JPH04500523A - 19―ノルプロゲステロンの新規の17/21アルキル化誘導体、それらの製造方法及びそれらを含有する薬剤組成物 - Google Patents
19―ノルプロゲステロンの新規の17/21アルキル化誘導体、それらの製造方法及びそれらを含有する薬剤組成物Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
19−ノルプロゲステロンの新規の1’7/21アルキル化1y:i体、それら
の製造方法及びそれらを含有する薬剤組成物発明の概要
本発明は化学の分野に関し、更に具体的には、医薬品化学の分野に関する。
本発明は特に、17α位、及び所望により更に21位、がアルキル化されている
、式(1)、
(式中、R′及びR”は、同−又は異なって、水素又は炭素数1乃至3の直鎖型
又は分枝鎖型のアルキル基を表し、R,は炭素数1乃至6の直鎖型又はす枝鎖型
の低級アルキル基を表す、)で示される6−メチル−19−ノルプレグナ−4,
6−ジエン類を主題とする。
本発明はまた、式(1)で示される化合物の製造方法及び薬剤の活性成分として
のそれらの使用をも主題とする。
本発明は、医薬品化学の分野、具体的にはステロイド化学の分野、に関する。
本発明は特に、17位、及び所望により更に21位、にアルキル基よりなる置換
基を有する、19−ノルプロゲステロンより誘導される新規のステロイドを主題
とする。
より具体的には、本発明は式(1)
(式中R′及びR”は、同−又は異なって、水素又は炭素数1乃至3の直鎖型又
は分枝鎖型の低級アルキル基を表し1、及び所望により更に21位、がアルキル
化されている、6−メチル−19−ノールプレグナ−4,6−ジエン類を主題と
する。
式(i)において、ylv4基
は、好ましくは、1−オキソエチル基(すなわち、R’ wa mで且つ“R″
−H)、l−オキソプロピル基(R’−CH,で且つR” −H)、■−オキソ
ブチル基(R’ =C,HSで且つR″−H)、1−オキソ−2−メチルプロピ
ル基(R’=CH5で且つR”−CH5)又は1−オキソ−2−エチルブチル基
(R’ = CHt ’CHsで且つR”−CH□CH3)を表す。
式CI)において、R′及びR″は、好ましくは、メチル基、エチル基又はイソ
プロピル基を表す、それらはまたプロピル基を表してもよい。
19−ノルプロゲステロンの誘導体のあるもの、特にステロイド骨格のA環及び
B環上で6−メチルジェノン構造を示すことを特徴とするもの、は既に知られて
おり(フランス特許第2271833号参照)、それらには例えば6−メチル−
17α−ヒドロキシ−3,20−ジオキソ−19−ノルプレグナ−4,6−ジエ
ン、そのエステル及びそのエーテル等がある。19−ノルプロゲステロンの炭炭
素にアルキル基を有するいくつかのステロイド誘導体は、黄体ホルモン剤として
知られており(フランス特許第2077877号参照)、それらには例えば3,
20−ジオキソ−17α−メチル−19−ノルプレグナ−4,9−ジエン等があ
る。
本発明の主題は、式(1)で示される新規の化合物を提供することであり、該化
合物は、プロゲステロン受容体への改善された結合及び肝臓における緩やかな代
謝という、非常に興味深いプロゲステロン様作用を示す。
これらの新規化合物の有効性は、19−ノルプロゲステロンより誘導される構造
であって、上記の[6−メチルジェノン」を有すると同時に、プロゲステロン受
容体への結合を妨害することなく誘導体の代謝を阻害し又は遅らせる作用をする
上記に定義したR’ 、 R”及びR,という3個の置換基が存在することによ
ってP改づけられる構造に起因するものと考えられる。
式(1)で示される化合物のうち、
6.17α、21−トリメチル−3,20−ジオキソ−19−ノルプレグナ−4
,6−ジエン
“ 17α−エチル−6,21−ジメチル−3,2o−ジオキソ−19−ノルプ
レグナ−4,6−ジエン
6.17α−ジメチル−3,20−ジオキソ−J9−ノルプレグナ−4,6−ジ
エン、及び
17α、21−ジエチル−6−メチル−3,20−ジオキソ−19−ノルプレグ
ナ−4,6−ジエン
は本発明において特に好ましい化合物として挙げられる。
本発明の製造方法の実施に有用な、式Hv)(式中、R’ 、R”及びR3は上
記定義に同じ)で示される出発物質は、文献に従って、式(II)
(式中、Acは炭素数1乃至4のカルボン酸のアシル残基を表し、波線はα又は
βなる空間配置を表し、及び、A環は、3−アルコキシ−1,3,5(10)−
エストラトリエン構造たる純粋な芳香環であるか又は二重結合の位置を移動し又
は移動せずに機能的誘導体の形にて保護していてもよい、3−オキソ−Δ−4−
ニストレン構造たる不飽和環を表す。)で示される19させて、式(I[i)、
(式中、R’ 、R”及びR1は前記定義に同じ、)で示される部分構造を有す
るモノ−又はビス−アルキル化誘導体を製する。 該強塩基は、炭素数1乃至5
の直鎖型又は分枝鎖型の低級アルカノールとリチウム、ナトリウム又はカリウム
のような金属とから製されるアルカリ金属アルカノラードである。かかるアルカ
ノラードの例としては、ナトリウムter t−アミラード、カリウムtar−
ブチラード、ナトリウムエチラート等が挙げられる。また例えば、リチウム、ナ
トリウム、カリウム、カルシウム又はバリウム等のアルカリ金属又はアルカリ土
類金属アミドでもよい、好ましい例としては、ナトリウムアミド又はリチウムイ
ソプロピルアミド等がある。ジムシルナトリウムも使用し得る。
アルキル化剤としては、例えばジメチル硫酸のようなジアルキル硫酸又はヨウ素
若しくは臭素をハロゲンとしたアルキルハライドが使用できる。
溶媒としては、液体アンモニア、エーテル、テトラヒドロフラン、ベンゼン、ト
ルエン、ヘキサン及びエタノールよりなる群から選ばれた溶媒を単独で又は混合
物として使用できる。
強塩基及びアルキル化剤は化学量論からは過剰である量を使用する0反応に続い
て酸性加水分解を行う。
モノ−又はポリアルキル化された一般式(■)の化合物は、必要な場合には、・
結晶化により又はシリカ、タルク、珪酸マグネシウム又はアルミナのような、ク
ロマトグラフィに適した吸着剤を充填したカラムクロマトグラフィ等の適宜の方
法により精製することができる。
反応温度は広い温度範囲すなわち、−60乃至+50℃にわたって変化させるこ
とができる。溶媒としてアンモニアの使用が好ましいことから、−60乃至−4
0°Cの範囲が好ましい。
モノ−アルキル化誘導体(R’及びR”が水素のとき)の製造には、より低い濃
度の塩基試薬(4乃至7当量)及びより低い濃度のアルキル化剤を使用するのが
好ましい。
これに対し、ジアルキル化誘導体の製造には、より高濃度の塩基試薬(10乃至
50当量)及びより高濃度のアルキル化剤(50乃至75当量)を使用する必要
がある。
塩基の選択も影響を及ぼし得る。実験によれば、21位のアルキル化のためには
リチウムイソプロピルアミドが最も優れた試薬である。アルカリ金属アルカノラ
ードは17位のアルキル化には有利であり、この場合の好ましい塩基試薬は、液
体アンモニアとリチウム又はカルシウム等のアルカリ金属又はアルカリ土類金属
との間の反応で形成される金属アミドである。
アルカリ金属エノラートから出発する17α位のアルキル化は、困難な反応であ
り、塩基試薬を非常な大過剰量使用することを必要とする。
21位のメチル基をアルキル化剤で攻撃する反応は、17位がアルキル基によっ
て既に置換されている場合には、更に困難である。
従って21位のモノ−及びジアルキル化誘導体の混合物として得られ、このため
反応には大過剰の金属とアルキル化剤とが必要とされるが、この理由から、テト
ラヒドロフラン中でリチウムイソプロピルアミド等の塩基試薬を使用した場合に
は、該試薬の立体障害性の結果、21位のモノアルキル化が優位に進行する。
これとは逆に、アルキル化の速度の差を考慮すれば、反応混合物中で小過剰のア
ルキル化剤を使用することによって、17α位のアルキル化を先ず行い、次いで
、同−又は異なったアルキル化剤を追加することにより1.エフα位にお参ノる
と同−又は異なったアルキル基で21位をアルキル化することが可能である。
また、21位が既にエチル化された19−ノルプレグナジェンを出発物質として
使用し、17位及び21位にビスアルキル化を行うことも可能であるが、この場
合には、21位の炭素原子が2級カルボアニオンを生にこれがより安定でより反
応性にも冨むことから、優位に進行するのは21位のアルキル化である。
この反応はエチル化に関しては次の通りである。
式(IIりで示されるエストラトリエン誘導体、すなわちA環が完全に芳香環で
ある化合物、を出発物質として使用するときは、式(lV)で示される化合物へ
の変換は次の各段階に沿って実施される。
(式中、R’ 、R”、R+及びR1は前記定義に同じ、)で示される化合物を
Birch−Nielsen法により還元し、次し1で強酸性溶媒中で加水分解
し、さらにJone’ s試薬により再酸化しBirch−Nielsen法に
よる還元は、環状又は直鎖型エーテル等の不活性溶媒中で、液体アンモニアに溶
解したアルカリ金属を用いて、例えば、メタノール又はエタノール等のアルカノ
ールモニア
壊す.生じたエノールエーテルを、次いで、強し1鉱酸の作用により加水分解す
る。
本発明はまた°、出発原料として式(IV)(式中、R, 、R’及びR”は前
記定義に同じ.)で示される3。
20−ジオキソ−19−ノルプレグナ−4−エン類たるエノールエーテルを使用
して式(1)で示される化合物を製する方法にも関する。
式(IV)で示される化合物を、オルト蟻酸トリアルキルを使用してエノールエ
ーテルへとエーテル化を行って弐(V)(式中、R8は低級アルキル基を表し、
R″、R”及びR.は上記定義に同じ.)で示される化合物を得、これをVfl
srneier−Haack型のホルミル化剤で処理して、式(Vl)’
で示されるホルミル化誘導体を得、これをアルカリ金属混合水素化物で還元して
式(■■)
るヒドロキシメチル化化合物を得、これを、鉱酸又は有機酸で処理して式(VI
[I)
で示される3−オキソ−6−メチレン化誘導体を得、更にこれを異性化触媒で処
理して、式(1)に対応した6−メチル−3−オキソ−19−ノルプレグナ−4
,6−ジエン誘導体を得る。
本発明は更に、活性成分として式(1)で示される化合物の少なくとも−を単独
で又は1若しくは数種の不活性且つ非毒性で薬剤学的に許容しうる賦形剤若しく
は担体との混合物として、含をする薬剤組成物にも及ぶものである。
本発明はまた、類似の、協働的な又は補完的な作用を存する他の活性成分を更に
含有する薬剤組成物をも包含するものである。
本発明の薬剤組成物は、注射、経口、直腸、経粘膜又は経皮的に投与することを
意図したものである。
注射的投与のためには、式(1)の化合物は、アンプル、多回投与用フラスコ又
は自動注入用注射筒に充填した、注射用の溶液若しくは懸濁液の形態とする。
衣丸、ソフトゼラチンカプセル剤、ハードカプセル剤、丸剤、[11又は顆粒剤
の形態とする。
直腸投与のためには、式(1)の化合物は、直腸用の坐剤又はカプセル剤の形・
態とする。
経粘膜投与のためには、式(,1)の化合物は、油性溶液剤、クリーム剤、ゲル
剤又はカプセル剤の形態とする0式(I)の化合物は、膣粘膜若しくは鼻粘膜に
スプレー若しくはゲルの形態で又は眼粘膜を介して投与することができる。
経皮投与のためには、式(I)の化合物は、例えばベンジルアルコール、ジメチ
ルスルホキシド、1−n−ドデシルアザシクロヘブ、タン−2−オン(AZON
E:登録商標)又はN−(β−ヒドロキシエチル)アセタミド等の浸透性溶媒中
に、溶液又はクリームの形態として与えられる。
本発明のこれらの薬剤組成物は、月経不順、月経困雛、月経前期症候群、更年期
障害等の卵巣の不全による婦人科疾患の治療のための薬剤として有用である。そ
れらは、そのまま又はエストロゲン剤と共に避妊薬として使用することもできる
。
通常の投与量は、哺乳動物及び婦人への連続的又は定期的投与の場合において、
−回の投与あたり0.05乃至25mgであり、1日量は0.1乃至50mgで
ある。
本発明はまた、合成の途中において得られる新規の中間体をも包含する。それら
はすなわち、
式(IV)
(式中、R’ 、R”及びR,は前記定義に同じ、但し、R8がメチル基又はエ
チル基のときは、Ro及びR”は水素である。)で示される化合物、
式(V)
(式中、Rよは低級アルキル基を表し、Ro及びRoは、同−又は異なって、水
素又は炭素数1乃至3の直鎖型又は分枝鎖型の低級アルキル基を表し、R,は、
Ro又はR”と同−又は異なって、炭素数1乃至6の直鎖型又は分枝鎖型の低級
アルキル基を表す、)で示される化合物、式(VI)
(式中、R’ 、R”、R1及びR3は上記定義に同じ、)で示される化合物、
式(■■)
(式中、R’ 、R” 、R1及びR1は上記定義に同じ、)で示される化合物
、及び
式(VII)
(式中、R’ 、R”及びR7は前記定義に同じ、)で示される化合物、
ものであり、本発明を制限するものではない0、皇族■土
6.17α−ジメチル−3,20−ジオキソ−19−ノルプレグナ−4,6−ジ
エン
五■へ: 17ff−アセトキシ−3−エトキシ−20−オキソ−19−ノルプ
レグナ−3,5−ジエン
126gの3.20−ジオキソ−17α−アセトキシ−19−ノルゾし・ブナ−
4−エンを10101Oのエタノールに溶解してなる液に、不活性気体の雰囲気
上室温にて115gのオルト蟻酸エチルを加え、次いで10分間攪拌の後、0.
63gのP−トルエンスルホ:ノ酸を加える。
この混合物全体を60分間攪拌する。17m1のトリエチルアミンを加えること
により反応を停止する。380m1のエタノールを加えて液を希釈し、溶解する
まで混合物を還流する。
溶液を室温にもどし、次いで、氷/アセトン浴にて冷却して結晶化させ、113
gの3−工l・キシ−17α−アセトキシ−20−オキソ−19−ノルプレグナ
−3,5−ジエンを得る。収率は理論量に対し83%である。
このエノールエーテルは以下の物性を示す。
IRスペクトル: 1740cm−’(アセトキシ基のCo)1710cm″1
(20位のC0)
1650.1620cm−1(Δ−3,5)UVスペクトル: λrnax 2
43nm、e−2084ONMRスペク・トル:
(t、3H)1.3ppm CH2(、:r、トキシ基)(q、2H)3.60
PPm CHz Cエチル基)(s、IH)5.25PPm H(6位炭素上)
(s、IH)5.40ppm H(4位炭素上)五限旦: 17α−メチル−3
,20−ジオキソ−19−ノルプレグナ−4−エン及び17α、21−ジメチル
−3,20−ジオキソ−19−ノルプレグナ−4−エン
46gの金属カルシウムを一60°Cに冷却した10100Oの液体アンモニア
に溶解してなる液を予め不活性雰囲気下に調製する。これに、段階Aで製したエ
ノールエーテル30gを495m1のテトラヒドロフランに溶解してなる液を滴
下して加える。15分間攪拌の後、363m1のヨウ化メチルを少量ずつ添加す
る。灰白色の沈澱が生ずる。添加完了後引続き60分間攪拌し、次いで、熱水浴
上減圧下アンモニアを可能な限り完全に溜去する0次いでこれに1000rnl
のメタノールを加え、氷/アセトン浴に浸して液温を0°Cに維持しながら、6
N塩酸をp Hが酸性になるまで加える。混合物全体を更に60分間攪拌する。
2000m1の水を加えて反応生成物を析出させこれをトルエンで抽出する。溶
媒を溜去し、22.9gの粗製油状物を得るが、これにはHPLC上68%の1
7α−メチル化誘導体と24%の17α、21−ジメチル化誘導体とが含まれて
いることが確認される。
シリカによるカラムクロマトグラフィーで溶離液にシクロヘキサン/エーテル(
90:10)を用いて、1.1gの17α、21一ジメチル化vg導体が最初の
分画中に、及び、6gの17α−メチル化誘導体が最・後の分画中にそれぞれ分
離して得られる。
これら2種の化合物をメタノールから別々に再結晶する。それらは以下のデータ
を与える。
3.20−ジオキソ−17α−メチルーエ9−ノルプレグナ−4IR: 170
5cm−’(20位のCO)1680cm−’(3位のCO)
1620cm−’(共役二重結合)
UV: λmax 240nm、g−17385NMR: (s、3H)1.2
ppm (CH2−17cr)(s、3H)2.2ppm (CHs−21)3
.20−ジオキソ−17α、21−ジメチル−19−ノルプレグナ−4−エン:
IR: 1697cm”(20位のCo)1670cm−1(3位のCo)
UV: λmax 240nm、e−16515NMR: (s、3H)1.2
ppm (CHs−17cr)(t、3H)1.O7ppm (CHs 22)
(m ) 2.55ppm (Cl!−21)U旦: 3−エトキシ−17α−
メチル−20−オキソ−19−ノルプレグナ−3,5−ジエン
本化合物は、3,20−ジオキソ−17α−メチル−19−ノルプレグナ−4−
エン、12m1のエタノール、1.85m1のオルト蟻酸エチル・、0.102
gのp−1−ルエンスルホン酸及び0.2mlのトリエチルアミンより出発して
、段階Aと同様な方法で調製する。
この結晶性エノールエーテルは78%の収率で得られ、これは以下のスペクトル
データを与える。
IRスペクトル:’1695cm−1(20位のC0)1640 cm伺、16
20cm−’(Δ−3,5)UVスペクトル:λmax 243nm、g−16
52ONMRスペクトル:
(s、3H)1.15ppm CCHx−17α)(t、3H)1.30ppm
(−r−トキシ基のCH,)(s、3H)2.15ppm (CH3−21)
(q、2H)3.80ppm (エトキシ基のCHり(s、IH)5.22pp
m (6位のH)(s、IH)5.32ppm (4位のH)ユ1旦= 3−エ
トキシ−6−ホルミル−17α−20−オキソ−19−ノルプレグナ−3,5−
ジエン
3.15m1の新たに蒸留したP OCl 1を28m1のジメチルホルムアミ
ドに窒素雰囲気下+2°Cにて少量ずつ溶解し、次いで5分間攪拌することによ
り、ホルミル化剤を調製する。こうして製した試薬を、7gの3−エトキシ−1
7α−メチル−20−オキソ−アミドに溶解してなる液に、10乃至15分間か
けて滴下して加え −る。
混合物を10分間攪拌した後、形成されたインモニウムイオンを、温度が+3・
0°Cを越えることのないよう注意しつつ、14gの酢酸カリウムを28m1の
水に溶解してなる液を加えることにより、加水分解する。溶液は初め赤く、結晶
化の開始に伴って黄色に移行する。30分間攪拌の後、105m1の氷水を加え
、7.2g、すなわち理論量の95%の収率で、粗3−エトキシ−6−ホルミル
−17α−メチル−′20−オキソー19−ノルプレグナ−3,5−ジエンを分
離する。該粗生成物をエタノールから結晶化し、3.1gの精製化合物を得る。
このもののスペクトルデータは以下の通りである。
IRスベクトルニ
1700c、m”(20位のCO)
1650cm”及び1615cm−’(Δ−3,5)UVスペクトル: λma
x 220及び320nmNMRスペクトル: 5.22ppmのシングレット
(IH)が消失
RJJiL: 17α−メチル−6−メチレン−3,20−ジオキソ−19−ノ
ルプレグナ−4−エン
窒素雰囲気上室温にて、1.9gの3−エトキシ−17α−メチル−6−ホルミ
ル−20−オキソ−19−ノルプレグナ−3,5−ジエンを5.7mlのエタノ
ール及び4.7mlのジメチルホルムアミドに溶解してなる液に、95mgの水
素化ホウ素ナトリウムを度を0℃とし、0.4rnlの2N硫酸と2mlの水と
から製した溶液をこれに2分間かけて加える0反応温度を10°Cに上げると、
微黄色のゴム状沈澱が生じる。更に20分間攪拌を続ける0次いで、0.88g
の・炭酸カリウムを2miの水に溶解してなる液を滴下して加える。沈澱が更に
増加する。沈澱を濾取し、洗液が中性になるまで水で充分に洗浄する。かくして
1.40gの3.20−ジオキソ−6−メチレン−17α−メチル−19−ノル
プレグナ−4−エンが、87%の収率で得られる。
IRスペクトル:’1700 cm−’ (20位のCO)1660cm−’(
3位のCo)
1620cm−’、 1595 c m−’ (C−C)U Vスペクトル:λ
max 263、t−1228ONMRスペクトル:5ppm及び5.25pp
mに不完全に分離した2個のシングレットが出現
nJ旧シ 3.20−ジt4i−”)−6,17cr−’;メfルー19−/ル
ブレグナー4.6−ジエン(弐(1)の化合物)33.5mlのメタノールに0
.65gの5%パラジウム化活性炭を懸濁した液を調製し、30分間加熱還流す
る。これに段階Eで製した6−メチレン化誘導体1.34gを加える。UV吸収
をチェックすることにより反応を管理する。30分間撹拌の後、混合物を室温に
戻す、粘土(C1arcel)にて濾過し、濾液を採り、濃縮し、30重量倍の
シリカでトルエンを溶離液としてクロマトグラフィーを行う。6−メチル化誘導
体を含有する分画をメタノールから再結晶する。0.83gの3.20−ジオキ
ソ−6,17α−ジ収率で得られる。
分析データは以下の通りである。
IRスペクトル: 1695cm−’ (20位のCO)・ 1650cmす(
3位のCO)
1622cm−’、1576crn−’(Δ−4,6)UVスペクトル:λma
x 289nrn、F、−23900Ma s sスペクトル:326 分子イ
オン283 CH,Coの喪失
43 CH,GO
旋光度: 〔α〕。(ジオキサン) +22°32融点:164−6°C
元素分析−CxtHz。Ot
実測値 理論値
C% 、、、、、、、、、、80. 26 80. 93H% ・・・・・・・
・・・ 9. 20 9. 26HMRスペクトル:
(s、3H)0.76ppm CCHs 18)(s、3H)1.19ppm
(CH3−I Tα)(s、3H)1.88ppm (6位に結合したcFi、
)(s、3H)2.16ppm (CHs 21)(s、IH)6.0ippm
(6位のH)(s、IH)6.12ppm (4位のH)スm
6.11a、21−トリJチルー3.20−ジオキ/−19−/ルブレグナー4
.6−ジエン
R1人: 3−工)−1−シー11a、21−’;iチルー20−t+ソー19
−ノルプレグナ−3,5−ジエン実施例10段階Bにて得られた3、20−ジオ
キソ−17α、21−ジメチル−19−ノルプレグナ−4−エンの5.85gを
12m1のエタノールに溶解してなる液、5.9mlのオルト蟻酸エチル及び0
.029gのp−トルエンスルホン酸から出発し、実施例1の段階Aに記載した
手順に従って操作を行う0反応が達成されたら、0.6mlのトリメチルアミン
を加えてこれを停止する。
かくして得られたエノールエーテルは結晶化しないのでベンゼンで抽出する。ベ
ンゼン層を水で洗い溶媒を溜去する。7.07gのエノールエーテルが得られ、
塩基性アルミナを充填したカラムに溶離液としてヘキサン/トリエチルアミン(
99:1)を使用したクロマトグラフィーにより精製して、5.8gの3−エト
キシ−1フα、21−ジメチル−20−オキソ−19−ノルプレグナ−3,5−
ジエンを91%の収率で得る。
R限l: 3−エトキシ−6−ホルミル−17α、21−ジメチル−20−オキ
ソ−19−ノルプレグナ−3,5−ジエン段階Aの化合物の6位のホルミル化を
、実施例1の段階りに記載の方法に従って行う0段階Aのエノールエーテルの5
.1gを41m1のジメチルホルムアミドに溶解したものから出発する。
ホルミル札割は、2.15m1のPOCl3を20m1のジメチルホルムアミド
に溶解して製する。加水分解試薬は、13.8gの酢酸カリウムを20m1の水
に溶解して製する。
こうして4.4gの粗6−ホルミル化誘導体が77%の収率で得られる。
、IIEL旦: 実施例1の段階已に記載したと同様の方法で、段階Bの6−ホ
ルミル化誘導体4.3gを43m1のエタノールに溶解してなる液から出発し、
0.273gの水素化ホウ素ナトリウムを4.mlのジメチルホルムアミドに溶
解してなる液で還元する。10分間撹拌した後、得られたヒドロキシメチル化誘
導体を、5.15m1の2HgMを水40m1に溶解してなる液にて脱水する。
かくして1.9gの粗6−メチレン化誘導体が収率50%で得られる。
λma x=258 nm
ユ僅旦: 6,1’7α、21ニトリメチル−3,20−ジオキソ−19−ノル
プレグナ−4,6−ジエン(式(1)の化合物)0.14gのパラジウム化活性
炭を25m1のエタノールに懸濁させた液を60分間加熱還流する。次いで、段
階Cの6−メチレン化誘導体の1.1gを加える0反応の進行をUV分光光度法
で追跡する。還流温度で50分間攪拌の後、吸収極大の286nmへの移動が認
められる。
混合物を粘土(C1arcel)で濾過し、濾液を減圧乾固する、残渣を、35
重量倍のシリカを充填したカラムでトルエンを溶離液としてクロマトグラフィー
にかける。O,’83gの6,17α。
21−トリメチル化生成物を与える分画を回収し、95%エタノールから再結晶
することにより精製する。
3.20−ジオキソ−6,17α、21−トリメチル−19−ノルプL/グナー
4,6−ジエンは160 ’Cで融解する。
IRスペクトル: 1695cm−’ (20位のCo)i680cm−’(3
位のCo)
1628cm”、1580cm−’(Δ−4,6)UVスペクトル:λmax
28B、5nm、 ε=24280Massスペクトル:
m/e 340’(分子量)
2・83 (M−57) C0CHt CH,の喪失元素分析: CzxHst
Oz
実測値 理論値
0% 、、、、、、、、、、8!、06 B1.13B% 、、、1.、、、、
、9.46 9.47NMRスペクトル:
(s、 3H) 0871ppふ(CH3−18)(L、3H)i、osppm
(CHt 22)(dq )2.45ppm(CHz−21)(S、3H)1
.!3ppm (ciis−17α)(S、IH)5.95ppm (7位のH
)(s、IH)6.O5ppm (5位のH)旋光度: Ca)* +18.9
0 (c=0.53%ニジオキサン中)実1!l:
17α−エチル−6−メチル−3,20−ジオキソ−19−ノルプレグナ−4,
6−ジエン
殺1ita:3,20−ジオキソ−17α−エチル−19−ノルプレグナ−4−
エン
1gの金属カルシウムを不活性気体雰囲気下−60’(:にて40rnlの液体
アンモニアに溶解する。これに、Igの3−エトキシ−20−オキソ−19−ノ
ルプレグナ−3,5−ジエンを18m1の注加える。混合物を1時間攪拌し、次
いで9.8mlのヨウ化エチルを加える0反応混合物を更に1時間撹拌し、温水
浴上で減圧下アンモニアを溜去する。白味がかったペースト状物が得られる。こ
れを100m1eメタノールで希釈し、次いでアセトン/氷浴で冷却しながら3
N塩酸を加えてpHを酸性にする。
60分間の攪拌の後、性成物をトルエンで抽出する。トルエン層を分取し、水で
洗う、溶媒を溜去し0.81gの粗17α−エチル化誘導体が得られる。HPL
Cによる確認では、これには41.6%の純粋な17α−エチル化EM導体が含
まれている。
化合物を、50重両倍のシリカを用い、溶離液として10%エーテル含有シクロ
ヘキサンを使用したカラムクロマトグラフィーにて精製する。17α−エチル化
誘導体に対応する分画を減圧乾固する、乾燥残渣をシクロヘキサンから再結晶す
る。
■Rスペクトル: 1705crn−’ (20位(71Co)1670cm刊
(3位のCO)
1620cm−’(Δ−4)
UVスペクトル:λmax 240nm、g−1752ONMRスペクトル:
(s、3H)0.70ppm (CH3−18)(t、3H)O’、75ppm
(11α位のエチル基のCHI )(s、3H)2.O5ppm (CHs
−21)(s、IH)5.80ppm (4位のH)J2J!lfl:3−工)
キシ−17α−20−オーJrソー19−/ルア’レグう、但し、前記実施例3
の段階Aで得られた17α−エチル化誘導体の9.6gを29m1のメタノール
に予め溶解した液、9.6mlのオルト蟻酸エチル及び0.048gのp−1ル
エンスルボン酸から出発し、・次いで1mlのトリエチルアミンを使用する。
7.1gのエノールエーテルが得られる。これは純物質として68%の収率であ
る。
IRスペクトル:
1700cm−’に伸縮振動(20位のカルボニル基)1650cm−’及び1
620cm−’に伸縮振動(3位及び5位の二重結合)
、UVスペクトル:λmax 243nm、ε=1852ONMRスペクトル:
(q、2H)3.7ppm (エトキシ基のCHz )(s、3H)2.3pp
m (21位のcHs )(s、IH)5.2ppm (6位のH)(s、IH
)5.8ppm (4位のH)設置旦: 3−エトキシ−6−ホルミル−17α
−エチル−20−オキソ−19−ノルプレグナ−3,5−ジエンホルミル化は実
施例1の段階りに記載の方法に従って行う。
ホルミル化剤: 0.5m1(DPQCIsを4.5mHDジメチルホルムアミ
ドに溶解したもの。
加水分解試薬: 2gの酢酸カリウムを40m1の水に溶解したもの。
1gの3−エトキシ−17α−エチル−20−オキソ−19−ノミル化誘導体を
得る。このものは珪酸マグネシウム上でジクロルメタンを溶離液としてクロマト
グラフィーを行って、0.7gの純粋な3−エトキシ−6−ホルミル−17α−
20−オキソ−19−・ルブレグナー3.5−ジエンを得る(収率65%)。
λmax: 323nm及び220nm殺l旦: 3.20−ジオキソ−6−メ
チレン−17α−エチル−19−ノルプレグナ−4−エン
6−メチレン化誘導体は段階Cで得られた6−ポルミル化誘導体から、実施例1
(段階E)と同様な方法によって製造する。o、5gの3−エトキシ−6−ホル
ミル−17α−エチル−20−オキソ−19〜ノルプレグナ−3,5−ジエンを
65m1のエタノールに加えた液及び0.419gの水素化ホウ素すl・リウム
とから出発し2.8mlの2N硫酸及び55m1の水で加水分解し脱水する。、
4゜4gの粗6−メチレン化誘導体が収率76%で’Jlilされる。この化合
物は中間体である6−ヒドロキシメチル化誘導体を不純物として少量含存してい
るようである。
IRスペクトル:
3400cm−’(弱い)H−0に対応3080cm′□′(極めて弱い)メチ
レン−6に対応するCH。
1695cm−’(20位のCO)
1660cm−1(3位のC0)
UVスペクトル:λmax 258nmNMRスペクトル:
(s、3H)0.IPPm (CH31B)(s、’3H)2、ippm(CH
s 21)(3H)エチレン水素
4.95ppm
5.17ppm
6.10ppm
(q ) 3.74ppm ヒドロキシメチル化誘導体のエトキシ基に対応する
CH,に対応する極めて弱いピークであり、ヒドロキシメチル化誘導体が化合物
中にいくらか残存していることを示している。
fl↓二 3,20−ジオキソ−6−メチル−17α−19−、ノルプ」ノグナ
ー4.6−ジエン(式(1)の化合物)5.5gのパラジウム化活性炭を820
m1のエタノールに懸濁した液を60分間加熱還流する。これに4.1gの3,
20−ジオキソ−6−−メチレンー17α−エチル−19−ノルプレグナ−4−
エンを加え、転位反応の実施は分光光度計で異性化の状態を見ながら行う、8分
間加熱の後、最大吸収が288nmに移動する9反応を止め、懸濁液を粘土(C
1arcel)で濾過し、濾液を減圧乾固する。
3.65gの粗6−メチル化誘導体が得られるや該物質を30重量倍のシリカを
用いてクロマトグラフィーにかけ、次いでメタノール溶液から再結晶することに
より精製する。
純粋な化合物は162°Cに融点を有する。旋光度〔α〕、はOである(c−1
,26%ニジオキサン)。
IRスペクトル: 1695cm−’ (20位のC0)1660crn−’(
3位のCo)
1622及び1579cm−’(Δ−4,6)UVスペクトル:λmax 28
B、5、ε=25880Massスペクトル:
m/e 340 分子量
297 (M−43) COMeの喪失26B (M−72)COMe及びエチ
ル基の喪失融点:162°C
元素分析: CzsHsgOx
実測値 理論値
0% 、、、、、、、、、、81. 34 81. 13H% 、、、、、、、
、、、 9.41 9.470% 、、、、、、、、、、 9.24 9、4O
NMRスペクトル:
(s、3H)0.70ppm (CHl −18)(む、3H)0.75ppm
(17cr位のエチル基のCH,)(dd、3H)1.83ppm (6位の
CH,)(s、3H)2.lOppm (21位のCHff)(s、IH)5.
95pprn (7位のH)(s、IH)6.O5ppm (4位のH)演ll
I±
3.20−ジオキソ−6,21−ジメチル−17α−エチル−19−ノルプレグ
ナ−4,6−ジエン
[A: 3−メトキシ−17α−アセチル−17β−アセトキシエストラ−1,
3,5(10)−1−ジエンLの水に懸濁させる。得られた懸濁液を12時間攪
拌し、濾過し、樹脂を3.5Lの水に再懸濁する0次いでこれに50gの酢酸第
二水銀及びIrn1の酢酸を加え、全混合物を60分間撹拌する。濾過し、多量
の水で樹脂を洗浄する。100rn、lの第二水銀化樹脂を採り、100gの酢
酸メゲストロール(Megestrol acetate)、50m1のジオキ
サン及び1500mlのエタノールからなる溶液に懸濁する。20分間攪拌の後
、20rnlの水を加えて全混合物を15時間加熱還流する0反応混合物を熱時
濾過し、エタノールで洗浄する、濾液を減圧乾固し、エタノールで洗浄する。濾
液を濃縮乾固し残渣をエタノールから再結晶する。83gの純粋な3−メトキシ
−17α−アセチル−17β−アセトキシエストラ−1,3,5(10)−トリ
エンが収率79%で得られる。
IRスペクトル:
3265cm−’及び2100cm−’の伸縮振動が消失(C−C−H)
1709cm−’に伸縮振動が出現(17cr位のCO)NMRスペクトル;
2.65ppmの(s、IH)が消失(17α位のC=C−HのHに対応)
2、O5ppmに(s、3H)が出現(17α位のC0CH,のCHlに対応)
段l旦: 3−メトキシ−17α−エチル−20−オキソ−19−ノルプレグナ
−1,3,5(10)−1−ジエンアルゴン雰囲気下−60°Cで、3.75g
のリチウムを800m1の液体アンモニアに溶解した液を調製する。これに50
gの3−メトキシ−17α−アセチル−17β−アセトキシエストラ−1゜3.
5 (10)−)ジエンを750m1のテトラヒドロフランに溶解してなる液を
加える。3時間撹拌の後、20分間かけて270m1のヨウ化工・チルを加え、
混合物を更に2時間攪拌する。
次いで温浴上で減圧にてアンモニアを溜去する。続いて、希塩酸を加えることに
より反応混合物を中和し、ジクロルメタンで抽出する。有機層を分離し、溜去し
て40gの粗動質が得られる(収率は理論量の87%1.これを400m1のメ
タノール及び80m1のジクロルメタンの混合物中に採る。
混合物を濃縮し溜去して、34gの純粋な3−メトキシ−17α−エチル−20
−オキソ−19−ノルプレグナ−1,3,5(10)−トリエンを収率74%で
得る。
IRスペクトル: 1738cm−’、1268crn−’及び1240cm−
’(アセトキシ)の各伸縮振動が消失NMRスペクトル:
(s、3H)0.70ppm (CHs −18)(t、3H)0.80ppm
(17α−エチル基のCHs)(s、3H)2.10ppm (CHa 21
)(s、3H)3,70Ppm (メトキシ基のCH3)殺■旦: 3−メトキ
シ−17α−エチル−20−オキソ−21−メチル−19−ノルプレグナ−1,
3,5(10)−1−ジエン窒素雰囲気下0°Cにて、1mlのジイソプロピル
アミン及び6゜5mlの脱水テトラヒドロフランの溶液に、5%のメチルリチウ
ムエーテル溶液4mlを滴下して加える。5分間攪拌の後、これにルグナー1.
3.5 (10)−トリエンを22m1のテトラヒドロフランに溶解した液を滴
下して加える。溶液の温度を室温に戻し、80分間攪拌する。溶液を0°Cに冷
却し、激しく攪拌しながら2mlのヨウ化メチルを一度に加え、室温で2時間攪
拌する。白味を帯びた鉱物塩が析出するが、これを吸引濾過により除去する。濾
液を減圧乾固し、トルエンで抽出する。トルエン溶液を水で洗い、乾燥し、溜去
する。1gの粗17α−エチルー21−メチル誘導体が得られる(収率96%)
、この化合物の精製は20m1のメタノールから結晶化することにより行う。0
.8gの純粋な化合物、3−メトキシ−17α−エチル−20−オキソ−21−
メチル−19−ノルプレグナ−1,3,5(10)−1−ジエンが得られる。
元素分析: CzaHxaOz −354C% 8% 0%
理論値 、、、、、、81.34 9.34 9.03実測値 、、、、、、8
1.46 9.66 8.87NMRスペクトル;
(s、3H)0.65ppm (17位のCHs )(t、3H)0.75pp
m (17cr位のエチル基のCHs )(t、3H)1.10ppm(22位
のCHり(dq、2H)2.42ppm (21位のCHt )(s、3H)3
.78ppm (メトキシ基のCHs )ユl旦:3,20−ジオキソ−17α
−エチル−21−メチル−19−ノルプレグナ−4−エン
一50°Cにてアルゴン雰囲気下、172gの3−メトキシ−171,3,5(
10)4リエンを1750m1の脱水テトラヒドロフランに溶解した液を、30
00mlのアンモニアに加える0次いで、30分間隔で3回、90m1のエタノ
ール及び17.2gのリチウムを加え・る。60分間攪拌の後、温水浴上減圧に
てアンモニアを溜去する。
反応混合物を更に20分間攪拌し、次いで400m1のメタノール及び4000
m1の水を加える。ステロイド化合物をジクロルメタンで抽出し、カラムクロマ
トグラフィーすなわちシリカのカラムで精製する。84gの3.20−ジオキソ
−17α−エチル−21−メチル−19−ノルプレグナ−4−エンがかくして得
られ、収率は54%である。イソプロピルエーテルから結晶化して、純粋な化合
物として得る。
IRスペクトル: 1705cm−’、1680cm−’及び1620Cm−’
に伸縮振動
Massスペクトル: m/e 343 分子量285 (COCz Hlの喪
失)
NMRスペクトル:
3.7ppmの(s、3H)の消失(メトキシ基のCH,に対応)7、’lpp
mの複数ピークの消失(芳香環)設且旦: 3−エトキシ−17α−エチル−2
1−メチル−20−オキソ−19−ノルプレグナ−3,5−ジエン5gの3.2
1−ジオキソ−17α−エチル−21−メチル−19−ノルプレグナ−4−エン
のエノールエーテル化をlomlのエタノールと5mlのオルト蟻酸エチル中で
行い、次いで1%トリエチルアミンを含有するベンゼンで抽出する。塩基性アル
ミナ、でベンゼンを溶媒としてクロマトグラフィーを行い、4.8gのエノール
エーテルを得る。収率は89%である。
分析データは次の通りである。
IRスペクトル;
1680cm−’の伸縮振動が消失(3位のCO)1640cm”に伸縮振動が
出現(5位の二重結合)Ma s sスペクトル:
m/e 370 (分子量)
342 (CIH,の喪失)
285 (C,I(、及びC0CzHsの喪失)NMRスペクトル:
(L、3H)1.3ppm(エトキシ基のCH,)(s、18)5.7pPm
(6位のH)(s、IH)5.8ppm (4位のH)役lヱ: 3−エトキシ
−6−ホルミル−17α−エチル−21−メチル−20−オキソ−19−ノルプ
レグナ−3,5−ジエン87.5rnlのジメチルホルムアミド中での12.5
gの3−エトキシ−17α−エチル−21−メチル−20−オキソ−19−ノル
プレグナ−3,5−ジエンのホルミル化を、6.25m1のPOClコを37.
5mlのジメチルホルムアミドに加えて製したホルミル化剤により行う。
続くインモニウム塩の加水分解は、37gの酢酸カリウム水溶液を3回に分けて
加えることにより行う。反応生成物は黄色を呈し、くして得られ、収率は理論量
の95%である。
IRスペクトル:
1699cm−’及び1610cm−’に伸縮振動(共役二重結合)Ma s
sスペクトル:
m/e 398
341 (COCz Htの喪失)
NMRスペクトル:
(s、LH)6.20ppm(エチレンプロトン)10.25pp’mに(s、
LH)が出現(CHO)U旦:3.20−ジオキソ−6−メチレン−17α−エ
チル−21−メチル−19−ノルプレグナ−4−エン水浴中、40mgの水素化
ホウ素ナトリウムを、0.5gの3−エトキシ−6−ホルミル−17α−エチル
−20−オキソ−21−メチル−19−ノルプレグナ−3,5−ジエンを3.8
mlのメタノール及び2.2mlのジメチルホルムアミドに溶解してなる液に加
える。混合物を室温に戻し、40分間攪拌下の後、UVスペクトルは極大吸収の
250nmへの移動を示す。
1mlの2N硫酸及び0.8mlのジメチルホルムアミドの混合液を反応混合物
に加える。30分間攪拌の後、全混合物を、2.5mlの炭酸ナトリウム水溶液
を加えることにより中和する。6−メチレン化誘導体が該溶媒から結晶化してく
る。次いでこれを濾過し、水で充分に洗浄する。生成物は262nmに極大吸収
を示す。
jIIL!lL: 3. 20−ジオキソ−6,21−ジメチル−17α−エチ
ル−19−ノルプレグナ−4,6−ジエン(式(1)の化合物)のパラジウム化
活性炭で還流温度にて異性化する。
24分間の攪拌の後、UVスペクトルは288 nmに極大吸収の出現を示す0
次いで混合物を粘土(C1arcel)で濾過し、濾液を濃縮して・乾固する。
乾燥残渣を60重量倍のシリカでジクロルメタゾを溶離液としてクロマトグラフ
ィーにかける。精製物をメタノールから再結晶し、3.20−ジオキソ−6,2
1−ジメチル−17α−エチル−19−ノルプレグナ−4,6−ジエンを得る。
融 点−180℃
旋光度’ Cctni−+4.4’ (c=1.26 ニジオキサン)元素分析
: Cz−HsaOt = 394C% H% 0%
理論値 、、、、、、81.31 9.67 9.03実測値 00.。、、8
1,84 9.75 8.59IRスペクトル;
1700cm−’(20位のCO)
1660cm−’(3位のCo)
1630及び1580cm−’(4位及び6位の二重結合)NMRスペクトル:
(s、3H)0.70ppm(18位のCH,)(t、3H)0.75ppm
(17α−エチル基のCH2)(t、3H)1.O5ppm (21位のCH,
)(dd )2.40ppm(21位のcHi)(dd、3H)1.85ppm
(6位のCH3)(s、IH)5.95ppm (7位のH)(s、IH)6
.05pPm (4位のH)日の八に るパ 、六
1・ の゛
本出願人は、プロゲステロン標的に対する各ステロイド類の競合力を、対照化合
物(非ラベル化プロゲステロン)との比較において測定することを試みた。IC
−ラベル化プロゲステロンを子宮のサイドシルと、単独で、又は非ラベル化ステ
ロイド類化合物(非ラベル化プロゲステロンを含む)を濃度比率Rで1から10
00までの範囲で共存させて、培養する。
次の表は、非ラベル化競合物質に対し、標的器官に依然結合しているラベル化プ
ロゲステロンのパーセントを示している。
スーロイ” n R=
プロゲステロン 10 100% 74 34 8 0化合物A 5 − 80
2817 12化合物B 5 − 60 34 25 11化合物C5−774
4177
化合物D 5 − 1065827 17酢酸17α−メトキシ
プロゲステロン 4 − 623520 11酢酸ツメゲストロール 4−73
2550゛ ロール −−
化合物りは17α−アセトキシ−6,21−ジメチル−3−オキソ−19−ノル
プレグナ−4,6−ジエンである。
化合物Aは3.20−ジオキソ−6,17α−ジメチル−19−ノルプレグナ−
4,6−ジエンである。
化合物Bは3.20−ジオキソ−6−メチル−17α−エチル−19−ノルプレ
グナ−4,6−ジエンである。
化合物Cは3.20−ジオキソ−6,17α、20−!−リメチルー19−ノル
プレグナ−4,6−ジエンである。
表中のデータから、相対的親和性を算出することができる。
相対的親和性(AR)とは、与えられたステロイド剤と対照として選んだ非ラベ
ル化ホルモン(ここではプロゲステロン)との50%阻害(CI io)濃度の
比である。
A R−CI so/ CI sor
この相対的親和性は、パーセントで表され、 ホルモン誘導体すなわち対照とす
るステロイド誘導体についてはARは100%に等しい。
CI、。は対照ステロイドの結合との比較における被検ステロイドのKl(阻害
定数)の値を表す。
化合物B 12.5 160
17α−酢酸メトキシ
プロゲステロン 14.0 142
17α−酢酸ノメゲ
ストロール(DCI) 15.0 133化合物A 18.5 108
プロゲステロン 20.0 100
上記のようにARの測定値は以下の序列を与える。
化合物B〉酢酸ツメゲストロール〉化合物A〉プロゲステロン〉化合物C〉ツメ
・ゲストロール
結」じと1【
試験した上記6化合物は酢酸ツメゲストロールに近い一連の誘導体に属する。
2種の修飾を考慮した。すなわち、17α位に低級アルキル基を導入すること、
及び、メチル基で21位の側鎖を延長すること、である。
17α−メチル体(化合物A)、17α−エチル体(化合物B)及び17α−ア
シル体(酢酸ツメゲストロールの場合は17α−アセトキシ体)は、黄体ホルモ
ン標的器官に対する親和性が少なくともプロゲステロンに等しく、メトキシプロ
ゲステロンに類似する化合物を与える。
しかしながら、現研究段階で示された親和性の差違が、これら3個の化合物の間
に序列のあることを示している。これに対し、試験した他の3化合物(化合物A
、化合物B及び酢酸ツメゲストロール)と同一の側鎖を17β位に有し、17α
位に遊離のヒドロキシル基を有するツメゲストロールは、上記3化合物より40
乃至60倍弱いという弱い親和性を呈するものである。
対照化合物である酢酸ツメゲストロールについてAR=1とすると、下記の表か
ら値は酢酸ツメゲストロールから化合物B(1,20)、化合物A(0,81)
そして化合物C(0,45)という順序で辿ることができる。
!じm−
ステロイド 酢酸ツメゲストロールに 17β 17α対する比率として表した
、−一一榎桓塁1尺封1(入玉−−−
化合物B 1.20 COMe Et
酢酸ツメゲストロール 1.00 COMe OAc化合物A 0.8I C’
OMe Me化合物CO,45C0Et Me
L差ゲ2JA2−ル − COMe 0H17α位の置換基が同一の場合におい
ては、21位の側鎖の延長は黄体ホルモン標的に対する親和性の低下をもたらす
。
しかしながら、in vitroでの標的器官に対する親和性の低下がin v
ivoでの生物学的活性の低下を意味するものでないということは注意を要する
。
実際、たどえ構造変換によって親和性が弱められても、生物学的利用性の改善(
分解され難さ、腸肝循環量の増大、血漿蛋白との複合体形成の低下)がこれに伴
うであろう、結果として得られる効果は、このように偽ゲスターゲン活性の増大
によって表され得るものである。
払抜
これら本発明の一連のアルキル化誘導体の親和性は弱いものでも60%台の水準
であるという事実及び、17α位のヒドロキシル基を低級アルキル基で置換する
ことが可能であるという事実から、6−メチル−19−ノルプレグナジェンの七
ノー又はビス−アルキル国際調査報告
国際調査報告
Claims (16)
- 1.式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼(I)(式中R′′及びR′は、同一又は異 なって、水素又は炭素数1乃至3の直鎖型又は分枝鎖型の低級アルキル基を表し 、R1は炭素数1乃至6の直鎖型又は分枝鎖型の低級アルキル基を表す。)で示 される、6−メチル−17α−アルキル化−19−ノルプレグナ−4,6−ジエ ン類である新規の化合物。
- 2.6,17α,21−トリメチル−3,20−ジオキソ−19−ノルプレグナ −4,6−ジエンである、請求項1に記載の化合物。
- 3.17α−エチル−3,20−ジオキソ−6,21−ジメチル−19−ノルプ レグナ−4,6−ジエンである、請求項1に記載の化合物。
- 4.17α−エチル−3,20−ジオキソ−6−メチル−19−ノルプレグナ− 4,6−ジエンである、請求項1に記載の化合物。
- 5.6,17α−ジメチル−3,20−ジオキソ−19−ノルプレグナ−4,6 −ジエンである、請求項1に記載の化合物。
- 6.17α,21−ジエチル−6−メチル−3,20−ジオキソ−19−ノルプ レグナ−4,6−ジエンである、請求項1に記載の化合物。
- 7.請求項1に記載の式(I)で示される化合物を製造する方法であって、式( IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)(式中、R′、R′′及びR1は前 記定義に同じ。)で示される3−オキソ−19−ノルプレグナ−4−エン誘導体 を酸性溶媒中でエノールエーテル化して式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V)(式中、R′、R′′及びR1は上記 定義に同じであり、R2は低級アルキル基を表す。)で示されるエノールエーテ ルを製し、これをVilsmeier−Haack型のホルミル化剤と共に加熱 して、式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)(式中、R′、R′′、R1及びR 2は上記定義に同じ。)で示される6−ホルミル化誘導体を得、これをアルカリ 金属混合水素化物で還元して式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VII)(式中、R′、R′′、R1及び R2は前記定義に同じ。)で示されるヒドロキシメチル化誘導体を得、これを鉱 酸又は有機酸で処理して式(VIII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII)(式中、R′、R′′及びR1 は前記定義に同じ。)で示される3−オキソ−6−メチレン化誘導体を得、更に これを異性化触媒で逆に処理して、式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼(I)(式中、R′、R′′及びR1は前記 定義に同じ。)で示される対応した6−メチル化誘導体を得る方法。
- 8.活性成分として請求項1乃至6のいずれかに記載された式(I)で示される 化合物の少なくとも一を、不活性且つ非毒性で薬剤学的に許容しうる賦形剤若し くは担体と混合物し又は組み合わせて含有することを特徴とする薬剤組成物。
- 9.類似の、協働的な又は補完的な作用を有する他の成分を更に含有することを 特徴とする、請求項8に記載の薬剤組成物。
- 10.式(I)で示される活性成分の量が0.05乃至25mgの範囲にあるこ とを特徴とする、請求項8及び9に記載の薬剤組成物。
- 11.担体又は賦形剤が注射投与、経口投与、直腸投与、経粘膜投与又は経皮投 与に適したものであることを特徴とする、請求項8乃至10のいずれかに記載の 薬剤組成物。
- 12.中間体としての式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)(式中、R′、R′′及びR1は、 前記定義に同じ。ただしR1がメチル基又はエチル基であるときR′及びR′′ は水素である。)で示される化合物。
- 13.中間体としての式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V)(式中、R2は低級アルキル基であり 、R′及びR′′は、同一又は異なって、水素又は炭素数1乃至3の直鎖型又は 分枝鎖型の低級アルキル基であり、R1は、炭素数1乃至6の直鎖型又は分枝鎖 型の低級アルキル基である。)で示される化合物。
- 14.中間体としての式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)(式中、R′、R′、R1及びR2 は前記定義に同じ。)で示される化合物。
- 15.中間体としての式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R′、R′′、R1及びR2は前記定義に同じ。)で示される化合物。
- 16.中間体としての式(VIII) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R′、R′′及びR1は前記定義に同じ。)で示される化合物。
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