JPH04500112A - 内燃機関の燃料噴射装置のための燃料分配器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 内燃機関の燃料噴射装置のだめの燃料分配器背景技術 本発明は内燃機関の燃料噴射装置のだめの、請求の範囲第１項の上位概念に規定 した形式の燃料分配器から出発する。

このような燃料分配器は、例えばドイツ連邦共和国第３７３０５７１Ａ１号公報 に記載されている。燃料噴射弁を取り囲み燃料で満たされたリング室に基づき燃 料噴射弁は直接に燃料で取り囲まれかつこれによって冷却されている。燃料噴射 弁の冷却は燃料噴射弁の熱負荷を下げ、これによって全体的に内燃機関の高温始 動特性を改善する。

しかしながら燃料噴射弁の接線方向の流れは冷却能力の完全な活用を可能とせず 、それというのは燃料噴射弁の周囲を完全に取り巻く流れが達成されないからで ある。

発明の利点 本発明に基づく請求の範囲第１項の特徴を有する燃料分配器は、各燃料噴射弁に 配属された流動ブラインドによって燃料噴射弁のほぼ３６ｃｆにわたる周囲の洗 浄が強制的に得られるという利点を有している。これによって弁ケーシングが大 きなケーシング範囲にわたつて燃料でよシ強く洗われ、ひいては冷却効果が改善 される。改善された冷却作用は内燃機関の運転中の燃料噴射弁の温度レベルを低 くシ、その結果内燃機関の停止段階で燃料噴射弁に生じる最大温度がすでに低く 位置する。このような低い温度レベルによって、内燃機関の停止段階中の燃料内 の気泡形成が少なくなる。

このような熱い停止段階の内燃機関の始動（高温始動）に際し弁ケーシングが表 面全体を急速にかつ強く冷却され弁室に新鮮な冷えた燃料が供給される。燃料内 の蒸気気泡は凝縮され、一部は破壊され、その結果内燃機関の高温始動特性が著 しく改善される。

別の請求項に記載した手段によって、請求の範囲第１項に述べた燃料分配器の有 利な改良が可能である。

図　面 本発明を図面に示した実施例に基づき以下に詳細に説明する。

第１図は４気筒型の内燃機関の燃料噴射装置のだめの燃料分配器の側面図 第２図は第１図の線■−■に沿った断面図第３図は第１図の線１−璽に沿った断 面図実施例の説明 ４気筒内燃機関の燃料噴射装置のための、第１図においては側面でかつ第２図及 び第３図においては異なる断面で見られる燃料分配器は、電磁式に繰作可能な４ つの燃料噴射弁１０の保持、燃料供給及び電気的な接触に役立つ。燃料分配器は 長く延びる分配器ケーシング１１を有しており、分配器ケーシングは軸線方向の 間隔を置いて形成された４つの受容孔１２、及び同、心的な２つの、燃料通路を 有しており、径の大きい方の燃料通路が燃料噴射弁１０へ燃料を供給するための 供給通路１３として用いられ、かつ供給通路１３の内部を延びる径の小さい方の 燃料通路が燃料タンク（図示せず）へ燃料を戻すだめの戻し通路１４として用い られる。供給通路１３と戻し通路１４とは圧力調整弁１５を介して互いに接続さ れていて、かつ自由端部でそれぞれ接続部１６若しくは１７に接続されている。

燃料の流れ方向が接続部１６．１７において矢印で示しである。

供給通路１３は受容孔１２に接して案内されていて、かつ孔壁若しくは通路壁を 貫通する開口１８を介して受容孔１２に接続している。各受容孔１２内に燃料噴 射弁１０が液密に差し込まれており、このことは２つの０・リング１９．２０（ 第３図）を用いて行われる。

階段状に構成された弁ケーシング２１はこの場合リングフランジ２２で以て、受 容孔１２を同軸的に取り囲むリング肩部２３に支えられていてかつ、見えない燃 料噴射開口を備えた開口管片２４で以て受容孔１２から突出している。弁ケーシ ング２１の段部によって弁ケーシング２１と受容孔１２の孔壁との間にリング室 ２５が形成され、このリング室は常に燃料で満たされている。このリング室２５ からは弁ケーシング２１の内部の弁室にメツシュ部材２６を介して燃料が供給さ れる。受容孔１２内へ燃料噴射弁１０を差し込んだ後に分配ケーシング１１に、 受容孔１２内での燃料噴射弁１０のロックのためにも役立つ接触条片２７が装着 され、この接触条片は分配器ケーシング１１と同じようにプラスチックから成っ ている。接触条片２７内には４つのプラグ２８が配置されており、各プラグ２８ は１つの燃料噴射弁１０に配属されていて、該燃料噴射弁の電気的な接触のため に役立つ。

供給通路１３内を流れ弁ケーシング２１の近くを通過する燃料による弁ケーシン グ２１の大きな面での高められた冷却作用を得るために、供給通路内に各受容孔 １２に所属して流動ブラインド２９が配置してあり、この流動ブラインドは開口 １８に対し、ひいては受容孔１２に対し若しくは燃料噴射弁１０の弁ケーシング ２１に対してほぼ中央に位置している。この流動ブラインド２９によって燃料が 配属された弁ケーシング２１をほぼ３６０°取シ巻いて流れるように強いられる 。各流動ブラインド２９はプレート３０によって形成されており、このプレート が供給通路１３の開口１８及び流動方向に対して横方向に向けられていて、かつ 供給通路１３の通路壁に対して小さなリング間隙３２を開放している。すべての プレート３０は戻し通路１４に取シ付けられている。このために第３図から明ら かなように、戻し通路１４が円形と異なる横断面プロフィールを有しており、横 断面プロフィールの１つの寸法はこれに対して直角方向の寸法よりも大きくなっ ている。第３図の実施例において横断面プロフィールは角隅部の丸められたほぼ 長方形である。各プレート３０は中央に開口３１を有しており、開口の横断面は 戻し通路１４の横断面プロフィールにほぼ相応していてかつこの横断面プロフィ ールに対して９Ｃｆ’回動させである。プレート３０はプレートの最終位置に対 して９０’回動させて開口３１で以て戻し通路１４に押しはめられ、次いで個別 の受容孔１２におけるそれぞれの配属位置で最終位置へ９０°回動させられる。

これによってプレート３０が戻し通路１４上に締め付けられかつそこに摩擦接続 的に保持される。

本発明は説明した実施例に限定されない。燃料流れの方向を転向することによっ て燃料通路１４が供給通路の機能を、かつ燃料通路１３が戻し通路の機能を行っ てよい。このためにはもっばら接続部１６が燃料タンクに、かつ接続部１７がフ ィードポンプ（図示せず）に接続されるだけでよく、フィードポンプが燃料を燃 料タンクから吸い込み、燃料噴射弁１０へ吐出する。

特表千４−５００１１２　（ａ） 国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．内燃機関の燃料噴射装置のための燃料分配器であつて、長く延びる弁ケーシ ングを備えており、弁ケーシングが軸線方向の間隔を置いて形成された複数の受 容孔及び軸線方向に延びる少なくとも１つの燃料通路を有しており、燃料通路が 受容孔の近くを接線方向に通過していてかつ、孔壁若しくは通路壁を貫通するそ れぞれ１つの開口を介して受容孔に接続しており、それぞれの受容孔内に燃料で 周囲を洗浄するために役立つリング室を残した状態で孔壁に対して液密に差し込 まれた複数の燃料噴射弁を備えており、燃料噴射弁の弁室が少なくとも１つの流 入口を介してリンク室に接続しており、燃料噴射弁がそれぞれ１つの燃料噴射開 口で以て受容孔から突出している形式のものにおいて、燃料通路（１３）内に流 動ブラインド（２９）が各受容孔（１２）に所属して開口（１８）に対してほぼ 中央に配置されていることを特徴とする、内燃機関の燃料噴射装置のための燃料 分配器。 ２．各流動ブラインド（２９）が１つのプレート（３０）によつて形成されてお り、プレートが開口（１８）に対してかつ燃料通路（１３）内の流れ方向に対し て横方向に配置されていて、かつ燃料通路（１３）の通路壁に対してリング間際 （３２）を開放している請求の範囲第１項記載の燃料分配器。 ３．燃料通路（１３）内を第２の燃料通路（１４）が延びており、この場合一方 の燃料通路（１３）が燃料噴射弁（１０）への燃料供給にかつ、他方の燃料通路 （１４）が燃料噴射弁（１０）からの燃料戻しに用いられており、プレート（３ ０）が第２の燃料通路（１４）上に取り付けられている請求の範囲第２項記載の 燃料分配器。 ４．第２の燃料通路（１４）が円形と異なる横断面を有しており、横断面の１つ の寸法がこの寸法に対して直角方向の寸法よりも大きくなつており、プレート（ ３０）が中央にほぼ同じであつてしかしながら９０°回動させられたプロフィー ルの開口（３１）を有しており、プレート（３０）が第２の燃料通路（１４）に 押しはめられかつ９０°の回動の後に摩擦接続的に保持されるようになつている 請求の範囲第３項記載の燃料分配器。 ５．両方の燃料通路（１３，１４）が分配器ケーシング（１１）内に配置された 圧力調整弁（１５）を介して互いに接続されており、各燃料通路（１３，１４） が自由端部で以て分配器ケーシング（１１）から突出する接続部（１６，１７） に接続されている請求の範囲第３項又は第４項記載の燃料分配器。