて給排するレベリングバ
ルブを備える車両において、アクスル側に支点を介して
上下方向へ回動自由なレバー機構を設け、この力点に車
高調整用のアクチュエータを、同じく作用点にレベリン
グバルブのセンシング機構をそれぞれ連結したので、レ
バー機構の支点，力点，作用点の少なくとも１つの位置
を変えることにより、車高の調整量を諸種に設定でき
る。つまり、ストロークが同じ１種類のアクチュエータ
で、車高の調整量が異なる車種への適用が可能になる。
【図１】この発明の実施例を説明する模式図である。
【図２】同じく配管構成図である。
【図３】同じく車種に応じた適用例の説明図である。
【図４】同じく車種に応じた適用例の説明図である。
【図５】同じく車種に応じた適用例の説明図である。
１ａ，１ｂ エアサスペンション ２ レベリングバルブ ２ａ アーム ２ｂ ロッド ４ 電磁弁 ５ エアシリンダ ６ 車体 ７ フロントアクスル ９ レバー機構 Ｐ 支点 Ｑ 力点 Ｒ 作用点
Claims (1)
- 【請求項１】 エアサスペンションの圧縮空気を車高の
変動に応じて給排するレベリングバルブを備える車両に
おいて、アクスル側に支点を介して上下方向へ回動自由
なレバー機構を設け、この力点に車高調整用のアクチュ
エータを、同じく作用点にレベリングバルブのセンシン
グ機構をそれぞれ連結したことを特徴とする車高調整装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16267995A JPH0911728A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 車高調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16267995A JPH0911728A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 車高調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0911728A true JPH0911728A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15759242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16267995A Pending JPH0911728A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 車高調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0911728A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100361835C (zh) * | 2005-10-17 | 2008-01-16 | 吉林大学 | 汽车悬架多工位高度控制机构 |
| CN107399215A (zh) * | 2017-06-23 | 2017-11-28 | 北京机械设备研究所 | 一种独立油气悬挂的高度调节装置 |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP16267995A patent/JPH0911728A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100361835C (zh) * | 2005-10-17 | 2008-01-16 | 吉林大学 | 汽车悬架多工位高度控制机构 |
| CN107399215A (zh) * | 2017-06-23 | 2017-11-28 | 北京机械设备研究所 | 一种独立油气悬挂的高度调节装置 |
| CN107399215B (zh) * | 2017-06-23 | 2019-09-06 | 北京机械设备研究所 | 一种独立油气悬挂的高度调节装置 |
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