JPH0450152B2 - - Google Patents

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JPH0450152B2
JPH0450152B2 JP60251339A JP25133985A JPH0450152B2 JP H0450152 B2 JPH0450152 B2 JP H0450152B2 JP 60251339 A JP60251339 A JP 60251339A JP 25133985 A JP25133985 A JP 25133985A JP H0450152 B2 JPH0450152 B2 JP H0450152B2
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JP
Japan
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axis
axis mechanism
section
spindle
tool
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60251339A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62114866A (ja
Inventor
Takeshi Masaki
Koichi Kawada
Yukio Sakagaito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP25133985A priority Critical patent/JPS62114866A/ja
Publication of JPS62114866A publication Critical patent/JPS62114866A/ja
Priority to US07/206,724 priority patent/US4928435A/en
Publication of JPH0450152B2 publication Critical patent/JPH0450152B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は非球面レンズ(プラスチツクやガラ
ス)の成形に用いられる金型の高精度鏡面加工
や、セラミツクやガラスなどの硬脆性材料の非球
面鏡、レンズの加工を行う非球面加工機に関する
ものである。
従来の技術 従来、非球面レンズの金型の高精度鏡面加工
は、CNC旋盤やカーブゼネレータ等により形状
の切削、研削加工を行い、その後レンズ研磨機や
手作業により鏡面加工を行い仕上げる方法や特に
プラスチツレンズの場合超精密ダイヤモンド旋盤
を用いて形状加工と同時に鏡面加工を実現する加
工方法がある。ガラスレンズの成形用金型の材質
には超硬合金やセラミツクが用いられるが、これ
らの硬脆性材料の金型や鏡、レンズの非球面形状
の加工には、高速高精度回転させたダイヤモンド
砥石を所望加工形状に沿つて移動させることで形
状の加工を行い、なおかつ鏡面に加工しようとす
る加工方法がある(例えば上田ほか、昭和59年度
精機学会秋季大会学術講演会論文集.P91参照)。
以上に示した加工方法は定位置切込み加工方式
であるため加工精度は加工機械の精度に一致す
る。そのため通常の機械構成では数ミクロンのオ
ーダーが精度の限界である。そこで、機械構成に
静圧軸受やレーザ測長フイードバツクシステムを
組み込むことで高精度な位置決めを行うようにし
ている例もある。
発明が解決しようとする問題点 以上に示した従来の技術には次のような問題点
がある。第1に、切削、研削による加工だけでは
加工面の表面あらさが粗くミクロンオーダーであ
り、形状精度も同じくミクロンオーダーである。
超精密ダイヤモンド切削やダイヤモンド精研削の
高精度加工においても表面あらさ及び形状精度は
サブミクロン以下で鏡面が実現されるが、工具送
りマークが残る等の問題があり、いづれも最終の
仕上げが必要である。第2に、第1に示した問題
により仕上げ研磨加工を行い、表面あらさが数ナ
ノメータオーダの加工が実現されるが、その加工
のために形状を前加工以上にすることができない
ばかりかそれ以下にすることが多い。以上示した
ように従来技術ではサブミクロンオーダーの非球
面の球面加工は困難であり、本発明はこの問題を
解決し、容易に実現することを目的とするもので
ある。
問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するもので、水平方向
に直線位置決めを行うX軸機構部と、前記X軸機
構部上で鉛直方向に回転軸を有するロータリーテ
ーブルと、工具を軸先端に取付ける手段を有する
スピンドル軸と、前記スピンドル軸を回転させる
手段と、前記スピンドル軸が軸方向に自由に移動
可能なスライド部と、前記スピンドル軸の自重を
支える圧縮バネと、前記スピンドルと前記スライ
ド部と前記圧縮バネとを保持し前記スライド部を
位置決めするR軸機構部と、前記スライド部と前
記圧縮バネと前記R軸機構部とからなる定圧制御
機構部と、前記R軸機構部を一端に取り付け一端
に回転駆動と回転バランスをとるためのバランサ
ーを取り付け、回転軸が水平で、前記X軸機構部
の軸方向と直角であるθ軸を有するθ軸駆動部
と、前記θ軸の回転位置決めを前記バランサーと
組み合わせて行う摩擦ローラと、θ軸の回転位置
を検出するロータリーエンコーダと、前記スピン
ドル軸部、R軸機構部を含めたθ軸機構部を鉛直
方向に位置決めするZ軸機構部とを具備し、X、
Z2軸の機構部によつて前記工具と前記ワークと
を相対的に非球面形状に位置決めし、さらにθ軸
機構部によつて(X、Z)における法線方向に前
記スピンドルの回転軸を一致させ、その方向から
定圧で工具を押し当てることによつて、非球面形
状の創成と鏡面仕上げを可能とするものである。
作 用 本発明の非球面加工機は上記構成により、工具
をX,Y及びθ軸の3軸の位置決めを行い、加工
形状に沿つて、加工面を加工面の法線方向に一致
させ、工具を加工面にある圧力で当てるようにす
る定圧加工法により、各種金型材や硬脆性材料の
高精度な形状と鏡面の加工を同時に実現してい
る。
実施例 以下に本発明の実施例を図面に用いて詳細に説
明する。第1図は本発明の一実施例における非球
面加工機の概観図である。1は水平方向に直線位
置決めを行うX軸機構部である。2はX軸機構部
1上で回転をするロータリテーブルである。3は
ロータリーテーブル2上でロータリーテーブル2
の回転軸にワーク4の回転軸を一致させワーク4
を保持するワークチヤツクである。5は工具であ
り、スピンドル6の先端に取り付けられ回転す
る。スピンドル6はスライド7によつてスピンド
ル6の回転軸方向に自由に移動できる。また、圧
縮バネ8によつてその自重を支えられている。ス
ライド7はそのスライド方向に移動調節するR軸
機構部9上にある。R軸機構部9はθ軸機構部1
0の一端面に取り付けられている。θ軸機構部1
0の他端にはθ軸機構部10の回転バランスをと
るためにバランサ11が取り付けられている。θ
軸機構部10はバランサ11に設けた案内面14
と摩擦ローラ12によつて回転駆動され、その回
転位置をロータリエンコーダ13で検出する。か
かる機構部全体がZ軸機構部15によりZ軸方向
に移動可能となつている。以上示した機構系でど
のように加工を行うかについて、第2図をもつて
説明する。第2図は本実施例の非球面加工機の加
工部の拡大図で第1図を右方向から見たものであ
る。まず被加工物の前加工形状を把握し所望形状
を得るための加工データを図示していない制御部
に蓄えておく。次にR軸機構部9により工具5の
先端部とθ軸機構部10の回転中心とが一致する
ように調整する。同時にθ軸によりワーク4の非
球面形状のX、Zポイントにおける法線方向にス
ピンドル6の軸を一致させるようにθ軸機構部1
0によりθの回転位置決めをする。以上の説明に
用いた値X、Z、θは所望非球面形状の値であ
る。ワーク4は前加工での形状の誤差があるの
で、X、Z、θに工具を位置決めした時点でこの
形状誤差に応じてスピンドル6は上下する。工具
5とワーク4の双方の回転と供給する砥粒と加工
液によつてワーク4が加工される。本実施例の加
工機はX、Z、θの3軸の位置決めと前加工形状
を把握し、そのデータに基づいて加工を制御する
ことで所望の非球面形状を高精度に加工するもの
である。スピンドル部6はその自重を圧縮バネ8
で支えているため工具5がワーク4に接触する圧
力はゼロから自重までR軸機構部9によつて調整
できる。微小範囲内であれば圧力を一定と見るこ
とができる。本実施例の加工方法は微小範囲のポ
リツシングであるので、工具5をワーク4に定圧
で接触させることになり表面あらさ数十オングス
トロームを達成することは容易である。形状の精
度はX、Z、θの各軸の機構の精度で決定される
が、加工ポイントが微小ながら面積をもつている
のでサブミクロンまでの精度は必要ではなく、む
しろそれぞれの真直度、真円度が重要となる。特
に回転位置決め機構における回転中心の移動は加
工形状の座標系の誤差になるので重要な要素であ
る。本実施例の加工機においては、θ軸にR軸機
構部9が取り付けられているため回転バランスが
大きくはずれないように、θ軸他端にバランサー
11を設け、さらに、摩擦ローラ12により加圧
することで、回転バランスを調整し、さらに、軸
の荷重を常に一方向にさせ回転中心の運動精度を
高くしている。
発明の効果 以上説明したように本発明の非球面加工機によ
れば、工具とワークを相対的に3軸の位置決めを
行い、さらに工具を定圧でワークに接触させ微小
なポリツシングを行うことにより、極めて高精度
な非球面形状の創成と鏡面の加工を容易に可能と
するものです。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における非球面加工
機を示す概観図、第2図は同非球面加工機の加工
部の拡大図である。 1……X軸機構部、2……ロータリテーブル、
5……工具、6……スピンドル、7……スライ
ド、8……圧縮バネ、9……R軸機構部、10…
…θ軸機構部、11……バランサ、12……摩擦
ローラ、13……ロータリーエンコーダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水平方向に直線位置決めを行うX軸機構部
    と、前記X軸機構部上で鉛直方向に回転軸を有し
    ワークを保持回転させるロータリーテーブルと、
    工具を軸先端に取付ける手段を有するスピンドル
    軸と、前記スピンドル軸を回転させる手段と、前
    記スピンドル軸が軸方向に自由に移動可能なスラ
    イド部と、前記スピンドル軸の自重を支える圧縮
    バネと、前記スピンドルと前記スライド部と前記
    圧縮バネとを保持し前記スライド部を位置決めす
    るR軸機構部と、前記スライド部と前記圧縮バネ
    と前記R軸機構部とからなる定圧制御機構部と、
    前記R軸機構部を一端に取り付け他端に回転駆動
    と回転バランスをとるためのバランサーを取り付
    け、回転軸が水平で、前記X軸機構部の軸方向と
    直角であるθ軸を有するθ軸機構部と、前記θ軸
    の回転位置決めを前記バランサーと組み合わせて
    行う摩擦ローラと、θ軸の回転位置を検出するロ
    ータリーエンコーダと、前記スピンドル軸部、R
    軸機構部を含めたθ軸機構部を鉛直方向に位置決
    めするZ軸機構部とを備え、X、Z2軸の機構部
    によつて前記工具と前記ワークとを相対的に非球
    面形状に位置決めし、さらにθ軸機構部によつ
    て、(X、Z)における法線方向に前記スピンド
    ルの回転軸を一致させ、その方向から定圧で工具
    を押し当てることによつて非球面形状の創成と鏡
    面仕上げを可能とすることを特徴とする非球面加
    工機。
JP25133985A 1985-05-21 1985-11-08 非球面加工機 Granted JPS62114866A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25133985A JPS62114866A (ja) 1985-11-08 1985-11-08 非球面加工機
US07/206,724 US4928435A (en) 1985-05-21 1988-06-15 Apparatus for working curved surfaces on a workpiece

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25133985A JPS62114866A (ja) 1985-11-08 1985-11-08 非球面加工機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62114866A JPS62114866A (ja) 1987-05-26
JPH0450152B2 true JPH0450152B2 (ja) 1992-08-13

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ID=17221350

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JP25133985A Granted JPS62114866A (ja) 1985-05-21 1985-11-08 非球面加工機

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JPS62114866A (ja) 1987-05-26

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