JPH04502875A - シートトップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、永久弾性的な材料から一体に成形されたシートトップであって、ｊ！ 部分と、前側と、該前側に向かい合って位置する後側とが設けられている形式の ものに関する。

このような形式のシートトップはシートに載着される別個の部分であってよい、 しかし、このような形式のシートトップはシートに一体に組み込まれていてもよ く、この場合に前記シートトップはこのシートの上側の層を成していて、座面の すぐ下に配置されている。

もちろん、このようなシートトップはカバー等で覆われていてよい。

このような形式の公知のシートトップは一般に、比較的軟らかい座り可能性を提 供するために役立つ。このことにより必然的に、負荷過程や負荷消滅過程によっ て生ぜしめられるような通風は全く行なわれないが、もしくは不十分にしか行な われなくなってしまう。このことは必然的に、極めて望ましくない外観を伴なう 発汗を生ゼしのる。このようなシートトップを一層厚く構成することによってた しかにこのような不都合を解消することができるが、しかしこのことはやはり欠 点を有している。すなわち、シートトップが取扱いにくくなってしまうか、もし くは不本意な座り高さが生じてしまい、このことから不十分な安定性が生ゼしぬ られる。さらに、この場合には、特に前方への滑り落ち傾向が著しく現れてしま う。

本発明の課題は、冒頭で述べた形式のシートトップを改良して、負荷変動時に十 分な通気（通Ｊｌ）を生ぜしめ、したがって発汗なしの座りを可能にすると同時 に、前方への滑り落ちを阻止するようなシートトップを提供することである。

この課題は請求項１の特徴部に記載の本発明によるシートトップにより解決され る０本発明の有利な構成は請求項２〜５に記載されている。

以下に、本発明によるシートトップの有利な実施例を図面につき詳しく説明する 。

第１図は本発明によるシートトップの斜視図を示しており、 第２図は第１図に示したシートトップの側面図を示している。

第１図に示した本発明によるシートトップは４０〜１００ｋｇ／ｍ”の比重を有 する永久弾性的な材料から一体に成形されている。このシートトップは負荷され てない状態で図示されていて、はぼ方形の底面を有する底部分１を有している。

特に第２図がら判かるように、底部分１からは座り方向に対して横方向に延びる ５つのウェブ２，３，４，５．６が上方に突出している。この場合に、ウェブ２ ，３は前便の範囲に、ウェブ４は中央の範囲に、ウェブ５，６は後側の範囲にそ れぞれ配置されている。これらのウェブはほぼ互いに平行に配置されていて、各 ウェブの間にウェブ中間室１２を開放している０図示のシートトップの左側が前 側となり、それに対して右側は後側となる。したがって「座り方向」とは、後側 から前側に向かう方向を意味する。ウェブ２，３は前側に向かって傾けられてい て、側方で自由端部に突起７．８を有しており、この突起はほぼ水平方向で前側 に向かって延びている。

ウェブ４，５．６は後側に向かって傾けられていて、同じく側方で自由端部に突 起９，１０．１１を有しており、この突起はほぼ水平方向で後側に向かって延び ている。前記突起は部分的にウェブ中間室１２をカバーしていて、第１図から認 められるように上側の自由端部と共に座面１３を形成している。

ウェブ２は側方でその上側の自由端部に耳たぶ状の延長部１４を備えている。こ の延長部は底部分１に達するまで折曲げられているので、この延長部は底部分１ の下面と同一平面内で合致している。この耳たぶ状の延長部１４の内側には、横 方向に延びる複数の支持ウェブ１５が設けられており、この支持ウェブは折曲げ によって形成された中空室内に延びている。

前記シートトップの使用時に、ウェブ２，３，４゜５．６はそれぞれ傾斜方向に 変形し、この場合、ウェブ２．３は前方に作用する力を生ぜしめ、ウェブ４゜５ ．６ば後方に（背もたれに向かって）向けられた力を生ぜしめる。このことから 合成力が生ぜしめられ、この合成力は後方に向けられていて、前方への使用者の 滑落ちに抗するように作用している。さらにそれと同時に、互いに逆方向に向け られた力の対に基づき、使用者の前記座面１３に載置した衣服のある程度の緊定 が行なわれ、このことは、しわもしくは折り目の形成を阻止する。

ウェブ中間室１２を部分的にカバーしている突起７゜８．９，１０．１１は前記 ウェブの上側の自由端部と共に快適なりッションを生せしめて、負荷交番時に最 大の通風を、つまりシートトップひいては特に座面の負荷および負ａ消誠によっ て形成される通気を可能にする。これによフて、使用者の発汗に基づき生ぜしめ られる載着した衣服の湿りが阻止される。

さらに、座面１３は後方に向かって僅かに降下している。すなわち、ウェブ３， ４，５．６の鉛直方向の高さが後端部に向かって僅かに減少しているわけである 。このことは、著しい後方傾斜を有する公知のシートトップによって得られる座 部よりも良好でかつ快適な座部を生ぜしめる。前側に向けられた耳たぶ状の延長 部１４の折曲げと、横方向に延びる支持ウェブ１５の折曲げとに基づき、エルゴ ノミ部分が形成されており、このニルゴノミ部分自体は同様に良好で実際に疲労 なしの座位に寄与している。

ウェブ６をも＋分有灯にさせるためには、シートトップの後側でウェブ６に対し て平行に延びるスペーサビード１６が配置されている。このスペーサビードは、 ウェブ６が背もたれに当接してしまい、これによって所望の量で後方に変形し得 なくなってその有効性を失ってしまうことを阻止している。ばね特性の補助と通 風との目的で、ウェブ２，３，４，５．６は端面１３を形成する表面に溝状の凹 部１７を備えており、この場合、この凹部１７は互いに平行に延びている。

前側に向かって傾けられたウェブ２，３を備えた前範囲は座範囲全体の１１５〜 ２１５であると有利である。

本発明によるシートヘッドの前記特性に基づき、着座した使月者の運動（負荷交 番）および／またはたとえばシートトップが車両シートに位置している場合には 揺れの大きい走行によって、結合組織マツサージもしくはリンパドレナージが行 なわれることが容易に判かる。このような結合組織マツサージもしくはリンパド レナージは一般にも、特に車椅子運転者によっても極めて歓迎される。

ウェブの数はもちろん可変であり、前記実施例で記載した数に限定されない。

実際の使用においては、シートトップをカバーに差し込むと有利である。この場 合、カバーは、所望の変特表千４−５０２８７５　（３） 形を可能にするために狭すぎてはならない。

Ｆｉｇ、Ｉ Ｆｉｇ、２ 国際調査報告 国際調査報告 ＰＣＴ／ＥＰ　９０１０１５１３ Ｓ＾　３９５９５

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．永久弾性的な材料から一体に成形されたシートトップであって、底部分と、 前側と、該前側に向かい合って位置する後側とが設けられている形式のものにお いて、底部分（１）から、互いにほぼ平行にかつ座り方向に対して横方向に配置 された複数のウェブ（２，３，４，５，６）が突出しており、該ウェブのうち前 側の範囲に配置されたウェブ（２，３）が前側に向かって傾けられていて、中心 の範囲と後側の範囲とに配置された残りのウェブ（４，５，６）が後側に向かっ て傾けられており、前側に向かって傾けられた前記ウェブ（２，３）がその上側 の自由端部に突起（７，８）を備えており、該突起がほぼ水平方向にもしくは底 部分（１）に対してほぼ平行に後側に向かって延びており、後側に向かって傾け られた前記ウェブ（４，５，６）が側方でその上側の自由端部に突起（９，１０ ，１１）を備えており、該突起がほぼ水平方向にもしくは底部分（１）に対して ほぼ平行に前側に向かって延びていて、前記全ての突起がウェブ中間室を部分的 にカバーしていて、前記ウェブ（２，３，４，５，６）の上側の自由端部と共に 座面（１３）を形成していることを特徴とする、永久弾性的な材料から一体に成 形されたシートトップ。
2. ２．前側に隣接したウェブ（２）の上側の自由端部に側方前方で耳たぶ状の延長 部（１４）が配置されており、該延長部が底部分（１）にまで折曲げられていて 、底部分（１）の下側と同一平面で合致しており、前記耳たぶ状の延長座（１４ ）から、座り方向に対して横方向に延びる単数または複数の支持ウェブ（１５） が、折曲げによって形成された中空室内に延びている、請求以１記載のシートト ップ。
3. ３．後側に隣接したウェブ（６）に、該ウェブに対して平行に延びるスペーサビ ード（１６）が配置されている、請求項１または２記載のシートトップ。
4. ４．前記ウェブ（２，３，４，５，６）が前記座面（１３）に沿って、互いに平 行に延びる溝状の凹部（１７）を有している、請求項１から３までのいずれか１ 項記載のシートトップ。
5. ５．永久弾性的な材料が４０〜１００ｋｇ／ｍ３の比重を有している、請求項１ から４までのいずれか１項記載のシートトップ。