JPH04500506A - Acat酵素をブロックするのに有効な二価リガンド類 - Google Patents
Acat酵素をブロックするのに有効な二価リガンド類Info
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- JPH04500506A JPH04500506A JP1507138A JP50713889A JPH04500506A JP H04500506 A JPH04500506 A JP H04500506A JP 1507138 A JP1507138 A JP 1507138A JP 50713889 A JP50713889 A JP 50713889A JP H04500506 A JPH04500506 A JP H04500506A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A CA T酵素をブロックするのに有効な二価リガンド類発明の背景
本発明は、細胞におけるコレステロール代謝の主要レギュレーターであるアシル
−CoA :コレステロール○−アシルトランスフェラーゼ酵素(以後、ACA
Tという)をブロックまたは阻害するのに有効な新しい二価リガンド類に指向さ
れる。ACATのブロックまたは阻害は動脈血管に関連する種々の生理学的疾患
の防止または治療で有用である。本発明の化合物類は特に動脈の収縮また1ま閉
蕊およびアテローム性動脈硬化症の防止または治療に有用である。
ACATは、コレステロールを容易にエステル化コレステロールに変換する場所
である動脈、肝臓、副腎、乳腺、卵巣および腸を含めたほとんどの組織で見い出
される。ベル・エフ・ビイ(Bell。
F、P、)、rアンルCoAコレステロール・アシルトランスフェラーゼによる
動脈コレステロールのエステル化:アテローム発生における重要性および薬剤に
よるその抑制、高脂血症の薬理学的制御(Arterial Choleste
rol Esterification By AcylCoAcholest
erolAcyltransfarase;51gn1ficance in
Atherogenesis and its Inhi−bition by
Drugs、Pharmacological Control of Hy
perlipic!ae+t+ia)、ジェイ・アール・プラス・サイエンス(
JRProus Sci、)出版社、409〜22頁(1986)。一般に、こ
の反応は、エステル化コレステロールをコレステロールに変換する加水分解反応
と平衡している。この平衡をバランスさせる利用可能なコレステロールの量は多
くの生理学的因子および規定食に依存する。不幸なことに、エステル化コレステ
ロールはコレステロールと同様には容易に組織中を移動せず、閉塞をビルドアッ
プし形成し得すねない。エステル化コレステロールのW積はアテローム性動脈硬
化症斑の特徴的徴候の1つである。従って、動脈組織においてACAT酵素がコ
レステロールをエステル化コレステロールへ変化させるのをブロックしまたは阻
害することができれば大いに有利であろう。
ブイ・シイ・デブリースら(VyC,DeVries、et al)、ジャーナ
ル・オン−)ディンナル・ケミストリー(J、Med、 Chew−)、 29
、l 131 (1986)およびジャーナル・オン・メデイシナル・ケミス
トリー(J、Med、Chem、)、 26. 1411 (1983)に記載
されているごとく、文献では、優れた抗アテローム性動脈硬化症剤としてのAC
AT抑制剤の使用が考察されている。また、細胞コレステロール代謝におけるア
シル−CoA :コレステロールアシルトランスフェラーゼの役割はケイ・イー
・サックリングおよびイー・エフ・スタンジ(K、E、Suckling an
d E、F、Stange)、ジャーナル・オン・リピド・リサーチ(」ル1p
idRes、)、28.647 (1985)で考察されている。
主題の二価リガンドはσ−β−aによって表され、ここに、βは2個の複素環基
σを結合させる化学連結鎖である。該複素環基は、一般に米国特許第42845
69号、第4412071号および第4304722号に開示されている70ク
ロモン類、フロベンゾオキサジン類およびベンゾシフラン類である。
及鼠旦!腔
本発明は、構造的l:後記する式シート:[式中、XおよびYは、独立して、0
、Nまt二1まS;AはC−CH−Z%N−C−ZまたはCRs−C−(CHg
)−−Z ;R8およびR1は、独立して、
d)−(CHz)t−アリール、
e)−(CHz)、−へテロアリール、f ) −(CHz)−−CO!Rs、
g)−(CHx)、−CONRtRa、h)−5i(R,)、
1 ) −(CHtea N Rt Ra、D −(CHz)+−OR+o、
k)−cF、、または
])−(CHz)a−5Ri、−(CHり、−5OR,、−(CHJ+−5OJ
a;
b ) OCH! CH−CH!
c ) OCHz CH(OH) CH! N HR@、d)−〇−アルキル、
e ) −0−(CHx)a−G O!Rい まブこはf)−0−(CHz)、
−CONRis;f)アルキノへ
g)アリール、
h)−5−アルキルまたはアリール、
j)−5o−アルキルまたはアリール、j)−5Ow−アルキルまたはアリール
、k)R1、または
1)−(CHx)、NRyRs
2は第一級、第二級または第三級アミン;R,は水素、No8、N H!、CF
、、アルキル、アリール、−S−アルキル、−5−アリールもしくはヘテロアリ
ール、−5O−アルキルもしくはアリール、−SO,−アルキルもしくはアリー
ル、またはR1;
R6は、H,CFいアルキルもしくはアリール、Lビ、Na”、R9、Ch”ま
たはカルボン酸についての他の医薬上許容される対イオン;
R7およびR8はH,Go−アルキル、CO−アリール、アルキル、シクロアル
キル、アルキルアリール、アリール、ヘテロアルキノ呟アリール、あるいはR2
およびR1は一緒になってピペリ・ジン環またはモルホリン環を形成し得る;
R1はアルキルまたはアリール;
R1゜はHS CFs、アルキル、アリールまたはヘテロアリール:および
nは0〜5であってpは0〜8を意味する]によって表され、連結鎖「β」によ
って結合された2個の複素環化合物「α」から形成され、ここに
βが基A−E :
[ココニ、Wは−CH*−(X、−CT(z)−;XはN、OまたはS;
R1,はアルキル、CO−アルキルまたはC0N−アルキルもしくは一アリール
;および
mは0〜4、nは0〜5であって0は1〜5を意味する〕から選択される二価リ
ガンド化合物σ−β−σに指向される。
−エタンジイル−4,4−ジピペリジン、1,4−ビス(アミノプロピルビベラ
ジン)、または1,8−ジアミノオクタンである。二価リガンド組成物の1の例
は7.7’−[1,2−エタンジイルビス(4,1−ピペリジンジイルメチレン
)] −ビス[4,9〜ジメチル−5H−70[3,2−g] [1] −ベン
ゾビラン−5−オンである。
lの態様において、本発明の二価リガンドは薬理学量の該組成物まj;はその許
容される塩をヒトを含めた患者に投与することによりACAT酵素をブロックま
たは抑制する方法を提供する。ACATのブロックまたは抑制は動脈血管jこ関
連する種々の生理学的疾患の防止または治療で有用である。該方法は、特に、バ
イパス外科手術、冠状動脈バイパス外科手術、血管形成術または移植に続いて投
与するのに適している。
もう1つの態様において、本発明の二価リガンドは、薬理学量の該組成物または
その許容される塩をヒトを含めた患者に投与することを特徴とするアテローム性
動脈硬化症の防止または治療方法を提供する。
本発明の化合物は、種々の組成の化学連!@鎖によって結合した2の複素環構造
「σ」から形成されたビスアミノフロクロモン8よびビスアミノベンゾシフラン
類のごとき「σ−β−a」によって表される二価リガンドである。複素環構造「
σ」、フロクロモン類、フロベンゾオキサジン類およびベンゾシフラン類は米国
特許第4284569号、第4412071号および第4304722号に開示
されており、そこでは、抗アテローム性動脈硬化症活性を有する抗アテローム発
生性化合物であると報告されている。その合成は米国特許第4284569号、
第4412071号および第4304722号に開示されており、ここに参照の
ために挙げる。該複素環化合物類は後記式シートに示した構造式「σ」 :〔式
中、XおよびYは、独立して、O,NまたはS;AはC−CH−Z、N−C−Z
またはCRs−C−(CHり、−Z ;R1およびR3は、独立して、
1 ) −(CHz)−NRyR* ;Zは第一級、第二級または第三級アミン
;R6は水素、NO!、NH,、CF、、アルキル、アリール、−5−アルキル
、−8−アリールもしくはヘテロアリール、−5o−アルキルもしくはアリール
、−SO,−アルキルもしくはアリール、またはRs;
R,はH,CF3、アルキルもしくはアリール、Li”、Na”、K+、Ca”
またはカルボン酸についての他の医薬上許容される対イオン;
R7およびR,I:LH,Co−フルキル、CO−アリール、アルキル、シクロ
アルキル、アルキルアリール、ヘテロアリール、アリール、あるいはR7および
R6は一緒になってピペリジン環またはモルホリン環を形成し得る:
R9はアルキルまたはアリール:
R1゜はH,CF、、アルキノ呟アリールまたはへテロアリール:および
nは0〜5であってpは0〜8を意味する1によって一般的に表すことができる
。前記にて開示したそれらの化合物から選択される2の複素環基についての連結
鎖またはコネクターは、後記式シートで示される連結鎖「β」構造式(A−E’
)+[式中、Wは−CH!−(X、CHI)、;XはN、OまたはS;
R11はアルキル、CO−アルキルまたはC0N−アルキルもしくは一アリール
:8よび
mはO〜Cnは0〜5であって0は1〜5を意味する]の1つから選択される。
「アルキル」の例はメチル、エチル、プロピル、ブチノ呟ペンチル、ヘキシル、
ヘプチル、オクチルおよびその異性体形のごとく1個ないし8個の炭素原子のも
のである。
「アリール」の例は7ニニル、σ−ナフチル、β−ナフチノ呟m−メチルフェニ
ル、p−トリフルオロメチルフェニル等のごとき6個ないし12個の炭素原子の
ものである。また、アリール基は1ないし3個のヒドロキシ、C,−C,アルコ
キシ、C,−C,アルキル、トリフルオロメチル、フルオロ、クロロ、またはプ
ロ七基で置換することもできる。
「シクロアルキル」の例はシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シ
クロヘキシル、シクロへブチルおよびシクロデシルのごとき3個ないし10個の
炭素原子のものである。
「アルキルアリール」の例は前記したごとき6個ないし12個の炭素原子のアリ
ール基で置換された1個ないし8個の炭素原子のアルキル鎖およびその異性体形
である。
「ヘテロアリール」の例は窒素、硫黄および酸素のごとき異項原子を含有する前
記のごとき6個ないし12個の炭素原子のアリールである。例にはピリジン、チ
オフェン、フランおよびピリミジンを包含させることができる。
「ヘテロアルキル」の例は窒素、硫黄および酸素のごとき異項原子を含有する前
記しt;ごとき1個ないし8個の炭素原子のものである。
「ハロ」の例はフッ素、塩素、臭素およびヨウ素を含めたハロゲン類である。
連結鎖「β」の1つで2の複素環基「σ」を結合するとACATの阻害剤が得ら
れる。複素環基は連結鎖の各末端に存在する窒素原子によって直接に連結鎖に結
合し、または1個ないし約5個の炭素原子を通じて連結鎖の末端に存在する窒素
原子に結合している。一般に、複素環基は連結鎖の両末端で同一であるが、二価
リガンドは連結鎖のいずれかの末端にて異なる複素環基よりなることができる。
それにも拘わらず、2の複素環構造を一緒に連結すると、より優れた能力が提供
され、異項原子を含有する連結鎖はACATを阻害するにつき二価リガンドと組
織との相互作用を改善するようである。
これらの化合物を調製するための種々の化学反応経路を後記する。
本発明に従って調製される化合物についての特別の構造を、種々のレベルで測定
したACATの阻害と共に第1表〜第4表に示す。
細胞抽出物で回収された3H−コレステロールと3H−コレステリルエステル放
射能活性の合計に対する3H−コレステリルエステル放射能活性に100を乗じ
て、細胞A CT Aによってエステル化された合計1H−コレステロール摂取
パーセントが得られ、バーセン)ACATという。また、ACTAのパーセント
阻害は便宜のためデータから数学的に得られる。対照値未満である%ACATの
値はACATが阻害されたアッセイ培地がどれであるかをはっきりとさせ:陽性
標準値は相対的な能力評価についてのベースを与える。典型的には、パーセント
ACATについての対照値は、使用したテスト条件下では、60〜70%の範囲
である。
化合物l(第1表)は、還流下にて、塩化メチレン中、過剰量のヨウ化メチルで
C−7メチルチオメチルスルフアイドを72時間処理して収率70ないし75%
で淡黄色固体としてアリル性ヨウ化物を得ることによって調製される。次いで、
この生成物を炭酸カリウムの存在下、アセトニトリル中のトリメチレン−4,4
−ピペリジンで処理してアリル性ビスアミン形、すなわち化合物Iを粉末状固体
として得る。
は塩基性過酸化水素でのケリンの酸イ゛ヒ、統いてヒドロキシニステIしヲ与え
る得られた酸のエステル化によって達成される。米国特許第44120.71号
参照。アセトニトリル中のトリエチルアミン(TEA)の存在下における臭化シ
アンでの該ヒドロキシエステルの処理によりシアンエーテルを得る。次いで、該
シアンエーテルをアセトニトリル中のトリメチレン−4,4−ピペリジンで処理
してビスアミノ70ベンゾオキサジノン、すなわち化合物]を得る。
ベンゾシフラン類、化合物類m(第1表)の合成(実施例1参照)は、各々、ジ
アミン類をブロモフロクロモンまたはブロモクロモンに付加することによって達
成される。該付加は炭酸カリウムおよびアセトニトリルの存在下で行う。
化合物1〜■はトリメチル−4,4−ジビベリジン連結鎖で調製し、その構造お
よびマイクロリットル当たりのマイクロダラム(μg/μm2)で表したバーセ
ン)ACAT阻害を第1表に示す。
第1表には、パーセントACAT阻害の減少を示し、対応する二価リガンド化合
物Iで観察された能力の促進が証明される化合物1の単一複素環化合物■を含め
た。
第2表は、複素環化合物が70クロモン、化合物1である場合の連結鎖変更の効
果を示す。連結鎖構造を二価化合物についてのバーセン)ACAT阻害と共に示
す。化合物1は第1表からの化合物である。第3表は化合物1aのビスアミノ7
0クロモンに対スル基ノ変更の結果を示す。
化合物V(第3表)を含有するジヒドロ70クロモンの合成はケリノン、すなわ
ちケソンの塩基性加水分解生成物で開始する。ケリノンの水素化は定量的に進行
して生成物が得られ、これを次いでエチル(σ−チオメチル)アセテートでのク
ライゼン縮合、統いて酸触媒シクロ脱水に付してジヒドロ70クロモンを得る。
還’fl 下’t’ジヒドロ70クロモンをヨウ化メチルおよび塩化メチレンで
処理して所望のアリル性ヨウ化物を得る。該アリル性ヨウ化物をジメチレン4.
4−ピペリジンで処理してジヒドロ同族体、すなわち化合物Vを得る。
トリメチルシリル同族体、すなわち化合物■(第3表)(実施例6参照)は以下
のごとくに調製する。チメフロン(timefurone)ヲ2当量のリチウム
ジイソプロピルアミド(LDA)で処理して、ジリチオ種が形成され、これを塩
化トリメチシリルで処理し、水性仕上げ処理に付すと2−トリメチルシリル同族
体が良好な収率で得られる。塩化メチレン中、この生成物を過剰のヨウ化メチル
で処理してアリル性ヨウ化物を得る。該アリル性ヨウ化物にジメチレン−4,4
−ピペリジンを添加して所望のビスアミノフロクロモン、すなわち化合物■を7
5,5%収率で得る。
第4表は種々の置換およびそのビスアミノフラン相手方を持つビスアミノペンフ
ジフラン化合物類を示す。ACATのパーセント阻害を比較すると、化合物■は
そのモノマー状の相手方よりも優れた阻害を呈することが示される。化合物■は
テストした高用量(15μg/m(1)で活性であるのに対し、化合物■は5μ
g/mQの用量であっても驚くべき良好な阻害活性を示す。該データは、二価ビ
スアミノベンゾシフラン類は、そのモノマー状相手方よりも有利を示す低用量で
より優れていることを示す(5μg/mrl用量化合物■をシフラン同族体類と
比較してみよ)。
本発明は構造的にユニークなACATの阻害剤である同一クラスの化合物を有す
る。データは、好ましい化合物は化合物1a(第2表)、ビスアミノフロクロモ
ンのごときものであることを示す。
これらの化合物はSEAニホンウズラモデルおよびネザーランドドゥオーフ(N
etherland Dwarf)ウサギにおいて抗アテローム性動脈硬化症を
1することも示された。例えば、5ないし6週令の雄SEAウズラに高コレステ
ロール規定食を与え、1の群に本発明のACAT阻害剤化合物1a(第2表)を
経口摂取させた。8週間後、動脈を取り出し、洗浄し、ホモゲナイズした。全コ
レステロール、遊離コレステロールおよびトリグリセリド類を測定した。結果を
統計的に解析し、ACAT阻害化合物を摂取させたウズラにつき、エステル化コ
レステロールの動脈内蓄積のかなりの減少(30パーセント)が示されt;。
もう1つの実験において、ACAT阻害剤化合物1aをコレステロール含有アテ
ローム発生規定食を摂取させ!;坏ザーランドドウオーフ(Netherlan
d Dwarf)ウサギに50mg/kg/日で12週間投与した。12週間の
期間の間、血清コレステロール、トリグリセリド類、およびカルニチンをモニタ
ーした。実験の最後に、薬剤処理群および薬剤非処理群からの大動脈をアテロー
ム性動脈硬化症の発生について調べた。
処理群では、高コレステロール血症の広い発生は少なかった。対照における平均
血清コレステロールレベルは2200mg/dffを超え、一方、処理群におけ
る平均レベルは271mg/d12であった。低血清コレステロールレベルは、
処理群においてアテローム損傷の発生が無視できることに関係していた。対照的
に、対照におけるアテローム損傷の発生は広範なものであった。
本発明の化合物はコレステロールレベルの一般的防止または治療におけるのみな
らず動脈の閉鎖または閉塞に関連する他の生理学的疾患の防止または治療におけ
るエステル化コレステロールの減少で薬理学的に有効である。例えば、本二価リ
ガンドはバイパス移植片、冠バイパス、血管形成術および移植のごとき手法に関
連する血管外傷において動脈閉基の治りで有用であり得る。
治療で用いる二価リガンド化合物の用量は、個々の使用、投与頻度および受容者
の年令または状態に依存する。かくして、アテローム性動脈硬化症、高血中コレ
ステローノ呟動脈閉鎖または制限、または外科処置、ならびに規定食のごとき因
子と診断された生理学的疾患に関して処方したごとくに、ACTA酵素を抑制す
るのに薬理学的に有効な量で、本発明化合物をいずれかの担体まl;は緩衝液と
共に投与することになろう。一般に、該化合物は用量当たり約0.1ないし約1
000.0mg/kgの量で投与できる。
該化合物は静脈内、筋肉内、局所、良度バッチのごとき経皮、バッカルまt;は
経口投与にてヒトまたは他の動物に投与できる。本発明の組成物は、化合物の適
量を含有する錠剤、カプセル剤、丸剤、散剤、顆粒剤、滅菌非経口液剤または懸
濁剤、経口液剤または懸濁剤、水中油型および油中水型エマルジ夏ン、生薬およ
び流動体懸濁剤または液剤のごとき単位投与形態でヒトおよび動物に投与するの
に供される。
経口投与1;は、固体または流動体単位投与形態を調製できる。錠剤のごとぎ固
体組成物を調製するには、タルク、ステアリン酸マグネシウム、リン酸二カルシ
ウム、ケイ酸マグネシウムアルミニウム、硫酸カルシウム、スターチ、ラクトー
ス、アカシア、メチルセルロース、および医薬賦形剤または担体として機能的に
同様な物質のごとき通常の成分と該化合物とを混合できる。カプセル剤は該化合
物を不活性医薬賦形剤と混合し、該混合物を適当なサイズのノーードゼラチンカ
プセルに充填することによって調製する。ソフトゼラチンカプセルは許容される
植物油、軽質流動体ペテロラタムまたは他の不活性油と該化合物とのスラリーを
機械カプセル化することによって調製する。
シロップ、エリキシル剤、および懸濁剤のごとき経口投与用の流動体本位投与形
態を調製できる。該剤形は砂糖、芳香フレーバー剤および防腐剤と一緒に水性ビ
ヒクルに溶解してシロップとする。懸濁剤はアカシア、トラガカント、メチルセ
ルロース等の懸濁化剤の非経口投与には、該化合物および滅菌ビヒクルを利用し
て流動体単位投与形態を調製できる。液剤を調製するには、該化合物を注射用水
に溶解し、適当なバイアルまたはアンプルに充填する前に濾過滅菌し、シールで
きる。局所麻酔剤、防腐剤および緩衝剤のごときアジュバントをビヒクルに溶解
することができる。組成物は/(イアルに充填した後に凍結し、真空下で水を除
去できる。次(1で、凍結乾燥した粉末バイアルにシールし、使用に先立って復
元できる。
以下の寅施例は、本発明の二価リガンドの調製をさらに詳細に示すものである。
寅施例1 2,2’−N、3−プロパンジイルビス(4,1−ピペリジンジイル
メチリジン)] ビス[4,8−ジメトキシベンゾ[1,2−b ; 5.4−
b’ ] ]シフランー3(2H)−オン(化合物■、第1表)
6−ブロモフロクロモン6.50g (20,0ミリモル)、トリメチレ’j−
4,4−ピペリジン2.1g(10ミリモル)および炭酸カルシウム5゜52g
(40,0ミリモル)をアセトニトリル100mnに添加し、60°Cで6時間
加熱する。反応物を室温まで冷却し、水で希釈し、5〜lO分間激しく撹拌する
。フラスコを満たした固体を濾紙上に収集し、風乾して生成物5.68 g (
81,4%)を赤煉瓦色面体として得る− CHC12s/ CHI CNから
3回再結晶し、加熱ピストル中で該化合物を乾燥することによって分析試料を調
製する。これらの再結晶により赤色かつ少量のより極性の不純物が除去され、比
較的純粋形態の二価リガンド化合物を得る。
物理特性は以下の通りである;
融点=246℃
元素分析: Cs * Ht 3 N ! Or oとして計算値(%):C,
67,04;H,6,01;N、4.01寅測値(%’): C,66,70;
H,6,13;N、4.08笑施例2 7.7’−El、2−エタンジイルビス
(4,1−ビベリジンジメチルレン)〕−ビス[4,9−ジメトキシ−5H−フ
ロ[3,2−gl [1]−ベンゾビラン−5−オン(化合物1a、第2表)
CHzCQil 25mffおよびCHso H200mQの混合液にアリル性
ヨウ化物50g(129ミリモル)を添加する。次いで、その溶液にトリエチル
アミン13.03g(129ミリモル)、絖いてメタy−ル)25mQ中のビス
アミン10.6g(92%純度、49.7ミリモル)を滴下し、得られた反応物
を室温で一晩撹拌する。次いで、反応物をメタノール2.512で希釈し、得ら
れた固体を濾紙上に収集して76%の分析的に純粋な二価リガンド化合物26.
2gを得る。
物理特性は以下の通りである;
融点:177〜79℃(CH,CNから再結晶可能)元素分析 C,。H,、N
、O,。として計算値(%):(,67,40;H,6,22;N、3.93実
測値(%):C,67,21;H,6,31;N、3.84寮施例3 7,7’
−[1,2−エタンジイルビス(4,l−ピペラジンイルメチレン)] −ビス
[4,9−ジメトキシ−5H−フロ[3,2−g3 (I]ベンゾビラン−5−
オン(化合物Ib、第2表)
A)ジアミン連結鋼、1.1″ −(l、2−エタンジイル)ビスピペラジンの
調製
N−ベンジルピペラジン25g (142ミリモル)、1.2−ジブロモエタン
13.4g(71ミリモル)および炭酸カリウムをジメチルホルムアミド(DM
F)l OOmΩに添加し、室温で3日間撹拌する。反応物を水で希釈し、さら
に30分間撹拌する。フラスコを満たす白色固体を濾紙上に収集し、風乾の後、
表記生成物20g(79,6%)を白色のフ?フワした固体として得る。
この生成物15.0 g (42,3ミリモル)をバール水素化容器に添加し、
エタノール(E tOH)50m12に溶解する。10%パラジウム/炭素(P
d/C)10.0gを添加し、反応物を室温下で24時間振盪しながら水素雰囲
気(45psi)下に置いた。濾過によって触媒を除去し、真空中でエタノール
を除去して粘性油を得る。その油をクロロホルムCHCΩ、に溶解し、硫酸マグ
ネシウムM g S O、で乾燥し、真空中で溶媒を除去して所望のジアミン連
結f146.6g (78,8%)を得る。
B)二価リガンド化合物の調製
アリル性ヨウ化物772mg (2,0ミリモル)およびジアミン連結M198
mg (1,0ミリモル)をアセトニトリル15mRに添加する。その混合物に
炭酸カリウム552mg (4,0ミリモル)を添加し、反応物を加熱して2.
5時間還流する。反応物を室温まで冷却し、等容量の水で希釈する。フラスコを
満たす固体を濾紙上に収集して純粋な生成物443mg (62,2%)を得る
。アセトニトリルからの再結晶により分析用試料を得る。
物理特性は以下の通りである。
融点=184〜6℃
元素分析 Cs s H4t N 40 sとして計算値(%):C,63,8
6;H,5,88;N、7.84寅測値(%’):C,63,48;H,5,8
6;N、7.78寅施例4 7,7’ −[(2−ヒドロキシ−1,3−プロパ
ンジイル)ビス(4,1−ピペラジンジイルメチレン)] ビス[4,9−ジメ
トキシ−5H−フロ(3,2−g)ベンゾピラン−5−オン(化合物1c%第2
表)
A)]−[(ピペラジニル)メチル]−1−ビベラジンニタノール連結鎖の調製
N−ベンジルピペラジン25g(142ミリモル)、エピクロロt: )’!J
ン6.6g (71ミリモル)、ヨウ化ナトリウム1.0gおよび炭酸カリウム
15gをCMF I 00m6に添加し、室温で3日間撹拌する。反応物を水で
希釈し、さらに30分間撹拌する。フラスコを満たす白色固体を濾紙上に収集し
、風乾の後、表記生成物8.9g (59,2%)を白色固体として得る。
アミノアルコール生成物14.0 g (34,3ミリモル)を無水EtOH2
00mffjこ添加する。10%Pd/C]、Ogを添加し、反応物を5Qps
iで24時間水素化する。濾過によって触媒を除去し、濾液を真空中で蒸発させ
る。得られた濁った油をクロロホルム中にとり、乾燥する(MgSO,)。溶媒
の蒸発により、表記生成物7.02g (89,9%)を清澄な油として得る。
この物質をさらに精製することなく使用する。
B)二価リガンド化合物の調製
該アリル性ヨウ化物5.21 g (13,5ミリモル)およびジアミン連結鎖
1.54 g (6,75ミリモル)をアセトニトリル50mQに添加する。そ
の混合物に炭酸カリウム3.72 g (27,0ミリモル)を添加し、反応物
を3時間加熱還流する。反応物を室温まで冷却し、等容量の水で希釈する。反応
物をCHCβ、で抽出し、乾燥し、真空中で溶媒を除去する。CHCl23、次
いで5〜lO%CH30H/CHCl23で溶出するシリカゲル100g上のク
ロマトグラフィーに粗製生成物5gを付す。これにより淡賞褐色の発泡物2.7
6g (54,9%)を得る。
物理特性は以下の通りである。
正確な質量 Cs * Ha 4 N a Or +として:計算値ニア45.
3085、実測値ニア45.3078元素分析: C3* H−4N 40 I
rとして計算値(%):C,62,90,H,5,91;N、7.52突測値(
%):C,62,27;H,6,08;N、7.24!員!5 7.7’ −(
4,4’ ビビベラジン)−1,1’ −ジイルビス(4,9−ジメトキシ−5
H−70(3,2−g)(1)ベンゾビラン−5−オン)(化合物1(3,第2
表)アリル性ヨウ化物3.86g (10ミリモル)、アミン670+ng(4
ミリモル)およびトリエチルアミン1.01g(10ミリモル)の混合物をCH
sOHI Omrl中、室温で18時間撹拌する。反応物をCHs OH250
m +2で希釈し、濾過し、CH,OHおよび水で洗浄する。cHsOH/cH
zcρ、からの再結晶により二価リガンド化合物1.64gを得る。
物理特性は以下の通りである:
融点=126〜9℃
元素分析 C,、H,。N t O+。として計算値(%):C,66,66;
H,5,89;N、4.09実測値(%):C,65,96;H,5,58;N
、4.02寒寒@6 7.7’ −N、2−エタンジイルビス(4,1−ビベリ
ジンジイルメチレン)] ]ビスー2,3−ジヒドロー4.9ジメトキシ−5H
−70[3,2−g] [11ベンゾピラン−5−オン(化合物■、蕗3表)
NaH13゜Ig(272ミリモル)(50%油分散)を1I2f7)三重丸底
フラスコに添加する。該物質をヘキサンで徹底的に洗浄し、該ヘキサンをTHF
300mffで置ぎ換える。2.3−ジヒドロ−ケリノンl 9.Og (79
,8ミリモル)をチオメチル乳酸エチル180mffに溶解し、溶液を1時間に
わたってNaH/THFスラリーに滴下する。わずかに発熱がある。反応物を室
温で2時間撹拌し、その時点でTLC(5%E t OA c / CH! C
β、)は縮合反応が完了しt;ことを示す。真空中で溶媒を除去し、得られた油
を等容量のCHICfl、”C’希釈し、無水H(If飽和したCH,(1,i
:注ぎ、室温で5時間撹拌する。反応物を真空中で蒸発させ、水で洗浄し、シリ
カゲル800g上のクロマトグラフィーに付す。該カラムにより、4.9−ジメ
トキシ−2,3−ジヒドロ−[(7−メチルチオ)メチル]−5H−70[3,
2−bl −ベンゾビラン−5−オンを黄褐色固体として得る。
該貢褐色生成物6.0 g、(,19,5ミリモル)をCHx CQ、/CH3
1(1/3 ; 20mff )に溶解し、65時間加熱還流する。反応物を真
空中で蒸発させ、各回置体を捨てながらCH! CLでトリチュレートする(4
X)(生成物は有機性濾液中にある)。溶媒を最終的に真空中で除去して4,9
−ジメトキシ−2,3−ジヒドロ−[(7−メチルチオ)メチル]−5H−70
[3,2−bl −ベンゾビラン−5−オン6.25gを得、これをさらに精製
することなく使用する。
アリル性ヨウ化物2.5g(6,4ミリモル)のCHICQ、/CH$OH混合
物にトリエチルアミン0.54 g (5,38ミリモル)を添カロする。次い
で、ビスアミン0.53g (2,69ミリモル)[92%純度]を数分間にわ
たってCH3OH中に滴下する。室温で一晩撹拌した後、反応物を濾過し、固体
をCH,OHで洗浄し、乾燥して純粋な生成物0.93gを得る。分析試料はC
Hs OH/ CH! CLから調製する。
物理特性は以下の通りである:
融点:204〜6℃
元素分析 C6゜H45N2OB。とじて計算値(%):C,67,02;H,
6,75;N、3.91実測値(%):C,66,73;H,6,73;N、3
.88J 2.2’ El、4−ピペラジンジイルビス(3,1−プロパンジイ
ルイミノメチリジン〕ビス[4,8ジメトキシベンゾN、2−b : 5,4−
b’ ] ]シフランー3(2H)−オン(化合物■、第4表)
6−ブロモフロクロモン6.50g(20,0ミリモル)、l、4−ビス(アミ
ノプロピルビベラジン)2.0g(10ミリモル)および炭酸カリウム5.52
g(40,0ミリモル)をア七ト二トリル100mAに添加し、60℃で5時間
加熱する。反応物を室温まで冷却し、水で希釈し、5〜10分間激しく撹拌する
。フラスコを満たす固体な濾紙上に収集し、風乾して二価リガンド6.37 g
(92,6%)を黄褐色固体として得る。分析試料はDMF6.37gからの
再結晶によって調製して、5−6g [81,4%]得る。
物理特性は以下の通りである。
融点:239℃
元素分析 Cs5H+。N + O+ oとして計算値(%):C,62,79
;H,5,81;N、8.13実測値(%): :C,62,30;H,6,0
3;N、8.210.28%の水について修正すると、
C,62,61;H,5,79;N、8.10実施例8 2.2’−[1,8−
オクタンジイルビス(イミノメチリジン)] ビス[4,8−ジメトキシベンゾ
[1,2−b;5゜4−b’] シフ5ン−3(2H)−オン(化合物r、第4
表)6−プロモフロクロモン5.50 g (20,0ミリモル)、1.8−ジ
アミツオクタン1.44g(10ミリモル)および炭酸カリウム5.52 g
(40,0ミリモル)をアヤトニトリル100mQに添加し、60°Cで5時間
加熱する。反応物を室温まで冷却し、水で希釈し、5〜10分間激しく撹拌する
。フラスコを満たす固体を濾紙上に収集し、風乾して生成物5.65g (89
,4%)を茶色固体として得る。二価リガンド化合物の比較的純粋な試料はCH
3CNからの再結晶および化合物の加熱ピストル中での乾燥によって調製する。
物理特性は以下の通りである;
融点:148〜50℃
元素分析 Cs h Hs * N x○1゜として計算値(%);C,64,
55;H,5,69;N、4.43寅測値(%);C,64,44;H,5,8
6;N、4.46寅施例9 7,7’−[1,2−エタンジイルビス(4,1−
ピペリジンジイルメチレン)]ビス[4,9−ジメトキ/−2−(トリメチルシ
リル)−5H−フロ[3,2g][l]−ベンゾビラン−5−オン
4.9−ジメトキシ−7−メチル−2−(トリメチルシリル)−5H−70(3
,2−g)(1)ベンゾピラ:/−5−オン5.Og(13,2ミリモル)を塩
化メチレン20mQに溶解し、次いでヨウ化メチル75g(530ミリモル)で
希釈する。混合物を4日間還流する。室温まで冷却した後、反応物を濾過し、過
剰のヨウ化、メチルおよび塩化メチレンを真空中で除去する。これにより、次工
程で用いるための十分な純度の4.9−ジメトキシ−2−トリメチルシリル−7
−ヨードメチル−5H−フロ[3,2−b] −ベンゾビラン−5−オン4.7
gを得る。
該アリル性ヨウ化物をCH,C12,およびCH,OHの混合液(10/ 15
m(1)に溶解する。その溶液にCH,OH5mff中の該ビスアミンを添加
し、反応物を室温で一晩撹拌する。反応物を真空中で蒸発させ、得られた固体を
冷CH,○Hでスラリー化し、濾過して二価リガンド1.70g(75−5%)
を得る。分析試料はCH!OH/CH,Cρ、からの再結晶によって調製する。
物理特性は以下の通りである;
融点:84〜7℃
元素分析 C4s H*。N20+oSi、として計算値(%)’:C,64,
46;H,7,06;N、3.27寮測値(%):C,64,07;H,6,9
8;N、3.31第1表
1本発明の二価リガンドでない
第2表
7゜クロモン系におけるアミン連結鎖の変更l畠 10 84
15 0曝
第3表
第4表
ビス−シフラン同族体
1549亀
本発明の化合物でない
」!!生幻にi
」頭!二L
B) −NR11−WLNRll
E) −NR11−(CH2)ミ址丘(C)+2 )。ニ笠(CH2)。−R1
1−補正音の翻訳文提出室
(特許法第184条の8)
平成3年2月5日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.αが構造的に式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される二価リガンドα−β−αよりなる化合物。 [式中、XおよびYは、独立して、O、NまたはS;AはC=CH−Z、N=C −ZまたはCR5=C−(CH2)n−Z;R1およびR2は、独立して、 a)H、 b)ハロ、 c)アルキル、 d)−(CH2)p−アリール、 e)−(CH2)p−ヘテロアリール、f)−(CH2)p−CO2R6、 g)−(CH2)p−CONR7R8、h)−Si(R3)、 i)−(CH2)n−NR7R8、 j)−(CH2)n−OR10 、 k)−CF3、または 1)−(CH2)n−SR6,−(CH2)n−SOR4,−(CH2)n−S O2R6 R3は、 a)OH、 b)OCH2CH=CH2 c)OCH2CH(OH)CH2NHR6、d)O−アルキル、 e)−O−(CH2)n−CO2R5、またはf)−O−(CH2)n−CON R7R8;R4は、 a)水素、 b)ハロ、 c)NO2、 d)NH2 e)CF3、 f)アルキル、 g)アリール、 h)−S−アルキルもしくはアリール、1)−SO−アルキルもしくはアリール 、j)−SO2−アルキルもしくはアリール、k)R3、または 1)−(CH2)n−NR7R8; Zは第一級、第二級または第三級アミン;R5は水素、NO2、NH2、CF3 、アルキル、アリール、−S−アルキル、−S−アリールもしくはヘテロアリー ル、−SO−アルキルもしくはアリール、−SO2−アルキルもしくはアリール 、またはR3; R6はH、CF3、アルキルもしくはアリール、Li+、Na+、K+、Ca2 +またはカルボン酸に対する他の医薬上許容される対イオン;R7およびR8は H、CO−アルキル、CO−アリール、アルキル、シクロアルキル、アルキルア リール、アリール、ヘテロアリール、アリール、あるいはR7およびR8は一緒 になってピペリジン環またはモルホリン環を形成し得る; R9はアルキルまたはアリール; R10はH、CF3、アルキル、アリールまたはヘテロアリール;および nは0〜5であってpは0〜8を意味し;およびβは: A)▲数式、化学式、表等があります▼B)−NHR11−W−NHR11 C)▲数式、化学式、表等があります▼D)▲数式、化学式、表等があります▼ E)▲数式、化学式、表等があります▼よりなる群から選択され、ここに Wは−CH2−(Xn−CH2)n; XはN、OまたはS; R11はアルキル、CO−アルキルまたはCON−アルキルまたはーアリール; および mは0〜4、nは0〜5であってoは1〜5を意味する〕2.該連結鎖がa)ト リメチレン−4,4−ジピペリジン、b)1,2−エタンジイル− 4,4−ジ ピペリジン、c)1,4−ビス(アミノプロピルピペラジン)、またはd)1, 8−ジアミノオクタン である請求の範囲第1項記載の化合物。 3.7,7′−〔1,2−エタンジイルビス(4,1−ピペリジンジイルメチレ ン)〕−ビス[4,9−ジメトキシ−5H−フロ[3,2−g][1]−ベンゾ ピラン−5−オンである請求の範囲第1項記載の化合物。 4.請求の範囲第1項記載の組成物の薬理学上有効な量を投与することを特徴と するACTA酵素をブロックまたは阻害する方法。 5.該投与が、パイパス外科手術、冠パイパス外科手術、血管形成術または移植 に続いてなされる請求の範囲第4項記載の方法。 6.該連結鎖がa)トリメチレン−4,4−ジピペリジン、b)1,2−エタン ジイル−4,4−ジピペリジン、c)1,4−ビス(アミノプロピルピペラジン )、またはd)1,8−ジアミノオクタン である請求の範囲第4項記載の方法。 7.該組成物が7,7′−[1,2−エタンジイルビス(4,1−ピペリジンジ イルメチレン)]−ビス[4,9−ジメトキシ−5H−フロ[3,2−g][1 ]−ベンゾピラン−5−オンである請求の範囲第4項記載の方法。 8.薬理学的量の請求の範囲第1項記載の組成物を投与することを特徴とするア テローム性動脈硬化症の防止または治療方法。 9.該連結鎖が、 a)トリメチレン−4,4−ジピペリジン、b)1,2−エタンジイル−4,4 −ジピペリジン、c)1,4−ビス(アミノプロピルピペラジン)、またはd) 1,8−ジアミノオクタン である請求の範囲第8項記載の方法。 10.該組成物が7,7′−[1,2−エタンジイルビス(4,1−ピペリジン ジイルメチレン)〕−ビス[4,9−ジメチル−5H−フロ[3,2−g][1 ]−ベンゾピラン−5−オンである請求の範囲第8項記載の方法。
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