JPH01294670A - 2−(ピペラジニル)−2−オキソエチレン−置換フラボノイド誘導体、その製法およびそれを含有する医薬組成物 - Google Patents

2−(ピペラジニル)−2−オキソエチレン−置換フラボノイド誘導体、その製法およびそれを含有する医薬組成物

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JPH01294670A
JPH01294670A JP63303880A JP30388088A JPH01294670A JP H01294670 A JPH01294670 A JP H01294670A JP 63303880 A JP63303880 A JP 63303880A JP 30388088 A JP30388088 A JP 30388088A JP H01294670 A JPH01294670 A JP H01294670A
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    • C07H17/06Benzopyran radicals
    • C07H17/065Benzo[b]pyrans
    • C07H17/07Benzo[b]pyran-4-ones

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新しい2−(ピペラジニル)−2−オ苧ソエ
チレンー置換フラボノイド誘導体、これらの製造方法お
よびこれらを含有する医薬組成物に関する。
フラボノイドおよびその半合成的に製造された誘導体の
若干は、著しい生理的および治療活性を有し、#に、こ
れらは毛細血管破裂性および(tたは)透過性を減少し
、°シかも抗炎症作用を有することは既知である( B
urgarのメデイエータ・ケミストリー(Media
inal Chemistry )、第4服第3m、1
258頁〜1259頁、uanrr@aWolff編、
ジョン・ワイリー、ニューヨーク駐〕(フランス特許出
m第7,329,235号および同第2,183.61
2号明細書、米国特許第5.810,896号明細書)
冠状拡張性を備える他の誘導体も、また記載されている
(米国特許第3,002,979号明細書)。
最後に、数種の半合成ヘスペレチン化合物は知られてお
り、シかも食品および食餌療法学の科学においてその用
途を見いだしている(米国特許第3,976,790号
明細書)。
本発明者は、新規な構造の成る種の2−(ピペラジニル
)−2−オ中ソエチレンー置換フラボノイド誘導体が、
非常に有利な薬理性を備えることを今や見いだした。事
実、本発明の化合物は、静脈不全症による障害に伴う生
化学的メデイエータ−に作用する。さらに、生体内試験
中に、本発明の生成物は浮腫の形成に関して、非常に実
質的な組合作用を示した。
本発明の主題は、さらに特定的には一最式■〔式中、−
Aは単結合または二重結合を表わし、−R1およびR3
は、同一または異なってもよく、各々水素原子、式 %式% (式中、”4は1個〜5個の炭素原子を有するアル中ル
基を表わす) のアルコキシカルボニル−メチレン基または式WRツ (式中、nは0または1に等しく、かつ同一または異な
ってもよいR5、R6およびR,は各々水素またはハロ
ゲン原子、水酸基、トリフルオロメチル基、1個〜5個
の炭素原子を有する低級アル中ル基または1個〜5個の
炭素原子を含有するアルコ苧シ基を表わし)、 −R2は水素原子、式−CH2C02R4のアルコ午り
カルボニルーメチレン基、式Wの基またはグリコクド結
合によって結合している酸素に結合しているβ−グルコ
ースあるいはルチノース分子を表わし、但し、R1また
はR2あるいはR3の少なくとも何れかは常に式Wの基
を表わす〕 の2−(ピペラジニル)−2−オ午ソエチレンー置換フ
ラボノイド誘導体およびその医薬的に許容し得る無機酸
または有機酸との付加塩である。
また、本発明の主題は、 中 アルカリ金属の酸性無機塩の存在下に極性窒素含有
有機溶媒中において温度80℃〜120℃で式l の化合物ジオスミンと、−最式1aおよびlb(式中、
R4お工びWは式■におけると同じ意味を有する) の化合物を含む弐璽の塩化アル午ルとを、反応させ、 一ヒ)  式faの化合物については、−最式■(式中
、R4は式■について紡記の意味を有する) の化合物を得、 この化合物を濃厚無機酸の存在下および温度35°C〜
55℃において、 酸加水分解に供して、式V IJl”1 の化合物を形成し、次いでこの化合物を−(1)塩基性
窒素含有有機溶媒中においてかつ室温で無水酢酸による
アセチル化に供して、式■I の化合物を形成し、 この化合物と一最式■ (式中、n 、 R5、R6お工びR,は式lについて
と同じ意味を有する) のtペラジン誘導体とを、低分子量第3アミンおよびク
ロロヤ酸エチルの存在下温度0°C〜20°Cにおいて
反応させて、一般式■ C式中、n5R5、R6およびR1は前記の意味を有す
る) の化合物を形成し、 次いで、この化合物を、ジメチルホルムアミド中の溶液
において、アルカリ金属の酸性無機塩の存在下に温度8
0°C〜120℃において脱アセチルに供して、−最式
■A (式中、n、R5、R6およびR)の意味は前記のもの
と同一である) の化合物を形成し、 この化合物を一般弐厘の化合物と縮合させて、−最式■
8 閣 υ (式中、n、R5、R6およびR?は前記の意味を有し
、かりR2は式−CH2CO□R4のアルコ午りカルボ
ニルメチレン基または式Wの基を表わす)の化合物を形
成するか、 一1九【 (Ill  1個〜5個の炭素原子を含有するIllま
たは第2アルコールを用いて、無水媒質中で温度80〜
110℃において、かつI)−)ルエンスルホン酸の存
在下にエステル化して、−最式■(式中、R4は式■に
ついてと同じ意味を有する)の化合物を形成し、 この化合物を −(a)  一般弐1bの塩化アルキルと反応させて、
−最式1c (式中、Raは式Wの基を表わす) の化合物を形成するか、 −あるいは(b)式[aの塩化アルキルと反応させて、
−最式X (式中、R4は式Iについて前記の意味を有する)の化
合物を形成し、 この化合物を一般式1bの化合物と縮合させて、一般式
rD (式中、n s R4、R5、R6およびR,の意味は
前記と同一である) の化合物を得る恋、 一五五二≦tot  式[bの化合物tcついては、−
最式■8 べ も 磯 (式中、” s RISN R6およびR1は、式夏に
ついて記載された意味を有する) の化合物を得、 次いで、この化合物をナリンイナーゼ (naringinase )による酵素加水分解に供
して、一般式■2 (式中、n、R3、R6およびR7拡式Iについて記載
の意味を有する) の化合物を形成し、 次いで、この化合物をβ−ゲルコクダーゼ(β−glu
cosidas・)による酵素加水分解に供して、−最
式fAの化合物を形成し、 次いでこの化合物を一最式厘の化合物と縮合させて、−
最式IBの化合物を形成するか、あるいは、 (Ill  −最式l (式中、Aは式■についてと同じ意味を有する)を一般
弐1bの化合物の適当量と反応させて、−最式■。
田 蕃 ○=0 (式中、AN ” % R5、R6およびR,は−最式
■において記載の意味を有し、かつR3は一般式1bの
化合物の匣用量がほぼ等モルの場合水素原子を表わすか
またはアルキル化を一般式1bの塩化アル中ルの量の少
なくとも2倍で行った場合は式Wの基を表わす) の化合物を形成し、 次いで、−括して式■の化合物を形成する式■4〜I、
の化合物を、望むならば、医薬的に許容し得る有機eR
1たは無a酸をもって塩とすることを特徴とする、−最
式■の化合物の製造方法でもある。
化合物へ〜IFの製造方法は、式/161〜肩3のプレ
ートにおいて具体的に示される。
閑 −最式■の化合物と付加塩を製造するための医薬的に許
容し得る酸の中には、塩酸、リン酸、フマル酸、クエン
酸、シュウ酸、硫酸、アスコルビン酸、酒石酸、マレイ
ン酸、マンデル酸、メタンスルホン酸などを挙げること
ができる。
−最式zbの化合物は、塩化クロロアセチルにより、−
最式■のピペラジン誘導体のアミド化によって製造でき
る。この反応は、ジクロロメタンのような塩素化された
有機溶媒中で温度0℃〜20℃において行われる。
本発明の化合物は、著しく有利な薬理的および生物学的
性質を有する。さらに、これらの付加塩は非常に水溶性
である。従って、これらは注射可能な薬剤の製造に有利
に使用できる。
生体内で行われた種々の試験から、本発明の化合物は、
非常に強力な抗浮腫活性を有することが分かる。また、
生体外試験から、本発明の化合物は炎症反応に関して著
しく有利な保護作用を示すことも見いだされた。
酸素代謝産物は、脈管レベルおよび攻撃に関して組織お
よび細胞レベルの両者において、組織炎症反応に関与す
ることが知られている[ Bruce ラ、ラボラトリ
−・インベステイr−ジョン(Lab。
工nv、 )、1982.47、(5)、412負〜4
26員〕。本発明の化合物で行われた薬理試験から、後
者は細胞外媒質中において酸素含有遊離基の発生を阻害
することが分かる。また薬理試験の結果から、本発明の
化合物は、環状層の分解に関して阻害活性を有し、かつ
、他のホスホジェステラーゼ阻害剤[Lehmeyer
 、 J、L、JOklnSOnsR,B、クリニカル
・イミュノロジイーφアンド・イミュノパソロゾイー(
C11n、工mmuno 1.工mmuno−path
o1. ) 1978.9.482負〜490員〕と同
様に多形細胞白血球による炎症反応のメデイエータ−の
放出の減少を誘発することも分かる。
浮腫および組織炎症は、静脈不全症の発現であル〔アル
シイーデ・エーテルナショナレ・デ・ファルマコデイナ
ミイー・工・デテラビイー(Arch。
工nt、 Pharmacodyn、 Ther、 )
、(1981)、254.168頁〕および7レボロゾ
ー(phxebology ) 85、Nergus 
D 、およびJantlSt G s編、1981、L
ibbey J、、gyトン、パリ所在〕。
従って、本発明の化合物は、種々の脈管状態の治療およ
び特に下肢の機能性および基質慢性静脈不全症、下肢の
浮腫、痔疾などにその用途を見いだしている。
本発明の化合物は、非常に低毒性の物質である。
事実、経口投与後、ラットおよびマウスにおいて認めら
れたLD60は1,600IIg・kg−1より大であ
る。
また、本発明は、有効成分として、−最式■の少なくと
も1mの化合物または医薬的に相容性の無機酸または有
機酸とのその塩の1種を1種またはそれ以上の不活性か
つ適当な付形剤と組み合せて含有する医薬組成物にも及
ぶ。
それによって得られた医薬組成物は、例えば錠4ノ 剤、糖剤、硬質ゼラチカプ令ル、軟膏または局所投与に
適した他の医薬製剤、層剤、注射可能液剤または経口服
用される液剤のような種々の形態で有利に提供される。
用量は、患者の年齢および体重、状態の性質および重度
およびまた投与経路によって広く変わり得る。概して、
単位用量は、50ダ〜500!vの範囲であり、しかも
ヒト治療に使用し得る日用量は509〜11の範囲であ
る。
好ましい投与経路は経口tiは非経口経路である。
示された限定なしに示された下肥の例は、本発明を具体
的に説明する。
融点は、ンクロケy 9− (m1cro −k6fl
er )手法によって測定した。
例  1 7ラボン 工程A 無水ジメチルホルムアミド250dおよび次いでクロロ
酢酸エチル215mmojを、110℃の油浴上で攪拌
しながら窒素下にジオスミン50mmoJおよび炭酸水
素カリウム52−5 m modに加える。非常に不均
質な反応混合物は、経時的に一層明澄になり、反応を1
10℃に3時間手続ける。
冷却した後、反応媒質を焼結ガラス上でろ過し、次いで
ロータリーエバポレーター中およびベーンポンプにおい
て蒸発乾固して、ゲル化した外観を有する残留物を得た
収率:100%。
工程B 前工程の残留物を、濃(11N)塩酸3QQmjK溶解
し、次いで50℃の油浴上で攪拌する。
非常に暗色の反応媒質は、沈殿し始める。晶析を室温に
おいて続け、次いで混合物を焼結ガラス上でろ過する。
洗浄液が中性になるまで、沈殿を数回水洗し、真空下で
乾燥し、乳鉢中で摩砕し、次いでベーンポンプにおいて
50℃で乾燥する。
収率ニア8ts。
工程C メチン 前工程で得られた@(14,1g)およびp−トルエン
スルホン酸0.7.9l−fi水アルコール20Od中
で混合し、媒質を窒素下および攪拌下に100℃におい
て5時間還流させる。次いでエタノール100N11を
加え、次に混合物を室温において一夜放置する。
収率:89%。
4−トリメトキシフェニル)−メチル〕ピペラジイー ジクロロメタン中の塩化クロロアセチル(合計115m
moj)の溶液を水浴中で冷却している、ジクロロメタ
ン2004中の4−((2,3,4−トリメトキシフェ
ニル)メチル〕ピペ2ジン115mmoJの溶液に15
分間に滴加する。攪拌をさらに15分続け、次いで反応
媒質を氷冷水中に注ぎ、炭酸水素ナトリウムでF!48
にアルカリ性にし、次いでジクロロメタンで抽出する。
有機相を水洗し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、次い
でロータリーエバポレーター中で次いでベーンポンプで
蒸発乾固する。
収率:100%。
工旦l 無水ジメチルホルムアミド50JIIjを、窒素下にお
よび攪拌しながら110℃において、3’−o−(エト
キシカルボニルメチル)ジオスメチン20mmojおよ
び炭酸水素カリウム30 m mo’jに加える。有機
化合物の溶解後、1−(1−クロロアセチル)−4−(
(2,3,4−)リーメトキシフェニル)メチル〕ピペ
ラゾン24 m molを加える〇反応を2時間続ける
反応溶媒を減圧下に蒸発後、得られた残留物を、アセト
ン約75auに溶解化し、次いで溶液を放置して晶析さ
せる。形成された結晶をろ過によって単離し、次いでジ
クロロメタンおよびアセトン(4: I V/’V )
の混合物を溶離溶媒として用いて、シリカ〔メルク(M
erck ) 93851” ]のカラムで精製して、
1N7−(2−(4−[(2,3,4−トリメトキシフ
ェニル)メチル〕−1−ピペラジニル)−2−オキソエ
トキシヨー5−ヒドロキシ−4′−メトキシ−3’−(
2−エトキシ−2−オキソエトキシ)−フジボンを得る
収率:59%。
融点:103’O〜104°C0 元素分析二 CHN 実測値% 62,02 5.88 4.24計算値チ 
62.42 5,82 4.04質量スペクトル: 質量スペクトルを、化学イオン化脱着(NH3)、源温
度175℃、フィラメント加熱7 mVsにおいて50
mA〜650 mAにより生成した。
693 w’z CM+H]” (100% ) ; 
607 m/ls ;525 n7z ; 511 r
rv’Z ; 387 rriz ; 309rn/z
 ; 267 rv’z ; 181 m/z 。
7−[2−(4−((2,3,4−)リメトキシフェニ
ル)−メチル)−1−ピペラジニル)−2−オキンエト
キシ〕−5−ヒドロキシ−4′−メトキシ−3’−< 
2−エトキシ−2−オキソエトキシ)7ラボンモノホス
フエートを製造するために、テトラヒドロフランとジク
ロロメタンとの混合物に溶解した塩基1mmojをI 
N リン酸等モル量で塩にした。
水溶解度: 1581//l。
例  2 シー2−オキソエトキシ)−4′−メトキシフラボン 工程A 無水ジメチルホルムアミド35ONを110°Cにおい
て攪拌しながら窒素下に3’−0−(エトキシカルボニ
ルメチル)ゾオスメメチン100 mmogおよび炭酸
水素カリウム120mmozに加える。
有機化合物の溶解後、クロロ酢酸エチル400mmol
を加える。反応を3時間続ける。次いで反応媒質を冷却
し、次に結晶形成を観察する。室温において24時間後
、反応媒質を水で希釈し、次いで焼結ガラス上でろ過す
る。結晶をエタノールで洗抄し、次いでベーンポンプで
乾燥する。
収率:90チ。
工程B 無水ジメチルホルムアミド350117を110℃にお
いて窒素下に攪拌しながら、前記に得られた乾燥残留物
96 m m6jおよび炭酸カリウム480mmojに
加える。有機化合物の溶解後、1−(1−クロロア+チ
ル)−4−((2,3,4−)リメトキシフェニル)メ
チル〕ピペラゾン105mm0jを加え、次いで攪拌を
約2時間手続ける。
冷却後、反応媒質を焼結ガラス上でろ過し、次いで蒸発
乾固する。残留物を、ジクロロメタンとメタノール(9
6: 4 V/’I )との混合物を溶離溶媒として用
いて、シリカ〔メルク(Merck ) 9385■〕
のカラム上でエタノール中で再結晶し、次いでメタノー
ル中で再結晶することによって逐次精製する。
ジオスミンに関する総括収率:42チ。
融点二86°C〜88℃。
元素分析: CHN 実測値’!6 61.24 6.05 3.82計算値
’4 61,69 5,95 3.60質量スペクトル
: 質量スペクトルを、化学イオン化説着(皿。)、源温度
175℃、フィラメント加°熱7111A/Sにおいて
50mA〜650 mAにより生成した。
779 ra/z CM◆HE” (100チ) ; 
693 w’z ;615 rn/z ; 473 r
riz ; 309 rn/ls ; 267rry’
z ; j 81 rriz −ジクロロメタンに溶解
した相当する塩基を、1Nエタノール性塩酸の適当量で
塩にすることによって、5−(2−(4−((2,3,
4−トリメトキシフェニル)メチル)−1−ピペラジニ
ル)−2−オキソエトキシ] −7、3’−ビス(2−
エトキシ−2−オキソエトキシ)−4′−メトキシ7ラ
ボン塩酸塩を製造しな。
水溶解度: 1631//l。
例  3 ジフェニル)メチル〕−1−ピペラジエルi2キシ7ラ
ボン7−ラムノグルコシド ジオスミン195mmojおよび炭酸水素カリウム25
3.5 m moJを窒素下に攪拌しながら100°C
において無水ジメチルホルムアミド800I!Ljに懸
濁する。次いで、ジメチルホルムアミド175dに溶解
した1−(1−クロロアセチル)−4−C(2,3,4
−)リメトキシフェニル)メチルコピペラジン253−
5 m molを加え、次に反応をこの温度において3
時間続ける。冷却後、反応媒質を焼結ガラス上でろ過す
る。ろ液を水で希釈し、次いで酢酸エチルで4回抽出す
る。酢酸エチルをデカンテーション後に除き、次いでろ
液を、水で飽和したn−ブタノールを用いて5回抽出す
る。
をn−ブタノール/水(5: I V、AI )混合物
で吸収する。これによって形成した水性アルコール溶液
を、次いで濃縮し、次に室温において一夜放置する。形
成された結晶を前記の条件下に、n−ブタノール/水混
合物において再結晶し、次いで純n−デタノールで洗浄
し、その後シクロヘキサンで洗浄する。
収率:出発ジオスミンに関して65チ。
融点:184°C〜186℃。
元素分析: CHN 実測値チ 57.71 5,96 2.83計算値チ、
57,76 5.95 3.06質量スペクトル: 質量スペクトルを、化学イオン化説着(NT(3)、源
温度175℃、フィラメント加熱7 mA/sにおいて
50 mA〜65 Q mAにより生成した。
915 m/++s (M+H)” ; 736rr¥
’z z 607 m7/z(100%); 526m
/z ; 308nmz ; 267m/z ; 18
1 rv’z ; 164 rn/z ; 146 W
’z ;129m/g。
メタノールと酢酸エチルとの混合物に溶解した相当する
塩基を、1−酒石酸の適当量で塩にすることによって、
3’−[21((2,3,4−)リメトキシフェニル)
メチルツー1−ピペラジニル)−2−オキソエトキシ)
 −4’−メトキシ−5−ヒドロギシフラボン7−ラム
ノグルコシド半酒石酸塩を製造した。
水溶解度:20oy/l。
例  4 3’−[:2− (4−[(2,3,4−)リメトキシ
フェニル)−メチルツー1−ピペラジニル)−2−オキ
ソエトキシ) −4’−メトキシ−5−ヒドロキシフラ
ボン7−ラムノグルコシド酒石酸塩、例3の化合物39
 m modを蒸留水11に溶解する。
この溶液を、0.5N塩酸によって−4に調節し、次い
で40℃KL、次にナリンギナーゼ(nari郡部e)
1.2gCシグマ(Sigma’) N 1385 )
を加える。この温度において2時間攪拌後、反応を停止
する。
反応媒質を、ジメチルホルムアミド200 mlで処理
し、分液漏斗に移し、次いで沈殿が明瞭になるまで水性
重炭酸塩でアルカリ性にする。水で飽和したn−ブタノ
ール6001nlで抽出を3回行へ次に400 all
で2回抽出する。デカンテーション後、ブタノール相を
一緒にし、次いで蒸発乾固する。残留物をメタノールに
吸収し、次いで溶解が起こるまで還流下に加熱する。こ
れによって形成された溶液を室温において24時間放置
する。形成された結晶を、ろ過によって分離し、次いで
真空下に45℃で乾燥する。
収率ニア9チ。
融点=132℃〜164℃。
元素分析: CHN 実測値チ 56.64 5,89 3.33計算値% 
 56.54 6.03 3.47質量スペクトル: 質量スペクトルを、正モードのFAB源、入射がスフリ
プトン、エネルイー7keV、マトリックスグリセリン
によって生成した。
769 m/z (M+H:l” ; 767 nmg
;737 rv’z ;607 rn/rr ; 58
9 r¥’z ; 427 ra/z ; 301y1
7’z 。
リン酸の適当量を、3’−(2−(4−((2゜3.4
−)リメトキシフェニル)メチル)−1−ぎペラジニル
)−2−オキソエトキシツー4′−メトキシ−5−ヒド
ロキシフラボン7β−グリコシドを含有するアセトン溶
液に添加後、3’−(2−(4−C<2.3.4−トリ
メトキシフェニル)メチル〕−1−ピペラジニル)−2
−オキノエトキシ) −4’−メトキシ−5−ヒドロ上
シフ2ボンフβ−グルコシド−燐酸塩を製造した。
水溶解度”、43g/l。
例  5 3’−2−4−、,4−)リメトキシ フェニル)メチル)−1−ビペ;ysPニル −2−オ
キソエトキシツー4′−メトキシ−5,7−”/ヒプロ
セスA 例4の化合物20 m nolを、室温においてアセト
ンと水との混合物<VV) 30 o y中で攪拌する
次いで、規定リン酸水溶液20117および水200―
を加える。溶解が完了するまで、水浴上で混合物を攪拌
し、次いでアセトンが完全に留出するまで、ロータリー
エバポレーター中で濃縮する。−3,5の残留水溶液を
水で希釈して、最終体積11!およびpH3,95を得
、次いで37℃にする。次に、β−グルコシダーゼ(β
−glucos1daae ) (シグマ(Sigma
[F])IIIG8625.7.1 u/ダ〕550I
I9を加え、次に反応をこの温度において攪拌しながら
48時間進ませる。
反応混合物を、水性重炭酸塩を加えるととKよってpH
7にし、次いで水性n−デタノール(8oOIRE、 
400RI、 30 QaJ)で抽出する。−緒にした
ブタノール相を、セライトを通して清遊化し、さらにデ
カンテーション後蒸発乾固する。
残留物を、ジクロロメタンとアセトンとの混合物(V/
Y)を溶離溶媒と叫て用いて、シリカ〔メルク(Mer
ckcB)) 9385 ]のカラムで精製する。
収率ニア7チ。
プロセスB 工程A 例1の工程Bにおいて得られた酸7.5 m mojを
、ピリジンと無水酢酸との混合物<V、AI) 201
j中において加熱することKよって可溶化する。反応混
合物を室温において48時間放置し、次いで水を加え、
次に混合物をジクロロメタンで抽出する。
水洗、無水硫酸ナトvhム上の乾燥およびろ過後、残留
物を蒸発後に回収し、メタノール中で晶出して純粋な予
期された生成物を得る。
収率:60%。
前工程で得られた化合物2 m modを、水浴中でジ
クロロメタン60IIlに懸濁する。次いで、トリエチ
ルアミン2 m mozおよびクロロイ酸エチル2mm
ojを加える。0℃において40分後、4−((2,3
,4−)リメトキシフェニル)メチルコピペラジン2 
m matを加える。反応媒質を室温において45分攪
拌し、次いでこれを洗浄し、次に蒸発乾固して、予期さ
れた化合物を得る。
工程C 前工程において得られた化合物を、ジメチルホルムアミ
ドdQtnl中で可溶化し、次に窒素下に炭酸水素カリ
ウム6 m mojの存在下100℃において14時間
攪拌する。冷却後、媒質をろ過し、次いで蒸発乾固して
、予期された化合物を得る。
総合収率:40%。
融点=200°C〜202℃。
元素分析: CHN 実測値チ 63.41 5,63 4.59計算値チ 
63.36 5.65 4.62質量スペクトル: itスペクトルを、化学イオン化説着(NH3)、源温
度160℃、フィラメント強さ250μ人によって生成
した。
607 mHz [:M+H]” ; 441 mHz
 ; 427 mHz ;425 mHz ; 509
 mHz ; 307 mHz ; 301m/z ;
 267 rn/z ; 181 rn/z。
テトラヒドロフランと水との混合物に溶解した3’−[
214−(2,3,4−)   リ  メ  ト キ 
シ フェニル)−メチル) −1−ヒ<シソニル12−
オキンエトキシ〕−4′−メトキシ−5,7−シヒドロ
キシ7ラボンをメタンスルホン酸で塩にすることによっ
て相当するメタンスルホン酸塩を製造した。
水溶解度:651//l。
例  6 7ラボン 無水ジメチルホルムアミド15m1を、窒素下に例5の
化合物5 m moIIおよび炭酸水素カリウム5−2
5 m mojに加え、次いで混合物を攪拌しながら1
10°Cに加熱する。例5の化合物の溶解後、クロq酢
酸エチル2 Om molを加え、次いで反応を2時間
続ける。冷却後、反応媒質をろ過し、次いで蒸発乾固す
る。次に残留物をエタノール中で再結晶して、予期され
た生成物を得る。
収率60%。
融点=105℃〜106℃。
元素分析: C)f        N 実測値チ 62.03 5.90 3.96計算値チ 
62.42 5,82 4.04質蓋スペクトル: 質量スペクトルを、化学イオン化説着(NH3)、源温
度175℃、フィラメント加熱7 mA/s において
50mA〜650 mAによって生成した。
593 mHz (M+H:l” t 511 m/Z
 p 267 m/Z pl 8 j mHz − リン酸の適当量を、相当する塩基の水/アセトン溶液に
加えることによって、3’−(2−(4−((2,3,
4−トリメトキシフェニル)メチル〕−1−ビペラゾニ
ル)−2−オキンエトキシ〕−4′−メトキシ−5−ヒ
ドロキシ−7−(2−エトキシ−2−オキンエトキシ)
7ラボン燐酸塩を製造した。
水溶解度: 39.51/11゜ 例  7 無水ジメチルホルムアミ)”15ゴを、窒素下に攪拌し
ながら110℃において、例5の化合物5mm0lおよ
び炭酸水床カリウム6 m ylolに加える。
次いで、ジメチルホルムアミドに溶解しfci−(1−
クロロアセチル)−4−C(2,3,s〜トリメトキシ
フェニル)メチルコピペラジン6mm0jを加え、次に
反応を3時間続ける。冷却後、反応媒質をろ過し、蒸発
乾固し、次いでアセトンとジクロロメタンとの混合物(
2: 1 ’IIV )を溶離溶媒として用いてシリカ
カラム〔メルク(Merck@) 9385 )上でり
はマドグラフィーによって精製する。
収率:60%。
元素分析: CHN 実測値f6 61.25 6.05 5.85計算値%
” 61,30 6,33 5.96臀H2O3優に補
正。
質量スペクトル: 質量スペクトルを、正IPAB源、入射ガスクリゾトン
、エネルf  7 eV s マトリックスグリセリン
によって生成しな。
913 m/z (M+H)” p 733 m/lx
 p 607 ny’g 。
アセトン/水混合物に溶解した相当する塩基を、リン酸
によって塩にすることによって、7.3’−ビスC2−
(4−CC2,3,4−トリメトキシフェニル)メチル
)−1−f4jシェル)−2−オキソエトキシツー5−
ヒドロキシ−4′−メトキシ7ラボンニ燐酸塩を製造し
た。
水溶解度:221.9/l。
例  8 ヘスペレチン120 m modを、無水ジメチルホル
ムアミド500d中の炭酸水素カリウム132mmoj
の存在下に110°Oにおいて窒素下に攪拌する。ヘス
ペレチンの溶解後、ジメチルホルムアミド100dに溶
解した1−(1−クロロアセチル)−4−((2,3,
4−トリメトキシフェニル)メチル〕ピペラゾン126
mmoJを加え、次いで攪拌を110℃において2時間
続ける。
冷却後、反応媒質を焼結プラス上でろ過し、次に蒸発乾
固する。
乾燥残留物をジクロロメタン600dに溶解し次いで室
温において1時間放置後セライト上でろ過する。次いで
ろ液を、ジクロロメタンとメタノールとの混合物(97
,5: 2.5ηヤ)を溶離剤として用いて、シリカ〔
アミコン(Aai c on ’3’ )84068)
のカラム上で精製する。
収率:49%。
元素分析: CHN 実測値%  62.78 6.07 4.54計算値1
 63.15 5,96 4.60質址スペクトル: 質量スペクトルを、化学イオン化脱着(NH3)、源温
度175℃、フィラメント加熱7 mA/sにおいて5
0mA〜60mAによって生成した。
6’09 m/z (M+H)” ; 325 vv’
z p 509 rv’z *303 m/z ; 2
67 m/z ; 181 m/ss。
メタンスルホン酸の適当量を、前記塩基の水/アセトン
溶液に加えることによって、7−(2−(4−[(2,
3,4−トリメトキシフェニル)メチルツー1−ピペラ
ジニル)−2−オキソエトキシ) −5、3’−ジヒド
ロキシ−4′−メトキシフラバノンメタンスルホン酸塩
を製造した。
水溶解度:1.41/l。
例  9 例7に記載の方法によるが、1−(1−クロロアセチル
)−4−ベンジルピペラジンを、1−(1−クロロアセ
チル)−4−((2,3,4−トリメトキシフェニル)
メチルコピペラジンの代わりに用いて、この化合物を製
造した。
収率:(ジオスミンに関して)25%。
元素分析: CHN 実測値チ 68.65 5.95 7.20゜計算値%
 68.84 6.05 7.65プロトン核磁気共鳴
スペクトル(400MHz −溶媒CDCj3 ) : 2.5 Ppms !!t 8 H; 3.58 pp
m+ se 2 H; 3−6 PilmsBe 2 
Hz 3.7 pp第5 me 8 H* 4.OPP
me Be 3 He4−81)I)m、  旦−2H
z  4.87 ppm、  Eie  2H;  6
.4ppme 4e I Hp 6・6 pPmm t
a 2 Hp 7・OppmeシI T(; 7.32
 ppm+ me 10 )I ; 7.45 ppm
+ d、1 )1;7.6 ppm、4e I He 
12−8 ppm−I He交換可能。
例10 例6に記載の方法により、3’−[2−(4−〔(2−
クロロフェニル)メチル)−1−ピベラゾニル)−2−
オキソエトキシ) −4’−メトキシ−5,7−シヒド
ロキシフラボンからこの化合物を合成した。後者の化合
物は、1−(1−クロロアセチル)−4−[(2−クロ
ロフェニル)メチルコピペラジンによるゾオスメチンの
アルキル化によって得られた。
収率:(ジオスミンに関して)27%。
プロトン核磁気共鳴スペクトル(4Q Q MHz −
%媒CDCj3 ) ; 1.2 ppmt  5.3H;2.5〜3.58 p
pmt ff!l 8H; 3.58ppm+ !、 
2H; 3.85 T)pml !、 3H; 4.2
 ppl qe 2H; 4.62 ppm+ !、 
2H;  4.76 ppm、 s、 2H; 6.2
8ppmy d、 IH; 6−43 T)pmg I
Hy 6−45 ppmm !l IHt6.9 pp
m、 d、  IH; 7.15〜7.3 ppm、 
m、 4H; 7.38ppffl# (!、 IH;
  7.45 pI)fill d、 IH; 12.
7 ppm、 IH。
交換可能。
例11 −2−オキソエトキシ] −7、3’−ビス(2−エト
キン−2−オキソエトキシ) −4’−メトキシフラボ
ン 5−ヒドロキシ−7,6′−ビス(2−エトキシ−2−
オキンエトキシ) −4’−メトキシ7ラボンと1−(
110ロアセチル)−4−ペンシル−ペラジンとを縮合
させることによって、例2に記載の方法により、この化
合物を製造した。
収率:37%。
元素分析: HN 実測1に% 64.68 5.62 3.85計算値%
 64,53 5,85 4.07プロトン核磁気共鳴
スペクトル(400MB2.− 溶媒CDCj3) : 1−23 ppmm 3p 6’に’1p 2−35 
pl)ml ff+、 4Ht 3−55〜3.70 
ppm+ me 4H; 3.42 ppm+ 8.2
H: 3.9 ppm。
se 3H; 4.22 pl)ml qe 4Ht 
4.62 ppmt 1!、 2H;4.70 pI)
ml se 2H; 4.80 ppff+、 8.2
H; 6.43 ppm。
!l IH;6−5 ppm+ (112Hp 6−9
2 pplne (!l IHt 7.2ppm* m
e 5H,7−25ppffl+ d+ IHy 7−
48 ppm+ ’l*1a。
例12 シ] −7、3’−ビス(2−エトキシ−2−オキソエ
トキシ) −4’−メト中シー7ラボン5−ヒドロ中シ
ー7.6′−ビス(2−エトキシ−2−オキソエトキシ
) + al−メト中シフラボンと1−(1−クロロア
セチル)−4−[(4−クロロフェニル)メチルコピペ
ラジンとを縮合させることによって例2に記載の方法に
より、この化合物を製造した。
収率:33%。
元素分析: CHN(J 実測値% 61.19 5.20 3.65 5.23
計3I値% 61.45 5.44 3.87 4.9
0買量スペクトル: 實菫スペクトルを、化学イオン化吸着(NH3)、源温
度150℃、エネルイ−70eVKよって得た。
723 m/z rM+H)” ; 637 m/r、
 ; 597 m/z ; 513m/z; 485 
m/r、; 473 m/z; 269 m/z; 2
53 m/zt239 m/z、 211 m/z; 
142 m/z; 125 m/z 。
プロトン核磁気共鳴スペクトル(400MHz −済媒
CDCj3 )。
1.25 ppmt At 6H; 2.35〜3.5
5 ppmt me 4H;2.30〜3.70 pp
m、 m、 4)1; 3.45 ppm、 I!、 
2H;3.9 p])l !13H; 4.22 pp
me q+ 4H; 4.60 ppIL51* 2H
s 4−70 ppffle 墾12H: 4−80 
pplne Be 2H;6.45 ppmt !# 
2H; 6.5 pp111+1 (!、 2Ht 6
.92 ppm*’4e IHy 7−3 ppma 
(II 11L 7−3 ppm、 mu 4Hp 7
.48ppm e仝膠IHO 例16 5−ヒドロキシ−7,3′−ビス(2−エトキシ−2−
オキソエトキシ)−4’−メトキシ7うざンことによっ
て、例2に記載の方法により、この化合物を製造し喪。
収率:25%。
元素分析: HN 実測値% 64.18 5,67 3.66計算値% 
64.95 6.02 3.99プロトン核磁気共鳴ス
ペクトル(4Q Q MHz −酊媒C乃3)。
1.30 ppm、 !、 6H; 2.30 ppm
、!!t 3H; 2.40−3.60ppm、 m、
 4H; 2.40〜3.751)pm、 m、 4H
; 3.45ppffls !$ 2)!; 3.95
 ppHi 3H; 4.30 ppme C154H
; 4.70 pp第5 as 2H; 4.75 p
pmt !!e 2a; a、85pT’me qe 
2at 6−50 ppm、 住s IHt 6−60
 pp+n+ 4@2H; 7.00 pp!!1. 
d、 IH; 7.1 ppm、 m、 4H; 7.
30pplns Qe IH; 7−55 ppme 
(4+ IH。
例14 ラボン 5−ヒドロ中ンー7,3′−ビス(2−エトキシ−2−
オキソエトキシ) −4’−メト中シフラポンと1−(
1−/ロロアセテル)−4−フェニルピペラジンとt−
縮合させることによって例2に記載の方法により、この
化合物を製造した。
収率:60%。
元素分析: HN 実測値% 63.79 5,37 4.09計算値% 
64,09 5.68 4.15プロトン核磁気共鳴ス
ペクトル(400Maz−溶媒CDCL3)。
1.31)pml !l 6H; 3.15〜3.75
 ppmt ffl、 4H;3−15〜3−95 p
pmp m、4J 3−95 ppmp !、3B。
4.3 ppm、 q + 4Ht 4−6 ppmt
 gt 2Hz 4.65 ppm1 巨t2Hp 4
.90 ppm、 s、 2H,6,50ppm、 d
、 IH; 6.55ppm、d−IH;6−651)
pm、 4− IHy 6−85〜7−7−20pI)
 ff1l 5Hニア−Oppmt dr IH;7−
3 ppm、4+ 1a;7−55 ppm、d、IH
例15 3’−0−(エトキシカルボニルメチル)ジオスメチン
と1−(1−クロロアセチル)−44(4−クロロフェ
ニル)メチルコピペラジンとを例1に記載の方法によっ
て縮合させることにより、この化合物を製造した。
収率:84%。
元素分析: CHN   Cf 実測値% 62.02 5.1(S  4.38 5.
62計算値% 62.22 5.22 4.40 5.
56プロトン核磁気共鳴スペクトル(400MH7,−
浴媒C渾3)。
813H; 4.22 pp第5 qS 2H; 4.
8 ppmt as 4H;6.35 ppm、 d、
 IH; 6.551)P(11,8,1B、 6.5
5 ppm。
d、 IH;  7.30 ppmt m、 4H; 
7.35 ppme qe  IH;7−60 ppm
y d、 IH; 12−8 ppm−IEy、交換可
能。
例16 −2−オキンエトキシ〕−5−ヒドロキシ−4′−メト
キシ−3’−(2−エトキシ−2−オキンエトキシ)フ
ラボン 3’−0−(エトキシカルボニルメチル)シオスメチン
と1−(1−/ロロアセチル)−4−ペンシルピペラジ
ンとを例1に記載の方法によって縮合させることにより
、この化合物を製造した。
収率:86%。
元素分有: HN 実測値% 65,44 5,52 4.91計算値% 
65,77 5.69 4.65プロトン核磁気共鳴ス
ペクトル(40Q MH7,−%媒CDσ3)。
1.30 ppme 3* 3H; 2.5〜3.55
 ppmt In、 4H; 2.5〜3.65 pp
fL ff1y 4H; 3.55ppm+ 住12H
; 4.Oppffllat 3H;4.3 pp”#
 qy 2Hp 4.8 ppm、 8.4H:6.3
5ppfn+ (!、 IH; 6.55 ppme 
d、IH; 6.55 ppme 511Hニア、Op
pm1 d、 IHニア、3 ppmt 10.5Ht
 7.35ppmed* IH; 7.6 ppme 
ci、 IH; 12.8 ppfn+ IHt  交
換可能。
例17 ドロキシフラボン 7−ラムノグルコシド例6に記載の
方法により、ジオスミンと1−(1−クロロアセチル)
−4−ペンシルピペラジンからこの化合物全製造した。
収率ニア0%。
融点:214°C〜217℃。
元素分析: HN 実測値% 59,63 5,98 3.38計算値% 
59,70 5.87 3.40質量スペクトル: スペクトルを、正お゛よび負モードで2M源、入射がス
フリプトン、エネルギー8keV 、マトリックス グ
リセリン/チオグリセリン(1:1)で生成した。
FAB” : 825 m/z [M+H]” p 8
23 m/z; 733 m/z;679 m/r、;
 661 m/7−1” 517 m/r、; 91m
/z 。
FAB−:  824  m/z  [M)−−p  
823  m/r、  809  m/z;663 m
/vs 621 m/z; 607 m/z; 515
 m/z; 299 m/r、。
例18 例6に記載の方法により、ジ′オスミンと1−(1−ク
ロロアセチル)−4−r(2−クロロフェニル)メチル
〕tペラジンからこの化合物全製造した。
収″4:64%。
融点:200℃〜222℃。
元素分析: CHN   C1 実測値% 57.42 5.42 3.14 4.29
計算値% 57.31 5.51 3.26 4.13
質量スペクトル: スペクトルを、正および負モードで、入射がスフリプト
ン、エネルギー8ke■、マトリックスグリセリン/チ
オグリセリン(1:1)によって生成した。
FAB” : 859 m/z [M+H:]” 、e
 713 m/z、 551 m/z。
147 m/z、”  125 m/z;FAB−: 
858 m/r、 CM〕、−x 857 fil/J
 607 m/z;549  m/z弓 299  m
/z;  163  m/z  。
例19 3’−[2−(4−(”(4−クロロフェニル)メチル
〕−1−ピペラジニル)−2−オ中ソエトキシ〕−41
−メトキシ−5−と)IOキシフラボン7−ラムノグル
コシド 例3に記載の方法によシ、ジオスミンと1−(1−クロ
ロアセチル)−4−((4−クロロフェニル)メチル〕
ぎペラジンから出発して、この化合物を製造した。
収率:30%。
IX賞スペクトル: スペクトルを、FA13源、正および負モードで、入射
がス クリプトン、エネルW −8ksV 、マトリッ
クス グリセリン/チオグリセリン(1:1)によって
生成した。
FAB” : 859 m/z ry+H″l” p 
857 m/z; 551 m/ztFAB”” : 
858 m/z rM]、−p 549 m/z 0例
20 一ラムノグルコシド 例6に記載の方法により、ジオスミンと1−(1−クロ
ロアセチル)−4−[(4−メチルフェニル)メチルコ
ピペラジンから出発して、この化合物を製造した。
収率:56%。
質量スペクトル: スペクトルを、FAB源、正および負モードで、入射が
ス クリプトン、エネルギー8ksV、マトリックス 
ジェタノールアミンによって生成した。
FAB” : 838 m/r、 rM+H″]” p
 821 m/z、 421 m/r、;316 m/
z; 211 m/z、 105 m/z。
FAB−: 838 m/z[M]、−p 837 m
/z; 529 m/zy209111/7.0 例21 ジオスミン、!:1−(1−クロロアセチル)−4−フ
ェニルピペラジンとを縮合させることによって、この化
合物を製造した。
収率:59%。
融点:2189C〜221℃。
元素分析: HN 実測値% 58,69 5,33 3.46計算値% 
59,25 5,75 3.45質量分析法ニ スペクトルを、FAB源、正および負モードで、入射が
ス クリプトン、エネルギー8keV、マトリックス 
グリセリン/チオグリセリン(1:1)によって生成し
た。
EAB” : 811 m/z [M+H]”、FAB
−: 809 m/z; 795 m/z O薬理試験 例22 この試験は、マウスの耳にはず油をベースとする刺激爵
液で炎症を起こし、かつ経口投与された供試化合物の阻
止作用の試験にある。
試験は、平均体X18I!〜20&の少なくとも8匹の
CD、(チャールズ・リバー)雄マツスのバッチについ
て行なった。本発明の化合物は、マウス10g当たり液
体0.1都をペースとして単一用量で経管食餌によって
投与した。マウスは、摂食前2時間かつ刺激後まで食物
を与えなかったが飲料は控えなかった。
摂食60分後、各マウスをエーテルで軽度に麻酔した。
次いで刺激浴液10μlをエツペンドルフ(Eppen
dorf )ピペットによって右耳の耳介の皮膚面上に
載置し、左耳は何ら処理に供さす、対照として働いた。
次いで、動物を、ケージに移し次いで6時間後層殺した
。耳を軟骨縁に沿って切開し、直ちに秤菫した。
生成物の活性を評価するために、処理されたバッチ(m
)の耳の平均l量増加を、スチュデント検定によって未
処理対照バッチ(mc)のものと比較した。治癒活性の
指数は、式 により阻止百分率CI)を計算することによって評価す
る。
本発明の化合物は、浮腫の形成に関して、著しい阻止作
用を示した。試験の結果を第1表に示す。
第1人 例23 応の阻害 この試験に必螢な酵素抽出物をラットの脳から製造する
断頭後、脳を除き、秤量し、次いで一70℃にかいて半
時間冷凍する。水中に保ったこの標本を次に希釈し、次
いで脳1g当たり5aの割合でトリス(ヒドロキシメチ
ル)アミノメタン50mmolおよび硫酸マグネシウム
5 Q mmolを含有する50%グリセリン中で均質
化する。次いで、この標本を遠心分離する。上澄−1p
ヲアリコートに分配して、4℃において貯蔵する。
試験中に、#素抽出物を環状A1111P〔ベーりンガ
ー(Boehringer■)参照102300)、ア
ルカリホスファターゼ〔ベーリンガ−(Boehr i
ngor■)参照108138)、アデノシンデアミナ
ーゼ〔ベーリンが−(Boehringer’ )参照
102091 ]および本発明の化合物の増大量の存在
下に培養する。環状APMの分解の動力学は、25℃に
おいて分元元度法によって追跡する。アルカリホスファ
ターゼおよびアデノシンデアミナーゼの欠けた混合物を
ブランクとして用いる。光学s!腿の測定は265 n
mにおいて行われる。酪木反応の50%阻害(ICso
)に至る本発明の化合物の濃度を計算する。2棟の参照
物質のジオスミンおよびテオフィリンは、同じ方法学に
よって試験する。
第2表に見られる、この研究の結果から、本発明の生成
物は、環状AMPのホスホジェステラーゼによる分解反
応の非常に強力な阻害剤であることが分かり、しかも治
療においてその使用のil費性を確認する。事実、ヒス
タミン、ロイコトリエン、リゾソーム#素および遊離基
のような炎症の生化学的メデイエータ−の放出は、環状
AMPの細胞内濃度の増加によって阻害されることは知
られている[ Kaliner M、、Au5cen 
K、 F、 、「バイオケミカル・ファーマコロゾイ(
Biochem、 Pharmacol)J(1974
)、23.766頁〜771頁およびLehmeyer
 J、 E、 、Johnst、on R,B、 Jr
、  lクリニカル・イムノロシー・アンド・イムノツ
ヤソロシー(C11n、Immunol、Immuno
patIhol )J 、(1978)、9.482M
〜490頁〕。
本発明の生成物は、環状AMPの分解反応の阻害により
、その#@円磯良を増大し、しかも炎症の生化学的メデ
イエータ−の放出の減少に寄与する。
本発明の生成物は参照として通常使用される製品のテオ
フィリンおよびジオスミンと比較してはるかに大きい阻
害活性を有することに留意されたい。
第2我 例24 多形核白血球による遊離の生成に関する本発明の化合物
の13T能な薬力学的活性を生体外で調べた。
使用した細@そデルはラットの多形核白血球であった。
このモデルは監視できる様に遊離基を生成できる。遊離
基の生成は、その量に比例する化学ルミネセンスの測定
によって定量化された。
ヘパリン化されたラットの血液から単離された2X10
’個の多形核白血球細胞の量を、本発明の化合物の増大
する濃度(、2X 10−’ M〜2×10−” M 
)の#l液と混合する。“次いでハンクス液、■ ずイモサン(Zymosan  ) Cシグマ(S1g
me@))24250)およびルミノール(Lum1n
ol’ )r lルク(Merck ) 82007 
)の過当賞を逐次添加する。この溶液を、元から辿敞し
て保ち、次いで迅速に液体シンチレーションカウンター
に移す。
「ブランク」試料においては、多形核白血球を、等容の
ハンクス液に収り替え、しかも「対照」試料においては
、「試験化合物」の皺液をハンクス液に取り替える。同
じ試&を参照製品のジオスミンについて行った。
口対照:「対照」試料の最大化学ルミネセンCj化合物
: 「試験化合物」試料の最大化学ルミネセンス C1ブランク= 「ブランク」試料の最大化学ルミネセ
ンス 化学ルミネセンス反応の50%阻害(ICso)を生成
する本発明の化合物およびジオスミンの濃度を第5衣に
示す。
細胞外媒質における酸素含有遊離基の蓄積は、細@pよ
び組織統合性に対する脅威を表わすことが知られている
[ Bruce、 A、、ら、ラボラトリーインベステ
ィr−ジョン(Lab、 Invesc、 )、(19
82L−先1、(5)、412頁〜426頁〕。事実、
酸素代謝産物は、脈管レベルおよび攻撃に関して組織ン
よひ細胞レベルの両者において組織炎症反応に関与する
rIR素含有遊離基の形成を阻害することによって本発
明の生成物は、静脈不全症の発現である浮腫の形成およ
び保持を阻止する〔フレボロジー(Phlebolog
y ) 85、D、 NegusおよびG、Jance
c編、1986、John Libley 、ロンドン
、パリ所在)。
第3表 例25 T、M、P、M、P、F、R,400,000■ナトリ
クムカルボキシメチルデンプン     27.000
■微結晶・セルロース              6
2.000〜白色みつろう             
  ろう引に十分鉦ゼラチン            
      31.000119グリセリン     
          0.42611!7ヒドロキシプ
ロぎルメチルセルロース      7.078■ラク
リル硫酸ナトリウム            0.03
4m+9黄色酸化鉄                
  0A66■赤色酸化鉄             
     0.0551119酸化チタン      
            1.362ダポリエチレング
リコール6000        0.453 WI9
ステアリン酸マグネシウム          4.4
26■メルク                   
 6.000〜ILfE当たり

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、 −Aは単結合または二重結合を表わし、 −R_1およびR_3は同一または異なつてもよく、各
    々、水素原子、式 −CH_2CO_2R_4 (式中、R_4は1個〜5個の炭素原子を有するアルキ
    ル基を表わす) のアルコキシカルボニルメチレン基または式W▲数式、
    化学式、表等があります▼ (式中、nは0または1に等しく、かつ同一または異な
    つてもよいR_5、R_6およびR_7は各々水素また
    はハロゲン原子、水酸基、トリフルオロメチル基、1個
    〜5個の炭素原子を含有する低級アルキル基または1個
    〜5個の炭素原子を含有するアルコキシ基を表わし)、 −R_2は水素原子、式−CH_2CO_2R_4のア
    ルコキシカルボニルメチレン基、式Wの基またはグリコ
    シド結合によつて結合している酸素に結合しているβ−
    グルコースあるいはルチノース分子を表わし、但し、R
    _1またはR_2あるいはR_3の少なくとも何れかは
    常に式Wの基を表わす〕 の化合物およびその医薬的に許容し得る無機酸または有
    機酸との付加塩。
  2. (2)3′−〔2−{4−〔(2,3,4−トリメトキ
    シフェニル)メチル〕−1−ピペラジニル}−2−オキ
    ソエトキシ〕−4′−メトキシ−5−ヒドロキシフラボ
    ン7−ラリノグルコシド、特許請求の範囲第1項に記載
    の式 I に相当する化合物およびその医薬的に許容し得
    る無機酸または有機酸との付加塩。
  3. (3)3′−〔2−{4−〔(2,3,4−トリメトキ
    シフェニル)メチル〕−1−ピペラジニル}−2−オキ
    ソエトキシ〕−4′−メトキシ−5,7−ジヒドロキシ
    フラボン、特許請求の範囲第1項に記載の式 I に相当
    する化合物およびその医薬的に許容し得る無機酸または
    有機酸との付加塩。
  4. (4)( I )アルカリ金属の酸性無機塩の存在下に極
    性窒素含有有機溶媒中において温度80℃〜120℃で
    式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II) の化合物ジオスミンと、一般式IIIaおよびIIIb▲数式
    、化学式、表等があります▼(III) (式中、R_4およびWは、特許請求の範囲第1項に記
    載の式 I についてと同じ意味を有する)の化合物を含
    む式IIIの塩化アルキルとを、反応させ、 −(イ)式IIIaの化合物については、一般式IV▲数式
    、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R_4は特許請求の範囲第1項に記載の式 I
    について記載の意味を有する) の化合物を得、 この化合物を、濃厚無機酸の存在下および温度35℃〜
    55℃において酸加水分解に供して、式V ▲数式、化学式、表等があります▼(V) の化合物を形成し、次いでこの化合物を −(1)塩基性窒素含有有機溶媒中においてかつ室温で
    無水酢酸によるアセチル化に供して、式VI▲数式、化学
    式、表等があります▼(VI) の化合物を形成し、 この化合物と一般式VII ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (式中、n、R_5、R_6およびR_7は、特許請求
    の範囲第1項に記載の式 I についてと同じ意味を有す
    る) のピペラジン誘導体とを、低分子量第3アミンおよびク
    ロロギ酸エチルの存在下温度0℃〜20℃において反応
    させて、一般式VIII ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) の化合物を形成し、 次いでこの化合物を、ジメチルホルムアミド中の溶液に
    おいて、アルカリ金属の酸性無機塩の存在下に温度80
    ℃〜120℃において脱アセチル。 に供して、一般式 I _A ▲数式、化学式、表等があります▼( I _A) (式中、n、R_5、R_6およびR_7は特許請求の
    範囲第1項に記載の式 I に示されたものと同一である
    )の化合物を形成し、 この化合物を一般式IIIの化合物と縮合させて、一般式
    I _B ▲数式、化学式、表等があります▼( I _B) (式中、n、R_5、R_6およびR_7は前記の意味
    を有し、かつR_2は特許請求の範囲第1項に記載の式
    −CH_2CO_2R_4のアルコキシカルボエルメチ
    レン基または式Wの基を表わす) の化合物を形成するか、 −あるいは (ii)無水媒質中で温度80℃〜110℃においてか
    つp−トルエンスルホン酸の存在下に1個〜5個の炭素
    原子を含有する第1または第2アルコールでエステル化
    して、一般式IX ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) (式中、R_4は式IVについてと同じ意味を有する)の
    化合物を形成し、 この化合物を −(a)一般式III_bの塩化アルキルと反応させて、
    一般式 I _C ▲数式、化学式、表等があります▼( I _C) (式中、R_2は特許請求の範囲第1項に記載の式Wの
    基を表わす) の化合物を形成するか、 −あるいは(b)式IIIaの塩化アルキルと反応させて
    、一般式X ▲数式、化学式、表等があります▼(X) (式中、R_4は、特許請求の範囲第1項に記載の式
    I に前記の意味を有する) の化合物を形成し、 この化合物を一般式IIIbの化合物と縮合させて、一般
    式 I _D ▲数式、化学式、表等があります▼( I _D) (式中、n、R_4、R_5、R_6およびR_7の意
    味は、特許請求の範囲第1項に記載の式 I に示すもの
    と同一である) の化合物を得るか、 −あるいは(ロ)式IIbの化合物については、一般式
    I _E ▲数式、化学式、表等があります▼( I _E) (式中、n、R_5、R_6およびR_7は、特許請求
    の範囲第1項に記載の式 I に記載の意味を有する)の
    化合物を得、 次いで、この化合物をナリンギナーゼによる酵素加水分
    解に供して、一般式 I _F ▲数式、化学式、表等があります▼( I _F) (式中、n、R_5、R_6およびR_7は前記の意味
    を有する) の化合物を形成し、 次いでこの化合物をβ−グルコシダーゼによる酵素加水
    分解に供して、一般式 I _Aの化合物を形成し、 次いでこの化合物を一般式IIの化合物と縮合させて、一
    般式 I _Bの化合物を形成するか、あるいは (II)一般式X I ▲数式、化学式、表等があります▼(X I ) (式中、Aは、特許請求の範囲第1項に記載の式 I に
    ついてと同じ意味を有する)の化合物を一般式IIbの化
    合物の通当量と反応させて、一般式 I _G ▲数式、化学式、表等があります▼( I _G) (式中、n、A、R_5、R_6およびR_7は、特許
    請求の範囲第1項に記載の一般式 I に記載の意味を有
    し、かつR_3は一般式IIbの化合物の使用量がほぼ等
    モルの場合、水素原子を表わすか、またはアルキル化を
    一般式IIbの塩化アルキルの量の少なくとも2倍で行つ
    た場合は式Wの基を表わす)の化合物を形成し、 次いで、一括して特許請求範囲第1項の式 I の化合物
    を形成する式 I _A〜 I _Gの化合物を、望むならば
    医薬的に許容し得る有機酸または無機酸で塩とすること
    を特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の式 I の
    化合物の製造方法。
  5. (5)有効成分として、特許請求の範囲第1項〜第3項
    の何れか1項に記載の化合物を、医薬的に許容し得る非
    毒性不活性使薬または付形剤と組み合せてまたは混合し
    て含有する医薬組成物。
  6. (6)有効成分を用量50mg〜500mgで含有する
    、特許請求の範囲第5項に記載の医薬組成物。
  7. (7)有効成分として、慢性静脈不全症、下肢の浮腫お
    よび痔疾のような脈管状態の治療に有用な特許請求の範
    囲第1項〜第3項に記載の少なくとも1種の化合物を含
    有する、特許請求の範囲第5項および第6項に記載の医
    薬組成物。
JP63303880A 1987-12-01 1988-11-30 2−(ピペラジニル)−2−オキソエチレン−置換フラボノイド誘導体、その製法およびそれを含有する医薬組成物 Expired - Lifetime JPH064616B2 (ja)

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