JPS5931738A - グリセリン誘導体、その製造方法及びその誘導体を含有する薬剤 - Google Patents

グリセリン誘導体、その製造方法及びその誘導体を含有する薬剤

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JPS5931738A
JPS5931738A JP14175582A JP14175582A JPS5931738A JP S5931738 A JPS5931738 A JP S5931738A JP 14175582 A JP14175582 A JP 14175582A JP 14175582 A JP14175582 A JP 14175582A JP S5931738 A JPS5931738 A JP S5931738A
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JP14175582A
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Yoshinobu Arai
義信 新井
Hiroyuki Ito
博之 伊藤
Tsumoru Miyamoto
宮本 積
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Ono Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Ono Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なグリセリン誘導体に関する。さらに詳し
く言えば、血小板活性化因子(plateletact
ivating factor 、以下PAFと略記す
る。)に対する拮抗作用、 PAF様血圧降下作用、ホ
スホリパーゼ(phospho:Lipase )阻害
作用、さらに腫瘍細胞に対する増殖抑制作用または分化
誘導作用を有する新規なグリセリン誘導体、その製造方
法及びそ杓ちを有効成分として含有する医薬品に関する
近年、血小板からの、白血球依存性の活性アミンの放出
反応に関する研究が精力的に進められており、その結果
、血小板の凝集を引き起こす非常に強力な物質が見い出
され、 PAFと命名された[J、Immunol、、
 106巻、1244は−ジ(1971年)、J、Ex
p、Med、、 136巻、1356−?−ジ(197
2年)及びNature+ 249巻、581ページ(
1974年)参照のこと、〕、その後、 PAFはヒト
を含む各種動物の生体内におい【も、その存在が確認さ
れた。1979年には、その構造が決定され[J、 B
iol・Ohem、、 254巻、9355ページ(1
979年)及びC,R,Acad、 Sci、、 8’
erie D (Paris)s 289巻。
1017−’−ジ(1979年)参照のこと。〕、下記
一般式で示される化合物のnが15及び17であるふた
つのアルキルリン脂質の混合物であることが判明した[
J 、Biol、 0ham、 e 255巻1551
4尽−ジ(1980年)参照のこと。〕。
(式中、nは15または17を表わす。)PAFの生理
学的作用としては、当初知られていた強力な血小板凝集
分泌作用だけでなく、非常に強い血圧降下作用及び気管
支収縮作用をも有することが明らかになった。また、P
AFは人においても血小板凝集因子の1つであり、さら
にはアレルギー反応や炎症反応の起因物質の1つではな
いかと考えられている。従ってPAF  に拮抗する(
PAFの作用を阻害する)化合物は、これまでに類のな
い血小板凝集阻害剤、抗喘息剤、抗アレルギー剤又は抗
炎症剤となる可能性が大きい。またPAFの作用のうち
、降圧作用だけを分離するととにより、血小板凝集作用
を持たない降圧剤となることも考えられる。
本発明者らは、 PAF K拮抗する化合物またはPA
F  様血圧降下作用を有する化合物を見い出すため幅
広い研究を行った結果、後述の一般式(11で示される
化合物がその目的を達成することを見い出し本発明を完
成した。
さらに、一般式(Ilで示される本発明化合物は。
ホスホリパーゼ(phospho Lipase )A
2及びCの作用をも阻害することが見い出された。生体
内のカルシウム依存性ホスホリパーゼA2及びCは、リ
ン脂質からのアラキドン酸遊離機構に関与している。
生理的刺激によって遊離されたア′ラキトe y酸はプ
ロスタグランジンの代謝経路に取り込まれ、最終的には
強力な血小板凝集作用を有するトロンボキサンA やそ
の他のプロスタグランジン類に、まま た喘息発作時における重要な気管支収縮物質である各種
のロイコトリエン類に代謝されることが知られている。
従ってアラキドン酸の遊離機構に関与するホスホリパー
ゼA11及びCを阻害する化合物は、 PAF 拮抗剤
とは異なる作用メカニズムを有し、しかもアスピリンで
代表されるシクロオキシゲナーゼを阻害する従来の非ス
テロイド性抗炎症剤とも異なる。ホスホリパーゼA2及
びCを阻害することに基づく血小板凝集阻害剤、抗喘息
剤、抗アレルギー剤または抗炎症剤となることが考えら
れる。
さらに、一般式(1)で示される本発明化合物は。
腫瘍細胞の増殖抑制作用あるいは分化誘導作用を示し、
従って抗腫瘍剤としての用途も期待できる。
本発明は一般式 〔式中、Aはイミノ基(−NH−基)またはカルボニル
アミノ基(−NHGO−基)を表わし、Rは炭素数8〜
22の直鎖または分枝鎖アルキル基、あるいはフェニル
基で置換された炭素数1〜5の直鎖または分枝鎖アルキ
ル基を表わし、Rは。
(1)Aがイミノ基を表わす場合には、水素厚子あるい
は式 (EH@′R(式中、R5は水素原子。
2 ハロダン原子、メトキシ基または炭素数1〜4の直@ま
たは分枝鎖プルキル基を表わす。)で示される基を表わ
し、 同じ意味を表わす。)で示される基あるいは式coRま
たは0ONHT((式中%Rは炭素数1〜4の直鎖また
は分枝鎖アルキル基あるいはフェニル基を表わす、)で
示される基を表わし、Rは炭素数1〜8の直鎖または分
枝鎖アルキレン基を表わし、Rはアミノ基1式 NHC
OR(式中。
R7は炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖アルキル0式中
、Rは炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖アルキル基を表
わし、Y は酸の陰イオンを表わす。但し、複数のRが
結合している場合にはそれらは同一であっても異なって
いてもよいものとする。)で示される基を宍わす。〕 で示される新規なグリセリン誘導体、及びRかアミノ基
、N)IR基またはN(R)2  基を表わす場合には
、その酸付加塩に関するものである。
一般式(1)中のRか表わす炭素数8〜22のアルキル
基としては、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、
1デシル、トリデシル、テトラゾクル、インタデシル、
ヘキサデシル、ヘプタデシル。
オクタデシル、ノナデシル、エイコシル、ヘンエイコシ
ル、トコシル基及びそれらの異性体が挙げられ、好まし
い基は炭素数12〜18の直鎖または分枝鎖アルギル基
であり、特に好ましい基はヘキサデシル基である。
Rが表わすフェニル基で置換された炭素数1〜5のアル
キル基としては、いずれかひとつの水素原子がフェニル
基で置換されたメチル、エチル・プロピル、ブチル、k
メチル基及びそれらの異性体が挙げられる。
R中のRか表わす置換基としては、水素原子。
フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子。
メトキシ基及びメチル基、エチル基、プロピル基。
ブチル基とそれらの異性体が挙げられ、好ましい基は水
素原子である。またR 中のRか表わす基としては、メ
チル、エチル、プロピル、ブチル基及びそれらの異性体
及びフェニル基が挙げられ、好ましい基は炭素数1〜4
の直鎖または分枝鎖アルキル基であり1%に好ましい基
はメチル基である。
好ましいRは、(1)Aがイミノ基を表わす場合には、
水素原子及びベンジル基であり、(II)Aがカルボニ
ルアミノ基を表わす場合には、水素原子、ベンジル基、
アセチル基及びN−メチルアミノカルボニル基である。
R3が表わす炭素数1〜8のアルキレン基としては、メ
チレン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、イ
ンタメチレン、ヘキサメチレン。
ヘゾタメチレン、オクタメチレン基及びそれらの異性体
が挙げられ、好ましい基はトリメチレン、テトラメチレ
ン及びペンタメチレン基である。
R中のRが表わす基と【1.ては、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル基及びそれらの異性体及びフェニル基が
挙げられ、好ましい基は炭素数1〜4の直鎖または分枝
鎖アルキル基であり、特に好ましい基はメチル基である
。Rが表わす炭素数1〜4のアルキル基としては、メチ
ル、エチル、酸の陰イオンとは、薬学的に許容される無
機酸及び有機酸の陰イオンであり1例えば塩酸、臭化水
素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、リン酸、硝酸の如き無機酸
、又は酢酸、乳酸、酒石酸、安息香酸、クエン酸、メタ
ンスルホン酸、エタンスルホン酸。
ばンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、イセチオン
酸の如き有機酸の陰イオンが挙げられ、好ましい陰イオ
ンは、ハロゲンイオン、すなわち塩素イオン、臭素イオ
ンまたはヨウ素イオンであり、特に好ましい陰イオンは
臭素イオン及びヨウ素イオンである。
好ましいRは、アミン基、アセチルアマノ基。
メチルアiノ基、ジメチルアミノ基、トリメチルアンモ
ニウムハライド基である。
本発明化合物(I)には少な(ともひとつの不斉炭素(
グリセリンの2位の炭素原子)が存在し、さらにR1、
RZ、 RS及びR4が表わす種々の置換基のアルキル
部分が分枝鎖な表わす場合には、他の不斉炭素が生じる
可能性がある。しかしながら本発明の一般式(11で示
される化合物は、不斉炭素によって生じる各々の異性体
、及びそれらの混合物をも含有するものである。
本発明化合物には、一般式 (式中、Rは前記E回じ意味を表わす、)で示される基
を表わし、その他の記号は前記と同じ意味を表わす、〕 で示される化合物及び一般式 00Rまたは0ONHR、C式中、R及びRは前記と同
じ意味を表わす。)で示される基を表わし、その他の記
号は前記と同じ意味を表わす。〕で示される化合物が含
まれる。
本発明に従えば、Rか水素原子を表わす一般式(IA)
で示される化合物、すなわち一般式(式中、すべての記
号は前記と同じ意味を表わす。)で示される化合物は 
R2がベンジル基を表わす一般式(IA)で示される化
合物、すなわち一般式(式中、すべての記号は前記と同
じ意味を表わす。)で示される化合物の2位についてい
るインジル基を還元的に除去することにより得られる。
この反応はよく知られており1例えば、水素雰囲気下。
パラジウム炭素、ノ臂うジウム黒、二酸化白金のような
水素化触媒の存在下、不活性有機溶媒、例えげ、メタノ
ール、エタノールの如き低級アルカノール、酢酸エチル
、酢酸f、たけそれらの2以上の混合溶媒中、室温から
溶媒の還流温度で行なわれる。
878、。Hゲ゛(El、Rゆ□。
a 同じ意味を表わす。)で示される基を表わす一般式(I
A)で示される化合物、すなわち一般式(式中、すべて
の記号は前記と同じ意味を表わす。)で示される化合物
は、次の図式lに示した一連の反応により得られる。図
式中、Rはアルキルスルホニル基また髪1アリルスルホ
ニル基(好ましくはメシル基またはトシル基)を表わし
、Rは水$i子もしくは炭素数1〜4の直鎖または分枝
鎖アルキル基を表わし、2 及び2 はそれぞれ独立し
たものであって、 tart−ブトキシカルボニル基(
以下、 boc基と略記する・)、インジルオキシカル
ボニル基(以下、 cbz基と略記する。)またはO−
ニトロフェニルチオ基を表わし、Xは臭素原子またはヨ
ウ素原子を表わし、その他の記号は前記と同じ意味を表
わす。一般式(IA−3)で示される化合物は1図式I
中では、一般式(IA−3a)、 (IA−3b)、 
CIA−3c)、(■A−3d)及ヒ(IA−3e)で
示される。
図式1 (IA−3b)           (IA−3c)
図式I中の各工程は公知の方法を用いて行なうこと71
″−できるが、例えば工程[alは一般式(Illで示
される化合物と一般式 %式%() (式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。)で
示される化合物を、不活性有機溶媒1例えば、ジエチル
エーテル、テトラヒト90フランのようなエーテル類、
塩化メチレン、クロロホル人のようなハロゲン化炭化水
素、4ンゼンあるいはトルエン中、OCから溶媒の還流
温度で反応させることにより行なわれる。
工程[b]  は、一般式(IA−3a)で示される化
合物のイオノ基を保護する反応である。この反応はよく
知られており1例えば水酸化ナトリウム水溶液中、室温
で、あるいは塩化メチレン中、トリエチルアミンのよう
な三級アミンの存在下、室温またはそれ以下の温度でジ
ーtert−ブチルジカーボネートと反応させるか、あ
るいは水酸化ナトリウムまたは炭酸ナトリウムの水溶液
中、0〜5Cの温度でベンジルオキシカルボニルクロラ
イドと反応させるかあるいは水酸化す) IJウム水溶
液中。
OCで0−二l−ロペンセニ/スルフェニルクロライド
と反応させることにより行なわれる。
工程〔c〕は、一般式(1)で示される化合物をメタノ
ールまたはエタノールのような低級アルカノール中、ヨ
ウ化メチルのようなヨウ化低級アルキルまたは臭化メチ
ルのような臭化低級アルキルと室温から溶媒の還流、温
度で反応させることにより行なわれる。
工a[dlは、イギノ基の保護基を除去する反応である
。この反応はよく知られており、例えば、(+1  Z
:/l″−bOC基である場合には、酢酸エチル、塩化
メチレン、クローホルム、低級アルカノールのような不
活性V機涜砿中、室温から50Cの温度で塩酸を用いる
か、室温下でトリフルオロ酢酸を用いるかまたは酢酸中
、−201rから500の温度で(好ましくは水冷下)
臭化水素、ヨウ化水素。
またはこれらの混合物を用いることにより行なわれ、(
II)Zがcbz基である場合にけ、アセトニトリル中
、室温でトリメチルシリルヨーシトを用いることにより
行なわれ、さらに(11112が0−二トロフェニルチ
オ基である場合には、酢酸エチルまたは塩化メチレンの
ような不活性有機溶媒中、室温で塩酸を用いることによ
り行なわれる。
オン以外の陰イオンを表わす一般式(iA−3)で示さ
れる化合物を得る場合に行なわれる。この反応は、一般
式()A−3b)で示される化合物を水酸化ナトリウム
水溶液で中和した後、所望の無機酸または有機酸と反応
させることによって容易に行なわれる。
工程〔f〕は、一般式靜で示される化合物の代わりに一
般式 %式%( (式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす、)で
示される化合物を用いて、工l[alと同様にして行な
うことができる。
工程〔g]やま工程〔d〕と同様にして行なうことがで
きる。
工程[h〕tL一般式(VDで示される化合物の代わり
に、一般式 HN−R−NHOOR”       (■)(式中、
すべての記号Iま前記と同じ意味を表わす。)で示され
る化合物を用いて、工程[a〕と同様にして行なうこと
ができる。
一般式師、■及びα釦で示される化合物は、いずれもそ
れ自身公知であるかまたは公知の方法により製造するこ
とができる。
じ意味を表わす。)で示される基を表わす一般式(JA
−1)で示される化合物、すなわち一般式じ意味を表わ
す。)で示される基を表わし、その他の記号は前記と同
じ意味を表わす、〕で示される化合物は、Rが水素原子
を表わし、2  。
2 かcbz基を表わす一般式QVIで示される化合物
またはRが水素原子を表わし、Z かcbz基を表わす
一般式■)で示される化合物のインジル基とcbz基を
同時に還元的に除去することによっても製造することが
できる。この還元は、一般式CIA−2)で示される化
合物を一般式(IA−1)  で示される化合物に変換
するために前記した方法を用いて行なわれる。
さらに本発明に従えば、Rが水素原子を表わす一般式(
IB)で示される化合物、すなわち一般式 (式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。)で
示される化合物は R2がベンジル基を表わす一般式(
IB)で示される化合物、すなわち一般式(式中、すべ
ての記号は前記と同じ意味を表わす。)で示される化合
物を接媒還元反応に付すことにより製造される。この反
応は、一般式CIA−2)で示される化合物を一般式(
IA−1) で示される化合物に変換するために前記し
た方法により行なわれる。
れる基を表わす一般式(IB)で示される化合物。
すなわち一般式 はNH(30B  (式中、すべての記号は前記と同じ
意味な宍わす、)で示される基を表わし、その他の記号
は前記と同じ意味を表わす。〕 で示される化合物は、一般式 (式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。)で
示される化合物を公知の方法でアシル化またはベンゾイ
ル化することにより得られる。好適なアシル化またはイ
ンゾイル化は、不活性有機溶媒。
例えば塩化メチレン中または無溶媒でピリジンまたはト
リエチルアミンの如き三級アミンの存在下、50C以下
の温度で相当する塩化アシル、塩化はンゾイルまたは酸
無水物を用いて行なわれる。
される基を表わす一般式(IB)で示される化合物。
すなわち一般式 (式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。)で
示される化合物は、一般式(IB−xa)で示される化
合物を適当な有機溶媒、例えばクロロホルム中、ピリ=
)ンのような三級アミンの存在下または不存在下、室温
から溶媒の沸点付近の温度で、式Q==QJ −R(式
中、Rは前記と同じ意味を表わす。)で示されるアルキ
ルインシアナートと反応させることにより得られる。
R2bが式00B  または0ON)IRで示される基
を表わし、Rがアずノ基またはNHRで示される基を表
わすr般k(IB)で示される化合物、すなわち後記の
一般式(IB−5)及び0B−6)で示される化合物は
、次の図式nに示した一連の反応により得られる。図式
中、2 はbOc基または〇−ニトロフェニルチオ基を
表わし、その他の記号は前記と同じ意味を表わす。
図式1 %式%) 図式中の各工程はすべて前記した方法と同様にして行な
うことができる。すなわち工程〔1〕は、一般式(IA
−2)で示される化合物を一般式CIA−1)で示され
る化合物に変換するために前記した方法で行なわれる。
工程[j〕  は、一般式(IB−1a)で示される化
合物を一般式(IB−3)  で示される化合物に変換
するために前記した方法で行なわれる。工程[k]は、
一般式(jB−1a)で示される化合物を一般式(IB
−4)で示される化合物に変換するために前記した方法
で行なわれる。工程〔1〕及び[m〕は、前記図式Ij
i中の工程[d]と同様にして行なわれる。
R2bカ式OH−@f’ (式中、 R1s+utr記
ト1iylL:意味を表わす。)で示される基を表わす
一般式(IB)で示される化合物、すなわち一般式(式
中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす6)で示さ
れる化合物は、次の図式IK示した一連の反応により得
られる。図式中、2 はboa基、 cbz基または0
−ニトロフェニルチオ基を表わし x2は塩素原子、臭
素原子またはヨウ素原子を表わし。
その他の記号は前記と同じ意味を宍わす、一般式(IB
−7)で示される化合物は、図式■中では、一般式(I
B−7a)、(IB−7b)、(IB−7c)、(IB
−7d)及び(IB−7e )で示される。
図式■中の各工程は公知の方法を用いて行なうことがで
きる。例えば工程[nlは、一般式(Xll+)マ′示
される化合物と一般式 %式%() (式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。)で
示される化合物を、不活性有機溶媒1例えば酢酸酸エチ
ル、ベンゼンジエチルエーテル、クロロホルム、塩化メ
チレンまたはテトラヒドロフラン中、縮合剤としてジシ
クロへキシルカルボジイミドまたはN、N’−カルボジ
イミダゾールを用いて。
4−ジメチルアミノピリジンまたはピリジンのような三
級アミンの存在下または不存在下、OCから50Cの温
度で反応させるか、または一般式(XVI)で示される
化合物を不活性有機溶媒1例えバー)エチルエーテル、
クロロホルム、塩化メチレンまたはテトラヒドロフラン
中、ピリジン、トリエチルアミンのような三級アミンの
存在下、−20CからOCの温度で、クロロ炭酸エチル
またはクロロ炭酸イソブチルのようなアルキル炭酸ハラ
イドと反応させて一般式(XVI)で示される化合物の
(至)−09 混合酸無水物を合成し1次いで一般式(XI)で示され
るアミンと反応させることによって行なわれる。
好適にはテトラヒドロフラン中、縮合剤としてジシクロ
へキシルカルボジイミドを用いて室温で一般式(XI)
で示される化合物と一般式(XVI)で示される化合物
を反応させることにより行なわれる。
工程〔o〕及び工程〔p〕は、一般式(XVI)で示さ
れる化合物の代わりに、それぞれ一般式%式%) () (式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。)で
示される化合物を用いて、工程[nlと同様にして行な
うことができる。
工程[q〕、 [r]及び[8〕は、適当な有機溶媒5
例えばメタノール、エタノール、インプロピルアルコー
ルのような低級アルカノールあるいはジメチルホルムア
ミド8またはそれらの混合溶媒中、室温NH(R8) 
 及び聞R10(式中、R8及びRI Q2.2 は前記と同じ意味を表わす。)で示される化合物を反応
させることにより行なわれる。
工i[t]は1図式N中の工程[d〕と同様にして行う
ことができる。
工l[u、]は1図式図式の工程〔c〕と同様にして行
うことができる。
工程[V〕は1図式N中の工程[e]と同様にして行う
ことができる。
なお図式Bにおいて、出発物質として用いた一般式(開
で示される化合物は、図式N中の一般式(XV)で示さ
れる化合物に含まれる・図式I及び図式■において、出
発物質として用いた一般式([1及び(Xl)で示され
る化合物は、次の図式■に示した一連の反応により得ら
れる。図式中、Trはトリチル基(すなわち、トリフェ
ニルメチル基)を表わし、その他の記号は前記と同じ意
味を表わす。
図式■ 図式■中の各工程は公知の方法を用いて行なうことがで
きろ。例えば工程[W]は一般式(XIX)で示される
化合物を水素化ナトリウムの存在下、クロロホルム、塩
化メチレン、テトラヒト90フラン。
ジメチルホルムアミドのような不活性有機溶媒またはそ
れらの混合溶媒中、OCから40Cの温度。
好ましくは室温で、Rで置換されているはンジルハライ
ドと反応させることによって行なわれる。
工程〔x〕は、酢酸水溶液中、50〜100Cで反応さ
せるか、またはアセトンまたは低級アルカノールのよう
な不活性有機溶媒中、塩酸を用いて、室温から還流温度
で反応させるか、または酢酸中室部で臭化水累酸を用い
て反応させることにより行なわれる。
工程〔y〕は、一般式(XXI)で示される化合物を。
+11  ピリジンまたはトリエチルアミンのような三
級アミンの存在下、塩化メチレンのような不活性有機溶
媒中、あるいは(Ml  ピリジン中、−30Cから5
0Cの温度でメシルクロライドのようなアルキルスルホ
ニルクロライドまたはトシルクロライド9のようなアリ
ルスルホニルクロライドと反応させることにより行なわ
れる。
工程[zlは、不活性有機溶媒1例えばジエチルエーテ
ル、テトラヒト90フランのようなエーテル類または塩
化メチレン、クロロホルムのようなハロゲン化炭化水素
中(好ましくはテトラヒドロ7ラン中)、ジエチルアゾ
ジカルボキシレート(HO−000−N=N−000−
OH)  及びトリフェニル52          
      25ホスフイン(φ、P)の存在下で、一
般式(XXI)で示される化合物とフタルイミドを、、
OCから室温(好ましくは室温)で反応させることによ
り行なわれる(J、Amer、 Ohem、 80c、
、 94 +  679 (1972)参照のこと)。
工程[aa] It?、メタノールまたはエタノールの
ような低級アルカノール中、ヒト9ラジンを用いて行な
われる。
図式稈において、出発物質として用いた一般式(Xff
)で示される化合物のうち、Rがオクタデシル基である
化合物は、フエプス・レターズ(FEBSLETT)i
H8)、 116巻、 16ページ(1980年)記載
の方法により得られ、Rかそれ以外の基である一般記と
同じ意味を表わす。)で示される基を衣わす一般式(1
)で示されるグリセリン防導体は1図式N中の工1ce
lと同様にして、Yが所望の陰イオンを表わ′1″塩に
容易に塩交換することかできる。
R4がアミノ基、ト↓HR基またはN(R)2基を表わ
す一般式filで示されるグリセリン誘導体はその酸付
加塩とすることができる。酸付加塩は、非毒性の塩であ
り、水溶性であることが好ましい。
適当な酸付加塩としては1例えば塩酸塩、臭化水巌酸塩
、ヨウ化水素酸壌、硫酸塩、リン酸地の如き蕪機#塩、
又は酢酸塩、乳i!lI9地、酒石酸塩、安息香酸塩、
クエン酸塩、メタンスルホン#地、エタンスルホン酸塩
、インゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、イセ
チオン酸塩の如き有(井、酸塩が挙げられる。酸付加塩
は、Rかアミノ基。
NHR基またはN(R)  基を表わす一般式(11で
示される化合物を公知の方法、 f3i1えば適当な溶
媒中で所望の酸と理論量−4゛つ反応させろことにより
得られる。
一般式(11で示されろグリセリン誘導体及びそれらの
酸付加塩は、 PAF K対する拮抗作用、 PAF様
血圧降下作用、ホスホリパーゼ阻害作用及び腫瘍細胞に
対する増殖抑制作用を鳴しているので、血小板凝集阻害
剤、抗喘息剤、抗アレルギー剤。
抗炎症剤、血圧降下剤及び抗腫瘍剤として有用である。
これらの作用は実験室での実験により確められているが
、例えばPAFに対する拮抗作用及びホスホリパーゼ阻
害作用は以下に述べるスクリーニング系により確認した
Ell  PAF誘発血小板凝集阻害作用Jイl:1l
l=モルモットの全面と3.8%クエン酸ナトリウム水
溶液を9: 1 (v/v)の割合で採血し、室・ 潟
で10分間、遠心分離(120,lL、て得られた多血
小板血清を用いて、PAFlonMによる血小板の凝集
をボーン(、Born)の凝隼計による吸光度法によっ
て測定した[J、Physiol、、 162巻、67
ば一:)(1962)参照のこと]。
基質としてL−β−[1−”C1−アラキト9ニル−(
Y ’−ステアロイルホスファチジルコリンを用い、酵
素源としてモルモツ) Ikli臓由来のホスホリパー
ゼA を用い、酵素の活ゲ1;をシャキル(Shaki
r )の方法の変法によって測定した[Anal、 B
iochem、、114巻57−’−:)(1981年
)参照のこと]。
(31ホスホリパーゼC阻害作用 基質として、ラット肝臓ミクロソーム等合成された”H
−ミョイノシトール標識ホスファチジルイノシトールを
用い、酵素源として1モルモット肺臓由来のホスホ1ル
ξ−ゼGを用い、酵素の活性をリツテンハウスーシモン
ズ(Rittenhouse−8immons)の方法
によって測定した[J、(31in、Invest、*
 63巻580ページ(1979年)参照のこと〕。
結果は、それぞれの作用の50%を抑制または阻害する
本発明化合物の濃度ICで示した。結果を下表0 に示す。
表  1 一般式(1)で示されるグリセリン誘導体またはそれら
の酸付加塩を前記のト1的で用いるには1通常全身的あ
るいは局所的に、経口または非経口で投与されろ。投与
量は年令、体重、症状、治療効果。
投与方法、処理時間等により異なるが、通常成人ひとり
当り、1回につき1■〜1g、好ましくは20■〜20
0〜の範囲で、1日1回から数回経口投与されるか、ま
たは成人ひとり当り、1回につき100μ9〜1001
’l&、  好ましくはITn9〜10〜の範囲で、1
日1回から数回非経口投与される。
もちろん前記したよ5に投与量は種々の条件で変動する
ので、上記投与範囲より少ない量で十分な場合もあるし
、また範囲を越えて投与する必要のある場合もある。
本発明による経口投与のための固体組成物としては1錠
剤、散剤、顆粒剤等が含まれる。このような固体組成物
においては、ひとつまたはそれ以上の活性物質が、少な
(ともひとつの不活性な希釈剤1例えば乳糖・マンニト
ール、ブト゛つ糖、ヒト90キシプロピルセルロース、
微M晶セルロース、デンプン、ポリビニルピロリド9ン
、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムと混合される。組
成物は。
常法に従って、不活性な希釈剤以外の添加剤、例えばス
テアリン酸マグネシウムのような潤滑剤や伜維素グルコ
ン酸カルシウムのような崩壊剤を含有していてもよい。
錠剤または丸剤は必要により白糖、セラチン、ヒト90
キシゾロビルセルロース、ヒト90キシプロピルメチル
セルロースフタレートなどの胃溶性あるいは腸溶性物質
のフィルムで被膜してもよいし、また2以上の層で被膜
してもよい・さらにゼラチンのような吸収されうる物質
Q)カプセルとしてもよい。
経口投与のための液体組成物は、薬剤的に許容される乳
濁剤、溶液剤、懸濁剤、シロップ剤、エリキシル剤等を
含み、一般的に用いられる不活性な希釈剤1例えば精製
水、エタノールを含む。この組成物は不活性な希釈剤以
外に湿潤剤、懸濁剤のような補助剤、甘味剤、風味剤、
芳香剤、防腐剤を含有していてもよい。
経口投与のためのその他の組成物としては、ひとつまた
はそれ以上の活性物質を含み、それ自体公知の方法によ
り処方されるスプレー剤が含まれるO 本発明による非経口投与のための注射剤としては、無菌
の水性または非水性の溶液剤、懸濁剤。
乳濁剤を包含する。水性の溶液剤、懸濁剤としては例え
ば注射用蒸留水及び生理食塩水が含まれる。
非水溶性の溶液剤、懸濁剤としては1例えばプロピレン
グリコール、ホリエチレングリコール、オリーブ油のよ
うな植物油、エタノールのようなアルコール類、ポリツ
ル(−) 80等がある。このような組成物は、さらに
防腐剤、湿潤剤、乳化剤。
分散剤のような補助剤を含んでもよい。これらは例えば
バクテリア保留フィルターを通す濾過、殺菌剤の配合ま
たは照射によって無菌化される。これらはまた無菌の固
体組成物を製造し、使用前に無菌水または無菌の注射用
溶媒に溶解して使用することもできる。
非経口投与のためのその他の組成物としては、ひとつま
たはそれ以上の活性物質を含み、それ自体公知の方法に
より処方される。外用液剤%幹コウのような塗布剤、直
腸内投与のための半開及び膣内投与のためのはツサリー
等が含まれる。
本発明に含まれる一般式(■)で示される化合物のうち
、好ましいものとしては1例えば。
ル・ハライド。
ル。
ハライ1゜ (21E(S)−1−0−ヘキサデシル−3−(5−ア
ミノペンチルアミン)−1,2−:l;/口/ぞンジオ
ール。
−ル。
ル・ハライド。
(2R8)−1−0−ヘキサデシル−2−0−ベンジル
−3−(3−アミノプロピルアミノ)−1,2−プロパ
ンジオール。
ル・ハライド5゜ (2BS)−1−0−ヘキサデシル−3−(5−アミノ
ペンタノイルアミノ)−12−プロパンジオール。
オールΦハライビ。
(2H8)−]−0−へギザデシル−3−(6−アミン
ヘキサノイルアミノ)−1,2−プロパンジオール。
オール°ハライド。
(218)−1−0−ヘキサデシル−2−0−ベンジル
−3−(4−アミツノチリルアミノ)−1,2−プロパ
ンジオール。
1.2−プロパンジオール。
(2R8)−1−0−ヘキサデシル−2−,0−一?ン
ジルー3−[4−()リメチルアンモニオ)ブチリルア
ミノ〕−1,2−プロパンジオール・ハライド。
(2R3)−i、−0−へギサデシ/I/−2−0−ベ
ンジル−3−(5−アミノインタノイルアミノ)−1,
2−プロパンジオール、 (2BS)−1−0−ヘキサデシル−2−0−ベンジル
−3−(5−(N、N−ジメチルアミノ)ペンタノイル
アミノコ−1,2−プロパンジオール、 (2R8)−1−0−ヘキサデシル−2−0−ベンジル
−3(2R3)−1−0−ヘキサデシル−2−0−ベン
ジル−3−(6−アミンヘキサノイルアミノ)−1,2
−プロ、ぞンジオール。
(2R3)−1−0−ヘキサデシル−2−0−ベンジル
−3(2R8)−1−0−ヘキサデシル−2−〇−ベン
ジルー3−[6−()リメチルアンモニオ)ヘキサノイ
ルアミノコ−1,2−プロパンジオール・ハライド、(
2R8)−1−0−ヘキサデシル−2−o−アセチル−
3−(4−アミノブチリルアミノ)−1,2−プロノぞ
ンジオール。
(2FIS)−1−0−へギザデシル−2−o−アセチ
ル−31,2−フロパンジオール・ハライド。
(2R3)−1−0−へギザデシル−2−〇−アセチル
−3−(5−アミノペンタノイルアミノ)−1,2−プ
ロパンジオール。
(2BS)−1−0−ヘキサデシル−2−〇−アセチル
ー3−(6−アミンヘキサノイルアミノ)−1,2−プ
ロパンジオール。
(2R8)−1−0−ヘキサデシル−2−〇−アセチル
ー3−(6−(N、N−ジメチルアミノ)ヘキサノイル
アミノ〕−I、2−プロパンジオール。
(2R8)−1−0−ヘキサデシル−2−0−メチルア
ミノサノイルアミノ]−1,,2−プロノぞンジオール
ノイルアミノ]−1,2−プロノンジオール・ノ翫うイ
へ及びぞれらの酸付加塩が挙げられる。
以下、参考例及び実施例により本発明を詳述するが1本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお
参考例及び実施例中の「T L OJ「NMRj、l”
l1l(j  及び[MSJは、各々[薄層クロマトグ
ラフィ」 「核磁気共鳴スシクトル」、「赤外吸収スR
りトル」及び「質量分析」を光わす。
クロマトグラフィによる分離の箇所に記載されているカ
ッコ内の溶媒は使用した展開溶媒を示す。
特別の記載がない場合には、IRは液膜法で測定し、N
MRは重クロロホルム(CDO73)溶液で測定してい
る。
実施例 1 (2R3) −1−0−ヘキサデシル−2−〇−ベンジ
ル−6−[4−(N、N−ジメチルアミノ)ブチルアミ
ノ〕−1,2−ブロノぞンジオール ) ルエ75 rlAIVCfflカシf、= (2R
8) −1−0−ヘキーy−デシルー2−0−ペン:)
ルー5−O−CP−)ルエンスルホニ)v)グリセリン
(特願昭57−79179号明細書参考例6に記載の化
合物)200■及びN、N−ジメチル−1,4−ブタン
ジアミン5501n9をかきまぜながら10時間還流し
た。反応混合液にジエチルエーテ1v5Qdを加え、水
酸化ナトリウム水浴液で洗浄し、炭酸カリウムで乾燥後
減圧濃縮した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出溶媒
、クロロホルム、メタノール及びトリエチルアミンの混
合液)で精製して1次の物性値を有する標題化合物12
01J9を得た。
TLC(塩化メチレン:酢酸:エタノール:水=8:4
:2 : 1 ) :Rf=0.54゜ NMR:δ=7.5〜7.2 (5H,m)、 4.8
6〜4.5 (2H、q )。
5.9〜5.2 (51(、m )、 2.9〜2.0
(6H,m)。
2.19(6H,JP)、1.8〜1.0(!12H,
諺)、tO〜0.7(tH,簿)。
IR: シ=s6oo 〜3100.2910.284
0.1450cgL。
MSニル/g=504(M”)、503,458.39
<S。
実施例1において用いたN、N−ジメチル−1,4−ブ
タンジアミンの代わりに、N、N−ジメチル−1,3−
プロパンジアミンを用いて実施例1と同様にして次の化
合物を得た。
(a)  (2R8)−1−0−ヘキfデシy−2−0
−ベンジル−3−(3−(N、N−ジメチルアミノ)プ
ロピルアミノ)−1,2−プロパンジオール TL(3(クロロホルム;メタノールニトリエチルアミ
ン=10:2:0.05):R/=0.!l。
NMR:δ=7.54 (5)L AJ)、 4.68
 (2H、q )。
6.95〜!1.25(5H,簿)、2.9〜2A9(
4H,m)、2A9〜2.05 (5H,講)、2.2
(6H,#)。
1.95〜1.05(30,H,m)、10〜0.75
 (!lH,7K)。
IR: v=5600〜3100.2920.2850
.1450cx−1゜MS:幼=489(M”−1)、
 475.461.442.432.418.382゜ 参考例 1 (2R8)−1−0−ヘキfデシルー2−0−ペンdル
ー3−(N−44−(N、N−ジメチルアミノ)ブチル
〕−N −(ttrt−ブトキシカルボニル)アミン)
−1,2−プロパンジオール 3−[4−(N、N−)メチルアミノ)ブチルアミノ〕
体(実施例1で製造した。)92■、トリエチルアミン
0.21及び塩化メチレン5−の混合溶液に、塩化メチ
レン61に溶がしたジーtart−ブチルジカーボネー
ト60〜を水冷下で加え、室温で2時間かきまぜた。反
応混合物を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィ(溶出溶媒。
クロロホルム、メタノール及びトリエチルアミンの混合
液)で精製して、次の物性値を有する標題化合物105
■を得た。
TL(3(クロロホルム:メタノール(トリエチルアミ
ン=10 : 1 : 0.05 ) :Rf=0.2
7゜NM七δ−7,2(5H,#)、4.7〜4.4(
2H,q)。
4.0〜2.8 (9H,m)、 2−5〜2.0 (
2H,21り。
2.2 C6H,JP)、 1.9〜0.7 (35H
,m)、 1.34(9H,J)。
工Rニジ−2920,2840,1690c+++t−
1゜MS:m/−604(M”)、 547.531.
513.5o6゜497゜ 参考例 2 (2R3)−1−0−ヘキサデシル−2−0−はンジル
−6−(N−[l4−()リメチルアンモニオ)ブチル
)−N−(tart −フトキシカルポニル→アミノ)
−1,2−フロパンジオール・ヨーシト 3−(N−(4−(N、N−ジメチルアミノ)ブチル〕
−N −(tart−ブトキシカルボニル)アミン)体
(参考例1で製造した。)100■、ヨウ化メチル0.
15ゴ、炭酸水素カリウム151■及びメタノ−)v5
耐の混合溶液を室温で5時間かぎまぜた後減圧濃縮し、
得られた残留物にクロロホルムを加え、さらに無機物を
1別しだ後再び減圧濃縮して1次の物性値を有する標題
化合物109■を得た。
TLC”i(塩化メチレン:酢酸:エタノール:水=2
0:5:3 : 1 ) :Rf=0.38゜ NMR:δ=7.2(5H,z)、 4.8〜4.2C
2H,q)、6,9〜2.7(20H,m)、 2.0
〜0.7 (35H,Xl)、 1.4 (9H、#)
工Rニジ=3600〜5100.2920.2840.
16801 c!ILO 実施例 2 (2FtS) −1−0−ヘキサデシル−2−〇−ベン
ジルー6−14−(トリメチルアンモニオ)ブチルアミ
ノ)−1゜2−プロパンジオール・ヨーシト 3−(N−[4−()リメチルアンモニオ)ブチル−N
−(tart−ブトキシカルボニル)アミノ) 体(参
考例2で製造した。)109q、55%ヨウ化水素酸水
溶液(W/v)1m、クロロホルム51及びメタノール
1−の混合溶液を水冷下で60分間、さらに室温で2時
間かきまぜた後、少量のメタノールを含む水で洗浄し減
圧濃縮し、さらにトルエン共沸をした。得られた残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出溶媒、エタ
ノール、次いでクロロホルム、メタノール及び水の混合
液)で精製して1次の物性値を有する標題化合物20■
をワックス状物質として得た。
TL(3(クロロホルム:メタノール:酢酸:水=65
:35: 10 :(S) :Rf=0.41゜NMR
: a=7.46〜7.28 (5H,7K)、4.8
〜4.6 (2H,q )。
4.0〜.!1.86(IH,W)、3.74〜!1.
2(15H,nL)。
6.6〜2.6 (5H、m)、2.0〜1.4<5(
6H,扉)。
1.26 (26B 、 bJP)。
I R(KBr錠剤法)”、V−5600〜3100.
2920゜2840.1460cIL 0 MS二〜/、=458.3<S<S、353゜参考例 
3 (2R8) −1−0−ヘキサデシル−2−0−ベンジ
ル−3−フタルイミド−1,2−7’ロパンジオール窒
素雰囲気下、ジエチルアゾジカルボキシレート170〜
.  (2R8)−1−0−ヘキサデシル−2−。
−ベンジルグリセリン200■、フタルイミド144〜
.トリフェニルホスフィン256〜及び乾燥テトラヒト
a Eフラン51の混合溶液を室温で48時間かきまぜ
た後減圧濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィ(溶出溶媒、酢酸エチルとシクロヘキサ
ンの混合液)で精製して1次の物性値を有する標題化合
物(不純物として少量のジエチルヒrラゾジヵルボキシ
レートを含む。)224■を得た。
TL(3(酢酸エチル:シクロヘキサン=1:5):R
f=0.43゜ NMR:δ=78〜6.7 (9H、扉)、4.53(
2H,q)。
4.0〜6.0C7H,m)。
参考例 4 (2FLS) −1−0−ヘキff シル−2−0−ペ
ン)y−5−アミノ−1,2−プロパンジオール メタノール6ゴに溶かした6−フタル441体(参考例
6で製造した。)224jrlf?及びヒVラジン1水
和物24μノを6時間還流した後、減圧濃縮し、得られ
た残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出溶
媒、クロロホルム、メタノール及びトリエチルアミンの
混合液)で精製した後、クロロホルムとルーへキサンの
混合液を用いて結晶化を行い、得られたジエチルヒドラ
ゾジカルボキシレートの結晶を1別した。得られたr液
を再度シリカゲルカラムクロマトグラフィ(f#出浴溶
媒クロロホルム、メタノール及びトリエチルアミンの混
合液)で精製して次の物性値を有する標題化(66) 合物75.711&を得た。
TLC;(クロルホルム:メタノールニトリエチルアミ
ン=in :1 :0.05):’Rf=0.52゜N
MR:δ=7.98〜7.2 (5H,m)、 4.8
〜4.5 (2H、q )。
3.7〜3.2(5H,W)、2.95〜2.7(2H
,m)。
1.78〜1.02(28H,導)、1.0〜0.73
 (3H,屏)。
IRニジ=2920.2850儂 。
邸:m7g =405.391.514.299゜参考
例 5 (2R3) −1−0−ヘキサデシル−2−〇−はンジ
A−−6−(4−ブロモブチリルアミノ)−1,2−プ
ロパンジオール 窒素雰囲気下、乾燥テトラヒ)−″ロンラン1511!
lに浴かした4−ブロモ酪酸2B411&及びジシクロ
へキシルカルボジイミド401■を室温で1時間かきま
ぜた後、乾燥テトラヒドロフラン5dに溶かした3−ア
ンノ体(参考例4で製造した。)600〜を加えて、室
温で4時間かきまぜた。反応混合物を1過し、f5液を
減圧濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィ6η (溶出溶媒、酢酸エチルとシクロヘキサンの混合液)で
2回精製して1次の物性値を有する標題化合物552■
を得た。
TLO(酢酸エチル:シクロヘキサン=1:2):IR
f−〇、52゜ NMR:δ=7.2(5H,JP)、6.3〜5.5 
(I H、簿)。
4.7〜45C2H,q)、6.9〜5.3(9H,7
2L)。
IR:p=3300.2900,2840.1640c
IIL 0MS:tI/l=555(M”)、55!l
、476.447,445゜実施例 3 (2R8) −1−0−ヘキサデクルー2−0−ベンジ
ル−6−(4−()リメチルアンモニオ)ブチリルアミ
ノ〕=1.2−’ロノンジオール・プロミド9ブロモ体
(参考例5で製造した。)552■。
60チドリメチルアミン水溶液11d及びジメチルホル
ムアミFa30−の混合液を50Gで1時間かきまぜた
後、イソプロピルアルコール50IIJlを加えて減圧
濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
(溶出溶媒、クロロホルム、メタノール及び水の混合液
)で精製して1次の物性値を有する標題化合物2521
n9を白色粉末として得た。
TL(3(クロロホルム:メタノール:水=S5:35
:6):IV=Q、50゜ NMR:δ=7.5〜7.3 (51(、m)、 6.
8〜6.64 (IH,ll)。
4.75〜4.55 (2H、q )、 5.8〜6.
36(9H,簿)、3.3 (9H、z )、 2.4
6〜2.5(2H,7K)。
2.18〜1.95 (2)I 、 7K)、 1.6
8〜1.46(2H,m)。
14〜1.18 (2SH、XK)、 0.96〜0.
8 (6H,wh)。
IR(KBr錠剤法) : y=3600〜3100.
2900.2840.1650m  。
MS−〜’g=518,505,472.447,41
1゜融点ニア3−5〜74.5 C。
実施例 4 (2R8) −1−0−ヘキサデシル−3−(4−()
リメチルアンモニオ)ブチリルアミノ)−1,2−プロ
パンジオール・プロミド エタノール10WLtに溶かした2−0−ベンジル体(
実施例3で製造した。)233#にパラジウム炭素12
0〜と希臭化水素酸水溶液数滴を加え。
室温で2時間水素ガスを吹き込みながらかきまぜた。反
応終了後触媒を一過し、P液を減圧濃縮した。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶出溶媒、クロロ
ホルム、メタノール及び水の混合液)でN製して1次の
物性値を有する標題化合物199〜をワックス状l+k
JIXとして得た。
TLG(塩化メチレン:酢酸:エタノール:水=8:4
:2:1):Rf=0.68゜ N M R((3DOJ a + GD sOD浴液)
:δ=6.95〜6.77 (I H,□)、557〜
3.4(6H,771)。
3.4〜5.56C2H,m)、3.2C9H,hS)
、2.49〜2.35 (2H,7K)、2−2〜2.
0(2H,7IL)、1.7〜1.48 (2H、m)
、 1.45〜1.2 (26H,7K)。
0.95〜0.84(3H,711)。
工R(KBr錠剤法)ニジ=37oo〜!1ooo、2
900゜2840.1660cIIL 0 MSニジ/1=428.410,383,566.35
2,369゜296゜ 実施例 5 (2R8) −1−0−ヘキサデシル−2−〇−アセチ
ルー3−1:4−()!Jメチルアンモニオ)ブチリル
アミノコ−1,2−フロパンジオール−プロミド92−
ヒドロキシ体(実施例4で製造した。)70〜.無水酢
酸0.6 mg及びピリジン6dの混合液を4DCで一
夜かきまぜた後減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィ(浴出溶媒、クロ四ホルム、メタノ
ール及び水の混合液)で2回精製し1次の物性値を有す
る標題化合物52M9をワックス状物質として得た。
TLO(塩化メチレン:酢酸:エタノール:水−8=4
:2:1):Rf=0.44゜ NMR,δ=766〜7.48 (IH,7K)、5.
28〜5.1 (IH,m)。
4.0〜3.1(8H,m)、3.37(9H,#)。
2.65〜2.3 (2H、m)、 2.26〜2.0
 (2H、l1l)、2.15(3H,z)、1.64
〜1.44(2H,m)。
1.4〜1.12 (26H,m)、 0.98〜0.
8 (3H、m)。
I R(KBr錠剤法):V=3600〜3100.2
900゜2840.1730.1650cIrL−”。
MSHm/g=470.455.41i。
実施例 6 (2R8)−10−ヘキサデシル−2−〇−メチルアミ
ツカyvyN=ルー5− (4−() ’Jメチルアン
モニオ)’−IF−リルアミノ]−1,2−プロパンジ
オール・プロミド2−ヒドロキシ体(実施例4で製造し
た。)7QIv、クロロホルム3m/、ピリジンα1d
及びメチルイソシアネート0.25dの混合液を50〜
60Cで一夜かきまぜ、さらにメチルイソシアネ−)0
.5dを加え同温度で一夜かきまぜた。反応混合液を減
圧濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィ(溶出溶媒、クロロホルム、メタノール及び水
の混合液)で2回精製し。
次の物性値を有する標題化合物66■をワックス状物質
として得た。
TLC(塩化メチレン:酢酸:エタノール:水=8:4
:2:1):Rf=0.51゜ NMRCGDCI3+0D30D溶液):δ=5.09
〜4.85(1H,711)、 5−7〜!1.25(
8H,ZIL)。
3.18(9H,#)、2.75C6H,I)、2−3
7(2H,t)。
2.2〜1.97(2H,m)、1.65〜1.45(
2H,m)。
1.4〜t1 (26H,TIL)、 0.96〜0.
8 (5H,jX)。
IR(KBr錠剤法)ニジ=3700−3100.29
1o、2850゜1700.1640cm−’。
MS:m/=485,428.383,352.539
゜実施例 7 (2R3) −1−0−ヘキサデシル−2−0−ベンジ
ル−3−(4−()リメチルアンモニオ)ブチlJルア
ミノ〕−1,2−プロパンジオール・ブロミy 51.
繊維素ダルコン酸カルシウム(崩壊剤)20011&、
ステアリン酸マグネシウム(潤滑剤)100119及び
結晶セルロース971を常法により混合打錠して1錠中
(ほか3名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 〔式中、Aはイミノ基またはカルボニルアミノ基を表わ
    し、Rは炭素数8〜22の直鎖または分枝鎖アルキル基
    、あるいはフェニル基で置換された炭素数1〜5の直鎖
    または分枝鎖アルキル基を表わし、Rは。 ハロゲン原子、メトキシ基または炭素数1〜4の直鎖ま
    たは分枝鎖アルキル基を表わす。)で示される基を表わ
    し、 (1)  Aがカルボニルアミノ基を表わす場合には。 水素原子、式 GH2−@”  C式中 RY′は前記
    と同じ意味を表わす。)で示される基あるいは式COR
    またはC0NHRC式中、Rは炭素数1〜4の直鎖また
    は分枝鎖アルキル基あるいはフェニル基を表わす。)で
    示される基を表わし、Rは炭素数1〜8の直鎖または分
    枝鎖アルキレン基を表わし、Rはアミノ基、式 NHC
    OR(式中。 R7は炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖アルキル(式中
    、Rは炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖アルキル基を表
    わし、Y は酸の陰イオンを表わす、但し、複数のRが
    結合している場合にはそれらは同一であっても異なって
    いてもよいものとする。)で示される基を表わす。〕 で示される化合物、またはRかアミノ基、N18基また
    はN(R)2基を表わす場合には、その酸付加塩・ 2、  Rか炭素数12〜18の直鎖または分枝鎖アル
    キル基である特許請求の範囲第1項記載の化金物。 3.  Rかヘキサデシル基である特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の化合物。 4、  Aがイオノ基であり、Rが水素原子またはイン
    ジル基である時l’f請求の範囲第1項、第2項または
    第3項記載の化合物。 5、  Aがカルボ二ルアンノ基であり、R2が水素原
    子、インジル基、アセチル基またはN−メチルアミノカ
    ルボニル基である特許請求の範囲第1項。 第2項または第3項記載の化合物。 6、  Rがトリメチレン基、テトラメチレン基または
    はンタメチレン基である特許請求の範囲第1項乃至第5
    項のいずれかの項に記載の化合物・7、  Rがアミノ
    基、アセチルアミノ基、メチルアミノ基、ジメチルアミ
    ノ基またはトリメチルアンモニウムハライド基である特
    許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかの項に記載の
    化合物・8、化合物が(2R8)−1−0−ヘリデシに
    2−0−ベンジル−3−[4−(N、N−ジメチルアミ
    ノ)プチルアンノ〕−1.2−ブロー瘤ンジオールであ
    る特許請求の範囲第1項記載の化合物。 9、 化合物が(2R8)−1−0−ヘキサデシル−2
    −0−ベンジル−3−(3−(N、N−ジメチルアミノ
    )プロピルアミノ)−1,2−プロパンジオールである
    特許請求の範囲第1項記載の化合物。 10、化合物が(2R8) −1−0−ヘキサデシル−
    2−0−はンジル−3−(4−()リメチルアンモニオ
    )ブチルアミノ]−1.2−フロノ々ンジオールいライ
    ドである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 11、化合物が(2R3) −1−0−ヘキサデシル−
    2−o−ベンジル−8−[4−()リメチルアンモニオ
    )ブチリルアミノ)−1,2−プロパンジオール・ハラ
    イドである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 12、化合物が(2R8)−1−0−ヘキサデシル−3
    −[4−()リメチルアンモニオ)ゾチリルア?/]−
    1,2−プロノぞンジオール・ハライドである特許請求
    の範囲第1項記載の化合物。 13、化合物が(2R8)−1−0−ヘキサデシル−2
    −0−アセチル−3−[4−()リメチルアンモニオ)
    ノチリルアミノ]−1,2−プロパンジオール・ハライ
    ドである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 14、化合物が(2RB ) −1−0−ヘ* ?テV
    ルー2−0−メチルア考ノカルボニル−3−[4−()
    リメチルアンモニオ)ブチリルアミノ]−1.2−プロ
    パンジオール9ハツイドである特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。 15、一般式 (式中、すべての記号は特8/fHfl求の範囲第1項
    記載と同じ意味を表わす、) で示される化合物、または一般式 (式中、すべての記号は特許請求の範囲第1項記載と同
    じ意味を表わす。) で示される化合物の2位についているばンジル基を還元
    的に除去することを特徴とするそれぞれ一般式 (式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす・)で
    示される化合物、゛または一般式 (式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。)で
    示される化合物の製造方法。 16、(1)一般式 (式中、Rはアルキルスルホニル基またはアリルスルホ
    ニル基を表わし、その他の記号は特許請求の範囲第1項
    と同じ意味を表わす。)で示される化合物を、一般式 %式%(7) :(式中、すべての記号は特許請求の範囲第1項記載と
    同じ意味を表わす、) で示される化合物と、または一般式 %式%() (式中、すべての記号は特許請求の範囲第1項記載と同
    じ意味を表わす、) で示される化合物と反応させるか、または(Ml  一
    般式 (式中、 Z  lit、art−シトキシカルボニル
    基、−?ンジルオキシカルボニル基または0−ニトロフ
    ェニルチオ基を表わし、X は臭素原子またはヨウ累原
    子を表わし、その他の記号は前記と同じ意味を表わす。 ) で示される化合物のイミノ基の保護基を除去する反応に
    付し、さらに所望により塩交換反応に付すか、または、 (till  一般式 (式中、Rは水素原子もしくは炭素数1〜4の直鎖また
    は分枝鎖アルキル基を表わし、2 はtert−ノドキ
    シカルボニル基、インジルオキシカルボニル基または0
    −ニトロフェニルチオ基を表わし、その他の記号は前記
    と同じ意味を表わす。)で示される化合物の保護基を除
    去する反応に付すことを特徴とする一般式 (式中、Rは特許請求の範囲第1項記載と同じ意味を表
    わし、その他の記号は前記と同じ意味を表わす。) で示される化合物の製造方法。 17、 一般式 NHCOR(式中、すべての記号は特許請求の範囲第1
    項記載と同じ意味を表わす。)で示される基を表わし、
    その他の記号は特許請求の範囲第1項記載と同じ意味を
    表わす。〕 で示される化合物をアシル化またはベンゾイル化するか
    、または一般式 %式% (式中、Rは特許請求の範囲第1項記載と同じ意味を表
    わす。) で示されるアルキルイソシアナートと反応させることを
    特徴とする、それぞれ一般式 (式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。)で
    示される化合物、または一般式 (式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。)で
    示される化合物の製造方法。 18、一般式 (式中%2 はtort−ブトキシカルボニル基または
    O−ニトロフェニルチオ基を表わし、Rは水素原子もし
    くは炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖アルキル基を表わ
    し、その他の記号は特許請求の範囲第1項記載と同じ意
    味を表わす、)で示される化合物、または一般式 (式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。)で
    示される化合物の保護基を除去する反応に付すことを特
    徴とする、それぞれ一般式 (式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。)で
    示される化合物、または一般式 (式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。)で
    示される化合物の製造方法。 19、(+1一般式 (式中、すべての記号は特許請求の範囲第1項記載と同
    じ意味を表わす、) で示される化合物を、一般式 (式中、Rは特許請求の範囲第1項記載と同じ意味を表
    わし、Rは特許請求の範囲第18項記載と同じ意味を表
    わす。) で示される化合物と反応させるか、または(M)一般式 (式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。)で
    示される化合物をヨウ化低級アルキルまたは臭化低級ア
    ルキルと反応させるか、または(…)一般式 (式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。)で
    示される化合物を塩交換を行なう反応に付すか、または Qv)  一般式 ゛    (式中、z はtart−シトキシカルボニ
    ル基、ベンジルオキシカルボニル基または0−二トpフ
    ェニルチオ基を表わし、その他の記号は前記と同じ意味
    を表わす、) で示される化合物の保睦基を除去する反応に付すか、ま
    たは (■)一般式 (式中、すべての記号11前記と同じ意味を表わす。)
    で示される化合物と一般式 %式% (式中、すべての記号1″!、特許請求の範囲第1項記
    載と同じ意味を表わす、) で示される化合物を反応させることを特徴とする。 一般式 (式中、すべての記号は特許請求の範囲第1項記載と同
    じ意味を表わす。) で示される化合物の製造方法。 20、一般式 (式中、すべての記号は特許請求の範囲第1項記載と同
    じ意味を表わす。) で示されるグリセリン誘導体またはRかアミノ基、 N
    HR基またはN(R)  基を表わす場合には、その酸
    付加塩を有効成分として含有する血小板凝集阻害剤、抗
    喘息剤、抗アレルギー剤、抗炎症剤、血圧降下剤または
    抗腫瘍剤。
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